JP3757106B2 - グロメット - Google Patents

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JP3757106B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に空気層(閉空間)を作り遮音効果を高めるタイプのグロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のグロメットとして、特開平9−289723号公報に記載のものが知られている。図5は同公報に記載されたグロメットの構成及びパネルに対する組み付け手順を示す断面図である。
【0003】
この第1の従来例として示すグロメットG1は、パネルPの貫通孔Paの周縁に対する嵌着溝(嵌着部)2を外周に有する大径筒部1と、パネル貫通孔Paを貫通する電線(ワイヤーハーネス)Wが内部に通される小径筒部3と、小径筒部3の軸線方向中間部と大径筒部1の先端部とをつなぐことで大径筒部1と小径筒部3間の空間を塞ぎ、且つ、自身の弾性変形により大径筒部1に対する小径筒部3の軸線方向の変位を可能にする遮蔽壁4と、この遮蔽壁4よりも小径筒部33の基端3b側に配されて小径筒部3の外周より半径方向外方に垂直に突設された環状の遮音壁5と、大径筒部1の基端部内周に設けられた環状の係合凸部9とを備えている。
【0004】
このグロメットG1を使用する場合には、まず、図5(a)に示すように、電線Wを小径筒部1の中に通した後、電線Wをパネル貫通孔Paに貫通させる。そして、図5(b)に示すように、電線Wを引っ張ることで小径筒部3の先端3aをパネル貫通孔Paに通すと共に、遮蔽壁4に連結した大径筒部1をパネル貫通孔Paの周縁に当てる。その状態で更に電線Wを引っ張ると、図5(c)に示すように、小径筒部3に内周部が引っ張られた形で遮蔽壁4が軸線方向に伸び、その遮蔽壁4に引っ張られながら、大径筒部1の嵌着溝2がパネル貫通孔Paの周縁に嵌着する。その際、遮蔽壁4の変形により、大径筒部1に対して小径筒部3が先方に変位することになるので、それに伴って、小径筒部3の基端3b側外周に形成してある遮音壁5の外周端5aが、大径筒部1の内周に形成してある環状の係合凸部9を乗り越えて大径筒部1の内部に入り込む。
【0005】
次いで、このように遮音壁5が大径筒部1の内部に入り込み、且つ、大径筒部1の嵌着溝2がパネル貫通孔Paの周縁に嵌着したら、電線Wの引っ張り力を解除する。そうすると、遮蔽壁4の復元作用により、図5(d)に示すように、小径筒部3が元の位置に向けて戻り、遮音壁5の外周端5aが大径筒部1の内周の環状の係合凸部9に係合して、遮音壁5と遮蔽壁4との間に空気を閉じ込めた閉空間7が形成される。それにより、グロメットG1の遮音性が高められる。
【0006】
また、別の従来例として、図6、図7に示すようなタイプのグロメットG2も知られている。
【0007】
この第2の従来例として示すグロメットG2は、パネル貫通孔に対する嵌着溝12を有する大径筒部11と、電線Wを通す小径筒部13と、大径筒部11と小径筒部13をつなぐ遮蔽壁14と、大径筒部11の内周部に外周端15aが一体に接合された環状の遮音壁15とを有し、遮音壁15の内周端15bを小径筒部13に通した電線Wの外周に密着させることで、遮音壁15と遮蔽壁14との間に空気を閉じ込めた閉空間17を作るタイプのものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5に示した第1の従来例のグロメットG1は、大径筒部1の内周に環状の係合凸部9を設け、小径筒部3に軸線方向と直交する方向に突設した遮音壁5の外周端5aを、その係合凸部9に引っ掛けることで、遮音のための閉空間7を形成するようにしているが、図5(d)の閉空間7を備えた最終形状を保つためには、係合凸部9と遮音壁5とに、ある程度の剛性を持たせなくてはならない。それは、上記のグロメットG1では、遮音性を保持するために遮蔽壁4の復元力によって遮音壁5を係合凸部9に密着させる構成にしているので、その復元力に打ち勝つように、遮音壁5と係合凸部9の係合状態を保っておかなければならないからである。
【0009】
従って、遮音壁5と係合凸部9の剛性を高くしているがゆえに、図5(b)から(c)に移行する過程において、つまり、係合凸部9を乗り越えて遮音壁5を大径筒部1の内部に挿入する過程において、大きな力が必要であり、大径筒部1の内部に遮音壁5を挿入しにくいという問題があった。
【0010】
また、反対に、挿入力を小さくするために、係合凸部9や遮音壁5の剛性を落とすことも考えられるが、そうすると、係合凸部9と遮音壁5の係合が外れやすくなってしまい、外れた場合には空気層がなくなり、遮音性が保てなくなるおそれが出てくる。
【0011】
また、図5(d)の最終形状において、遮蔽壁4の復元力によって遮音壁5を係合凸部9に圧接させている(密着度を確実に保つため)ので、小径筒部3が初期位置まで完全には戻らず、図5(a)のパネルPへの組み付け前と、図5(d)のパネルPに組み付けた後とで、嵌着溝2からグロメットG1の先端までの寸法が変わってしまうという問題もあった。つまり、組み付け前は寸法aであったものが、組み付け後はもっと長い寸法bになってしまう。そうすると、予定していた位置に電線Wを正確に組み付けられないことになる。
【0012】
また、図6、図7に示した第2の従来例のグロメットG2は、そのままの形状で使用するのには問題ないが、図8に示すように、小径筒部13の基端側をより長く延長して電線Wに対する保持力を高めるようにした場合、あるいは、更にその延長した小径筒部13の基端部に、止水材を充填するための充填用カップ部18を設けようとした場合には、製作上の問題が出てくる。
【0013】
即ち、空気層(閉空間17)を作るためには、遮音壁15の内周端15bを小径筒部13の外周面に密着させるように製作する必要があるが、このような形状を作るのは、成形上(型抜き上)不可能である。従って、遮音壁15を備えながら小径筒部13を基端側に延長するのは構造上の無理があり、止水材を充填するタイプのグロメットに、図6、図7の技術を適用するのは無理であった。
【0014】
本発明は、上記事情を考慮し、以下の課題を解決し得るグロメットを提供することを目的とする。
【0015】
(1)小さな挿入力で遮音壁を小径筒部内に挿入することができて、遮音のための空気層(閉空間)を作ることができる。
【0016】
(2)いったん遮音壁を小径筒部内に挿入したら、遮音壁が外れないようにすることができて、それにより確実な遮音性を保つことができる。
【0017】
(3)パネル貫通孔にセットする前と後とで大径筒部に対する小径筒部の位置が大きく変化せず、電線の保持位置を予定通りの位置に設定することができる。
【0018】
(4)止水材を充填するタイプにも適用できる。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、パネル貫通孔の周縁に対する嵌着部を有する大径筒部と、パネル貫通孔を貫通する電線が内部に通される小径筒部と、小径筒部の軸線方向中間部と大径筒部とをつなぐことで大径筒部と小径筒部間の空間を塞ぎ、且つ、自身の弾性変形により大径筒部に対する小径筒部の軸線方向の変位を可能にする遮蔽壁と、遮蔽壁よりも小径筒部の基端側に配され、小径筒部の基端の延長方向に向けて拡径する円錐壁形状に形成されて内周端が小径筒部の外周に接合され、且つ、大径筒部に対して小径筒部をその先端方向に変位させたとき、自由端として延出する外周端が大径筒部の内周に摺接し、その状態から前記変位を解除したとき、外周端が大径筒部の内周に係合することで、前記遮蔽壁の復元作用により遮音壁自身の内周部を支点にして前記初期形状と逆向きの円錐壁形状に反転し、それにより前記遮蔽壁との間に閉空間を形成する遮音壁とを備えることを特徴としている。
【0020】
このグロメットを使用する場合には、まず、電線を小径筒部の中に通した後、電線をパネル貫通孔に貫通させる。そして、電線を引っ張ることで小径筒部の先端をパネル貫通孔に通すと共に、遮蔽壁に連結した大径筒部をパネル貫通孔の周縁に当てる。その状態で更に電線を引っ張ると、小径筒部に内周部が引っ張られた形で遮蔽壁が軸線方向に変形し、その遮蔽壁に引っ張られながら、大径筒部の嵌着部がパネル貫通孔の周縁に嵌着する。その際、遮蔽壁の変形により、大径筒部に対して小径筒部が先方に変位することになるので、それに伴って、小径筒部の基端側外周に形成してある遮音壁の外周端が、大径筒部の内周に摺接しながら入り込む。このとき、遮音壁は、大径筒部内に入り込む方向に窄まった円錐壁形状をなしている(つまり、遮音壁の円錐壁形状の向きが大径筒部内に入り込む方向に対し順方向となっている)ので、引っ掛かり抵抗をあまり生じずに、小さな力で容易に大径筒部内に入り込ませることができる。
【0021】
このように遮音壁が大径筒部の内周に入り込み、且つ、大径筒部の嵌着部がパネル貫通孔の周縁に嵌着したら、電線の引っ張り力を解除する。そうすると、遮蔽壁自身の復元作用により小径筒部が元の位置に戻り、それに伴って外周端が大径筒部に拘束されている遮音壁は、自身の内周部を支点にして反転し、前記の初期形状と逆向きの円錐壁形状となって、遮蔽壁との間に閉じた空間を形成する。そして、この空間が外部と遮断された空気層として機能することで、グロメットの遮音性が高められる。
【0022】
このような使用状態において、遮音壁の外周端が大径筒部から外れるには、遮音壁が初期の円錐壁形状に反転して戻る必要があるが、いったん反転して係合した遮音壁は、外周端が大径筒部に拘束されている状態では元の円錐壁形状には戻りにくくなるので、簡単に外れなくなる。従って、確実に空気層を維持することができ、高い遮音性を確保できる。
【0023】
また、遮音壁の形状設定によって簡単に外れにくくなることにより、反対に遮音壁の剛性を低く設定することが可能となり、そうすることで、遮音壁を大径筒部の内周にいっそう入り込ませやすくなる。つまり、小さな力でグロメットを組み付けることができるようになる。
【0024】
また、初期形状から反転した後の遮音壁は、小径筒部の初期位置への戻り方向に窄まった円錐壁形状となる(つまり、反転後の遮音壁の円錐壁形状の向きが小径筒部の初期位置への戻り方向に対し順方向となる)ので、遮音壁による突き返し抵抗をほとんど受けることなく、小径筒部が元に位置に戻ることができる。従って、小径筒部が初期位置へ正しく戻ることで、パネルにセットする前と後のグロメット寸法に大きな変化を生じなくなる。しかも、反転して初期形状とは逆向きの円錐壁形状になった遮音壁は、自身の戻り力により大径筒部の内周面に対して密着するので、閉空間の気密性が確実に保たれる。
【0025】
また、遮音壁は小径筒部の外周に一体化してある上、外向きに開いた円錐壁形状に形成してあるので、小径筒部の基端側に止水材の充填用カップを設ける場合にも、金型による成形を容易に実現することができる。
【0026】
請求項2の発明は、請求項1記載のグロメットであって、前記遮音壁の反転前の自由状態における外径を、該遮音壁の外周端が摺接する前記大径筒部の内周の径よりも大きく設定したことを特徴としている。
【0027】
このグロメットでは、遮音壁の外径を大径筒部の内径よりも大きく設定しているので、遮音壁の大径筒部の内周に対する密着力を高くすることができる。
【0028】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のグロメットであって、前記大径筒部の内周に、前記遮音壁の外周端を係止する引っ掛かり部を設けたことを特徴としている。
【0029】
このグロメットでは、遮音壁の外周端が大径筒部の内周の引っ掛かり部に確実に引っ掛かるので、外れにくくなる。
【0030】
請求項4の発明は、請求項1または2に記載のグロメットであって、前記遮音壁の外周端に、大径筒部の内周に面接触することで摩擦係合する円筒部を設けたことを特徴としている。
【0031】
このグロメットでは、遮音壁の外周端に大径筒部の内周に摩擦係合する円筒部を設けているので、遮音壁と大径筒部の密着面積が増える。
【0032】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のグロメットであって、前記遮蔽壁が、前記小径筒部の基端方向に向けて縮径する円錐壁形状に形成され、該遮蔽壁が、自身の外周部を支点としてその円錐壁形状の向きが逆になるように反転することで、前記小径筒部の変位を許容するものとされ、該遮蔽壁が初期形状へ戻ろうとする復元力により、小径筒部を初期位置に戻して、前記遮音壁を反転させることを特徴としている。
【0033】
このグロメットでは、電線を引っ張ることで反転した遮蔽壁が初期形状に戻るときの強い反転復元力で、小径筒部を初期位置に戻す。従って、小径筒部の引っ張り力を解除すると、強い力で小径筒部が初期位置に戻るのに引きずられて、遮音壁も一気に反転して閉空間を形成する。つまり、遮蔽壁の強い反転復元力を遮音壁を反転させる力として利用するので、ある程度まで電線を引っ張って力を加えた後は、電線の引っ張りを解除しさえすれば、自動的に正しい状態に組み付けが行われる。
【0034】
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のグロメットであって、前記小径筒部の基端部に、小径筒部よりも径大とされ、小径筒部に通される電線の隙間を埋めるための止水材の充填用カップ部が設けられていることを特徴としている。
【0035】
このグロメットでは、充填用カップに溶融した止水材を入れることで、電線間の隙間を封じることができ、止水性を高めることができる。
【0036】
請求項7の発明は、請求項6記載のグロメットであって、前記充填用カップ部の底面を構成する円錐壁の外側に前記遮音壁が連続して延設されていることを特徴としている。
【0037】
このグロメットでは、充填用カップの底面を構成する円錐壁に連続的に遮音壁を設けているので、遮音壁を充填用カップと別に設ける場合と比べて、小径筒部の基端側の軸線方向寸法を短縮することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0039】
図1(a)〜(c)は、第1実施形態のグロメットG11の構成と同グロメットG11をパネルPに取り付けるまでの手順を示す断面図である。
【0040】
このグロメットG11は、パネルPの貫通孔Paの周縁に対する嵌着溝(嵌着部)32を外周に有する大径筒部31と、この大径筒部31の内部に同芯に配され且つパネル貫通孔Paを貫通する電線(ワイヤーハーネス)Wが内部に通される小径筒部33と、小径筒部33の軸線方向の先端33aと基端33bの中間部と大径筒部31の先端部とをつなぐことで大径筒部31と小径筒部33間の空間を塞ぎ、且つ、自身の弾性変形により大径筒部31に対する小径筒部33の軸線方向の変位を可能にする遮蔽壁34と、この遮蔽壁34よりも小径筒部33の基端33b側に配され、小径筒部33の基端33bの延長方向に向けて拡径する円錐壁形状に形成されて、内周端35bが小径筒部33の外周に接合された遮音壁35とを備える。
【0041】
遮音壁35は、大径筒部31に対して小径筒部33をその先端33a方向に変位させたとき、自由端として延出する外周端35aが大径筒部31の内周に摺接し、その状態から前記変位を解除したとき、外周端35aが大径筒部31の内周31aの係合凹部(引っ掛かり部)に係合することで、自身の内周端35bを支点にして初期形状と逆向きの円錐壁形状に反転し、それにより遮蔽壁34との間に閉空間37を形成するものである。
【0042】
ここで、遮音壁35の反転前の自由状態における外径D2は、遮音壁35の外周端35aが摺接する大径筒部31の内周31aの径D1よりも大きく設定されている。
【0043】
また、遮蔽壁34は、小径筒部33の基端33b方向に向けて縮径する円錐壁形状に形成され、且つ、自身の外周部を支点としてその円錐壁形状の向きが逆になるように反転することで、小径筒部33の変位を許容するものとされており、この遮蔽壁34が初期形状へ戻ろうとする復元力により、小径筒部33を初期位置に戻して、遮音壁35を反転させるようになっている。
【0044】
また、小径筒部33の基端部には、小径筒部33よりも径大とされ、小径筒部33に通される電線Wの隙間を埋める止水材Sを充填するための充填用カップ部38が設けられている。
【0045】
次に作用を説明する。
【0046】
このグロメットG11を使用する場合には、まず、図1(a)に示すように、電線Wを小径筒部33の中に通した後、溶融状態の止水材Sを充填用カップ部38に充填(この工程では充填用カップ部38を上に向ける)して、電線Wの隙間に止水材Sを行き渡らせ、硬化した止水材Sにより電線Wの隙間を埋める。そして、この状態のグロメットG11付き電線Wの先端を、パネルPの貫通孔Paに貫通させる。次いで、電線Wを力Fで引っ張ることで、小径筒部33の先端33aをパネル貫通孔Paに通すと共に、遮蔽壁34に連結した大径筒部31をパネル貫通孔Paの周縁に当てる。
【0047】
その状態で更に電線Wを引っ張ると、図1(b)に示すように、小径筒部33に内周部が引っ張られた形で遮蔽壁34が軸線方向に変形し、その遮蔽壁34に引っ張られながら、大径筒部31の嵌着溝32がパネル貫通孔Paの周縁に嵌着する。その際、遮蔽壁34の変形により、大径筒部31に対して小径筒部33が先方に変位することになるので、それに伴って、小径筒部33の基端33b側外周に形成してある遮音壁35の外周端35aが、大径筒部31の内周に摺接しながら入り込む。
【0048】
このとき、遮音壁35は、大径筒部31内に入り込む方向に窄まった円錐壁形状をなしている(つまり、遮音壁35の円錐壁形状の向きが大径筒部31内に入り込む方向に順方向となっている)ので、引っ掛かり抵抗をあまり生じずに、小さな力で容易に大径筒部31内に入り込ませることができる。
【0049】
このように遮音壁35が大径筒部31の内周に入り込み、且つ、大径筒部31の嵌着溝32がパネル貫通孔Paの周縁に嵌着したら、電線Wの引っ張り力を解除する。そうすると、図1(c)に示すように、遮蔽壁34の復元作用により、小径筒部33が元の位置に戻ることで、外周端35aが大径筒部31の内周31aの係合凹部39に係合して拘束されている遮音壁35は、自身の内周端35bを支点にして反転し、前記の初期形状と逆向きの円錐壁形状となって、遮蔽壁34との間に閉空間37を形成する。そして、この閉空間37が外部と遮断された空気層として機能することで、グロメットG11の遮音性が高められる。
【0050】
このように、図1(a)、(b)に示すように、大径筒部31内に入り込んで遮蔽壁34との間に閉空間(空気層)37を形成する遮音壁35を、外に広がる円錐壁形状に形成しているので、大径筒部31内に入り込ませるときに小さな力で入れることができる。また、図1(c)に示すように、大径筒部31内に入り込んで小径筒部33が元に戻ったときには、反対向きの円錐壁形状に反転するように構成しているので、反転後は大径筒部31から簡単に外れないようにすることができる。
【0051】
即ち、図1(c)に示す使用状態において、遮音壁35の外周端35aが大径筒部31から外れるには、遮音壁35が初期の円錐壁形状に反転して戻る必要があるが、いったん反転して係合した遮音壁35は、元の円錐壁形状には戻りにくくなるので、簡単に外れなくなる。従って、確実に空気層(閉空間37)を維持することができ、高い遮音性を確保できる。
【0052】
また、いったん反転すると外れにくくなることから、遮音壁35の剛性を落として柔軟性を有するように薄肉に形成することも可能となり、剛性を落とすことにより、いっそう遮音壁35を大径筒部31内に入れやすくなる。従って、遮音壁35を定位置に組み付けやすく、しかも、いったん組み付けると遮音壁35が外れにくいグロメットとなる。
【0053】
また、図1(c)に示すように、遮音壁35が初期形状から反転した後は、小径筒部33の戻り方向に窄まった円錐壁形状になるので、小径筒部33の戻りを妨げることがなく、小径筒部33が初期位置へ正しく戻ることにより、パネルPにセットする前と後でのグロメットG11の寸法変化をなくせる。即ち、図1(a)のパネルPへの組み付け前と、図1(c)のパネルPに組み付けた後とで、嵌着溝32からグロメットG11の先端までの寸法c、dの寸法がほとんど変わらなくなる。従って、予定していた位置に電線Wを正確に組み付けられるようになる。
【0054】
また、遮音壁35は小径筒部33の外周に一体的に形成してある上、外向きに開いた円錐壁形状に形成してあるので、小径筒部33の基端33b側に止水材Sの充填用カップ部38があっても、金型による成形で問題なく容易に製作することができる。
【0055】
しかも、反転して初期形状とは逆向きの円錐壁形状になった遮音壁35は、自身の戻り力により大径筒部31の内周31aに対して密着するので、閉空間37の気密性が確実に保たれる。
【0056】
また、このグロメットG11の場合、遮蔽壁34の形状を遮音壁35と逆向きの円錐壁形状に形成しており、図1(b)のように電線Wを引っ張ることで反転した遮蔽壁34が図1(c)のように初期形状に戻るときの強い反転復元力で、小径筒部33を初期位置に戻すようにしているので、小径筒部33の引っ張り力を解除すると、強い力で小径筒部33が初期位置に戻るのに引きずられて、遮音壁35も一気に反転して閉空間37を形成するようになる。つまり、遮蔽壁34の強い反転復元力を、遮音壁35を反転させる力として有効に利用することができるようにしているので、ある程度まで電線Wを引っ張って力を加えた後は、電線Wの引っ張りを解除しさえすれば、自動的に正しい状態にグロメットG11を組み付けることができる。
【0057】
また、このグロメットG11では、遮音壁35の外径D2を大径筒部31の内径D1よりも大きく設定している上に、大径筒部31の内周31aに遮音壁35の外周端35aの引っ掛かる係合凹部39を設けているので、遮音壁35の大径筒部31の内周31aに対する密着力を高くすることができると共に、遮音壁35を外れにくくすることができる。従って、確実で高い遮音性を維持することができる。
【0058】
図2(a)〜(c)は、第2実施形態のグロメットG12の構成と同グロメットG12をパネルPに取り付けるまでの手順を示す断面図である。
【0059】
この第2実施形態のグロメットG12が第1実施形態のグロメットG11と違う点は、遮音壁35の外周端35aに、大径筒部31の内周31aに面接触することで摩擦係合する円筒部45を設け、第1実施形態のグロメットG11において大径筒部31の内周31aに設けていた係合凹部39(図1参照)を省略したことである。それ以外の点は、第1実施形態のグロメットG11と同じであるから、同一構成要素に同符号を付して細かい説明は省略する。
【0060】
円筒部45は、遮音壁35の外周端35aから、小径筒部33の基端33bの延長方向に延ばして形成されている。円筒部45の外径D2と小径筒部31の内径D1の関係は、第1実施形態と同様にD1<D2となっている。
【0061】
このグロメットG12によれば、遮音壁35の外周端35aにある円筒部45によって、遮音壁35と大径筒部31の密着面積が増えるので、閉空間37の気密性が高くなって、遮音性が高まる。また、係合凹部39がなくても、遮音壁35が外れにくくなって、確実な遮音性が維持される。
【0062】
なお、上記実施形態では、遮音壁35を充填用カップ部38とは別に小径筒部33の外周から延ばして形成していたが、図3に示す第3実施形態のグロメットG13のように、充填用カップ部38の底面を構成する円錐壁38aの外側に遮音壁55を連続して延設してもよい。このように構成した場合、遮音壁35を充填用カップ38と別に設けた第1実施形態のグロメットG11と比べて、小径筒部33の基端33b側の軸線方向寸法を短縮することができ、グロメットG13のコンパクト化が図れる。
【0063】
また、図4の第4実施形態のグロメットG14のように、充填用カップ部38を省略した形にしてもよい。
【0064】
また、図1、図3、図4の実施形態のグロメットG11、G13、G14においては、遮音壁35の外周端35aの引っ掛かり部として大径筒部31の内周31aに係合凹部39を設けていたが、係合凸部としてもよく、いずれにしろ遮音壁35の外周端35aが引っ掛かりやすい形状の部分を設ければよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、大径筒部内に入り込んで遮蔽壁との間に閉空間(空気層)を形成する遮音壁を、外に広がる円錐壁形状に形成したので、大径筒部内に入り込ませるときに小さな力で入れることができる。また、大径筒部内に入り込んで小径筒部が元に戻ったときには反対向きの円錐壁形状に反転するように構成しているので、反転後は大径筒部から外れにくくすることができる。即ち、初期形状から反転させるときには若干の力が必要になるが、いったん反転すると、外周端が大径筒部に拘束された状態では反転状態から元に戻りにくくなるので、前記閉空間を確実に保持することができ、高い遮音性を維持することができる。また、いったん反転すると外れにくくなることから、遮音壁の剛性を落とすことも可能となり、剛性を落とすことにより、いっそう遮音壁を大径筒部内に入れやすくなる。従って、遮音壁を定位置に組み付けやすく、しかもいったん組み付けると遮音壁が外れにくいグロメットを提供することができる。
【0066】
また、遮音壁が初期形状から反転した後は、小径筒部の戻り方向に窄まった円錐壁形状になるので、小径筒部の戻りを妨げることがなく、小径筒部が初期位置へ正しく戻ることにより、パネルにセットする前と後でのグロメット寸法の変化をなくせる。従って、予測した位置に電線を正しくセットできる。
【0067】
また、遮音壁は小径筒部の外周に一体化してあり、しかも外向きに開いた円錐壁形状に形成してあるので、小径筒部の基端側に止水材の充填用カップを設ける場合にも、金型による成形を容易に実現することができる。
【0068】
請求項2の発明によれば、遮音壁の大径筒部の内周に対する密着力を高くすることができる。そのため、遮音壁を外れにくくすることができると共に、遮音性を高めることができる。
【0069】
請求項3の発明によれば、遮音壁が外れにくくなることにより、確実な遮音性が維持される。
【0070】
請求項4の発明によれば、遮音壁と大径筒部の密着面積が増えることにより、遮音性が高まると共に、遮音壁が外れにくくなって、確実な遮音性が維持されることになる。また、円筒部によって確実な摩擦係合が達成されるので、大径筒部側に特別な係合部を設ける必要がなくなる。
【0071】
請求項5の発明によれば、遮蔽壁の反転復元力を利用して遮音壁を反転させるようにしているので、組み付けが簡単、確実にできる。
【0072】
請求項6の発明によれば、止水材の使用により、電線間の隙間を封じることができ、止水性を高めることができる。また、小径筒部の基端側に充填用カップがあるものの、遮音壁が大径筒部側ではなく小径筒部側に接合されているので、金型で問題なく成形することができる。
【0073】
請求項7の発明によれば、小径筒部の基端側の軸線方向寸法を短縮することができ、グロメットのコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の第1実施形態のグロメットの構成及び同グロメットのパネルへの組み付け手順を示す断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第2実施形態のグロメットの構成及び同グロメットのパネルへの組み付け手順を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態のグロメットの断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態のグロメットの断面図である。
【図5】(a)〜(d)は従来のグロメットのパネルへの組み付け手順を示す断面図である。
【図6】別の従来のグロメットを電線に組み付けた状態を示す断面図である。
【図7】図6のグロメットを単体で示す断面図である。
【図8】図7のグロメットのアイデアを、止水材を充填するタイプのグロメットに適用した場合を想定して示す断面図である。
【符号の説明】
G11 グロメット
31 大径筒部
31a 内周
32 嵌着部
33 小径筒部
33a 先端
33b 基端
34 遮蔽壁
35 遮音壁
35a 外周端
35b 内周端
38 充填用カップ部
45 円筒部
55 遮音壁
S 止水材
W 電線
Pa パネル貫通孔

Claims (7)

  1. パネル貫通孔の周縁に対する嵌着部を有する大径筒部と、
    パネル貫通孔を貫通する電線が内部に通される小径筒部と、
    前記小径筒部の軸線方向中間部と前記大径筒部とをつなぐことで大径筒部と小径筒部間の空間を塞ぎ、且つ、自身の弾性変形により大径筒部に対する小径筒部の軸線方向の変位を可能にする遮蔽壁と、
    該遮蔽壁よりも小径筒部の基端側に配され、小径筒部の基端の延長方向に向けて拡径する円錐壁形状に形成されて内周端が小径筒部の外周に接合され、且つ、大径筒部に対して小径筒部をその先端方向に変位させたとき、自由端として延出する外周端が大径筒部の内周に摺接し、その状態から前記変位を解除したとき、外周端が大径筒部の内周に係合することで、前記遮蔽壁の復元作用により遮音壁自身の内周部を支点にして前記初期形状と逆向きの円錐壁形状に反転し、それにより前記遮蔽壁との間に閉空間を形成する遮音壁とを備えることを特徴とするグロメット。
  2. 請求項1記載のグロメットであって、
    前記遮音壁の反転前の自由状態における外径を、該遮音壁の外周端が摺接する前記大径筒部の内周の径よりも大きく設定したことを特徴とするグロメット。
  3. 請求項1または2に記載のグロメットであって、
    前記大径筒部の内周に、前記遮音壁の外周端を係止する引っ掛かり部を設けたことを特徴とするグロメット。
  4. 請求項1または2に記載のグロメットであって、
    前記遮音壁の外周端に、大径筒部の内周に面接触することで摩擦係合する円筒部を設けたことを特徴とするグロメット。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のグロメットであって、
    前記遮蔽壁が、前記小径筒部の基端方向に向けて縮径する円錐壁形状に形成され、該遮蔽壁が、自身の外周部を支点としてその円錐壁形状の向きが逆になるように反転することで、前記小径筒部の変位を許容するものとされ、該遮蔽壁が初期形状へ戻ろうとする復元力により、小径筒部を初期位置に戻して、前記遮音壁を反転させることを特徴とするグロメット。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のグロメットであって、
    前記小径筒部の基端部に、小径筒部よりも径大とされ、小径筒部に通される電線の隙間を埋めるための止水材の充填用カップ部が設けられていることを特徴とするグロメット。
  7. 請求項6記載のグロメットであって、
    前記充填用カップ部の底面を構成する円錐壁の外側に前記遮音壁が連続して延設されていることを特徴とするグロメット。
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