JP2006047412A - インターフェース装置及び同期調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データのバッファリング等を行う際に画像の取得と送信の同期を適切に維持する。
【解決手段】有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号と、有効期間とブランキング期間とを含み、取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号との位相差を求め、送信同期信号のブランキング期間を変更することによって取得同期信号と送信同期信号との位相差を補正する切替制御回路38を備えるインターフェース装置によって上記課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力される画像信号を表示装置で表示する際に使用されるインターフェース装置及び画像信号に対する同期調整方法に関する。
CCD固体撮像素子やCMOS固体撮像素子により撮像された画像を液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置を用いて表示する際に、固体撮像素子から画像データの入力を受けて、画像データに対して様々な処理を施したうえで表示装置のコントローラに転送するインターフェース装置が用いられている。例えば、カメラ付携帯電話には、固体撮像素子で取得された画像データを受けて、キャラクター画像や電源の残量や電波の受信状態を示すアイコンやメニュー等のオンスクリーン画面(OSD)を合成して表示装置のコントローラに出力するインターフェース装置が搭載されている。
図9は、固体撮像素子で取得された画像とオンスクリーン画像とを合成して表示するためのインターフェース装置100及びその周辺装置の構成を示すブロック図である。インターフェース装置100は、固体撮像素子200、主処理装置(CPU)300、LCDコントローラ400及びLCD表示装置402と接続されて使用される。また、インターフェース装置100は、固体撮像素子インターフェース(I/F)10、レート変更バッファ12、H/Vスケーラ14、フレームバッファ回路16、サブOSDバッファ回路18、LCDインターフェース(I/F)20及びCPUインターフェース(I/F)28を含んで構成される。さらにJPEGラインバッファ22、JPEGコーデック(CODEC)24及びコードバッファ回路26を含んでも良い。
固体撮像素子200は、素子外部から光を受けて画像を撮像し、画像信号として出力する。インターフェース装置100の固体撮像素子インターフェース10は、固体撮像素子200から出力された画像信号を受けて、画像信号に含まれるダミーデータの除去などを行ってレート変更バッファ12へ出力する。レート変更バッファ12は、ラインバッファを備え、固体撮像素子200からの原画像データの送信タイミングをインターフェース装置100で処理可能なタイミングに変更する。H/Vスケーラ14は、原画像データをインターフェース装置100に接続されるLCDの表示画面のサイズにあった画像サイズに変換する。例えば、固体撮像素子200において1280×1024画素の画像が取得され、LCDの表示サイズが176×220画素である場合には、画像サイズを縮小する処理を行う。サイズ変換された原画像データは、フレームバッファ回路16に出力される。フレームバッファ回路16では、原画像データをLCDコントローラ400を介してLCDへ表示するために一時的に格納及び保持するバッファメモリとしての機能を有する。また、CPUI/F28を介したCPU300からの指令信号を受けて、その指令信号に基づいて固体撮像素子200で取得された原画像データと予め用意されている装飾画像データとを重ね合わせたり、画像データの回転等の加工処理を行ったりすることにより装飾合成画像データを生成する。装飾合成画像データは、サブOSDバッファ回路18へ出力される。サブOSDバッファ回路18は、CPUI/F28を介したCPU300からの指令信号を受けて、その指令信号に基づいて装飾合成画像データに電源の残量や電波の受信状態を示すアイコンやメニュー等のオンスクリーン画面データを合成して表示用画像データを生成する。
LCDコントローラ400は、画像用メモリを搭載している。LCDコントローラ400は、サブOSDバッファ回路18に保持されている表示用画像データを読み出して、画像用メモリに一時的に格納及び保存する。そして、送信同期信号VACTに応じて所定の周期(例えば、60Hz)で画像用メモリに記憶されている画像データを読み出して、LCD表示装置402に逐次転送する。これによって、LCD表示装置402の画面上に画像が表示される。
また、JPEGラインバッファ22は、レート変更バッファ12からフルサイズの原画像データ、又は、H/Vスケーラ14からサイズ変更された原画像データ、又は、フレームバッファ回路16から装飾合成画像データを受けて、JPEGコーデック24におけるJPEG形式の圧縮処理が終了するまで画像データを保持する。JPEGコーデック24は、JPEGラインバッファ22に保持されている画像データを読み出して、JPEG形式の圧縮処理を行う。圧縮処理によって生成されたJPEGコードはコードバッファ回路26に一時的に格納及び保持される。CPU300は、コードバッファ回路26からJPEGコードを読み出して、併設されるメモリ(図示しない)に格納及び保持させる。また、H/Vスケーラ14からコードバッファ回路26へ画像データを直接送信することによって、サイズ変更された原画像データを圧縮処理せずにCPU300に転送し、メモリに保存することもできる。JPEGコードで記憶された画像データは、上記処理と逆方向に解凍処理することもできる。
近年、LCDコントローラを小型化及び簡素化し、汎用性を高めるために、画像用メモリを搭載していないLCDコントローラが用いられることが多くなっている。一般的に、固体撮像素子での画像の取得に掛かる時間よりもLCDコントローラへ画像データを送出する時間の方が短い。従って、画像用メモリを内蔵していないLCDコントローラを用いる場合、次の1フレームの画像が取得されるまでの間、LCDへ所定の周期毎に逐次画像データを転送し続ける必要がある。従って、インターフェース装置側に2フレーム分のフレームバッファを有するフレームバッファ回路を備え、1フレーム分のフレームバッファに現在表示されている画像データを保持しておくと共に、もう1フレーム分のフレームバッファに次のフレームの画像データを保持して画像処理を行い、次のフレームに画像データに対する処理が終了した後に2つのフレームバッファを切り替えて新たなフレームの画像データをLCDコントローラへ送信すると良い。
このとき、画像用メモリを内蔵していないLCDコントローラを用いる場合には、インターフェース装置において固体撮像素子からの画像信号を受信するタイミングとLCDコントローラへ画像データを送信するタイミングとの同期を図る必要がある。
図10に、画像信号の取得タイミングを示す取得同期信号VREFと画像データの送信タイミングを示す送信同期信号VACTとのタイミングチャートを示す。取得同期信号VREF及び送信同期信号VACTはそれぞれ所定の周期でハイレベルとローレベルを繰り返している。インターフェース装置100は、取得同期信号VREFの立ち上がりに応じて固体撮像素子200から画像信号の受信を開始し、取得同期信号VREFがハイレベルを維持している時間だけ固体撮像素子200から画像信号を受信し続ける。また、インターフェース装置100は、送信同期信号VACTの立ち上がりに応じてLCDコントローラ400へ画像データの送信を開始し、送信同期信号VACTがハイレベルを維持している時間だけ画像データの送信を続ける。通常、取得同期信号VREFのフレームレートは、送信同期信号VACTのフレームレートの整数倍に設定されている。
ところが、一般的に固体撮像素子における画像の取得開始のタイミングはユーザに委ねられおり制御することができないので、取得同期信号VREFと送信同期信号VACTの立ち上がっていない期間(ブランキング期間)が一致した時点でフレームバッファを切り替えることができなくなる場合がある。
取得同期信号VREFと送信同期信号VACTとの立ち上がりの同期が取れていない状態でフレームバッファを切り替えた場合、LCDコントローラに送信される画像データが表示されている画像のフレームの途中で切り替わり、LCDの表示画像が乱れる可能性がある。さらに、フレームバッファを切り替えた時点でフレームバッファからの画像データの読み出し動作が保証されず、フレームバッファに保持されている画像データが破壊されてしまう可能性もある。
本発明は、上記従来技術の問題を鑑み、画像データの取得と送信とを同期させることができるインターフェース装置及び同期調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、前記取得同期信号と前記送信同期信号と位相差を求め、前記送信同期信号のブランキング期間を変更することによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することを特徴とする。
ここで、前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出するエッジ検出回路と、前記エッジ検出回路における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める位相差計数回路と、前記位相差計数回路において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増減させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する同期信号生成回路と、を備えることが好適である。
また、前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出するエッジ検出回路と、前記エッジ検出回路における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める位相差計数回路と、前記位相差計数回路において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増加させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する同期信号生成回路と、を備えることがより好適である。
本発明の別の態様は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、前記取得同期信号の有効期間の終了時点に合わせて、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする。
本発明の別の態様は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、前記取得同期信号の有効期間の終了時点から所定の待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了するか否かを判断し、前記待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了しなかった場合に、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする。
本発明におけるインターフェース装置においては、それぞれが少なくとも1フレーム分の画像データを保持するためメモリ容量を有する複数のフレームバッファ回路と、前記複数のフレームバッファ回路を、取得した画像信号を画像データとしバッファリングしていくフレームバッファ回路、又は、保持された画像データを表示用画像データとして出力していくフレームバッファ回路、として切り替える切替回路と、前記切替回路に対して切替信号を出力して、当該切替信号に基づいて前記切替回路の切り替え制御を行う切替制御回路と、を備え、前記切替制御回路は、前記送信同期信号及び前記取得同期信号のブランキング期間において前記切替信号を出力することが好適である。
このとき、前記取得同期信号のブランキング期間の開始後、所定の待機時間が経過した後に、前記切替制御回路は、前記切替信号を出力することを特徴とする。
本発明の別の態様は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、前記送信同期信号のブランキング期間を変更することによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する第1の工程を含むことを特徴とする。
ここで、前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出する第2の工程と、前記第2の工程における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める第3の工程と、を備え、前記第1の工程では、前記第3の工程において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増加させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することが好適である。
また、前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出する第2の工程と、前記第2の工程における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める第3の工程と、を備え、前記第1の工程では、前記第3の工程において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増減させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することがより好適である。
本発明の別の態様は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、前記取得同期信号の有効期間の終了時点に合わせて、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする。
本発明の別の態様は、有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、前記取得同期信号の有効期間の終了時点から所定の待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了するか否かを判断し、前記待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了しなかった場合に、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする。
本発明によれば、画像用メモリを内蔵していないLCDコントローラを用いた場合でも画像の取得と送信の同期を適切に維持することができる。その結果、フレームバッファの切り替えに伴う表示画像の乱れを防ぐことができる。さらに、画像データの破損を抑制することができる。
本発明の実施の形態におけるインターフェース装置102は、図1に示すように、固体撮像素子200、主処理装置(CPU)300、LCDコントローラ400及びLCD表示装置402と接続されて使用される。インターフェース装置102は、固体撮像素子インターフェース(I/F)10、レート変更バッファ12、H/Vスケーラ14、サブOSDバッファ回路18、LCDインターフェース(I/F)20、CPUインターフェース(I/F)28、第1のフレームバッファ回路30、第2のフレームバッファ回路32、切替回路34、タイミングジェネレータ36及び切替制御回路38を含んで構成される。また、インターフェース装置102は、さらにJPEGラインバッファ22、JPEGコーデック(CODEC)24及びコードバッファ回路26を含んでも良い。図1において、上記従来技術と同様の機能を有する構成部には同一の符号を付す。
固体撮像素子200は、CCD固体撮像素子やCMOS固体撮像素子等及びそのコントローラ等を含んで構成することができる。固体撮像素子200は、マトリックス状に配置された受光画素を含んで構成される。受光画素は、素子外部から光を受けてその光の強度に応じた情報電荷を生成する。固体撮像素子200は、各受光画素で生成された情報電荷量に応じた強度を有する画像信号を固体撮像素子I/F10へ出力する。このとき、固体撮像素子200は、インターフェース装置102に搭載されたタイミングジェネレータ36で生成された取得同期信号VREFを受けて、取得同期信号VREFの立ち上がりに同期して新たなフレームの画像の取得を開始し、取得同期信号VREFがハイレベルを維持している有効期間において画像信号を順次出力する。
固体撮像素子インターフェース10は、固体撮像素子200から出力された画像信号を受信する。固体撮像素子インターフェース10は、タイミングジェネレータ36によって生成された取得同期信号VREFを受けて、固体撮像素子200からの画像信号の出力と同期して画像信号の受信処理を行う。すなわち、取得同期信号VREFの立ち上がりに同期して新たなフレームの画像信号の取得を開始し、取得同期信号VREFがハイレベルを維持している有効期間において固体撮像素子200から1フレーム分の画像信号を順次受信する。また、固体撮像素子インターフェース10は、画像信号に含まれるダミーデータの除去などを行って原画像データとしてレート変更バッファ12へ出力する。原画像データは、例えば、YUV422形式の画像データとすることができる。
レート変更バッファ12は、ラインバッファを備え、固体撮像素子200からの原画像データの送信タイミングをインターフェース装置102で処理可能なタイミングに変更する。H/Vスケーラ14は、原画像データをインターフェース装置102に接続されるLCDの表示画面のサイズにあった画像サイズに変換する。画像サイズの変換には既存の補間処理等を用いることができる。サイズ変換された原画像データは、フレームバッファ回路30,32に出力される。
フレームバッファ回路30,32は、原画像データを一時的に格納及び保持するためのメモリをそれぞれ備える。フレームバッファ回路30,32は、LCD表示装置402へ表示するために、原画像データを一時的にバッファリングする。また、フレームバッファ回路30,32は、原画像データを加工処理するためのバッファメモリとしての機能も果たす。フレームバッファ回路30,32は、CPUI/F28を介してCPU300から指令信号を受けて、その指令信号に基づいて固体撮像素子200から取得された原画像データに様々な加工処理を施して装飾合成画像データを生成する。例えば、原画像データと予め用意されている装飾画像データとをそれぞれ重み付けして加算合成したり、画像データの回転等の加工処理を行ったりする。装飾画像データとは、例えば、原画像データを縁取る額縁画像、原画像データ内に重畳されるキャラクター画像等とすることができる。このような装飾画像データは、フレームバッファ回路30に内蔵される画像メモリやCPU300に併設される画像メモリに予め格納及び保持されており、必要に応じてフレームバッファ回路30から読み出されて使用することができる。装飾合成画像データは、JPEGラインバッファ22及びサブOSDバッファ回路18へ出力される。
なお、フレームバッファ回路30及び32の入出力は、切替回路34及び切替制御回路38により切り替えられる。切替制御回路38から出力される切替信号VSWTに応じて、切替回路34のスイッチングが行われ、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方の入力がH/Vスケーラ14に接続される。また、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方の出力はJPEGラインバッファ22に接続され、他方の出力はサブOSDバッファ回路18に接続される。このとき、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方がH/Vスケーラ14から入力を受けると同時にJPEGラインバッファ22へ出力を行うように切替回路34がスイッチングされる。また、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方はH/Vスケーラ14に接続されずに、その出力がサブOSDバッファ回路18へ接続される。なお、図1では、切替回路34は概念的なスイッチング回路として示しており、実際の構成はこれに限定されるものではない。
例えば、フレームバッファ回路30の出力がサブOSDバッファ回路18に接続された場合、フレームバッファ回路32の入力がH/Vスケーラ14に接続され、同時にフレームバッファ回路32の出力がJPEGラインバッファ22へ接続される。この場合、フレームバッファ回路32は、H/Vスケーラ14からの画像データを受信してバッファメモリに順次記憶していく。それと同時に、CPU300からの指令信号に基づいて画像データの加工処理を行う。さらに、JPEGラインバッファ22へ加工された画像データを出力し、JPEGコーデック24において画像データの圧縮処理が行われる。一方、フレームバッファ回路30は、H/Vスケーラ14に接続されず、バッファメモリに格納されている画像データをサブOSDバッファ回路18へ出力する。フレームバッファ回路32で新たに1フレーム分の画像データのバッファリングが終了し、さらにその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了した時点で、切替信号VSWTに基づいて切替回路34が切り替えられる。これによって、フレームバッファ回路30及び32の入出力の接続先が切り替えられる。切替制御回路38における切替信号の生成については後述する。
サブOSDバッファ回路18は、CPUI/F28を介してCPU300からの指令信号を受けて、その指令信号に基づいて装飾合成画像データにオンスクリーン画像データを合成して表示用画像データを生成する。なお、オンスクリーン画像データとは、例えば、電源の残量や電波の受信状態を示すアイコンやメニュー等の電子装置の制御や状態表示に関する画像データとすることかできる。但し、これに限定されるものではない。このようなオンスクリーン画像データは、サブOSDバッファ回路18に内蔵される画像メモリやCPU300に併設される画像メモリに予め格納及び保持されており、必要に応じてサブOSDバッファ回路18から読み出されて使用される。
サブOSDバッファ回路18で生成された表示用画像データは、LCDI/F20を介してLCDコントローラ400で読み出され、LCD表示装置402に転送される。具体的には、LCDI/F20及びLCDコントローラ400は、タイミングジェネレータ36及び切替制御回路38からそれぞれ画像転送クロックDCLK及び送信同期信号VACTを受けて、サブOSDバッファ回路18から出力された表示用画像データをLCD表示装置402に順次転送する。
画像転送クロックDCLKは、LCD表示装置402へ画像データの転送処理する際の各データの送信タイミングを制御するための信号である。画像転送クロックDCLKは、タイミングジェネレータ36において生成される。送信同期信号VACTは、LCD表示装置402に画像を表示する際のフレームの開始タイミングを示す信号である。送信同期信号VACTは、ハイレベルである有効期間とローレベルであるブランキング期間の組み合わせが繰り返されるパルス状の信号である。本実施の形態では、ハイレベルである有効期間において1フレーム分の画像データの転送が行われる。なお、送信同期信号VACTは切替制御回路38において生成される。
本実施の形態におけるLCDコントローラ400は画像データをバッファリングするためのメモリを搭載していない。そこで、LCDコントローラ400は、送信同期信号VACTが有効期間の立ち上がりに同期して、フレームバッファ回路30,32のいずれか一方に保持されている画像データを処理したものであるサブOSDバッファ回路18の表示用画像データをLCDI/F20を介して読み出し、表示用画像データを画像転送クロックDCLKに同期してLCD表示装置402へ順次転送する。これにより、LCD表示装置402は表示用画像データで順次更新され、LCD表示装置402に画像が表示される。すなわち、本実施の形態では、少なくとも2フレーム分の画像データを保持しておくことができるように複数のフレームバッファ回路30,32を備え、フレームバッファ回路30,32のいずれか一方を画像出力に用いることによって、LCDコントローラ400にバッファメモリを搭載することなく画像表示を行うことを可能とする。このとき、取得同期信号VREFと送信同期信号VACTとの同期を取る必要があるが、この同期調整方法については、切替制御回路38及び切替回路34による切替処理と共に後述する。
本実施の形態では、インターフェース装置102にJPEGラインバッファ22、JPEGコーデック(CODEC)24及びコードバッファ回路26を設けられても良い。この場合、画像データを圧縮状態又は非圧縮状態で外部メモリに記憶させることができる。
JPEGラインバッファ22は、レート変更バッファ12からフルサイズの原画像データ、又は、H/Vスケーラ14からサイズ変更された原画像データ、又は、フレームバッファ回路30若しくは32から装飾合成画像データを受けて、JPEGコーデック24における処理が終了するまで画像データを保持する。いずれの画像データをJPEGラインバッファ22に保持させるかは、CPU300からの制御信号により選択することができる構成とすることが好ましい。JPEGコーデック24、コードバッファ回路26及びCPU300は、図9の同一の符号を付された構成部と同様の機能を有する。
CPU300は、ユーザからの表示対象となる画像データの指定を受けて、外部メモリに保存されているJPEGコードで表現された画像データを読み出し、CPUI/F28を介してコードバッファ回路26へ転送する。JPEGコーデック24は、CPU300からの解凍処理の指示信号を受けて、コードバッファ回路26にバッファリングされたJPEGコードをビットマップ形式等の画像データに解凍処理する。解凍処理された画像データは、JPEGラインバッファ22を介してH/Vスケーラ14へ転送される。H/Vスケーラ14では、必要に応じて画像データの画面サイズが変換されてフレームバッファ回路30又は32へ出力される。これにより、外部メモリに保存された画像データをLCD表示装置402へ表示させることができる。
次に、切替制御回路38における送信同期信号VACT及び切替信号VSWTの生成、並びに、送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの同期調整について説明する。
<第1の制御方法>
第1の制御方法では、新たな1フレーム分の画像信号に対するバッファリングの終了時点に同期させてフレームバッファ回路30及び32の入出力の切り替え制御を行う。図2及び図3に、第1の制御方法を適用した場合の各信号のタイミングチャートを示す。図2及び図3において、横軸は時間を示し、縦軸は信号の振幅を示す。
タイミングジェネレータ36は、システムの基本クロックを受けて、基本クロックに基づいて画像転送クロックDCLK及び取得同期信号VREFを生成する。画像転送クロックDCLKは、基本クロックを分周回路等で分周して生成することができる。
取得同期信号VREFは、ユーザによる撮像装置の電源オン操作やシャッタ操作等に応じて生成される。CPU300は、ユーザによる撮像装置の操作等に基づいて取得同期信号VREFの生成開始を指示する信号をタイミングジェネレータ36へ送信する。タイミングジェネレータ36は、CPU300から指示信号を受けると、図2(a)及び図3(a)に示すように、取得同期信号VREFを生成する。取得同期信号VREFは所定の有効時間T1だけハイレベルを維持し、続いて所定のブランキング時間T2だけローレベルを維持するサイクルを繰り返す。すなわち、取得同期信号VREFは、有効時間T1とブランキング期間T2を加算した所定の周期T3を有する。
取得同期信号VREFは、固体撮像素子200及び固体撮像素子I/F10へ入力される。固体撮像素子200では、取得同期信号VREFの立ち上がりに同期して新たなフレームの画像が取得され、取得同期信号VREFがハイレベルを維持している間に1フレーム分の画像信号が出力される。固体撮像素子I/F10では、取得同期信号VREFに同期して固体撮像素子200からの画像信号が受信される。
切替制御回路38は、タイミングジェネレータ36から取得同期信号VREFを受信する。切替制御回路38は、取得同期信号VREFを受けて、取得同期信号VREFに基づいて送信同期信号VACT及び切替信号VSWTを生成する。切替制御回路38は、通常は所定の有効時間T4だけハイレベルとされ、続いて所定のブランキング期間T5だけローレベルとされる送信同期信号VACTを生成する。
一般的に、固体撮像素子200での画像の取得に掛かる時間よりもLCDコントローラ400へ画像データを送出する時間の方が短いので、送信同期信号VACTの周期T6は取得同期信号VREFの周期T3よりも短く設定される。また、取得同期信号VREFの周期T3が送信同期信号VACTの周期T6の整数倍となるように設定される。具体的には、取得同期信号VREFの周期T3が送信同期信号VACTの周期T6の2〜5倍となるように設定される。従って、図2及び図3に示すように、取得同期信号VREFの周期T3を経過する間に送信同期信号VACTは複数回繰り返される。
タイミングジェネレータ36から出力される画像転送クロックDCLK及び切替制御回路38から出力される送信同期信号VACTは、LCDI/F20及びLCDコントローラ400に入力され、上記のように、画像転送クロックDCLK及び送信同期信号VACTに基づいて表示用画像データをLCD表示装置402へ転送して画像を表示させる。
このように、インターフェース装置102は、所定の周期T6で繰り返される送信同期信号VACTに同期させて、フレームバッファ回路30又は32に保持されている画像データをサブOSDバッファ回路、LCDI/F20、LCDコントローラ400を介してLCD表示装置402に表示させている。ところが、ユーザの操作等により取得同期信号VREFの周期がずらされた場合に、取得同期信号VREFと送信同期信号VACTとの立ち上がりに位相差が生ずるので、画像の表示タイミングを示す送信同期信号VACT及びフレームバッファ回路30,32の入出力の切替タイミングを示す切替信号VSWTを取得同期信号VREFに同期させる必要がある。
フレームバッファ回路30及び32は、固体撮像素子200から新たな1フレーム分の画像データが転送されて、その画像データのバッファリング、加工処理及び圧縮処理が終了した時点で入出力を切り替える必要がある。切替制御回路38は、図2(b)及び図3(b)に示すように、取得同期信号VREFがハイレベルからローレベルに変化した時点、すなわち固体撮像素子200から1フレーム分の画像信号がバッファリングされた時点から所定の待機時間T7が経過した後にパルスを有する切替信号VSWTを生成する。切替信号VSWTは、切替回路34へ出力される。切替回路34は、切替制御回路38から切替信号VSWTを受けて、フレームバッファ回路30及び32の入出力を切り替える。このとき、上記のように、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方の入力が相補的にH/Vスケーラ14に接続されるように切替回路34のスイッチングが行われる。また、フレームバッファ回路30及び32のいずれか一方の出力はJPEGラインバッファ22に接続され、他方の出力はサブOSDバッファ回路18に接続されるように切替回路34のスイッチングが行われる。
例えば、フレームバッファ回路30の出力がサブOSDバッファ回路18に接続され、フレームバッファ回路32の入力及び出力がH/Vスケーラ14及びJPEGラインバッファ22へそれぞれ接続されている状態で新たに切替信号VSWTが立ち上げられた場合、フレームバッファ回路30の入力及び出力がH/Vスケーラ14及びJPEGラインバッファ22へそれぞれ接続され、フレームバッファ回路32の出力がサブOSDバッファ回路18に接続されている状態となるように切替回路34がスイッチングされる。
このとき、待機時間T7は、画像データのバッファリングが終了してからその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了するまでの時間よりも長い時間に設定することが好適である。例えば、JPEGコーデック24から1フレーム分の画像データに対する圧縮処理が終了したことを示す制御信号を受ける構成とし、この制御信号を受けた時点で切替信号VSWTを立ち上げるようにすることが好適である。これによって、画像データのバッファリングが終了してからその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了するまでの間、フレームバッファ回路30及び32の入出力の接続状態が維持され、加工処理又は圧縮処理を確実に実行させることができる。
さらに、切替制御回路38は、取得同期信号VREFがハイレベルからローレベルに変化した時点で、送信同期信号VACTがハイレベルであるのか、ローレベルであるのかを調査する。
図2に示すように、取得同期信号VREFがハイレベルからローレベルに変化した時刻t1で送信同期信号VACTがハイレベルであれば、図2(c)に示すように、送信同期信号VACTを直ちにローレベルとする。そして、ブランキング時間T5が経過した時刻t2で送信同期信号VACTをハイレベルに立ち上げる。このとき、固体撮像素子200での画像の取得に掛かる時間はLCDコントローラ400へ画像データを送出する時間よりも一般的に短かく、取得同期信号VREFの周期T3は送信同期信号VACTの周期T6の2〜5倍となるように設定されているので、送信同期信号VACTがハイレベルである状態、すなわちLCD表示装置402での表示処理がフレームの途中にある状態で新たに送信同期信号VACTを同期させても、送信同期信号VACTの前の周期と同一の表示用画像データの表示が行われている可能性が高いのでLCD表示装置402の表示画像を乱れさせる可能性は少ない。
また、本実施の形態の変形例として、新たな画像データのバッファリングの終了並びに画像データの加工処理及び圧縮処理の終了を検知した後、所定の待機期間TWだけ送信同期信号VACTを強制的にローレベルとすることを待機し、待機時間TWの間に送信同期信号VACTがブランキング期間となるか否かを調査し、できるだけ送信同期信号VACTがブランキング期間であるときに取得同期信号VREFと同期させることも好適である。図2(d)に示すように、待機期間TW内に送信同期信号VACTが立ち下がり、ブランキング期間となった場合には、送信同期信号VACTがローレベルになった時点から周期T5経過後に送信同期信号VACTを立ち上げる。図2(e)に示すように、所定の期間TW内に送信同期信号VACTがブランキング期間とならなかった場合には、待機時間TW経過後に送信同期信号VACTを立ち下げてブランキング期間とし、送信同期信号VACTがローレベルになった時点から周期T5経過後に送信同期信号VACTを立ち上げる。
一方、図3に示すように、取得同期信号VREFがハイレベルからローレベルに変化した時刻t3で送信同期信号VACTがローレベルであれば、時刻t3からさらにブランキング時間T5が経過するまで待機し、時刻t4で送信同期信号VACTをハイレベルに立ち上げる。この場合は、送信同期信号VACTがローレベルである状態、すなわちLCD表示装置402のブランキング期間にある状態で新たに送信同期信号VACTを同期させているので、LCD表示装置402の表示画像を乱れさせることはない。
これにより、送信同期信号VACTがハイレベルである状態、すなわちLCD表示装置402での表示処理がフレームの途中にある状態で送信同期信号VACTを同期させる処理を行う頻度を少なくすることができる。その結果、LCD表示装置402の表示画像を乱れさせる可能性を低減することができる。
なお、図2及び図3の場合において、ブランキング時間T2は、待機時間T7と同様に、画像データのバッファリングが終了してからその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了するまでの時間よりも長い時間に設定することが好適である。例えば、JPEGコーデック24から1フレーム分の画像データに対する圧縮処理が終了したことを示す制御信号を受ける構成とし、この制御信号を受けた時点で切替信号VSWTを立ち上げるようにすることが好適である。
<第2の制御方法>
上記第1の制御方法は、送信同期信号VACTの状況に拘らず、取得同期信号VREFの変化に合わせて送信同期信号VACTを強制的に同期させるものであった。第2の制御方法では、複数の周期に亘って送信同期信号VACTの周期を調整することによって取得同期信号VREFに同期させる。
図4に、第2の制御方法で用いられる切替制御回路38の構成を示す。切替制御回路38は、第1のエッジ検出回路40、第2のエッジ検出回路42、位相差計数回路44、同期信号生成回路46及び切替信号生成回路48を含んで構成される。
第1のエッジ検出回路40には、同期信号生成回路46で生成された送信同期信号VACTがフィードバック入力される。第2のエッジ検出回路42には、タイミングジェネレータ36から取得同期信号VREFが入力される。エッジ検出回路40及び42では、それぞれ送信同期信号VACT及び取得同期信号VREFの変化を示すエッジが検出され、エッジが検出された時点で位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ検出通知信号が出力される。
位相差計数回路44では、タイミングジェネレータ36から画像転送クロックDCLK並びに第1及び第2のエッジ検出回路40,42から検出通知信号を受けて、取得同期信号VREFと送信同期信号VACTとの立ち下がり時刻の位相差を求め、送信同期信号VACTの位相を補正するための補正クロック信号ADJ_NUM、補正フレーム信号ADJ_FRM及び補正開始信号ADJ_STを同期信号生成回路46へ出力する。また、同期信号生成回路46から送信同期信号VACTの位相の補正が終了したことを示す補正終了信号ADJ_ENDを受けて、切替指示信号SW_STを切替信号生成回路48へ出力する。
同期信号生成回路46は、送信同期信号VACTを生成してLCDI/F20及びLCDコントローラ400へ出力する。同期信号生成回路46は、位相差計数回路44から補正クロック信号ADJ_NUM、補正フレーム信号ADJ_FRM及び補正開始信号ADJ_STを受けて、送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相がずれた場合に送信同期信号VACTの位相を補正する機能も有する。また、切替信号生成回路48は、切替指示信号SW_ST及び検出通知信号を受けて、フレームバッファ回路30及び32を切り替えるための切替信号VSWTを生成して出力する。
図6(a)〜図6(c)に取得同期信号VREFと送信同期信号VACTとの位相がずれた場合の典型的な関係を示す。第1の実施の形態と同様に、取得同期信号VREFは、撮像装置の電源操作又はシャッタ操作等に応じてタイミングジェネレータ36で生成される。取得同期信号VREFは所定の有効時間T1だけハイレベルを維持し、続いて所定のブランキング時間T2だけローレベルを維持するサイクルを繰り返す。すなわち、取得同期信号VREFは、有効時間T1とブランキング期間T2を加算した所定の周期T3を有する。また、送信同期信号VACTは、通常は所定の有効時間T4だけハイレベルとされ、続いて所定のブランキング期間T5だけローレベルとされる。送信同期信号VACTの周期T6は取得同期信号VREFの周期T3よりも短く設定される。ここで、取得同期信号VREFの周期T3が送信同期信号VACTの周期T6の整数倍となるように設定される。具体的には、取得同期信号VREFの周期T3が送信同期信号VACTの周期T6の2〜5倍となるように設定される。
まず、図5のフローチャートを参照して、送信同期信号VACTのブランキング期間を増加させて送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを補正する方法について説明する。以下の処理は、送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとが時間的な変化に沿って実行される。
ステップS10では、撮像装置の電源がオンにされた、又は、撮像装置のシャッタが押された等のユーザからの撮像指示があったか否かが判断される。CPU300は、ユーザからの撮像指示があれば、タイミングジェネレータ36へ指示信号を出力して取得同期信号VREFの出力を開始させると共にステップS12に処理を移行させる。撮像指示がなければステップS10の処理を繰り返す。
ステップS12では、位相差計数回路44において送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを示すカウンタ値が0に初期設定される。ステップS14では、取得同期信号VREFがローレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42にタイミングジェネレータ36から取得同期信号VREFが入力され、取得同期信号VREFがローレベルになったか否かが判断される。取得同期信号VREFがローレベルになった場合にはエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS16へ処理が移行される。取得同期信号VREFがハイレベルである場合には、ステップS14の判定処理を繰り返す。
ステップS16では、送信同期信号VACTがローレベルであるか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40に同期信号生成回路46で生成された送信同期信号VACTがフィードバック入力され、送信同期信号VACTがローレベルであるか否かが検出される。送信同期信号VACTがローレベルである場合にはステップS24に処理を移行させ、ハイレベルである場合にはステップS18へ処理を移行させる。
ステップS18では、位相差計数回路44においてカウンタ値が増加される。位相差計数回路44は、第2のエッジ検出回路42から取得同期信号VREFがローレベルになったことを示す検出通知信号を受けると、画像転送クロックDCLKの1クロックパルスに応じてカウンタ値を1だけ増加させる。すなわち、図6(a)及び図6(b)の位相差θa及びθbに示すように、カウンタ値はステップS14で取得同期信号VREFがローレベルになった時点からの時間を示す値となる。画像転送クロックDCLKが所定のクロックパルス数、例えば、1クロックパルスだけカウントされるとステップS20へ処理が移行される。
ステップS20では、送信同期信号VACTがローレベルになったか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40は、送信同期信号VACTのフィードバック入力を受けて、送信同期信号VACTがローレベルになったか否かを検出する。送信同期信号VACTがローレベルになった場合には、エッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力されると共にステップS24に処理が移行される。ハイレベルを維持している場合にはステップS22へ処理を移行させる。
ステップS20において送信同期信号VACTがローレベルになったことが検出された場合、図6(a)に示すように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに少なくとも一度は送信同期信号VACTがローレベルになったこととなる。この場合、位相差計数回路44は、第1のエッジ検出回路40からの検出通知信号を受けてカウンタ値の増加を止める。従って、位相差計数回路44のカウンタ値は、取得同期信号VREFがローレベルになった時点から送信同期信号VACTがローレベルになった時点までの位相差θaを示す値となる。
ステップS22では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42は、タイミングジェネレータ36から入力される取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かを検出する。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合にはエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS28へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合には、ステップS16に処理を戻す。
ステップS22において取得同期信号VREFがハイレベルになったことが検出された場合、図6(b)に示すように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに一度も送信同期信号VACTがローレベルにならなかったことになる。この場合、位相差計数回路44は、第1のエッジ検出回路40からの検出通知信号を受けてカウンタ値の増加を止める。従って、位相差計数回路44のカウンタ値は、取得同期信号VREFがローレベルになった時点から次に取得同期信号VREFがハイレベルになった時点までの位相差θbを示す値となる。
ステップS24では、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40は、送信同期信号VACTのフィードバック入力を受けて、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かを検出する。送信同期信号VACTがハイレベルになった場合には、第1のエッジ検出回路40からエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44へ送信されると共にステップS36に処理が移行される。ローレベルを維持している場合にはステップS26へ処理を移行させる。
ステップS24において送信同期信号VACTがハイレベルになったことが検出された場合、図6(c)に示すように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに、送信同期信号VACTがローレベルになり、再びハイレベルに変化したこととなる。この場合、ステップS36以降の処理によって、位相差計数回路44は送信同期信号VACTがハイレベルになった時点から取得同期信号VREFがハイレベルになる時点までの位相差θcを計測する。ステップS36以降の処理は後述する。
ステップS26では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42は、タイミングジェネレータ36から入力される取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かを検出する。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合には、エッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS28へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合には、ステップS24に処理を戻す。
ステップS28では、送信同期信号VACTの1フレーム当たりの位相補正量を補正クロック信号ADJ_NUMとして算出する。位相差計数回路44は、カウンタ値を予め設定された補正フレーム信号ADJ_FRMの値で除算して補正クロック信号ADJ_NUMを算出する。補正フレーム信号ADJ_FRMは、位相補正を行う送信同期信号VACTのフレーム数を示す値である。補正フレーム信号ADJ_FRMは、通常数フレーム〜数十フレームの範囲に設定される。
ステップS30では、位相差計数回路44から同期信号生成回路46に対して補正クロック信号ADJ_NUM及び補正フレーム信号ADJ_FRMが送信される。続いて、ステップS32では、位相差計数回路44から同期信号生成回路46に対して補正開始信号ADJ_STが送信され、補正フレーム信号ADJ_FRMのフレーム数の送信同期信号VACTにおけるブランキング期間を補正クロック信号ADJ_NUMで表される時間だけ増加させることによって取得同期信号VREFとの位相のずれが補正される。
例えば、カウンタ値が100であり、補正フレーム信号ADJ_FRMの値が2フレームであったなら、位相差計数回路44において補正クロック信号ADJ_NUM=100÷2=50と算出される。同期信号生成回路46は、補正開始信号ADJ_STを受けると、補正フレーム信号ADJ_FRM及び補正クロック信号ADJ_NUMに基づいて、2フレーム分の送信同期信号VACTにおいてそれぞれ画像転送クロックDCLKの50クロック分だけブランキング期間を増加させる位相補正処理を行う。
ステップS34では、位相補正処理が終了したか否かが判断される。同期信号生成回路46では、ステップS32における送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相差の補正が終了した場合、処理が終了したことを示す補正終了信号ADJ_ENDを位相差計数回路44へ出力する。位相差計数回路44では、補正終了信号ADJ_ENDを受けると、切替指示信号SW_STを切替信号生成回路48に出力すると共に、ステップS12へ移行して処理を繰り返す。切替信号生成回路48は、切替指示信号SW_STを受けて、フレームバッファ回路30及び32を切り替えるための切替信号VSWTを生成して切替回路34へ出力する。
ステップS36では、位相差計数回路44において送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを示すカウンタ値が0に初期設定される。ステップS38では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合にはエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS42へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合には、ステップS40に処理を移行させる。
ステップS40では、位相差計数回路44においてカウンタ値が増加される。位相差計数回路44は、第2のエッジ検出回路42から検出通知信号を受けると、画像転送クロックDCLKの1クロックパルスに応じてカウンタ値を1だけ増加させる。すなわち、図6(c)に示すように、カウンタ値はステップS24で送信同期信号VACTがハイレベルになった時点から取得同期信号VREFがハイレベルに戻るまでの位相差θcを示す値となる。画像転送クロックDCLKが所定のクロックパルス数、例えば、1クロックパルスだけカウントされるとステップS38へ処理が移行される。
一方、ステップS42〜S48では、上記ステップS28〜ステップS34と同様の処理が行われる。すなわち、位相差計数回路44において、補正クロック信号ADJ_NUMが算出され、同期信号生成回路46において補正フレーム信号ADJ_FRM及び補正クロック信号ADJ_NUMに基づいて送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれが補正され、補正処理が終了した時点で切替信号生成回路48において切替信号VSWTが切替回路34へ出力される。
以上のように、本実施の形態による補正処理を随時行うことによって、図6(a)〜(c)に示すような送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを送信同期信号VACTのブランキング期間を増加させることによって補正することができる。なお、図7に示すように、取得同期信号VREFがローレベルとなって再びハイレベルとなる間に複数のフレーム分の送信同期信号VACTが含まれる場合でも上記処理によって送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを補正することができる。
また、送信同期信号VACTのブランキング時間は、画像データのバッファリングが終了してからその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了するまでの時間よりも長い時間に設定しておくことが好適である。本実施の形態では、送信同期信号VACTのブランキング時間を増加させて位相補正を行うので、少なくとも画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了する前にフレームバッファ回路30及び32が切り替えられることを防ぐことができる。なお、JPEGコーデック24から1フレーム分の画像データに対する圧縮処理が終了したことを示す制御信号を受ける構成とし、この制御信号を受けた後に送信同期信号VACTを立ち上げるように構成しても良い。
<変形例>
上記第2の実施の形態では、送信同期信号VACTのブランキング期間を増加させることによって取得同期信号VREFと同期させている。本変形例では、送信同期信号VACTのブランキング期間を増減させることによって取得同期信号VREFと同期させる。
本変形例における切替制御回路38は、上記第2の実施の形態と同様の構成を有するが、位相差計数回路44においてフラグMinus_Flagが用いられている点で異なっている。フラグMinus_Flagの値は、位相補正処理を行う際に送信同期信号VACTのブランキング期間を増加させるか減少させるかを示すものであり、初期設定値は増加を示す“0”であり、必要に応じて減少を示す“1”に設定される。以下、図8のフローチャートを参照して、本変形例における送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相補正処理について説明する。
ステップS50では、撮像装置の電源がオンにされた、又は、撮像装置のシャッタが押された等のユーザからの撮像指示があったか否かが判断される。CPU300は、ユーザからの撮像指示があれば、タイミングジェネレータ36へ指示信号を出力して取得同期信号VREFの出力を開始させると共にステップS52に処理を移行させる。撮像指示がなければステップS50の処理を繰り返す。
ステップS52では、位相差計数回路44において送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを示すカウンタ値が0に初期設定される。ステップS54では、取得同期信号VREFがローレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42にタイミングジェネレータ36から取得同期信号VREFが入力され、取得同期信号VREFがローレベルになったか否かが判断される。取得同期信号VREFがローレベルになった場合にはエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力されると共にステップS56へ処理が移行される。取得同期信号VREFがハイレベルである場合には、ステップS54の判定処理を繰り返す。
ステップS56では、送信同期信号VACTがローレベルであるか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40に同期信号生成回路46で生成された送信同期信号VACTがフィードバック入力され、送信同期信号VACTがローレベルであるか否かが検出される。送信同期信号VACTがローレベルである場合にはステップS62に処理を移行させ、ハイレベルである場合にはステップS58へ処理を移行させる。
ステップS58では、送信同期信号VACTがローレベルになったか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40は、送信同期信号VACTのフィードバック入力を受けて、送信同期信号VACTがローレベルになったか否かを検出する。送信同期信号VACTがローレベルになった場合には、エッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力されると共にステップS62に処理が移行される。ハイレベルを維持している場合にはステップS60へ処理を移行させる。
ステップS58において送信同期信号VACTがローレベルになったことが検出された場合、図6(a)に示したように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに少なくとも一度は送信同期信号VACTがローレベルになったこととなる。
ステップS60では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42は、タイミングジェネレータ36から入力される取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かを検出する。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合にはエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS66へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合には、ステップS56に処理を戻す。
ステップS60において取得同期信号VREFがハイレベルになったことが検出された場合、図6(b)に示したように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに一度も送信同期信号VACTがローレベルにならなかったことになる。
ステップS62では、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40は、送信同期信号VACTのフィードバック入力を受けて、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かを検出する。送信同期信号VACTがハイレベルになった場合には、第1のエッジ検出回路40からエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44へ送信されると共にステップS74に処理が移行される。ローレベルを維持している場合にはステップS64へ処理を移行させる。
ステップS62において送信同期信号VACTがハイレベルになったことが検出された場合、図6(c)に示すように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに、送信同期信号VACTがローレベルになり、再びハイレベルに変化したこととなる。
ステップS64では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42は、タイミングジェネレータ36から入力される取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かを検出する。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合には、エッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS66へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合には、ステップS62に処理を戻す。
ステップS66では、位相差計数回路44においてフラグMinus_Flagの値が“1”にセットされる。すなわち、図6(a)のように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに送信同期信号VACTがローレベルになり、次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに送信同期信号VACTがローレベルを維持した場合、及び、図6(b)のように、取得同期信号VREFがローレベルになってから次に取得同期信号VREFがハイレベルになるまでに一度も送信同期信号VACTがローレベルにならなかった場合には送信同期信号VACTのブランキング期間を短縮する処理を行うこととなる。
ステップS68では、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かが判断される。第1のエッジ検出回路40は、送信同期信号VACTのフィードバック入力を受けて、送信同期信号VACTがハイレベルになったか否かを検出する。送信同期信号VACTがハイレベルになった場合には、第1のエッジ検出回路40からエッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44へ送信されると共にステップS72に処理が移行される。ローレベルを維持している場合にはステップS70へ処理を移行させる。
ステップS70では、位相差計数回路44においてカウンタ値が増加される。位相差計数回路44は、画像転送クロックDCLKの1クロックパルスに応じてカウンタ値を1だけ増加させる。すなわち、カウンタ値は、図6(a)又は図6(b)のタイミングチャートの状況において、ステップS64で取得同期信号VREFがハイレベルになった時点からステップS68において送信同期信号VACTがハイレベルになるまでの位相差θ’a又はθ’bを示す値となる。画像転送クロックDCLKが所定のクロックパルス数、例えば、1クロックパルスだけカウントされるとステップS68へ処理が戻される。
ステップS72では、カウント値が補数に変換される。位相差計数回路44は、フラグMinus_Flagの値が“1”であるか否かを調査し、フラグMinus_Flagの値が“1”であればカウント値を補数に変換する。これにより、カウント値は負の値を示すこととなる。その後、ステップS80へ処理を移行させる。
ステップS74では、カウンタ値が0に初期設定される。ステップS76では、取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かが判断される。第2のエッジ検出回路42は、タイミングジェネレータ36から入力される取得同期信号VREFがハイレベルになったか否かを検出する。取得同期信号VREFがハイレベルになった場合には、エッジを検出したことを示す検出通知信号が位相差計数回路44及び切替信号生成回路48へ出力され、ステップS80へ処理が移行される。取得同期信号VREFがローレベルを維持している場合にはステップS78に処理を移行させる。
ステップS78では、位相差計数回路44においてカウンタ値が増加される。位相差計数回路44は、画像転送クロックDCLKの1クロックパルスに応じてカウンタ値を1だけ増加させる。すなわち、カウンタ値は、図6(c)のタイミングチャートの状況において、ステップS62で送信同期信号VACTがハイレベルになった時点からステップS76において取得同期信号VREFがハイレベルになるまでの位相差θcを示す値となる。画像転送クロックDCLKが所定のクロックパルス数、例えば、1クロックパルスだけカウントされるとステップS76へ処理が戻される。
ステップS80では、送信同期信号VACTの1フレーム当たりの位相補正量を補正クロック信号ADJ_NUMとして算出する。位相差計数回路44は、カウンタ値を補正フレーム信号ADJ_FRMの値で除算して補正クロック信号ADJ_NUMを算出する。補正フレーム信号ADJ_FRMは、位相補正を行う送信同期信号VACTのフレーム数を示す値であり、予め設定されている。補正フレーム信号ADJ_FRMは、通常数フレーム〜数十フレームの範囲に設定される。本変形例では、図6(a)及び図6(b)のタイミングチャートの状況では補正クロック信号ADJ_NUMは負の値として算出され、図6(c)のタイミングチャートの状況では補正クロック信号ADJ_NUMは正の値として算出される。
ステップS82では、位相差計数回路44から同期信号生成回路46に対して補正クロック信号ADJ_NUM及び補正フレーム信号ADJ_FRMが送信される。続いて、ステップS84では、位相差計数回路44から同期信号生成回路46に対して補正開始信号ADJ_STが送信され、補正フレーム信号ADJ_FRMのフレーム数の送信同期信号VACTにおけるブランキング期間を補正クロック信号ADJ_NUMで表される時間だけ変化させることによって取得同期信号VREFとの位相のずれが補正される。ここで、図6(a)及び図6(b)のタイミングチャートの状況においては、補正クロック信号ADJ_NUMは負の値として算出されているので、送信同期信号VACTのブランキング期間が短縮させられて位相差が補正される。一方、図6(c)のタイミングチャートの状況においては、補正クロック信号ADJ_NUMは正の値として算出されているので、送信同期信号VACTのブランキング期間が増加させられて位相差が補正される。
ステップS86では、位相補正処理が終了したか否かが判断される。同期信号生成回路46では、ステップS84における送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相差の補正が終了した場合、処理が終了したことを示す補正終了信号ADJ_ENDを位相差計数回路44へ出力する。位相差計数回路44では、補正終了信号ADJ_ENDを受けると、切替指示信号SW_STを切替信号生成回路48に出力する。切替信号生成回路48は、切替指示信号SW_STを受けて、フレームバッファ回路30及び32を切り替えるための切替信号VSWTを生成して切替回路34へ出力する。
以上のように、本実施の形態による補正処理を随時行うことによって、図6(a)〜(c)に示すような送信同期信号VACTと取得同期信号VREFとの位相のずれを送信同期信号VACTのブランキング期間を増減させることによって補正することができる。
また、送信同期信号VACTのブランキング時間は、画像データのバッファリングが終了してからその画像データに対する加工処理及び圧縮処理が終了するまでの時間よりも長い時間に設定しておくことが好適である。例えば、JPEGコーデック24から1フレーム分の画像データに対する圧縮処理が終了したことを示す制御信号を受ける構成とし、この制御信号を受けた後に送信同期信号VACTを立ち上げるように構成しても良い。
本発明の実施の形態における画像処理装置の構成を示す図である。 本発明の第1の制御方法におけるタイミングチャートを示す図である。 本発明の第1の制御方法におけるタイミングチャートを示す図である。 本発明の第2の制御方法で用いられる切替制御回路の構成を示す図である。 本発明の第2の制御方法におけるフローチャートを示す図である。 同期信号の位相ずれを示す図である。 同期信号の位相ずれを示す図である。 本発明の第2の制御方法における変形例のフローチャートを示す図である。 従来の画像処理装置の構成を示す図である。 同期信号のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
10 固体撮像素子インターフェース、12 レート変更バッファ、14 H/Vスケーラ、16 フレームバッファ回路、18 サブオンスクリーンバッファ回路、20 LCDインターフェース、22 JPEGラインバッファ、24 JPEGコーデック、26 コードバッファ回路、30,32 フレームバッファ回路、34 切替回路、36 タイミングジェネレータ、38 切替制御回路、40,42 エッジ検出回路、44 位相差計数回路、46 同期信号生成回路、48 切替信号生成回路、100,102 インターフェース装置、200 固体撮像素子、400 LCDコントローラ、402 LCD表示装置。

Claims (12)

  1. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、
    前記取得同期信号と前記送信同期信号と位相差を求め、前記送信同期信号のブランキング期間を変更することによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することを特徴とするインターフェース装置。
  2. 請求項1に記載のインターフェース装置において、
    前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出するエッジ検出回路と、
    前記エッジ検出回路における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める位相差計数回路と、
    前記位相差計数回路において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増減させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する同期信号生成回路と、
    を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  3. 請求項1に記載のインターフェース装置において、
    前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出するエッジ検出回路と、
    前記エッジ検出回路における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める位相差計数回路と、
    前記位相差計数回路において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増加させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する同期信号生成回路と、
    を備えることを特徴とするインターフェース装置。
  4. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、
    前記取得同期信号の有効期間の終了時点に合わせて、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とするインターフェース装置。
  5. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置であって、
    前記取得同期信号の有効期間の終了時点から所定の待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了するか否かを判断し、
    前記待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了しなかった場合に、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とするインターフェース装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載のインターフェース装置において、
    それぞれが少なくとも1フレーム分の画像データを保持するためメモリ容量を有する複数のフレームバッファ回路と、
    前記複数のフレームバッファ回路を、取得した画像信号を画像データとしバッファリングしていくフレームバッファ回路、又は、保持された画像データを表示用画像データとして出力していくフレームバッファ回路、として切り替える切替回路と、
    前記切替回路に対して切替信号を出力して、当該切替信号に基づいて前記切替回路の切り替え制御を行う切替制御回路と、を備え、
    前記切替制御回路は、前記送信同期信号及び前記取得同期信号のブランキング期間において前記切替信号を出力することを特徴とするインターフェース装置。
  7. 請求項6に記載のインターフェース装置において、
    前記取得同期信号のブランキング期間の開始後、所定の待機時間が経過した後に、前記切替制御回路は、前記切替信号を出力することを特徴とするインターフェース装置。
  8. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、
    前記送信同期信号のブランキング期間を変更することによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正する第1の工程を含むことを特徴とする同期調整方法。
  9. 請求項8に記載の同期調整方法において、
    前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出する第2の工程と、
    前記第2の工程における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める第3の工程と、を備え、
    前記第1の工程では、前記第3の工程において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増加させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することを特徴とする同期調整方法。
  10. 請求項8に記載の同期調整方法において、
    前記取得同期信号の変化と前記送信同期信号の変化とを検出する第2の工程と、
    前記第2の工程における前記取得同期信号及び前記送信同期信号の変化の検出結果に基づいて、前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を求める第3の工程と、を備え、
    前記第1の工程では、前記第3の工程において求められた前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差に基づいて、前記送信同期信号の複数フレームに亘って前記送信同期信号のブランキング期間を増減させることによって前記取得同期信号と前記送信同期信号との位相差を補正することを特徴とする同期調整方法。
  11. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、
    前記取得同期信号の有効期間の終了時点に合わせて、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする同期調整方法。
  12. 有効期間とブランキング期間とを含む所定の周期を有する取得同期信号に同期して、当該取得同期信号の有効期間において画像信号を取得し、
    有効期間とブランキング期間とを含み、前記取得同期信号とは異なる周期を有する送信同期信号に同期して、当該送信同期信号の有効期間において表示用画像データを出力するインターフェース装置における同期調整方法であって、
    前記取得同期信号の有効期間の終了時点から所定の待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了するか否かを判断し、前記待機時間の間に前記送信同期信号の有効期間が終了しなかった場合に、所定時間の前記送信同期信号のブランキング期間を開始させることを特徴とする同期調整方法。

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