JP2005260913A - 画像撮影システム及び画像撮影システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高画質での静止画撮影、ズームやフォーカスの画像操作、センサによる自動動
作等を可能にする。
【解決手段】 本体部120とカメラ部100がLVDSによる高速シリアル通信を行う
システムにおいて、複数個のモータを制御する為のマイクロコントローラをカメラ部10
0に設定し、このマイクロコントローラを制御する信号を、画像制御用の信号と同じパラ
レル・シリアル変換部(105,127)によって入出力する。
【選択図】 図1
作等を可能にする。
【解決手段】 本体部120とカメラ部100がLVDSによる高速シリアル通信を行う
システムにおいて、複数個のモータを制御する為のマイクロコントローラをカメラ部10
0に設定し、このマイクロコントローラを制御する信号を、画像制御用の信号と同じパラ
レル・シリアル変換部(105,127)によって入出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像部と本体部が分離される構成を有し、撮像部と本体部との間でのシリアル通信が可能な画像撮影システム及び画像撮影システムの制御方法に関する。
従来の、カメラ部と本体部が分離する画像撮影システム(ヘッド分離型画像撮影システム)は、特許文献1にかかれているように、CCDからの出力をAD変換する前の部分までをカメラ部とし、ケーブル接続で本体部と接続して、本体部においてCCD出力をAD変換する構成(デジタルデータ分離型)が一般的であった。そのため、カメラ部と本体部の分離距離を延長したい場合には、差動シリアル(LVDS(Low Voltage Differential Signaling:低電圧差動信号データ転送)やIEEE1394など)と呼ばれる方式を使用した、特許文献2のようなシステムが一般的になってきた。また、AD変換後のデジタルデータを差動シリアル方式で転送する、画像データ送受信システムも提案されている(特許文献3)。さらに国際規格としても、デジタルビデオデータシリアル出力規格として、SMPTE292M/259MやTIA/EIA−644があり、監視カメラやPCカメラなどの画像転送に使用されるようになってきた。
図10は、従来例に係るデジタルデータ分離型の画像撮影システムをもつデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
図10において、1000はカメラ部である。1001はCCD1002に画像を入力するレンズ群である。1002は、レンズ群1001から入力される画像を電気信号に変換する、30〜33万画素相当のCCDである。1003は、CCD1002から出力されるアナログ信号のゲイン調整をおこなうCDS/AGCである。1004は、CCD1002を駆動するためのタイミング信号を出力する、タイミングジェネレータ(TG)である。1005は、CDS/AGC1003からの出力信号を、タイミングジェネレータ1004から出力されるタイミングで、パラレル12bitデジタルデータに変換するAD変換部(AD)である。1006は、タイミングジェネレータ1004に対しCCD1002を駆動する為の基準クロックと、LVDS1007がAD1005から出力される12bitデジタルデータをサンプリングする為の、画像データサンプリング信号の元になるクロックをPLL1008に供給する発振器である。1007は、AD変換部1005によって変換されたデジタルデータと、タイミングジェネレータ1004によって作られるVD(垂直同期)信号やHD(水平同期)信号を、PLL1008から供給される画像データサンプリング信号によって、本体部1020にシリアル化して出力する、送信側のLVDS(低電圧差動信号データ転送)回路(LVDS)である。1008は、発振器1006から出力されるクロックにより、画像データサンプリング信号を作成するPLL(Phase Lock Loop)回路(PLL)である。1009は、カメラ部1000側のLVDS1007と本体1020側のLVDS1027とを接続するケーブルである。
1020は、カメラ部1000から送られた画像データの表示や、JPEG圧縮して静止画として外部記憶手段であるCF(コンパクトフラッシュ:登録商標)カード1025に保存するというデジタルカメラとしての一連の動作をおこなう本体部である。1021は、上記本体部1020の処理をおこなうデジタルカメラ機能ICである。1022は、デジタルカメラ機能IC1021が画像データの展開や圧縮をおこなう為の作業領域であるところのワークメモリである。1023は、デジタルカメラ機能IC1021が動作する為のプログラムが格納されているプログラムメモリである。1024は、ファインダ画像の表示や撮影画像の確認に用いられる液晶表示部である。1025は、デジタルカメラ機能IC1021で圧縮されたJPEG画像の保存に用いられる、外部記憶手段であるところのCFカードである。1026は、操作者がデジタルカメラの各種操作をおこなう為のインターフェイスとなるキースイッチ(キーSW)部である。1027は、カメラ部1000のLVDS1007から出力される差動シリアル信号を受けて、もとのパラレル12bitデジタルデータとVD・HD信号、及びLVDS内部のクロックリカバリ機能により、受信データから復元された画像データサンプリング信号に変換する、受信側のLVDS回路である。1028は、システム全体の電源供給をおこなう、電源部である。
図10の構成における従来例のシステムにおいては、カメラ部1000は640×480画素(VGAサイズ)もしくは720×480画素程度の画像データを、1秒間に約30回本体部1020に対して送信し、本体部1020は受信した画像データを液晶表示部1024に対して出力する。
しかしながら、カメラ部と本体部が分離された構成を有し、かつシリアル信号を用いてカメラ部と本体部との接続を行う画像撮影システムにおいては、カメラ部から出力される画像データをただ単に本体部の表示部に出力するか、その表示部に出力する画像の一部、もしくは全部をJPEG圧縮するだけに留まっていた。
このように、カメラ部から本体部へ送信される信号には、フォーカス制御やズーム制御、さらには各種センサ制御の処理にかかわる信号は含まれておらず、操作者の画像操作にかかわる細かな操作をすることは不可能であった。
さらに、静止画撮影においては、200万画素や500万画素の高画素CCDを用いた場合、画質向上の為の細かなCDS/AGCによるゲイン制御や、メカ的なシャッタ駆動やフォーカスモータの駆動の必要がある。しかし、従来のシステムにおいては、画像データ関連信号(12bitデジタル画像データ、VD信号、HD信号、画像データサンプリング信号)以外の信号の送受信が不可能であった為、高画素CCDを用いた静止画撮影が不可能であった。
また、カメラ部の基準クロックと、本体部の基準クロックの同期が取れていない為、カメラ部の画像を液晶表示部に表示する際に、ソフトウエアもしくはハードウエアで同期処理をおこなう必要がある。もしカメラ部と本体部が、同じ周波数で動作するようにそれぞれに発振器をつけて制御したとしても、2つの発振器が完全に同じ周波数であることは実質的にありえず、結局同期処理を行う必要がある。
本発明は上述した問題点を解決するためのものであり、カメラ部と本体部が分離された構成を有し、かつシリアル信号を用いてカメラ部と本体部との接続を行う画像撮影システム及びその制御方法であって、高画質での静止画撮影、ズームやフォーカスの画像操作、センサによる自動動作等を可能にした画像撮影システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、本体部とカメラ部との同期を容易に取る事が可能な、画像撮影システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像撮影システムは、撮像部と本体部が分離され、撮像部と本体部との間でのシリアル通信が可能な画像撮影システムであって、本体部は、第1のクロック信号を生成する第1のクロック信号生成手段と、第1のクロック信号を用いて、撮像部に送信するデータをシリアルデータに変換する第1のパラレルシリアル変換手段と、シリアルデータを撮像部に送信する第1の送信手段と、撮像部から送信されるシリアルデータから第2のクロック信号を復元し、クロック信号生成手段に供給する第1のクロック復元信号を有し、撮像部は、受信したシリアル信号からシリアル転送周波数を検出し、第1のクロック信号を復元する、クロック復元手段と、復元した第1のクロック信号から第2のクロック信号を生成する第2のクロック信号生成手段と、撮像した画像を第2のクロック信号を用いてシリアルデータ化し、本体部へ送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像撮影システムの制御方法は、撮像部と本体部が分離され、撮像部と本体部との間でのシリアル通信が可能な画像撮影システムの制御方法であって、本体部において、第1のクロック信号を生成し、第1のクロック信号を用いて、撮像部に送信するデータをシリアルデータに変換し、シリアルデータを撮像部に送信し、撮像部において、受信したシリアル信号からシリアル転送周波数を検出し、第1のクロック信号を復元し、復元した第1のクロック信号から第2のクロック信号を生成し、撮像した画像を第2のクロック信号を用いてシリアルデータ化し、本体部へ送信し、本体部において、撮像部から送信されるシリアルデータから第2のクロック信号を復元し、第1のクロック信号の生成に利用することで、撮影部と本体部との同期をとることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像撮影システムは、撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な画像撮影システムであって、前記本体部は、前記撮像部が有する複数の制御手段を動作させるための複数の制御信号をシリアル信号に変換し、変換された前記シリアル信号を前記撮像部に対して送信する送信手段を有し、前記撮像部は、受信した前記シリアル信号をパラレル信号に変換し、前記変換により得られた複数の制御信号を対応する各制御手段にそれぞれ提供する提供手段を有することを特徴とする。
また、本発明の画像撮影システムの制御方法は、撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な画像撮影システムの制御方法であって、前記本体部において、前記撮像部が有する複数の制御手段を動作させるための複数の制御信号をシリアル信号に変換し、変換された前記シリアル信号を前記撮像部に対して送信し、前記撮像部において、受信した前記シリアル信号をパラレル信号に変換し、前記変換により得られた複数の制御信号を対応する各制御手段にそれぞれ提供することを特徴とする。
このような構成により、本発明によれば、高画質での静止画撮影、ズームやフォーカスの画像操作、センサによる自動動作等が可能となる。
また、本発明によれば、簡便な方法でカメラ部と本体部の同期を取ることができる。
また、本発明によれば、簡便な方法でカメラ部と本体部の同期を取ることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るヘッド分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るヘッド分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、100は、本体部と分離されたカメラ部である。101は、CCD102に画像を入力するレンズユニットであり、この内部にはオープン・クローズ制御をソレノイドでおこなうシャッタ機構が組み込まれている。102は、レンズ群101から入力される画像を電気信号に変換するCCDである。103は、CCD102から出力されるアナログ信号をゲイン調整し、デジタル信号に変換するCDS/AGC&ADである。
104は、CCD102やCDS/AGC&AD103を駆動するためのタイミング信号を出力する、タイミングジェネレータ(TG)である。タイミングジェネレータ104は、デジタルカメラ機能IC121から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK信号)202を入力し、この信号を1/2分周した信号をCCD102駆動信号としてCCD102及びCDS/AGC&AD103に供給すると共に、デジタルカメラ機能IC121に対しても画像データタイミング信号(MCLK)302として供給する。この信号を受けたデジタルカメラ機能IC121は、画像データタイミング信号302にあわせてAD変換された10bitの画像データ(図面中AD_DATA信号)をサンプリングすることで、画像データの同期を取ることが出来る。
105は、受信ドライバ部106から入力されるシリアル信号をパラレル変換して、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103及びCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構に出力する、シリアル・パラレル変換部(S/P変換)である。106は、本体部120の送信ドライバ128から出力される高速シリアル信号を受け、シリアル・パラレル変換部105に出力する、受信ドライバ部である。107は、シリアル・パラレル変換部105に入力されるシリアル信号とデータビット数からそのラッチクロック周波数を判断し、タイミングジェネレータ104に対して出力する、クロックリカバリ部(CLK_RE)である。
108は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(図面中AD_DATA)信号がパラレル入力され、PLL部109から出力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍した信号でシリアル化して出力する、パラレル・シリアル変換部(P/S変換)である。109は、タイミングジェネレータ104から出力される画像データタイミング信号(MCLK)302をラッチクロックとして入力し、その信号を逓倍する事で、パラレル・シリアル変換部がシリアル変換をおこなう為に必要となるシリアル転送クロック301を作り出す、PLL部である。110は、パラレル・シリアル変換部108から出力されるシリアル信号を高速シリアル信号として外部出力する、送信ドライバ部である。
112は、本体部120からカメラ部100へ高速シリアル信号を伝えるケーブルである。113は、本体部120からカメラ部100へ高速シリアル信号を伝えるケーブルである。
120は、カメラ部と分離された本体部である。121は、図示しないキースイッチもしくはデジタイザからの入力に基づきシステム全体をコントロールするデジタルカメラ機能ICである。デジタルカメラ機能IC121は、CDS/AGC&AD103やタイミングジェネレータ104を同期シリアル通信によって制御し、CDS/AGC&AD103から出力されるデジタル信号を画像データとして現像したり、露出やホワイトバランスをコントロールしたり、電子ビューファインダ画像(例えば640×480ドット)を表示器125へ出力したり、撮影画像を所定の圧縮方式(例えばJPEG方式)で符号化して画像ファイルを生成したりする。デジタルカメラ機能IC121は、いわゆるマイクロプロセッサに加え、ファインダデータのYC→RGB変換ロジックや、JPEG圧縮ロジックや、プログラムメモリ123やワークメモリ122等の外部メモリをコントロールするメモリコントローラ等のロジックを内蔵するいわゆるSOC(システム・オン・シリコン)といわれるものによって実現される。
122は、デジタルカメラ機能IC121を動作させるクロックを発生する、発振器である。123は、デジタルカメラ機能IC121に接続され、JPEG展開や画像サイズ変換等に使われるワークメモリとして使用される、一般にはSDRAMやSRAMであるカメラ用ワークメモリである。124は、デジタルカメラ機能IC121の制御プログラムが格納されているフラッシュメモリやマスクメモリからなるプログラムメモリである。125は、TFT方式の液晶ディスプレイである所の表示器である。126は、CPU121と専用バスを経由しコネクタで接続される、ストレージ手段であるところのCFカードである。
127は、デジタルカメラ機能IC121から出力され、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構を制御する、HD/VD501/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504がパラレル入力され、PLL部129から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック202を逓倍した信号でシリアル化して出力する、パラレル・シリアル変換部(P/S変換)である。128は、パラレル・シリアル変換部127から出力されるシリアル信号を高速シリアルとして外部出力する、送信ドライバ部である。129は、デジタルカメラ機能IC121から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック202をラッチクロックとして入力し、その信号を逓倍する事で、パラレル・シリアル変換部がシリアル変換をおこなう為に必要となるシリアル転送クロック201を作り出す、PLL部である。
130は、受信ドライバ部131から入力されるシリアル信号をパラレル変換して、デジタルカメラ機能IC121に出力する、シリアル・パラレル変換部(S/P変換)である。131は、カメラ部100の送信ドライバ110から出力される高速シリアル信号を受け、シリアル・パラレル変換部130に出力する、受信ドライバ部である。132は、シリアル・パラレル変換部130に入力されるシリアル信号とデータビット数からそのラッチクロック周波数を判断し、デジタルカメラ機能IC121に対して出力する、クロックリカバリ部(CLK_RE)である。
図1において、シリアル・パラレル変換部105と受信バッファ部106とクロックリカバリ部107が、カメラ部100受信側LVDSを構成し、パラレル・シリアル変換部108と送信ドライバ部110とPLL部109がカメラ部100送信側LVDSを構成する。また、シリアル・パラレル変換部130と受信バッファ部131とクロックリカバリ部132が、本体部120受信側LVDSを構成し、パラレル・シリアル変換部127と送信ドライバ部128とPLL部129が本体部120送信側LVDSを構成する。
図2は、本実施形態におけるパラレル・シリアル変換部127から出力される、シリアル信号の波形図である。
図2において、201は、ラッチクロックとして入力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202を逓倍して、PLL部129によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。202は、デジタルカメラ機能IC121で作られる、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)である。203は、デジタルカメラ機能IC121で作られ、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構を制御する、HD/VD501/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504をシリアルデータ化した場合の、データ構成(CONT)である。
図2において、201は、ラッチクロックとして入力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202を逓倍して、PLL部129によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。202は、デジタルカメラ機能IC121で作られる、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)である。203は、デジタルカメラ機能IC121で作られ、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構を制御する、HD/VD501/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504をシリアルデータ化した場合の、データ構成(CONT)である。
シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201は、パラレル入力される10ビット(HD/VD501/同期シリアル/リセット信号/CSUB502/シャッタ制御信号503・504等)に、スタート/ストップビットを加えた総ビット数12bitを、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202期間中にシリアル化する為、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202×総ビット数(12)=シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201という関係が成り立つ。
本実施形態におけるデジタルカメラ機能IC121からカメラ部100への送信内容は、タイミングジェネレータ104がデジタルカメラ機能IC121に同期した状態でCCD102を制御するための垂直同期(VD)信号と水平同期(HD)信号:AE(Auto Exposure)やAWB(Auto White Balance)に関わるゲイン設定をコントロールするために、CDS/AGC&AD103に対して出力する、同期シリアル信号である転送クロック(SCLK)と同期シリアルデータ(SD)と同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(CS)信号:AEやAWBに関わる電子シャッタ設定をコントロールするために、タイミングジェネレータ104に対して出力する、同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(TG_CS):起動時にタイミングジェネレータ104の状態をイニシャルするためのリセット信号(RESET)、レンズモジュール101内のシャッタ機構を制御するシャッタオープン(S_OPN)、シャッタクローズ(S_CLS)、静止画撮影を行う際にCCD102の基板バイアスレベルを制御する、基板バイアス制御信号(CSUB)で構成されている。なお、図1では、SLCK、SOD及びCSをまとめてSSI(3)と記載している。また、同様にSG_SSI(3)はSCLK、SD及びTG_CSをまとめて表したものである。
なお、タイミングジェネレータ104に対する同期シリアル通信において、チップセレクト信号(TG_CS)しか出力していないのは、CDS/AGC&AD103に対して出力される同期シリアル通信の、転送クロック(SCLK)と同期シリアルデータ(SD)を共有するためであり、どちらの同期シリアル通信をアクティブにするかは、どちらのチップセレクト信号を選択するかで決定される。
これらの制御信号は、CCD102が200万画素の場合、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202が36MHz、VD信号が約30Hz、HD信号が約37KHz、転送クロック(SCLK)が1MHzと、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202に対して十分に遅い。そのため、通常通りそれらの信号を出力してタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202のタイミングでパラレル・シリアル変換部127がラッチしても、機能的にはなんら問題はない。
図3は、本実施形態におけるパラレル・シリアル変換部108から出力される、シリアル信号の波形図である。
図3において、301は、ラッチクロックとして入力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍して、PLL部109によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。302は、タイミングジェネレータ104で作られる、画像データタイミング信号(MCLK)である。303は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(AD_DATA)信号がシリアルデータ化された場合の、データ構成(CONT)である。
図3において、301は、ラッチクロックとして入力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍して、PLL部109によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。302は、タイミングジェネレータ104で作られる、画像データタイミング信号(MCLK)である。303は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(AD_DATA)信号がシリアルデータ化された場合の、データ構成(CONT)である。
シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301は、パラレル入力される画像データ(AD_DATA)信号10ビットに、スタート/ストップビットを加えた総ビット数12bitを、画像データタイミング信号(MCLK)302期間中にシリアル化する為、画像データタイミング信号(MCLK)302×総ビット数(12)=シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301という関係が成り立つ。この場合においても、画像データタイミング信号(MCLK)302と画像データ(AD_DATA)信号10ビットは同期しているため、画像データタイミング信号(MCLK)302のタイミングでパラレル・シリアル変換部108がラッチしても、なんら問題はない。
図4は、本実施形態におけるカメラ部と本体部を接続した場合の、電源投入からの一連の処理の流れを表すフローチャートである。
図5は、本実施形態における、静止画撮影におけるVD信号及びCSUB信号と、シャッタ機構の制御信号を表す図である。
図5は、本実施形態における、静止画撮影におけるVD信号及びCSUB信号と、シャッタ機構の制御信号を表す図である。
図5において、501は、デジタルカメラ機能IC121から出力される、垂直同期(VD)信号である。502は、デジタルカメラ機能IC121から出力される、基板バイアス制御(CSUB)信号である。この基板バイアス制御信号は、静止画露光期間及びCCDデータ読み出し期間中に基板バイアスを制御する信号で、この制御がおこなわれると、CCD102の蓄積電荷量が増加し、情報量の多い画像の撮影が可能になる。503は、レンズモジュール101内にある、ソレノイド方式のシャッタ制御機構におけるシャッタクローズ信号である。504は、レンズモジュール101内にある、ソレノイド方式のシャッタ制御機構におけるシャッタオープン信号である。
505は、シャッタクローズ信号503とシャッタオープン信号504の制御がおこなわれた際の、シャッタ状態を表す図である。CCD102を用いた静止画撮影の場合、スミアの発生や色バランスの崩壊を防ぐ為にも、CCD読み出し期間中はシャッタをクローズし、CCD102へ入射する光を遮断する必要がある。506は、静止画撮影においてデジタルカメラ機能IC121からタイミングジェネレータ104に出力する、同期シリアル通信のタイミングを示す図である。露光期間中に行う通信内容は、次の垂直同期信号(VD)から読み出し期間用の動作を行うように指示するためのもので、EVEN読み出し期間中に行う通信内容は、次の垂直同期信号(VD)から通常の電子ビューファインダ表示用CCDデータ出力動作を行うように指示するためのものである。
図1、図2、図3、図4及び図5を用いて、本実施形態におけるカメラ部100と本体部120をケーブル112及び113で接続し、電源を投入した場合における、各処理の流れを説明する。
まず、操作者が本体部120の電源SW(図示せず)を操作すると(ステップS401)、デジタルカメラ機能IC121がスリープモードから起動し、本体部120のイニシャル処理をおこなうと同時に、カメラ部100に対して電源供給を開始する(ステップS402)。
本体部120イニシャル処理が終了した後、デジタルカメラ機能IC121は、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202の供給を開始し、さらにタイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構のイニシャル制御及び表示データ出力の為のイニシャル制御を行う、HD信号/VD信号501/同期シリアル(SSI及びTG_CS信号)/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504を出力する(ステップS403)。
なお、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202は、カメラ部100が動作している期間は常に供給しつづけられる。上述した各制御信号は、PLL部129によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201の供給を受けた、パラレル・シリアル変換部127によってデータ構成203のようにシリアルデータ化され、送信ドライブ部128によって高速シリアル信号として、ケーブル112に出力される。
ケーブル112経由で高速シリアル信号を受けた受信ドライバ部106は、シリアル信号をシリアル・パラレル変換部105に入力する。シリアル信号を受けたシリアル・パラレル変換部105は、データ構成203のシリアルデータを、もとのHD信号/VD信号501/同期シリアル(SSI及びTG_CS信号)/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504にパラレル化して、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構に供給する。
また、クロックリカバリ部107は、シリアル信号の周波数とデータ構成203のビット数から、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202を復元し、タイミングジェネレータ104に供給する。タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202の供給を受けたタイミングジェネレータ104は、この信号を2分の1分周して画像データタイミング信号(MCLK)302を作成し、PLL部109に供給すると共に、CCD102とCDS/AGC&AD103に対し、駆動基準信号を供給開始する。これらの制御信号と駆動信号を供給されたカメラ部100内の各デバイスは、信号の内容に基づき、表示データ出力の為のイニシャル処理を行う(ステップS404)。
イニシャル処理が終了すると、画像データがCCD102からCDS/AGC&AD103に出力され、CDS/AGC&AD103は画像データをAD変換し、10bitのデジタル画像データに変換後、パラレル・シリアル変換部108に対して出力する。10bitのデジタル画像データは、PLL部109からシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301の供給を受けたパラレル・シリアル変換部108によって、データ構成303のようにシリアルデータ化され、送信ドライブ部110によって高速シリアル信号として、ケーブル113に出力される。
ケーブル113経由で高速シリアル信号を受けた受信ドライバ部131は、シリアル信号をシリアル・パラレル変換部130に入力する。シリアル信号を受けたシリアル・パラレル変換部130は、データ構成303のシリアルデータを、もとの10bitパラレルのデジタル画像データに変換して、デジタルカメラ機能IC121に供給する。また、クロックリカバリ部132は、シリアル信号の周波数とデータ構成303のビット数から、画像データタイミング信号(MCLK)302を復元し、デジタルカメラ機能IC121に供給する。
これら一連の動作によって、CCD102から出力された画像データが、デジタルカメラ機能IC121に伝えられ、デジタルカメラ機能IC121によってAE(露出制御)処理やAWB(自動ホワイトバランス制御)処理等の画像処理が行われ(ステップS407)、液晶表示装置等の表示器125に表示される。これがファインダ表示状態である。この際のAE処理は、デジタルカメラ機能IC121が、CDS/AGC&AD103から出力される画像データから算出した輝度レベルを判断し、タイミングジェネレータ104内部にある電子シャッタのレジスタ値や、CDS/AGC&AD103内部にあるゲイン設定のレジスタ値を、それぞれとの同期シリアル通信によって変更することで実現される。
操作者は表示器125に表示される画像データをみながら、静止画撮影や機能変更操作の為のキー操作を行うが、デジタルカメラ機能IC121はファインダ表示状態の間、表示処理と共に、図示しない各種操作キーの入力を常に監視している(ステップS406)。キー入力がなければ上述のようにステップS407へ移行し、ファインダ表示が行われるが、ステップS406のキー監視状態で何らかのキー入力があったと判断された場合、キー種別判断処理が行われる(ステップS408)。
ステップS408で、入力されたキーが電源OFFのキーSWであった場合、デジタルカメラ機能IC121は表示部125への表示の停止及びカメラ部100への電源供給の停止を行い、デジタルカメラ機能IC121自体も、スリープモードに突入するOFF処理を行い(ステップS409)、処理を終了する。
ステップS408で、入力されたキーが機能設定SWであると判断された場合で、かつカメラ部100に関わる機能設定変更(パラメータ変更)があると判断された場合には、変更に応じた設定内容を、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103に対して、同期シリアル通信で出力することにより設定変更を行う(ステップS410)。
ステップS408で、入力されたキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、ステップS411で以下の撮影処理を行う。
ここではまず、デジタルカメラ機能IC121は自動露出制御(AE)処理・自動ホワイトバランス(AWB)処理の停止など、静止画撮影用の内部設定を行う。そして、カメラ部100に対して、垂直同期信号(VD)501の変化に同期する形で、露光期間の蓄積電荷量を制御するための基板バイアス制御(CSUB)信号502をハイレベルにし、その次にタイミングジェネレータ104に対し、次の垂直同期信号(VD)501から読み出し期間であることを指示する同期シリアル通信506を行う。そして、次の垂直同期信号(VD)501の変化に同期する形で、シャッタをクローズする為のシャッタクローズ信号503を出力する。
図5に示すように、デジタルカメラ機能IC121から出力される垂直同期信号(VD)501は、露光期間終了後、CCD102データの読み出し期間になる。CCD102が200万画素である場合には、露光期間の2倍の時間で、ODDフレーム(CCDによってはEVENフレーム)読み出し期間が終了し、ひとつの垂直同期信号(VD)501を出力する。次にEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間が始まり、露光期間の2倍の時間が経過した後、垂直同期信号(VD)501を出力し、通常動作状態に復帰する。このEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間中に、通常動作へタイミングジェネレータを復帰させる同期シリアル通信506を行い、さらに、次の垂直同期信号(VD)501に同期してシャッタがオープンするように、シャッタオープン信号504を出力する。最後にすべてのCCDデータ(データ構成)303の読み込みが終了したとデジタルカメラ機能IC121が判断したあと、基板バイアス制御信号(CSUB)502をロウレベルにするとともに、読み込んだすべてのCCDデータ303を元に、静止画JPEG画像を作成することで、撮影処理が終了する。そして、作成したJPEG画像データを、例えばCFカード126へ記録する。
JPEG画像の作成が終了した後、デジタルカメラ機能IC121は、通常のファインダ表示が行えるように内部設定を変更し、ファインダ表示状態へ復帰する(ステップS412)。
以上説明したように本実施形態によれば、本体部120から基準クロックを逓倍した周波数で制御信号をパラレル・シリアル変換して出力し、そのシリアル信号を受けたカメラ部100が制御信号をシリアル・パラレル変換すると共に、シリアル信号から基準クロックを復元させ、カメラ部の基準クロックとして使用する。さらに、カメラ部から出力される基準クロックを元にして作り出された、画像データクロックを逓倍した周波数で、画像データをパラレル・シリアル変換して出力し、そのシリアル信号を受けた本体部が画像データをシリアル・パラレル変換すると共に、シリアル信号から画像データクロックを復元させ、その画像データクロックのタイミングでパラレル変換された画像データをサンプリングする。このように、簡便な構成により、本体部とカメラ部とが分離した構成を有する画像撮影システムにおける同期処理を実現することが可能になる。
[実施の形態2]
前述の実施の形態1では、画像表示に関わるCCD・CDS/AGC&AD・タイミングジェネレータ関連の制御信号と、シャッタ制御信号をデジタルカメラ機能IC121からパラレル・シリアル変換部127に対して出力することを特徴としていた。しかしながら、他の構成によっても同様の機能を実現することができる。
前述の実施の形態1では、画像表示に関わるCCD・CDS/AGC&AD・タイミングジェネレータ関連の制御信号と、シャッタ制御信号をデジタルカメラ機能IC121からパラレル・シリアル変換部127に対して出力することを特徴としていた。しかしながら、他の構成によっても同様の機能を実現することができる。
本実施形態は、シャッタ制御および基板バイアス制御信号(CSUB)が垂直同期信号(VD)に同期しているという点に着目し、本体部120には垂直同期信号(VD)内部にシャッタ制御および基板バイアス制御信号(CSUB)を多重化して出力する多重化出力手段を、カメラ部にはこの多重化された信号を、本来の制御信号に分離して出力する出力解析手段を設けることにより、デジタルカメラ機能IC121から送信する制御信号の数を減らしつつ実施の形態1と同様の機能を実現するものである。
図6は、本発明の実施の形態2に係る分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図であり、実施の形態1と同等の構成には同じ参照数字を付し、重複する説明を省略する。
図6において、601は、実施の形態2に係るカメラ部である。602は、実施の形態2に係るビット数のシリアル・パラレル変換部である。603は、垂直同期信号(VD)に多重化された基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号503・504を復元する為の、出力解析手段であるところのASICである。620は実施の形態2に係る本体部である。621は、垂直同期信号(VD)に基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号503・504を多重化して出力する、多重化出力機能を備えたデジタルカメラ機能ICである。このようなデジタルカメラ機能ICと同等の構成は、実施の形態1に係るデジタルカメラ機能IC121と、その外部に存在し、垂直同期信号(VD)や基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号503・504を入力することで、自動的に多重化信号を作り出すようなASICとの組合せによっても実現可能である。622は、実施の形態2に係るビット数のパラレル・シリアル変換部である。
図7は、本発明の実施の形態2に係る、デジタルカメラ機能IC621から出力される多重化信号の波形図と、パラレル・シリアル変換部622から出力されるシリアル信号の波形図である。
図7(a)において、701は、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)であり、このクロックを元に出力解析手段であるところのASIC603が動作する。702は、出力解析手段であるところのASIC603が復元した垂直同期信号(VD)である。垂直同期信号(VD)は703〜705の信号を受けてASIC603が生成するため、内部処理により1クロック遅れて生成されるため、図でもそのように記載されている。703〜705は、多重化出力機能を備えたデジタルカメラ機能IC621が出力する信号波形の例を示しており、703は垂直同期信号(VD)出力に基板バイアス制御信号(CSUB)を多重化させた場合、704は、垂直同期信号(VD)出力にシャッタ制御信号を多重化させた場合、705は、垂直同期信号(VD)出力に基板バイアス制御信号(CSUB)とシャッタ制御信号を多重化させた場合をそれぞれ示している。
また、図7(b)における706〜708は、ASIC603が復元した信号波形を示しており、706は基板バイアス制御信号(CSUB)、707及び708はシャッタ制御信号である。図7(c)における709は、シリアル・パラレル変換部602内部で愛用される、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。実施の形態2においては、パラレルビット数が実施の形態1に対して少ない為、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)の周波数は実施の形態1に対して、低く抑えられている。710は、実施の形態2におけるデータ構成(CONT)である。
図6及び図7を用いて、本実施形態の画像撮影システムの動作について説明する。
デジタルカメラ機能IC621は、通常のファインダ表示状態においては、実施の形態1のデジタルカメラ機能IC121と同様の動作を行うが、キー入力があると判断し、そのキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、図4のステップS411で説明した撮影処理において、露光期間の垂直同期信号(VD)に基板バイアス制御信号(CSUB)を多重化した信号703を、垂直同期信号(VD)を出力する端子から出力する。
デジタルカメラ機能IC621は、通常のファインダ表示状態においては、実施の形態1のデジタルカメラ機能IC121と同様の動作を行うが、キー入力があると判断し、そのキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、図4のステップS411で説明した撮影処理において、露光期間の垂直同期信号(VD)に基板バイアス制御信号(CSUB)を多重化した信号703を、垂直同期信号(VD)を出力する端子から出力する。
この多重化した垂直同期信号(VD)703は、パラレル・シリアル変換部622、送信ドライバ部128、ケーブル112、受信ドライバ部106、シリアル・パラレル変換部602を経由してASIC603に入力される。ASIC603は、通常の垂直同期信号(VD)が、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)においてT0期間であるとすると、いちど垂直同期信号(VD)がロウレベルになった後、T1期間をおいた後に一定期間ハイレベルになることを検出し、垂直同期信号(VD)内に、基板バイアス制御信号(CSUB)が多重化されていることを認識する。
基板バイアス制御信号(CSUB)の多重化を判断したASIC603は、基板バイアス制御信号(CSUB)を復元し、基板バイアス制御信号(CSUB)706をハイレベルにする。
露光期間が終了し、読み出し期間に入る際に、デジタルカメラ機能IC621はシャッタをクローズする為に、垂直同期信号(VD)出力に、シャッタ制御信号を多重化した信号704を出力する。ASIC603は、いちど垂直同期信号(VD)がロウレベルになった後、T2(本実施形態ではT1>T2)期間をおいた後に一定期間ハイレベルになることを検出すると、垂直同期信号(VD)内に、シャッタクローズ信号707が多重化されていることを認識し、シャッタ機構に対して、シャッタクローズ信号707を出力する。
さらに、デジタルカメラ機能IC621は、読み出し期間が終了した後の垂直同期信号(VD)において、基板バイアスレベルの制御とシャッタオープンのために、基板バイアス制御信号(CSUB)とシャッタ制御信号の両方を多重化した信号705を出力する。ASIC603は、いちど垂直同期信号(VD)がロウレベルになった後、T1期間をおいた後に一定期間ハイレベルになることを検出し、さらに、垂直同期信号(VD)がロウレベルになってからT2期間をおいた後に一定期間ハイレベルになることを検出すると、垂直同期信号(VD)内に、基板バイアス制御信号(CSUB)とシャッタ制御信号が多重化されていることを認識し、基板バイアス制御信号(CSUB)をロウレベルに変化させると同時に、シャッタ機構に対してシャッタオープン信号708を出力する。
このように、本実施形態によれば、本体部からカメラ部に出力する、垂直同期信号のような画像を制御する信号に、シャッター制御を行う信号のような他の制御信号を多重化して出力し、カメラ部において多重化された信号を復元することにより、転送速度を抑え、さらには消費電力をも低減しながら、実施の形態1と同等の効果を達成することができる。
[実施の形態3]
前述の実施の形態1では、画像表示に関わるCCD・CDS/AGC&AD・タイミングジェネレータ関連の制御信号と、シャッタ制御信号をデジタルカメラ機能IC121からパラレル・シリアル変換部127に対して出力することを特徴としていた。しかしながら、CCDの高画素化に伴い、フォーカスモータの制御によるオートフォーカス処理が組み込まれることが一般的になってきており、フォーカスモータ制御信号についてもカメラ部100へ送信可能であることが好ましい。
前述の実施の形態1では、画像表示に関わるCCD・CDS/AGC&AD・タイミングジェネレータ関連の制御信号と、シャッタ制御信号をデジタルカメラ機能IC121からパラレル・シリアル変換部127に対して出力することを特徴としていた。しかしながら、CCDの高画素化に伴い、フォーカスモータの制御によるオートフォーカス処理が組み込まれることが一般的になってきており、フォーカスモータ制御信号についてもカメラ部100へ送信可能であることが好ましい。
そのため、本実施形態では、パラレル・シリアル変換部のビット数を増やすことで、上述した実施の形態で送信した制御信号に加えて、フォーカスモータ制御信号も同時に送信可能としたものである。さらに、本実施形態では、フォーカスモータ制御の有無にかかわらず同一のパラレル・シリアル変換部で処理できるように、入力ビット数を可変とする変速処理手段を備えることで、パラレル・シリアル変換部内のシリアル転送クロックを不必要にあげることなく処理することを実現する。
図8は、本発明の実施の形態3に係る画像撮影システムの概略構成を示すブロック図であり、実施の形態1と同等の構成には同じ参照数字を付し、重複する説明を省略する。
図8において、801は、本発明の実施の形態3に係るカメラ部である。802は、14ビットパラレル出力と10ビットパラレル出力の切替えが可能なシリアル・パラレル変換部である。803は、画像データ(AD_DATA)信号10ビットに加え、オートフォーカス機能を有するレンズユニット804から出力されるイニシャルポジション検出信号(F_res)の入力を可能にした、12ビットパラレル入力が可能なパラレル・シリアル変換部である。804は、主にステッピングモータとイニシャルポジション検出用フォトセンサ、フォーカス調整用レンズ等が組み込まれた、オートフォーカス制御が可能なレンズユニットである。
図8において、801は、本発明の実施の形態3に係るカメラ部である。802は、14ビットパラレル出力と10ビットパラレル出力の切替えが可能なシリアル・パラレル変換部である。803は、画像データ(AD_DATA)信号10ビットに加え、オートフォーカス機能を有するレンズユニット804から出力されるイニシャルポジション検出信号(F_res)の入力を可能にした、12ビットパラレル入力が可能なパラレル・シリアル変換部である。804は、主にステッピングモータとイニシャルポジション検出用フォトセンサ、フォーカス調整用レンズ等が組み込まれた、オートフォーカス制御が可能なレンズユニットである。
805は、14ビットパラレル出力と10ビットパラレル出力の切替えに対応した、クロックリカバリ部である。820は、本実施形態に係る本体部である。821は、14ビットパラレル入力と10ビットパラレル入力の切替えが可能な、入力ビット数変速処理手段であるところのパラレル・シリアル変換部である。入力ビット数の切替えは、PLL部829から出力される入力ビット数切替え制御信号により、コントロールされる。822は、12ビットパラレル出力が可能なシリアル・パラレル変換部である。デジタルカメラ機能IC823は、実施の形態1におけるデジタルカメラ機能IC121の機能に加え、オートフォーカス制御信号及び入力ビット数変速制御信号(CNT)の出力機能を有する。829は、デジタルカメラ機能IC823から出力される入力ビット数変速制御信号(CNT)により、パラレル・シリアル変換部821に出力するシリアル転送クロックを切替えると同時に、入力ビット数切替え制御信号を出力することが可能な、入力ビット数変速処理手段であるところのPLL部である。
図9は、パラレル・シリアル変換部821から出力されるシリアル信号の波形図、およびパラレル・シリアル変換部803から出力されるシリアル信号の波形図である。
図9において、901は、ラッチクロックとして入力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)902を逓倍して、入力ビット数変速処理手段であるところのPLL部829によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。902は、デジタルカメラ機能IC823で作られる、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)である。903は、デジタルカメラ機能IC823で作られ、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット804内部のシャッタ機構及びフォーカスモータを制御する、水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)501/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504/フォーカスモータ制御信号(F1、F2、F3、F4)をシリアルデータ化した場合の、データ構成(CONT)である。
図9において、901は、ラッチクロックとして入力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)902を逓倍して、入力ビット数変速処理手段であるところのPLL部829によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。902は、デジタルカメラ機能IC823で作られる、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)である。903は、デジタルカメラ機能IC823で作られ、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット804内部のシャッタ機構及びフォーカスモータを制御する、水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)501/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号502/シャッタ制御信号503・504/フォーカスモータ制御信号(F1、F2、F3、F4)をシリアルデータ化した場合の、データ構成(CONT)である。
904は、ラッチクロックとして入力される画像データタイミング信号(MCLK)905を逓倍して、PLL部109によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。905は、タイミングジェネレータ104で作られる、画像データタイミング信号(MCLK)である。906は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(AD_DATA)信号と、イニシャルポジション検出信号(F_res)をシリアルデータ化した場合の、データ構成(CONT)である。
図8及び図9を用いて、本実施形態における画像撮影システムの動作について説明する。
電源投入後、デジタルカメラ機能IC823はカメラ部801のイニシャル処理(図4のステップS404)として、レンズユニット804内のフォーカスモータのイニシャルポジション検出処理を行う。これは、フォーカス位置の精度を向上させるためである。デジタルカメラ機能IC823がレンズユニット804の可動領域内でフォーカス位置を移動させ続けると、ある任意の位置でフォトセンサからの出力が変化する。この変化した位置がイニシャルポジションとなり、毎回決まった位置からの制御が可能になる。
電源投入後、デジタルカメラ機能IC823はカメラ部801のイニシャル処理(図4のステップS404)として、レンズユニット804内のフォーカスモータのイニシャルポジション検出処理を行う。これは、フォーカス位置の精度を向上させるためである。デジタルカメラ機能IC823がレンズユニット804の可動領域内でフォーカス位置を移動させ続けると、ある任意の位置でフォトセンサからの出力が変化する。この変化した位置がイニシャルポジションとなり、毎回決まった位置からの制御が可能になる。
通常のファインダ表示状態においては、デジタルカメラ機能IC823は実施の形態1におけるデジタルカメラ機能IC121と同様の動作を行うが、キー入力があると判断し、そのキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、ステップS411における撮影処理において、まずオートフォーカス処理を行う。
オートフォーカス処理は、デジタルカメラ機能IC823が、CDS/AGC&AD103から出力される画像データから算出した、隣接する輝度信号差からフォーカス状況を判断し、輝度信号差がもっとも大きくなる位置に、フォーカスモータを制御することで実現できる。オートフォーカス処理が終了した後、静止画撮影に移行することで、ピントの合った画像撮影が可能になる。
フォーカスモータの制御信号パルスは約1ms程度と低速な為、高速なタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)902でラッチしても、何ら機能的に問題はない。また、フォーカスモータの制御は静止画撮影の直前のみである為、それ以外の状況においては、フォーカスモータ制御信号は出力されない(ロウレベルで固定される)。したがって、このような状況下では、デジタルカメラ機能IC823は入力ビット数変速制御信号(CNT)をPLL部829に対して出力することで、パラレル・シリアル変換部821を実施の形態1と同様の処理速度の10ビットパラレル入力のパラレルシリアル変換部として動作させる。一方、例えばシャッターSWが半押しされた場合など、静止画撮影が選択された場合には、フォーカスモータの制御を行う前に、再び入力ビット数変速制御信号(CNT)を切替えてPLL部829に対して出力する。これにより、パラレル・シリアル変換部821を14ビットパラレル入力に切替え、フォーカスモータ制御信号を含んだ制御信号をパラレル・シリアル変換部821へ出力することが可能になる。
カメラ部801のシリアル・パラレル変換部802は、受信したシリアルデータのスタートビット、ストップビットを検出することで、シリアルデータの送信ビット数が10ビットであるのか、14ビットであるのかを判別し、受信データに応じて10ビットパラレルデータ又は14ビットパラレルデータを出力する。
このように、本実施形態によれば、カメラ部に含まれるモータの制御を行う信号を、本体部からカメラ部に出力する制御信号内に多重化して出力することで、転送速度を抑え、さらには消費電力をも低減しつつ、画像とモータ制御を同時にコントロールすることが可能になる。
さらに、本体部のパラレル・シリアル変換部に入力ビット数可変手段を付加することで、必要な時以外には処理ビット数を抑える事が可能になり、転送速度を抑え、さらには消費電力をも低減した制御が可能になる。
[実施の形態4]
図11は、本発明の実施の形態4に係る分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
図11において、100は、本体部と分離されたカメラ部である。101は、CCD102に画像を入力するレンズユニットであり、この内部にはオープン・クローズ制御をソレノイドでおこなうシャッタ機構や、ステッピングモータによるオートフォーカス機構を駆動するフォーカスモータや、DCモータやステッピングモータによるズーム機構を駆動するズームモータが組み込まれている。102は、レンズ群101から入力される画像を電気信号に変換するCCDである。103は、CCD102から出力されるアナログ信号をゲイン調整し、デジタル信号に変換するCDS/AGC&ADである。
図11は、本発明の実施の形態4に係る分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
図11において、100は、本体部と分離されたカメラ部である。101は、CCD102に画像を入力するレンズユニットであり、この内部にはオープン・クローズ制御をソレノイドでおこなうシャッタ機構や、ステッピングモータによるオートフォーカス機構を駆動するフォーカスモータや、DCモータやステッピングモータによるズーム機構を駆動するズームモータが組み込まれている。102は、レンズ群101から入力される画像を電気信号に変換するCCDである。103は、CCD102から出力されるアナログ信号をゲイン調整し、デジタル信号に変換するCDS/AGC&ADである。
104は、CCD102やCDS/AGC&AD103を駆動するためのタイミング信号を出力する、タイミングジェネレータである。タイミングジェネレータ104は、デジタルカメラ機能IC121から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK信号)202を入力し、この信号を1/2分周した信号をCCD102駆動信号としてCCD102及びCDS/AGC&AD103に供給すると共に、デジタルカメラ機能IC121に対しても画像データタイミング信号(MCLK)302として供給する。この信号を受けたデジタルカメラ機能IC121は、画像データタイミング信号302にあわせてAD変換された10bitの画像データ(図面中AD_DATA信号)をサンプリングすることで、画像データの同期を取ることが出来る。
105は、受信ドライバ部106から入力されるシリアル信号をパラレル変換して、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103及びCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構に出力する、シリアル・パラレル変換部である。106は、本体部120の送信ドライバ128から出力される高速シリアル信号を受け、シリアル・パラレル変換部105に出力する、受信ドライバ部である。107は、シリアル・パラレル変換部105に入力されるシリアル信号とデータビット数からそのラッチクロック周波数を判断し、タイミングジェネレータ104に対して出力する、クロックリカバリ部である。
108は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(図面中AD_DATA)信号がパラレル入力され、PLL部109から出力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍した信号でシリアル化して出力する、パラレル・シリアル変換部である。109は、タイミングジェネレータ104から出力される画像データタイミング信号(MCLK)302をラッチクロックとして入力し、その信号を逓倍する事で、パラレル・シリアル変換部がシリアル変換をおこなう為に必要となるシリアル転送クロック301を作り出す、PLL部である。110は、パラレル・シリアル変換部108から出力されるシリアル信号を高速シリアルとして外部出力する、送信ドライバ部である。
111は、デジタルカメラ機能IC121から出力される同期シリアル通信信号(MSSI)を受けて、モータ制御を行うマイクロコントローラである。マイクロコントローラ111は、デジタルカメラ機能IC121から出力される同期シリアル通信の内容を解析し、モータ選択データ502によって選択されたモータを、ポジションデータ503に示される位置まで、レンズユニット101内の各モータに対し、移動するために必要な信号を出力しつづける。所定量の移動が完了した後、今度はマイクロコントローラ111がデジタルカメラ機能IC121に対し、移動完了時のデータをポジションデータ503にセットし、同期シリアル通信で出力する。
112は、本体部120からカメラ部100へ高速シリアル信号を伝えるケーブルである。113は、本体部120からカメラ部100へ高速シリアル信号を伝えるケーブルである。
120は、カメラ部と分離された本体部である。121は、キースイッチもしくはデジタイザからの入力に基づき当該機器をコントロールし、CDS/AGC&AD103やタイミングジェネレータ104を、同期シリアル通信によって制御し、CDS/AGC&AD103から出力されるデジタル信号を画像データとして生成したり、露出やホワイトバランスをコントロールしたり、ファインダ画像(640×480ドット)の表示器125への出力や、撮影画像のJPEGファイルを生成するデジタルカメラ機能ICである。このデジタルカメラ機能ICには、いわゆるマイクロプロセッサ以外に、ファインダデータのYC→RGB変換ロジックや、JPEG圧縮ロジックや、プログラムメモリ123やワークメモリ122等の外部メモリをコントロールするメモリコントローラ等のロジックを内蔵するいわゆるSOC(システム・オン・シリコン)といわれるものである。
122は、デジタルカメラ機能IC121を動作させるクロックを発生する、発振器である。123は、デジタルカメラ機能IC121に接続され、JPEG展開や画像サイズ変換等に使われるワークメモリとして使用される、主にSDRAMやSRAMが使用されるカメラ用ワークメモリである。124は、デジタルカメラ機能IC121の制御プログラムが格納されているFlashメモリやマスクメモリからなるプログラムメモリである。125は、TFT方式の液晶ディスプレイである所の表示器である。126は、CPU121と専用バスを経由しコネクタで接続される、ストレージ手段であるところのCFカードである。
127は、デジタルカメラ機能IC121から出力される、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構を制御する、HD/VD/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号/シャッタ制御信号がパラレル入力され、PLL部129から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック202を逓倍した信号でシリアル化して出力する、パラレル・シリアル変換部である。128は、パラレル・シリアル変換部127から出力されるシリアル信号を高速シリアルとして外部出力する、送信ドライバ部である。129は、デジタルカメラ機能IC121から出力されるタイミングジェネレータ基準クロック202をラッチクロックとして入力し、その信号を逓倍する事で、パラレル・シリアル変換部がシリアル変換をおこなう為に必要となるシリアル転送クロック201を作り出す、PLL部である。
130は、受信ドライバ部131から入力されるシリアル信号をパラレル変換して、デジタルカメラ機能IC121に出力する、シリアル・パラレル変換部である。131は、カメラ部100の送信ドライバ110から出力される高速シリアル信号を受け、シリアル・パラレル変換部130に出力する、受信ドライバ部である。132は、シリアル・パラレル変換部130に入力されるシリアル信号とデータビット数からそのラッチクロック周波数を判断し、デジタルカメラ機能IC121に対して出力する、クロックリカバリ部である。
図11において、シリアル・パラレル変換部105と受信バッファ部106とクロックリカバリ部107が、カメラ部100受信側LVDSを構成し、パラレル・シリアル変換部108と送信ドライバ部110とPLL部109がカメラ部100送信側LVDSを構成する。また、シリアル・パラレル変換部130と受信バッファ部131とクロックリカバリ部132が、本体部120受信側LVDSを構成し、パラレル・シリアル変換部127と送信ドライバ部128とPLL部129が本体部120送信側LVDSを構成する。
図12は、本実施形態におけるパラレル・シリアル変換部127から出力される、シリアル信号の波形図である。
図12において、201は、ラッチクロックとして入力されるタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202を逓倍して、PLL部129によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。202は、デジタルカメラ機能IC121で作られる、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)である。203は、デジタルカメラ機能IC121で作られ、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構を制御する、水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)/同期シリアル/リセット信号/CSUB信号/シャッタ制御信号/モータ制御同期シリアルがシリアル化した場合の、データ構成(CONT)である。
シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201は、パラレル入力される14ビット(水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)/同期シリアル/リセット信号/CSUB/シャッタ制御信号/モータ制御同期シリアル)に、スタート/ストップビットを加えた総ビット数16bitを、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202期間中にシリアル化する為、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202×総ビット数(16)=シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201という関係が成り立つ。
本実施形態におけるデジタルカメラ機能IC121からカメラ部100への送信内容は、タイミングジェネレータ104がデジタルカメラ機能IC121に同期した状態でCCD102を制御するための垂直同期(VD)信号と水平同期(HD)信号、AEやAWBに関わるゲイン設定をコントロールするために、CDS/AGC&AD103に対して出力する同期シリアル信号の、転送クロック(SCLK)と同期シリアルデータ(SD)と同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(CS)信号、AEやAWBに関わる電子シャッタ設定をコントロールするために、タイミングジェネレータ104に対して出力する同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(TG_CS)、起動時にタイミングジェネレータ104の状態をイニシャルするためのリセット信号(RESET)、レンズモジュール101内のシャッタ機構を制御するシャッタオープン(S_OPN)、シャッタクローズ(S_CLS)、静止画撮影を行う際にCCD102の基板バイアスレベルを制御する、基板バイアス制御信号(CSUB)、マイクロコントローラ111を制御する同期シリアル通信の転送クロック(M_CK)、同期シリアルデータ(M_SD)、同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(M_CS)信号で構成されている。
なお、タイミングジェネレータ104に対する同期シリアル通信において、シリアル通信用の信号としてチップセレクト信号(TG_CS)しか出力していないのは、CDS/AGC&AD103に対して出力される同期シリアル通信の、転送クロック(SCLK)と同期シリアルデータ(SD)を共有するためであり、どちらの同期シリアル通信をアクティブにするかは、どちらのチップセレクト信号を選択するかで決定される。また、パラレル・シリアル変換部127のパラレル入力部に入力されるビット数は、偶数であることが望ましい。
これらの制御信号は、200万画素CCDの場合、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202が36MHz、VD信号が約30HZ、HD信号が約37KHz、転送クロック(SCLKやM_CK)が1MHzと、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202に対して十分に遅いため、通常通りそれらの信号を出力してタイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202のタイミングでパラレル・シリアル変換部127がラッチしても、機能的にはなんら問題はない。
図13は、本実施形態におけるパラレル・シリアル変換部108から出力される、シリアル信号の波形図である。
図13において、301は、ラッチクロックとして入力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍して、PLL部109によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。302は、タイミングジェネレータ104で作られる、画像データタイミング信号(MCLK)である。303は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(AD_DATA)信号と、マイクロコントローラ111がデジタルカメラ機能IC121に対して、各モータのポジションを出力する為の、同期シリアル通信の転送クロック(MO_CK)、同期シリアルデータ(MO_SD)、同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(MO_CS)信号がシリアル化した場合の、データ構成(CONT)である。
図13において、301は、ラッチクロックとして入力される画像データタイミング信号(MCLK)302を逓倍して、PLL部109によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。302は、タイミングジェネレータ104で作られる、画像データタイミング信号(MCLK)である。303は、CDS/AGC&AD103から出力される、AD変換された10bitの画像データ(AD_DATA)信号と、マイクロコントローラ111がデジタルカメラ機能IC121に対して、各モータのポジションを出力する為の、同期シリアル通信の転送クロック(MO_CK)、同期シリアルデータ(MO_SD)、同期シリアル通信をアクティブにするためのチップセレクト信号(MO_CS)信号がシリアル化した場合の、データ構成(CONT)である。
シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301は、パラレル入力される画像データ(AD_DATA)信号10ビットに、同期シリアル通信3ビットとブランクビットに、スタート/ストップビットを加えた総ビット数16bitを、画像データタイミング信号(MCLK)302期間中にシリアル化する為、画像データタイミング信号(MCLK)302×総ビット数(16)=シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301という関係が成り立つ。この場合においても、画像データタイミング信号(MCLK)302と画像データ(AD_DATA)信号10ビットは同期し、かつ転送クロック(MO_CK)が1MHzと低速であるため、画像データタイミング信号(MCLK)302のタイミングでパラレル・シリアル変換部108がラッチしても、なんら問題はない。
図14は、本実施形態におけるカメラ部と本体部を接続した場合の、電源投入からの一連の処理の流れを表すフローチャートである。
図15は、本実施形態における、マイクロコントローラ111とデジタルカメラ機能IC121の同期シリアル通信内容を表す図である。この同期シリアルは8bit×7ワードで構成され、マイクロコントローラ111からデジタルカメラ機能IC121への出力、及びデジタルカメラ機能IC121からマイクロコントローラ111への出力ともに、同じフォーマットで行われる。
図15は、本実施形態における、マイクロコントローラ111とデジタルカメラ機能IC121の同期シリアル通信内容を表す図である。この同期シリアルは8bit×7ワードで構成され、マイクロコントローラ111からデジタルカメラ機能IC121への出力、及びデジタルカメラ機能IC121からマイクロコントローラ111への出力ともに、同じフォーマットで行われる。
図15において、511は、同期シリアル通信におけるヘッダー(固定値F9h)である。512は、駆動させる、もしくは駆動しているモータ選択データである。513は、512で選択されたモータの、移動量及び現在位置を表すポジションデータである。514は、検出を許可するセンサの選択信号である。515は、514で検出を許可されたセンサの状態を表すセンサ状態データである。CCDを用いた静止画撮影の場合、スミアや色バランスの崩壊を防ぐ為にも、CCD読み出し期間中はシャッタをクローズした状態にする必要がある。516は、すべてのデータ及びチェックサム及びヘッダー及びフッターを加算した結果、FFhになるように値を調整したチェックサム値である。同期シリアル通信によりW1からW7までのデータを受け取ったマイクロコントローラ111もしくはデジタルカメラ機能IC121が、すべて加算してFFhにならなかった場合、通信にエラーが発生したとして、再度通信を行う。
本実施形態においても、静止画撮影におけるVD信号及びCSUB信号と、シャッタ機構の制御信号の関係は図5を用いて説明した通りである。
図11、図12、図13、図14、図15及び図5を用いて、本実施形態におけるカメラ部と本体部を接続し、電源を投入した場合における、各処理の流れを説明する。
まず、操作者が本体部120の電源SWを操作すると(ステップS401)、デジタルカメラ機能IC121がスリープモードから起動し、本体部120のイニシャル処理をおこなうと同時に、カメラ部100に対して電源供給を開始する(ステップS402)。
まず、操作者が本体部120の電源SWを操作すると(ステップS401)、デジタルカメラ機能IC121がスリープモードから起動し、本体部120のイニシャル処理をおこなうと同時に、カメラ部100に対して電源供給を開始する(ステップS402)。
本体部120イニシャル処理が終了した後、デジタルカメラ機能IC121は、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202の供給を開始し、さらにタイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構やフォーカスモータ、ズームモータ、表示データ出力の為のイニシャル制御を行う、水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)/同期シリアル(SSI及びTG_CS信号)/リセット信号/CSUB信号/シャッタ制御信号/モータ制御同期シリアル通信信号を出力する(ステップS403)。
なお、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202の供給は、カメラ部100が動作している期間は常に供給しつづけられる。これらの各制御信号は、PLL部129によって作られるシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)201の供給を受けた、パラレル・シリアル変換部127によってデータ構成203のようにシリアル化され、送信ドライブ部128によって高速シリアル信号として、ケーブル112に出力される。
ケーブル112経由で高速シリアル信号を受けた受信ドライバ部106は、シリアル信号をシリアル・パラレル変換部105に入力する。シリアル信号を受けたシリアル・パラレル変換部105は、データ構成203のシリアルデータを、もとの水平同期信号(HD)/垂直同期信号(VD)/同期シリアル(SSI及びTG_CS信号)/リセット信号/CSUB信号/シャッタ制御信号にパラレル化して、タイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103やCCD102やレンズユニット101内部のシャッタ機構に供給する。
また、クロックリカバリ部107は、シリアル信号の周波数とデータ構成203のビット数から、タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202を復元し、タイミングジェネレータ104に供給する。タイミングジェネレータ基準クロック(CLK)202の供給を受けたタイミングジェネレータ104は、この信号を2分の1分周して画像データタイミング信号(MCLK)302を作成し、PLL部109に供給すると共に、CCD102とCDS/AGC&AD103に対し、駆動基準信号を供給開始する。これらの制御信号と駆動信号を供給されたカメラ部100内の各デバイスは、信号の内容に基づき、表示データ出力の為のイニシャル処理を行う(ステップS404)。
イニシャル処理が終了すると、画像データがCCD102からCDS/AGC&AD103に出力され、CDS/AGC&AD103は画像データをAD変換し、10bitのデジタル画像データに変換後、パラレル・シリアル変換部108に対して出力する。10bitのデジタル画像データは、PLL部109からシリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)301の供給を受けたパラレル・シリアル変換部108によって、データ構成303のようにシリアル化され、送信ドライブ部110によって高速シリアル信号として、ケーブル112に出力される(ステップS405)。
ケーブル113経由で高速シリアル信号を受けた受信ドライバ部131は、シリアル信号をシリアル・パラレル変換部130に入力する。シリアル信号を受けたシリアル・パラレル変換部130は、データ構成303のシリアルデータを、もとの10bitのデジタル画像データにパラレル化して、デジタルカメラ機能IC121に供給する。また、クロックリカバリ部132は、シリアル信号の周波数とデータ構成303のビット数から、画像データタイミング信号(MCLK)302を復元し、デジタルカメラ機能IC121に供給する。
これら一連の動作によって、CCDから出力された画像データが、デジタルカメラ機能IC121に伝えられ、デジタルカメラ機能IC121によってAE(露出制御)処理やAWB(自動ホワイトバランス制御)処理や画角を変更する為のズーム処理等の画像処理が行われ(ステップS407)、表示器125に表示される。これがファインダ表示状態である。この際のAE処理は、デジタルカメラ機能IC121が、CDS/AGC&AD103から出力される画像データから算出した輝度レベルを判断し、タイミングジェネレータ104内部にある電子シャッタのレジスタ値や、CDS/AGC&AD103内部にあるゲイン設定のレジスタ値を、それぞれの同期シリアル通信によって変更することで実現される。
また、この際のズーム処理は、デジタルカメラ機能IC121が、モータ選択データ512でズームモータを選択し、ズームキーを押された時間に応じてズームモータポジションをポジションデータ513に設定した後に、同期シリアル通信を行うことで、実行される。モータ移動を完了したマイクロコントローラ111は、移動させたモータをモータ選択データ512に設定し、移動完了後のポジションをポジションデータ513に設定した後に、デジタルカメラ機能IC121に対し出力することで、モータ移動処理が完了される。
操作者は表示器に表示される画像データをみながら、静止画撮影や機能変更操作の為のキー操作を行うが、デジタルカメラ機能IC121はファインダ表示状態の間、表示処理と共にキー入力の監視を常に行っている(ステップS406)。ステップS406のキー監視状態で何らかのキー入力があったと判断された場合、キー種別判断処理が行われる(ステップS408)。
ステップS408で、入力されたキーが電源OFFのキーSWであった場合、デジタルカメラ機能IC121は表示部125への表示の停止及びカメラ部100への電源供給の停止を行い、デジタルカメラ機能IC121自体も、スリープモードに突入するOFF処理を行う(ステップS409)。
ステップS408で、入力されたキーが機能設定SWであると判断された場合で、かつデジタルカメラ機能IC121が、カメラ部100に関わる機能設定変更があると判断した場合には、変更に応じた設定内容をタイミングジェネレータ104やCDS/AGC&AD103に対して、同期シリアル通信で各設定を出力することで制御する(ステップS410)。
ステップS408で、入力されたキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、以下の撮影処理を行う(ステップS411)。
ここではまず、デジタルカメラ機能IC121は露出制御(AE)処理・自動ホワイトバランス(AWB)処理の停止など、静止画撮影用の内部設定を行い、続いてオートフォーカス処理を行う。オートフォーカス処理は、デジタルカメラ機能IC121が、CDS/AGC&AD103から出力される画像データから算出した、隣接する輝度信号差からフォーカス状況を判断し、輝度信号差がもっとも大きくなる位置に、フォーカスモータを制御することで実現できる。
オートフォーカス処理が終了した後、静止画撮影に移行することで、ピントの合った画像撮影が可能になる。このフォーカスモータの制御は、デジタルカメラ機能IC121が、モータ選択データ512でフォーカスモータを選択し、所定のステップ毎のフォーカスモータポジションをポジションデータ513に設定した後に、同期シリアル通信を行うことで、実行される。モータ移動を完了したマイクロコントローラ111は、移動させたモータをモータ選択データ512に設定し、移動完了後のポジションをポジションデータ513に設定した後に、デジタルカメラ機能IC121に対し出力することで、フォーカスモータ移動処理が完了される。
オートフォーカス処理の完了後、デジタルカメラ機能IC121はカメラ部100に対して、垂直同期信号(VD)501の変化に同期する形で、露光期間の蓄積電荷量を制御するための基板バイアス制御信号(CSUB)502をハイレベルにし、その次にタイミングジェネレータ104に対し、次の垂直同期信号(VD)501から読み出し期間であることを指示する同期シリアル通信を行う。次の垂直同期信号(VD)501の変化に同期する形で、シャッタをクローズする為のシャッタクローズ信号503を出力する。
デジタルカメラ機能IC121から出力される垂直同期信号(VD)501は、露光期間終了後、CCD102データの読み出し期間になる。200万画素CCDを用いる場合には、露光期間の2倍の時間で、ODDフレーム(CCDによってはEVENフレーム)読み出し期間が終了し、ひとつの垂直同期信号(VD)を出力する。次にEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間が始まり、露光期間の2倍の時間が経過した後、垂直同期信号(VD)501を出力し、通常動作状態に復帰する。このEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間中に、通常動作へタイミングジェネレータを復帰させる同期シリアル通信506を行い、さらに、次の垂直同期信号(VD)501に同期すようにシャッタがオープンするように、シャッタオープン信号504を出力する。最後にすべてのCCDデータ303の読み込みが終了したとデジタルカメラ機能IC121が判断したあと、基板バイアス制御信号(CSUB)502をロウレベルにするとともに、読み込んだすべてのCCDデータ303を元に、静止画JPEG画像を作成することで、撮影処理ステップS411が終了する。
デジタルカメラ機能IC121から出力される垂直同期信号(VD)501は、露光期間終了後、CCD102データの読み出し期間になる。200万画素CCDを用いる場合には、露光期間の2倍の時間で、ODDフレーム(CCDによってはEVENフレーム)読み出し期間が終了し、ひとつの垂直同期信号(VD)を出力する。次にEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間が始まり、露光期間の2倍の時間が経過した後、垂直同期信号(VD)501を出力し、通常動作状態に復帰する。このEVENフレーム(CCDによってはODDフレーム)読み出し期間中に、通常動作へタイミングジェネレータを復帰させる同期シリアル通信506を行い、さらに、次の垂直同期信号(VD)501に同期すようにシャッタがオープンするように、シャッタオープン信号504を出力する。最後にすべてのCCDデータ303の読み込みが終了したとデジタルカメラ機能IC121が判断したあと、基板バイアス制御信号(CSUB)502をロウレベルにするとともに、読み込んだすべてのCCDデータ303を元に、静止画JPEG画像を作成することで、撮影処理ステップS411が終了する。
JPEG画像の作成が終了した後、デジタルカメラ機能IC121は、通常のファインダ表示が行えるように内部設定を変更することで、ファインダ表示状態に復帰できる(ステップS412)。
[実施の形態5]
前述の実施の形態4では、マイクロコントローラに対し、フォーカスモータとズームモータの制御を行わせ、静止画撮影におけるCCD及びシャッタ制御はデジタルカメラ機能ICが行っていたが、この静止画撮影におけるCCD及びシャッタ制御も、マイクロコントローラが行うことによって、同様の効果が期待できる。
前述の実施の形態4では、マイクロコントローラに対し、フォーカスモータとズームモータの制御を行わせ、静止画撮影におけるCCD及びシャッタ制御はデジタルカメラ機能ICが行っていたが、この静止画撮影におけるCCD及びシャッタ制御も、マイクロコントローラが行うことによって、同様の効果が期待できる。
図16は、本発明の実施の形態5に係る分離型の画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
図16において、1601は、実施の形態5に係るカメラ部である。1602は、実施の形態5に係るビット数のシリアル・パラレル変換部である。1603は、基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号(Shutter)も制御する、マイクロコントローラである。720は実施の形態5に係る本体部である。721は、基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号(Shutter)を同期シリアル通信で出力する、デジタルカメラ機能ICである。722は、実施の形態5に係るビット数のパラレル・シリアル変換部である。
図16において、1601は、実施の形態5に係るカメラ部である。1602は、実施の形態5に係るビット数のシリアル・パラレル変換部である。1603は、基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号(Shutter)も制御する、マイクロコントローラである。720は実施の形態5に係る本体部である。721は、基板バイアス制御信号(CSUB)やシャッタ制御信号(Shutter)を同期シリアル通信で出力する、デジタルカメラ機能ICである。722は、実施の形態5に係るビット数のパラレル・シリアル変換部である。
図17は、本発明の実施の形態5に係る、パラレル・シリアル変換部722から出力されるシリアル信号の波形図である。
図17において、1701は、シリアル・パラレル変換部702内部で愛用される、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。実施の形態5においては、パラレルビット数が実施の形態4に対して少ない為、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)は実施の形態4に対して、低く抑えられている。1703は、実施の形態5におけるデータ構成(CONT)である。
図17において、1701は、シリアル・パラレル変換部702内部で愛用される、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)である。実施の形態5においては、パラレルビット数が実施の形態4に対して少ない為、シリアル転送クロック信号(LVDS_CLK)は実施の形態4に対して、低く抑えられている。1703は、実施の形態5におけるデータ構成(CONT)である。
図15、図16及び図17を用いて、実施の形態5における実施例について説明する。
デジタルカメラ機能IC721は、通常のファインダ表示状態においては、実施の形態4と同様の動作を行うが、キー入力があると判断し、そのキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、露光期間の開始を示す垂直同期信号(VD)501期間中に、基板バイアス制御信号(CSUB)502を制御する為の、マイクロコントローラ1603との同期シリアル通信を行う。
デジタルカメラ機能IC721は、通常のファインダ表示状態においては、実施の形態4と同様の動作を行うが、キー入力があると判断し、そのキーが静止画撮影を指示するシャッタSWであると判断された場合、露光期間の開始を示す垂直同期信号(VD)501期間中に、基板バイアス制御信号(CSUB)502を制御する為の、マイクロコントローラ1603との同期シリアル通信を行う。
デジタルカメラ機能IC121が、モータ選択データ512で基板バイアス制御信号(CSUB)502を選択し、同期シリアル通信を行うことで、実行される。基板バイアス制御信号(CSUB)502処理を完了したマイクロコントローラ1603は、モータ選択データ512で基板バイアス制御信号(CSUB)502を設定し、デジタルカメラ機能IC121に対し出力することで、基板バイアス制御信号(CSUB)502処理が完了される。
露光期間が終了し、読み出し期間に入る際に、デジタルカメラ機能IC721はシャッタをクローズする為に、マイクロコントローラ1603に対し、シャッタクローズ用の同期シリアル通信を行う。
デジタルカメラ機能IC621は、読み出し期間が終了した後の垂直同期信号(VD)において、デジタルカメラ機能IC721はシャッタをクローズする為に、マイクロコントローラ1603に対し、シャッタオープン用と、基板バイアス制御信号(CSUB)502処理用の同期シリアル通信を行う。
[実施の形態6]
前述の実施の形態4では、モータ制御にかかわる機能を、マイクロコントローラで制御することを特徴としていたが、このマイクロコントローラを、赤外線センサや温度センサ、人感センサ等のセンサ入力手段として使用することによって、パラレル入力ビット数を上げることなく、機能を拡張することが出来る。
前述の実施の形態4では、モータ制御にかかわる機能を、マイクロコントローラで制御することを特徴としていたが、このマイクロコントローラを、赤外線センサや温度センサ、人感センサ等のセンサ入力手段として使用することによって、パラレル入力ビット数を上げることなく、機能を拡張することが出来る。
図18は、本発明の実施の形態6に係るカメラ部と本体部とを表したブロック図である。図18において、1801は、本発明の実施の形態6に係るカメラ部である。1803は、センサ入力を可能にしたマイクロコントローラである。1804は、赤外線センサや温度センサ、人感センサ等のセンサ入力部である。
図18では、デジタルカメラ機能IC121がマイクロコントローラ1803との同期シリアル通信において、検出をアクティブにするセンサをセンサセレクトデータ514に設定して出力する。この通信を受けたマイクロコントローラ1803は、設定されたセンサ904をアクティブにすると共に、センサ904の状態をセンサデータ部515に設定し、デジタルカメラ機能IC121に対して同期シリアル通信を行う。この通信を繰り返すことにより、センサの状態によって、画像撮影の開始や停止を、自動的に行うことが可能になる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、本体部とカメラ部がLVDSによる高速シリアル通信を行うシステムにおいて、複数個のモータを制御する為のマイクロコントローラをカメラ部に設定し、このマイクロコントローラを制御する信号を、画像制御用の信号と同じパラレル・シリアル変換部によって入出力することで、複数個のモータを制御するカメラシステムにおいても、LVDSの入力ビット数を抑えることが可能になった。このことによりLVDSのシリアル変換周波数がおさえられ、本体部とカメラ部を接続するケーブルの選択肢の拡大と、消費電力の低減、及び発生ノイズの低減を図ることが出来る。
また、同じマイクロコントローラに、赤外線センサや人感センサなどのセンサ入力を処理させることで、センサ機能のON/OFFや、画像の自動撮影が可能になるなど、LVDSの入力ビット数を変えずに、機能の拡張を図ることが可能になる。
なお、マイクロコントローラ部は、本体部から出力されるシリアル通信を解析して動作するASICであっても、同様の効果を期待できる。
100 カメラ部
120 本体部
112 ケーブル
113 ケーブル
120 本体部
112 ケーブル
113 ケーブル
Claims (12)
- 撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な
画像撮影システムであって、
前記本体部は、
第1のクロック信号を生成する第1のクロック信号生成手段と、
前記第1のクロック信号を用いて、前記撮像部に送信するデータをシリアルデータに変換する第1のパラレルシリアル変換手段と、
前記シリアルデータを前記撮像部に送信する第1の送信手段と、
前記撮像部から送信されるシリアルデータから第2のクロック信号を復元し、前記クロック信号生成手段に供給する第1のクロック復元信号を有し、
前記撮像部は、
受信した前記シリアル信号からシリアル転送周波数を検出し、前記第1のクロック信号を復元する、クロック復元手段と、
前記復元した第1のクロック信号から前記第2のクロック信号を生成する第2のクロック信号生成手段と、
撮像した画像を前記第2のクロック信号を用いてシリアルデータ化し、前記本体部へ送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする画像撮影システム。 - 前記撮像部に送信するデータが、前記撮像部の撮像動作を制御する制御信号を含むことを特徴とする請求項1記載の画像撮影システム。
- 前記制御信号が垂直同期信号、シャッタ制御信号及び撮像素子のバイアス制御信号を含むことを特徴とする請求項2記載の画像撮影システム。
- 前記シャッタ制御信号及び撮像素子のバイアス制御信号の少なくとも一方が前記垂直同期信号に多重化され、
前記撮像部が、
受信したシリアルデータから前記多重化された信号の有無及び種別を判定し、判定結果に基づいて前記多重化された信号を復元する多重化信号復元手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の画像撮影システム。 - 前記制御信号が、前記撮像部が有するレンズユニットのオートフォーカス制御信号を含み、
前記撮像部が、
前記オートフォーカス制御信号に基づいて前記レンズユニットのオートフォーカス制御を行うオートフォーカス制御手段を有するとともに、
前記第2の送信手段が、前記撮影した画像に加えて前記レンズユニットのイニシャルポジション検出信号を前記シリアルデータに含めて送信することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像撮影システム。 - 撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な
画像撮影システムの制御方法であって、
前記本体部において、
第1のクロック信号を生成し、
前記第1のクロック信号を用いて、前記撮像部に送信するデータをシリアルデータに変換し、
前記シリアルデータを前記撮像部に送信し、
前記撮像部において、
受信した前記シリアル信号からシリアル転送周波数を検出し、前記第1のクロック信号を復元し、
前記復元した第1のクロック信号から前記第2のクロック信号を生成し、
撮像した画像を前記第2のクロック信号を用いてシリアルデータ化し、前記本体部へ送信し、
前記本体部において、
前記撮像部から送信されるシリアルデータから第2のクロック信号を復元し、前記第1のクロック信号の生成に利用することで、前記撮影部と前記本体部との同期をとることを特徴とする画像撮影システムの制御方法。 - 撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な
画像撮影システムであって、
前記本体部は、
前記撮像部が有する複数の制御手段を動作させるための複数の制御信号をシリアル信号
に変換し、変換された前記シリアル信号を前記撮像部に対して送信する送信手段を有し、
前記撮像部は、
受信した前記シリアル信号をパラレル信号に変換し、前記変換により得られた複数の制
御信号を対応する各制御手段にそれぞれ提供する提供手段を有することを特徴とする画像
撮影システム。 - 前記制御手段は、撮像素子制御手段、露光機能制御手段、自動焦点機能手段、及び画角
調整機能制御手段の少なくとも2つを含むことを特徴とする請求項7に記載の画像撮影シ
ステム。 - 前記制御手段はモータ制御手段を含み、前記複数の制御信号は前記モータ制御手段の動
作させるための信号を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像撮影システム。 - 前記制御手段はセンサ制御手段を含み、前記複数の制御信号は前記センサ制御手段の動
作させるための信号を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像撮影システム。 - 前記提供手段は、マイクロコントローラまたはASICにより構成されることを特徴と
する請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像撮影システム。 - 撮像部と本体部が分離され、前記撮像部と前記本体部との間でのシリアル通信が可能な
画像撮影システムの制御方法であって、
前記本体部において、前記撮像部が有する複数の制御手段を動作させるための複数の制
御信号をシリアル信号に変換し、変換された前記シリアル信号を前記撮像部に対して送信
し、
前記撮像部において、受信した前記シリアル信号をパラレル信号に変換し、前記変換に
より得られた複数の制御信号を対応する各制御手段にそれぞれ提供することを特徴とする
画像撮影システムの制御方法。
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---|---|---|---|
JP2004360496A JP2005260913A (ja) | 2004-02-13 | 2004-12-13 | 画像撮影システム及び画像撮影システムの制御方法 |
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