JP2002196470A - フォトマスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

フォトマスクの製造方法および半導体集積回路装置の製造方法

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JP2002196470A
JP2002196470A JP2000395447A JP2000395447A JP2002196470A JP 2002196470 A JP2002196470 A JP 2002196470A JP 2000395447 A JP2000395447 A JP 2000395447A JP 2000395447 A JP2000395447 A JP 2000395447A JP 2002196470 A JP2002196470 A JP 2002196470A
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mask
pattern
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light
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Katsuya Hayano
勝也 早野
Norio Hasegawa
昇雄 長谷川
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Hitachi Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトマスクの製造時間を短縮する。 【解決手段】 IPマスクMm1のパターンを縮小投影
露光することで製造された製品マスクを用いて半導体ウ
エハ上に所定のパターンを縮小投影露光する方法におい
て、IPマスクMm1を、その遮光パターン2がレジス
ト膜等のような有機膜で構成されるレジストマスク構造
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトマスクの製
造方法および半導体集積回路装置の製造置技術に関し、
特に、半導体集積回路装置の製造工程において、フォト
マスク(以下、単にマスクという)を用いた露光処理に
より、半導体ウエハ(以下、単にウエハと言う)に所定
のパターンを転写するフォトリソグラフィ(以下、単に
リソグラフィという)技術に適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】素子や配線等のようなパターンの微細、
高集積の要求に伴い、マスク・コストの増大が問題とな
っている。これは、マスク製造の分野は、マーケット規
模が小さいため採算に乗らないという状況下にあって、
マスクパターンにおいても微細で高い精度が要求される
ことから、例えば高価なパターン描画装置や検査装置等
が必要となりそのための設備費やランニングコストが膨
大になること、位相シフト技術や光近接効果補正(Opti
cal Proximity Correction)技術等のような新たな技術
を導入する必要性が生じること、要求されるパターンが
微細になることからマスクの歩留りが下がること等、様
々な要因によるものである。半導体集積回路装置におい
ては、その性能の向上に伴い、1つの半導体集積回路装
置を製造するのに必要なマスクの総数が増える傾向にあ
ることからも、マスクのコストを如何にして低減するか
が重要な課題となっている。
【0003】このような課題の解決を目的とした技術に
ついては、例えば日経BP社、2000年4月1日発
行、「日経マイクロデバイス2000年4月号」P14
5,P146、日経BP社、2000年5月1日発行、
「日経マイクロデバイス2000年5月号」P142〜
P152、特開2000−17196号公報およびPROC
EEDINGS OF SPIE SPIE−The International Society f
or Optical Engineering「Optical Microlithography X
III 1−3 March 2000 Santa Clara,USA」P
647〜P657に記載がある。ここには、描画精度の
高い寸法でマスタとなるマスク(マスタ・マスク)を作
成し、このマスタ・マスクのパターンを縮小投影露光装
置を用いてドータ・マスクに転写し、さらに、そのドー
タ・マスクを用いてウエハ上にパターンを転写する技術
が開示されている。具体的には、以下のような手順でマ
スク(マスタ・マスクおよびドータ・マスク)を作成す
る。
【0004】まず、マスタ・マスク用のマスク基板を用
意する。このマスク基板上には、例えばクロム等のよう
な金属膜およびレジスト膜が下層から順に堆積されてい
る。続いて、そのマスタ・マスク上のレジスト膜に設計
ルールの20倍のパターンを描画した後、現像処理によ
り形成されたレジストパターンをエッチングマスクとし
て、下層の金属膜をエッチング法によってパターニング
することによりマスタ・マスクを製造する。その後、マ
スタ・マスク用のマスク基板と同様のドータ・マスク用
のマスク基板を用意する。続いて、上記マスタ・マスク
のマスクパターンをi線ステッパ等のような縮小投影露
光装置を用いてドータ・マスク用のマスク基板のレジス
ト膜に描画した後、マスタ・マスクと同様にして金属膜
をエッチングしてドータ・マスクを製造する。この技術
では、高価な電子線描画装置が不要となるのでマスクの
コスト低減を推進できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記マスク
(マスタ・マスクおよびドータ・マスク)の製造技術に
おいては、以下の課題があることを本発明者は見出し
た。
【0006】第1は、マスクを効率的に短期間で製造す
ることについて充分な考慮がなされていないという問題
である。すなわち、上記技術においてマスタ・マスクは
一回または数回程度しか使用されないにもかかわらず、
マスタ・マスクのマスクパターンを、微細なパターンを
有する通常のマスクと同様に、上記金属膜をエッチング
することで形成しているため、マスタ・マスクの製造に
時間がかかり、その結果、半導体集積回路装置の製造時
間の短縮を阻害するという問題がある。このような問題
は、システムLSI等のようなカスタム製品を製造する
場合に特に問題となる。カスタム製品においては、高い
機能が要求される程、製品開発に要する工数や期間がか
かることになるが、その反面、現存する製品の陳腐化も
速く、製品寿命が短いため、製品の開発、製造期間の短
縮が望まれている。したがって、カスタム製品の製造に
おいては、その製造に用いるマスクを如何にして効率的
に短時間で製造するかが重要な課題となっている。
【0007】第2は、マスクのコストをさらに下げるこ
とについて充分な解決手段されていないという問題であ
る。すなわち、上記技術では、マスタマスクを一回また
は数回程度の露光にしか使用しないので、マスタ・マス
クの製造コストが高くなり、半導体集積回路装置のコス
ト低減を阻害するという問題がある。この場合も上記カ
スタム製品において特に問題となる。カスタム製品は、
DRAM等のような汎用品と比較して、1品種当たりの
生産量が少ないためである。
【0008】本発明の目的は、マスクの製造時間を短縮
することのできる技術を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、半導体集積回
路装置の製造時間を短縮することのできる技術を提供す
ることにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、マスクのコス
トを低減することのできる技術を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、半導体集積
回路装置のコストを低減することのできる技術を提供す
ることにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】すなわち、本発明は、1枚または複数枚の
レジストマスクを含む複数枚の第1のマスクの各々のパ
ターンを縮小投影露光して第2のマスクに転写した後、
その第2のマスクのパターンを縮小投影露光して半導体
ウエハに転写する工程を有するものである。
【0015】また、本発明は、少なくとも1枚がレジス
トマスクからなる複数枚のIPマスクのセットの各々の
パターンを縮小投影露光して製品マスクに転写した後、
その製品マスクのパターンを縮小投影露光して半導体ウ
エハに転写する工程を有するものである。
【0016】また、本発明は、前記製品マスクが、露光
光に対して遮光性を有するメタルパターンを持つもので
ある。
【0017】また、本発明は、前記製品マスクが、レジ
ストマスクとするものである。
【0018】また、本発明は、前記製品マスクが、露光
光に対して遮光性を有するメタルパターンと、露光光に
対して遮光性または減光性を有する有機膜パターンとの
両方を有するものである。
【0019】また、本発明は、前記有機膜パターンが、
前記製品マスクの一部のパターン転写領域のみに配置さ
れているものである。
【0020】また、本発明は、前記パターン転写領域が
ユーザロジック回路部とするものである。
【0021】また、本発明は、前記製品マスクの前記有
機膜パターンを除去した後、再度、有機膜パターンを形
成する工程を有するものである。
【0022】また、本発明は、メモリマットまたはメモ
リマットの集合体を転写するためのフォトマスクであっ
て、レジストマスクからなる第1のIPマスクを用意す
る工程、前記メモリマットの周辺回路領域を転写するた
めのフォトマスクであって、レジストマスクからなる第
2のIPマスクを用意する工程、前記第1、第2のIP
マスクのパターンを製品マスクに縮小投影露光する工
程、前記製品マスクのパターンを半導体ウエハに縮小投
影露光する工程とを有するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本願発明を詳細に説明する前に、
本願における用語の意味を説明すると次の通りである。
【0024】1.IP(Intellectual Property):既
に設計され、動作が確認されている回路機能ブロック
を、設計資産として再利用が可能な回路ブロックまたは
機能ブロックのことを言う。具体的には、マクロセル(M
acro Cell)がある。
【0025】2.マクロセル:基本セルよりも高機能
で、大規模な特定用途の回路ブロックまたは機能ブロッ
クを言う。マスクパターンが確定しているハードマクロ
と、ライブラリ情報はネットリスト表現までで、設計の
たびにマスクパターンを生成するソフトマクロに分類さ
れる。マクロセルには、小規模な論理ゲートを表し高さ
一定の標準セル(ポリセル)、規則的なレイアウト構造
を持ちモジュールジェネレータにより入力パラメータに
応じて自動生成されるRAM(Random Access Memor
y)、ROM(Read Only Memory)、PLA(Programmab
le Logic Array)、乗算器、加算機またはデータパスな
どのようなモジュールセル、CPU(CentralProcessin
g Unit)やアナログセル、I/O(Input/Output)セル
等がある。マクロセルは、マスクパターン情報以外に、
自動配置配線のためのセル枠および端子情報、シミュレ
ーションのための機能モデル、論理モデルおよび遅延パ
ラメータ等のような情報がセルライブラリとして設計シ
ステム(コンピュータ等)に登録されており、シミュレ
ーションのとき等、セルライブラリから簡単に呼び出し
て使用できる。上記RAMの例としては、DRAM(Dy
namic RAM)、SRAM(Static RAM)またはFRAM
(Ferroelectric RAM)等がある。また、ROMの例と
しては、マスクROM(MROM)、フラッシュメモリ
(EEPROM;Electric Erasable Programmable RO
M)等がある。
【0026】3.マスク(光学マスク):マスク基板上
に光を遮光するパターンや光の位相を変化させるパター
ンを形成したものである。実寸の数倍のパターンが形成
されたレチクルも含む。マスクの第1主面とは、上記光
を遮蔽するパターンや光の位相を変化させるパターンが
形成されたパターン面であり、マスクの第2主面とは第
1主面の反対側の面(すなわち、裏面)のことを言う。
【0027】4.製品マスク:上記マスクの1種であっ
て、ドータマスクまたは中間マスクとも呼ばれ、ウエハ
等のような被転写基板にパターンを転写する際に用いる
マスクを言う。
【0028】5.マスタ・マスク:上記マスクの1種で
あり、上記製品マスクにパターンを転写する際に用いる
マスクであって、製品マスクのパターンの数倍のパター
ンが形成されているマスクを言う。本実施の形態で呼ぶ
IP(Intellectual Property)マスクもこの一つであ
る。
【0029】6.通常のマスク:上記マスクの一種であ
って、マスク基板上に、メタルからなる遮光パターン
と、光透過パターンとでマスクパターンを形成した一般
的なマスクのことを言う。
【0030】7.レジストマスク:上記マスクの一種で
あって、マスク基板上に、有機膜からなる遮光体(遮光
膜、遮光パターン、遮光領域等)を有するマスクを言
う。すなわち、本願でレジストマスクというのは、一般
に感光性レジストをベースとした膜を電子線(イオンビ
ーム)や光(真空紫外、遠紫外、近紫外等の紫外線、可
視光)等のエネルギービームやフォトリソグラフィーの
手法で感光してパターニングするものを言う。遮蔽膜と
しては真空紫外、遠紫外、近紫外等の紫外線、可視光の
全部または一部を遮蔽する。感光性は上記樹脂自体の属
性であり、ハロゲン化銀等の添加組成物が感光性の主体
をなすエマルジョンマスク等は原則として、ここで言う
レジストマスクに対応しないものとする。ただし、それ
らを含めて各種の添加物を含むことを許容することは言
うまでもない。
【0031】8.マスク(上記通常のマスクおよびレジ
ストマスク)のパターン面を以下の領域に分類する。転
写されるべき集積回路パターンが配置される領域を「集
積回路パターン領域」といい、その外周の領域を「周辺
領域」と言う。この集積回路パターン領域には、複数の
チップ領域が配置される。
【0032】9.「遮光体」、「遮光領域」、「遮光
膜」、「遮光パターン」と言うときは、その領域に照射
される露光光のうち、40%未満を透過させる光学特性
を有することを示す。一般に数%から30%未満のもの
が使われる。一方、「透明」、「透明膜」、「光透過領
域」、「光透過パターン」と言うときは、その領域に照
射される露光光のうち、60%以上を透過させる光学特
性を有することを示す。一般に90%以上のものが使用
される。
【0033】10.ウエハ:集積回路の製造に用いるシ
リコン単結晶基板(一般にほぼ平面円形状)、サファイ
ア基板、ガラス基板、その他の絶縁、反絶縁または半導
体基板等並びにそれらの複合的基板を言う。また、本願
において半導体集積回路装置というときは、シリコンウ
エハやサファイア基板等の半導体または絶縁体基板上に
作られるものだけでなく、特に、そうでない旨明示され
た場合を除き、TFT(Thin-Film-Transistor)および
STN(Super-Twisted-Nematic)液晶等のようなガラ
ス等の他の絶縁基板上に作られるもの等も含むものとす
る。
【0034】11.デバイス面:ウエハの主面であっ
て、その面にリソグラフィにより、複数のチップ領域に
対応するデバイスパターンが形成される面を言う。
【0035】12.転写パターン:マスクによってウエ
ハ上に転写されたパターンであって、具体的にはフォト
レジスト(以下、単にレジストという)パターンおよび
フォトレジストパターンをマスクとして実際に形成され
たウエハ上のパターンを言う。
【0036】13.レジストパターン:感光性樹脂膜
(レジスト膜)をフォトリソグラフィの手法により、パ
ターニングした膜パターンを言う。なお、このパターン
には当該部分に関して全く開口のない単なるレジスト膜
を含む。
【0037】14.通常照明:非変形照明のことで、光
強度分布が比較的均一な照明を言う。
【0038】15.変形照明:中央部の照度を下げた照
明であって、斜方照明、輪帯照明、4重極照明、5重極
照明等の多重極照明またはそれと等価な瞳フィルタによ
る超解像技術を含む。
【0039】16.スキャンニング露光:細いスリット
状の露光帯を、ウエハとマスクに対して、スリットの長
手方向と直交する方向に(斜めに移動させてもよい)相
対的に連続移動(走査)させることによって、マスク上
の回路パターンをウエハ上の所望の部分に転写する露光
方法。この露光方法を行う装置をスキャナという。
【0040】17.ステップ・アンド・スキャン露光:
上記スキャンニング露光とステッピング露光を組み合わ
せてウエハ上の露光すべき部分の全体を露光する方法で
あり、上記スキャンニング露光の下位概念に当たる。
【0041】18.ステップ・アンド・リピート露光:
マスク上の回路パターンの投影像に対してウエハを繰り
返しステップすることで、マスク上の回路パターンをウ
エハ上の所望の部分に転写する露光方法。この露光方法
を行う装置をステッパという。
【0042】以下の実施の形態においては便宜上その必
要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に
分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それら
はお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部ま
たは全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0043】また、以下の実施の形態において、要素の
数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場
合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数
に限定される場合等を除き、その特定の数に限定される
ものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
【0044】さらに、以下の実施の形態において、その
構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場
合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合
等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまで
もない。
【0045】同様に、以下の実施の形態において、構成
要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示
した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられ
る場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似
するもの等を含むものとする。このことは、上記数値お
よび範囲についても同様である。
【0046】また、本実施の形態を説明するための全図
において同一機能を有するものは同一の符号を付し、そ
の繰り返しの説明は省略する。
【0047】また、本実施の形態で用いる図面において
は、平面図であっても図面を見易くするために遮光体
(遮光膜、遮光パターン、遮光領域等)およびレジスト
膜にハッチングを付す。
【0048】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0049】(実施の形態1)本実施の形態の半導体集
積回路装置の製造方法は、IPマスク(第1のフォトマ
スク)のパターンを縮小投影露光装置を用いて製品マス
ク(第2のフォトマスク)に転写し、その製品マスクの
パターンを縮小投影露光装置を用いてウエハを転写する
ことにより、所望の半導体集積回路装置を製造するもの
である。
【0050】まず、本実施の形態で用いるIPマスクに
ついて説明する。本実施の形態では、IPマスクを上記
レジストマスクとしている。基本的なレジストマスク
は、レジスト膜等のような有機膜がArFエキシマレー
ザ光(波長193nm)等のような露光光に対してマス
ク効果(減光性または遮光性)を有することを利用した
技術である。図1は、例えばポリフェノール系樹脂また
はノボラック系樹脂等のようなマスク描画等で用いられ
る一般的な電子線レジスト膜の分光透過率を示してい
る。また、ここでは、それらの電子線レジスト膜の膜厚
を約100nmとした場合の分光透過率を例示してい
る。これらの電子線レジスト膜は、例えば波長が150
nm〜230nm程度の光に対して透過率がほぼ0であ
り、例えば波長193nmのArFエキシマレーザ光や
波長157nmのF2レーザ光等に対して充分なマスク
効果を有することが分かる。なお、レジスト膜を遮光体
とするマスクについては、例えば特開平5−28930
7号公報に開示されている。
【0051】次に、本実施の形態で用いるIPマスクの
一例を図2〜図5により説明する。図2〜図5(a)は
IPマスクMm1〜Mm5の全体平面図、(b)は各
(a)のX1−X1線、X2−X2線、X3−X3線お
よびX4−X4線の断面図、(c)は変形例の断面図を
示している。なお、図2〜図5(a)は、平面図である
が、図面を分かり易くするために遮光体にハッチングを
付す。この場合、有機膜からなる遮光体は太線のハッチ
ング、メタルからなる遮光体は細線のハッチングとし
た。また、図2〜図5では、説明を簡単にするために各
IPマスクMm1〜Mm4のパターンを英字のEで模式
的に示している。実際には、配線や電極等を形成するた
めのラインまたは矩形状のパターン、スルーホールやコ
ンタクトホール等を形成するためのホールパターン等あ
るいは不純物導入時のマスクを形成するためのパターン
が形成されている。また、図2〜図5では、各IPマス
クMm1〜Mm4に1個の集積回路パターン領域CAを
配置した場合を例示している。ただし、集積回路パター
ン領域CAの配置は、これに限定されるものではなく複
数個の集積回路パターン領域を配置しても良い。また、
ここでは、1個の集積回路パターン領域CAが1個の半
導体チップ(以下、単にチップという)の形成領域に相
当している場合を例示している。
【0052】このIPマスクMm1〜Mm4には、例え
ば後述する製品マスクのパターンの4倍または5倍のパ
ターンが形成されている。IPマスクMm1〜Mm4
は、製品マスクのパターン寸法の4倍または5倍である
ため、パターン形成および寸法精度が高い。また、寸法
ばらつきは製品マスクに転写される際に縮小率分小さく
できるので、製品マスク上での寸法精度を極めて高くで
きる。また、欠陥の低減も可能である。したがって、よ
り高精度なパターン寸法が要求される製品の製造が可能
となる。この倍率は、製品マスクを形成する際に用いる
縮小投影露光装置の倍率に依存するもので特に上記した
ものに限定されるものではない。このIPマスクMm1
〜Mm4を構成するマスク基板1は、例えば平面四角形
状に形成された厚さ6mm程度の透明な合成石英ガラス
基板等からなる。
【0053】図2のIPマスクMm1は、マスク基板1
の第1主面上の遮光パターン2(2a,2b,2c)が
全て有機膜で構成されている場合を例示している。この
遮光パターン2は、例えばg線(波長436nm)、i
線(波長365nm)、KrFエキシマレーザ光(波長
248nm)、ArFエキシマレーザ光(波長193n
m)またはF2レーザ光(波長157nm)等のような
露光光を吸収(遮光または減光)する性質を有してお
り、クロム等のようなメタルからなる遮光体とほぼ同様
のマスク効果を有している。遮光パターン2aは、集積
回路パターンを上記製品マスク上に転写するためのパタ
ーンであり、マスク基板1の第1主面中央における集積
回路パターン領域CAの光透過領域3aに配置されてい
る。遮光パターン2bは、集積回路パターン領域CAの
範囲を規定するパターンであり、集積回路パターン領域
CAの外周を縁取るように周辺領域に配置されている。
このIPマスクMm1では、遮光パターン2bが帯状に
形成され、その外方の周辺領域が光透過領域3bとなっ
ている。その光透過領域3bに配置された平面十字状で
例示される遮光パターン2cは、IPマスクMm1と縮
小投影露光装置との平面的な位置合せを行う際に用いる
アライメントマークである。ペリクルの基部の接合面
は、遮光パターン2bの外周のマスク基板1に接触され
た状態で接合される。これにより、ペリクル剥離の問題
やペリクル離脱着時の異物発生の問題を回避できる。
【0054】図2(b)には、その遮光パターン2が電
子線レジスト膜の単体膜で構成されている場合が例示さ
れている。この電子線レジスト膜の材料としては、例え
ばα-メチルスチレンとα−クロロアクリル酸の共重合
体、ノボラック樹脂とキノンジアジド、ノボラック樹脂
とポリメチルペンテン−1−スルホン、クロロメチル化
ポリスチレン等を主成分とするものを用いた。ポリビニ
ルフェノール樹脂等のようなフェノール樹脂やノボラッ
ク樹脂にインヒビタおよび酸発生剤を混合した、いわゆ
る化学増幅型レジスト等を用いることができる。ここで
用いる遮光用のレジスト膜の材料としては、投影露光装
置の光源に対し遮光特性を持ち、マスク製造プロセスに
おけるパターン描画装置の光源、例えば電子線あるいは
230nm以上の光に感度を有する特性を持っていれば
良く、前記材料に限定されるものではなく種々変更可能
である。ポリフェノール系、ノボラック系樹脂を約10
0nmの膜厚に形成した場合は、例えば150nm〜2
30nm程度の波長で透過率がほぼ0であり、例えばA
rFエキシマレーザ光、F2レーザ光等に十分なマスク
効果を有する。ここでは、波長200nm以下の真空紫
外光を対象にしたが、これに限定されない。上記g線、
i線またはKrFエキシマレーザ光等のように波長が2
00nmよりも長い波長の露光光を用いることもでき
る。その場合は、他の電子線レジスト膜材料を用いる
か、露光光に対して吸光性を有する吸収材や遮光性を有
する遮光材をレジスト膜に添加することが必要である。
これにより、遮光パターン2が電子線レジスト膜の単体
膜であっても、例えばg線、i線またはKrFエキシマ
レーザ光等のような波長が200nm以上の露光光に対
して充分なマスク効果を持たせることができる。なお、
有機膜によって遮光パターンを形成する技術について
は、本願発明者らによる特願平11−185221号
(平成11年6月30日出願)に記載がある。
【0055】また、図2(c)には、上記遮光パターン
2が、例えば吸光性有機膜上に上記図2(b)で説明し
た電子線レジスト膜を堆積した積層膜で構成されている
場合が例示されている。吸光性有機膜は、例えばポリイ
ミド樹脂等のような反射防止膜からなり、上記波長が2
00nm以上の露光光に対して吸光性、減光性または遮
光性を有する材料からなる。これにより、上記波長が2
00nm以上の露光光に対しても充分なマスク効果を持
たせることできる。このような積層構造の遮光パターン
2を形成するには、まず、電子線レジスト膜に電子線を
用いて所定のパターンを描画する。続いて、現像処理を
施して電子線レジスト膜のレジストパターンを形成す
る。その際に、レジストパターンをマスクとして下層の
吸光性有機膜を自己整合的にパターニングする。なお、
遮光膜を吸光性有機膜と感光性有機膜との積層膜で構成
する技術については、本願発明者らによる特願2000
−328159号および特願2000−328160号
(両出願ともに平成12年10月27日出願)に記載が
ある。
【0056】図3のIPマスクMm2は、マスク基板1
の第1主面上の遮光パターン2(2c,2d)が全て有
機膜で構成されている場合であって、図2のIPマスク
Mm1に対して光透過領域および遮光領域の配置が反転
している場合を例示している。このIPマスクMm2に
おけるマスク基板1の第1主面の中央には、遮光パター
ン2dが配置されている。遮光パターン2dは、集積回
路パターン領域CAの大半を覆うパターンであり、その
外周が周辺領域にはみ出した形状となっている。遮光パ
ターン2dで規定された光透過パターン3cは、集積回
路パターンを上記製品マスク上に転写するためのパター
ンであり、マスク基板1の第1主面中央における集積回
路パターン領域CA内に配置されている。ペリクルの基
部の接合面は、遮光パターン2dの外周のマスク基板1
に接触された状態で接合される。図3(b)は、上記と
同様、遮光パターン2(2c,2d)が上記電子線レジ
スト膜の単体膜で構成されている場合を示し、図3
(c)は、遮光パターン2(2c,2d)が上記吸光性
有機膜と電子線レジスト膜との積層膜で構成されている
場合を示している。なお、IPマスクMm1,Mm2を
用いてウエハ上に同じパターンを転写するには、IPマ
スクMm1を用いる場合は、ウエハ上にポジ形のレジス
ト膜を塗布し、IPマスクMm2を用いる場合は、ウエ
ハ上にネガ形のレジスト膜を塗布すれば良い。
【0057】図4のIPマスクMm3は、マスク基板1
の第1主面上に、有機膜からなる遮光パターン2(2
a)と、メタルからなる遮光パターン4(4a,4b)
とが配置されている場合を例示している。このIPマス
クMm3では、遮光パターン4a,4b(図2のIPマ
スクMm1の遮光パターン2b,2cにそれぞれ相当)
が、例えばクロム(Cr)の単体膜またはクロムと酸化
クロム(CrOx)との積層膜等のようなメタル膜で構
成されている。ただし、遮光パターン4の材料は、上記
クロム等に限定されるものではなく種々変更可能であ
り、例えばタングステン、モリブデン、タンタルまたは
チタン等のような高融点金属、窒化タングステン等のよ
うな窒化物、タングステンシリサイド(WSix)やモ
リブデンシリサイド(MoSix)等のような高融点金
属シリサイド(化合物)、あるいはこれらの積層膜を用
いても良い。レジストマスクの場合は、有機膜からなる
遮光パターン2を除去した後、そのマスク基板1を洗浄
し再度使用する場合(再生)があるので、耐酸化性およ
び耐摩耗性に富み、耐剥離性に富むタングステン等のよ
うな高融点金属は、遮光パターン4の材料として好まし
い。平面十字状で例示される遮光パターン4bは、IP
マスクMm3と縮小投影露光装置との平面的な位置合わ
せを行う際に用いるアライメントマークである。アライ
メントマークをメタルで構成したことにより、アライメ
ント用の光源として、例えば波長が633nmのヘリウ
ム−ネオン(He−Ne)ガスレーザ光を用いる場合で
も、充分な遮光効果を得ることができ、遮光領域と光透
過領域との間のコントラストを充分に得ることができる
ので、位置検出を良好に行うことができ、パターン転写
精度を向上させることができる。ペリクルの基部の接合
面は、遮光パターン4aの外周のマスク基板1に接触さ
れた状態で接合される。図4(b)は、上記と同様、遮
光パターン2(2a)が上記電子線レジスト膜の単体膜
で構成されている場合を示し、図4(c)は、遮光パタ
ーン2(2a)が上記吸光性有機膜と電子線レジスト膜
との積層膜で構成されている場合を示している。このI
PマスクMm3では、再生に際して、図2,図3のIP
マスクMm1,Mm2に比べ周辺領域の遮光パターン4
a,4bを露光しないで済む分、マスクの製造時間を短
縮できる。なお、この構成のIPマスクMm3でも、図
3で説明したように、集積回路パターン領域のパターン
を反転させる構造とすることもできる。また、レジスト
マスクの再生技術については、例えば本願発明者らによ
る特願2000−246506号(平成12年8月15
日出願)に記載がある。
【0058】図5のIPマスクMm4は、マスク基板1
の第1主面における周辺領域の大半がメタルからなる遮
光パターン4cで覆われている場合を例示している。遮
光パターン4cは、上記遮光パターン4a等と同じメタ
ルからなる。遮光パターン4cの一部には、遮光パター
ン4cで規定される平面十字状で例示される微細な光透
過パターン3dが形成されている。この光透過パターン
3dは、IPマスクMm4と縮小投影露光装置との平面
的な位置合わせを行う際に用いるアライメントマークで
ある。この場合も、アライメント用の光源として、例え
ば波長が633nmのヘリウム−ネオンガスレーザ光を
用いる場合に、充分な遮光効果を得ることができ、遮光
領域と光透過領域との間のコントラストを充分に得るこ
とができるので、位置検出を良好に行うことができ、パ
ターン転写精度を向上させることができる。ペリクルの
基部の接合面は、遮光パターン4cに接触された状態で
接合される。図5(b)は、上記と同様、遮光パターン
2(2a)が上記電子線レジスト膜の単体膜で構成され
ている場合を示し、図5(c)は、遮光パターン2(2
a)が上記吸光性有機膜と電子線レジスト膜との積層膜
で構成されている場合を示している。なお、この構成の
IPマスクMm4でも、図3で説明したように、集積回
路パターン領域のパターンを反転させる構造とすること
もできる。
【0059】このようにIPマスクをレジストマスクで
構成したことにより、例えば以下の効果を得ることがで
きる。
【0060】第1に、半導体集積回路装置の開発期間や
製造時間を短縮できる。IPマスクは、1回または数回
程度しか使用しない(特に、カスタム製品)ので、その
製造に時間をかけることは時間的に無駄が生じることに
なる。これに対して、本実施の形態のIPマスクにおい
ては、遮光パターンを有機膜で構成していることによ
り、マスクパターンの形成に際して、メタル膜のエッチ
ング工程を無くすことができるので、IPマスクの製造
時間を上記通常のマスクに比べて大幅に短縮できる。
【0061】第2に、製品マスク上(すなわち、ウエハ
上)に転写されるパターンの寸法精度を向上させること
ができるので、半導体集積回路装置の性能および集積度
を向上させることができる。これは、本実施の形態のI
Pマスクにおいては、マスクパターンの形成に際して、
メタル膜をエッチングするのではなく、有機膜を露光お
よび現像処理でパターニングして形成するので、マスク
パターンをエッチングで形成した場合の寸法誤差を無く
すことができるからである。
【0062】第3に、信頼性の高いIPマスクを高い歩
留りで製造できる。これは、パターンの形成に際してエ
ッチングを行わないので、欠陥の発生率も大幅に低減で
きるからである。
【0063】第4に、マスク(IPマスクおよび製品マ
スクを含む上位概念)の製造コストを低減できるので、
半導体集積回路装置のコストを低減できる。これは、上
記第3の効果が得られる他、本実施の形態のIPマスク
においては、遮光パターンを有機膜で構成していること
により、マスクパターンの形成に際してメタル膜をエッ
チングする工程を無くすことができるので、エッチング
を行う場合に必要な材料費、燃料費および設備費を削減
でき、また、有機膜からなる遮光パターンを除去するこ
とでマスク基板をリサイクルできるからである。IPマ
スクは、1回または数回しか使用しない(特にカスタム
製品)ので、この効果は、半導体集積回路装置のコスト
を低減する上で非常に効果的である。
【0064】なお、レジストマスクの場合、露光光の照
射に対して膜質および透過率が変動する可能性がある。
しかし、IPマスクは1回または数回しか露光処理に使
用しないので、その程度の露光処理であればIPマスク
としてレジストマスクを用いても充分な耐性があり、上
記の膜質および透過率の変動が小さく問題とならないレ
ベルである。
【0065】次に、前記製品マスクについて説明する。
図6〜図8その一例を示している。製品マスクMd1〜
Md3の平面の全体寸法は、上記IPマスクMm1〜M
m4と同程度である。ここでは、倍率を4倍としたの
で、図6〜図8には、例えば4×4=16個の集積回路
パターン領域CAが配置されている場合が例示されてい
る。製品マスクMd1〜Md3は、IPマスクMm1〜
Mm4を用いて製造されたものなので、各集積回路パタ
ーン領域CAのパターンを、IPマスクMm1〜Mm4
に合わせて英字のEで模式的に示している。ここでも、
1個の集積回路パターン領域CAが1個のチップの形成
領域に相当している。図6〜図8(a)は、平面図であ
るが、図面を分かり易くするために遮光体にハッチング
を付す。この場合、有機膜からなる遮光体は太線のハッ
チング、メタルからなる遮光体は細線のハッチングとし
た。
【0066】図6(a)は、製品マスクMd1の全体平
面図、(b)は(a)のX5−X5線の断面図を示して
いる。この製品マスクMd1は、前記通常のマスクで構
成されている。すなわち、マスク基板1の第1主面上の
遮光パターン4(4b,4d,4e)が、例えばクロム
の単体膜またはクロム上に酸化クロムを積み重ねた積層
膜で構成されている。遮光パターン4dは、上記IPマ
スクMm1〜Mm4の遮光パターン2aまたは光透過パ
ターン3cが転写されたパターンであって、集積回路パ
ターンをウエハ上に転写するためのパターンであり、各
集積回路パターン領域CAの光透過領域3aに配置され
ている。集積回路パターン領域CAのパターンを図3に
示したように反転させても良い。遮光パターン4eは、
集積回路パターン領域CAの範囲を規定するパターンで
あり、集積回路パターン領域CAの外周を縁取るように
配置されている。製品マスクMd1の場合もマスク基板
1の周辺領域を図5に示した構造とすることもできる。
【0067】このような製品マスクMd1では、ペリク
ルの基部の接合面が、遮光パターン4eの外周のマスク
基板1に接触された状態で接合される。製品マスクMd
1は、IPマスクよりは使用回数が多いので、製品マス
クMd1を通常のマスクとすることは、製品マスクMd
1の耐久性(寿命)を向上させる上で効果的である。
【0068】図7(a)は、製品マスクMd2の全体平
面図、(b)は(a)のX6−X6線の断面図を示して
いる。この製品マスクMd2は、前記レジストマスクで
構成されている。すなわち、マスク基板1の第1主面上
の遮光パターン2(2c,2e,2f)が、上記有機膜
で構成されている。遮光パターン2eは、上記IPマス
クMm1〜Mm4の遮光パターン2aまたは光透過パタ
ーン3cが転写されたパターンであって、集積回路パタ
ーンをウエハ上に転写するためのパターンであり、各集
積回路パターン領域CAの光透過領域3aに配置されて
いる。集積回路パターン領域CAのパターンを図3に示
したように反転させても良い。遮光パターン2fは、集
積回路パターン領域CAの範囲を規定するパターンであ
り、集積回路パターン領域CAの外周を縁取るように配
置されている。この製品マスクMd2では、ペリクルの
基部の接合面が、遮光パターン2fの外周のマスク基板
1に接触された状態で接合される。図7(b)は、製品
マスクMd2の遮光パターン2が前記電子線レジスト膜
の単体膜で構成されている場合を示し、同図(c)は製
品マスクMd2の遮光パターン2が上記吸光性有機膜と
電子線レジスト膜との積層膜で構成されている場合を示
している。
【0069】このような製品マスクMd2では、IPマ
スクをレジストマスクとした場合に得られた前記第1〜
第2の効果をさらに向上させるができる。すなわち、半
導体集積回路装置の開発期間や製造時間をさらに短縮で
きる。また、製品マスク上(すなわち、ウエハ上)に転
写されるパターンの寸法精度をさらに向上させることが
できるので、半導体集積回路装置の性能および集積度を
さらに向上させることができる。また、信頼性の高い製
品マスクを高い歩留りで製造できる。マスク(IPマス
クおよび製品マスクを含む上位概念)の製造コストをさ
らに低減できるので、半導体集積回路装置のコストをさ
らに低減できる。
【0070】図8(a)は、製品マスクMd3の全体平
面図、(b)は(a)のX7−X7線の断面図を示して
いる。製品マスクMd3は、マスク基板1の第1主面上
に、有機膜からなる遮光パターン2(2e)と、メタル
からなる遮光パターン4(4b,4d)とが配置されて
いる場合を例示している。この製品マスクMd3では、
遮光パターン4b,4e(図7の製品マスクMd2の遮
光パターン2c,2fにそれぞれ相当)が、例えばクロ
ムの単体膜またはクロムと酸化クロムとの積層膜等のよ
うなメタル膜で構成されている。ただし、この場合の遮
光パターン4の材料は、上記図4で説明したのと同様
に、例えば上記高融点金属、上記窒化物、上記高融点金
属シリサイド(化合物)、あるいはこれらの積層膜とし
ても良い。特に、レジストマスクの場合は、有機膜から
なる遮光パターン2を除去した後、そのマスク基板1を
洗浄し再度使用する場合(再生)があるので、耐酸化性
および耐摩耗性に富み、耐剥離性に富む上記高融点金属
は、遮光パターン4の材料として好ましい。この構成の
製品マスクMd3でも、前記図3で説明したように、集
積回路パターン領域のパターンを反転させる構造とする
こともできる。この製品マスクMd3では、ペリクルの
基部の接合面が、遮光パターン4eの外周のマスク基板
1に接触された状態で接合される。図8(b)は、上記
と同様、遮光パターン2(2e)が上記電子線レジスト
膜の単体膜で構成されている場合を示し、図8(c)
は、遮光パターン2(2e)が上記吸光性有機膜と電子
線レジスト膜との積層膜で構成されている場合を示して
いる。
【0071】この製品マスクMd3では、上記図7の製
品マスクMd2を用いた場合に得られる効果の他に、再
生に際して、図7の製品マスクMd2に比べ周辺領域の
遮光パターン4b,4eを露光しないで済む分、マスク
の製造時間を短縮できる、という効果を得ることができ
る。
【0072】図9は、このような製品マスクMd1〜M
d3を用いた縮小投影露光処理によってウエハ5上に転
写されたパターンを例示している。図9(a)はウエハ
5の全体平面図、(b)は(a)中のチップ形成領域W
CAの拡大平面図、(c)は(b)のX8−X8線の断
面図を示している。なお、図9(a),(b)は平面図
であるが、図面を見易くするためハッチングを付す。
【0073】ウエハ5の半導体基板5Sは、例えばシリ
コン(Si)単結晶等のような半導体からなり、そのデ
バイス面(主面)には、所定の集積回路素子が形成され
ている。ウエハ5のデバイス面には、複数のチップ形成
領域WCAが配置されている。各チップ形成領域WCA
には、上記製品マスクMd1〜Md3を用いた露光処理
によって転写されたレジストパターンRPが転写されて
いる。ここでは、半導体基板5Sのデバイス面上に、例
えば酸化シリコン等からなる絶縁膜6が堆積され、さら
に、その上に、例えばアルミニウムまたはアルミニウム
合金等のようなメタル膜7が堆積されている場合が例示
されている。上記レジストパターンRPは、そのメタル
膜7上に形成されている。
【0074】次に、上記製品マスクMd1〜Md3の製
造およびウエハ5上のレジストパターンRPの転写工程
で用いた縮小投影露光装置の一例を図10によって説明
する。なお、図10においては、露光装置の機能を説明
するために必要な部分のみを示したが、その他の通常の
露光装置(スキャナやステッパ)に必要な部分は通常の
範囲で同様である。
【0075】図10に示す露光装置EXPは、例えば縮
小比4:1の走査型縮小投影露光装置(スキャナ)であ
る。露光装置EXPの露光条件は、例えば次の通りであ
る。すなわち、露光光Lpには、例えば露光波長248
nm程度のKrFエキシマレーザ光を用い、光学レンズ
の開口数NA=0.65、照明の形状は円形であり、コ
ヒーレンシ(σ:sigma)値=0.7である。マスクM
としては、前記IPマスクMm1〜Mm4または製品マ
スクMd1〜Md3を用いる。ただし、露光光Lpは、
上記のものに限定されるものではなく種々変更可能であ
り、例えば上記g線、i線、ArFエキシマレーザ光ま
たはF2ガスレーザ光を用いても良い。
【0076】露光光源E1から発する光は、フライアイ
レンズE2、アパーチャE3、コンデンサレンズE4、
E5及びミラーE6を介してマスク(ここではレチク
ル)Mを照明する。光学条件のうち、コヒーレンシはア
パーチャE3の開口部の大きさを変化させることにより
調整した。マスクM上には異物付着によるパターン転写
不良等を防止するための上記ペリクルPEが設けられて
いる。マスクM上に描かれたマスクパターンは、投影レ
ンズE7を介して処理基板である製品マスクMd1〜M
d3またはウエハ5上に投影される。なお、マスクM
は、マスク位置制御手段E8およびミラーE9で制御さ
れたマスクステージE10上に載置され、その中心と投
影レンズE7の光軸とは正確に位置合わせがなされてい
る。
【0077】製品マスクMd1〜Md3またはウエハ5
は、試料台E11上に真空吸着されている。試料台E1
1は、投影レンズE7の光軸方向、すなわち、試料台E
11の基板載置面に垂直な方向(Z方向)に移動可能な
ZステージE12上に載置され、さらに試料台E11の
基板載置面に平行な方向に移動可能なXYステージE1
3上に搭載されている。ZステージE12及びXYステ
ージE13は、主制御系E14からの制御命令に応じて
それぞれの駆動手段E15,E16によって駆動される
ので、所望の露光位置に移動可能である。その位置はZ
ステージE13に固定されたミラーE17の位置とし
て、レーザ測長機E18で正確にモニタされている。ま
た、製品マスクMd1〜Md3またはウエハ5の表面位
置は、通常の露光装置が有する焦点位置検出手段で計測
される。計測結果に応じてZステージE12を駆動させ
ることにより、ウエハ5の表面は常に投影レンズE7の
結像面と一致させることができる。
【0078】マスクMと、製品マスクMd1〜Md3ま
たはウエハ5とは、縮小比に応じて同期して駆動され、
露光領域がマスクM上を走査しながらマスクパターンを
製品マスクMd1〜Md3またはウエハ5上に縮小転写
する。このとき、製品マスクMd1〜Md3またはウエ
ハ5の表面位置も上述の手段により製品マスクMd1〜
Md3またはウエハ5の走査に対して動的に駆動制御さ
れる。ウエハ5上に形成された回路パターンに対してマ
スクM上の回路パターンを重ね合わせ露光する場合、ウ
エハ5上に形成されたマークパターンの位置をアライメ
ント検出光学系を用いて検出し、その検出結果からウエ
ハ5を位置決めして重ね合わせ転写する。主制御系E1
4はネットワーク装置と電気的に接続されており、露光
装置EXPの状態の遠隔監視等が可能となっている。
【0079】本実施の形態によれば、マスク精度を向上
させることができ、その結果、転写パターンのばらつき
を約40%低減することができた。これにより、チップ
の動作速度を向上させることができ、高付加価値のデバ
イスチップを高歩留まりで製造することができた。ま
た、マスクの寸法ばらつきに起因するウエハ上での寸法
ばらつきを低減できるので、製品製造の工程歩留まり率
を2/3に低減できた。
【0080】(実施の形態2)本実施の形態2では、例
えばシステムLSI等のような混載デバイスの製造方法
に本発明を適用した場合について説明する。図11は、
そのシステムLSIの一例を示すチップ5Cの全体平面
図を模式的に示している。なお、図11には、各回路領
域を区別するためにハッチングを付した。
【0081】チップ5Cは、前記実施の形態1で説明し
たウエハ5のチップ形成領域WCA(図9等参照)を切
断して得られたものである。チップ5Cのデバイス面
(主面)の中央の内部回路領域IAには、複数の回路領
域10a〜10eが配置されている。回路領域10a
は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)
が形成された領域、回路領域10bは、例えばSRAM
(Static Random Access Memory)が形成された領域、
回路領域10cは、例えばDSP(Digital SignalProc
essor)が形成された領域、回路領域10dは、例えば
マイクロプロセッサが形成された領域、さらに回路領域
10eは、例えばユーザロジックが形成された領域を示
している。内部回路領域IAの外周の周辺回路領域PA
には、入出力回路(入力回路、出力回路および入出力双
方向回路)等および複数の外部端子11が配置されてい
る。外部端子11は、内部回路領域IAに形成された集
積回路の電極を外部に引き出すための電極であり、ボン
ディングワイヤまたはバンプ電極等が接合されるように
なっている。
【0082】このような混載デバイスを製造する際に用
いたIPマスクを図12に示す。図12(a)〜(e)
のIPマスクMm5〜Mm9は、それぞれ図11の回路
領域10a〜10eの転写用のマスクを示している。こ
れらのIPマスクMm5〜Mm9は、前記実施の形態1
で説明したのと同様に、基本的にレジストマスクで構成
されている。IPマスクMm5〜Mm9の具体的構成は
前記実施の形態1の図2〜図5で説明したのと同じなの
で説明を省略する。なお、図12(a)〜(e)の各I
PマスクMm5〜Mm8には、それが図11のチップ5
cのどの回路領域10a〜10dを転写するものかを示
すために各回路領域10a〜10dと同様のハッチング
を付した。ユーザロジック用の回路領域10eを転写す
るためのIPマスクMm9には、図11で示した回路領
域10eと同様にハッチングを付さないことで、それを
示した。
【0083】また、このようなIPマスクMm5〜Mm
9を用いて製造された製品マスクを図13に示す。製品
マスクMd4の集積回路パターン領域CAには、複数の
パターン転写領域12a〜12eが配置されている。パ
ターン転写領域12aは、そのパターンが、図12
(a)のIPマスクMm5で転写された領域であり、図
11の回路領域10aのパターンを転写するためのパタ
ーンが配置された領域である。パターン転写領域12b
は、そのパターンが、図12(b)のIPマスクMm6
で転写された領域であり、図11の回路領域10bのパ
ターンを転写するためのパターンが配置された領域であ
る。パターン転写領域12cは、そのパターンが、図1
2(c)のIPマスクMm7で転写された領域であり、
図11の回路領域10cのパターンを転写するためのパ
ターンが配置された領域である。パターン転写領域12
dは、そのパターンが、図12(d)のIPマスクMm
8で転写された領域であり、図11の回路領域10dの
パターンを転写するためのパターンが配置された領域で
ある。パターン転写領域12eは、そのパターンが、図
12(e)のIPマスクMm9で転写された領域であ
り、図11の回路領域10eのパターンを転写するため
のパターンが配置された領域である。このような製品マ
スクMd4を用いてウエハ5のデバイス面に転写された
パターンを図14に模式的に示す。
【0084】なお、図13の製品マスクMd4の各パタ
ーン転写領域12a〜12eおよび図14のチップ形成
領域WCAには、それが図11のチップ5cのどの回路
領域10a〜10dを転写するものかを示すために各回
路領域10a〜10dと同様のハッチングを付した。製
品マスクMd4においてユーザロジック用の回路領域1
0eを転写するためのパターン転写領域12eおよびウ
エハ5の各チップ形成領域WCAにおける論理回路領域
10eには、図11で示した回路領域10eと同様にハ
ッチングを付さないことで、それを示した。
【0085】次に、このような混在デバイスの製造方法
の製造工程の具体的な一例を図15の工程図に沿って、
図16および図17を用いて説明する。なお、図16お
よび図17においては、図11の回路領域10a〜10
eのパターンを、それぞれ英字のD,S,DS,M,U
で模式的に示す。また、図16および図17において
は、図面を見易くするため、有機膜からなる遮光パター
ンに太いハッチングを付し、メタルからなる遮光パター
ンに細いハッチングを付した。
【0086】まず、上記マスク基板の第1主面上に上記
電子線レジスト膜を塗布し、これに対して電子線描画処
理を施すことでパターンを描画する。続いて、これに対
して現像処理を施すことで、遮光パターンがレジスト膜
等のような有機膜で構成されるレジストマスクでIPマ
スクを製造する(工程100,101)。このIPマス
クの一例を図16に模式的に示す。IPマスクMm10
〜Mm14は、図11の混載デバイスを構成するのに用
いるIPマスクのセットを示している。各IPマスクM
m10〜Mm14は、レジストマスクで構成されてい
る。IPマスクMm10〜Mm14は、それぞれ図11
の回路領域10a〜10eを転写するためのマスクであ
る。各IPマスクMm10〜Mm14の集積回路パター
ン領域には、前記有機膜からなる遮光パターン2が形成
されている。IPマスクを通常のマスクとした場合に
は、上記電子線描画処理後にメタル膜のエッチング工程
が必要であるが、本実施の形態では、IPマスクをレジ
ストマスクとしていることにより、それらの工程が不要
であり、現像完了の段階でIPマスクとして完成する。
ここでは、IPマスクMm10〜Mm14の周辺領域に
メタルからなる遮光パターン4(4b,4c)が配置さ
れている場合を例示したが、これに限定されるものでは
なく、前記実施の形態1において、図2,図3,図5で
説明した構造のIPマスクを用いても良い。
【0087】次に、このIPマスクMm10〜Mm14
のセットを用いて製品マスクを製造する。ここでは、製
品マスクを通常のマスクとする。そこで、まず、製品用
のマスク基板を用意する。このマスク基板の第1主面に
は、例えばクロムまたは酸化クロム等のようなメタル膜
が堆積が堆積され、さらにその上にはレジスト膜が塗布
されている。続いて、この製品用のマスク基板を、上記
露光装置EXPの試料台E11にセットした後、その露
光装置EXPのマスクステージE10にIPマスクMm
10〜Mm14を順にセットして順に露光処理を施し、
現像処理を施す(工程102)。その後、製品マスクの
マスク基板1上における各回路領域間(パターン転写領
域のパターン間)に接続ずれがあるか否かを検査する
(工程103)。検査の結果、接続ずれが確認された場
合には、上記現像処理で形成されたレジストパターンを
除去し、上記と同様のレジスト塗布、露光および現像処
理を施して再作成する。検査の結果、接続ずれが無いと
確認された場合には、上記IPマスクMm10〜Mm1
5を用いた露光処理によりマスク基板上のメタル膜上に
形成されたレジストパターンをエッチングマスクとし
て、そこから露出するメタル膜をエッチング除去するこ
とでメタルからなる遮光パターンを形成し(工程10
4)、製品マスクを製造する(工程105)。この製品
マスクの一例を図17に模式的に示す。製品マスクMd
5は、通常のマスクで構成されており、集積回路パター
ン領域CA内における各パターン転写領域12a〜12
eおよび周辺領域には、メタル膜からなる遮光パターン
4(4b,4d,4e)が形成されている。
【0088】その後、この製品マスクを上記露光装置E
XPにセットした後、ウエハのデバイス面上のレジスト
膜に露光処理を施すことにより、ウエハのデバイス面に
複数のチップ形成領域を転写する。これ以降は、通常の
半導体集積回路装置の製造方法と同じなので説明を省略
する。
【0089】(実施の形態3)本実施の形態において
は、製品マスクをレジストマスクで構成する場合につい
て説明する。図18は、前記実施の形態2で説明した混
載デバイスの製造方法の製造工程の一例を示している。
また、図19は、製品マスクMd6の一例を示してい
る。なお、図19においては、図11の回路領域10a
〜10eのパターンを、それぞれ英字のD,S,DS,
M,Uで模式的に示す。また、図19においては、図面
を見易くするため、有機膜からなる遮光パターンに太い
ハッチングを付した。
【0090】ここでは、前記実施の形態2で説明したの
と同様に、図18の工程100〜工程101を経た後、
工程102a以降は、例えば次のようにする。
【0091】まず、製品マスク用のマスク基板を用意す
る。このマスク基板は、その主面に、メタル膜は塗布さ
れておらず、例えば前記電子線レジスト膜が塗布されて
いる。続いて、その製品用のマスク基板を前記露光装置
EXPの試料台E11上にセットした後、その露光装置
EXPのマスクステージE10に、前記図16で例示し
たIPマスクMm10〜Mm14を順にセットして順に
露光処理を施し、現像処理を施す(工程102a)。こ
こでは、製品マスクのマスク基板上にレジストパターン
からなる遮光パターンが形成される。その後、製品マス
クのマスク基板上における各回路領域間(パターン転写
領域のパターン間)に接続ずれがあるか否かを検査する
(工程103a)。検査の結果、接続ずれが確認された
場合には、上記現像処理で形成されたレジストパターン
を除去し、上記と同様のレジスト塗布、露光および現像
処理を施して再作成する。検査の結果、接続ずれが無い
と確認された場合には、製品マスクの完成となる(工程
105a)。この後、製品マスク上のパターンに欠陥が
あるか否かを検査しても良い。その際に、製品マスクを
用いてウエハ上に露光処理を行い、そのウエハ上に転写
されたレジストパターンの良否を確認することで、製品
マスクのパターンの良否を検査しても良い。この検査の
結果、合格であれば製品マスクとして実際の半導体集積
回路装置の製造に用い、不合格であれば、有機膜からな
る遮光パターンを除去して再度製品マスクを作成し直
す。このように実際のウエハ上にパターンを転写して製
品マスクのパターンの良否を判定することにより、製品
マスク専用の検査装置を不要とすることができる。ま
た、欠陥修正装置等も不要となる。したがって、マスク
コストを低減できる。また、実際の転写パターンを検査
しているので検査結果の信頼性が高い。このため、信頼
性の高い半導体集積回路装置を提供できる。また、検査
の信頼性が高いので、検査のし直しを低減できる。この
ため、マスクの製造時間の短縮を図れる。なお、このよ
うな検査技術については、本願発明者らによる特願20
00−316965号(平成12年10月17日出願)
に記載がある。
【0092】この製品マスクの一例を図19に模式的に
示す。製品マスクMd6は、レジストマスクで構成され
ており、集積回路パターン領域CA内における各パター
ン転写領域12a〜12eおよび周辺領域には、前記有
機膜からなる遮光パターン2(2c,2e,2f)が形
成されている。この場合、IPマスクの製造工程でも、
製品マスクの製造工程でも、メタルをエッチングする工
程が1度も無くなるので、混載デバイスの開発期間およ
び製造時間をさらに短縮できる。また、パターン寸法精
度をさらに向上させることもできる。しかも、前記実施
の形態1で説明した場合よりもさらにマスクコストを低
減できるので、混載デバイスのコストを大幅に低減でき
る。製品マスクは、図19に示すものに限定されるもの
ではなく、例えば前記図8で例示した製品マスクMd3
を使用しても良い。
【0093】(実施の形態4)本実施の形態では、IP
マスクのセットのうち、所定のIPマスクのみをレジス
トマスクとする場合を説明する。ここでは、IPマスク
のセットの中でも比較的複数回使用できるものはメタル
マスクとし、例えばユーザロジック部等のようにパター
ンの変更が生じ易く、1回または数回程度しか使用しな
いものはレジストマスクとする。これにより、IPマス
クのセットを効率的に製造することができる。このた
め、IPマスクの製造時間を短縮でき、半導体集積回路
装置の短納期化に対応できる。また、IPマスクのセッ
トコストを低減できる。
【0094】図20は、図11の混載デバイスの製造工
程の一例を示している。また、図21〜図23は、IP
マスクMm15〜Mm19のセットの一例を示してい
る。なお、図21〜図23においては、図11の回路領
域10a〜10eのパターンを、それぞれ英字のD,
S,DS,M,Uで模式的に示す。また、図21〜図2
3では、図面を見易くするため、有機膜からなる遮光パ
ターンに太いハッチングを付し、メタルからなる遮光パ
ターンに細いハッチングを付した。
【0095】まず、前記実施の形態2,3と同様にし
て、IPマスクのセットのうちの所定のIPマスクをレ
ジストマスクで製造する(工程100a,101a)。
一方、IPマスクのセットのうちの所定のIPマスクを
通常のマスクで製造する。ここでは、通常のマスクと同
様の製造方法によりIPマスクを製造する。すなわち、
マスク基板上のメタル膜上に電子線レジスト膜を塗布し
た後、これに電子線描画処理によってパターンを描画す
る。続いて、現像処理を施してレジストパターンを形成
した後、これをエッチングマスクとして下層のメタル膜
をパターニングする。このようにして通常のマスクで構
成されるIPマスクを製造する(工程100b,101
b,101c)。
【0096】このようにして製造されたIPマスクのセ
ットの一例を図21に示す。IPマスクMm15〜Mm
18は、通常のマスクとされている。このIPマスクM
m15〜Mm18は、それぞれ図11の回路領域10a
〜10dのパターンを製品マスクに転写するためのマス
クである。各IPマスクMm15〜Mm18には、例え
ばクロムまたは酸化クロム等のようなメタル膜からなる
遮光パターン4(4f)が形成されている。
【0097】一方、IPマスクMm19は、レジストマ
スクとされている。このIPマスクMm19は、図11
の回路領域10eのパターンを製品マスクに転写するた
めのマスクである。すなわち、ユーザロジック回路部の
パターンを転写するためのマスクである。ここでは、前
記実施の形態1の図4で説明したタイプのレジストマス
ク構造を例示したが、これに限定されるものではなく、
前記図2、図3および図5で説明したタイプのレジスト
マスク構造としても良い。
【0098】このIPマスクMm19の遮光パターン2
(2a)を除去した状態を図22に示す。IPマスクM
m19のパターンに変更が生じた場合は、この図22
(e)のマスク基板1の第1主面上に、前記電子線レジ
スト膜を塗布し、これに電子線描画処理によってパター
ンを描画することで、図23に例示するように、上記有
機膜からなる新たな遮光パターン2(2a)を形成し、
IPマスクMm20を製造すれば良い。したがって、ユ
ーザのパターン変更に柔軟にしかも短時間のうちに対応
でき、製品の短納期化が可能となる。すなわち、複数種
類の異なる製品を短期間のうちに提供することが可能と
なる。また、種々の電気的特性試験のためのパターン変
更にも柔軟にしかも短期間のうちに対応できるので、製
品の開発期間を短縮することができる。
【0099】このようなIPマスクMm15〜Mm19
のセットを用意した後、これらを用いて製品マスクを製
造する。この製品マスクの製造工程は、前記実施の形態
3で説明したのと同じなので説明を省略する。
【0100】(実施の形態5)本実施の形態5において
は、製品マスクの一部のみを変更する場合について説明
する。図24は、図11の混載デバイスの製造方法の製
造工程の具体的な一例を示している。
【0101】まず、図24に示すように、前記実施の形
態2〜4と同様に、IPマスクのセットを製造する。こ
のIPマスクは、通常のマスクでも良いし、レジストマ
スクでも良いし、あるいは通常のマスクとレジストマス
クとを混在させても良い(工程200)。続いて、前記
露光装置EXPの試料台E11上に製品マスク用のマス
ク基板をセットする。このマスク基板上には、例えば図
4で説明したのと同様のメタル膜が堆積され、さらにそ
の上にはレジスト膜が塗布されている。続いて、露光装
置EXPのマスクステージE10上に上記IPマスクを
順にセットして順に露光処理を施すことにより、製品マ
スク用のマスク基板上のレジスト膜にパターンを転写し
た後、現像処理を施す(工程201)。その後、製品用
のマスク基板上に形成されたレジストパターンを検査す
る。この際、製品マスクの各パターン転写領域間の接続
ずれがあるか否かを検査する(工程202)。検査の結
果、接続ずれがある場合は、再作成をする。一方、接続
ずれが無ければ、そのレジストパターンをエッチングマ
スクとして、下層のメタル膜をエッチング法によってパ
ターニングして、中間マスタ・マスクを製造する(工程
203,204)。
【0102】この中間マスタ・マスクの一例を図25に
示す。この中間マスタ・マスクMdaは、製品マスクと
して完成される前の未完成マスクである。中間マスタ・
マスクMdaのパターン転写領域12a〜12dには、
例えばメタル膜からなる遮光パターン4(4d)が形成
されている。しかし、ユーザロジック回路部の回路領域
のパターンを転写するためのパターン転写領域12eに
は、何ら遮光パターンが形成されていない。なお、図2
5においては、図11の回路領域10a〜10dのパタ
ーンを、それぞれ英字のD,S,DS,Mで模式的に示
す。また、ここでは、図面を見易くするため、メタル膜
からなる遮光パターンに細いハッチングを付す。
【0103】次いで、この中間マスタ・マスクMdaの
マスク基板1の第1主面上に前記電子線レジスト膜を塗
布した後、これを上記露光装置EXPの試料台E11上
にセットし、かつ、マスクステージE10上に、上記図
11の回路領域10eのパターンを転写するためのIP
マスクをセットした状態で、露光処理を施し、続いて、
現像処理を施す(工程205)。このようにして中間マ
スタ・マスクMdaのマスク基板1上に形成されたレジ
ストパターンについて、各パターン転写領域間の接続ず
れがあるか否かを検査する(工程206)。検査の結
果、接続ずれがある場合は、再作成をする。一方、接続
ずれが無ければ、そのレジストパターンを遮光パターン
とする製品マスクを製造する(工程207)。
【0104】この製品マスクの一例を図26に示す。こ
の製品マスクMd7のパターン転写領域12eには、例
えば前記有機膜からなる遮光パターン2(2e)が形成
されている。すなわち、本実施の形態の製品マスクMd
7では、同じマスク基板1の第1主面の集積回路パター
ン領域CA内に、メタルからなる遮光パターン4(4
d)と、有機膜からなる遮光パターン2(2e)との両
方が配置されている。なお、図26においては、図11
の回路領域10a〜10eのパターンを、それぞれ英字
のD,S,DS,M,Uで模式的に示す。また、ここで
は、図面を見易くするため、メタル膜からなる遮光パタ
ーンに細いハッチングを付し、有機膜からなる遮光パタ
ーンに太いハッチングを付す。また、部分レジストマス
ク技術については、本願発明者らによる特願平2000
−206728号および特願2000−206729号
(共に平成12年7月7日出願)に記載がある。
【0105】次に、このような製品マスクのパターン変
更方法について説明する。図27は、その変更方法の工
程の一例を示している。例えばユーザロジック回路部の
パターンの変更に際しては、まず、製品マスクMd7の
パターン転写領域12eにおける有機膜からなる遮光パ
ターン2(2e)を除去し洗浄処理を施す(工程30
0)。これにより、図25に示した中間マスタ・マスク
Mdaの状態に戻る(工程301)。その後、図24で
説明したのと同様の工程を経て、図28に例示するよう
に、製品マスクMd8のユーザロジック回路部のパター
ンを転写するためのパターン転写領域12eに、図26
に示した元の製品マスクMd7のパターン転写領域12
eに形成されていた遮光パターン2(2e)とは異なる
回路構成を形成する有機膜からなる新たな遮光パターン
2(2e)を形成する。これにより、回路構成の異なる
混載デバイスを短時間のうちに製造することができる。
このような製品マスクの製造方法は、電気的特性が若干
異なる同一タイプの混載デバイスをシリーズで提供する
ような場合にも適している。また、混載デバイスの開発
期に種々の電気的特性のものを試験用として製造し、そ
の電気的特性のうち最適なものを選択するような場合に
も、短期間のうちに多くのデータを取得できることから
適している。
【0106】(実施の形態6)本実施の形態において
は、例えばDRAMに本発明を適用した場合について説
明する。このDRAMの一例を図29に示す。
【0107】チップ5Cの中央の内部回路領域IAに
は、複数のメモリマット15が規則的に並んで配置され
ている。各メモリマット15内には、例えば1個のMI
S・FET(Metal Insulator Semiconductor・Field E
ffect Transistor)と1個のキャパシタとを有するメモ
リセルが複数個規則的に並んで配置されている。各メモ
リセルは、ワード線とこれに交差するように配置された
データ線との交点近傍に配置されている。また、各メモ
リマット15の近傍には、周辺回路領域16a,16b
が配置されている。周辺回路領域16a,16bには、
デコーダ回路、センスアンプ回路、ドライバ回路等のよ
うな種々の周辺回路が配置されている。さらに、内部回
路領域IAの外周の短辺近傍には、複数の外部端子11
が並んで配置されている。
【0108】次に、本実施の形態におけるIPマスクの
一例を説明する。本実施の形態では、上記メモリマット
15のパターンを転写するためのIPマスク(第1のI
Pマスク)と、上記周辺回路領域のパターンを転写する
ためのIPマスク(第2のIPマスク)とを用意した。
図30は、その一例を示している。図30(a)〜
(c)は、それぞれ上記メモリマット15のパターンを
転写するためのIPマスクMm20、上記周辺回路領域
16aのパターンを転写するためのIPマスクMm2
1、上記周辺回路領域16bのパターンを転写するため
のIPマスクMm22を示している。
【0109】このIPマスクMm20〜Mm22は、前
記レジストマスクで構成されている。ここでは、前記図
4のレジストマスク構造を例示したが、これに限定され
るものではなく種々変更可能であり、前記図2,図3お
よび図5で例示したレジストマスク構造とすることもで
きる。また、IPマスクMm20〜Mm22のうちのど
れかをレジストマスクとし、それ以外を通常のマスクと
しても良い。
【0110】また、ここでは、1個のIPマスクMm2
0に1個のメモリマットを転写するための領域を設けた
場合について説明したが、これに限定されるものでは
く、1枚のIPマスクMm20に複数個のメモリマット
を転写するための領域(ブロック単位またはチップ単
位)を設けても良い。
【0111】このようなIPマスクMm20〜Mm22
を用いて製品マスクを製造する。その製造方法は、前記
実施の形態1〜5と同じなので説明を省略する。IPマ
スクMm20のみを用いて製品マスクにパターンを転写
した状態を図31に示す。パターン転写領域12mは、
上記図29のメモリマット15のパターンを転写するた
めの領域である。また、IPマスクMm20〜Mm22
を用いて製造された製品マスクの一例を図32に示す。
製品マスクMd9のパターン転写領域12p1,12p
2は、それぞれ上記図29の周辺回路領域16a,16
bのパターンを転写するための領域である。製品マスク
Md9は、レジストマスク構造としても良いし、通常の
マスク構造としても良い。レジストマスク構造とした場
合は、前記実施の形態1〜5と同様の効果が得られる。
特に、マスクの製造時間を短縮できる。また、マスクコ
ストを低減できる。一方、DRAM等のようなメモリ製
品では、大量生産が見込め、製品マスクMd9を複数回
使用することから、それによりマスクコストの増大を吸
収できるので、製品マスクMd9を通常のマスクとして
もコストの増大を回避できる。また、製品マスクMd9
を複数回使用する場合には、ある程度の耐性(耐光性お
よび機械的な耐性)が必要となることからも通常のマス
クとすることが好ましい。
【0112】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0113】例えば有機膜からなる遮光パターンを現像
処理によってパターン形成した後、露光光照射に対する
耐性を向上させる目的で、熱処理や予め紫外光を強力に
照射する、いわゆるレジスト膜のハードニング処理を行
っても良い。
【0114】また、前記実施の形態1〜6では、マスク
基板上の有機膜からなるパターンが遮光パターンとした
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば減光パターン、すなわち、ハーフトーンパタ
ーンとして用いることもできる。
【0115】また、前記実施の形態6では、DRAMの
製造方法に本発明を適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えばSRAM、マス
クROM、フラッシュメモリ(EEPROM)等のよう
な他のメモリの製造方法に適用できる。これらの場合も
前記実施の形態6で説明したようにメモリマットと周辺
回路領域とでIPマスクを分けることができる。
【0116】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
集積回路装置の製造方法に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、例えば液晶パネ
ル、ディスクアレイまたはマイクロマシンの製造方法に
も適用できる。
【0117】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。 (1).本発明によれば、第1のマスクをレジストマスクと
したことにより、第1のマスクにおけるマスクパターン
のパターニング工程に際してエッチング処理を無くすこ
とができるので、マスクの製造時間を短縮することが可
能となる。 (2).本発明によれば、第1のマスクをレジストマスクと
したことにより、第1のマスクにおけるマスクパターン
のパターニング工程に際してエッチング処理を無くすこ
とができ、マスクの製造時間を短縮できるので、半導体
集積回路装置の製造時間を短縮することが可能となる。 (3).本発明によれば、第1のマスクをレジストマスクと
したことにより、第1のマスクにおけるマスクパターン
のパターニング工程に際してエッチング処理を無くすこ
とができるので、マスクのコストを低減することが可能
となる。 (4).本発明によれば、第1のマスクをレジストマスクと
したことにより、マスクのコストを低減できるので、半
導体集積回路装置のコストを低減することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法で用いるフォトマスクに形成されたレジス
ト膜の各種露光波長の光に対する光透過率を示すグラフ
図である。
【図2】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いるフォトマスクの平面図、
(b)は(a)のX1−X1線の断面図、(c)は
(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いる他のフォトマスクの平面
図、(b)は(a)のX2−X2線の断面図、(c)は
(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図4】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いる他のフォトマスクの平面
図、(b)は(a)のX3−X3線の断面図、(c)は
(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図5】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いるさらに他のフォトマスク
の平面図、(b)は(a)のX4−X4線の断面図、
(c)は(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図6】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いる他のフォトマスクの平面
図、(b)は(a)のX5−X5線の断面図である。
【図7】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いる他のフォトマスクの平面
図、(b)は(a)のX6−X6線の断面図、(c)は
(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図8】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造方法で用いる他のフォトマスクの平面
図、(b)は(a)のX7−X7線の断面図、(c)は
(b)の変形例の構造を示す断面図である。
【図9】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造工程における半導体ウエハの平面図、
(b)は(a)の半導体ウエハにおける半導体チップ形
成領域の拡大平面図、(c)は(b)のX8−X8線の
断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態である半導体集積回路
装置の製造方法で用いる露光装置の一例の説明図であ
る。
【図11】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置を構成する半導体チップの一例の全体平面図であ
る。
【図12】(a)〜(e)は図11の半導体集積回路装
置の製造に用いるフォトマスクの一例の全体平面図であ
る。
【図13】図11の半導体集積回路装置の製造に用いる
フォトマスクの一例の全体平面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程における半導体ウエハの全体平面図で
ある。
【図15】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程を示
すフロー図である。
【図16】(a)〜(e)は図15の製造工程で用いら
れるフォトマスクの一例の全体平面図である。
【図17】図15の製造工程で製造されるフォトマスク
の一例の全体平面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程を示
すフロー図である。
【図19】図18の製造工程で製造されるフォトマスク
の一例の全体平面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程を示
すフロー図である。
【図21】(a)〜(e)は図20の製造工程で用いら
れるフォトマスクの一例の全体平面図である。
【図22】(a)〜(e)は図20の製造工程で用いら
れるフォトマスクの一例の全体平面図である。
【図23】(a)〜(e)は図20の製造工程で用いら
れるフォトマスクの一例の全体平面図である。
【図24】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程を示
すフロー図である。
【図25】図24の製造工程で製造されるフォトマスク
の一例の全体平面図である。
【図26】図24の製造工程で製造されるフォトマスク
の一例の全体平面図である。
【図27】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造方法で用いるフォトマスクの製造工程を示
すフロー図である。
【図28】図27の製造工程で製造されるフォトマスク
の一例の全体平面図である。
【図29】本発明のさらに他の実施の形態である半導体
集積回路装置を構成する半導体チップの一例の全体平面
図である。
【図30】(a)〜(c)は図29の半導体集積回路装
置の製造に用いるフォトマスクの一例の全体平面図であ
る。
【図31】図29の半導体集積回路装置の製造に用いる
フォトマスクの製造工程中の一例の全体平面図である。
【図32】図29の半導体集積回路装置の製造に用いる
フォトマスクの一例の全体平面図である。
【符号の説明】
1 マスク基板 2 遮光パターン 2a〜2f 遮光パターン 3a,3b 光透過領域 3c 光透過パターン 4 遮光パターン 4a〜4e 遮光パターン 5 半導体ウエハ 5S 半導体基板 5C 半導体チップ 6 絶縁膜 7 メタル膜 10a〜10e 回路領域 11 外部端子 12a〜12e,12m,12p1,12p2 パター
ン転写領域 15 メモリマット 16a,16b 周辺回路領域 M フォトマスク Mm1〜Mm22 IPフォトマスク Md1〜Md9 製品フォトマスク CA 集積回路パターン領域 WCA チップ形成領域 IA 内部回路領域 RP レジストパターン EXP 露光装置 E1 露光光源 E2 フライアイレンズ E3 アパーチャ E4、E5 コンデンサレンズ E6 ミラー E7 投影レンズ E8 マスク位置制御手段 E9ミラー E10 マスクステージ E11 試料台 E12 Zステージ E13 XYステージ E14 主制御系 E15,E16 駆動手段 E17 ミラー E18 レーザ測長機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502P

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程を有することを特徴とするフ
    ォトマスクの製造方法: (a)1枚または複数枚のレジストマスクを含む複数枚
    の第1のフォトマスクのセットを用意する工程、(b)
    前記複数枚の第1のフォトマスクの各々のパターンを第
    2のフォトマスクに縮小投影露光する工程。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記第2のフォトマスクの集積回路パターン
    領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパター
    ンが配置されていることを特徴とするフォトマスクの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記第2のフォトマスクの集積回路パターン
    領域には、露光光に対して遮光性または減光性を有する
    有機膜パターンが配置されていることを特徴とするフォ
    トマスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記第2のフォトマスクの集積回路パターン
    領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパター
    ンと、露光光に対して遮光性または減光性を有する有機
    膜パターンとの両方が配置されていることを特徴とする
    フォトマスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記第2のフォトマスクの前記有機膜パター
    ンを除去する工程を有することを特徴とするフォトマス
    クの製造方法。
  6. 【請求項6】 以下の工程を有することを特徴とするフ
    ォトマスクの製造方法: (a)少なくとも1枚がレジストマスクからなる複数枚
    のIPマスクのセットを用意する工程、(b)前記複数
    枚のIPマスクの各々のパターンを製品マスクに縮小投
    影露光する工程。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記製品マスクの集積回路パターン領域に
    は、露光光に対して遮光性を有するメタルパターンが配
    置されていることを特徴とするフォトマスクの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記製品マスクの集積回路パターン領域に
    は、露光光に対して遮光性または減光性を有する有機膜
    パターンが配置されていることを特徴とするフォトマス
    クの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のフォトマスクの製造方法
    において、前記製品マスクの集積回路パターン領域に
    は、露光光に対して遮光性を有するメタルパターンと、
    露光光に対して遮光性または減光性を有する有機膜パタ
    ーンとの両方が配置されていることを特徴とするフォト
    マスクの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のフォトマスクの製造方
    法において、前記製品マスクの前記有機膜パターンを除
    去する工程を有することを特徴とするフォトマスクの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 以下の工程を有することを特徴とする
    フォトマスクの製造方法: (a)メモリマットまたはメモリマットの集合体を転写
    するためのフォトマスクであって、レジストマスクから
    なるIPマスクを用意する工程、(b)前記IPマスク
    のパターンを製品マスクに縮小投影露光する工程。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記製品マスクの集積回路パターン領域
    には、露光光に対して遮光性を有するメタルパターンが
    配置されていることを特徴とするフォトマスクの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記製品マスクの集積回路パターン領域
    には、露光光に対して遮光性または減光性を有する有機
    膜パターンが配置されていることを特徴とするフォトマ
    スクの製造方法。
  14. 【請求項14】 以下の工程を有することを特徴とする
    フォトマスクの製造方法: (a)メモリマットまたはメモリマットの集合体を転写
    するためのフォトマスクであって、レジストマスクから
    なる第1のIPマスクを用意する工程、(b)前記メモ
    リマットの周辺回路領域を転写するためのフォトマスク
    であって、レジストマスクからなる第2のIPマスクを
    用意する工程、(c)前記第1、第2のIPマスクのパ
    ターンを製品マスクに縮小投影露光する工程。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記製品マスクの集積回路パターン領域
    には、露光光に対して遮光性を有するメタルパターンが
    配置されていることを特徴とするフォトマスクの製造方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のフォトマスクの製造
    方法において、前記製品マスクの集積回路パターン領域
    には、露光光に対して遮光性または減光性を有する有機
    膜パターンが配置されていることを特徴とするフォトマ
    スクの製造方法。
  17. 【請求項17】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法: (a)1枚または複数枚のレジストマスクを含む複数枚
    の第1のフォトマスクのセットを用意する工程、(b)
    前記複数枚の第1のフォトマスクの各々のパターンを第
    2のフォトマスクに縮小投影露光する工程、(c)前記
    第2のフォトマスクのパターンを半導体ウエハに縮小投
    影露光する工程。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2のフォトマスクの集積回
    路パターン領域には、露光光に対して遮光性を有するメ
    タルパターンが配置されていることを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2のフォトマスクの集積回
    路パターン領域には、露光光に対して遮光性または減光
    性を有する有機膜パターンが配置されていることを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2のフォトマスクの集積回
    路パターン領域には、露光光に対して遮光性を有するメ
    タルパターンと、露光光に対して遮光性または減光性を
    有する有機膜パターンとの両方が配置されていることを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2のフォトマスクの前記有
    機膜パターンを除去する工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法: (a)少なくとも1枚がレジストマスクからなる複数枚
    のIPマスクのセットを用意する工程、(b)前記複数
    枚のIPマスクの各々のパターンを製品マスクに縮小投
    影露光する工程、(c)前記製品マスクのパターンを半
    導体ウエハに縮小投影露光する工程。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパタ
    ーンが配置されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域の遮光パターンには、露光光に対して遮光性また
    は減光性を有する有機膜パターンが配置されていること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項22記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパタ
    ーンと、露光光に対して遮光性または減光性を有する有
    機膜パターンとの両方が配置されていることを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの前記有機膜パタ
    ーンを除去する工程を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法: (a)メモリマットまたはメモリマットの集合体を転写
    するためのフォトマスクであって、レジストマスクから
    なるIPマスクを用意する工程、(b)前記IPマスク
    のパターンを製品マスクに縮小投影露光する工程、
    (c)前記製品マスクのパターンを半導体ウエハに縮小
    投影露光する工程。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパタ
    ーンが配置されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項27記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性または減光性を有す
    る有機膜パターンが配置されていることを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法: (a)メモリマットまたはメモリマットの集合体を転写
    するためのフォトマスクであって、レジストマスクから
    なる第1のIPマスクを用意する工程、(b)前記メモ
    リマットの周辺回路領域を転写するためのフォトマスク
    であって、レジストマスクからなる第2のIPマスクを
    用意する工程、(c)前記第1、第2のIPマスクのパ
    ターンを製品マスクに縮小投影露光する工程、(d)前
    記製品マスクのパターンを半導体ウエハに縮小投影露光
    する工程。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性を有するメタルパタ
    ーンが配置されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項30記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記製品マスクの集積回路パター
    ン領域には、露光光に対して遮光性または減光性を有す
    る有機膜パターンが配置されていることを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
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