JP3760211B2 - エアバッグ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のルーフサイドレール部やシート等に搭載される頭部保護エアバッグ装置や側突用エアバッグ装置等に使用されるエアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、例えば、頭部保護エアバッグ装置用のエアバッグでは、車内側のドアや窓部の開口周縁に折り畳まれて収納されており、膨張用ガスの流入時、開口を覆うように、展開膨張されていた。このエアバッグは、膨張用ガスを流入させて車内側壁部と車外側壁部とを離すように膨らむ膨張部を備えて構成されていた。
【0003】
そして、膨張部の領域内には、膨張部を構成する周壁の対向する部位相互を線状に結合させてなる線状結合部が、複数、配設されていた(特開平11−321535号公報等参照)。このような線状結合部は、膨張部の周縁や中央部位での厚さを略均等にするために、配設され、さらに、頭部保護エアバッグ装置にあっては、前後方向に張力を発揮させて、車外側への押圧力を受けても、エアバッグが、車外側に移動しないようにするために、配設されていた。
【0004】
そして、線状結合部の端末部の面積が小さいと、膨張部の膨張時、線状結合部の端末部に応力集中が生じ易くなって、端末部近傍の膨張部を構成する周壁が破損してしまう場合があることから、端末部を幅広に膨らませて対処することが考えられる(英国公開特許公報 GB 2324068 等参照)。
【0005】
しかし、端末部を幅広に膨らませて構成しても、膨張部の膨張時、膨張部を構成する周壁が強く引っ張られて、周壁を織成していた糸の網目が広がり(目ずれが生じ)、広がった網目から膨張用ガスを漏らしてしまう場合があり、改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、線状結合部の端末部近傍からの膨張用ガスの漏れを抑えることが可能なエアバッグを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエアバッグは、膨張用ガスを流入させて膨らむ膨張部の領域内に、前記膨張部を構成する周壁の対向する部位相互を線状に結合させてなる線状結合部が、配設されて、経糸と緯糸とを使用して織成されるエアバッグであって、
前記線状結合部が、本体部と、該本体部の端末に配置されて、前記本体部より幅広に膨出するように形成される端末部と、を備えて構成され、
前記端末部が直線状の外周縁で囲まれるように、前記端末部の前記本体部側を除いた外周縁が、前記本体部から前記端末部側方向に向かった先端側に配置される直線状の先端側直線部と、該先端側直線部と直交方向に配置されて相互に平行となる二つの隣接直線部と、からなる三つの直線状の直線部を備えて、構成されるとともに、
前記先端側直線部が、前記エアバッグを織成する際に使用する前記経糸若しくは前記緯糸の一方と平行に配置され、二つの前記隣接直線部が、前記エアバッグを織成する際に使用する前記経糸若しくは前記緯糸の他方と平行に配置されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】
本発明に係るエアバッグでは、膨張時、線状結合部の端末部が、端末部周囲で対向する周壁相互を離隔させた膨張部分で、囲まれる。そして、端末部が、直線状の外周縁で囲まれているため、膨張部分は、広い直線状に線当りするように、端末部の外周縁における各直線部に隣接して、配置される。すなわち、各膨張部分が、端末部に対して、各直線部に沿って、線当りするように、配置されることとなって、部分的に直線部に接触するように、配置されないことから、応力集中が生じ難く、エアバッグを織成した糸の網目の広がりを抑えることが可能となることから、端末部と膨張部分との境界部位からの膨張用ガスの漏れを防ぐことができる。
【0010】
そして、端末部の外周縁を構成する直線部が、少なくとも三つ配設されれば、本体部側を除く端末部の外周縁の略全域を、直線部で形成可能となる。
【0011】
したがって、本発明に係るエアバッグは、線状結合部の端末部近傍からの膨張用ガスの漏れを抑えることができる。
【0012】
そして、各直線部が、エアバッグを織成する糸と平行に、配置されていれば、隣接して膨張する膨張部分の周壁が、強く引っ張られても、その引っ張り方向が、糸に略沿う方向若しくは糸と略直交方向となるため、バイアス方向と相違して、一層、目ずれを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
実施形態のエアバッグ10は、図1・2に示す頭部保護エアバッグ装置Mに使用されるものであり、車内側のドアや窓部の開口Wの上縁側周縁におけるフロントピラー部FP、ルーフサイドレール部RR、及び、リヤピラー部RPにわたって、折り畳まれて収納されている。
【0015】
頭部保護エアバッグ装置Mは、エアバッグ10、インフレーター38、取付ブラケット39・42・45、及び、エアバッグカバー5、を備えて構成されている。
【0016】
インフレーター38は、図1に示すように、折り畳まれたエアバッグ10に膨張用ガスを供給するシリンダタイプとしており、エアバッグ10の後述するガス流入部12が外装されることとなる。
【0017】
取付ブラケット39は、板金製として、エアバッグ10のガス流入部12を外装させたインフレーター38を、ガス流入部12ごと外周側から挟持し、2本の取付ボルト40を利用して、リヤピラー部RPの車内側におけるボディ1側の板金製のインナパネル2に取り付けることとなる。
【0018】
取付ブラケット42は、図1・2に示すように、板金製として、エアバッグ10における後述する前部側の二つの取付部11とベルト部36の先端とを挟持するもので、それぞれ、車内側Iの内プレート42aと車外側Oの外プレート42bとを備えて構成され、内・外プレート42a・42bには、各取付部11やベルト部36の取付孔11a・36a(図3参照)に対応する取付孔42cが貫通されている。そして、取付ボルト43を、取付孔42c・11a・36aに挿通させて、インナパネル2の取付孔2a周縁に固着されたナット2bに螺合させることにより、各取付部11やベルト部36がインナパネル2に取り付けられることとなる。
【0019】
取付ブラケット45は、図1・3に示すように、板金製として、エアバッグ10における後部側の二つの取付部11を挟持するもので、取付ブラケット42の内プレート42aと同様な車内側Iに配置される2つずつの内プレート45aを備えるとともに、取付ブラケット42の外プレート42bが二つ分一体化された車外側の一つの外プレート45bを備えて構成されている。外プレート45bは、折り畳まれたエアバッグ10の車外側と下面側とを支持して、エアバッグ10の展開膨張時にリヤピラー部RPのガーニッシュ8における車外側に侵入しないように、断面を略L字状としている。また、内プレート45aと外プレート45bとには、取付部11の取付孔11aに対応する位置に、取付孔(図示せず)が貫通されている。
【0020】
エアバッグカバー5は、フロントピラー部FPに配置されるピラーガーニッシュ6とルーフサイドレール部RRに配置されるルーフヘッドライニング7とのそれぞれの下縁側に配置されるリッド6a・7aから構成されている。
【0021】
フロントピラーガーニッシュ6は、合成樹脂製として、フロントピラー部FPの車内側におけるボディ1のインナパネル2に取付固定され、下縁側に、エアバッグ10の展開膨張時、エアバッグ10を突出可能に、車内側Iに開くリッド6aを備えている。
【0022】
ルーフヘッドライニング7は、図1・2に示すように、合成樹脂製として、ルーフサイドレール部RRの車内側Iにおけるボディ1のインナパネル2に取付固定され、下縁側に、展開膨張時のエアバッグ10を突出可能に、車内側に開くリッド7aを備えている。
【0023】
エアバッグ10は、図1〜4に示すように、インフレーター38からの膨張用ガスを流入させて、折り畳み状態から展開して、開口Wを覆うエアバッグ本体13と、インフレーター38からの膨張用ガスをエアバッグ本体13に導くガス流入部12と、エアバッグ本体13の上縁10a側に設けられる取付部11と、エアバッグ本体13の前端に設けられるベルト部36と、を備えて構成されている。
【0024】
ガス流入部12は、後述する連通膨張部15Cの上縁側の周縁結合部21と、線状結合部22D及び線状結合部22Dから後方へ延びるような下縁側の周縁結合部21と、で囲まれて、筒状に形成されている。このガス流入部12は、インフレーター38に外装されることとなる。
【0025】
取付部11は、エアバッグ本体13の上縁10a側の周縁結合部21から上方へ突出するように、複数配置されて、インナパネル2に取り付けるための取付ブラケット42・45が固着されることとなる。各取付部11には、取付ボルト43を挿通させる取付孔11aが開口されている。
【0026】
ベルト部36は、エアバッグ本体13の後述する板状結合部35から前方へ突出するように、帯状に形成され、先端に、取付ボルト43を挿通させる取付孔36aを備えている。
【0027】
エアバッグ本体13は、ガス流入部12に連通して、膨張用ガスを流入させて膨張する膨張部15と、膨張用ガスを流入させない非膨張部20と、を備えて構成されている。
【0028】
なお、エアバッグ本体13は、取付部11・ガス流入部12とともに、ポリアミド糸やポリエステル糸等を使用して、一体的に袋織りされて形成されている。また、膨張部15の後述する周壁14の車内側壁部14aと車外側壁部14bとは、それぞれ、1インチ平方当たりの糸の打ち込み本数を、経糸49〜58本、緯糸49〜58本(実施形態では、経糸56本、緯糸51本)として、平織りにより織成されている。なお、取付部11や後述する周縁結合部21・線状結合部22(22A・22B・22C・22D)は、1インチ平方当たり、車内側壁部14aの二倍の打ち込み本数となる。また、袋織りして織成した後には、適宜、耐熱性を高めるとともに膨張用ガスの漏れを防止するように、シリコーン等を塗布したコーティング層を設けて、エアバッグ10を製造する。ちなみに、コーティング層は、織成後には、内周面側にコーティング剤を塗布できないことから、外周面側に形成する。
【0029】
そして、膨張部15は、車両の前席側の位置に配置可能な前席用膨張部15Fと、後席側の位置に配置可能な後席用膨張部15Bと、ガス流入部12に連通して前・後席用膨張部15F・15Bの上部相互を連通する連通膨張部15Cと、から構成されている。そして、各膨張部15F・15B・15Cは、それぞれ、車内側壁部14aと車外側壁部14bとを備えた周壁14で囲まれて、構成されている。
【0030】
非膨張部20は、車内側壁部14aと車外側壁部14bとを結合させて構成されており、実施形態の場合、周縁結合部21、線状結合部22(22A・22B・22C・22D)、及び、板状結合部34・35、から構成されている。周縁結合部21は、膨張部15の周縁を囲むように配設されている。
【0031】
板状結合部34は、前・後席用膨張部15F・15Bとの間における連通膨張部15Cの下方において、略長方形板状に形成され、板状結合部35は、エアバッグ本体13の前端側において、略三角板状に形成されている。これらの板状結合部34・35は、ガス流入部12からエアバッグ本体13の前部にかけてのエアバッグ本体13の全体形状を確保するとともに、膨張部15の容積を小さくして、膨張完了までの時間を短くするために設定されている。 そして、周縁結合部21・線状結合部22(22A・22B・22C・22D)は、板状結合部34・35に比べて、密に織成され、板状結合部34・35は、膨張部15との境界部位でなく、膨張用ガスの漏れ対策を考慮しなくとも良いことから、粗く織成されている。
【0032】
線状結合部22A・22B・22Cは、前席用膨張部15Fの領域内で、周縁結合部21から離れて設けられている。さらに、線状結合部22A・22Cは、図3・5に示すように、前席用膨張部15Fの前・後部側で、それぞれ、略T字形状の本体部23(23A・23C)と、本体部23(23A・23C)の三つの端末側に配置される略長方形形状の端末部24(24A・24C)・29(29A・29C)と、を備えて構成されている。線状結合部22Bは、線状結合部22A・22C間で、略逆J字形状の本体部23(23B)と、本体部23(23B)の二つの端末側に配置される略長方形形状の端末部24(24B)・29(29B)と、を備えて構成されている。
【0033】
線状結合部22Dは、後席用膨張部15Bの後縁上端側における周縁結合部21から前方側に延びるように配置されて、ガス流入部12と後席用膨張部15Bとを区画するとともに、後席用膨張部15Bの領域内に侵入するような略逆F時形状の本体部23(23D)と、本体部23(23D)の三つの端末側に配置される端末部24(24D)・29(29D)と、を備えて構成されている。
【0034】
なお、ガス流入部12に流入される膨張用ガスGは、主流GMが、連通膨張部15C内を前方に流れ、さらに、前席用膨張部15Fの上部を前方側に流れることとなり、そして、主流GMから分岐する分岐流G1・G2・G3・G4・G5が、周縁結合部21・線状結合部22(22A・22B・22C・22D)のそれぞれの間から、下方に流れて、前席用膨張部15Fと後席用膨張部15Bとを膨張させることとなる。
【0035】
そして、各線状結合部22(22A・22B・22C・22D)の下端側の端末部24は、図6に示すように、本体部23の細幅の一般部23aからテーパ状に幅広となる連結部23bになだらかに連なって、一般部23aより幅広に膨出するように配設されている。これらの端末部24の外周縁25は、直線部26を基本に構成されている。
【0036】
実施形態の場合、直線部26は、一般部23aから端末部24側方向の下方先端側で、前後方向に配置される先端側直線部26aと、先端側直線部26aと略直交方向の上下方向に配置されて、相互に平行となる隣接直線部26b・26cと、から構成されている。そして、先端側直線部26aと各隣接直線部26b・26cとの間には、1/4円弧状の曲線部27が配設されている。また、先端側直線部26aは、エアバッグ本体13を織成する際の緯糸Hと平行とし、各隣接直線部26b・26cは、エアバッグ本体13を織成する際の経糸Vと平行となるように、設定されている。
【0037】
各線状結合部22(22A・22B・22C・22D)の上端側の端末部29は、図7・8に示すように、本体部23の細幅の一般部23aからなだらかに下方に向かうように連なって、一般部23aより幅広に膨出するように配設されている。これらの端末部29の外周縁30も、直線部31を基本に構成されている。
【0038】
すなわち、直線部31は、一般部23aから端末部29が延びる下方先端側で、前後方向に配置される先端側直線部31aと、先端側直線部31aと略直交方向の上下方向に配置されて、相互に平行となる隣接直線部31b・31cと、から構成されている。そして、先端側直線部31aと各隣接直線部31b・31cとの間には、1/4円弧状の曲線部32が配設されている。また、先端側直線部31aは、エアバッグ本体13を織成する際の緯糸Hと平行とし、各隣接直線部31b・31cは、エアバッグ本体13を織成する際の経糸Vと平行となるように、設定されている。
【0039】
なお、実施形態の場合、各線状結合部22の一般部23aの幅寸法B0は7mm、端末部24・29の幅寸法B1は25mmとしている。また、一般部23aと連結部23bとの連結部位における外周縁の曲率半径R0は100mm、連結部23bと隣接直線部26b・26cとの連結部位における外周縁の曲率半径R1は10mm、一般部23aと隣接直線部31bとの連結部位の曲率半径R2は15mm、一般部23aと隣接直線部31cとの連結部位の曲率半径R3は8mmとしている。さらに、先端側直線部26a・31aの長さ寸法L1は6mm、各隣接直線部26b・26cの長さ寸法L2は6mm、各隣接直線部31b・31cの長さ寸法L3は11〜13mm、曲線部27・32の曲率半径R4は8mmとしている。
【0040】
そして、これらの線状結合部22(22A・22B・22C・22D)は、膨張部15が膨張用ガスを流入させて膨張した際、前・後席用膨張部15F・14Bの肉厚を略均等にするように区画するとともに、ガス流入部12の先端付近からエアバッグ本体13の前部にかけて、張力を発揮させて、エアバッグ本体13が、車外側への押圧力を受けても、車外側へ移動しないようにするために、設けられている。
【0041】
このエアバッグ10の車両への搭載について説明すると、袋織りして織成し、さらに、所定形状に裁断して取付孔11a等を設け、さらに、適宜、コーティング層を設けた後、まず、所定の折り機で折り畳む。この折り畳み状態は、実施形態の場合、図3の二点鎖線に示すように、順次、山折りと谷折りとの折目Cを入れて、エアバッグ下縁10b側をエアバッグ上縁10aに接近させるような蛇腹折りとしている。
【0042】
折り畳んだ後には、折り崩れ防止用の破断可能なテープ(図符号省略)によって、エアバッグ10をくるむとともに、インフレーター38・取付ブラケット39・42・45を取り付けて、エアバッグ組立体を形成する。なお、取付ブラケット45の部位には、エアバッグ10と取付ブラケット45とが分離しないように、破断可能なテープ(図符号省略)をさらに巻いておく。
【0043】
そして、各取付ブラケット39・42・45をインナパネル2の所定位置に配置させ、各取付孔11a等を挿通させてボルト40・43止めし、各取付ブラケット39・42・45をインナパネル2に固定して、エアバッグ組立体をボディ1に取り付ける。ついで、フロントピラーガーニッシュ6やルーフヘッドライニング7をボディ1に取り付け、さらに、リヤピラーガーニッシュ8やセンタピラー部CPのセンターピラーガーニッシュ9をボディ1に取り付ければ、エアバッグ10が頭部保護エアバッグ装置Mとともに車両に搭載されることとなる。
【0044】
エアバッグ装置Mの車両への搭載後、インフレーター38が作動されれば、インフレーター38からの膨張用ガスGが、ガス流入部12から膨張部15の連通膨張部15C内に流れ、さらに、膨張用ガスGの主流GMが、分岐流G1・G2・G3・G4・G5に分岐され、各分岐流G1・G2・G3・G4・G5が前席用膨張部15Fと後席用膨張部15Bとに流れて、エアバッグ10の膨張部15が、折りを解消させつつ、膨張し始める。そして、エアバッグ10は、くるんでおいたテープを破断させ、さらに、フロントピラーガーニッシュ6やルーフヘッドライニング7のリッド6a・7aを押し開いて、図1・2の二点鎖線で示すように、開口Wを覆うように、大きく膨張することとなる。
【0045】
そして、実施形態のエアバッグ10では、膨張時、各線状結合部22の端末部24・29が、図9〜11に示すように、端末部24・29周囲で対向する周壁14の車内側・車外側壁部14a・14b相互を離隔させた膨張部分16・17・18で、囲まれる。そして、端末部24・29が、直線状の外周縁25・30で囲まれているため、膨張部分16・17・18は、広い直線状に線当りするように、端末部24・29の外周縁25・29における各直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cに隣接して、配置される。
【0046】
すなわち、各膨張部分16・17・18が、端末部24・29に対して、各直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cに沿って、線当りするように、配置されることとなって、部分的に直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cに接触するように、配置されないことから、応力集中が生じ難く、エアバッグ本体13を織成した糸V・Hの網目の広がりを抑えることが可能となることから、端末部24・29と膨張部分16・17・18との境界部位からの膨張用ガスGの漏れを防ぐことができる。
【0047】
したがって、実施形態のエアバッグ10は、線状結合部22の端末部24・25近傍からの膨張用ガスGの漏れを抑えることができる。そして勿論、線状結合部22を全長にわたって幅広に形成しているわけではないことから、膨張部15の容積や膨張エリアの減少を極力抑えて、線状結合部22を配設させることができる。
【0048】
また、実施形態の場合、各直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cが、エアバッグ本体13を織成する経糸V若しくは緯糸Hと平行に、配置されており、直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cに隣接して膨張する膨張部分16・17・18の周壁14である車内側・車外側壁部14a・14bが、強く引っ張られても、その引張力T(図9参照)の引っ張り方向が、直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cの全域において、バイアス方向と相違して、糸V・Hに略沿う方向若しくは糸H・Vと略直交方向となることから、一層、目ずれを防止することができて、端末部24・29と膨張部分16・17・18との境界部位からの膨張用ガスGの漏れを防ぐことができる。
【0049】
なお、実施形態では、各線状結合部22の全ての端末部24・29における外周縁25・30を、所定の直線部26・31で構成した場合を示したが、各線状結合部22において、少なくとも一つの端末部の外周縁を、所定の直線部で囲むように構成しても良い。
【0050】
ちなみに、実施形態のエアバッグ10と、図12に示す実施形態の変形例のエアバッグ60と、図13・14に示す比較例のエアバッグ70と、のインフレーション開始から三秒後の内圧値を測定した。比較例のエアバッグ70は、各線状結合部22の端末部24・29における外周縁25・30が、曲率半径R5を12.5mmとした円弧状としている。変形例のエアバッグ60は、各線状結合部22の上端側の端末部29の外周縁30が、比較例と同様に、曲率半径R5を12.5mmとした円弧状とし、下端側の端末部24を、実施形態と同様に構成している。また、エアバッグ10・60・70では、膨張部15の周壁14の車内側壁部14aと車外側壁部14bとが、それぞれ、1インチ平方当たりの糸の打ち込み本数を、経糸56本、緯糸51本(取付部11・周縁結合部21・線状結合部22は、車内側壁部14aの二倍の打ち込み本数となる)として、平織りにより織成し、車内側壁部14aと車外側壁部14bとに、片面当り、120 g/m2のシリコーン等のコーティング剤を塗布して、端末部24・29の構成を除いて、三者同様に構成している。
【0051】
そして、測定結果は、比較例のエアバッグ70が7kPa、実施形態の変形例のエアバッグ60が30kPa、実施形態のエアバッグ10が70kPaとしており、本発明のエアバッグ10・60が膨張用ガスの漏れを抑えていることが解る。比較例のエアバッグ70は、図14に示すように、各膨張部分16・17・18が、端末部24・25に対して、点16a・17a・18aの一点で点当りするように、配置されることとなって、部分的に端末部24・29に接触するように、配置されることから、応力集中が生じ易く、エアバッグ本体13を織成した糸V・Hの網目を広げて目ずれを生じさせていると推定される。
【0052】
なお、変形例と実施形態との外周縁を直線部26・31で構成した端末部24・29に関して、直線部26a・26b・26c・31a・31b・31c相互を連結している曲線部27・32の曲率半径R4を、実施形態のように、8mmでなく、5mmとしても、同様の測定結果となった。ちなみに、この曲率半径R4は、3〜10mmの範囲が望ましい。3mm未満では、エアバッグ10の膨張時に、曲線部27・34若しくはその近傍からガス漏れを生じさせる虞れが生じ、10mmを超えれば、端末部24・29の幅寸法B1が大きくなり過ぎて、膨張部15の容積を狭めてしまい、好ましくないからである。
【0053】
また、端末部24・29の外周縁25・30を構成する直線部26a・26b・26c・31a・31b・31cの長さ寸法L1・L2・L3は、応力集中が生じないように、本体部23からなだらかに幅広となるように連結され、かつ、直線部26a・26b・26c・31a・31b・31c相互も円弧状の曲線部で連結されること等を条件として、3mm程度以上確保できれば、膨張用ガスの漏れを抑えることができる。
【0054】
さらに、端末部24・29の幅寸法B1は、20mm以上あればよい。
【0055】
さらにまた、端末部24・29の外周縁25・30を構成する直線部の数は、少なくとも三つ配設されれば、本体部23側を除く端末部24・29の外周縁25・30の略全域を、直線部で形成可能となることから、3mm以上の長さ寸法を確保して、四本以上で構成しても良い。また、図15に示すように、三本の直線部56a・56b・56cを備えた外周縁から構成される二等辺三角形状の端末部54としても良い。
【0056】
なお、実施形態のエアバッグ10では、袋織りによって製造したものを示したが、縫製、接着剤を使用する接着、高周波ウェルダ等を使用する溶着等を利用して、エアバッグを製造しても良く、その場合に設ける線状結合部に本発明を応用しても良い。
【0057】
また、実施形態では、頭部保護エアバッグ装置Mに使用されるエアバッグ10について説明したが、本発明は、例えば、膨張した際の膨張部の厚さを全域にわたって略均等にしたり、膨張部位を区画したりするため等に、線状結合部が配設されるエアバッグであれば、本発明を適用することができ、頭部保護エアバッグ装置の他、シートに搭載される側突用エアバッグ装置のエアバッグ等に、本発明を応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のエアバッグが使用される頭部保護エアバッグ装置の使用態様を示す概略図である。
【図2】図1のII−II部位の概略縦断面図である。
【図3】同実施形態のエアバッグが単体で膨張した状態を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV部位の断面図である。
【図5】同実施形態のエアバッグにおける前席用膨張部の拡大正面図である。
【図6】同実施形態のエアバッグにおける線状結合部の端末部を示す拡大図である。
【図7】同実施形態のエアバッグにおける他の線状結合部の端末部を示す拡大図である。
【図8】同実施形態のエアバッグにおけるさらに他の線状結合部の端末部を示す拡大図である。
【図9】図6に対応する部位の膨張部分を明確にした図である。
【図10】図7に対応する部位の膨張部分を明確にした図である。
【図11】図8に対応する部位の膨張部分を明確にした図である。
【図12】同実施形態の変形例のエアバッグにおける前席用膨張部の拡大正面図である。
【図13】比較例のエアバッグにおける前席用膨張部の拡大正面図である。
【図14】比較例の端末部付近の膨張部分を明確にした図である。
【図15】実施形態の端末部の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10…エアバッグ、
14…周壁、
15…膨張部、
16・17・18…膨張部分、
22…線状結合部、
23…本体部、
24・29・54…端末部、
25・30・55…外周縁、
26a・26b・26c・31a・31b・31c・56a・56b・56c…直線部。
Claims (1)
- 膨張用ガスを流入させて膨らむ膨張部の領域内に、前記膨張部を構成する周壁の対向する部位相互を線状に結合させてなる線状結合部が、配設されて、経糸と緯糸とを使用して織成されるエアバッグであって、
前記線状結合部が、本体部と、該本体部の端末に配置されて、前記本体部より幅広に膨出するように形成される端末部と、を備えて構成され、
前記端末部が直線状の外周縁で囲まれるように、前記端末部の前記本体部側を除いた外周縁が、前記本体部から前記端末部側方向に向かった先端側に配置される直線状の先端側直線部と、該先端側直線部と直交方向に配置されて相互に平行となる二つの隣接直線部と、からなる三つの直線状の直線部を備えて、構成されるとともに、
前記先端側直線部が、前記エアバッグを織成する際に使用する前記経糸若しくは前記緯糸の一方と平行に配置され、二つの前記隣接直線部が、前記エアバッグを織成する際に使用する前記経糸若しくは前記緯糸の他方と平行に配置されていることを特徴とするエアバッグ。
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