JP3755511B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿の片面又は両面の画像を読取可能な原稿読取手段を有し、コピー、ファクシミリ、コンピュータ用の画像データ読み取り等の各用途に応じて読み取った原稿の画像データの処理方法を設定可能とした原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、コピー機、ファクシミリ装置、コンピュータ用の画像データ読み取りを行うスキャナ(以下「PCスキャナ」という。)等の原稿読取装置の分野においては、以下のような技術が開示されている。すなわち、第1に、原稿の表裏を反転させるための反転経路を持つ自動原稿送り装置を備えた複写装置において、原稿搬送路における原稿の裏面側に設けられた画像センサからの画像検出信号に基づいて原稿の裏面の画像情報の有無を識別する識別手段を備え、この識別手段による識別結果に基づいて、裏面に画像情報のない片面原稿に対しては、表面の読み取りを行った後、裏面の読み取りを行うことなく排出する動作を行う装置であって、この識別手段における画像情報判定の濃度レベルすなわち黒画像の濃さを任意に設定する手段を設け、或いは、この識別手段における画像情報ありと判定するための情報量すなわち黒画像の量を任意に設定する手段を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
第2に、登録対象の原稿の画像情報を連続的に走査して入力し、記憶手段に登録する画像情報登録システムにおいて、読み取った画像データの画素数に基づいてその画像データが白紙の原稿に対応するものであることを判定する白紙判定手段を備え、この白紙判定手段により白紙と判定した画像データの記憶手段への登録を行わないシステムであって、この白紙判定手段は、読み取った画像データの画素数を算出する画素数算出手段と、白紙判定に用いる原稿のサイズ毎に設定される画素数を予め登録するしきい値設定手段とを有し、画素数算出手段により算出された画素数がしきい値設定手段に登録された画素数より少ない場合に、その画像データが白紙に対応するものであると判定する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−94062号公報(第2頁、第10−11頁)
【特許文献2】
特開平6−35976号公報(第2頁、第4頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の原稿読取装置は、いずれも、読み取った原稿の画像データを解析し、予め設定した一定の判別レベルと比較することによって原稿の読取面の画像情報の有無を判別する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成による原稿の読取面の画像情報の有無の判別は、読取面の汚れや読取ノイズ等の影響もあり、100%の正確さを確保することは困難である。したがって、色の薄い画像情報のみが含まれている原稿や、微小な画像情報のみが含まれている原稿等の読み取りを行った場合には、誤って画像情報がないものと判断してしまう恐れがある。このような場合、読み取った原稿の画像データをどのように用いるかにより、使用者が被る不利益の大きさは異なる。例えば、原稿の画像をコピーする場合のように使用者がすぐに読み取り結果を確認できる場合にはあまり問題とならないが、ファクシミリ送信を行う場合のように使用者が読み取り結果を確認できないような場合には、原稿の読取面に画像情報がないものと判断してその画像の読み取りを行わない等の処理がされると、使用者はその原稿の内容を相手先に送信したつもりであるのに、実際には相手先に送信できていないというような事態も生じる可能性があり、非常に問題である。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、原稿の読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じる可能性があることを前提とし、そのような判別の誤りが生じた場合に予想される不利益の大きさ等に応じて、原稿の読取面の画像情報の有無を判別する際の基準や動作処理の手順を設定可能な原稿読取装置を提供することを技術課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術課題を解決するための具体的手段は、次のようなものである。すなわち、請求項1に記載する原稿読取装置は、原稿の片面又は両面の画像を読み取り可能な原稿読取手段と、この原稿読取手段により読み取った原稿の各読取面についての画像情報の有無を判別する画像情報有無判別手段と、前記画像情報有無判別手段において前記読取面の画像情報の有無を判別する際の判定レベル、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合に警告報知を行うか否かの設定である警告報知設定、及び、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合にその読取面の画像データを無条件に廃棄するか否かの設定である読み取り設定を、原稿の画像データの用途に対応付けて格納する設定格納テーブルとを備え、前記用途が、コピー用、ファクシミリ送信用、及び、コンピュータでの処理用であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載する原稿読取装置は、請求項1に記載する構成において、前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する判定レベルは、前記用途がコピー用である判定レベルより高く設定されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載する原稿読取装置は、請求項1又は2に記載する構成において、前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する警告報知設定は、警告報知を行う設定にされていることを特徴とするものである。請求項4に記載する原稿読取装置は、請求項1〜3のいずれかに記載する構成において、前記設定格納テーブルにおいて、前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する読み取り設定は、画像データを強制的には廃棄しない設定とされ、原稿の画像データの用途がファクシミリ送信用であって、且つ、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合に、画像データを廃棄するか否かの選択入力をユーザから受け付けることを特徴とするものである。請求項5に記載する原稿読取装置は、請求項1〜4のいずれかに記載する構成において、前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がコピー用に対応する読み取り設定は、画像データを強制的に廃棄する設定とされていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る原稿読取装置1をコピー機能、ファクシミリ機能、PCスキャナ機能、及びプリンタ機能を備えた複合機に適用した場合の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る原稿読取装置1の全体の構成を示すブロック図である。
【0012】
まず、この図1に基づいて、本実施形態に係る原稿読取装置1の全体の構成について説明する。原稿読取部2は、図2にも示すように、コピー、ファクシミリ送信、又はコンピュータ(PC)3用の画像データの読み取りを行うために、原稿4の画像を走査して画像データとして読み取るための部分である。ここでは、この原稿読取部2が、本発明における原稿読取手段を構成する。本実施形態においては、この原稿読取部2は、原稿自動供給装置(ADF:Automatic Document Feeder)5を備えており、この原稿自動供給装置5による1回の搬送で原稿4の両面の画像を同時に読み取り可能な構成を有している。
【0013】
このため、原稿読取部2は、原稿自動供給装置5による原稿4の搬送経路6の両側に、それぞれ第1プラテンガラス7及び第2プラテンガラス8を配置し、これらの第1プラテンガラス7及び第2プラテンガラス8を通して原稿4の一方の面及び他方の面をそれぞれ読み取り可能な位置に、第1読取ユニット9及び第2読取ユニット10を配置した構成を有している。ここで、第1読取ユニット9及び第2読取ユニット10は、それぞれ光源11、反射鏡12、収束レンズ13、及びCCD(Charge Coupled Device)14等を有して構成されている。なお、これらの第1読取ユニット9及び第2読取ユニット10の構成は、このようなものに限定されることはなく、第1読取ユニット9及び第2読取ユニット10の一方又は双方に密着形イメージセンサを用いた構成とすること等も可能である。また、ここでは、第1読取ユニット9は、水平方向に移動可能とされており、透明な原稿載置板15上に載置された原稿4の画像を読み取るフラットベッドスキャナ(FBS:FlatBed Scanner)16の読取機構としての機能も果たす。
【0014】
画像メモリ17は、原稿読取部2において読み取られた画像データやファクシミリ受信した画像データ等を格納して保存するメモリである。また、コーデック(CODEC:Coder and Decoder)18は、画像メモリ17に対する画像データの書込み及び読出しやファクシミリ送受信等のために画像データの符号化及び復号を行なう装置である。
【0015】
記録部19は、原稿読取部2において読み取られ、ファクシミリ受信し、又はコンピュータ3から受け取った画像データの画像を用紙に記録するための部分である。この記録部19における記録方式としては、例えば、電子写真方式、インクジェット記録方式、或いは感熱記録方式等、この分野において公知の各種の記録方式を用いることができる。
【0016】
操作部20は、使用者が原稿読取装置1を使用する際に、この原稿読取装置1に対する動作指示や設定等の入力を行なうための部分であって、図示しないが、スタートキーやテンキー等の各種操作キーを有して構成されている。また、報知部21は、原稿読取装置1の動作状態や設定状態等の各種の情報を使用者に対して報知するための部分であって、ここでは、任意の文字や図形等を表示可能な液晶表示装置22と、点灯又は消灯により原稿読取装置1の状態等を表示可能なLEDランプ23と、所定の警告音等を発して使用者に対する報知を行うスピーカ24とを有して構成されている。
【0017】
網制御装置(NCU)25及びモデム26は、原稿読取装置1がファクシミリ送受信を行なうための公衆電話交換網(PSTN)27との接続部分であって、網制御装置(NCU)25は、公衆電話交換網(PSTN)27に対する接続制御を行なう装置であり、モデム26は、ファクシミリ送受信される画像データの変調及び復調を行なう装置である。また、LANインターフェース28は、原稿読取装置1をLAN(Local Area Network)29に接続するためのインターフェースであって、原稿読取装置1をPCスキャナ又はプリンタとして用いる際に、LAN29を介して原稿読取装置1とコンピュータ(PC)3との接続を行なう。
【0018】
制御部30は、原稿読取装置1の各部の動作制御を行う部分である。本実施形態においては、制御部30は、MPU(Microprocessing Unit)31と、RAM(Random Access Memory)32と、ROM(Read Only Memory)33とを有して構成されている。ここで、MPU31は、バス34を介して原稿読取装置1を構成する各部と接続されており、これらの各部の動作制御を行なう演算処理回路である。
【0019】
RAM32は、原稿読取装置1の動作処理に用いる設定情報や動作情報等の各種データを読出し及び書込み可能な状態で格納するメモリである。本実施形態においては、RAM32には、設定格納テーブル35が設けられている。ここで、設定格納テーブル35は、原稿読取装置1の動作設定に関する情報を格納するためのテーブル形式の記憶領域であって、ここでは、図3に示すように、原稿読取装置1の動作設定として、判別レベル36と、警告報知設定37と、読み取り設定38とを、コピーモード39、ファクシミリモード40、PCスキャンモード41といった各動作モード毎に個別に設定してその内容を格納することができるテーブルとしている。ここで、コピーモード39、ファクシミリモード40、PCスキャンモード41といった各動作モードは、原稿読取部2において読み取った原稿4の画像データの用途、すなわち、読み取った原稿4の画像データをコピーに用いるのか、ファクシミリ送信に用いるのか、或いはコンピュータ3で処理するために用いるのかということに対応するので、このように各動作モード毎に個別に動作設定を格納することにより、画像データの用途に応じた動作設定が可能となっている。
【0020】
そして、この設定格納テーブル35に格納される動作設定のうち、判別レベル36とは、原稿読取部2により読み取った原稿4の各読取面についての画像情報の有無を判別する際の基準とする値である。ここでは、例えば、「98.00%」「99.50%」等のように、読み取った原稿4の各読取面毎の画像データの全画素に含まれる白画素の割合を判別レベル36の値として定めている。したがって、例えば判別レベル36の設定値が「98.00%」である場合には、読み取った原稿4の1の読取面について、その画像データの全画素に含まれる白画素の割合が98.00%以上であれば、その読取面は画像情報を有しない白紙であると判別される。この際、読み取った画像データの1の画素が白画素であるか黒画素であるかは、所定のスライスレベルに基づいて区別される。なお、ここで、原稿4の読取面とは、原稿読取部2により読み取った原稿4の面のことであり、原稿4の片面の画像を読み取った場合には、その読み取った片面すなわち表面又は裏面が該当し、原稿4の両面の画像を読み取った場合には、その読み取った表面及び裏面の両方が該当する。
【0021】
また、警告報知設定37とは、原稿読取部2により読み取った原稿4の読取面の中で「画像情報なし」と判別した読取面について、その読取面の画像データを自動的に廃棄する処理を行うか、又は、その読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知して、その選択入力に従って処理を行うかについての設定である。ここでは、その読取面の画像データを廃棄するか保存するかについての報知を行うか否かを、「ON」又は「OFF」として設定することとしている。したがって、この警告報知設定37が「ON」である場合には、「画像情報なし」と判別した読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知する処理を行う。またこの際に、その読取面に画像情報が存在しないことの警告を同時に報知すると好適である。一方、警告報知設定37が「OFF」である場合には、「画像情報なし」と判別した読取面の画像データを自動的に廃棄する処理を行う。なお、このような報知は、報知部21により行うこととし、具体的には、液晶表示装置22において、「画像情報なし」と判別した旨のメッセージと、その読取面の画像データの廃棄又は保存の選択を求めるメッセージとを表示するとともに、スピーカにより警告音を発し、或いはLEDランプ23を警告のために発光させる等により行なうと好適である。
【0022】
読み取り設定38とは、原稿読取部2により読み取った原稿4の読取面の中で「画像情報なし」と判別した読取面について、その読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行うか否かについての設定である。ここで、読取面の画像データを廃棄する処理を自動的に行う設定とは、「画像情報なし」と判別した読取面の画像データを自動的に廃棄する処理を行う設定であり、読取面の画像データを廃棄する処理を選択的に行う設定とは、「画像情報なし」と判別した読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知して、その選択入力に従って処理を行う設定である。このように読取面の画像データを廃棄する処理を自動的に行うか選択的に行うかについては、本実施形態においては、上述の警告報知設定37において設定される。また、「画像情報なし」と判別した読取面について、その読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行わない設定とは、画像情報の有無に関わらずすべての原稿の読取面の画像データを保存する設定である。本実施形態においては、この読み取り設定38として、「自動両面」、「強制両面」、又は「強制片面」の3種類の設定の中から選択可能としている。
【0023】
ここで、「自動両面」が設定されている場合には、原稿読取部2において原稿4の両面の画像を読み取り、画像情報がある読取面の画像データは画像メモリ17に保存する処理を行い、画像情報がない読取面の画像データは、前述の警告報知設定に従って自動的に廃棄する処理を行うか、又は、廃棄するか保存するかを選択可能に報知して、その選択入力に従って処理を行う。また、「強制両面」又は「強制片面」が設定されている場合には、原稿読取部2においてそれぞれ原稿4の両面又は片面の画像を読み取り、各読取面の画像情報の有無に関わらずすべての読取面の画像データを画像メモリ17に保存する処理を行う。なお、読み取り設定として、「強制両面」又は「強制片面」が設定されている場合、すなわち、原稿読取部2により読み取った原稿4の読取面の中で画像情報なしと判別した読取面について、その読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行わない設定である場合の原稿読取装置1の動作処理としては、読み取った原稿4の各読取面についての画像情報の有無の判別を始めから行わない動作処理とすることも可能であるし、読み取った原稿4の各読取面についての画像情報の有無の判別は行うがその判別結果を無視する動作処理とすることも可能である。
【0024】
ROM33は、MPU31の動作処理に必要な各種の動作プログラム等を格納するメモリである。このROM33に格納されている動作プログラムとしては、本実施形態においては、画像情報有無判別プログラム42と、画像情報処理プログラム43とが含まれる。ここで、画像情報有無判別プログラム42は、設定格納テーブル35に格納された判別レベル36に従って、原稿読取部2により読み取った原稿4の各読取面についての画像情報の有無を判別する処理をMPU31に実行させるためのプログラムである。したがって、ここでは、この画像情報有無判別プログラム42とこれに従って動作するMPU31とにより、本発明における画像情報有無判別手段が構成される。図4は、本実施形態に係る原稿読取装置1が、この画像情報有無判別プログラム42に従って原稿4の1の読取面についての画像情報の有無を判別する際の動作処理を示すフローチャートである。
【0025】
この図に示すように、原稿4の1の読取面についての画像情報の有無の判別処理の実行命令があった場合には(S1:YES)、その読取面の画像データの全画素に含まれる白画素の割合を算出する(S2)。そして、RAM32の設定格納テーブルから、原稿読取部2の現在の動作モードに対応する判別レベル36を読み出す(S3)。本実施形態においては、動作モードは、コピーモード39、ファクシミリモード40、又はPCスキャンモード41のいずれかである。その後、その読取面の画像データの全画素に含まれる白画素の割合と読み出した判別レベル36とを比較し、白画素の割合が判別レベル36以上であるか否かについて判断する(S4)。そして、白画素の割合が判別レベル36以上である場合には(S4:YES)、その読取面は「画像情報なし」、すなわち白紙であると判別する(S5)。一方、白画素の割合が判別レベル36より少ない場合には(S4:NO)、その読取面は「画像情報あり」と判別する(S6)。
【0026】
また、画像情報処理プログラム43は、原稿4の画像を読み取り、RAM32の設定格納テーブル35に格納された動作設定に従って、読み取った原稿4の各読取面の画像データを画像メモリ17に保存し、又は廃棄する処理をMPU31に実行させるためのプログラムである。この画像情報処理プログラム43に基づいて動作する原稿読取装置1の動作処理については、以下にフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0027】
図5及び図6は、本実施形態に係る原稿読取装置1において、原稿4の画像を読み取り、RAM32の設定格納テーブル35に格納された動作設定に従って、読み取った原稿4の各読取面の画像データを画像メモリ17に保存し、又は廃棄する処理を実行する際の動作処理を示すフローチャートである。なお、図5及び図6において、丸で囲まれた「A」、「B」及び「C」の記号は、それぞれの図における同じ記号と連続するものとする。
【0028】
これらの図に示すように、まず、原稿4の画像の読み取り動作開始命令があったか否かについて判断する(S11)。この原稿4の画像の読み取り動作開始命令は、原稿読取部2に原稿4がセットされ、操作部20の図示しないスタートキーが押されること等により入力される。そして、原稿4の画像の読み取り動作開始命令がない場合には(S11:NO)、そのまま待機し、原稿4の画像の読み取り動作開始命令があった場合には(S11:YES)、次に、原稿読取装置1の現在の動作モードを検出する(S12)。本実施形態においては、動作モードは、コピーモード39、ファクシミリモード40、又はPCスキャンモード41のいずれかである。
【0029】
その後、RAM32の設定格納テーブル35から、原稿読取装置1の現在の動作モードに対応する読み取り設定38を読み出す(S13)。上述の通り、本実施形態においては、この読み取り設定としては、「自動両面」、「強制両面」、又は「強制片面」の3種類の設定がある。そこで、次に、この原稿読取装置1の現在の動作モードに対応する読み取り設定38が「自動両面」であるか否かについて判断する(S14)。そして、この読み取り設定38が「自動両面」でない場合には(S14:NO)、次に、原稿読取装置1の現在の動作モードに対応する読み取り設定38が「強制両面」であるか否かについて判断する(S15)。この読み取り設定が「強制両面」である場合には(S15:YES)、通常の両面読み取り動作を行う(S16)。すなわち、原稿読取部2において原稿4の両面の画像を読み取り、各読取面の画像情報の有無に関わらずすべての読取面の画像データを画像メモリ17に保存する処理を行う。また、原稿読取装置1の現在の動作モードに対応する読み取り設定38が「強制両面」でない場合には(S15:NO)、読み取り設定38は「強制片面」であると判断することができるので、通常の片面の読み取り設定が「強制両面」である場合には(S15:YES)、通常の片面読み取り動作を行う(S17)。すなわち、原稿読取部2において原稿4の片面の画像を読み取り、各読取面の画像情報の有無に関わらずすべての読取面の画像データを画像メモリ17に保存する処理を行う。
【0030】
一方、原稿読取装置1の現在の動作モードに対応する読み取り設定38が「自動両面」である場合には(S14:YES)、原稿読取部2において1のページの原稿4の両面、すなわち表面及び裏面の両方の読取面の画像を読み取る(S18)。なお、上述の通り、本実施形態においては、原稿読取部2は、図2に示すように1回の搬送で原稿4の両面の画像を同時に読み取り可能な構成となっている。その後、読み取った原稿4の表面及び裏面の2つの読取面の中の1の読取面についての画像情報の有無の判別処理を行う(S19)。この画像情報の有無の判別処理については、図4に示すフローチャートに基づいて既に説明したのでここでは説明しない。
【0031】
そして、その読取面についての画像情報の有無の判別処理の結果が「画像情報あり」であるか否かについて判断する(S20)。判別処理の結果が「画像情報あり」である場合には(S20:YES)、その読取面は白紙ではなく画像情報が存在するのであるから、その読取面の画像データを画像メモリ17に格納して保存する(S21)。一方、その読取面についての画像情報の有無の判別処理の結果が「画像情報なし」である場合には(S20:NO)、次に、RAM32の設定格納テーブルから、原稿読取部2の現在の動作モードに対応する警告報知設定37を読み出す(S22)。上述の通り、本実施形態においては、警告報知設定37は「ON」又は「OFF」のいずれかである。そこで、次に、この原稿読取部2の現在の動作モードに対応する警告報知設定37が「ON」であるか否かについて判断する(S23)。そして、この警告報知設定37が「ON」である場合には(S23:YES)、「画像情報なし」と判別した旨の警告とともにその読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知する(S24)。ここでは、報知部21の液晶表示装置22に、その読取面について「画像情報なし」と判別した旨のメッセージと、その読取面の画像データの廃棄又は保存のいずれかの選択を求めるメッセージとを表示するとともに、スピーカにより警告音を発することにより報知する。
【0032】
次に、その読取面の画像データの廃棄が選択されたか否かについて判断する(S25)。この際の読取面の画像データの廃棄又は保存の選択は、使用者が、報知部21の液晶表示装置22に表示された情報に従って操作部20の操作キーを操作することにより廃棄又は保存のいずれかの選択入力をすることにより行われる。そして、その読取面の画像データの廃棄が選択された場合には(S25:YES)、その読取面の画像データを廃棄する(S26)。一方、その読取面の画像データの保存が選択された場合には(S25:NO)、その読取面の画像データを画像メモリ17に格納して保存する(S21)。
【0033】
また、処理S23において、原稿読取部2の現在の動作モードに対応する警告報知設定37が「OFF」である場合には(S23:NO)、「画像情報なし」と判別した読取面の画像データを自動的に廃棄する設定であると判断することができるので、上述のような報知等を行うことなく、その読取面の画像データを廃棄する(S26)。
【0034】
その後、1の原稿4の他方の読取面があるか否かについて判断する(S27)。すなわち、上述のように、原稿読取部2において読み取った原稿4の表面及び裏面の2つの読取面の中の1の読取面について先に画像情報の有無の判別処理を行うことから、他方の読取面であって未だ画像情報の有無の判別処理を行っていない読取面が存在する場合には、次にそのような他方の読取面についての画像情報の有無の判別処理を行うものである。したがって、1の原稿4の他方の読取面がある場合には(S27:YES)、処理はS19へ戻り、そのような他方の読取面についての画像情報の有無の判別処理を行い(S19)、更に処理S20からS27までの処理を引き続き行なう。一方、1の原稿4の他方の読取面がない場合(S27:NO)、すなわち、1の原稿4の表面及び裏面の2つの読取面の両方について既に画像情報の有無の判別処理及びその判別結果に従った画像データの廃棄又は保存等の処理が既に行われている場合には、次のページの原稿4があるか否かについて判断する(S28)。この判断は、具体的には、原稿読取部2の原稿自動供給装置5に原稿4が載置されているか否かをセンサ等で検出することにより行なう。そして、次のページの原稿4がある場合には(S28:YES)、処理はS18へ戻り、次のページの原稿4の画像を原稿読取部2において読み取り(S18)、更に処理S19からS28までの処理を引き続き行なう。一方、次のページの原稿4がない場合には(S28:NO)、処理は終了する。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る原稿読取装置によれば、画像情報有無判別手段において読取面の画像情報の有無を判別する際の判別レベルを、その読み取った原稿の画像データの用途に応じて設定可能としたことにより、読み取った原稿の画像データの用途により、その原稿の読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益の大きさが異なる場合に、その用途ごとに予想される不利益の大きさに応じて、原稿の読取面の画像情報の有無を判別する際の基準をそれぞれ設定することができる。また、上述の効果に加えて、前記画像情報有無判別手段において画像情報なしと判別した読取面について、その読取面の画像データを自動的に廃棄する処理を行うか、又は、その読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知して、その選択入力に従って処理を行うかを、その読み取った原稿の画像データの用途に応じて設定可能としたことにより、読み取った原稿の画像データの用途により、その原稿の読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益の大きさが異なる場合に、その用途ごとに予想される不利益の大きさに応じて、原稿の読取面の画像情報なしと判別した読取面の画像データを自動的に廃棄するか、或いは廃棄又は保存を選択的に報知するかをそれぞれ設定することができる。
【0036】
本発明の請求項2に係る原稿読取装置によれば、上述の効果に加えて、例えばファクシミリ送信等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できない用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益が大きい用途については、判別レベルを画像情報なしと判別しにくい設定とすることにより、画像情報の有無の判別に誤りがあったとしても、画像情報があるものを画像情報なしと判別するような誤りが発生しないような設定とすることにより、より安全な方向の設定とすることができるので、画像情報の有無の判別に誤りがあったとしても大きな問題が生じることを防止できる。また、逆に、例えばコピー等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できる用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益があまり大きくない用途については、判別レベルをやや画像情報なしと判別しやすい設定とすることにより、読取面に多少の汚れやノイズ等があっても画像情報のない白紙を確実に判別できるようにし、用紙の無駄等が生じることを防止できる。
【0037】
本発明の請求項3、4に係る原稿読取装置によれば、上述の効果に加えて、例えばファクシミリ送信等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できない用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益が大きい用途については、画像情報なしと判別した読取面の読取面の画像データを廃棄するか保存するかを選択可能に報知して、その選択入力に従って処理を行う設定とすることにより、画像情報があるものを誤って画像情報なしと判別した場合にもその画像情報が廃棄されるという問題が生じることを防止できる。
【0038】
本発明の請求項5に係る原稿読取装置によれば、上述の効果に加えて、例えばコピー等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できる用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益があまり大きくない用途については、画像情報なしと判別した読取面の画像データを自動的に廃棄する処理を行う設定とすることにより、画像情報を有しない原稿の読取面を自動的にとばして読み取ることができるので、用紙の無駄を防止するとともに、操作に要する使用者の手間を大幅に削減することができる。
【0040】
更に、前記画像情報有無判別手段において画像情報なしと判別した読取面について、その読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行うか否かを、その読み取った原稿の画像データの用途に応じて設定可能とすることにより、読み取った原稿の画像データの用途により、その原稿の読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益の大きさが異なる場合に、その用途ごとに予想される不利益の大きさに応じて、画像情報なしと判別した読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行うか、或いは、画像情報の有無に関わらずすべての原稿の読取面の画像データを保存するかをそれぞれ設定することができる。したがって、例えばファクシミリ送信等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できない用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益が大きい用途については、画像情報の有無に関わらずすべての原稿の読取面の画像データを保存する設定とすることにより、画像情報があるものを誤って画像情報なしと判別したためにその画像情報が廃棄されるという問題が生じることを完全に防止できる。また、逆に、例えばコピー等のような使用者が読み取り結果を容易に確認できる用途であって、読取面の画像情報の有無の判別に誤りが生じた場合に予想される不利益があまり大きくない用途については、画像情報なしと判別した読取面の画像データを廃棄する処理を自動的又は選択的に行う設定とすることにより、画像情報を有しない原稿の読取面を自動的にとばして読み取ることができるので、用紙の無駄を防止するとともに、操作に要する使用者の手間を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る原稿読取装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る原稿読取装置の原稿読取部の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る原稿読取装置の設定格納テーブルの内容の一例を示す図である。
【図4】本実施形態に係る原稿読取装置において、原稿の1の読取面についての画像情報の有無を判別する際の動作処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る原稿読取装置において、原稿の画像を読み取り、各読取面の画像データを保存し、又は廃棄する処理を実行する際の動作処理を示すフローチャートの前半部分である。
【図6】本実施形態に係る原稿読取装置において、原稿の画像を読み取り、各読取面の画像データを保存し、又は廃棄する処理を実行する際の動作処理を示すフローチャートの後半部分である。
【符号の説明】
1 原稿読取装置
2 原稿読取部
4 原稿
17 画像メモリ
20 操作部
21 報知部
30 制御部
31 MPU
32 RAM
33 ROM
35 設定格納テーブル
36 判別レベル
37 警告報知設定
38 読み取り設定

Claims (5)

  1. 原稿の片面又は両面の画像を読み取り可能な原稿読取手段と、この原稿読取手段により読み取った原稿の各読取面についての画像情報の有無を判別する画像情報有無判別手段と、前記画像情報有無判別手段において前記読取面の画像情報の有無を判別する際の判定レベル、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合に警告報知を行うか否かの設定である警告報知設定、及び、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合にその読取面の画像データを無条件に廃棄するか否かの設定である読み取り設定を、原稿の画像データの用途に対応付けて格納する設定格納テーブルとを備え、前記用途は、コピー用、ファクシミリ送信用、及び、コンピュータでの処理用であることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する判定レベルは、前記用途がコピー用である判定レベルより高く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する警告報知設定は、警告報知を行う設定にされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がファクシミリ送信用に対応する読み取り設定は、画像データを強制的には廃棄しない設定とされ、原稿の画像データの用途がファクシミリ送信用であって、且つ、前記画像情報有無判別手段において画像情報無しと判別した場合に、画像データを廃棄するか否かの選択入力をユーザから受け付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の原稿読取装置。
  5. 前記設定格納テーブルにおいて、前記用途がコピー用に対応する読み取り設定は、画像データを強制的に廃棄する設定とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の原稿読取装置。
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