JP3759557B2 - 空気調和装置の遠隔監視システム - Google Patents
空気調和装置の遠隔監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3759557B2 JP3759557B2 JP16602298A JP16602298A JP3759557B2 JP 3759557 B2 JP3759557 B2 JP 3759557B2 JP 16602298 A JP16602298 A JP 16602298A JP 16602298 A JP16602298 A JP 16602298A JP 3759557 B2 JP3759557 B2 JP 3759557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- host computer
- monitoring device
- abnormality
- heat pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収式冷温水機、ガスエンジンにて圧縮機を駆動させるガスヒートポンプ式空気調和装置、電動モータにて圧縮機を駆動させるパッケージ式空気調和装置等の空気調和装置を遠隔監視する空気調和装置の遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
吸収式冷温水機、ガスヒートポンプ式空気調和装置、パッケージ式空気調和装置等の空気調和装置には、例えば同一ビルディング内に異なった種類の空気調和装置が混在し、それぞれが遠隔監視センターにより遠隔監視されるものがある。
【0003】
このような空気調和装置の遠隔監視システム10が図3に示されている。つまり、複数の吸収式冷温水機11が、この吸収式冷温水機11に対応した専用の第1監視装置13に接続されて監視され、また、ガスヒートポンプ式空気調和装置12が、このガスヒートポンプ式空気調和装置12に対応した専用の第2監視装置14に接続されて監視され、これらの第1監視装置13と第2監視装置14が、それぞれ個別の遠隔監視装置としての第1ホストコンピュータ15と第2ホストコンピュータ16とに接続されて遠隔監視されている。これらの第1ホストコンピュータ15及び第2ホストコンピュータ16は、同一または異なった遠隔監視センター17に設置されたものである。
【0004】
第1監視装置13は、複数の吸収式冷温水機11についての異常検知または予知を認識すると、発呼先である第1ホストコンピュータ15へ呼出信号を送信して、第1ホストコンピュータ15との通信を開始させる。また、第2監視装置14は、同様に、複数のガスヒートポンプ式空気調和装置12について異常を検知または予知すると、発呼先である第2ホストコンピュータ16へ呼出信号を送信して、第2ホストコンピュータ16との通信を開始させる。上述の第1監視装置13と第2監視装置14の発呼は、それぞれの内部に予め設定された発呼先電話番号によってなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の空気調和装置の遠隔監視システム10では、空気調和装置の種類に対応して複数の監視装置(第1監視装置13及び第2監視装置14)が設置されるので、これら複数の第1監視装置13及び第2監視装置14のために設置スペースを確保し、電話回線を接続し、設定作業を実施しなければならず、コストが上昇してしまう。
【0006】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、監視装置の増加に伴うコストを低減できると共に、異なった種類の空気調和装置に関する情報を、それぞれの種類に対応する遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる空気調和装置の遠隔監視システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、異なった種類の複数の空気調和装置についての異常検知又は予知を監視する一台の監視装置と、上記空気調和装置の種類に対応して複数台設置され、それぞれが電話回線により上記監視装置に接続されて、対応する異なった種類の上記空気調和装置を遠隔監視する遠隔監視装置とを有し、上記監視装置は、異常が検知又は予知された上記空気調和装置の種類に対応して、上記電話回線を介し、発呼先である複数の上記遠隔監視装置への接続を切り換える切換手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0009】
異なった種類の複数の空気調和装置を一台の監視装置にて監視することから、監視装置の増加に伴うコストの上昇を防止できる。
【0010】
また、監視装置は、異常が検知又は予知された空気調和装置の種類に対応して、電話回線を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置への接続を切り換える切換手段を備えたことから、異常が検知又は予知された空気調和装置に関する情報を、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる。
【0011】
異常が検知又は予知された空気調和装置に関する情報が、監視装置の切換手段により、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に読み取られることから、空気調和装置に関する情報の分類作業の容易化と、各遠隔監視装置の情報処理の負荷を軽減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムにおける一実施の形態を示す系統図である。
【0014】
図1に示す遠隔監視システム20は、種類の異なった複数台の空気調和装置、例えば本実施の形態では吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22を、1台の監視装置23を用いて監視し、遠隔監視センター24に設置された遠隔監視装置としての第1ホストコンピュータ25と第2ホストコンピュータ26とによりそれぞれ遠隔監視するものである。ここで、監視装置23は吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22側に配置され、遠隔監視センター24は吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22に対し遠隔位置に配置される。
【0015】
複数台の吸収式冷温水機21は、通信回線27を用いて監視装置23の機器用接続口29に接続される。また、複数台のガスヒートポンプ式空気調和装置22は、通信回線28を用いて監視装置23の機器用接続口30に接続される。
【0016】
監視装置23は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25及び第2ホストコンピュータ26との通信手段である電話回線31を直接、またはモデム(不図示)を介して接続するための電話回線用接続口32と、上述の機器用接続口29及び機器用接続口30とを備え、運転状態監視機能、異常検知予知認識機能、記憶機能、呼出機能、送信機能及び読込完了判定機能を有する。
【0017】
運転状態監視機能は、監視装置23の機器用接続口29に通信回線27を介して接続された複数台の吸収式冷温水機21の運転状態と、機器用接続口30に通信回線28を介して接続された複数台のガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態とをそれぞれ監視するものである。
【0018】
異常検知予知認識機能は、吸収式冷温水機21のごとく、自らの運転状態から異常を検知または予知する機能を有する場合には、その異常の検知または予知を発見して認識し、また、ガスヒートポンプ式空気調和装置22やパッケージ式空気調和装置の如く、自らの異常を予知しない場合には、運転状態から異常を予知して認識するものである。
【0019】
記憶機能は、運転状態監視機能により監視された吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態に関する運転情報と、異常検知予知認識機能により認識された吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22についての異常検知または予知状態に関する異常情報とを内蔵のメモリに、更新しながら取り込んで記憶するものである。また、上記内蔵メモリには、ガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第1ホストコンピュータ25の電話番号と、ガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第2ホストコンピュータ26の電話番号とが予め設定されて記憶されている。
【0020】
上記呼出機能は、異常検知予知認識機能により、吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22について異常を検知または予知したとき、吸収式冷温水機21とガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを判定し、後述の発呼先切換装置35を用い、内蔵メモリに記憶された電話番号を使用して、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ呼出信号を送信する(発呼する)ものである。
【0021】
上記送信機能は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26からの要求に応じて、監視装置23内に記憶された吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22についての運転情報及び異常情報を遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ送信するものである。
【0022】
上記読込完了判定機能は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26が、異常が検知された全ての吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する異常情報及び運転情報を、監視装置23の内蔵メモリから読み込んだか否かを判定するものである。
【0023】
一方、前記遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26は、空気調和装置の種類に応じて複数台設置されたものであり、それぞれ受信装置33、34を介して電話回線31に接続される。第1ホストコンピュータ25が吸収式冷温水機21を、第2ホストコンピュータ26がガスヒートポンプ式空気調和装置22をそれぞれ遠隔監視する。
【0024】
つまり、第1ホストコンピュータ25は、電話回線31を経て監視装置23からの呼出信号を受信してからこの監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された吸収式冷温水機21に関する異常情報を読み込んで、吸収式冷温水機21のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを監視し、さらに同じく内蔵メモリに記憶された運転情報から、異常が検知または予知された吸収式冷温水機21の運転情報を読み込んで、監視装置23との通信を終了する。また、第2ホストコンピュータ26は、電話回線31を経て監視装置23からの呼出信号を受信してからこの監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶されたガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する異常情報を読み込んで、ガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを認識し、さらに同じく内蔵メモリに記憶された運転情報から、異常が検知または予知されたガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態を読み込んで、監視装置23との通信を終了する。
【0025】
ところで、監視装置23は、呼出信号を遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ送信した時点で、上述の運転状態監視機能、異常検知予知認識機能及び記憶機能を停止し、異常検知または予知時点以降の運転情報及び異常情報の取り込みを停止する。監視装置23は、第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26との通信が終了し、電話回線31の回線が切断された時点で、上述の運転状態監視機能、異常検知予知認識機能及び記憶機能を再び動作させる。
【0026】
また、監視装置23は発呼先切換装置35を備える。この発呼先切換装置35は、異常が検知または予知された空気調和装置の種類(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)に対応して、電話回線31を介し、発呼先である複数台の遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)への接続を切り換えるものである。
【0027】
つまり、発呼先切換装置35は、吸収式冷温水機21に異常が検知または予知された場合には、この吸収式冷温水機21を遠隔監視する第1ホストコンピュータ25を発呼すべく、発呼先電話番号を第1ホストコンピュータ25の電話番号に切り換える。また、発呼先切換装置35は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知または予知された場合には、このガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第2ホストコンピュータ26を発呼すべく、発呼先電話番号を第2ホストコンピュータ26の電話番号に切り換える。そして、監視装置23の呼出機能により、発呼先切換装置35にて切り換えられた発呼先電話番号に呼出信号が送信される。
【0028】
次に、監視装置23の動作を図2を用いて説明する。
【0029】
監視装置23は、吸収式冷温水機21と定期的に通信してこの吸収式冷温水機21を監視し、吸収式冷温水機21に関する運転情報や異常情報を内蔵メモリに、順次更新しながら取り込んで記憶する(S1)。そして、監視装置23は、この吸収式冷温水機21との通信において、異常の検知または予知を判定する(S2)。
【0030】
吸収式冷温水機21に異常が検知または予知されない場合には、監視装置23は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22と定期的に通信してこのガスヒートポンプ式空気調和装置22を監視し、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する運転情報や異常情報を内蔵メモリに、順次更新しながら取り込んで記憶し(S3)、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知または予知されたか否かを判定する(S4)。
【0031】
ステップS2において吸収式冷温水機21に異常が検知されると、監視装置23は、発呼先切換装置35を作動させて発呼先電話番号を第1ホストコンピュータ25の電話番号に切り換え、第1ホストコンピュータ25へ呼出信号を送信する(S5)。この時点で、監視装置23は、吸収式冷温水機21との定期的通信を停止して、吸収式冷温水機21の運転情報及び異常情報を内蔵メモリに記憶することを停止する。
【0032】
遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25は、監視装置23からの呼出信号により監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された異常情報から、異常が検知または予知された吸収式冷温水機21を特定し、その特定された吸収式冷温水機21の運転情報を読み込む。この時、監視装置23は、第1ホストコンピュータ25からの要求に応じて必要な情報を送信し(S6)、第1ホストコンピュータ25との通信が終了したか否かを判定する(S7)。
【0033】
ステップS4において、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知されると、監視装置23は、発呼先切換装置35を作動させて発呼先電話番号を第2ホストコンピュータ26の電話番号に切り換え、第2ホストコンピュータ26へ呼出信号を送信する(S8)。この時点で、監視装置23は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22との定期的通信を停止して、ガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転情報及び異常情報を内蔵メモリに記憶することを停止する。
【0034】
遠隔監視センター24の第2ホストコンピュータ26は、監視装置23からの呼出信号により監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された異常情報から、異常が検知または予知されたガスヒートポンプ式空気調和装置22を特定し、その特定されたガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転情報を読み込む。この時、監視装置23は、第2ホストコンピュータ26からの要求に応じて必要な情報を送信し(S9)、第2ホストコンピュータ26との通信が終了したか否かを判定する(S10)。
【0035】
監視装置23は、ステップS7またはステップS10において、第1ホストコンピュータ25または第2ホストコンピュータ26との通信が終了していれば、第2ホストコンピュータ26または通信回線27との回線を切断し(S11)、吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22との定期的通信を再開させる。
【0036】
従って、上記実施の形態によれば次の効果▲1▼〜▲3▼を奏する。
【0037】
▲1▼異なった種類の複数の吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22を1台の監視装置23にて監視することから、監視装置23の増加に伴うコストの上昇を防止できる。
【0038】
▲2▼監視装置23、異常が検知または予知された空気調和装置(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)の種類に対応して、電話回線31を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)への接続を切り換える発呼先切換装置35を備えたことから、異常が検知または予知された空気調和装置に関する情報を、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に、例えば吸収式冷温水機21に関する情報を第1ホストコンピュータ25に、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する情報を第2ホストコンピュータ26に、それぞれ確実に読み取らせることができる。
【0039】
▲3▼異常が検知または予知された空気調和装置(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)に関する情報が、監視装置23の発呼先切換装置35により、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)に読み取られることから、空気調和装置に関する情報が吸収式冷温水機21またはガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれからの情報であるかの分類作業、つまり空気調和装置に関する情報の分類作業を容易化できる。しかも、第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26がそれぞれ吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する情報のみを処理すれば良いので、各遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)の情報処理の負担を軽減できる。
【0040】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】
例えば、上記実施の形態では、空気調和装置が吸収式冷温水機21とガスヒートポンプ式空気調和装置22の場合を述べたが、パッケージ式空気調和装置を含めた場合も同様に本発明を適用できる。
【0042】
また、一の遠隔監視センター24に第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26が配置されたものを述べたが、例えば、第1ホストコンピュータ25及び受信装置33が吸収式冷温水機製造会社のサービス会社に設置された遠隔監視センターを、第2ホストコンピュータ26及び受信装置34がガス会社に設置された遠隔監視センターを、それぞれ構成するものでもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムによれば、1台の監視装置で、異なった種類の複数の空気調和装置についての異常検知または予知を監視し、しかも、この監視装置は、異常が検知または予知された空気調和装置の種類に対応して、電話回線を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置への接続を切り換える切り換え手段を備えたことから、監視装置の増加に伴うコストを低減できると共に、異なった種類の空気調和装置に関する情報を、それぞれの種類に対応する遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムにおける一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】従来の空気調和装置の遠隔監視システムを示す系統図である。
【符号の説明】
20 遠隔監視システム
21 吸収式冷温水機(空気調和装置)
22 ガスヒートポンプ式空気調和装置(空気調和装置)
23 監視装置
25 第1ホストコンピュータ(遠隔監視装置)
26 第2ホストコンピュータ(遠隔監視装置)
31 電話回線
35 発呼先切換装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収式冷温水機、ガスエンジンにて圧縮機を駆動させるガスヒートポンプ式空気調和装置、電動モータにて圧縮機を駆動させるパッケージ式空気調和装置等の空気調和装置を遠隔監視する空気調和装置の遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
吸収式冷温水機、ガスヒートポンプ式空気調和装置、パッケージ式空気調和装置等の空気調和装置には、例えば同一ビルディング内に異なった種類の空気調和装置が混在し、それぞれが遠隔監視センターにより遠隔監視されるものがある。
【0003】
このような空気調和装置の遠隔監視システム10が図3に示されている。つまり、複数の吸収式冷温水機11が、この吸収式冷温水機11に対応した専用の第1監視装置13に接続されて監視され、また、ガスヒートポンプ式空気調和装置12が、このガスヒートポンプ式空気調和装置12に対応した専用の第2監視装置14に接続されて監視され、これらの第1監視装置13と第2監視装置14が、それぞれ個別の遠隔監視装置としての第1ホストコンピュータ15と第2ホストコンピュータ16とに接続されて遠隔監視されている。これらの第1ホストコンピュータ15及び第2ホストコンピュータ16は、同一または異なった遠隔監視センター17に設置されたものである。
【0004】
第1監視装置13は、複数の吸収式冷温水機11についての異常検知または予知を認識すると、発呼先である第1ホストコンピュータ15へ呼出信号を送信して、第1ホストコンピュータ15との通信を開始させる。また、第2監視装置14は、同様に、複数のガスヒートポンプ式空気調和装置12について異常を検知または予知すると、発呼先である第2ホストコンピュータ16へ呼出信号を送信して、第2ホストコンピュータ16との通信を開始させる。上述の第1監視装置13と第2監視装置14の発呼は、それぞれの内部に予め設定された発呼先電話番号によってなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の空気調和装置の遠隔監視システム10では、空気調和装置の種類に対応して複数の監視装置(第1監視装置13及び第2監視装置14)が設置されるので、これら複数の第1監視装置13及び第2監視装置14のために設置スペースを確保し、電話回線を接続し、設定作業を実施しなければならず、コストが上昇してしまう。
【0006】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、監視装置の増加に伴うコストを低減できると共に、異なった種類の空気調和装置に関する情報を、それぞれの種類に対応する遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる空気調和装置の遠隔監視システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、異なった種類の複数の空気調和装置についての異常検知又は予知を監視する一台の監視装置と、上記空気調和装置の種類に対応して複数台設置され、それぞれが電話回線により上記監視装置に接続されて、対応する異なった種類の上記空気調和装置を遠隔監視する遠隔監視装置とを有し、上記監視装置は、異常が検知又は予知された上記空気調和装置の種類に対応して、上記電話回線を介し、発呼先である複数の上記遠隔監視装置への接続を切り換える切換手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0009】
異なった種類の複数の空気調和装置を一台の監視装置にて監視することから、監視装置の増加に伴うコストの上昇を防止できる。
【0010】
また、監視装置は、異常が検知又は予知された空気調和装置の種類に対応して、電話回線を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置への接続を切り換える切換手段を備えたことから、異常が検知又は予知された空気調和装置に関する情報を、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる。
【0011】
異常が検知又は予知された空気調和装置に関する情報が、監視装置の切換手段により、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に読み取られることから、空気調和装置に関する情報の分類作業の容易化と、各遠隔監視装置の情報処理の負荷を軽減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムにおける一実施の形態を示す系統図である。
【0014】
図1に示す遠隔監視システム20は、種類の異なった複数台の空気調和装置、例えば本実施の形態では吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22を、1台の監視装置23を用いて監視し、遠隔監視センター24に設置された遠隔監視装置としての第1ホストコンピュータ25と第2ホストコンピュータ26とによりそれぞれ遠隔監視するものである。ここで、監視装置23は吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22側に配置され、遠隔監視センター24は吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22に対し遠隔位置に配置される。
【0015】
複数台の吸収式冷温水機21は、通信回線27を用いて監視装置23の機器用接続口29に接続される。また、複数台のガスヒートポンプ式空気調和装置22は、通信回線28を用いて監視装置23の機器用接続口30に接続される。
【0016】
監視装置23は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25及び第2ホストコンピュータ26との通信手段である電話回線31を直接、またはモデム(不図示)を介して接続するための電話回線用接続口32と、上述の機器用接続口29及び機器用接続口30とを備え、運転状態監視機能、異常検知予知認識機能、記憶機能、呼出機能、送信機能及び読込完了判定機能を有する。
【0017】
運転状態監視機能は、監視装置23の機器用接続口29に通信回線27を介して接続された複数台の吸収式冷温水機21の運転状態と、機器用接続口30に通信回線28を介して接続された複数台のガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態とをそれぞれ監視するものである。
【0018】
異常検知予知認識機能は、吸収式冷温水機21のごとく、自らの運転状態から異常を検知または予知する機能を有する場合には、その異常の検知または予知を発見して認識し、また、ガスヒートポンプ式空気調和装置22やパッケージ式空気調和装置の如く、自らの異常を予知しない場合には、運転状態から異常を予知して認識するものである。
【0019】
記憶機能は、運転状態監視機能により監視された吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態に関する運転情報と、異常検知予知認識機能により認識された吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22についての異常検知または予知状態に関する異常情報とを内蔵のメモリに、更新しながら取り込んで記憶するものである。また、上記内蔵メモリには、ガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第1ホストコンピュータ25の電話番号と、ガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第2ホストコンピュータ26の電話番号とが予め設定されて記憶されている。
【0020】
上記呼出機能は、異常検知予知認識機能により、吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22について異常を検知または予知したとき、吸収式冷温水機21とガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを判定し、後述の発呼先切換装置35を用い、内蔵メモリに記憶された電話番号を使用して、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ呼出信号を送信する(発呼する)ものである。
【0021】
上記送信機能は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26からの要求に応じて、監視装置23内に記憶された吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22についての運転情報及び異常情報を遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ送信するものである。
【0022】
上記読込完了判定機能は、遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26が、異常が検知された全ての吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する異常情報及び運転情報を、監視装置23の内蔵メモリから読み込んだか否かを判定するものである。
【0023】
一方、前記遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26は、空気調和装置の種類に応じて複数台設置されたものであり、それぞれ受信装置33、34を介して電話回線31に接続される。第1ホストコンピュータ25が吸収式冷温水機21を、第2ホストコンピュータ26がガスヒートポンプ式空気調和装置22をそれぞれ遠隔監視する。
【0024】
つまり、第1ホストコンピュータ25は、電話回線31を経て監視装置23からの呼出信号を受信してからこの監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された吸収式冷温水機21に関する異常情報を読み込んで、吸収式冷温水機21のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを監視し、さらに同じく内蔵メモリに記憶された運転情報から、異常が検知または予知された吸収式冷温水機21の運転情報を読み込んで、監視装置23との通信を終了する。また、第2ホストコンピュータ26は、電話回線31を経て監視装置23からの呼出信号を受信してからこの監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶されたガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する異常情報を読み込んで、ガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれにおいて異常が検知または予知されたかを認識し、さらに同じく内蔵メモリに記憶された運転情報から、異常が検知または予知されたガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転状態を読み込んで、監視装置23との通信を終了する。
【0025】
ところで、監視装置23は、呼出信号を遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26へ送信した時点で、上述の運転状態監視機能、異常検知予知認識機能及び記憶機能を停止し、異常検知または予知時点以降の運転情報及び異常情報の取り込みを停止する。監視装置23は、第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26との通信が終了し、電話回線31の回線が切断された時点で、上述の運転状態監視機能、異常検知予知認識機能及び記憶機能を再び動作させる。
【0026】
また、監視装置23は発呼先切換装置35を備える。この発呼先切換装置35は、異常が検知または予知された空気調和装置の種類(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)に対応して、電話回線31を介し、発呼先である複数台の遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)への接続を切り換えるものである。
【0027】
つまり、発呼先切換装置35は、吸収式冷温水機21に異常が検知または予知された場合には、この吸収式冷温水機21を遠隔監視する第1ホストコンピュータ25を発呼すべく、発呼先電話番号を第1ホストコンピュータ25の電話番号に切り換える。また、発呼先切換装置35は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知または予知された場合には、このガスヒートポンプ式空気調和装置22を遠隔監視する第2ホストコンピュータ26を発呼すべく、発呼先電話番号を第2ホストコンピュータ26の電話番号に切り換える。そして、監視装置23の呼出機能により、発呼先切換装置35にて切り換えられた発呼先電話番号に呼出信号が送信される。
【0028】
次に、監視装置23の動作を図2を用いて説明する。
【0029】
監視装置23は、吸収式冷温水機21と定期的に通信してこの吸収式冷温水機21を監視し、吸収式冷温水機21に関する運転情報や異常情報を内蔵メモリに、順次更新しながら取り込んで記憶する(S1)。そして、監視装置23は、この吸収式冷温水機21との通信において、異常の検知または予知を判定する(S2)。
【0030】
吸収式冷温水機21に異常が検知または予知されない場合には、監視装置23は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22と定期的に通信してこのガスヒートポンプ式空気調和装置22を監視し、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する運転情報や異常情報を内蔵メモリに、順次更新しながら取り込んで記憶し(S3)、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知または予知されたか否かを判定する(S4)。
【0031】
ステップS2において吸収式冷温水機21に異常が検知されると、監視装置23は、発呼先切換装置35を作動させて発呼先電話番号を第1ホストコンピュータ25の電話番号に切り換え、第1ホストコンピュータ25へ呼出信号を送信する(S5)。この時点で、監視装置23は、吸収式冷温水機21との定期的通信を停止して、吸収式冷温水機21の運転情報及び異常情報を内蔵メモリに記憶することを停止する。
【0032】
遠隔監視センター24の第1ホストコンピュータ25は、監視装置23からの呼出信号により監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された異常情報から、異常が検知または予知された吸収式冷温水機21を特定し、その特定された吸収式冷温水機21の運転情報を読み込む。この時、監視装置23は、第1ホストコンピュータ25からの要求に応じて必要な情報を送信し(S6)、第1ホストコンピュータ25との通信が終了したか否かを判定する(S7)。
【0033】
ステップS4において、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に異常が検知されると、監視装置23は、発呼先切換装置35を作動させて発呼先電話番号を第2ホストコンピュータ26の電話番号に切り換え、第2ホストコンピュータ26へ呼出信号を送信する(S8)。この時点で、監視装置23は、ガスヒートポンプ式空気調和装置22との定期的通信を停止して、ガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転情報及び異常情報を内蔵メモリに記憶することを停止する。
【0034】
遠隔監視センター24の第2ホストコンピュータ26は、監視装置23からの呼出信号により監視装置23との通信を開始し、監視装置23の内蔵メモリに記憶された異常情報から、異常が検知または予知されたガスヒートポンプ式空気調和装置22を特定し、その特定されたガスヒートポンプ式空気調和装置22の運転情報を読み込む。この時、監視装置23は、第2ホストコンピュータ26からの要求に応じて必要な情報を送信し(S9)、第2ホストコンピュータ26との通信が終了したか否かを判定する(S10)。
【0035】
監視装置23は、ステップS7またはステップS10において、第1ホストコンピュータ25または第2ホストコンピュータ26との通信が終了していれば、第2ホストコンピュータ26または通信回線27との回線を切断し(S11)、吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22との定期的通信を再開させる。
【0036】
従って、上記実施の形態によれば次の効果▲1▼〜▲3▼を奏する。
【0037】
▲1▼異なった種類の複数の吸収式冷温水機21及びガスヒートポンプ式空気調和装置22を1台の監視装置23にて監視することから、監視装置23の増加に伴うコストの上昇を防止できる。
【0038】
▲2▼監視装置23、異常が検知または予知された空気調和装置(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)の種類に対応して、電話回線31を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)への接続を切り換える発呼先切換装置35を備えたことから、異常が検知または予知された空気調和装置に関する情報を、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置に、例えば吸収式冷温水機21に関する情報を第1ホストコンピュータ25に、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する情報を第2ホストコンピュータ26に、それぞれ確実に読み取らせることができる。
【0039】
▲3▼異常が検知または予知された空気調和装置(吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22)に関する情報が、監視装置23の発呼先切換装置35により、当該空気調和装置の種類に対応した遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)に読み取られることから、空気調和装置に関する情報が吸収式冷温水機21またはガスヒートポンプ式空気調和装置22のいずれからの情報であるかの分類作業、つまり空気調和装置に関する情報の分類作業を容易化できる。しかも、第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26がそれぞれ吸収式冷温水機21、ガスヒートポンプ式空気調和装置22に関する情報のみを処理すれば良いので、各遠隔監視装置(第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26)の情報処理の負担を軽減できる。
【0040】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】
例えば、上記実施の形態では、空気調和装置が吸収式冷温水機21とガスヒートポンプ式空気調和装置22の場合を述べたが、パッケージ式空気調和装置を含めた場合も同様に本発明を適用できる。
【0042】
また、一の遠隔監視センター24に第1ホストコンピュータ25、第2ホストコンピュータ26が配置されたものを述べたが、例えば、第1ホストコンピュータ25及び受信装置33が吸収式冷温水機製造会社のサービス会社に設置された遠隔監視センターを、第2ホストコンピュータ26及び受信装置34がガス会社に設置された遠隔監視センターを、それぞれ構成するものでもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムによれば、1台の監視装置で、異なった種類の複数の空気調和装置についての異常検知または予知を監視し、しかも、この監視装置は、異常が検知または予知された空気調和装置の種類に対応して、電話回線を介し、発呼先である複数の遠隔監視装置への接続を切り換える切り換え手段を備えたことから、監視装置の増加に伴うコストを低減できると共に、異なった種類の空気調和装置に関する情報を、それぞれの種類に対応する遠隔監視装置に確実に読み取らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の遠隔監視システムにおける一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】従来の空気調和装置の遠隔監視システムを示す系統図である。
【符号の説明】
20 遠隔監視システム
21 吸収式冷温水機(空気調和装置)
22 ガスヒートポンプ式空気調和装置(空気調和装置)
23 監視装置
25 第1ホストコンピュータ(遠隔監視装置)
26 第2ホストコンピュータ(遠隔監視装置)
31 電話回線
35 発呼先切換装置
Claims (1)
- 異なった種類の複数の空気調和装置についての異常検知又は予知を監視する一台の監視装置と、
上記空気調和装置の種類に対応して複数台設置され、それぞれが電話回線により上記監視装置に接続されて、対応する異なった種類の上記空気調和装置を遠隔監視する遠隔監視装置とを有し、
上記監視装置は、異常が検知又は予知された上記空気調和装置の種類に対応して、上記電話回線を介し、発呼先である複数の上記遠隔監視装置への接続を切り換える切換手段を備えたことを特徴とする空気調和装置の遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602298A JP3759557B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 空気調和装置の遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602298A JP3759557B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 空気調和装置の遠隔監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11344251A JPH11344251A (ja) | 1999-12-14 |
JP3759557B2 true JP3759557B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=15823484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16602298A Expired - Fee Related JP3759557B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 空気調和装置の遠隔監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3759557B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403022B1 (ko) * | 2000-12-05 | 2003-10-23 | 삼성전자주식회사 | 양방향 송수신장치를 구비한 원격제어시스템 |
WO2006110944A1 (en) * | 2005-04-18 | 2006-10-26 | Inform Energy Pty Ltd | Air conditioning and heat recovery |
US10401039B2 (en) * | 2017-02-28 | 2019-09-03 | Ademco Inc. | Evaluation of heating liquid pressure drops in a hydronic heating system |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16602298A patent/JP3759557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11344251A (ja) | 1999-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101400399B1 (ko) | 설비기기 제어시스템 및 그 비상제어방법 | |
JP3759557B2 (ja) | 空気調和装置の遠隔監視システム | |
JP3789645B2 (ja) | 空気調和装置の遠隔監視システム | |
JP3789644B2 (ja) | 空気調和装置の遠隔監視システム | |
JP2009141724A (ja) | 遠隔監視システム、遠隔監視端末、及び、遠隔監視端末の制御方法 | |
JP3473336B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2001041534A (ja) | 空気調和システム | |
JP4179744B2 (ja) | 遠隔監視装置及び遠隔監視システム | |
JP2000304338A (ja) | ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置 | |
JPH09236305A (ja) | ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置 | |
JPH09236308A (ja) | ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の点検装置及び遠隔監視装置 | |
JP2000146268A (ja) | 機器の制御装置 | |
JPH1019342A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP3958836B2 (ja) | 複数エンジン起動制御方法 | |
JPH09236307A (ja) | ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置 | |
JPH10132362A (ja) | 空気調和機、及び空気調和機のサービスデータアクセス方式 | |
JP2002281570A (ja) | 遠隔監視システム | |
JP3113685B2 (ja) | データ収集装置 | |
JP2927312B2 (ja) | 温水暖房システムにおける自動試運転装置 | |
JPH09236306A (ja) | ガスエンジンヒートポンプ型空調装置の遠隔監視装置 | |
JP2001050654A (ja) | 機器の制御装置 | |
JP2002320284A (ja) | 遠隔監視装置及び遠隔監視システム | |
JPH09112997A (ja) | 空気調和機 | |
JP2000161753A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH03186171A (ja) | 冷凍機の遠隔監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051229 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |