JP3762205B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に関連する情報提供する機能を備えているスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スロットマシンは、遊技者が、メダルを投入し、スタートレバーを操作して3列の図柄が表記されたリールを回転させ、各リールを停止ボタンで停止操作して、停止した図柄組合せが入賞であればメダルを獲得することができる構成になっている。
【0003】
この種のスロットマシンにあっては、1ゲーム設定時間が関係法規等で規制され、この1ゲーム設定時間が経過しなければ次のゲームに移行することができないようになっており、いくら早くゲーム操作を終了したとしても、次のゲームに即座に移行することができるわけではない。
【0004】
一般的には、スタートボタンが操作され、リールが回転を開始するゲームスタート時点から、1ゲーム設定時間が設定され、この回のゲームが終了し、次のゲームのスタートボタンが操作されても、規定されている1ゲーム設定時間が経過していなければ、リールが回転を開始しない構成になっている。
【0005】
また、リールの回転が開始されるまでの待ち時間をなくすため、待ち時間が存在する場合、スタートボタンを操作すると、全リールが一斉には回転されずに、時間差を与えて順次回転させることにより、待ち時間を吸収させてゲーム進行をスムーズに行なうように構成された機種も存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者にあっては、遊技者にとってリールが回転するまで待ち時間を強いるものであり、後者にあっては、ゲーム進行がスムーズになったとしても、遊技者の側からすれば、遊技内容とは関係のない待ち時間を強いられていることに代わりがなく、また、待ち時間があるときだけリールが順次回転するため、反復操作する上でのリズム感が狂わされることがあり、前者、後者の何れにしても、ゲームの面白さを減少させてしまう問題が指摘されており、これをなんとか解消したい課題がある。
【0007】
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、実ゲーム消費時間が、1ゲーム当りの設定消費時間よりも短い場合に、遊技余り時間を利用して遊技者に関連する情報を表示して、遊技の面白さを増大することができるスロットマシンを提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によるスロットマシンの特徴構成は、表示窓に対して複数種の図柄を順次移動させて表示する複数の図柄表示手段と、これら複数の図柄表示手段を通常始動させる始動信号を出力する始動操作部と、始動後の各図柄表示手段をそれぞれ停止させる停止信号を出力する停止操作部と、始動操作部が操作されたとき、表示窓の入賞ライン上に停止する図柄表示手段の図柄組合せを抽選する抽選手段を備えているスロットマシンであって、
前記のゲームの消費時間を計測するゲーム消費時間計測手段と、その計測された実ゲーム消費時間が、1ゲーム当りの設定消費時間よりも短い場合に、遊技余り時間を利用して遊技に関連する情報を表示する情報表示手段とを設けてある点にある。
【0009】
上記特徴構成によれば、遊技者の遊技操作時間が短ければ短い程、ゲームと次のゲームとの間の待ち時間が長くなるところを、この遊技余り時間で遊技に関連する情報を得ることによって、遊技余り時間を遊技性を高める情報獲得時間に利用することができる。
【0010】
従って、従来にあっては、ゲームの待ち時間であり、遊技者にとっては無だ時間でしかなかった遊技余り時間を、遊技者にとって遊技に関連する情報を得るための時間として使われることになり、遊技者に連続した遊技感覚を生じさせることができるとともに、ゲームの面白さを倍加することができる。
【0011】
ここで、ゲーム消費時間計測手段で計測するゲームの消費時間を、始めのゲームの途中操作時点から次のゲームの同じ途中操作時点までの期間に採用してある場合、一番始めのゲームにおいては基準がなく遊技余り時間を設定することができないが、続けて行なわれる2番目以降のゲームからは、ゲームの消費時間を設定することができるので、遊技余り時間を算出することができ、2番目以降のゲームから演出表示部の演出が実施される可能性が生じる。
【0012】
本発明の請求項2によるスロットマシンの特徴構成は、前記情報表示手段が、1ゲーム当りの設定消費時間から前回のゲーム消費時間を減算処理したときの遊技余り時間が長いほど、遊技に関連する有効情報が得られる演出に構成してある点にある。
【0013】
上記特徴構成によれば、遊技者がゲーム操作を早くすればする程、遊技余り時間が長くなるが、遊技に関連する有効な情報の方は、前記遊技余り時間が短ければ情報の質が低くなり、反対に遊技余り時間が長ければ質が高くなると言うように、遊技余り時間の長さに比例して情報の質を異ならせることができる。
従って、遊技者にとって見れば、遊技操作テンポを早くすればする程、遊技に関連する有効な情報を得ることができるので、面白さが増すとともに、より遊技性を高めることができる。
【0014】
本発明の請求項3によるスロットマシンの特徴構成は、前記情報表示手段による入賞の可能性がある情報表示形態が複数パターン設定されていて、抽選手段の抽選後に、抽選された図柄組合せに対応して前記複数パターンの演出形態の中から一つの演出形態を抽選する演出形態選択手段が設けられている点にある。
【0015】
上記特徴構成によれば、入賞の可能性のある情報を演出と言う形態で遊技者に提供することができるので、遊技者の遊技興味が促進され、遊技余り時間の遊技性をより高めることができる。
【0016】
本発明の請求項4によるスロットマシンの特徴構成は、前記演出形態選択手段が、抽選手段の図柄配列抽選結果に基づいて複数の演出が設定されていて、この演出の中から一つを抽選する演出抽選手段を備えるとともに、遊技余り時間が、設定時間以内であれば、演出抽選手段から抽選される演出か、或は、演出無しかの何れかを抽選し、設定時間以上であれば、演出抽選手段から抽選された演出の情報価値をより高めた特別演出か、或は、演出無しかの何れかを抽選する特選抽選手段を備えている点にある。
【0017】
上記特徴構成によれば、遊技者がゲーム操作を早くすればする程、遊技余り時間が長くなるが、遊技に関する有効な情報の方は、前記遊技余り時間が短ければ少なく、反対に遊技余り時間が長ければ多くと言うように、遊技余り時間の長さに比例して情報量を異ならせることができ、反対に、遊技余り時間が設定時間以上あれば、遊技余り時間が設定時間以内の情報内容よりも価値の高い有効情報を得ることができる。
従って、遊技者は、遊技余り時間を長くすればする程、遊技に関連する有効情報を得ることができるので、遊技者が遊技余り時間を長くする努力を行なえば行なう程、ゲーム性を高めることにもなるので、ゲーム慣れしている遊技者から初心者まで広い遊技対象層に好まれるスロットマシンを提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本発明の遊技機の一例であるスロットマシンAを示し、構造に付いて説明すると、同図に示すように、スロットマシン本体1の前面上半部に位置する表面パネル部1Aには、複数種の図柄を3行3列のマトリックス状で整列表示するための3つの第1〜第3の表示窓2A,2B,2Cと、これら第1〜第3の表示窓2A,2B,2Cに表示される各リール3A,3B,3Cの上部の図柄、中央部の図柄、下部の図柄の各々を、横方向に繋ぐ3本の横入賞ラインと斜めに繋ぐ2本の斜め入賞ラインとを表記する5本の入賞ラインL…を付記してある。
【0020】
この実施形態のスロットマシンAにあっては、メダル投入部4にメダルを1枚投入したときは、横入賞ラインのうち、中央の入賞ラインLだけが有効化され、メダルを2枚投入したときは、3本の入賞ラインL,L,Lの全てが有効化され、メダルを3枚投入したときは、5本の入賞ラインL…の全てが有効化されるように制御装置Bにて制御してある。有効化された入賞ラインLの表示は、各入賞ラインに対応して設けられた5つの入賞ライン表示部L1のランプLaの点灯により行われる。
【0021】
また、表面パネル部1Bには、多数のLEDランプ5a…を縦横に行列状に配列して、各LEDランプ5aをON−OFFすることによって、複数の数字、文字、図柄等の記号を表示可能なドットマトリックス型の可変表示ユニットから構成されている情報表示手段5が配備されている。
【0022】
前記表示パネル部1Aの下部に連なる操作パネル部1Bには、前記各表示窓2A,2B,2Cに対して複数種の図柄を上下方向に順次移動させて表示する3つの第1〜第3の図柄表示手段6A,6B,6Cと、これら第1〜第3の図柄表示手段6A,6B,6Cを一斉に始動させるための始動信号を出力する始動操作部としてのスタートレバー7と、始動後の各図柄表示手段6A,6B,6Cをそれぞれ停止させる停止信号を出力する3つの第1〜第3の各停止操作部としてのストップボタン8A,8B,8Cと、前記メダル投入部4にメダルを投入する換わりに内部保留したメダルを使用してスロットマシンゲームを行なうための1BETボタン10やMAXBETボタン11と、投入メダルキャンセルボタン12とを設けてあるとともに、この操作パネル部1Bの下部に連なる装飾パネル部1Cの下部には、メダル放出口13を備えたメダル受け皿14を設けてある。
【0023】
スロットマシン本体1には、図2に示すように、CPU(中央処理装置)、ROM(読取り専用記憶装置)、RAM(ランダムアクセス記憶装置)、クロック15、リセット回路16、入力ポート回路17、出力ポート回路18等を備えてなるマイクロコンピューター構成の制御装置Bが設けられている。
【0024】
スロットマシン本体1には、スタートレバー7が揺動操作され、始動スイッチ7aからの始動信号が制御装置に出力されたとき、第1〜第3の各ストップボタン8A,8B,8Cの押圧操作により停止スイッチ8a,8b,8cから制御装置Bに停止信号が出力され、それに基づいて停止する全リール3A,3B,3Cの入賞ラインL上の図柄組合せ(一般的には入賞組合せと呼ばれる組合せ)を抽選する抽選手段20と、前記各ストップボタン8A,8B,8Cの押圧操作により入賞ラインL上に停止した全リール3A,3B,3Cの図柄組合せが入賞の図柄組合せであるか否かを判定し、入賞の図柄組合せである場合には、それに対応する枚数の配当メダルを払い出す入賞図柄判定手段21と、該入賞図柄判定手段21で判定した入賞の図柄組合せが前記特定入賞に相当する図柄組合せであるとき、通常のゲームから後述するビックボーナスゲーム(以下、BBと記載)やレギュラーボーナスゲーム(以下、RBと記載)等の特別ゲームに移行させる移行手段22を備えてあり、これら各手段を前記制御装置BのCPUで実行するように構成されている。
【0025】
入賞の種類としては、入賞の図柄組合せの種類に応じた枚数の配当メダルが払い出される一般入賞と、特定図柄が揃うと入賞が発生し易い特別入賞があり、この特別入賞には、BBと、RBとが存在し、CPUの記憶装置Bに呼び込み可能に収納されている。
【0026】
前記第1〜第3の図柄表示手段6A,6B,6Cの各々は、外周面に「7」、「BAR」、「チェリー」、「オレンジ」等の複数種の図柄を設けてある第1〜第3のリール3A,3B,3Cと、該各リール3A,3B,3Cに連設されたステッピングモータ3a,3b,3cとから構成してあり、第1〜第3のリール3A,3B,3Cの各々は、それに対応する第1〜第3のステッピングモータ3a,3b,3cの駆動回転に連れて同一の水平軸周りに回転することで、各リール3A,3B,3Cが停止することにより第1〜第3の各表示窓2A,2B,2Cにリール3A,3B,3Cの図柄が表示される。 この図柄表示手段6A,6B,6Cには、リール3A,3B,3Cが一回転する毎に該リールの回転基準位置に設けた突片3d,3e,3fを検出して、この検出信号を制御装置Bに出力する位置検出センサー3g,3h,3iを設けてある。
【0027】
RBは、例えば、通常ゲームで特定図柄が揃うとゲームがスタートし、メダル1枚投入のゲームを12ゲーム行なうことができ、各ゲームで入賞図柄が揃うと15枚までのメダルを獲得することができるが、12ゲーム消化前でも入賞図柄の入賞が8回になるとゲームは終了し、通常のゲームに戻るように制御してある。
【0028】
前記BBは、例えば、通常ゲームで特定図柄が揃うとゲームがスタートし、メダルを3枚まで投入することができる通常ゲームを30ゲームを行なうか、RBゲームを3回行なった時点で終了し、通常ゲームに戻るように制御してある。
【0029】
前記一般入賞となる図柄組合せとしては、例えば、入賞ラインL上に停止する全リール3A,3B,3Cの図柄の配列が「オレンジ」で揃った状態や入賞ラインL上に停止する第1のリール3Aの図柄が「チェリー」となった状態等であり、前記特別入賞となる図柄組合せとしては、例えば、入賞ラインL上に停止する全リール3A,3B,3Cの図柄が「BAR」で揃った状態であり、前記特定の入賞となる図柄組合せとしては、例えば、入賞ラインL上に停止する全リール3A,3B,3Cの図柄が「7」で揃った状態である。
【0030】
第1〜第3の図柄表示手段6A,6B,6Cは、夫々の外周面に回転方向に沿って21個の図柄が等間隔に設けてあるリール帯を備え、前記制御装置Bのドライバー回路27から各ステッピングモータ3a,3b,3cに出力される駆動パルスによって、各ステッピングモータ3a,3b,3cが一方向へステップ回転することにより、各リールを回転することができるように構成されている。
【0031】
前記抽選手段20により、例えば、「7、7、7」や「BAR,BAR,BAR」の入賞の図柄組合せが当選していても、各ストップボタン8A,8B,8Cの押圧操作のタイミングがずれて、停止スイッチ8a,8b,8cから制御装置Bに停止信号が出力されてから、各ステッピングモータ3a,3b,3cが停止するまでの190ms以内に入賞となる図柄が入賞ラインL上に停止操作できなかった場合には、入賞フラグが成立していても、入賞ライン上に停止するリール3A,3B,3Cの図柄が入賞の図柄組合せとならないことがある。
【0032】
この様な場合、抽選された入賞の図柄組合せは、次ゲーム以降のゲームで入賞ライン上に停止するリール3A,3B,3Cの図柄組合せとして揃うまでフラグが成立している内部当り保留状態となり、その状態を「BB/RB内部当たり中」と表記する。
【0033】
前記表示パネル部1Aには、入賞ラインL上に入賞図柄が揃ったときに払い出される配当メダルの枚数を表示する7セグメントLED構成の払出し枚数表示窓24と、内部保留された保留メダルの枚数を表示する7セグメントLED構成の保留枚数表示窓25とを形成してある。この実施形態では、投入された4枚目以降のメダルから50枚に至るまでを内部保留し、内部保留枚数が50枚を超えると、前記メダル投入部4にあるメダル搬送経路(図示せず)を切替えてこの51枚目以降のメダルをメダル受け皿14に強制排出される。
【0034】
前記制御装置Bの入力ポート回路17には、前記したスタートレバー7の始動スイッチ7a、第1〜第3停止ボタン8A,8B,8Cの停止スイッチ8a,8b,8c、1BETボタン10やMAXBETボタン11の内部保留メダル投入スイッチ10a,11a、投入メダルキャンセルボタン12のキャンセルスイッチ12a、投入メダルセンサ4A並びに各位置検出センサ3g,3h,3iを接続してある。
【0035】
前記制御装置Bの出力ポート回路18には、情報表示手段5のLEDランプ5a、各ステッピングモータ3a,3b,3c、メダル受け皿14に所定枚数の配当メダルを払い出すメダル払出しホッパー(図示せず)を駆動するメダル払出しモータ26、払出し枚数表示部24、保留枚数表示部25、各入賞ライン表示部L1のランプLaの各々をドライバー回路27を介して接続してある。
【0036】
前記ROMには、入賞図柄配列並びに入賞図柄配列に対応する配当枚数を記憶してある入賞図柄配列記憶手段としての入賞図柄配列記憶部とスロットマシンゲームを実行するためのプログラムが書き込まれたプログラム記憶部とを有している。
【0037】
前記CPUは、ROMのプログラム記憶部に書き込まれたプログラムに従って、入力ポート回路17より必要とする前記の外部検出信号(外部情報)を取り込んだり、又は、ROMから必要とするデータを読み込んだり、或は、RAMとの間でデータを授受しながら所定の処理を実行し、必要に応じて、出力ポート回路18からドライバー回路27を介して,情報表示手段5のLEDランプ5a,各ステッピングモータ3a,3b,3c、メダル払出しモータ26、払出し枚数表示部24、保留枚数表示25、各入賞ラインL表示のランプLaの各々に対して制御信号を出力する。
【0038】
また、制御装置Bには、情報表示手段5による入賞の可能性がある情報表示形態が複数パターン設定されていて、抽選手段20の抽選後に、入賞図柄が当選している場合、この当選図柄に対応して、複数パターンの演出形態の中から一つの演出形態を抽選する演出形態選択手段28が設けられている。
【0039】
前記演出形態選択手段28は、図8に示すように、前記抽選手段20の抽選結果に基づいて選定された「BB/RB内部当たり中」、或は、「BB/RB内部当たりではない通常ゲーム」に対応して、予め記憶装置Bに記憶されているところの当選図柄に対応する複数の演出の中から一つの演出を演出抽選手段29を介して抽選し、その演出を遊技関連情報として情報表示手段5へ出力する制御構成になっている。
【0040】
具体的な一例としては、図8に示すように、CPUの記憶装置に「BB/RB内部当たり中」では、「7」、「BAR」等の入賞図柄からなる当選図柄に対応して、「BB/RB内部当たりではない通常ゲーム」では、「チェリー」、「レモン」、「オレンジ」、「外れ図柄」等の入賞図柄からなる当選図柄に対応して、夫々に演出1、演出2、演出3、演出無し、の4種類の演出と、同図に示すように、夫々の演出の出現率を設定してある。
【0041】
▲1▼ 演出1の場合、例えば、図4に示すように、4コマの静止画像を情報表示手段5に表示することになるが、閉じた箱を表示する1コマ目と、開いた箱を表示する2コマ目との合計表示時間が1秒に設定され、当選図柄を空き箱上部に飛出している3コマ目の表示時間が0.2秒に設定され、閉じた箱を表示する4コマ目が残余時間に設定されている。
【0042】
また、後述するが遊技余り時間である1遊技余り時間が終了すると表示は終了するため、1遊技余り時間が少ない場合は、見ることができないコマが出る場合があり、情報を獲得することができないこともある。
【0043】
▲2▼ 演出2の場合、例えば、図5に示すように、4コマの静止画像を情報表示手段5に表示することになるが、閉じた箱を表示する1コマ目と、開いた箱を表示する2コマ目との合計表示時間が0.5秒に設定され、当選図柄が空き箱上部に飛出している3コマ目の表示時間が0.2秒に設定され、閉じた箱を表示する4コマ目が残余表示時間に設定されている。
【0044】
また、この演出2においても、演出1と同じに1遊技余り時間が終了すると情報表示手段5の表示が終了するため、1遊技余り時間が少ない場合は、みることができないコマが出る場合があり、情報を獲得することができないこともある。
【0045】
▲3▼ 演出3の場合、例えば、図6に示すように、4コマの静止画像を情報表示手段5に表示することになるが、閉じた箱を表示する1コマ目と、開いた箱を表示する2コマ目との合計表示時間が0.5秒に設定され、「?」のマークが空き箱上部に飛出している3コマ目の表示時間が0.2秒に設定され、閉じた箱を表示する4コマ目が残余表示時間に設定されている。前記の「?」のシンボルマークは、当選か又は外れかを隠している状態を表わしている。
【0046】
▲4▼ 演出無しの場合、情報表示手段5に何も情報を表示しないが、ゲームの内容と関係のない図柄や文字などを表示してもよい。
このような構成の演出抽選手段29によって、遊技者に有効な情報を提供することができる。
【0047】
遊技余り時間が設定時間である1.5秒以上ある場合、特選演出抽選手段31を介して、演出4か、それとも前記演出1〜演出3の中で抽選で選ばれた演出かの切り替え抽選を行ない、切り替えの「有り」、「無し」の判断を行なった後、切り替えが「有り」の場合、演出4を情報表示手段5に出力し、「無し」の場合、演出1〜3の中で抽選で選ばれた演出を情報表示手段5に出力する制御構成になっている。また、遊技余り時間が1.5秒以内である場合、演出形態選択手段29で抽選された演出無し形態を除く抽選結果である演出1〜3の中の何れか一つの演出を情報表示手段5に表示指示する制御構成になっている。
【0048】
演出4は、演出形態選択手段28で抽選される演出形態よりも抽選内容の詳しい演出形態、つまり、演出1〜3の中で抽選で選ばれた演出が、演出1或は演出2の場合には、当選図柄を、該当する演出1或は2の図柄表示時間より長く表示して、遊技者が確実に当選図柄を認識することができる演出であり、演出3の場合には、「?」と言った曖昧な表示ではなく、「?」の内訳が内部抽選で当選しているときにはその当選図柄を、該当する演出3の図柄表示時間より長く表示して、演出3で曖昧であった情報の信頼度を高めた情報にグレードアップした演出であり、具体的には、図8に示すように、「通常ゲーム中」では、「チェリー」、「レモン」、「オレンジ」、「ハズレ」等の当選図柄を情報表示手段5に表示する設定になっており、「BB/RB内部当たり中」では演出1と演出2にのみに、「7」、「BAR」等の当選図柄を情報表示手段5に表示する設定になっている。
【0049】
また、演出4では、図9に示すように、切り替えの「有り」、「無し」の出現率を設定してあり、この実施形態では、「BB/RB内部当たり」の方が「通常ゲーム」より切り替え「有り」の確率設定が高く設定され、遊技者に信頼度を高めた遊技関連情報である価値の高い情報を有利に与えることができるようになっている。
【0050】
▲1▼ 演出4の具体的一例を示せば、図7に示すように、3コマの静止画像を情報表示手段5に表示するものであり、内容的には、閉じた箱を表示する1コマ目と、開いた箱を表示する2コマ目との合計表示時間が0.5秒に設定され、当選図柄が空き箱上部から飛出している3コマ目の表示時間が1秒以上の残余時間に設定され、3コマ目が前記の演出1〜3より時間の長い情報開示を行なうことになるので、遊技者には確実に認識することができる結果、情報価値の高い有効な情報を得ることができる。
【0051】
▲2▼ 演出1〜演出3が選択された場合、例えば、前記演出抽選手段29のところで説明した図4〜図6と同様のプログラムが実行されることになる。
【0052】
ここで、上記のスロットマシンAにおいては、スタートレバー7を操作して3列のリール3A,3B,3Cを回転させ、各リール3A,3B,3Cをストップボタン8A,8B,8Cを操作することによって停止して、停止した図柄組合せが入賞であればメダルを獲得することができる構成になっている。
【0053】
この実施形態では、前回である始めのゲームのスタートボタン8A,8B,8Cが操作されて3列のリール3A,3B,3Cが回転し始めた時点から、今回である次のゲーム時の判別手段による判別後までのゲーム消費時間をゲーム消費時間計測手段30で計測するように構成されている。
【0054】
そして、ゲーム消費時間計測手段30で計測された、前回のゲームの図3における♯19(♯19a)から今回のゲームの♯9までのゲーム消費時間が、1ゲーム当りの設定消費時間(4.1秒)より短い場合、その余り時間が遊技余り時間となる。
つまり、判別手段の判別時から情報表示手段5に表示指示するまでの間において、前回のゲーム時における始動操作部の始動信号出力時(♯19)から、今回のゲーム時の判別手段(♯9)による判別後までのゲーム消費時間をゲーム消費時間計測手段30で計測し、設定消費時間(4.1秒)から計測されたゲーム消費時間を減算処理して遊技余り時間を算出する。この遊技余り時間が設定時間(1,5秒)よりも長い場合には、特選演出抽選手段31において演出形態選択手段28で抽選される演出形態よりも抽選内容の詳しい演出形態を含む複数パターンの演出形態の中から一つの演出形態を抽選し、その抽選結果を情報表示手段5に表示指示し、短い場合には、演出形態選択手段28で抽選された演出無し形態を除く抽選結果を情報表示手段5に表示指示するように構成してある。
そのため、遊技者は、リール3A,3B,3Cの停止操作や、メダル投入操作などを迅速に行なうことによって、遊技余り時間を作り出せることができる構成になっている。
【0055】
次に、上記のような構成のスロットマシンの動作を説明する。
【0056】
まず、図3に示すフロチャートに示すように、メダル投入部4に適宜枚数のメダルを投入するか、或は、内部保留されたメダルが有る場合、1BETボタン10やMAXBETボタン11を操作して、メダルが投入されたことを検出すると、スタートスイッチからの始動信号の出力が有効化されるとともに、メダルの投入枚数に応じた入賞ラインLが有効化される。(#1)
そして、スタートレバー7の揺動操作によりスタートレバー7がON操作されスタートスイッチ7Aから始動信号が出力される。(#2)
始動信号が出力されると抽選手段20によって、入賞ライン上に停止する全リール3A,3B,3Cの図柄組合せが抽選される。(#3)
【0057】
ここで、前回までのゲームで「BB/RB当選フラグOFF」状態の場合、抽選手段20の抽選結果が「BB/RBが当選」であれば、「BB/RB当選フラグON」状態に設定し、前記抽選手段20の抽選結果に基づいて選定された「BB/RB内部当たり中」に対応して、予め記憶装置Bに記憶されている複数の当選図柄と、この図柄に対応する複数の演出の中から一つの演出を抽選する。( #3〜#7)
【0058】
または、前回までのゲームで「BB/RB当選フラグOFF」状態の場合、抽選手段20の抽選結果が、「BB/RBが非当選」であれば、前記抽選手段20の抽選結果に基づいて選定された「通常ゲーム中」に対応して、予め記憶装置Bに記憶されている複数の当選図柄と、この図柄に対応する複数の演出の中から一つの演出を抽選する。(#3〜#8)
【0059】
或いは、前回までのゲームで「BB/RB当選フラグON」状態の場合、つまり、内部当り保留状態である場合、前記抽選手段20の抽選結果に基づいて選定された「BB/RB内部当たり中」に対応して、予め記憶装置Bに記憶されている複数の当選図柄と、この図柄に対応する複数の演出の中から一つの演出を抽選する。(#4、#7)
【0060】
演出抽選手段29によって抽選された演出には、図8に示すように、入賞図柄を表示する演出1〜演出3の演出と、情報の表示のない演出無しも含まれているので、♯9の判別手段によって演出の有無を判別し、その判別結果が演出有りの場合、演出形態選択手段28の抽選結果を情報表示手段5に表示指示するように構成し、また、演出無しの場合、情報表示手段5の演出表示しない指示を出力する。(#9、#10)
【0061】
この時点で、遊技余り時間が1.5秒以上ある場合、前記演出1〜3の中の何れか一つの演出をグレードアップした演出4か、それとも前記演出1〜演出3の中の何れか一つの演出かが選択され、情報表示手段5に表示指示する。また、遊技余り時間が1.5秒以内である場合、演出1〜3の中の何れか一つの演出を情報表示手段5に表示指示する。(#11〜#15)
そして、1遊技時間が経過したかを判断して、遊技時間終了を受けて情報表示手段5での表示を停止する。(#16、#17)
この表示停止を受けて、再び1遊技時間のゲーム消費時間計測手段30であるタイマーが設定される。(#18)
【0062】
この設定を受けて第1〜第3のステッピングモータ3a,3b,3cが駆動回転して、各リール3A,3B,3Cが一斉に回転する。(#19)
【0063】
次に、第1〜第3のストップボタン8A,8B,8CがON操作されると、前記抽選結果に基づいて各ステッピングモータ3a,3b,3cが停止して各リール3A,3B,3Cの回転が停止する。(#20〜#22)
停止状態の各リールを位置検出センサー3g,3h,3iによって、有効化された入賞ラインL上に位置する図柄の組合せが、外れに該当する図柄組合せであるか、一般入賞に該当する図柄組合せか、特定入賞に該当する図柄組合せであるかの判定が行なわれる。(#23〜#26)
【0064】
▲1▼ 外れの場合には、通常のゲームの初期状態に戻る。
▲2▼ 一般入賞の場合には、その入賞の図柄組合せに対応する所定枚数のメダルが払い出された後に通常のゲームの初期状態に戻る。
▲3▼ 特定入賞の場合には、前記役物連続作動制御構成が作動して、その入賞の図柄組合せに対応する所定枚数のメダルが払い出された後にRBゲームに移行し、このRBゲームが終了すると通常のゲームの初期状態に戻る。
▲4▼ 特別入賞でBBゲームに移行した場合には 例えば、通常ゲームで特定図柄が揃うとゲームがスタートし、メダルを3枚まで投入することができる通常ゲームを30ゲーム行なうか、RBゲームを3回行なった時点で終了し、通常ゲームに戻るように制御構成してある。
〔別実施形態〕
【0065】
1) 上記実施形態おいて情報表示手段5がLEDランプ5a構成のものについて説明したが、本発明はこれに限らず、液晶ディスプレイ構成のものであっても、ブラウン管構成のもの等であってもよい。
【0066】
また、情報表示手段5としては、入賞図柄が表記されたルーレット体やサイコロ体を、機械的に、或は、映像的に回転表示させるディスプレイ構造であっても、透光性を有するパネルに入賞図柄を横一列状に記載し、パネルの背面に各入賞図柄に対応してランプを配備し、選ばれた入賞図柄に対応するランプを点灯することで、当選図柄を認識することができるディスプレイ構造であっても、情報が表示された多数のプレート板が自動的に交換されるようなディスプレイ構造等であってもよい。
【0067】
また、情報開示方法としては、上記実施形態ではコマ割した画像を用いた例を説明したが、アニメーションのような動画を用いてもよい。
【0068】
さらに、音声情報を組み合わせた情報提供構成であってもよい。
尚、情報表示手段5の情報は、上記実施形態の内容に限るものではなく、本日のBB回数、BB中出玉数等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のスロットマシンを示す正面図
【図2】スロットマシンの回路構成を示すブロック図
【図3】ゲームの動作順序を示すフロチャート
【図4】演出1の説明図
【図5】演出2の説明図
【図6】演出3の説明図
【図7】演出4の説明図
【図8】当選図柄と演出の関係を出現率を設定して示す説明図
【図9】演出4に切り替え有りか無いかの出現率を設定してある説明図
【符号の説明】
A スロットマシン
2A,2B,2C 表示窓
5 情報表示手段
7 始動操作部
8A,8B,8C 停止操作部
20 抽選手段
28 演出形態選択手段
29 演出抽選手段
30 ゲーム時間消費計測手段
31 特選抽選手段
Claims (1)
- 表示窓に対して複数種の図柄を順次移動させて表示する複数の図柄表示手段と、これら複数の図柄表示手段を通常始動させる始動信号を出力する始動操作部と、始動後の各図柄表示手段をそれぞれ停止させる停止信号を出力する停止操作部と、始動操作部が操作されたとき、表示窓の入賞ライン上に停止する図柄表示手段の図柄組合わせを抽選する抽選手段を備えているスロットマシンであって、
抽選手段の抽選後から始動操作部の始動信号出力までの間において、抽選内容に関連する情報を表示する情報表示手段と、
抽選手段の図柄配列抽選結果に基づいて、情報表示手段による情報表示形態として設定されている演出無しの形態を含む複数パターンの形態の中から一つの演出形態を抽選する演出形態選択手段と、
この演出形態選択手段で抽選された演出の有無を判別する判別手段とを設けて、
その判別結果が演出有りの場合、演出形態選択手段の抽選結果を情報表示手段に表示指示するように構成するとともに、判別手段の判別時から情報表示手段に表示指示するまでの間において、前回のゲーム時における始動操作部の始動信号出力時から、今回のゲーム時の判別手段による判別後までのゲーム消費時間を計測するゲーム消費時間計測手段を設け、
設定消費時間から計測されたゲーム消費時間を減算処理した遊技余り時間が設定時間よりも長い場合には、演出形態選択手段で抽選される演出形態よりも抽選内容の詳しい演出形態を含む複数パターンの演出形態の中から一つの演出形態を抽選する特選演出抽選手段を設けて、特選演出抽選手段の抽選結果を情報表示手段に表示指示し、
短い場合には、演出形態選択手段で抽選された演出無し形態を除く抽選結果を情報表示手段に表示指示するように構成してあるスロットマシン。
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