JP2000146268A - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

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JP2000146268A
JP2000146268A JP10315572A JP31557298A JP2000146268A JP 2000146268 A JP2000146268 A JP 2000146268A JP 10315572 A JP10315572 A JP 10315572A JP 31557298 A JP31557298 A JP 31557298A JP 2000146268 A JP2000146268 A JP 2000146268A
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JP
Japan
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signal line
main control
data
switching
unit
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JP10315572A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ishii
裕 石井
Tsutomu Ishikura
勉 石倉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御上の共通化を図り、機器が複数台設置さ
れる場合にも集中管理を円滑に行える制御装置を提供す
る。 【解決手段】 機器に配線された信号線22と、機器に
設けられたコントロールボックス9と、信号線22に接
続される温度センサーと、コントロールボックス9に通
信線42を介して接続されたパソコンPと、信号線22
をコントロールボックス9のバスI/Oインターフェー
ス34に接続するか、通信線42に接続するかを切り換
える切換器39とを備え、温度センサーは、温度検出素
子と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線
を介してコントロールボックス9若しくはパソコンPと
データの授受を行う送受信手段と、温度検出素子が検出
した温度データを取り込んで記憶手段に書き込み、送受
信手段により記憶手段内のデータをコントロールボック
ス9若しくはパソコンPに送信するセンサー側制御手段
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば業務用・家
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫、空気
調和機、自動販売機など機器の制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば業務用の冷蔵庫において
は、冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器
などを内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は別置き
とし、このコンプレッサから吐出された冷媒を凝縮器に
て凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に供給して
冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却された冷気を
冷却用ファンにて庫内に循環して所定の低温度に冷却し
ている。
【0003】また、コンプレッサや凝縮器周辺には凝縮
器用ファンが設置され、この凝縮器用ファンにて凝縮器
やコンプレッサを空冷する構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような冷蔵庫では
庫内温度の制御、或いは、コンプレッサや凝縮器の保護
などの各種用途に応じた温度センサーが取り付けられ、
それらの数は機種によって異なる。また、ファンの数や
結露防止用の防露ヒータなどの数も機種によって異なっ
て来るため、それらを制御するスイッチを含む電気系の
配線やこれらを制御する制御装置の構成も機種毎に異な
ってくる。そのため、特に他機種少量生産される業務用
の機器などにおいては、生産性が著しく低下しており、
改善が望まれていた。
【0005】また、これら冷蔵庫は従来では個々に温度
制御などが行われているに過ぎなかったため、複数台設
置される場合などには管理が極めて煩雑となる問題もあ
った。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、制御上の共通化を図り、
機器が複数台設置される場合にも集中管理を円滑に行え
る制御装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の制御装
置は、機器に配線された信号線と、機器に設けられた主
制御手段と、信号線に接続されるセンサーと、主制御手
段に通信線を介して接続された外部制御装置と、信号線
を主制御手段に接続するか、通信線に接続するかを切り
換える切換手段とを備え、センサーは、検出素子と、自
らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線を介して
主制御手段若しくは外部制御装置とデータの授受を行う
送受信手段と、検出素子が検出したデータを取り込んで
記憶手段に書き込み、送受信手段により記憶手段内のデ
ータを主制御手段若しくは外部制御装置に送信するセン
サー側制御手段とを有していることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の制御装置は、機器に配線
された信号線と、機器に設けられた主制御手段と、信号
線に接続され、機器の運転を制御するスイッチング素子
と、主制御手段に通信線を介して接続された外部制御装
置と、信号線を主制御手段に接続するか、通信線に接続
するかを切り換える切換手段とを備え、スイッチング素
子は、スイッチング手段と、自らのIDコードを保有し
た記憶手段と、信号線を介して主制御手段若しくは外部
制御装置とデータの授受を行う送受信手段と、この送受
信手段からのデータに基づきスイッチング手段を制御す
るスイッチング素子側制御手段とを有していることを特
徴とする。
【0009】請求項3の発明の制御装置は、機器に配線
された信号線と、機器に設けられた主制御手段と、信号
線に接続されるセンサーと、信号線に接続され、機器の
運転を制御するスイッチング素子と、主制御手段に通信
線を介して接続された外部制御装置と、信号線を主制御
手段に接続するか、通信線に接続するかを切り換える切
換手段とを備え、センサーは、検出素子と、自らのID
コードを保有した記憶手段と、信号線を介して主制御手
段若しくは外部制御装置とデータの授受を行う送受信手
段と、検出素子が検出したデータを取り込んで記憶手段
に書き込み、送受信手段により記憶手段内のデータを主
制御手段若しくは外部制御装置に送信するセンサー側制
御手段とを有し、スイッチング素子は、スイッチング手
段と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線
を介して主制御手段若しくは外部制御装置とデータの授
受を行う送受信手段と、この送受信手段からのデータに
基づきスイッチング手段を制御するスイッチング素子側
制御手段とを有しているものである。
【0010】請求項1及び請求項3の発明によれば、セ
ンサーのセンサー側制御手段は、検出素子が検出したデ
ータを記憶手段に書き込み、送受信手段により信号線を
介して主制御手段若しくは外部制御装置にデータを送信
するので、機器の主制御手段若しくは外部制御装置は支
障無くデータを取り込むことができる。
【0011】この場合、センサーは記憶手段に自らのI
Dコードを保有しているので、信号線にセンサーを接続
することにより主制御手段若しくは外部制御装置はセン
サーを識別できるようになり、センサーの配線は完了す
る。
【0012】また、請求項2及び請求項3の発明によれ
ば、スイッチング素子のスイッチング素子側制御手段
は、信号線を介して送受信手段により受信した主制御手
段若しくは外部制御装置からのデータに基づきスイッチ
ング手段を制御するので、機器の主制御手段若しくは外
部制御装置は支障無く機器の制御を実行することができ
る。
【0013】この場合も、スイッチング素子は記憶手段
に自らのIDコードを保有しているので、信号線にスイ
ッチング素子を接続することにより主制御手段若しくは
外部制御装置はスイッチング素子を識別できるようにな
り、スイッチング素子の配線は完了する。
【0014】これらにより、本発明によれば所謂プラグ
インによってセンサーやスイッチング素子を配線するこ
とが可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能
となる。また、センサーやスイッチング素子の数などに
係わらず主制御手段や外部制御装置には共通のソフトウ
エアを使用できるので、共通化によるコストの著しい削
減を図ることも可能となる。
【0015】更に、主制御手段に通信線を介して接続さ
れた外部制御装置と、信号線を主制御手段に接続する
か、通信線に接続するかを切り換える切換手段を設けた
ので、この切換手段により信号線を通信線に接続するこ
とにより、外部制御装置で機器を制御することが可能と
なる。これにより、複数台の機器を外部制御装置によっ
て集中制御することができるようになり、遠隔管理や故
障時のフェールセーフを円滑に行うことが可能となるも
のである。
【0016】請求項4の発明の制御装置は、上記各発明
においてセンサー及び又はスイッチング素子が、信号線
が高電位となっている間に充電を行い、低電位となって
いる間は放電して各手段の電源を賄う蓄電素子を備えて
いることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明によれば上記に加えて、セ
ンサー及び又はスイッチング素子は、信号線が高電位と
なっている間に充電を行い、低電位となっている間は放
電して各手段の電源を賄う蓄電素子を備えているので、
センサー及び又はスイッチング素子は、データの授受を
行うための信号線からの電力によって動作する。従っ
て、センサー及び又はスイッチング素子を電源線に接続
すること無く、信号線にセンサー及び又はスイッチング
素子を接続するだけで配線が完了することになり、プラ
グインによる配線の一層の簡素化を図ることができるよ
うになるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する機器の実施例
としての業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫
1の電気系の配線図を示している。図1において、冷蔵
庫1は前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成さ
れており、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されてい
る。この貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉
塞されている。また、貯蔵室3内には冷却装置の冷凍サ
イクルを構成する冷却器6とモータにて駆動される冷却
ファン7が設置されている。また、断熱箱体2の開口縁
には結露防止用の防露ヒータ8が配設されると共に、扉
4の前面には主制御手段としてのコントロールボックス
9の操作パネル11が取り付けられている。
【0019】一方、断熱箱体2の下側には機械室12が
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。
【0020】前記コンプレッサ13が運転されると、コ
ンプレッサ13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器
14にて放熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧
された後、冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷
媒が蒸発することにより冷却作用を発揮し、その後低温
のガス冷媒はコンプレッサ13に再び帰還する。冷却フ
ァン7が運転されると、冷却器6で冷却された冷気は貯
蔵室3内に循環され、これによって、貯蔵室3内は冷却
される。また、凝縮器用ファン16が運転されると、外
気を凝縮器14、コンプレッサ13に通風するので、こ
れらは空冷される。更に、防露ヒータ8に通電されると
断熱箱体2の開口縁が加熱され、結露が防止されるもの
である。
【0021】次に、図2において21は冷蔵庫1の本体
5内に配線されたAC電源線であり、22はデータの授受
を行うための信号線である。AC電源線21と信号線22
には前記コントロールボックス9が接続されると共に、
コンプレッサ13の駆動基板23、前記各ファン7、1
6の電源基板24及び前記防露ヒータ8の電源基板26
はAC電源線21に接続される。
【0022】また、信号線22にはセンサーとしてのチ
ップ状の温度センサー27と、前記駆動基板23、電源
基板24、26にそれぞれ取り付けられたチップ状のス
イッチング素子28・・がそれぞれコネクタを介して接
続される。尚、電源基板24にはスイッチング素子28
を一つ示しているが、実際には各ファン7、16に対し
てそれぞれ設けられる。
【0023】尚、実施例ではこれら駆動基板23、電源
基板24、26がコンプレッサ13、各ファン7、16
及び防露ヒータ8と別体で構成されたものを示している
が、これら駆動基板23、電源基板24、26を、それ
ぞれのスイッチング素子28と共に、コンプレッサ1
3、各ファン7、16及び防露ヒータ8にそれぞれ内蔵
させた構成としても良い。
【0024】係る構成によれば、コンプレッサ13やフ
ァン7、16或いは、防露ヒータ8に内蔵された各スイ
ッチング素子28と信号線22のコネクタに接続するだ
けで配線が完了するかたちとなるため、組立・配線作業
性が一段と向上する。
【0025】前記コントロールボックス9の構成を図3
に示す。コントロールボックス9にはコントローラ(基
板)36が設けられている。このコントローラ36は、
CPU(マイクロコンピュータ)31、記憶手段として
のメモリ32、I/Oインターフェース33及び送受信
手段としてのバスI/Oインターフェース34などから
構成されている。また、コントロールボックス9にはL
EDなどから構成された表示器37と、入力手段として
のスイッチ38と、切換器39など設けられており、前
記表示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース
33に接続されて前記操作パネル11に配設されてい
る。
【0026】また、前記バスI/Oインターフェース3
4は前記切換器39を介して信号線22に接続され、信
号線22を介して前記温度センサー27やスイッチング
素子28・・・とデータの授受を行う。切換器39は電
話回線などの通信線42を介して外部のパソコンP(外
部制御装置)などに接続されており、コントローラ36
若しくはパソコンPからの指示により、信号線22に接
続される信号系をバスI/Oインターフェース34か通
信線42に切り換え、また、バスI/Oインターフェー
ス34と通信線42との接続を制御するものである。
【0027】尚、コントローラ36には前記温度センサ
ー27やスイッチング素子28、パソコンPなどとデー
タ通信を行うための所定の通信プロトコルや温度センサ
ー27やスイッチング素子28を識別するためのソフト
ウエアが設定されている。パソコンPにも前記温度セン
サー27やスイッチング素子28、コントローラ36な
どとデータ通信を行うための所定の通信プロトコルや温
度センサー27やスイッチング素子28を識別するため
のソフトウエアが設定されているものとする。
【0028】次ぎに、前記温度センサー27の構成を図
4〜図6に示す。温度センサー27は、センサー側制御
手段としてのCPU43と、記憶手段としてのメモリ4
4と、送受信手段としてのI/Oインターフェース46
と、A/D変換器47と、このA/D変換器47に接続
された検出素子としてのセンサ部48と、蓄電素子とし
てのコンデンサ49と、整流素子としてのダイオード5
1などから構成されている。
【0029】この場合、コンデンサ49はダイオード5
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
【0030】そして、温度センサー27が信号線22に
接続されると、データを構成する高電位と低電位のパル
ス信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電
が成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低
電位となっている間はコンデンサ49から放電され、各
素子の電源が賄われる構成とされている。
【0031】尚、温度センサー27にはVcc(DC+
5V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコン
デンサ49との接続点に接続されており、温度センサー
27は、このVcc電源端子45を電源線に接続すれ
ば、各素子は電源線からの給電によっても動作すること
ができるように構成されている。即ち、その場合にはコ
ンデンサ49に充填すること無く、各素子は動作するよ
うになるので、検査時などの温度センサー27を迅速に
動作させたい場合に利便性が向上する。
【0032】また、CPU43はセンサ部48が検出す
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22を介してコントローラ36
からポーリングされると、メモリ44に書き込まれた温
度データをI/Oインターフェース46により信号線2
2を介してコントローラ36に送信する。
【0033】ここで、メモリ44には温度センサー27
自体のIDコードやセンサーである旨の識別データ、警
報温度などの設定値データ及びコントローラ36との間
のデータ通信を行うためのプロトコルなどが記憶されて
いる。また、温度センサー27において故障が生じてい
る場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、
コントローラ36に送信される。
【0034】係る温度センサー27は図5に示される如
く幅5mm程の基板52に取り付けられ、更に、ケース
53内に収納された後、樹脂54にてモールドされてい
る。このとき、基板52の表面はプライマ処理されてお
り、樹脂54との密着性・防水性は向上されている。
尚、56は基板52から引き出されたリード線であり、
これの表面もプライマ処理されている。また、57は信
号線22と接続するためのコネクタである。
【0035】一方、前記スイッチング素子28の構成を
図7に示す。スイッチング素子28は、スイッチング素
子側制御手段としてのCPU58と、記憶手段としての
メモリ59と、送受信手段としてのI/Oインターフェ
ース61と、ドライバとしてのI/Oインターフェース
62と、このI/Oインターフェース62に接続された
スイッチング手段としてのトランジスタ63と、蓄電素
子としてのコンデンサ64と、整流素子としてのダイオ
ード66などから構成されている。
【0036】この場合、コンデンサ64はダイオード6
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
【0037】尚、スイッチング素子28にも図7に破線
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子55を設
け、このVcc電源端子55を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
【0038】また、CPU58はI/Oインターフェー
ス61により、信号線22を介してコントローラ36か
らON/OFFデータが送信されると、このON/OF
Fデータに基づき、I/Oインターフェース62により
トランジスタ63をON/OFFする。
【0039】ここで、メモリ59にはスイッチング素子
28自体のIDコードやスイッチング素子である旨の識
別データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行
うためのプロトコルなどが記憶されている。また、スイ
ッチング素子28において故障が生じている場合には当
該データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ36
に送信される。
【0040】係るスイッチング素子28は各駆動基板2
3、電源基板24、26上において図8の如く配線され
てスイッチングユニット68を構成する。即ち、69は
フォトダイオード69Aとフォトトライアック69Bか
ら成るフォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素
子としてのダイオード、73は蓄電素子としてのコンデ
ンサ74である。
【0041】この場合、コンデンサ74はダイオード7
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図7にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図7)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、ファン
7、15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
【0042】ダイオード72が信号線22に接続される
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
【0043】尚、同様にダイオード72とコンデンサ7
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
【0044】以上の構成で、動作を説明する。尚、この
場合、切換器39はバスI/Oインターフェース34を
信号線22に接続しているものとする。先ず、冷蔵庫1
の組立完了時の動作を説明する。各温度センサー27や
スイッチング素子28・・が信号線22に接続されたも
のとすると、コントローラ36のCPU31は先ず信号
線22への各素子(温度センサー27、スイッチング素
子28)の接続状況をスキャンする。
【0045】温度センサー27やスイッチング素子28
のCPU43、58はコントローラ36からのポーリン
グに対してメモリ44、59に記憶されている自らのI
Dコードを返信する。コントローラ36のCPU31は
返信されたIDコードにより、温度センサー27とスイ
ッチング素子28・・の接続状況を識別し、メモリ32
に保有すると共に、以後はこのIDコードを用いて各素
子に対してデータを送信することになる。
【0046】次ぎに、実際の制御動作を説明する。コン
トローラ36のCPU31は温度センサー27に所定の
周期でポーリングを行う。このポーリングは前述のID
コードに基づいて行われる。温度センサー27のCPU
43はこのポーリングに応えて前述の如く温度データを
コントローラ36に送信する。コントローラ36のCP
U31は受け取った温度データを一旦メモり32に書き
込み、当該温度データと設定温度とを比較してON/O
FFデータを、駆動基板23のスイッチング素子28の
IDコードと共に信号線22に送信する。
【0047】駆動基板23のスイッチング素子28のC
PU58は自らのIDコードのON/OFFデータを受
信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ63
をON/OFFする。このトランジスタ63のON/O
FFにより、フォトダイオード69AがON(発光)/
OFF(消灯)し、それによって、フォトトライアック
69BがON/OFFされ、これによって、コンプレッ
サ13が起動/停止される。
【0048】尚、各ファン7、15及び防露ヒータ8は
連続通電であるので、その旨のON/OFFデータが、
各電源基板24、26のスイッチング素子28のIDコ
ードに基づいて送信される。そして、各スイッチング素
子28は当該ON/OFFデータに基づいて各ファン
7、15若しくは防露ヒータ8を運転若しくは通電する
ものである。
【0049】また、温度センサー27や各スイッチング
素子28・・に故障が発生していると、当該故障データ
は各素子のCPUからコントローラ36に送信される。
コントローラ36のCPU31は係る故障データを受け
取ると、表示器37に当該温度センサー27或いはスイ
ッチング素子28・・に故障が生じている旨、表示す
る。更に、切換器39によりバスI/Oインターフェー
ス34を通信線42に接続してパソコンPにその旨警報
する。
【0050】更に、コントローラ36のCPU31が故
障した場合自動的に、或いは、パソコンPからの指示に
よって切換器39は信号線22を通信線42に接続す
る。これにより、各温度センサー27とスイッチング素
子28・・とのデータの授受・制御は、以後パソコンP
に取って変わり、パソコンPからの制御によって各機器
が制御されるようになる。
【0051】ここで、パソコンPには図9に示す如く複
数台の冷蔵庫1・・のコントロールボックス9・・が通
信線42を介して接続されており、前述の如き故障によ
り、或いは、パソコンPからの指示で制御をパソコンP
が取って変わった場合には、各冷蔵庫1・・の運転をパ
ソコンPにて集中制御する。また、その場合には例えば
各冷蔵庫1・・のコンプレッサ13の起動タイミングを
ずらして消費電力の平準化を行うなどの制御も可能とな
る。
【0052】尚、実施例では温度センサーを取り上げた
が、センサ部として湿度或いは圧力などを検出する素子
を用いることにより、湿度センサーや圧力センサーとし
ても本発明は有効である。
【0053】また、実施例では業務用冷蔵庫にて本発明
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、自動販売機などの各種電気
機器、或いは、自動車、家屋におけるホームオートメー
ション・警備システムなどにも本発明は有効である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1及び請求項3
の発明によれば、センサーのセンサー側制御手段は、検
出素子が検出したデータを記憶手段に書き込み、送受信
手段により信号線を介して主制御手段若しくは外部制御
装置にデータを送信するので、機器の主制御手段若しく
は外部制御装置は支障無くデータを取り込むことができ
る。
【0055】この場合、センサーは記憶手段に自らのI
Dコードを保有しているので、信号線にセンサーを接続
することにより主制御手段若しくは外部制御装置はセン
サーを識別できるようになり、センサーの配線は完了す
る。
【0056】また、請求項2及び請求項3の発明によれ
ば、スイッチング素子のスイッチング素子側制御手段
は、信号線を介して送受信手段により受信した主制御手
段若しくは外部制御装置からのデータに基づきスイッチ
ング手段を制御するので、機器の主制御手段若しくは外
部制御装置は支障無く機器の制御を実行することができ
る。
【0057】この場合も、スイッチング素子は記憶手段
に自らのIDコードを保有しているので、信号線にスイ
ッチング素子を接続することにより主制御手段若しくは
外部制御装置はスイッチング素子を識別できるようにな
り、スイッチング素子の配線は完了する。
【0058】これらにより、本発明によれば所謂プラグ
インによってセンサーやスイッチング素子を配線するこ
とが可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能
となる。また、センサーやスイッチング素子の数などに
係わらず主制御手段や外部制御装置には共通のソフトウ
エアを使用できるので、共通化によるコストの著しい削
減を図ることも可能となる。
【0059】更に、主制御手段に通信線を介して接続さ
れた外部制御装置と、信号線を主制御手段に接続する
か、通信線に接続するかを切り換える切換手段を設けた
ので、この切換手段により信号線を通信線に接続するこ
とにより、外部制御装置で機器を制御することが可能と
なる。これにより、複数台の機器を外部制御装置によっ
て集中制御することができるようになり、遠隔管理や故
障時のフェールセーフを円滑に行うことが可能となるも
のである。
【0060】請求項4の発明によれば上記に加えて、セ
ンサー及び又はスイッチング素子は、信号線が高電位と
なっている間に充電を行い、低電位となっている間は放
電して各手段の電源を賄う蓄電素子を備えているので、
センサー及び又はスイッチング素子は、データの授受を
行うための信号線からの電力によって動作する。従っ
て、センサー及び又はスイッチング素子を電源線に接続
すること無く、信号線にセンサー及び又はスイッチング
素子を接続するだけで配線が完了することになり、プラ
グインによる配線の一層の簡素化を図ることができるよ
うになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の業務用冷蔵庫の概略断面図で
ある。
【図2】図1の冷蔵庫の電気系の配線図である。
【図3】コントロールボックスの電気回路のブロック図
である。
【図4】温度センサーの電気回路のブロック図である。
【図5】温度センサーの斜視図である。
【図6】温度センサーをモールドした状態の平面図であ
る。
【図7】スイッチング素子の電気回路のブロック図であ
る。
【図8】スイッチング素子を用いたスイッチングユニッ
トの電気回路図である。
【図9】複数台設置された冷蔵庫のコントロールボック
スを通信線にてパソコンに接続した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 6 冷却器 7 冷却ファン 8 防露ヒータ 9 コントロールボックス 13 コンプレッサ 14 凝縮器 16 凝縮器用ファン 22 信号線 27 温度センサー 28 スイッチング素子 31、43、58 CPU 32、44、59 メモリ 39 切換器 42 通信線 46、61 I/Oインターフェース 48 センサ部 49、64 コンデンサ 51、66 ダイオード 63 トランジスタ 69 フォトカプラ 69A フォトダイオード 69B フォトトライアック P パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 AA20 CC08 DA10 DB16 DC06 DE01 DE02 EA09 EB09 FB11 FB14 3L045 AA02 LA16 NA12 PA02 PA04 PA06 3L061 BA01 BA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に配線された信号線と、前記機器に
    設けられた主制御手段と、前記信号線に接続されるセン
    サーと、前記主制御手段に通信線を介して接続された外
    部制御装置と、前記信号線を前記主制御手段に接続する
    か、前記通信線に接続するかを切り換える切換手段とを
    備え、 前記センサーは、検出素子と、自らのIDコードを保有
    した記憶手段と、前記信号線を介して前記主制御手段若
    しくは外部制御装置とデータの授受を行う送受信手段
    と、前記検出素子が検出したデータを取り込んで前記記
    憶手段に書き込み、前記送受信手段により前記記憶手段
    内のデータを前記主制御手段若しくは外部制御装置に送
    信するセンサー側制御手段とを有していることを特徴と
    する機器の制御装置。
  2. 【請求項2】 機器に配線された信号線と、前記機器に
    設けられた主制御手段と、前記信号線に接続され、機器
    の運転を制御するスイッチング素子と、前記主制御手段
    に通信線を介して接続された外部制御装置と、前記信号
    線を前記主制御手段に接続するか、前記通信線に接続す
    るかを切り換える切換手段とを備え、 前記スイッチング素子は、スイッチング手段と、自らの
    IDコードを保有した記憶手段と、前記信号線を介して
    前記主制御手段若しくは外部制御装置とデータの授受を
    行う送受信手段と、この送受信手段からのデータに基づ
    き前記スイッチング手段を制御するスイッチング素子側
    制御手段とを有していることを特徴とする機器の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 機器に配線された信号線と、前記機器に
    設けられた主制御手段と、前記信号線に接続されるセン
    サーと、前記信号線に接続され、機器の運転を制御する
    スイッチング素子と、前記主制御手段に通信線を介して
    接続された外部制御装置と、前記信号線を前記主制御手
    段に接続するか、前記通信線に接続するかを切り換える
    切換手段とを備え、 前記センサーは、検出素子と、自らのIDコードを保有
    した記憶手段と、前記信号線を介して前記主制御手段若
    しくは外部制御装置とデータの授受を行う送受信手段
    と、前記検出素子が検出したデータを取り込んで前記記
    憶手段に書き込み、前記送受信手段により前記記憶手段
    内のデータを前記主制御手段若しくは外部制御装置に送
    信するセンサー側制御手段とを有し、 前記スイッチング素子は、スイッチング手段と、自らの
    IDコードを保有した記憶手段と、前記信号線を介して
    前記主制御手段若しくは外部制御装置とデータの授受を
    行う送受信手段と、この送受信手段からのデータに基づ
    き前記スイッチング手段を制御するスイッチング素子側
    制御手段とを有していることを特徴とする機器の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 センサー及び又はスイッチング素子は、
    信号線が高電位となっている間に充電を行い、低電位と
    なっている間は放電して各手段の電源を賄う蓄電素子を
    有していることを特徴とする請求項1、請求項2又は請
    求項3の機器の制御装置。
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