JP3768819B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造置技術に関し、特に、半導体装置の製造工程におけるリソグラフィ技術に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
LSI(Large Scale Integrated circuit)等を含む半導体装置の製造においては、微細パターンを半導体ウエハ上に形成する方法として、リソグラフィ技術が用いられる。このリソグラフィ技術としては、フォトマスク上に形成されているパターンを縮小投影光学系を介して半導体ウエハ上に繰り返し転写する、いわゆる光学式投影露光方法が主流となっている。露光装置の基本構成については、例えば特開2000-91192号公報に示されている。
【0003】
投影露光法における半導体ウエハ上での解像度Rは、一般に、R=k×λ/NAで表現される。ここにkはレジスト材料やプロセスに依存する定数、λは照明光の波長、NAは投影露光用レンズの開口数である。この関係式から分かるように、パターンの微細化が進むにつれて、より短波長の光源を用いた投影露光技術が必要とされている。現在、照明光源として水銀ランプのg線(λ=438nm)、i線(λ=365nm)やKrFエキシマレーザ(λ=248nm)を用いた投影露光装置によって、LSIの製造が行なわれている。更なる微細化を実現する目的で、より短波長のArFエキシマレーザ(λ=193nm)やF2エキシマレーザ(λ=157nm)の採用が検討されている。但し、一般に短波長になるほど露光装置やプロセスにかかるコスト及びメンテナンスコストがかかるため、複数の露光光源を組み合わして半導体装置を製造している。代表的な例としては、半導体装置の製造工程に応じて、i線とKrFエキシマレーザとを使い分けて半導体装置を製造している。
【0004】
一般的なフォトマスクは、露光光に透明な石英ガラス基板上に遮光膜としてクロム等からなる薄膜を形成した構造を有する。このようなフォトマスクは、石英板にクロム膜が形成された石英ガラス基板の上に、レジストを塗布し、それをあらかじめ用意した所望のパターン形状に露光し、さらに現像して、レジストのパターンを作り、そのレジストのパターンをエッチングマスクとして使ってクロムをエッチングすることにより製造されている。
【0005】
一方、例えば特開平5-289307号公報には、遮光膜として、クロムではなくレジストを用いるフォトマスクが開示されている。これは、フォトレジストがArF等のような短波長光に対しては透明性が低いことを利用したフォトマスクである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、半導体装置の製造においては、パターンの微細化が進むにつれて、フォトマスク上のマスクパターンの加工精度が厳しくなると同時にパターンデータ量の増加に伴う、フォトマスク製造コストの増大の問題が顕著になってきている。一般に、1品種の半導体装置を製造する為には、20〜40枚程度のフォトマスクを用いる為、フォトマスク製造コストの増大は極めて大きい問題である。また、システムLSIでは、顧客の要求に合わせたカスタム製品を早く供給することが求められており、この要求に答えるため所望のパターンのフォトマスクを短いTATで準備する必要が高まってきている。また、システムLSIに限らず、製品サイクルが短くなってきたためLSIの開発TATの短縮が強く求められている。この意味からも所望のパターンのフォトマスクを短いTATで準備する必要が高まってきている。特に、システムLSIでは、配線層のデバック率が高いため、この層のマスクを短期間に、しかも低コストで供給することがLSIの短期間開発、コスト低減に役立つ。
【0007】
上記特開平5−289307号公報に開示されているフォトマスクは、クロムのエッチング工程を含むことなく製造できるので、マスクコストの低減の効果が期待できる。更に、クロムのエッチング工程を含まないことから、パターン寸法の精度確保の面で有利である。加えてクロムのエッチング工程を含むことなく製造できるので、フォトマスクの製造TATも短い。
【0008】
ところが、上記レジストを遮光体とするフォトマスク技術においては、以下の課題があることを本発明者は見出した。
【0009】
すなわち、上記特開平5−289307号公報の技術においては、レジスト膜からなる遮光体パターンを有するフォトマスクを用いて、半導体ウエハ上にパターンを転写する技術については開示されているが、フォトマスクの位置合わせ検出や識別子検出等のようなフォトマスク上のパターン検出技術について何ら開示されていないし、それを示唆する記載もない。
【0010】
上記のように半導体装置を製造するときは、上記のように一般に20〜40枚程度の多数のフォトマスクを用い、しかも合わせが必要となる。したがって、フォトマスクで形成されるパターンの位置合わせを行うための合わせマーク検出が必要となる。また、多数のフォトマスクを使うことからフォトマスクの名称やロット番号あるいはバーコード等によるフォトマスクの識別記号を用いたマスク管理が必要となる。通常、これらのフォトマスクの合わせマーク検出および識別子検出にはハロゲン光や赤色ダイオード光、ヘリウム−ネオン(He−Ne)レーザ光等のような波長が240nmより長い光が用いられている。しかし、本発明者らの検討結果によれば、図14に示すように、通常のレジスト材料は、波長230nmより波長の長い光に対して遮光性を充分に得ることができず、遮光材として充分に機能しないことが見出された。このため、レジストで合わせマークや識別子が形成されている場合、遮光性、吸光性が不足して識別、認識あるいは検出が困難になるという問題がある。
【0011】
すなわち、上記レジストを遮光体とするフォトマスクを開示する公報の技術では、フォトマスク上の合わせマーク検出や識別子検出について何ら考慮されていないので、異なるフォトマスクによるパターン間にずれが生じたり、フォトマスクの識別ができず、フォトマスクの管理が難しくなったりするという問題がある。これらの問題、特にマスク識別の問題に関しては、上記レジストを遮光体とするフォトマスクを開示する公報には留意されていない。
【0012】
なお、図14には、フェノール樹脂をベースレジンとするレジストの場合のOD値を示している。ここでOD値とは、入射光をIin、透過光をIoutとしたとき、−log10(Iout/Iin)で表される値のことである。また、透過率T%は、100×Iout/Iinであることから、OD=−log(T/100)で表される。OD値が大きいものほど、光の透過率は小さくなる。なお、ここでは便宜的にレジストの膜厚を1μmとした。フォトマスクで用いられるときはレジスト膜厚が転写特性に悪影響を与えないよう通常は膜厚0.5μm以下で用いられる。膜厚0.5μmの時にはOD値は1/2となる。通常のベンゼン環を含有するレジストでは、図14とほぼ同じように、230nmより波長の長い光ではOD値が小さい、つまりは透過率が高いため、遮光膜として充分に機能しない。
【0013】
なお、マスク合わせに関しては、例えば特願平11−185221号にメタルで作られた外枠を使用し、その外枠にマスク合わせマークを入れておく方法が開示されている。しかしながら、この方法では、外枠に形成されたパターンと本体パターンとの合わせ描画が必要となるという問題がある。
【0014】
本発明の目的は、フォトマスクの識別を容易に行うことのできる技術を提供することにある。
【0015】
また、本発明の他の目的は、フォトマスクの合わせを良好に行うことのできる技術を提供することにある。
【0016】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0018】
すなわち、本発明は、フォトマスクに形成された回路用パターンと、アライメントマークと、識別用マークとが同一の感光性組成物減光体からなり、前記識別用マークを用いてフォトマスクを識別する工程と、前記アライメントマークを用いてフォトマスクの合わせを行う工程と、前記回路用パターンにより半導体ウエハ上にパターンを転写する工程とを有するものである。
【0019】
また、本発明は、(a)透明基板と感光性組成物減光体とを有するフォトマスクをストッカに保管する工程と、(b)前記感光性組成物減光体からなるマークを読み取って前記フォトマスクのマスク識別を行う工程と、(c)該フォトマスクを露光装置上の所定の露光部へ移送する工程と、(d)前記フォトマスク上の感光性組成物減光体からなるアライメントマークの位置を検出して半導体ウエハとの位置合わせを行う工程と、(e)前記露光装置にて該半導体ウエハに前記フォトマスクの所望のパターンを露光する工程と、(f)所定の露光を行った後、該フォトマスクを前記ストッカへ移送する工程とを有し、前記感光性組成物減光体は前記マスク識別を行う光と、アライメントマークを検出する光に対し60%以下の透過率とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0021】
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
【0022】
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
【0023】
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
【0024】
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0025】
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするために遮光部(遮光膜、遮光体パターン、遮光領域等)およびレジスト膜にハッチングを付す場合もある。
【0026】
また、本実施の形態においては、電界効果トランジスタを代表するMIS・FET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)をMISと略し、pチャネル型のMIS・FETをpMISと略し、nチャネル型のMIS・FETをnMISと略す。
【0027】
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、減光体とは光の透過率を60%以下にする膜のことを言い、いわゆる遮光体も、その一形態として含むものとする。また、フォトマスク(以下、単にマスクという)には、レチクルも含む。
【0028】
まず、実施の形態に先立ち感光性組成物減光体について述べる。
【0029】
この感光性組成物減光体は、マスク識別を行う光と、アライメントマークを検出する光に対し60%以下の透過率となるように形成されており、微粒子状物質とバインダーとからなる感光性組成物、吸光剤を含んだレジストなどがある。ここで微粒子状物質としては、無機物の微粒子が挙げられる。具体的には、例えばカーボンブラック、グラファイトのような炭素の微粒子や、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛などの金属酸化物の微粒子、アルミニウムや金や銀や銅などの金属の微粒子を使うこともできる。
【0030】
また、本実施の形態で用いるバインダーは、上記の微粒子状物質を結びつけて膜とするためのもので、一般に高分子化合物や有機化合物が挙げられる。本実施の形態のマスクの形成の際には、活性放射線により遮光体パターンの形成を行うので、本実施の形態で用いるバインダーは、放射線に対して何らかの感光性を有するもの、つまりレジスト材料が望ましい。
【0031】
次に、このような感光性組成物減光体の材料の調製について述べる。
【0032】
<調製例1>
ポリヒドロキシスチレン(重量平均分子量約20,000)10g、2,6-ビス(4-アジドベンザル)アセトン‐2,2’-ジスルホン酸‐N,N-ジエチレンオキシエチルアミド4g、溶剤をプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)としたカーボンブラック分散液(カーボンブラック粒径約20nm、含率20重量%)75g、ヘキサメトキシメチルメラミン1.5gに、さらに溶剤としてPGMEAを加えて、固形分が16%のカーボンを分散させたレジスト(I)を調製した。
【0033】
<調製例2>
p-ヒドロキシスチレン/t-ブチルアクリレート共重合体(モル比=52/48)12g、ナフチルイミドトリフレート0.6g、溶剤をプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)としたカーボンブラック分散液(カーボンブラック粒径約20nm、含量17重量%)50g、さらに溶剤としてPGMEAを加えて、固形分濃度が14%のカーボンを分散させたレジスト(II)を調製した。
【0034】
<調製例3>
m、p-クレゾールノボラック樹脂(重量平均分子量7,800)10g、ヘキサメトキシメチルメラミン3.0g、2,4-ビス(トリクロロメチル)-6-フェニル-1,3,5-トリアジン0.5g、溶剤をプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)とした二酸化チタン分散液(二酸化チタン粒径約20nm、含量20重量%)50g、さらに溶剤としてPGMEAを加えて、固形分濃度が16%の二酸化チタンを分散させたレジスト(III)を調製した。
【0035】
<調製例4>
m、p-クレゾールノボラック樹脂(重量平均分子量4,800)10g、ポリメチルペンテンスルホン(重量平均分子量43,500)1.4g、溶剤を酢酸イソアミルとした酸化アルミニウム(Al23)分散液(酸化アルミニウム粒径約30nm、含量20重量%)50g、さらに溶剤として酢酸イソアミルを加えて、固形分濃度が16%の酸化アルミニウムを分散させたレジスト(IV)を調製した。
【0036】
<調製例5>
メチルメタクリレート-アクリル酸-ヒドロキシエチルアクリレート共重合体(モル比70:20:10)6.0g、ペンタエリトリトールトリアクリラート4.0g、t_ブチルアントラキノン0.2g、エチルバイオレット0.01g、p_メトキシフェノール0.10g、2,2,6,6-テトラメチル-1-ピペリジニルオキシ0.1g、溶剤をプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)としたカーボンブラック分散液(カーボンブラック粒径約20nm、含率20重量%)30g、さらに溶剤としてPGMEAを加えて、固形分が16%のカーボンを分散させたレジスト(V)を調製した。
【0037】
(実施の形態1)
最初に、マスクの構成についてマスク上面図である図1及び図2を参照しながら述べる。図1はパターン面が黒、すなわち減光体となるいわゆるマスクAの場合を示し、図2はパターン面が白、すなわち、透過面いいかえればガラス面となるマスクBの場合を示す。
【0038】
GPがガラス基板(透明基板)、PAが本体回路パターン領域、1aが本体回路パターン、1bが半導体ウエハ(以下、単にウエハという)に転写されて次工程以降のウエハ上の合わせ基準となるウエハ用合わせマーク、1cがマスクの正確な位置を露光装置に伝えるレチクル合わせマーク、1dがマスク管理のためのバーコード(識別用マーク)、1eがマスク識別のための識別マーク(識別用マーク)、1fがフォーカスや位置合わせの経時変化を校正するためのベースライン補正パターン、1gがペリクルフレーム、1hが短寸法測定パターン、1iが長寸法測定パターン、1jはハーフトーン位相シフトマスクの位相角モニタマークである。実施の形態1ではバイナリマスクについて述べるので、この中で位相角モニタマーク1jは実施の形態1では入れなかった。ハーフトーンマスク位相シフトマスクについて述べる実施の形態2では位相角モニタマーク1jを入れた。また、この中で図1の場合、本体回路パターン1a、ウエハ用合わせマーク1b、レチクル合わせマーク1c、バーコード1d、識別マーク1e、ベースライン補正パターン1k、短寸法測定パターン1h、長寸法測定パターン1iおよび位相角モニタマーク1jは下記感光性組成物減光体からなる。図2の場合は、本体回路パターン1dとウエハ用合わせマーク1bがウィンドー部となって、ガラス面が露出したパターンとなる。フィールド部分1mは感光性組成物減光体からなる。
【0039】
次に、本実施の形態のマスクの製造方法の一例について図3を参照しながら述べる。
【0040】
まず、図3(a)に示すように、例えば石英等からなる透明なガラス基板(ブランクス)GP上に感光性組成物減光体として微粒子状物質とバインダーとを少なくとも含む遮光体パターン形成用のレジスト膜2を塗布した。具体的には、調製例1に示すようにして調製したカーボンを分散させたレジスト(1)を回転塗布し、例えば100℃で2分ベークして膜厚520nmの塗膜を得た。ここではガラス基板GPとして溶融石英ガラスを用いたが、この他に、例えばLE(Low Expansion Glass)ガラスなどのような光学ガラス、あるいはフッ化カルシウムのような透明結晶も用いることができる。但し、溶融石英ガラスは、ArFエキシマレーザ領域(波長193nm)まで透明で、且つ熱膨張係数が小さいという特長があってこの意味で優れている。その後、図3(b)に示すように、水溶性導電膜3を塗布し、所望のパターンを加速電圧50kVの電子線描画装置(日立HL-800D)を用いて電子線EBにて描画した。
【0041】
ここで用いたカーボンを分散させたレジスト(I)は、レジスト膜中に分散しているカーボン微粒子により、光が散乱され、透過が妨げられる。分光光度計で別途測定したカーボンを分散させたレジスト(I)の膜厚1.0μmでのOD値は図4に示すようになった。本実施の形態のカーボンを分散させたレジスト(I)は、分散するカーボン微粒子が散乱体として働くために光の透過が抑えられており、OD値は膜厚1.0μmのとき、ArFエキシマレーザー光の波長193nmで11.6、KrFエキシマレーザー光の波長248nmで8.0、i線の露光波長である365nmで5.0であった。また、遮光体パターンに含まれた微粒子状物質が照射された光エネルギーを散乱する。光エネルギーの一部分は吸収されるが、散乱が主であるため、エネルギーの遮光体パターン部への蓄積は小さく、そのために劣化が生じ難かった。
【0042】
微粒子状物質(カーボン)の粒径は、200nm以下であるものが望ましく、100nm以下のものがより好ましかった。さらには、50nm以下のものがもっとも好ましかった。200nmを超える粒径のものを用いることは不可能ではないが、粒径が大きすぎる場合には、マスクとして形成したパターンの側壁のラフネスが大きくなるため、マスクとしての充分な精度が得られ難い。また、その粒径があまり大きいと遮光体パターン内において上手く(均一に)分散させることができない。遮光体パターンに含まれる微粒子状物質の粒径は均一とはなり難く、種々の粒径のものが含有される。ここで示した粒径200nmは最高値であり、その前後に粒径の分布を有するものである。遮光体パターン中の微粒子状物質の粒径を同じ寸法またはほぼ同じ寸法のものとしても良いが、粒径が相対的な大きな微粒子状物質と、相対的に小さな微粒子状物質とを含有させることにより、大きな微粒子状物質間に小さな微粒子状物質を分布させることができる。すなわち、大きな微粒子状物質間の隙間を小さな微粒子状物質で埋め込むことができる。これにより、上記露光光の透過率を変化させることができる。また、大きな微粒子状物質のみで構成した場合に比べて、露光光の透過率を下げることができる。なお、ここで言う粒径は、微粒子状物質の測定の際に1個として測定される状態のものの粒径をいい、1個の微粒子状物質の粒径である場合もあるが、複数の微粒子状物質の集合体の粒径である場合もある。
【0043】
電子線描画の後、図3(c)に示すように、界面活性剤として、ドデシルスルホン酸ナトリウム0.3重量%を含む2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液によって現像を行い、カーボンを少なくとも含む減光体パターン2aを形成した。上述の帯電防止膜は水溶性であり、レジストパターン現像と同時に除去される。カーボンを分散させたレジスト(I)はネガ型レジストであり、露光量20μC/cm2で、残膜厚500nmの最小寸法0.8μmの所望のパターンが形成できた。これによって、カーボンブラックの微粒子を含む所望の形状の減光体パターン2a(感光性組成物減光体)を有するマスクが製造できた。本実施の形態では、マスクの製造に際して、クロム等のようなメタル膜の堆積およびエッチング工程が無い。このため、マスクの製造工程を簡略できるので、マスクの製造時間を大幅に短縮できる。また、上記メタル膜のエッチング工程を無くせることにより、エッチングによるパターン寸法精度の劣化を抑制できるので、マスク上のパターン寸法精度を向上でき、その結果、ウエハ上に転写されるパターンの転写精度を向上させることができる。さらに、上記メタル膜の堆積およびエッチング工程を無くせることにより、異物を大幅に低減できるので、マスクの歩留まりおよび信頼性を大幅に向上させることが可能となる。
【0044】
上記電子線描画により形成されたパターン部のOD値を測定したところ、1.0μmの膜厚に換算した値では、先の図4に示したものとほぼ変わらなかった。したがって、500nmのOD値では、KrFエキシマレーザー光の波長248nmで4.0で、透過率に換算すると0.01%であることから、このマスクは、KrFエキシマレーザー露光用のマスクとして適当であることが明らかとされた。また、i線マスクとしての適用を考えると、500nmのOD値では、2.5であり、透過率0.32%と若干大きかった。このままの膜厚でもi線用として用いられるが、カーボンを分散させたレジスト(I)の膜厚を少し厚くして、600nmの膜厚で別にフォトマスクを形成した。600nmの膜厚での365nmでのOD値は3.0であり、透過率は0.10%であった。またArFエキシマレーザ光用としては、カーボンを分散させたレジスト(I)の透過率が193nmではより小さくなることから、膜厚を300nmにしてフォトマスクを作成した。この場合のOD値は、3.5であり、透過率は0.032%であった。波長が長くなるに従いOD値は下がるが膜厚が300nmの場合でも波長750nmでOD値は2.5、透過率に直して18%であった。
【0045】
KrFエキシマレーザー露光用のマスクで、減光部の透過率を変えたものを作製したところ、波長248nmでの透過率が1%以下でバイナリーマスクとして機能した。さらに、透過率が0.5%以下のものでは、孤立パターンのリニアリティーが確保され、より望ましいことが本発明者らによって初めて明らかとされた。さらに、透過率が0.1%以下のものでは、密集パターンのリニアリティーが確保され、さらに望ましいことが本発明者らによって初めて明らかとされた。
【0046】
現像後はマスクとして使う際の、露光光に対する耐性をより向上させるために熱処理を行なった。ここではその熱処理温度を、例えば120℃としたが、この温度は一例に過ぎずレジストの材料によって変わる。レジストパターンに変形が起らない範囲でなるべく高い温度で処理するのが好ましい。なお、この熱処理によって、膜厚や透過率はほとんど変化しなかった。
【0047】
本実施の形態のマスクは、有機膜の塗布、露光、現像で製造でき、クロム膜被着時のような真空装置を使ったスパッタリング工程やクロム膜のエッチング工程が無いためマスク製造歩留りも高かった。また、マスク使用後も、本実施の形態のように微粒子状物質としてカーボンブラックを用いた場合には、アッシングや溶剤処理によって完全にブランクスの状態に再生処理することができる。したがって、資源再利用の上でも効果があった。
【0048】
なお、微粒子状物質(カーボン等)とバインダーとを少なくとも含む遮光体パターン部における微粒子状物質の含量は、10%以上、99%以下であるものが望ましかった。10%以下では特に長波長側での透過率が高くなり、合わせ検出等に問題が生じた。遮光体パターンを形成するためには、通常は微粒子状物質とバインダーとを組み合わせることになり、ある程度の含量をバインダーが占めることになるが、パターン形成後に焼結処理のように熱エネルギーを与えることにより、バインダー部分を減らして、微粒子状物質の含量を上げることもできる。ここでは微粒子上物質としてカーボンをとりあげたが、カーボンやグラファイトの微粒子を含む遮光体パターンの場合は、アッシングにより除去が可能である。したがって、アッシングの工程により一度作ったマスクから、石英やガラスの基板を再生できるという利点がある。
【0049】
次に、このマスクを使った半導体装置の製造方法の一例を説明する。図5にその工程フローを示し、図6にリソグラフィ工程で用いた露光装置EXの一例を示す。最初に図5を用いて工程を説明する。
【0050】
上記マスク(製造する半導体装置に必要な各工程に対応した複数のマスク)を、そのウエハ識別記号(図1、図2の識別マーク1e)を参照しマスクストッカ(以下、単にストッカという)のスロット番号と対応させながらストッカに保管する。この際、バーコード(図1、図2のバーコード1d)を機械で光学的に読み取って保管管理しても良い(工程100)。
【0051】
次に、製造する半導体装置の品種、工程等に対応したマスクを対応するスロットから引き出し、ウエハ識別記号あるいはバーコード等を読み取ってマスクの確認を行う。したがって、本実施の形態では、マスクの管理を容易に行うことができる。また、この確認の際、バーコード1dや識別マーク1eに記載されているマスクキングブレード位置、そのマスクの露光前歴による露光量補正、フォーカスレベル補正露光、透過部占有率によるレンズヒーティング補正、合わせ位置オフセット補正、露光ショットマップ等のような露光情報を読み取って次工程以降に活用するとさらに作業が効率的になる(工程101)。
【0052】
その後、マスクを露光装置のマスクステージに移送し(工程102)、マスクアライメントマーク(図1、図2のレチクル合わせマーク1c)を検出してマスクの置かれている正確な位置を求め、ウエハの位置と参照することによりマスク−ウエハ間の位置合わせを行う。すなわち、本実施の形態では、露光処理に先立ってマスクの位置をレチクル合わせマーク1cにより容易に検出できるのできる(工程103)。その後、上記露光情報を基に露光を行った後(工程104)、マスクを前記ストッカに戻す(工程105)。
【0053】
以上の工程のポイントについて図6を参照しながら説明を加える。本露光装置EXは、縮小投影露光装置部4、ストッカ5、マスクモニタ6およびマスク搬送系7を主な構成要素として有している。縮小投影露光装置部4の光源4aから発する露光光はフライアイレンズ4b、照明形状調整アパーチャ4c、コンデンサレンズ4d,4eおよびミラー4fを介して上記マスクAまたはマスクB(マスクA,Bと記す)を照射する。このマスクA,Bは、減光体パターンが形成された主面(第1の主面)を下方(ウエハ8側)に向けた状態で載置(セッティング)されている。したがって、上記露光光は、マスクA,Bの裏面(第2の主面)側から照射される。これにより、マスクA,Bに描かれたマスクパターンは、投影レンズ4gを介して試料基板であるウエハ8上に投影される。マスクA,Bの第1の主面には、異物付着によるパターン転写不良を防止するためのペリクルPEが場合によって設けられている。マスクA,Bは、マスク位置制御手段4hで制御されたマスクステージ4i上に真空吸着され、位置検出手段4jにより位置合わせされ、その中心と投影レンズの光軸との位置合わせが正確になされている。ウエハ8は,試料台4k上に真空吸着されている。試料台4kは、投影レンズ4gの光軸方向、すなわち、Z軸方向に移動可能なZステージ4m上に載置され、さらに、XYステージ4n上に搭載されている。Zステージ4mおよびXYステージ4nは、主制御系4pからの制御命令に応じてそれぞれの駆動手段4q,4rによって駆動されるので、所望の露光位置に移動可能である。その位置はZステージ4mに固定されたミラー4sの位置として、レーザ測長器4tで正確にモニタされている。さらに、位置検出手段4jには、例えばダイオードランプやハロゲンランプ(波長400〜750nm)が用いられている。
【0054】
半導体装置を製造するのに必要なマスク群は、エレベーション機構が付いているストッカ5に収められている。但し、エレベーション機構は必ずしもストッカ5側に設けておく必要はなく、マスク搬送系7側に設けても良い。品種、工程に適したマスクA,Bをストッカ5からマスク搬送系7で引き出し、マスクの識別マーク1eあるいはバーコード1d(図1,図2参照)をマスクモニタ6の照明系6aで照射し、受光系6bでその情報を情報は読み取る。照明系6aには白色ランプ(波長400〜600nm)を用いた。その他、ダイオードランプや半導体レーザ(波長450〜750nm)などを用いても良い。読み取るパターン自体小さいものではないので受光系6bを含め高価な短波長光を使う必要はない。特に、識別マーク1eは、作業者も目視で確認することがあるので、それに対応して可視光で読み取るのが好ましい。読み取られた情報は主制御系4pへ送られ、マスクA,Bが所望のものであるかの確認を行うと共に、例えばマスキングブレード位置、露光量補正、合わせ補正、露光ショットマップ、レンズヒーティング補正のデータとする。その後、マスクA,Bはマスクステージ4iに送られる。
【0055】
本実施の形態により、適用するマスクの管理を容易かつ極めて効率的に行うことができた。しかも、露光量補正等のQC(Quality Control)補正も容易かつ極めて効率的に行うことができた。すなわち、低コストで、TATも短いマスクを一連の半導体装置の製造工程に用いることができた。したがって、少量多品種の半導体装置を、短時間に開発でき、かつ低コストで製造することができる。
【0056】
さらに、本実施の形態によれば、用済みのマスクを再生して用いるとさらにマスクのコストを低減でき、且つ省資源効果も生じる。その手順について図7を参照しながら説明する。
【0057】
マスクのストッカ保管からマスク識別、露光情報読取、マスクの露光部への移送、マスク合わせ、露光、ストッカへの返送までは上記の工程と同じである。再度、そのマスクを使用する計画がある場合は保管しておいて、再度上記工程により使用する。使用する計画のない用済みのマスクである場合(工程106)、ストッカ5から取り出して、マスク上の感光性組成物減光体をO2プラズマアッシングなどで剥離し(工程107)、オゾン硫酸やブラシ洗浄などのような洗浄を行って異物がガラス基板GP上にないことを確認し、確認されればマスクのガラス基板として再利用し(工程108)、再度、感光性組成物減光体の塗布(工程109)、描画、現像(工程110)等のマスク作製工程を行う。作製されたマスクは、新規マスクとしてストッカ保管以降の前記工程に従いリソグラフィ工程に用いられる。本実施の形態のマスクにおいては、マスクのバーコード1dや識別マーク1e等も上記感光性組成物減光体で構成されているので、上記マスクの再生を行った場合に、その識別マークやバーコードを、再生後のマスクのための識別マークやバーコードに変更することができる。したがって、再生後のマスクの管理も容易、かつ極めて効率的に行うことができる。また、露光量補正等のQC補正も、容易かつ極めて効率的に行うことができる。
【0058】
(実施の形態2)
本実施の形態ではハーフトーン位相シフトマスクの場合を述べる。
【0059】
前記実施の形態1で用いたカーボンを分散させたレジスト(I)の代わりに、前記調製例2で調製したカーボンを分散させたレジスト(II)を用いて、前記実施の形態1と同様にして、ガラス基板上に減光体パターンを形成した。ただし、カーボンを分散させたレジスト(II)はポジ型レジストであるため、図3のマスクの製造工程で電子線照射部が現像後に残ったのとは反対に、膜の未照射部が残り、照射部が現像で除去された。構成としては、図2に示すようなフィールド部分1mがハーフトーン膜で形成されているダークフィールドマスクとした。
【0060】
カーボンを分散させたレジスト(II)は、KrFエキシマレーザー光の波長で膜厚1.0μmでOD値が7.0であった。この材料を回転塗布し、例えば110℃で2分ベークして、膜厚0.22μmの塗膜を得た。次に、加速電圧50kVの電子線描画装置で描画を行い、露光後ベークを、例えば130℃、2分及び現像を前記実施の形態1と同じ現像液で45秒程度行って、例えば0.18μmホールパターンを有するマスクを得た。次に、レジストパターンの変形等を防止するためにDUV光を照射しつつ、150℃で熱処理を行った。
【0061】
熱処理後のマスク上のカーボンを分散させたレジスト(II)のパターンの膜厚は、例えば0.19μmであり、その膜厚でのKrFエキシマレーザー光の透過率は5%であった。また、この膜厚で、この膜を透過する光の位相は、ほぼ180°(=π)に反転した。このことから、このマスクは、KrFエキシマレーザー光を露光光源とする際のハーフトーン型の位相シフトマスクとして適していることが明らかとされた。なお、光の位相反転は、3π、5π…とすることもできる。
【0062】
さらに、KrFエキシマレーザー露光用のマスクで、遮光部の透過率を変えたものを作成したところ、透過率が2%以上、16%以下でハーフトーンマスクとしての効果があることが明らかとされた。さらに、透過率が9%程度から16%以下のものでは、ハーフトーンマスクとしての効果が大きいものの、サブピークが発生してしまい、補助パターンを配置する必要があることが本発明者らによって明らかとされた。また、透過率が4%程度から9%のものでは、サブピークは発生するものの顕著ではなく、マスクのレイアウトで防ぐことができることが本発明者らによって明らかとされた。さらに、透過率が2%以上、4%程度までのものでは、ハーフトーンマスクとしての効果は小さいものの、サブピークもなく、リニアリティが確保されることが本発明者らによって明らかとされた。
【0063】
マスクのレチクル合わせマーク1cの検出には、例えば波長750nmの光を用いたが、同マークのこの光に対する透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に、30%以下で検出精度が高かった。レチクル合わせマーク1cの検出光の波長が750nmより短い場合は、この感光性組成物減光体の透過率は、より小さくなるためパターン検出の問題は生じなかった。また、マスクのバーコード1dおよび識別マーク1eも同様に透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に30%以下では光源の強度が不安定になるような場合でも誤検出なく識別、認識および判読でき、検出精度が高かった。なお、短波長側は、露光装置の露光光源で規制される。ArFエキシマレーザ光を使う場合は193nmで、F2エキシマレーザ光を使う場合は157nmで、上記透過率以下にする必要があった。
【0064】
(実施の形態3)
本実施の形態では、前記実施の形態1で用いたカーボンを分散させたレジスト(I)の代わりに、調製例3で調製した二酸化チタンを分散させたレジスト(III)を用いて、前記実施の形態1と同様に、石英等からなるガラス基板上に塗膜を形成し、電子線描画装置により露光を行って、次いで露光後ベーク、スプレー現像を行って、例えば膜厚0.60μmで最小寸法が1.0μmのネガ型の減光体パターンを形成した。
【0065】
二酸化チタンを分散させたレジスト(III)で形成した減光体パターン部の膜厚0.60μmでのOD値は、ArFエキシマレーザー光の波長193nmで4.8(透過率0.0016%)、KrFエキシマレーザー光の波長248nmで3.9(透過率0.013%)、i線の露光波長である365nmで2.4(透過率0.39%)であった。
【0066】
この場合も前記実施の形態2と同様に、図1および図2に示したように、マスクA,Bのレチクル合わせマーク1cの検出には波長750nmの光を用いたが、同マークのこの光に対する透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に30%以下で検出精度が高かった。レチクル合わせマーク1cの検出光の波長が750nmより短い場合は、この感光性組成物減光体の透過率はより小さくなるためパターン検出の問題は生じなかった。バーコードマーク1dおよび識別マーク1eも同様に透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に30%以下では光源の強度が不安定になるような場合でも誤検出なく識別、認識および判読でき、検出精度が高かった。
【0067】
(実施の形態4)
本実施の形態では、前記実施の形態1で用いたカーボンを分散させたレジスト(I)の代わりに、調製例4で調製した酸化アルミニウムを分散させたレジスト(IV)を用いて、前記実施の形態1と同様に、石英等からなるガラス基板上に塗膜を形成し、電子線描画装置により露光を行って、次いで露光後ベーク、スプレー現像を行って、例えば膜厚0.70μmで最小寸法が1.2μmのポジ型の減光体パターンを形成した。
【0068】
酸化アルミニウムを分散させたレジスト(IV)で形成したパターン部の膜厚0.70μmでのOD値は、ArFエキシマレーザー光の波長193nmで4.7(透過率0.0020%)、KrFエキシマレーザー光の波長248nmで3.6(透過率0.025%)、i線の露光波長である365nmで2.2(透過率0.63%)であった。
【0069】
この場合、図1および図2に示したように、マスクA,Bのレチクル合わせマーク1cの検出には波長660nmの光を用いたが、同マークのこの光に対する透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に30%以下で検出精度が高かった。レチクル合わせマーク1cの検出光の波長が660nmより短い場合は、この感光性組成物の透過率はより小さくなるためパターン検出の問題は生じなかった。バーコード1dおよび識別マーク1eには白色光(例えば波長400〜600nm)を用いたが透過率が60%以下でマーク検出ができ、特に30%以下では光源の強度が不安定になるような場合でも誤検出なく識別、認識および判読でき、検出精度が高かった。
【0070】
(実施の形態5)
本実施の形態では、前記実施の形態1で用いたカーボンを分散させたレジスト(I)の代わりに、調製例5で調製したカーボンを分散させた分散させたレジスト(V)を用いて、前記実施の形態1と同様に、石英等からなるガラス基板上に回転塗布し、例えば90℃、1分ベークして、膜厚700nmの塗膜を得た。それをガラス基板側からレーザーライター(ALTA3500)により、波長364nmの光を50mJ/cm2照射して、露光後、界面活性剤としてポリオキシエチレン0.05%を含む、0.2%水酸化テトラメチルアンモニウムで120秒間現像して、ネガ型のパターンを得た。その結果、例えば残膜厚500nmで最小寸法が2μmのパターンを含むマスクを得た。このときのi線(365nm)でのレジストパターン部のOD値は2.4で、透過率は0.4%であった。
【0071】
このマスクも上述のマスク保管からマスク識別、合わせ、露光工程をともなったリソグラフィを行い、効率良くリソグラフィを行うことができた。
【0072】
(実施の形態6)
本実施の形態では、カーボン等のような微粒子物質をバインダーに含有させた感光性組成物ではなく、一般のレジストに吸光剤を添加した例を示す。したがって、前記実施の形態1と異なるのは感光性組成物減光体だけで、図5に示したようなリソグラフィの手順等は再利用の手順を含めて前記実施の形態1と同じである。
【0073】
感光性組成物減光体としてノボラック樹脂をベース樹脂とした化学増幅系電子線レジストにジシンナマルアセトンと1,8-ジメトキシ-9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセンおよびクロロフィルaをそれぞれ10wt%添加した。この添加により波長350nm〜750nmにわたって膜厚1μmのこの感光性組成物減光体膜を透過する透過率を60%以下とすることができた。このことによりマスク識別や合わせマーク検出を行うことが可能となった。さらに、アントラセンメタノールを添加することにより波長248nmの透過率を1%以下とすることができ、KrF用のマスクとすることもできた。
【0074】
(実施の形態7)
図8(a)〜(g)は、本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造方法に用いる位相シフトマスクの製造方法の一例を示したものである。
【0075】
まず、図8(a)に示すように、石英等からなるガラス基板(ブランクス)GP上にシフタ膜9を堆積した。その膜厚をd、露光光の波長をλ,シフタ膜9の露光波長に対する屈折率をnとしたときに、d=λ/2(n−1)となるように設定した。
【0076】
ここでシフタ膜9は、例えばスパッタリング法によって形成された酸化シリコン膜(SiOx)としたが、これに限るものではない。露光光を透過し、膜厚及び屈折率が均質な膜であれば他の膜を用いることも出来る。特に、SnOxやTiOx等のような屈折率が高い膜は膜厚(=d)も薄くでき、その後の減光体パターンの形成が容易になることから好ましい。屈折率が1.6以上でその膜厚効果が現れてくる。また、導電性膜であれば次に示すレジスト電子線(EB)描画の際チャージアップの影響を受けることがないため、このシフタ膜9は導電性膜であることが好ましい。導電膜としてはITO(インジウム−ティン−オキサイド)等がある。
【0077】
また、耐久性を向上させるためにシフタ膜9を被着した後で加熱処理を施したが、その膜厚(=d)の設定は、この熱処理後の膜厚である。ここでは熱処理として、例えば200℃、30分のベークを行なったがこれに限るものではない。また、この膜厚は、位相角を決定する重要なものなので熱処理を含めた膜形成後測定し、基準値以内に収まっていない場合は除去及び再形成した。この膜厚ばらつきの許容値は寸法及び必要寸法精度によって左右されるが一般には1%程度である。平坦上にシフタ層を被着することから膜厚均一性がとれ易く、またエッチング時のローディング効果による寸法毎に位相角(膜厚)が変わるという問題も生じないことから高い解像度と寸法精度を容易に得ることが出来た。ここではシフタ膜形成法としてスパッタリング法を用いたが、CVD(Chemical Vapor Deposition)や塗布形成法も用いることが出来る。特に、塗布形成法は膜厚の均一性が良いという特長があり、この場合は0.2%の均一性で膜形成することも可能であった。これは位相角ズレに換算して約0.1°に相当する精度の高いものである。また、位相シフタ膜の膜欠陥(ピンホール欠陥や異物欠陥)を検査し、欠陥が検出された場合はシフタ膜9を再生、再作成した。初期の段階で位相欠陥に繋がる欠陥対策が可能となるため工程管理を容易とすることができる。
【0078】
次に、図8(b)に示すように、シフタ膜9の上に電子線レジスト10を塗布形成し、所望のシフタ描画パターンを露光した。シフタ膜9が導電膜でない場合は、この電子線レジスト10の上に水溶性導電膜を形成し、EB描画時のチャージアップ対策を施した。このような対策を施さないとチャージアップにより描画パターンの位置ずれを起こす。本実施の形態では、水溶性導電膜を形成しておいたためチャージアップによる描画位置ずれは起こさなかった。チャージアップを防止するために必要な導電率を調べたところシート抵抗で50MΩ/cm2以下の抵抗に抑えれば十分な効果があることが本発明者らによって明らかとされた。
【0079】
次に、図8(c)に示すように、現像を行なってレジストパターン10aを形成し、その後、図8(d)に示すように、このレジストパターン10aをマスクにしてエッチングによってシフタ膜9を加工し、さらに図9(e)に示すようにレジストを除去してシフタパターン9aをガラス基板GP上に形成した。この際、シフタパターン9aの側面をテーパ加工しておいた。テーパー角は、例えば約60°とした。ここでエッジ検出法で位相シフタ欠け欠陥や残り欠陥を検査した。遮光体がこのシフタパターン9aの回りを取り囲んでいないためエッジ検出法でシフタ欠陥を検査出来るため簡便でかつ検出精度の高い位相欠陥検査を行なうことが出来た。
【0080】
その後、図8(f)に示すように、調製例1で調整したカーボンを分散させたレジスト(I)からなるレジスト膜11を、例えば膜厚420nmで塗布し、所望の形状のEB描画を行った。この露光の際もシフタパターン9aの描画の際と同様チャージアップ防止のための導電膜を形成することが有効である。本実施の形態においてはシート抵抗30MΩ/cm2の導電膜をレジスト膜11上に被着した(図示せず)。
【0081】
ここでは、シフタパターン9aの端部がテーパ加工してあるためレジスト膜11の被覆性が良く、膜厚変動も比較的少ない。このため、レジスト膜11からなる減光体パターンの寸法精度が高かった。直接段差上を横切るパターンはないが、レジスト膜11の厚さ変動の影響は広い範囲に及ぶため、このテーパ加工の効果は大きい。ここでは、テーパ角を60°としたが、これより値を小さくして、よりなだらかにすると膜厚変動が減る。一方で合わせ余裕を持たせたうえでそのテーパ部を覆うようにレジスト膜11からなる減光体パターンを形成しておく必要があることから最小の減光体パターン幅が制限される。最適なテーパ角は、パターン最小ルール及びシフタと、この減光体パターンの合わせ精度の見合いとから決まる。
【0082】
その後、図8(g)に示すように、現像を行なってカーボンを分散させたレジスト(I)からなるレジストパターン11a(すなわち、減光体パターン)を形成した。さらに、加熱あるいはDUV照射あるいはその双方の処理を行った。この処理を施すことにより減光体パターン(レジストパターン11a)の露光光に対する照射耐性が高めることが可能である。
【0083】
このうようにして形成したカーボンを分散させたレジスト(I)のレジストパターン11a部の残膜厚400nmにおけるOD値を測定したところ、KrFエキシマレーザー光の波長248nmで3.2であり、透過率に換算すると0.063%であった。また、ArFエキシマレーザー光の波長193nmで4.0であり、透過率に換算すると0.01%であった。したがって、このようにして形成したカーボンを分散させたレジスト(I)のレジストパターン11aは、KrF及びArFエキシマレーザー露光用のレベンソン型位相シフトマスクの減光部として適当であることが明らかとされた。
【0084】
さらに、調製例3、4で調製した微粒子状物質を分散させたレジストを用いても、同様にレベンソン型位相シフトマスクが形成できた。
【0085】
本実施の形態による位相シフトマスクは、位相誤差0.5°以内という極めて位相制御性が高いものであり、その寸法依存性もないことから、パターン転写を行なったときの寸法精度及び解像度が高かった。また、減光体パターン(レジストパターン11a)は、ブランクス及び位相シフタと大きな面積で接触しておりパターン剥がれ等のような欠陥も発生しなかった。さらに、製造工程もメタルを減光体とする通常のマスクの製造工程に比べ相対的に少ないため歩留まりも高く、またTATも短かった。TATは、約半減し、歩留まりは上記通常のマスクの製造方法の30%から90%へと大幅に改善させることができた。
【0086】
このレベンソン型位相シフトマスクを前記実施の形態1と同様の方法でマスク保管、マスク識別、合わせマーク検出、露光、ストッカ移送し、半導体装置を製造した。その結果、微細回路パターンを持つ半導体装置を低コストで製造期間も短く作製することができた。したがって、少量多品種の半導体装置の製造に対応できる。
【0087】
なお、本実施の形態では、位相シフタとしてSiOx膜を用いたが、この他感光性透明膜を用いたり、あるいは基板のガラスを掘り込んで位相差を持たせたりすることもできる。
【0088】
(実施の形態8)
本実施の形態は、ツイン・ウエル方式のCMIS(Complementary MIS)回路を有する半導体集積回路装置の製造に関するもので、図9を用いて説明する。
【0089】
図9は、その製造工程中におけるウエハ8の要部断面図である。ウエハ8を構成する半導体基板8Sは、例えばn-型の平面が円形状のSi単結晶からなる。その上部には、例えばnウエルNWLおよびpウエルPWLが形成されている。nウエルNWLは、例えばリンまたはAsが導入されてn型に設定されている。また、pウエルPWLには、例えばホウ素が導入されてp型に設定されている。nウエルNWLおよびpウエルPWLは以下のようにして形成する。
【0090】
まず、半導体基板8S上にマスク合わせ用のウエハアライメントマークを形成する(図示せず)。このウエハアライメントマークは選択酸化工程を付加してウエル形成時に作成することもできる。その後、図9(a)に示すように、半導体基板8S上に酸化シリコン等からなる酸化膜12aを形成し、引き続きインプラマスク用のレジストパターン13aをi線リソグラフィにより酸化膜12a上に形成する。その後、nウエルNWL形成用のリンを半導体基板8Sにイオン注入した。
【0091】
その後、アッシングを行ってレジストパターン13aを除去し、酸化膜12aを除去した後、図9(b)に示すように、半導体基板8S上に酸化シリコン等からなる酸化膜12bを形成し、引き続きイオン注入マスク用のレジストパターン13bをi線リソグラフィにより酸化膜12b上に形成する。その後、pウエル形成用のホウ素を半導体基板8Sにイオン注入した。
【0092】
その後、レジストパターン13bおよび酸化膜12bを除去し、半導体基板8Sの主面(第1の主面)に、図9(c)に示すように、例えば酸化シリコン膜からなる分離用のフィールド絶縁膜14を溝型アイソレーションの形で形成した。
【0093】
なお、アイソレーション方法としては、LOCOS(Local Oxidization of Silicon)法を用いても良い。但し、溝型アイソレーションの方が微細、高集積が可能である。このアイソレーション形成時のリソグラフィには、KrFエキシマレーザ光を露光光源とする縮小投影露光装置および前記実施の形態1に記載の感光性組成物減光体パターンを有するKrFエキシマレーザー光用のマスクを用いた。
【0094】
このフィールド絶縁膜14によって囲まれた活性領域には、nMIS QnおよびpMIS Qpが形成されている。nMIS QnおよびpMIS Qpのゲート絶縁膜15は、例えば酸化シリコン膜からなり、熱酸化法等によって形成されている。また、nMIS QnおよびpMIS Qpのゲート電極16は、例えば低抵抗ポリシリコンからなるゲート形成膜をCVD法等によって堆積した後、その膜を、ArFエキシマレーザー光を露光光源とする縮小投影露光装置および前記実施の形態1に記載の感光性組成物減光体からなる減光体パターンを有するArFエキシマレーザー光用のマスクを用いてリソグラフィを行い、その後、エッチングを行って形成されている。半導体基板8S上のレジストには、例えばアクリル樹脂系の化学増幅系レジストを用いた。
【0095】
このゲート電極16は、KrFエキシマレーザー光を露光光源とする縮小投影露光装置および前記実施の形態7に記載の減光体パターンを有するKrFエキシマレーザー光用のレベンソン型位相シフトマスクを用いてリソグラフィを行っても形成できた。ただし、寸法精度の関係でArFエキシマレーザー光を用いた露光処理の方が望ましい。また、前記実施の形態7記載の位相シフトマスクを用いると、さらに寸法精度を向上させることができるので、より好ましい。
【0096】
nMIS Qnの半導体領域17は、例えばリンまたはヒ素を、ゲート電極16をマスクとして半導体基板8Sにイオン注入法等によって導入することにより、ゲート電極16に対して自己整合的に形成されている。また、pMIS Qpの半導体領域18は、例えばホウ素を、ゲート電極9をマスクとして半導体基板3sにイオン注入法等によって導入することにより、ゲート電極16に対して自己整合的に形成されている。ただし、上記ゲート電極16は、例えば低抵抗ポリシリコンの単体膜で形成されることに限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン膜上にタングステンシリサイドやコバルトシリサイド等のようなシリサイド層を設けてなる、いわゆるポリサイド構造としても良いし、例えば低抵抗ポリシリコン膜上に、窒化チタンや窒化タングステン等のようなバリア導体膜を介してタングステン等のような金属腹を設けてなる、いわゆるポリメタル構造としても良い。
【0097】
まず、このような半導体基板8S上に、図9(d)に示すように、例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜19aをCVD法等によって堆積した後、その上面にポリシリコン膜をCVD法等によって堆積する。続いて、そのポリシリコン膜上にリソグラフィをおこない、エッチングしてパターニングした後、そのパターニングされたポリシリコン膜の所定領域に不純物を導入することにより、ポリシリコン膜からなる配線20Lおよび抵抗20Rを形成する。
【0098】
その後、図9(e)に示すように、半導体基板8S上に、例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜19bをCVD法等によって堆積した後、層間絶縁膜19a,19bに半導体領域17,18および配線20Lの一部が露出するようなコンタクトホール21をKrFエキシマレーザ光を露光光源とする縮小投影露光装置および前記実施の形態2のハーフトーン型位相シフトマスクを用いてリソグラフィを行い、エッチングして穿孔する。ウエハ8上のレジストには、KrFエキシマレーザ光に感度を持つフェノール樹脂をベース樹脂とした化学増幅系レジストを用いた。
【0099】
ここでは、コンタクトホール21の孔径が、例えば0.18μmであったため、KrFエキシマレーザ露光を用いたが、0.15μmより小さな孔径が必要な場合は、ArFエキシマレーザ露光を用いれば良い。KrFエキシマレーザ露光では、0.15μmより小さな孔径を安定して解像することが困難なためである。
【0100】
さらに、半導体基板8S上に、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)およびタングステン(W)からなる金属膜をスパッタリング法およびCVD法により順次堆積した後、その金属膜をKrFエキシマレーザ光を露光光源とする縮小投影露光装置および前記実施の形態1のマスクを用いてリソグラフィを行い、エッチングすることにより、図9(f)に示すように、第1層配線22Lを形成する。
【0101】
ウエハ8上のレジストには、KrFエキシマレーザ光に感度を持つフェノール樹脂をベース樹脂とした化学増幅系レジストを用いた。これ以降は、第1層配線22Kと同様に第2層配線以降を形成し、半導体集積回路装置を製造する。ここでは配線ピッチが、例えば0.36μmであったため、KrFエキシマレーザ露光を用いたが、解像度の関係から0.3μmより配線ピッチパターンを形成する場合はArFエキシマレーザ露光を用いる。
【0102】
カスタムLSI(Large Scale Integrated circuit)製品では特に第1配線層を中心にマスクデバッグが行われることが多い。第1配線層へのマスク供給TATの速さが製品開発力を決め、かつ必要なマスク枚数も多くなるのでこの工程に本実施の形態を適用するのは効果が特に大きい。また、第2層配線での最小パターン寸法は、例えば0.35μm(パターンピッチは0.8μm)と露光波長(0.248μm)に比べて十分太いものであった。そこで、そこには前記実施の形態1のKrFエキシマレーザー光用のマスクを適用した。
【0103】
本実施の形態では、全てのリソグラフィ工程に前記実施の形態1〜7までのいずれかのマスクを用い、かつ、マスク保管から露光、マスク回収に至るまで図5あるいは図7に示す手順でリソグラフィを行った。その結果、使用マスクのミスもなく、合わせにも問題なく、CMIS回路を有する半導体集積回路装置において、露光履歴を反映させた一連の製造を行うことができた。マスクの製造コストが安く、製造期間も短くて済むためCMIS回路を有する半導体集積回路装置の製造コストを下げ、かつ短期間で製造することができた。また、CMIS回路を有する半導体集積回路装置の開発TATも短縮できた。
【0104】
(実施の形態9)
本実施の形態においては、本発明をパッケージ実装にまで適用した例を説明する。ここでは、例えばウエハプロセスを経てウエハに形成された複数の半導体チップに対して、ウエハの状態のまま一括してパッケージ・プロセスを施す、いわゆるウエハプロセスパッケージ(Wafer Process Package;以下、WPPと略す)技術に本発明の技術思想を適用した場合について説明する。なお、ウエハ・プロセスは、前工程とも呼ばれ、一般的に、鏡面研磨を施したウエハの主面上に素子を形成し、配線層を形成し、表面保護膜を形成した後、ウエハに形成された複数の半導体チップの各々の電気的試験をプローブ等により行える状態にするまでの工程を言う。
【0105】
図10(a)〜(c)は、ゲート回路部や多層配線の形成が終了した後のウエハ8の要部断面を示している。なお、ここでは、ウエハ8での一括形成を行なっており、半導体チップ(以下、単にチップという)単位への切断は行われていない。
【0106】
図10(a)に示すように、半導体基板8Sの主面(第1の面)には、例えば上記論理素子、メモリ素子またはその両方の素子および多層配線層が形成されている。その多層配線層のうちの最上の配線層には、ボンディングパッドBPが形成されている。ボンディングパッドBPは、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金等のような配線と同一の材料を同一工程時にパターン加工することで形成されている。このボンディングパッドBPの表面は一部を除いて表面保護膜25aによって覆われている。表面保護膜25aは、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜またはこれらの積層膜からなる。表面保護膜25a上には、例えば感光性ポリイミド樹脂等からなる厚さ5μm程度の表面保護膜25bが堆積されている。この表面保護膜25a,25bには、ボンディングパッドBPの一部が露出するような開口部26が穿孔されている。この開口部26を穿孔する際に前記実施の形態1〜7で説明したマスクを用いることも好ましい。これにより、上記したようにボンディングパッドBPの位置等が製品や顧客の要求によって変わっても、その変更に対してマスクの変更も素早く対応できる。なお、符号の19c,19dは、層間絶縁膜を示しており、例えば酸化シリコン膜からなる。
【0107】
表面保護膜25b上には、再配置配線27が形成されている。再配置配線27は、例えばクロム等のようなバリア導体膜上に銅等のような主配線形成用導体膜がスパッタリング法または蒸着法等によって堆積されてなり、開口部26を通じてボンディングパッドBPと電気的に接続されている。ただし、上記バリア膜は、銅の拡散防止機能の他、ポリイミド樹脂との接着性を向上させる機能を有しており、クロムに限定されるものではなく種々変更可能であり、例えばチタン、チタンタングステン、窒化チタンまたはタングステンを用いることもできる。この再配置配線27のパターニングには、前記実施の形態1に記載のリソグラフィ手法を用いた。そのリソグラフィ手順は、図5に示した手順に準拠した。但し、線幅はゲートと比べて大きいので、パターニングの為の露光はi線(波長0.365μm)ステッパ(ステップ・アンド・リピート縮小投影露光装置)を用いた。
【0108】
続いて、図10(b)に示すように、ウエハ8の主面上に、再度、例えば感光性ポリイミド樹脂等からなる封止樹脂膜28を塗布し、再配置配線27を被覆する。最上の封止樹脂膜28をポリイミド樹脂等のような有機系絶縁膜としたのは、比較的軟らかい有機系絶縁膜を最上層としてチップの取り扱いを容易にするためである。すなわち、最上の絶縁膜を無機系絶縁膜とするとチップの取り扱い(搬送等)時に封止樹脂膜にクラックが入り易くその取り扱いが困難となるが、有機系絶縁膜の場合は、比較的軟らかいので、そのような問題を回避できるからである。
【0109】
その後、その封止樹脂膜28に対して露光・現像処理を施すことにより、再配置配線27の一部が露出するような開口部29を穿孔する。この開口部29を穿孔するための露光処理に際しても前記実施の形態1〜6のリソグラフィ工程を用いることが好ましい。これにより、上記したようにボンディングパッドBPや再配置配線27の位置等が製品や顧客の要求によって変わっても、その変更に対してマスクの変更も素早く対応できる。
【0110】
その後、ウエハ8の主面上に、例えばクロム、クロム−銅合金等および金等を下層から順にスパッタリング法等によって堆積した後、これをレジストパターンをエッチングマスクとしたエッチング処理によってパターニングすることにより、バンプ下地金属層30を形成する。このバンプ下地金属層30のパターン加工のための露光処理に際しても前記実施の形態1〜6のリソグラフィ工程を用いることが好ましい。これにより、上記したようにボンディングパッドBPや再配置配線27の位置等が製品や顧客の要求によって変わっても、その変更に対してマスクの変更も素早く対応できる。バンプ下地金属層30は、例えば平面円形状に形成され、開口部29を通じて再配置配線27と電気的に接続されている。
【0111】
最後に、例えば鉛−錫合金等からなる半田ペーストを印刷した後、ウエハ8に対して熱処理を施すことにより、図10(c)に示すように、バンプ下地金属層30上に半田バンプ電極31を形成した。
【0112】
以上のような工程の後、ウエハ8から個々のチップ8Cを切り出し、図11(a),(b)に示すように、チップ8Cを配線基板30上に実装する。チップ8Cの半田バンプ電極31は、配線基板32のランドと電気的に接続されている。図11(a)は、上記封止樹脂28の緩衝性が充分であり、チップ8Cと配線基板32との間に充填材(アンダーフィル)を介在させていない場合が例示されている。もちろん、その充填材を介在させても良い。図11(b)は、上記封止樹脂28が無い場合あるいは緩衝性が充分でない場合の実装構造であり、チップ8Cと配線基板32との間に液状樹脂等からなる充填材33が介在され、チップ8Cが配線基板32にしっかりと固定されている場合が例示されている。
【0113】
以上のように、本実施の形態によれば、WPP(再配置配線のパターニング等)に適用することにより、多品種のチップサイズの実装を効率よく行なうことができた。
【0114】
(実施の形態10)
本実施の形態においては、本発明をマルチチップモジュール製作に適用した例を以下に示す。
【0115】
本実施の形態では、メモリチップとロジックチップを全く別の製造工程を経て製造した。メモリチップとしては、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、マスクROMまたはフラッシュメモリ(EEPROM)等のようなメモリ回路が主として形成されたチップがある。また、ロジックチップとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のような論理回路が主として形成されたチップがある。
【0116】
メモリチップの製造では、規則的な配置の密集した微細パターンが多いので、露光装置でフォトマスクのパターンをウエーハ上に転写する際の照明条件を密集度に合せた照明とした。ここでは、輪帯照明や用途に応じた特殊照明を採用した。また、マスクは、ほとんどの露光工程において、クロム等のようなメタルを遮光体とする通常のマスクを用いた。
【0117】
一方、ロジックチップの製造では、特に、ゲート回路部でメモリチップより微細なパターンが必要であるが、密集度は必ずしも高くはないので、大面積の照明光源を用いた。また、品種によりゲート回路も異なるので、前記実施の形態で示したマスクと上記通常のマスクとを効率よく使い分けてチップを製作した。
【0118】
以上の2種類のチップを、図12に示すように、工程301a、301bに分けてそれぞれ製造し、工程301でベース基板(配線基板)上に配置した。図13(a)は、以上のようにして構成されたマルチチップモジュールMCMの平面図、(b)は(a)のX1−X1線の断面図の一例を示している。
【0119】
ここには、ベース基板32M上に、メモリチップ8CMおよびロジックチップ8CLの他に、画像処理部や特定用途の信号処理部等のような種々の目的に応じて、種々の機能を有する他のチップ8Cが実装されている。本実施の形態では、これら各チップ8C,8CM,8Cを、別々に製造し、一つのベース基板32M上に実装することで、マルチチップモジュールMCMを製造した。各チップ8C,8CM,8CLの半田バンプ電極31等の形成工程は、例えば前記実施の形態9と同様の方法を採用した。各チップ8C,8CM,8CLの半田バンプ電極31は、ベース基板32Mの主面のランド、ベース基板32M内の内層配線を通じてベース基板32Mの裏面のランドおよびそれに接続された半田バンプ電極34と電気的に接続されている。
【0120】
このような本実施の形態によれば、各チップ毎に最適なプロセス条件を選択することができ、チップの性能を向上させることができるので、高性能なマルチチップモジュールMCMを製造することができた。
【0121】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0122】
例えば前記実施の形態におけるマスクの減光体パターンをピーリングによって剥離しても良い。すなわち、マスクの減光体パターンに粘着テープを貼り付けた後、これを剥がすことで減光体パターンを剥離しても良い。
【0123】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である半導体装置の製造方法に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、例えば、液晶基板の製造方法、磁気ディスクヘッドの製造方法またはマイクロマシンの製造方法にも適用できる。
【0124】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下の通りである。
(1).フォトマスクに形成された回路用パターンと、アライメントマークと、識別用マークとが同一の感光性組成物減光体からなり、前記識別用マークを用いてフォトマスクを識別する工程と、前記アライメントマークを用いてフォトマスクの合わせを行う工程と、前記回路用パターンにより半導体ウエハ上にパターンを転写する工程とを有することにより、フォトマスクの識別を容易に行うことができるので、フォトマスクの管理を容易に行うことが可能となる。
(2).フォトマスクに形成された回路用パターンと、アライメントマークと、識別用マークとが同一の感光性組成物減光体からなり、前記識別用マークを用いてフォトマスクを識別する工程と、前記アライメントマークを用いてフォトマスクの合わせを行う工程と、前記回路用パターンにより半導体ウエハ上にパターンを転写する工程とを有することにより、フォトマスクのアライメントを容易に行うことができるので、半導体装置の歩留まりを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造工程で用いるフォトマスクの平面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程で用いるフォトマスクの平面図である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程中の要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態であるカーボンを分散させたレジスト(I)の分光特性を示す特性図である。
【図5】本発明の実施の形態である半導体装置の製造工程におけるフォトリソグラフィ工程の工程図である。
【図6】本発明の実施の形態である半導体装置の製造工程で用いた露光装置の構成の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態である半導体装置の製造工程におけるフォトリソグラフィ工程の工程図である。
【図8】(a)〜(g)は、本発明の実施の形態である半導体装置の製造工程で用いたレベンソン型位相シフトマスクの製造工程中における要部断面図である。
【図9】(a)〜(f)は、本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中における半導体ウエハの要部断面図である。
【図10】(a)〜(c)は、本発明の他の実施の形態である半導体装置の製造工程中における要部断面図である。
【図11】(a),(b)は、本発明の他の実施の形態である半導体装置の要部断面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態である半導体装置の製造フローの説明図である。
【図13】(a)は図12の半導体装置の平面図、(b)は(a)のX1−X1線の断面図である。
【図14】フェノール樹脂をベースとする代表的な電子線レジストの分光特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1a 本体回路パターン
1b ウエハ用合わせマーク
1c レチクル合わせマーク
1d バーコード(識別用マーク)
1e 識別マーク(識別用マーク)
1f ベースライン補正パターン
1g ペリクルフレーム
1h 短寸法測定パターン
1i 長寸法測定パターン
1j 位相角モニタマーク
1k ベースライン補正パターン
1m フィールド部分
2 レジスト膜
3 水溶性導電膜
4 縮小投影露光装置部
4a 光源
4b フライアイレンズ
4c 照明形状調整アパーチャ
4d,4e コンデンサレンズ
4f ミラー
4g 投影レンズ
4h マスク位置制御手段
4i マスクステージ
4j 位置検出手段
4k 試料台
4m Zステージ
4n XYステージ
4p 主制御系
4q,4r 駆動手段
4s ミラー
4t レーザ測長器
5 フォトマスクストッカ
6 マスクモニタ
6a 照明系
6b 受光系
7 マスク搬送系
8 半導体ウエハ
8S 半導体基板
8C 半導体チップ
9 シフタ膜
9a シフタパターン
10 電子線レジスト
10a レジストパターン
11 レジスト膜
11a レジストパターン
12a,12b 酸化膜
13a レジストパターン
14 フィールド絶縁膜
15 ゲート絶縁膜
16 ゲート電極
17,18 半導体領域
19a,19b,19c,19d 層間絶縁膜
20L 配線
20R 抵抗
21 コンタクトホール
22L 第1層配線
25a,25b 表面保護膜
26 開口部
27 再配置配線
28 封止樹脂膜
29 開口部
30 バンプ下地金属層
31 半田バンプ電極
32 配線基板
32M ベース基板
33 充填材
34 半田バンプ電極
A,B フォトマスク
GP ガラス基板
PA 本体回路パターン領域
EX 露光装置
PE ペリクル
NWL nウエル
PWL pウエル
MCM マルチチップモジュール
Qp pチャネル型のMIS・FET
Qn nチャネル型のMIS・FET

Claims (7)

  1. フォトマスクに形成された回路用パターンと、フォトマスクのアライメントマークと、フォトマスクの識別用マークとが同一の感光性組成物減光体からなり、
    (a)前記識別用マークを用いてフォトマスクを識別する工程と、
    (b)前記アライメントマークを用いてフォトマスクの合わせを行う工程と、
    (c)前記回路用パターンにより半導体ウエハ上にパターンを転写する工程とを有し、
    前記感光性組成物減光体はカーボンを含有させたレジストであり、前記カーボンの粒径は200nm以下で、かつ、含有量が10%以上であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記カーボンの粒径が100nm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、前記カーボンの粒径が50nm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記フォトマスクの回路用パターンを転写するための露光光の波長は、前記フォトマスクの識別工程に際して前記識別用マークを検出するための光の波長と異なることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、前記フォトマスクの回路用パターンを転写するための露光光の波長は、前記フォトマスクのアライメントに際して前記アライメントマークを検出するための光の波長および前記フォトマスクの識別工程に際して前記識別用マークを検出するための光の波長と異なることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 透明基板と感光性組成物減光体とを有するフォトマスクをストッカに保管する工程と、前記感光性組成物減光体で形成されているマークを読み取って前記フォトマスクのマスク識別を行う工程と、該フォトマスクを露光装置上の所定の露光部へ移送する工程と、前記フォトマスク上の感光性組成物減光体からなるアライメントマークの位置を検出して半導体ウエハとの位置合わせを行う工程と、前記露光装置にて該半導体ウエハに前記フォトマスクの所望のパターンを露光する工程と、前記露光を行った後、該フォトマスクを前記ストッカへ移送する工程と、前記露光を行った後、該フォトマスクを前記ストッカへ移送する工程の後に、前記フォトマスクを今後とも使用するか否かを判断する工程と、使用しないと判断した場合には前記感光性組成物減光体を剥離して透明基板に戻す工程と、前記フォトマスクを洗浄する工程と、該フォトマスクの透明基板上の異物検査を行う工程と、該透明基板上に感光性組成物減光体を被着する工程と、該感光性組成物減光体に所望のパターンを描画する工程と、現像を行って、前記感光性組成物減光体からなる回路パターンを有するフォトマスクを作製する工程と、該フォトマスクをストッカに移送し再度露光を行う工程とを有し、
    前記感光性組成物はカーボンを含有させたレジストであり、前記カーボンの粒径は200nm以下で、かつ、含有量が10%以上であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、前記感光性組成物減光体における光の透過率が、波長150nm以上、750nm以下の光において30%以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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