JP3770576B2 - シール機構 - Google Patents

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JP3770576B2
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NEC Tokin Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、この工程の中の包装材でワークを胴巻きした後の包装材の開口端を熱融着(heat seal)により封止を行うシール機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12には、外形直方体あるいは立方体上のワーク22をフィルム等の薄葉の包装材21で折りたたみ包装を行う際の各工程が示されている。
【0003】
図15は従来の包装材11の開口端13のシール工程を表している。図15(a)では、ワーク12を包装材11で胴巻きし、図15(b)では、包装材11の開口端13をワーク12に沿って上下の折込板14−1,14−2で順番に折る。図15(c)では、上方に退避していたヒーターブロック15を下降させ、図15(d)では、更に前進させ、包装材11の重なり合わせ面をシールする。
【0004】
また、図14のように、ヒーターブロック上下用シリンダ15−2と前後用シリンダ15−1との2本のシリンダが必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、折込板を動作させた状態でヒーターブロックをシール面に当接させなくてはならなく、シール面積が小さいため強度不足となる。そのため、次工程等でシール部分が剥がれてしまい、不良品となってしまう問題点があった。
【0006】
また、2本のシリンダを必要とするためコスト高となっていた。
【0007】
そこで、本発明の技術的課題
(目的)は、シール部が剥がれず、コストの低いいシール機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ワークをフィルム状包装材で折りたたみ包装を行う際に、該ワークを該包装材で胴巻き後、該包装材の開口両端を形成し、該開口両端を重ねて熱融着するヒーターブロックを備えるシール機構において、前記ヒーターブロックには、前記ワークと当接する当接面中央部に摺動自在の先端が球状で外形円筒状の押えピンが、取り付けられていることを特徴とするシール機構が得られる。
【0009】
【作用】
熱融着シールを行うヒーターブロックの当接面中央部には、先端が球状の押えピンが、板バネにより付勢され、摺動自在に取り付けられている。1本のスライドレールに2個のスライダ部材が取付けられている。上側の第1スライダにはヒーターブロックを支持するアームが回動軸に取り付けられる一方、回動軸の別端には先端にカムローラを持ったL形レバーが支持されている。下側の第2スライダには前記カムローラが当接するカム面を有し上下駆動用シリンダのロッド先端が係止されている。
【0010】
また、第1スライダのL形レバーのカムローラとは別端部と第2スライダとを引張バネで付勢している。また第1スライダ1と第2スライダの動作位置決め用のストリッパブロックがスライダ部材のスライドレールと同一面上に設置してある。
【0011】
このように、本発明ではヒーターブロックの当接面中央部に押えピンを配置したことにより、一度フィルムの重なり合わせ面を押えピンで押さえ付けることにより折込板を戻しても、包装材の開口端がバラケなくなる。
【0012】
さらにヒーターブロック全面をワークに押し付けることでシール面全面をシールすることができる。その上、1本のスライドレール上に2個のスライダ部材を配置することで、従来、2本のシリンダが必要だった動作を1本のシリンダで行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態によるシール機構を図面を用いて説明する。
【0014】
図13を参照して、このシール機構は、熱融着シールを行うヒーターブロック25と、ワーク22と当接する当接面中央部に摺動自在に取り付けられた先端が球状で外形円筒状の押えピン26とを備え、押えピン26を付勢する板バネ38を備えるものである。
【0015】
図12に示されたワーク22を包装材21で胴巻きしてから熱融着によりシールを行うまでの工程を参照しながら、図13(a)では、包装材21でワーク22を胴巻きする。図13(b)では包装材21の開口端23をワーク22に沿って上下の折込板24−1,24−2で順番に折り、(c)上方に退避していたヒーターブロック25を下降・前進させ、板バネ38により付勢された押えピン26により包装材21の重なり合わせ面を押え、(d)折込板24を戻し包装されたワーク22を矢印方向に移動させ、押えピン26を抜くことにより、シール面の全面をシールすることができる。
【0016】
図1を参照して、本発明の実施の形態によるシール機構の詳細な構成を説明する。なお、板バネ38が押えピン26を付勢している。
【0017】
スライドレール27上の第1スライダ28に回動軸30が回動自在に支持されており、一方の軸端はヒーターブロック25を取付けたアーム31が支持され、他端は引っ張りバネ32の一端が掛けられ第2スライダ29の軌道面に押し当てられるカムローラ33を持ったL形レバー34が取付けられている。
【0018】
また、引っ張りバネ32の他端は第2スライダ29に支持されている。即ちバネ32はカムローラ13を第2スライダ29の軌道面に押し当て、さらに第1スライダ28と第2スライダ29とを引き合わせる役目を持っている。なお、第2スライダ29はシリンダ35のロッド36が係止されている。
【0019】
図2〜11は本発明によるシール機構の動作図である。図2〜4、図8及び図9は図1をA方向、図5〜7、図10及び図11は図1をB方向から見た状態を示している。初期状態の図2及び図5から第2スライダ29を引き下げる方向にシリンダ35を駆動すると、図3及び図6を参照して、まず、第1スライダ28がストッパ37のC面に当接し、第1スライダ28の下降が止る。
【0020】
図4及び図7を参照して、更に下降を続けると、第2スライダ29のみが下降しながらカムローラ33が軌道面に沿って移動する。レバー34と回動軸30が回動しアーム31に支持されたヒーターブロック25が回転運動を行い、押えピン26が包装材21の重なり合わせ円を押える。
【0021】
図8及び図10に示す様に折込板24−1、24−2を戻しても包装材21の開口端がバラケずにシール面全面をシールすることができる。
【0022】
また、図9及び図11には、ワーク22をヒーターブロック25に押し付ける際、ワーク22のシール面に過剰な力が加わらない様にレバー34が押し付け力を吸収し、揺動している状態を示している。
【0023】
【発明の効果】
以上示した様に、本発明の構成によりシール面全面をシールすることができるので、強度が増し、シール部品が次工程等で被れる可能性がなくなり、品質を上げることができる。
【0024】
また、従来は高価な回り止めシリンダを2本用いていたが、本発明では安価な円筒状のシリンダを用いる事ができるため、コストも安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール機構の要部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のシール機構を図1のA方向から見た状態を示す第1(初期状態)動作図である。
【図3】本発明のシール機構を図1のA方向から見た状態を示す第2動作図である。
【図4】本発明のシール機構を図1のA方向から見た状態を示す第3動作図である。
【図5】本発明のシール機構を図1のB方向から見た状態を示すもので、図2の第1動作図に対応する。
【図6】本発明のシール機構を図1のB方向から見た状態を示すもので、図3の第2動作図に対応する。
【図7】本発明のシール機構を図1のB方向から見た状態を示すもので、図4の第3動作図に対応する。
【図8】本発明のシール機構を図1のA方向から見た状態を示す第4動作図である。
【図9】本発明のシール機構を図1のA方向から見た状態を示す第5(揺動状態)動作図である。
【図10】本発明のシール機構を図1のB方向から見た状態を示すもので、図8の第4動作図に対応する。
【図11】本発明のシール機構を図1のB方向から見た状態を示すもので、図9の第5動作図に対応する。
【図12】包装工程図である。
【図13】本発明のシール工程図である。
【図14】従来のシール機構の斜視図である。
【図15】従来のシール工程図である。
【符号の説明】
21 包装材
22 ワーク
23 包装材21の開口端
24−1,24−2 折込板
25 ヒーターブロック
26 押えピン
27 スライドレール
28 第1スライダ(スライダ部材)
29 第2スライダ(スライダ部材)
30 回動軸
31 アーム
32 引っ張りバネ
33 カムローラ
34 L形レバー
35 上下駆動用シリンダ
36 シリンダ35のロッド
37 ストッパ
38 板バネ

Claims (6)

  1. ワークをフィルム状包装材で折りたたみ包装を行う際に、該ワークを該包装材で胴巻き後、該包装材の開口両端を形成し、該開口両端を重ねて熱融着するヒーターブロックを備えるシール機構において、
    前記ヒーターブロックには、前記ワークと当接する当接面中央部に摺動自在の先端が球状で外形円筒状の押えピンが、取り付けられていることを特徴とするシール機構。
  2. 請求項1に記載のシール機構において、前記押えピンの摺動を付勢する板バネを更に有することを特徴とするシール機構。
  3. 請求項1に記載のシール機構において、一端および他端を持つ回動軸と、該一端に取り付けられ前記ヒーターブロックを支持するアームと、前記他端には先端にカムローラを持ったL形レバーと、該L形レバーと前記アームとの間に設けたスライダ部材と、該スライダ部材を保持するスライドレールとを更に有することを特徴とするシール機構。
  4. 請求項3に記載のシール機構において、前記スライダ部材は第1スライダであって、同一の前記スライダレール上で前記カムローラが当接するカム面を持つ第2スライダを更に有し、該第2スライダには上下駆動用シリンダのロッド先端が連結されていることを特徴としたシール機構。
  5. 請求項4に記載のシール機構において、前記L形レバーのカムローラとは反対側にある別端部と前記第2スライダとを付勢するための引張バネを更に備えることを特徴とするシール機構。
  6. 請求項5に記載のシール機構において、前記第1スライダと第2スライダとの動作位置決め用のストッパブロックを更に有することを特徴とするシール機構。
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