JP3757174B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことができる折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面形状が略正方形で、且つ、相対する一方の縁部には、高さの高い土手部が形成されているとともに、相対するもう一方の縁部には、前記の土手部より、高さの低い土手部が形成されている底部と、底部の高さの高い土手部に、ヒンジ部を介して連結された側壁と、底部の高さの低い土手部に、同様に、ヒンジ部を介して連結された側壁とからなる折り畳みコンテナーが知られている。そして、箱型に組み立てられた状態から、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むには、先ず最初に、底部の高さの低い土手部にヒンジ連結されている相対する側壁を、底部方向に倒して、底部に重ね、次いで、底部の高さの高い土手部にヒンジ連結されている側壁を、同じく底部方向に倒して、先に倒され底部に重ねられている側壁に重ねることにより、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、底部の平面形状が略正方形に形成されているために、底部を囲むように配設された4つの側壁の大きさや形状が、略同じであるので、箱型に組み立てられた状態から、折り畳みコンテナーを折り畳む際に、先に倒す相対する側壁と、後から倒す相対する側壁との区別がしずらく、従って、折り畳みコンテナーの折り畳み作業の作業性が悪いという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、平面形状が略正方形の底部と、該底部の一方の相対する土手部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と、前記底部のもう一方の相対する土手部にヒンジ連結されているとともに、前記一方の相対する側壁と大きさや形状が略同じである、もう一方の相対する側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、前記一方の相対する側壁を底部方向に倒して底部に重ね、次いで、前記もう一方の相対する側壁を底部方向に倒して底部に重ねることにより折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーにおいて、前記先に倒される一方の相対する側壁の色或いは色調と、前記後から倒されるもう一方の相対する側壁の色或いは色調とが異なるように構成したものである。
【0006】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
【0007】
1は、平面形状が略正方形の底部であり、底部1の相対する一方の縁部には、高さの高い土手部2が形成されており、また、底部1の相対するもう一方の縁部には、前記の土手部2より、高さの低い土手部3が形成されている。4は、底部1の高さの高い土手部2にヒンジ連結された側壁であり、5は、底部1の高さの低い土手部3にヒンジ連結された側壁である。
【0008】
図1に示されているように、箱型に組み立てられている折り畳みコンテナーC1を折り畳むには、先ず最初に、底部1の高さの低い土手部3にヒンジ連結されている相対する側壁5を、底部1方向に倒して、図2に示されているように、底部1に重ね、次いで、底部1の高さの高い土手部2にヒンジ連結されている側壁4を、同じく底部1方向に倒して、先に倒され底部1に重ねられている側壁5に重ねることにより、図3に示されているように、折り畳みコンテナーC1を、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーC1は、後から倒された側壁4を、略垂直に立て、次いで、先に倒された側壁5を、同じく略垂直にたてるとともに、先に倒された側壁5の両側部と後から倒された側壁4の両側部とを、公知の係合手段により係合させることにより、箱型に組み立てることができる。
【0009】
本実施例においては、箱型に組み立てられている折り畳みコンテナーC1を折り畳む際に、先に倒される側壁、即ち、底部1の高さの低い土手部3にヒンジ連結されている相対する側壁5を、後から倒される側壁、即ち、底部1の高さの高い土手部2にヒンジ連結されている側壁4から容易に識別できるように、先に倒される側壁5と後から倒される側壁4との色を異なるように構成したり、或いは、同じ色でも、その濃淡を変えるなどして色調を変えることにより、先に倒される側壁5の識別が容易になるように構成されている。従って、箱型に組み立てられている折り畳みコンテナーC1の折り畳み作業の作業性が向上する。
【0010】
図4には、上述した平面形状が略正方形の底部1を有する折り畳みコンテナーC1を、2個並設して段積みすることが可能な折り畳みコンテナー(以下、単に、大型折り畳みコンテナーという。)C2が示されている。
【0011】
大型折り畳みコンテナーC2は、上述した折り畳みコンテナーC1の略正方形の底部1を2個並設した、平面形状が略長方形の底部10を有しており、また、底部10には、底部10の相対する長い縁部に形成された高さの高い土手部20と、底部10の相対する短い縁部に形成された高さの低い土手部30とが配設されている。また、上述した折り畳みコンテナーC1と同様に、底部10の高さの高い土手部20には、長側壁40がヒンジ連結されており、更に、底部10の高さの低い土手部30には、短側壁50がヒンジ連結されている。
【0012】
そして、上述した折り畳みコンテナーC1と同様に、箱型に組み立てられている大型折り畳みコンテナーC2を折り畳むには、先ず最初に、底部10の高さの低い土手部30にヒンジ連結されている相対する短側壁50を、底部10に重ね、次いで、底部10の高さの高い土手部20にヒンジ連結されている長側壁40を、先に倒され底部10に重ねられている短側壁50に重ねることにより、大型折り畳みコンテナーC2を、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。折り畳まれた状態の大型折り畳みコンテナーC2は、後から倒された長側壁40を、略垂直に立て、次いで、先に倒された短側壁50を、同じく略垂直にたてるとともに、先に倒された短側壁50の両側部と後から倒された長側壁40の両側部とを、公知の係合手段により係合させることにより、箱型に組み立てることができる。
【0013】
大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50は、上述した折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5と同じ色或いは同じ色調に色付けされており、また、必要に応じて、大型折り畳みコンテナーC2の後から倒される長側壁40が、上述した折り畳みコンテナーC1の後から倒される短側壁50と同じ色或いは同じ色調に色付けされている。
【0014】
箱型に組み立てられた空の大型折り畳みコンテナーC2に、同じく箱型に組み立てられた空の2個の折り畳みコンテナーC1を段積みする場合には、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50と、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5とが、同じ側に配置されるように段積みすることにより、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5の折り畳み方向と、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50の折り畳み方向が同じであるので、折り畳みコンテナーC1及び大型折り畳みコンテナーC2の折り畳み作業の作業性が向上することになる。しかしながら、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5と後から倒される側壁4が同じ色や同じ色調であったり、また、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50と後から倒される長側壁40が同じ色や同じ色調であると、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50と、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5とが、同じ側に位置するように、大型折り畳みコンテナーC2の上に、折り畳みコンテナーC1を段積みしたかどうかの確認に時間がかかることになる。
【0015】
上記のような課題を解決するために、本実施例においては、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5と、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50との色或いは色調とが、同一になるように構成されている。このように構成することにより、大型折り畳みコンテナーC2の短側壁50の色或いは色調と同じ色或いは色調を有する折り畳みコンテナーC1の側壁5が、同じ側に位置するように、色合わせするだけで、折り畳みコンテナーC1の先に倒される側壁5と、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される短側壁50とを、容易に同じ側に配置することができ、従って、折り畳みコンテナーC1及び大型折り畳みコンテナーC2の折り畳み作業の作業性が向上することになる。
【0016】
上述した実施例においては、大型折り畳みコンテナーC2の上に、2個の折り畳みコンテナーC1を段積みした例が示されているが、2個の折り畳みコンテナーC1の上に、1個の大型折り畳みコンテナーC2を段積みすることもできる。また、大型折り畳みコンテナーC2の底部10の三分の一以下の大きさの底部を有する折り畳みコンテナーを、3個以上、大型折り畳みコンテナーC2の上に段積みする場合や、3個以上の折り畳みコンテナーの上に、大型折り畳みコンテナーC2を段積みする場合にも、同様に、上述した本発明の構成を適用することができる。
【0017】
なお、6は、底部1の高さの低い土手部3にヒンジ連結された側壁5に形成された持ち手用透孔であり、このような持ち手用透孔6を、先に倒される色付けされた側壁5に形成することにより、持ち手用透孔6が、先に倒される側壁5側に形成されているか、後から倒される側壁4に形成されているかを、容易に判別することができる。同様に、カード保持部材を、先に倒される色付けされた側壁5に配設することにより、カード保持部材が配設されている側壁を、容易に判別することができる。同じく、大型折り畳みコンテナーC2の先に倒される色付けされた側壁50に、持ち手用透孔60を穿設したり、カード保持部材を配設することが好ましい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0019】
先に倒される側壁の色或いは色調と後から倒される側壁の色或いは色調とが異なるように構成したので、折り畳みコンテナーの折り畳み作業の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーより大型の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図5】図5は大型の折り畳みコンテナーに本発明の折り畳みコンテナーが段積みされた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・高さの高い土手部
3・・・・・・・・・・・・高さの低い土手部
4、5・・・・・・・・・・側壁
Claims (1)
- 平面形状が略正方形の底部と、該底部の一方の相対する土手部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と、前記底部のもう一方の相対する土手部にヒンジ連結されているとともに、前記一方の相対する側壁と大きさや形状が略同じである、もう一方の相対する側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、前記一方の相対する側壁を底部方向に倒して底部に重ね、次いで、前記もう一方の相対する側壁を底部方向に倒して底部に重ねることにより折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーにおいて、前記先に倒される一方の相対する側壁の色或いは色調と、前記後から倒されるもう一方の相対する側壁の色或いは色調とが異なるように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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