JPH10199348A - マークチューブ挿着装置 - Google Patents

マークチューブ挿着装置

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Publication number
JPH10199348A
JPH10199348A JP9005781A JP578197A JPH10199348A JP H10199348 A JPH10199348 A JP H10199348A JP 9005781 A JP9005781 A JP 9005781A JP 578197 A JP578197 A JP 578197A JP H10199348 A JPH10199348 A JP H10199348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
electric wire
mark
guide pin
clamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP9005781A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Igarashi
伸 一 五十嵐
Masayuki Hirota
田 正 幸 広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Automatic Machine Co Ltd
Original Assignee
Japan Automatic Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Automatic Machine Co Ltd filed Critical Japan Automatic Machine Co Ltd
Priority to JP9005781A priority Critical patent/JPH10199348A/ja
Publication of JPH10199348A publication Critical patent/JPH10199348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マークチューブの外形寸法にかかわりなく、
マークチューブを確実に電線の先端部に挿着する。 【解決手段】 電線クランプ38とチューブ供給部20
との間に、回転アクチュエータ13により回動する駆動
シリンダ14が設けられている。駆動シリンダ14には
マークチューブTが装着されるガイドピン15が固着さ
れ、ガイドピン15の外周に、駆動シリンダ14のロッ
ド14aにより駆動されるチューブプッシャ17とチュ
ーブクランプ18が摺動自在に設けられている。チュー
ブ供給部20から供給されたマークチューブTはガイド
ピン15に挿着され、その後駆動シリンダ14およびガ
イドピン15が180°回動する。ガイドピン15のマ
ークチューブTは、チューブプッシャ17に押出されて
電線Wの外周に挿着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線の先端部に、マ
ークが印字されたマークチューブを挿入するマークチュ
ーブ挿着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマークチューブ挿着装置とし
て、電線を把持する電線クランプと、マークが印字され
たマークチューブを把持するチューブクランプとを備え
たものが知られている。
【0003】このようなマークチューブ挿着装置におい
て、チューブクランプに把持されたチューブに対してま
ず印字が施されるとともに、チューブが所定長に切断さ
れてマークチューブが作製される。その後チューブクラ
ンプに把持されたマークチューブは、電線クランプに把
持された電線の先端部外周に挿着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のマ
ーク挿着装置において、チューブクランプに把持された
マークチューブは、電線クランプに把持された電線の外
周に挿着される。
【0005】この場合、マークチューブの外形寸法には
ばらつきがあって、チューブクランプによってチューブ
を確実に把持することができない場合がある。
【0006】このようにチューブクランプによってマー
クチューブを確実に把持することができない場合は、チ
ューブクランプからマークチューブが抜け落ちてしまう
ことがあり、このためマークチューブの挿着作業に支障
が生じている。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、マークチューブを確実に電線の先端部に挿
着することができるマークチューブ挿着装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線を把持す
る電線クランプと、電線クランプに対向して設けられマ
ークチューブを供給するチューブ供給部と、電線クラン
プとチューブ供給部との間に設けられ、回動することに
より電線クランプ側またはチューブ供給部側へ向くとと
もに、チューブが装着されるガイドピンと、ガイドピン
の外周に摺動自在に設けられ、マークチューブを電線ク
ランプに把持された電線外周へ挿着するチューブプッシ
ャと、を備え、電線クランプ近傍に、マークチューブを
電線外周へ導くチューブガイドを設けたことを特徴とす
るマークチューブ挿着装置である。
【0009】本発明によれば、チューブ供給部よりマー
クチューブが供給され、このマークチューブはチューブ
供給部側を向いたガイドピンに装着される。次にガイド
ピンが電線クランプに把持された電線側へ回動し、ガイ
ドピンに装着されたマークチューブがチューブプッシャ
により電線側へ押出される。このようにチューブプッシ
ャによりマークチューブを押出すことにより、マークチ
ューブがチューブガイドにより電線外周へ案内され、そ
の後マークチューブが電線クランプに把持された電線の
外周に確実に装着される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図9は本発明によ
るマークチューブ挿着装置の一実施の形態を示す図であ
る。
【0011】まず図9によりマークチューブ挿着装置が
設けられた電線圧着装置全体について説明する。電線圧
着装置40は、図9に示すように電線Wを供給する電線
フィーダ46と、供給された電線Wを所定長だけ切断す
る電線カッタ47とを備え、電線フィーダ46に隣接し
て本発明によるマークチューブ挿着装置10が設けられ
ている。
【0012】マークチューブ挿着装置10は、電線Wの
先端部に識別用マークが印字されたマークチューブT
(図1参照)を挿入するものである。マークチューブT
が挿入された電線Wは、その後先端ストリップ部41へ
送られて電線Wの先端部の被覆部が剥離され、圧着部4
2,43において電線Wの両端部に端子48,48が圧
着される。両端部に端子48,48が圧着された電線W
は、その後排出ユニット44から外方へ排出される。こ
の間の作業工程中、電線Wは搬送部45によって順次搬
送されるようになっている。
【0013】次に図1乃至図8によりマーク挿着装置1
0について詳述する。図1乃至図8に示すように、マー
ク挿着装置10はベース11上に設けられた取付板12
と、取付板12に取付けられた回転アクチュエータ13
とを備えており、回転アクチュエータ13には駆動シリ
ンダ14が固着されている。
【0014】また駆動シリンダ14には、マークチュー
ブTが挿着されるガイドピン15が固着されており、さ
らにガイドピン15の外周にはマークチューブTを電線
Wの外周に押込むチューブプッシャ17が摺動自在に設
けられている。すなわちチューブプッシャ17は駆動シ
リンダ14のロッド14aに固着され、駆動シリンダ1
4により駆動されてガイドピン15の外周を摺動するよ
うになっている。またチューブプッシャ17には、チュ
ーブプッシャ17とともにガイドピン15の外周を摺動
するチューブクランプ18が取付けられている。このチ
ューブクランプ18はマークチューブTを開閉自在に把
持するものである。さらにまた駆動シリンダ14のロッ
ド14aには押出ピン16が固着されている。
【0015】また、図1に示すように取付板12の右側
には、一対のフィードローラ20a,20bからなるチ
ューブ供給部20が配設されており、一対のフィードロ
ーラ20a,20bのうちフィードローラ20aは、ベ
ース11上の支持台21に設けられたフィードモータ2
2により駆動されるようになっている。
【0016】図1において、ガイド23を経たチューブ
Tはチューブ供給部20を経てガイド24を通り、ガイ
ドピン15側へ供給されるようになっている。また、図
1に示すようにガイド24を経たチューブTに対して印
字ヘッド19により必要な識別用マークが施され、その
後チューブTはガイド24の左端に設けられたカッタ2
5により所定長に切断される。
【0017】また図1に示すように取付板12の左側に
は、ベース11上に固定された固定台35が設けられ、
固定台35には水平方向に延びる一対のガイドバー3
0,30が取付けられている。
【0018】ガイドバー30,30には、取付ブロック
31がガイドバー30,30に沿って摺動自在に設けら
れている。図1に示すように、ガイドバー30,30の
更に左方には、電線Wを把持する電線クランプ38が移
動可能に設けられており、ガイドバー30,30に設け
られた取付ブロック31にはマークチューブTを電線ク
ランプ38に把持された電線Wの外周に導くチューブガ
イド32が設けられている。すなわち取付ブロック31
には、駆動シリンダ37を介して開閉シリンダ36が取
付けられており、チューブガイド32は開閉シリンダ3
6の上部に取付けられている。そしてチューブガイド3
2は駆動シリンダ37によって上下方向に駆動されると
ともに、開閉シリンダ36によって開閉するようになっ
ている。
【0019】また、取付ブロック31と固定台35との
間にはスプリング34が設けられており、このスプリン
グ34によって取付ブロック3は常時固定台35側へ付
勢されている。
【0020】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について、図2乃至図6により説明する。ここで
図2乃至図6はマークチューブ挿着装置10の平面図で
ある。まず図2に示すように、電線クランプ38によっ
て把持された電線Wが、水平方向にチューブガイド32
まで搬送される。この場合、チューブガイド32は開閉
シリンダ36によって開となっている。またガイドピン
15は、チューブ供給部20側を向いている。次にガイ
ド24を通ったチューブTがチューブ供給部20のフィ
ードローラ20a,20bによって駆動され、ガイド2
4に案内されてガイドピン15の外周に装着される。
【0021】次に図3に示すように、チューブTの外面
に対して印字ヘッド19によりマークが施され、その後
チューブクランプ18が開閉シリンダ18aによって駆
動されてチューブTを把持する。次にチューブTは、駆
動部25a(図1参照)により駆動するカッタ25によ
って所定長に切断され、このようにしてマークチューブ
Tが得られる。この間、チューブガイド32は開閉シリ
ンダ36により閉となり、電線Wの先端部を把持する。
【0022】次に図4に示すように、取付板12に設け
られた回転アクチュエータ13によって駆動シリンダ1
4およびガイドピン15が180°回動し、ガイドピン
15に装着されたマークチューブTがチューブガイド3
2に把持された電線Wの近傍に達する。
【0023】その後駆動シリンダ14が駆動して、ロッ
ド14aが駆動シリンダ14の左方に延びる。この場
合、チューブクランプ18およびチューブプッシャ17
が図4の左方へ移動し、マークチューブTの外周がチュ
ーブクランプ18によって把持されながら、マークチュ
ーブTの右端がチューブプッシャ18によって押圧され
る。これによってガイドピン15に装着されたマークチ
ューブTがチューブガイド32に把持された電線Wに向
って進行する。この場合、マークチューブTはチューブ
ガイド32の案内孔32aによって電線W側へ案内さ
れ、電線Wの外周へ挿着される。
【0024】次に図5に示すように、駆動シリンダ14
が駆動してロッド14aが更に左方へ延び、これによっ
て押出ピン16が取付ブロック31に当接する。押出ピ
ン16が取付ブロック31に当接した後、取付ブロック
31が押出ピン16によってガイドバー30,30に沿
って移動し、チューブガイド32が電線Wに沿って図5
の左方へ移動する。この間電線Wはその位置にとどま
り、チューブプッシャ17およびチューブクランプ18
が左方へ移動する。このようにしてチューブプッシャ1
7がマークチューブTの右端を更に押出し、マークチュ
ーブTを、電線Wに深く挿着する。
【0025】このようにして電線Wに対すチューブTの
挿着作業が終了すると、チューブガイド32が開閉シリ
ンダ36により開となり、また駆動シリンダ37によっ
て下方へ降下する。同時にチューブクランプ18が開と
なる。
【0026】その後、回転アクチュエータ13によって
駆動シリンダ14およびガイドピン15が180°回転
し、図2の位置まで戻る。同時に取付ブロック31はス
プリング34の力によって固定台35側へ戻る。次にマ
ークチューブTが挿着された電線Wは、電線クランプ3
8によって水平方向に(図6の下方へ)移動し、新たな
電線Wが電線クランプ38によってチューブガイド32
に達する。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、マー
クチューブTをガイドピン15に装着し、次にガイドピ
ン15に装着されたマークチューブTをチューブクラン
プ18で把持した状態でチューブプッシャ17により押
出すことにより、マークチューブTを容易かつ確実に電
線Wの外周に装着することができる。この場合、マーク
チューブTはガイドピンに装着されるので、マークチュ
ーブTを外方から把持するだけでマークチューブでTを
保持する場合に比較して、マークチューブの外形寸法に
かかわりなく、マークチューブTをカイドピンを介して
電線Wに確実に装着することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ューブ供給部からのマークチューブをガイドピンに装着
し、次にガイドピンに装着されたマークチューブをチュ
ーブプッシャによりチューブガイドに沿って案内しなが
ら電線側へ押出すので、マークチューブを外方から把持
するだけで電線に装着する場合に比較して、マークチュ
ーブの外形寸法にかかわりなく確実に電線に装着するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチューブ挿着装置の一実施の形態
を示す側面図。
【図2】本発明によるチューブ挿着装置の作用を示す平
面図。
【図3】本発明によるチューブ挿着装置の作用を示す平
面図。
【図4】本発明によるチューブ挿着装置の作用を示す平
面図。
【図5】本発明によるチューブ挿着装置の作用を示す平
面図。
【図6】本発明によるチューブ挿着装置の作用を示す平
面図。
【図7】図1のVII 線方向矢視図。
【図8】本発明によるチューブ挿着装置の斜視図。
【図9】チューブ挿着装置を組み込んだ電線圧着装置の
全体図。
【符号の説明】
10 マークチューブ挿着装置 13 回転アクチュエータ 14 駆動シリンダ 15 ガイドピン 16 押出ピン 17 チューブプッシャ 18 チューブクランプ 20 チューブ供給部 25 カッタ 30 ガイドバー 31 取付ブロック 32 チューブガイド 32a 案内孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線を把持する電線クランプと、 電線クランプに対向して設けられマークチューブを供給
    するチューブ供給部と、 電線クランプとチューブ供給部との間に設けられ、回動
    することにより電線クランプ側またはチューブ供給部側
    へ向くとともに、チューブが装着されるガイドピンと、 ガイドピンの外周に摺動自在に設けられ、マークチュー
    ブを電線クランプに把持された電線外周へ挿着するチュ
    ーブプッシャと、を備え、 電線クランプ近傍に、マークチューブを電線外周へ導く
    チューブガイドを設けたことを特徴とするマークチュー
    ブ挿着装置。
  2. 【請求項2】ガイドピンの外周に、チューブプッシャと
    ともにガイドピン上を摺動しかつマークチューブを把持
    するチューブクランプを設けたことを特徴とする請求項
    1記載のマークチューブ挿着装置。
JP9005781A 1997-01-16 1997-01-16 マークチューブ挿着装置 Pending JPH10199348A (ja)

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JP9005781A JPH10199348A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 マークチューブ挿着装置

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JP9005781A JPH10199348A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 マークチューブ挿着装置

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Publication Number Publication Date
JPH10199348A true JPH10199348A (ja) 1998-07-31

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ID=11620662

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JP9005781A Pending JPH10199348A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 マークチューブ挿着装置

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JP (1) JPH10199348A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013243102A (ja) * 2011-09-08 2013-12-05 Boeing Co:The スリーブ取外し装置
US10220535B2 (en) 2011-09-08 2019-03-05 The Boeing Company Systems and methods of separating tubing sleeves from a tubing holder
US10226877B1 (en) 2011-09-08 2019-03-12 The Boeing Company Systems and methods of separating tubing sleeves from a tubing holder

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