JP3768408B2 - 映像出力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画像のディジタル伝送装置及び蓄積装置に用いられる映像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信端末装置等の集積度が高まり、単一の装置にカメラや蓄積した映像データの処理回路等の複数の映像出力手段(信号源)が備えられている。このような複数の信号源を有する装置は、通常LCD(液晶)パネル等の表示装置を1つだけ備えているので、複数の信号源からの信号を適宜切り替えて表示している。つまり、上述した装置では、複数の信号源が1つの表示手段を共有する構成となっている。信号源からは、通常、映像信号と同期信号が1組の信号として出力される。
【0003】
このような複数の信号源を有している装置では、信号源を切り替える際に、表示装置に出力される同期信号の間隔が一定で無くなる場合があるため、同期信号及び映像信号が安定するまでの間、表示映像に乱れが生じて使用者に不快な印象を与えるという問題がある。
【0004】
この表示映像の乱れを低減する技術として、特開平7‐134577号公報(以下、「従来例1」という)に「表示装置」が開示されている。この従来例1に記載されている表示装置は、信号源の切り替え等により表示映像を切り替える場合に、予め設定された期間だけ黒色等の固定色を表示面に表示して、切り替え先の信号源の映像信号及び同期信号が安定したときに切り替え先の乱れの無い映像を表示するようにしている。
【0005】
次に、表示映像の乱れを低減する技術であって、従来例1と異なる技術として従来例2を説明する。この従来例2は、任意の1つの信号源から出力される同期信号を他の信号源に供給することにより、全ての信号源において共通の同期信号を用いるようにしている。これにより、従来例2では切り替え時の同期信号のずれを無くすことが出来るので、表示映像の乱れを低減させることが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例1及び従来例2には以下に示す問題がある。すなわち、従来例1では、切り替え時に単一色の映像が表示されるので、使用者が不自然な印象を受けるという問題がある。また、従来例2では、同期信号の供給源となる信号源を、他の信号源が出力する映像信号が表示される場合であっても常に動作させる必要があるので、消費電力が増大するという問題がある。
【0007】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、映像信号を切り替える際に、使用者に不自然な印象を与えず、且つ、消費電力を低く抑えることが出来る映像出力装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像出力装置は、同期信号を生成し、同期信号および同期信号に対応する映像信号を出力する第1および第2の映像出力手段と、切替命令に基づいて、表示装置へ供給される同期信号および映像信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号から、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号へ切り替える切替制御手段と、前記切替制御手段での切替に伴って、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させたリセット信号を切替命令に基づいて生成するリセット信号生成手段と、リセット信号を前記第2の映像出力手段に入力して、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させるタイミング変更手段と、を具備する構成を採る。
【0011】
この構成によれば、切替元の同期信号に同期させたリセット信号を介して、切替先の同期信号の出力タイミングを切替元の同期信号の出力タイミングに同期させるので、表示映像に生じる乱れを低減することが出来る。
【0012】
本発明の映像出力装置は、上記構成において、前記切替制御手段は、前記タイミング変更手段がリセット信号を前記第2の映像出力手段に入力した後に、前記第1の映像出力手段の電源をオフにする構成を採る。
【0013】
この構成によれば、特定の映像出力手段(信号源)の同期信号を他の映像出力手段(信号源)においても用いる従来の装置よりも消費電力を低減することが出来る。
【0019】
本発明の通信端末装置は、映像信号を含む無線信号を受信し、無線信号をベースバンド信号に変換する受信手段と、ベースバンド信号に復調処理を施す復調手段と、復調後の信号に対して復号処理を施して受信映像信号を得る復号手段と、受信映像信号および受信映像信号に対応する同期信号を出力する第1の映像出力手段と、同期信号および同期信号に対応する映像信号を出力する第2の映像出力手段と、切替命令に基づいて、表示装置へ供給される同期信号および映像信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号および受信映像信号から、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号へ切り替える切替制御手段と、前記切替制御手段での切替に伴って、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させたリセット信号を切替命令に基づいて生成するリセット信号生成手段と、前記リセット信号を前記第2の映像出力手段に入力して、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させるタイミング変更手段と、を具備する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、表示装置を切り替えて例えばカメラのような撮像手段によって取りこんだ映像(画像)を表示する場合にも、表示画面に生ずる乱れを低減することが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、表示装置に映像信号を供給する信号源を切り替える際に、切替先の信号源における同期信号の出力タイミングを、切替元の信号源における同期信号の出力タイミングに変更することである。具体的には、切替元の同期信号に同期させたリセット信号を生成し、このリセット信号と切り替え先の同期信号とを同期させることにより、切替先の信号源における同期信号を切替元の信号源における同期信号に同期させる。
【0025】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像出力装置の構成を示すブロック図である。映像出力部101は、所定の同期信号Xおよびこの同期信号Xに対応する映像信号Xを生成し、映像信号Xを映像信号選択部103へ出力し、同期信号Xを第1同期信号選択部104および第2同期信号選択部109に出力する。また、映像出力部102は、所定の同期信号Yおよびこの同期信号Yに対応する映像信号Yを生成し、映像信号Yを映像信号選択部103へ出力し、同期信号Yを第1同期信号選択部104および第2同期信号選択部109に出力する。これらの映像出力部101及び映像出力部102は、例えば、メモリに記憶した映像信号やカメラ等の撮像装置から取りこんだ映像信号を出力する。つまり、映像出力部101及び映像出力部102は、図示しないLCD(液晶)パネル等の表示装置に対して映像信号及び同期信号を供給する信号源である。この映像出力部101及び映像出力部102の内部構成については後述する。
【0026】
尚、映像用の同期信号としては垂直方向の同期を取る垂直同期信号および水平方向の同期を取る水平同期信号の2種類の同期信号が用いられるが、それぞれの同期信号に対してなされる切替等の制御は互いに同じであるので、図1の説明においては垂直同期信号と水平同期信号とを同期信号とまとめて称し、この同期信号が通る経路を1本の伝送路線で示す。
【0027】
映像出力切替制御部108は、入力端子107より表示映像を切り替える旨及び切替先の映像出力部(すなわち信号源)を指示する切替命令を取得すると、映像信号選択部103及び第1同期信号選択部104を制御して、該切替信号が指示する切替先の映像出力部から出力される映像信号及び同期信号を選択させる。映像信号選択部103は、映像出力切替制御部108の制御に従って、切替先の映像信号として映像信号X又は映像信号Yのいずれか1つを選択し、選択した映像信号を出力端子105から図示しない表示装置に出力する。このように、映像出力部101又は映像出力部102から出力された映像信号X及び映像信号Yのいずれかが映像信号選択部103により選択されて、出力映像信号として出力される。
【0028】
第1同期信号選択部104は、映像出力切替制御部108の制御に従って、切替先の同期信号として同期信号X又は同期信号Yのいずれか1つを選択し、選択した同期信号を出力端子106から図示しない表示装置に出力する。
【0029】
このように、映像出力部101及び映像出力部102は、本実施の形態に係る映像出力装置の後段に備えられる表示装置(図示しない)に対して映像信号及び同期信号を供給する信号源となる。
【0030】
また、映像出力切替制御部108は、入力端子107から切替命令を取得すると、第2同期信号選択部109を制御して切替元の同期信号を選択させる。第2同期信号選択部109は、映像出力切替制御部108の制御に従って、切替元の同期信号として同期信号X又は同期信号Yのいずれか1つを選択し、選択した同期信号をリセット信号生成部110に出力する。
【0031】
さらに、映像出力切替制御部108は、切替命令を取得すると、リセット信号生成部110を制御してリセット信号を生成させる。リセット信号生成部110は、映像出力切替制御部108の制御に従って切替元の映像出力から出力される同期信号に同期させたリセット信号を生成し、生成したリセット信号をタイミング変更部111に出力する。タイミング変更部111は、リセット信号を適切なタイミングで切替先の映像出力部、すなわち映像出力部101又は映像出力部102に出力することにより、この切替先の映像出力部が出力する同期信号(ここでは、同期信号X又は同期信号Y)をリセット信号に同期させる。
【0032】
一方、映像出力切替制御部108は電源制御部112を含んで構成されており、映像出力切替制御部108に切替命令が入力されると、電源制御部112は、切替先の映像出力部に対して電源をオンにする旨又はオフにする旨を指示する電源制御信号を出力する。
【0033】
上述したように、切替先の映像出力部、すなわち映像出力部101又は映像出力部102には電源制御信号及びリセット信号が入力される。切替先の映像出力部101又は映像出力部102は、電源をオンにする旨の電源制御信号を取得すると電源をオンにし、映像出力部に含まれる同期信号発生回路を駆動するとともに、映像信号メモリ内に格納された信号から映像信号を再構成する回路や、映像信号を出力する出力回路等を備えた映像信号供給回路を通電させて映像信号を出力可能な状態にする。
【0034】
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る映像出力装置の構成についてさらに詳しく説明する。図2は本実施の形態に係る映像出力装置の構成の一部を示すブロック図である。図2において、図1と同じ部分には図1と同じ符号を付してその詳しい説明は省略する。図2においては、図1に記載した各部のうち、映像信号選択部103、第1同期信号選択部104、出力端子105、出力端子106、入力端子107、映像出力切替制御部108、第2同期信号選択部109、リセット信号生成部110、及び電源制御部112についての記載を省略している。
【0035】
この図2に示すように、映像出力部101は、同期信号発生回路201及び映像信号供給回路202を含んで構成され、映像出力部102は、同期信号発生回路203及び映像信号供給回路204を含んで構成される。
【0036】
同期信号発生回路201は、基準クロックを所定数だけ計数すると同期信号Xを映像信号供給回路202並びに図1に示した第1同期信号選択部104及び第2同期信号選択部109に出力する。映像信号供給回路202は、同期信号発生回路201から同期信号Xを受け取ると、カメラ等の撮像装置(図示しない)にて取りこまれた映像信号や、メモリ(図示しない)に予め記憶してある映像信号や、外部装置から伝送された映像信号等を映像信号Xとして映像信号選択部103へ出力する。また、同期信号発生回路203は、基準クロックを所定数だけ計数すると同期信号Yを映像信号供給回路204並びに図1に示した第1同期信号選択部104及び第2同期信号選択部109に出力する。映像信号供給回路204は、同期信号発生回路203から同期信号Yを受け取ると、カメラ等の撮像装置(図示しない)にて取りこまれた映像信号や、メモリ(図示しない)に予め記憶してある映像信号や、外部装置から伝送された映像信号等を映像信号Yとして映像信号選択部103へ出力する。尚、データ量が大きい映像信号は、通常、JPEGやMPEG等の符号化方式を用いて圧縮されてメモリに格納される。
【0037】
また、同期信号発生回路201及び同期信号発生回路203は、タイミング変更部111からリセット信号を受け取ると直ちに同期信号X又は同期信号Yを出力する。つまり、タイミング変更部111からリセット信号が入力されることにより、切替先の映像出力部に備えられた同期信号発生回路(すなわち、同期信号発生回路201又は同期信号発生回路203)から出力される同期信号の出力タイミングが変更される。
【0038】
次に、図3を参照して、同期信号発生回路201及び同期信号発生回路203の内部構成について説明する。図3は、同期信号発生回路201の内部構成を示すブロック図である。尚、同期信号発生回路203は同期信号発生回路201と略同一の構成を採るので、同期信号発生回路201について詳しく説明し、同期信号発生回路203についての詳しい説明は省略する。同期信号発生回路201は、水平同期信号を出力するカウンタ303と垂直同期信号を出力するカウンタ304とを備えている。
【0039】
上記同期信号発生回路201においては、基準クロックが入力端子301からカウンタ303及びカウンタ304に入力される。カウンタ303は、基準クロックをカウントして、基準クロックが所定数に達すると水平同期信号を出力する。水平同期信号は、カウンタ304に出力されるとともに出力端子305から回路外部に出力される。カウンタ304は、基準クロックをカウントして、基準クロックが所定数に達すると水平同期信号に同期させて垂直同期信号を出力する。垂直同期信号は出力端子306から回路外部に出力される。
【0040】
また、入力端子302からは、タイミング変更部111より出力されたリセット信号が、カウンタ303及びカウンタ304に入力される。カウンタ303及びカウンタ304にリセット信号が入力されると、それまで計数していた基準クロック数が“0”にリセットされ、リセットされた時点から再び基準クロックの計数が開始される。また、カウンタ303はタイミング変更部111からのリセット信号をトリガーとして水平同期信号を出力し、カウンタ304はタイミング変更部111からのリセット信号をトリガーとして垂直同期信号を出力する。すなわち、カウンタ303及びカウンタ304は、リセット信号が入力された時点から水平、及び垂直のそれぞれの所定クロック数毎に水平同期信号又は垂直同期信号を出力する。この所定クロック数は装置の構成等に応じて適宜変更される。尚、本実施の形態においては、この所定クロック数を水平方向についてはMクロック、垂直方向についてはNクロックとすると、カウンタ303は、計数している基準クロック数がMクロックになる度に水平同期信号を出力し、カウンタ304は、計数している基準クロック数がNクロックになる度に垂直同期信号を出力する。
【0041】
次に、上記構成の映像出力装置における映像出力部(すなわち出力映像信号の信号源)の切り替え動作について図4を参照して説明する。図4は、映像信号の供給源の切り替え動作を説明するフロー図である。尚、本実施の形態においては、出力映像信号の信号源が映像出力部101から映像出力部102に切り替えられる場合を例に説明する。
【0042】
まず、ステップ(以下「ST」という)401において、表示装置に表示する映像の信号源を映像出力部101から映像出力部102に切り替える旨を指示する切替命令が入力端子107から映像出力切替制御部108に入力される。次いでST402では、電源制御信号が電源制御部112から切替先の映像出力部(信号源)である映像出力部102に入力され、映像出力部102の電源がオンになる。
【0043】
次いで、ST403では、映像出力切り替え制御部108から第2同期信号選択部109に対して、切替元の映像出力信号101からの同期信号Xを選択する旨の指示がなされる。第2同期信号選択部109は、同期信号Xを選択してリセット信号生成部110に出力する。
【0044】
次いで、ST404では、映像出力切替制御部108からリセット信号生成部110に対して、リセット信号をタイミング変更部111に出力する旨の指示がなされる。リセット信号生成部110は、第2同期信号選択部109より出力された切替元の映像出力部101にて生成された同期信号Xと同期するリセット信号を生成してタイミング変更部111に出力する。このリセット信号の生成動作については後述する。
【0045】
ST405では、リセット信号を取得したタイミング変更部111から切替先の映像出力部102に対して適切なタイミングで、すなわちリセット信号生成部110においてリセット信号が生成されたタイミング(以下、「リセット信号生成タイミング」という)又はリセット信号生成タイミングからNクロック毎に到来するタイミング(以下、「変更タイミング」という)で、リセット信号が出力される。このように、切替元の映像出力部101における同期信号Xの出力タイミングと一致する“リセット信号生成タイミング”、又は、同じく切替元の映像出力部101における同期信号Xの出力タイミングと一致する“変更タイミング”において、タイミング変更部111からリセット信号が出力される。つまり、タイミング変更部111から出力されるリセット信号は、切替元の映像出力部101が出力する同期信号Xと同期している。
【0046】
次いで、ST406では、タイミング変更部111から出力されたリセット信号に基づいて映像出力部102に備えられたカウンタ303及びカウンタ304がリセットされる。すなわち、リセット信号が入力されると、同期信号発生回路203に備えられたカウンタ303及びカウンタ304のカウント数が“0”にリセットされる。これにより、カウンタ303及びカウンタ304は、リセット信号が入力された時点から基準クロックの計数を再び開始するので、タイミング変更部111からリセット信号が入力された時点からNクロック毎に水平同期信号又は垂直同期信号を出力する。つまり、切替先の映像出力部102から出力される同期信号Yはリセット信号と同期しており、且つ、切替元の映像出力部101における同期信号Xと同期している。
【0047】
次いで、ST407において、映像出力部102が出力する映像信号Yが安定するまで所定時間待機した後ST408に進む。ST408では、映像出力切替制御部108から映像信号選択部103及び第1同期信号選択部104に対して映像出力部102からの出力信号を選択する旨の指示がなされる。これにより、映像信号選択部103は、出力映像信号として映像出力部102が信号源である映像信号Yを出力する。また、第1同期信号選択部104は、出力同期信号として映像出力部102を信号源とする同期信号Yを出力する。
【0048】
次いで、ST409では、電源制御信号が映像出力切替制御回路108から映像出力部101に入力され、映像出力部101の電源がオフになる。
【0049】
次に、図5(A)〜図5(G)を参照して、映像出力部(すなわち信号源)を切り替える際の動作について説明する。
【0050】
図5(A)に示す信号は、カウンタ303及びカウンタ304に入力される基準クロックである。基準クロックは、正確な一定の時間間隔を持つ周期信号であり、同期を取る際の基準として用いられる。
【0051】
図5(B)に示す信号は、映像出力部101に備えられた同期信号発生回路201にて生成される垂直同期信号(以下「VSYNC」と称することがある)を含むパルス信号である。映像出力部101に備えられた同期信号発生回路201においては、クロック303及びクロック304が基準クロックをカウントしており、このカウント数がNクロックになるとパルス信号がONになり、立ち上がり部分及び立ち下り部分から成る矩形上の垂直同期信号501〜505が出力される。つまり、クロック303及びクロック304からは、基準クロックのNクロックごとにVSYNCが出力される。尚、同期信号発生回路201からは垂直同期信号と水平同期信号がともに出力されるが、垂直同期信号の生成動作は水平同期信号の生成動作と略同じなので、図5(A)〜図5(G)では、説明の簡単のために垂直同期信号(VSYNC)のみを示し、水平同期信号についての詳しい説明は省略する。
【0052】
図5(C)に示す信号は、映像出力切替制御部108が出力するリセット信号を生成するように指示する信号(以下「リセット生成指示信号」という)である。このリセット生成指示信号506は、入力端子107から切替命令を取得した映像出力切替制御部108によって、リセット信号生成部110に出力される。
【0053】
図5(D)に示す信号は、図5(B)に示すVSYNCを、リセット信号生成部110において反転した信号である。以下このVSYNCを反転した信号をVSYNC′という。すなわち、VSYNC′516、VSYNC′517、VSYNC′518、VSYNC′519、及びVSYNC′520は、それぞれ対応するVSYNC501、VSYNC502、VSYNC503、VSYNC504、及びVSYNC505を反転した信号である。
【0054】
図5(E)に示す信号は、リセット信号生成部110からタイミング変更部111に出力されるリセット信号507である。リセット信号生成部110は、映像出力切替制御部108から出力されるリセット生成指示信号を受け取った後に生成されるVSYNC′のいずれかをリセット信号として取り出し、タイミング変更部111に出力する。図5(D)及び図5(E)では、リセット生成指示信号を受け取った後の最も早いタイミングで生成されるVSYNC′をリセット信号として取り出し、タイミング変更部111に出力する場合を例に説明している。タイミング変更部111は、リセット信号を受け取ると、このリセット信号を適切なタイミングで、すなわちリセット信号生成タイミング、又はリセット信号生成タイミングからNクロック毎に到来する変更タイミングで、切替先の映像出力部102に出力する。図5(E)には、リセット信号生成タイミングからNクロック後に到来する変更タイミング513、及びリセット信号生成タイミングから2Nクロック後(すなわち、変更タイミング513からNクロック後)に到来する変更タイミング514を、上記“変更タイミング”の例として示した。
【0055】
尚、図5(D)及び図5(E)においては、VSYNCを反転させたVSYNC′からリセット信号を取り出したが、VSYNCが、図のようなパルス信号ではなく、一定期間のロー信号及び一定期間のハイ信号からなる、レベル信号であった場合、レベルの立ち上がり部、もしくは立ち下がり部に一致するタイミングでリセット信号を生成しても良い。
【0056】
図5(F)に示す信号は、切替先の映像出力部102から出力される垂直同期信号を含むパルス信号について示す図である。図5(F)には、変更タイミング513においてタイミング変更部111から切替先の映像出力部102にリセット信号が入力され、映像出力部102はリセット信号が入力されると直ちに同期信号を出力する場合について示している。
【0057】
リセット信号の入力前には、切替先の映像出力部102において、カウンタ304が基準クロックをカウントしている。このカウント数がNクロックになるとパルス信号がONになり、図5(F)に示すように、立ち上がり部分及び立ち下り部分から成る矩形上の垂直同期信号508〜垂直同期信号510が出力される。また、カウンタ304は、変更タイミング513においてタイミング変更部111からリセット信号507が出力されると、垂直同期信号511を出力するとともに、リセット信号507が入力されるまでに計数した基準クロック数をリセットして、再び基準クロックの計数を開始する。これにより、カウンタ304は、変更タイミング513からNクロック毎に垂直同期信号を出力する。
【0058】
このように、映像出力部102は、変更タイミング513においてリセット信号507を受け取るまでは、自己のタイミングで生成した垂直同期信号508〜510を出力し、リセット信号507を受け取った後は、リセット信号507に同期したタイミング、すなわち切替元の映像出力部101から出力される同期信号に同期したタイミングで垂直同期信号511及び垂直同期信号512を出力する。
【0059】
したがって、図5(G)に示すように、出力端子106からは、変更タイミング513より前では切替元の映像出力部101からの垂直同期信号が出力され、変更タイミング513以降(すなわち、変更タイミング513と同時又は変更タイミング513経過後)では切替先の映像出力部102からの垂直同期信号が出力される。この出力端子106から出力される垂直同期信号は、図5(G)から明らかなように、変更タイミング513の前後を問わず常に一定の間隔で出力される。
【0060】
このように、本実施の形態によれば、入力端子107から入力される切替命令に従って、複数の映像信号出力部(すなわち映像出力部101及び映像出力部102)から切替先の映像出力部102を選択して表示装置に供給する映像を切り替える際に、タイミング変更部111によって、切替先の映像出力部102から出力される同期信号Yの出力タイミングが変更されている。タイミング変更部111は、切替先の映像出力部102が出力する同期信号Yを、切替元の映像出力部101が出力する同期信号Xに同期させるようにタイミングの変更を行うので、図5(G)に示すように、表示装置に出力される同期信号は、切替の前後に亘って一定の間隔になる。したがって、表示装置は常に一定の間隔の同期信号を受け取ることになるので、表示する映像が乱れないという効果を奏することが出来る。これにより、本実施の形態に係る映像出力装置の使用者は、表示映像の乱れによる不快感を感ずることなく、快適に映像の切り替え操作を行うことが出来る。
【0061】
また、本実施の形態においては、リセット信号生成部110において切替元の映像出力部101と同期させたリセット信号を生成し、タイミング変更部111がこのリセット信号に基づいて切替先の映像出力部102における同期信号の出力タイミングを変更するので、切替元の映像出力部101を切替後にも継続して動作させる必要が無い。
【0062】
つまり、リセット信号生成部110において生成されたリセット信号の生成タイミング(すなわちリセット信号生成タイミング)が、切替元の映像出力部101から出力される同期信号の出力タイミングに一致するので、タイミング変更部111はリセット信号を取得することにより、切替元の映像出力部101から出力される同期信号Xを取得しなくとも、切替元の映像出力部101から出力される同期信号Xの出力タイミングを知得することが出来る。タイミング変更部111は、切替先の映像出力部102における同期信号の出力タイミングを、リセット信号に基づいて知得した切替元の映像出力部101における同期信号の出力タイミングに同期させる。これにより、切替先の映像出力部102における同期信号の出力タイミングは、切替元の映像出力部101における同期信号の出力タイミングと“直接に”同期させるのではなく、“リセット信号を介して”同期させる。
【0063】
このように、リセット信号生成部110及びタイミング変更部111の制御に応じて切替先の映像出力部102における同期信号の出力タイミングを変更することにより、切替先の映像出力部102における同期信号の出力タイミングは、切替元の映像出力部101に対して従属せずに、すなわち切替元の映像出力部101とは直接的には無関係に決定される。
【0064】
上述したように、リセット信号生成後は切替元の映像出力部101を動作させつづける必要が無い。それゆえ、本実施の形態においては、映像信号選択部103及び第1同期信号選択部104において選択する映像信号及び同期信号が切り替えられた後に、電源制御部112が切替元の映像出力部101の電源をオフにする制御を行っている。これにより、本実施の形態に係る映像出力装置は、従来の映像出力装置よりも消費電力を低減することが出来る。
【0065】
尚、本実施の形態において説明した切替動作とは逆に映像出力部102から映像出力部101に切り替える場合には、この場合において切替先になる映像出力部101は、タイミング変更部111から出力されるリセット信号に基づいて、この場合において切替元になる映像出力部102における同期信号の出力タイミングに同期した同期信号を出力する。この点からも、映像出力部102は、同期信号の出力タイミングに関して、映像出力部101に従属していないことが分かる。
【0066】
尚、本実施の形態においては、映像出力部101及び映像出力部102の2つの映像出力部(すなわち信号源)から同期信号及びこの同期信号に対応する映像信号が出力される場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、表示装置に同期信号及びこの同期信号に対応する映像信号を出力する映像出力部(すなわち信号源)は、表示装置に表示される映像信号の種類に応じて複数備えられていれば良い。
【0067】
また、本実施の形態において、切替先の映像出力部に備えられた同期信号発生回路(すなわち同期信号発生回路201又は同期信号発生回路203)は、タイミング変更部111からリセット信号を受け取ると直ちに同期信号を出力するようにしたが、切替先の映像出力部に備えられた同期信号発生回路は、リセット信号を受け取った直後には同期信号を出力せず、リセット信号を受け取ってからNクロック後に同期信号を発生するようにしても良い。
【0068】
(実施の形態2)
本発明に係る映像出力装置は、通信端末装置に搭載された場合に特に顕著な効果を発揮する。通信端末装置は、使用者に携帯されて使用されることが多く、電池等の容量に限りのある電源に接続された状態で使用されることから消費電力の低減が要求されるためである。
【0069】
以下、本実施の形態においては、本発明の実施の形態1に係る映像出力装置を通信端末装置に搭載した場合について図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。尚、図6において、実施の形態1に係る図1と同じ部分には図1と同じ符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0070】
受信装置602は、アンテナ601から受信した信号に対して周波数変換等の所定の無線受信処理を施してベースバンド信号を生成する。復調装置603は、受信装置602にて生成したベースバンド信号にQPSKや16QAM等の所定の復調処理を施す。復号装置604は、復調信号に対して所定の復号処理を行って受信映像信号を得る。復号装置604にて得られた受信映像信号は、映像出力部101に出力される。
【0071】
映像出力装置607は、実施の形態1において図1に示した映像出力装置と同じ構成を採る。尚、説明の簡単のために、出力端子105、出力端子106、入力端子107、映像出力切替制御部108、第2同期信号選択部109、及びリセット信号生成部110については記載を省略している。
【0072】
この映像出力装置607において、タイミング変更部111は、切替後の同期信号を切替前の同期信号に同期させるために、リセット信号を適切なタイミングで映像出力部101、映像出力部102、及び映像出力部610に出力する。映像出力部101は、復号装置604から受け取った受信映像信号を映像信号選択部103に出力し、同期信号Xを第1同期信号選択部104に出力する。すなわち、映像出力部101は、本実施の形態において、受信映像信号の信号源となる。
【0073】
映像出力部102には、本実施の形態に係る通信端末装置の製造段階において、予め所定の映像信号が格納される。本明細書において、この映像出力部102に格納される映像信号を「格納映像信号」という。映像出力部102は、この格納映像信号を映像信号選択部103に出力し、同期信号Yを第1同期信号選択部104に出力する。
【0074】
撮像装置605は、カメラ等の撮像部609と映像出力部610とを含んで構成される。撮像部609は、人物や風景等の対象物を撮像して映像信号として取り込む。本明細書において、撮像部609より取り込んだ映像信号を「撮像信号」という。この撮像信号は、撮像部609にから映像出力部610に出力される。映像出力部612は、映像出力部101及び映像出力部102と同様の構成を有しており、撮像部609にて取り込んだ撮像信号を映像信号選択部103に出力する。また、映像出力部612は、内部に備えた同期信号発生回路(図示しない)において同期信号Zを生成し、生成した同期信号Zを第1同期信号選択部104に出力する。
【0075】
映像信号選択部103は、切替先の映像信号として受信映像信号、格納映像信号、又は撮像信号のうちいずれか1つを選択し、選択した信号を表示装置608に出力する。また、第1同期信号選択部104は、切替先の同期信号として同期信号X、同期信号Y、又は同期信号Zのいずれかを選択し、選択した同期信号を表示装置608に出力する。
【0076】
表示装置608は、映像信号選択部103から出力された映像信号を、第1同期信号選択部104から出力された同期信号に同期させて、液晶パネルに映像(画像)を表示する。
【0077】
次に、上記構成の通信端末装置において表示装置608に供給する映像信号を切り替える動作について説明する。尚、ここでは、表示装置608に供給する映像信号が受信映像信号から撮像信号に切り替えられる場合、すなわち表示装置608に供給する映像信号の信号源が映像出力部101から映像出力部610に切り替えられる場合、を例に説明する。
【0078】
切替動作の開始前には、表示装置608に受信映像信号に基づいて形成された映像が表示されている。この受信映像信号は、アンテナ601から受信された受信信号が、受信装置602でベースバンド信号に変換され、復調装置603で復調処理され、復号装置604で復号されて、映像出力部101に入力されたものである。
【0079】
まず、表示装置608に表示する映像の信号源を映像出力部101から映像出力部610に切り替える旨を指示する切替命令が入力されると、切替先の映像出力部(信号源)である映像出力部610の電源がオンになる。具体的には、映像出力部610に含まれる同期信号発生回路(図示しない)を駆動するとともに、撮像部609において取り込んだ撮像信号を符号化する符号化回路(図示しない)や、符号化データを復号する復号回路や、復号した撮像信号を撮像装置605外部に出力する出力回路等を備えた映像信号供給回路(図示しない)を通電させて、撮像信号を出力可能な状態にする。
【0080】
次いで、切替命令に基づいて生成されたリセット信号を取得したタイミング変更部111から切替先の映像出力部610に対して、適切なタイミングでリセット信号が出力される。これにより、切替先の映像出力部610から出力される同期信号Zの出力タイミングが変更され、同期信号Zと切替元の映像出力部101から出力される同期信号Xとの同期が取られる。
【0081】
撮像装置605においては、撮像部609から取りこまれた撮像信号が映像信号選択部103に出力され、映像出力部610にて生成された同期信号Zが第1同期信号選択部104に出力される。次いで、撮像信号及び同期信号Zが安定するまで所定時間待機した後、映像信号選択部103により表示装置608に撮像信号が供給され、第1同期信号選択部104により表示装置608に同期信号Zが供給される。表示装置608は、供給された撮像信号を同期信号Zと同期を取り、供給された撮像信号に対応する映像を液晶パネルに表示する。
【0082】
最後に、映像出力部101に電源制御信号が入力され、映像出力部101の電源がオフになる。
【0083】
このように、本実施の形態によれば、実施の形態1に係る映像出力装置607を通信端末装置に搭載したので、表示装置608にて表示される映像に乱れを生じさせることなく、通信端末装置の消費電力を低減させることが出来る。特に、映像信号をアンテナ601を介してダウンロードしている間に、カメラ等の撮像部609にて撮像した映像を表示する場合にも、表示映像の乱れを生じない。
【0084】
尚、本実施の形態においては、表示装置608が液晶パネルに表示映像を形成するようにしたが、本発明はこれに限られず、ブラウン管、EL(エレクトロルミネッセンス)パネル、LEDマトリクス表示装置等に表示映像を形成するようにしても良い。また、本実施の形態においては、表示装置608に映像信号を供給する信号源を映像出力部101から映像出力部610に切り替える場合について説明したが、本発明はこれに限られず、任意の映像出力部から他の映像出力部へ信号源を切り替えることが出来る。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示装置に映像信号を供給する信号源を切り替える際に、切替先の信号源における同期信号の出力タイミングを、切替元の信号源における同期信号の出力タイミングに変更することにより、表示装置における表示映像に乱れを生じさせることなく、通信端末装置の消費電力を低減させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る映像出力装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る映像出力装置の構成の一部を示す図
【図3】同期信号発生回路の構成を示すブロック図
【図4】映像信号を供給する信号源の切り替え動作を説明するフロー図
【図5】(A)基準クロックを示す図
(B)切替元の映像出力部にて生成されるVSYNCを示す図
(C)リセット生成指示信号を示す図
(D)VSYNCを反転した信号を示す図
(E)リセット信号を示す図
(F)切替元の映像出力部にて生成されるVSYNCを示す図
(G)表示装置に出力される同期信号について示す図
【図6】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101、102 映像出力部
103 映像信号選択部
104 第1同期信号選択部
108 映像出力切替制御部
109 第2同期信号選択部
110 リセット信号生成部
303、304 カウンタ
Claims (4)
- 同期信号を生成し、同期信号および同期信号に対応する映像信号を出力する第1および第2の映像出力手段と、
切替命令に基づいて、表示装置へ供給される同期信号および映像信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号から、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号へ切り替える切替制御手段と、
前記切替制御手段での切替に伴って、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させたリセット信号を切替命令に基づいて生成するリセット信号生成手段と、
リセット信号を前記第2の映像出力手段に入力して、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させるタイミング変更手段と、
を具備することを特徴とする映像出力装置。 - 前記切替制御手段は、前記タイミング変更手段がリセット信号を前記第2の映像出力手段に入力した後に、前記第1の映像出力手段の電源をオフにする、
ことを特徴とする請求項1記載の映像出力装置。 - 映像信号を含む無線信号を受信し、無線信号をベースバンド信号に変換する受信手段と、
ベースバンド信号に復調処理を施す復調手段と、
復調後の信号に対して復号処理を施して受信映像信号を得る復号手段と、
受信映像信号および受信映像信号に対応する同期信号を出力する第1の映像出力手段と、
同期信号および同期信号に対応する映像信号を出力する第2の映像出力手段と、
切替命令に基づいて、表示装置へ供給される同期信号および映像信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号および受信映像信号から、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号および映像信号へ切り替える切替制御手段と、
前記切替制御手段での切替に伴って、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させたリセット信号を切替命令に基づいて生成するリセット信号生成手段と、
前記リセット信号を前記第2の映像出力手段に入力して、前記第2の映像出力手段から出力される同期信号を、前記第1の映像出力手段から出力される同期信号に同期させるタイミング変更手段と、
を具備することを特徴とする通信端末装置。 - 前記切替制御手段は、前記タイミング変更手段がリセット信号を前記第2の映像出力手段に入力した後に、前記第1の映像出力手段の電源をオフにする、
ことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
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