JP2006080804A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006080804A
JP2006080804A JP2004261754A JP2004261754A JP2006080804A JP 2006080804 A JP2006080804 A JP 2006080804A JP 2004261754 A JP2004261754 A JP 2004261754A JP 2004261754 A JP2004261754 A JP 2004261754A JP 2006080804 A JP2006080804 A JP 2006080804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
reading
information
original
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004261754A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Yamaguchi
哲治 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2004261754A priority Critical patent/JP2006080804A/ja
Publication of JP2006080804A publication Critical patent/JP2006080804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】自動原稿給送装置により原稿を搬送しつつその画像データを読取る画像読取装置において、ユーザが設定操作を行うことなく原稿トレイに原稿が載置された段階で読取モードを自動的に設定することができる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】本発明の画像読取装置1は、原稿トレイ25に載置された原稿に付設されているRFIDタグから無線通信により情報を読み出す第1リーダ22と、読み出した情報に基づいて原稿に対する読取モードを設定する制御部2と、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送路26に沿って搬送される原稿の画像データを設定された読取モードで読取る読取手段と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取装置に関し、詳しくは自動原稿給送装置により原稿トレイから搬送される原稿の画像データを読取る読取手段を備える画像読取装置に関するものである。
自動原稿給送装置(ADF:Automatic Document Feeder)により原稿を搬送しつつその画像データを読取る画像読取装置では、ユーザが原稿トレイに原稿を載置した後に操作キーなどを操作して読取モードを設定した場合、設定された読取モードに従って原稿の画像データが読取られる。このような画像読取装置において設定可能な読取モードの一つに、混載モードがある。
混載モードは、自動原稿給送装置の原稿トレイに原稿サイズの異なる複数枚の原稿が載置された場合に、原稿サイズを検出しながら原稿の画像データの読取った後に必要な画像処理を行うという一連の読取動作を原稿毎に行う読取モードである。したがって、混載モードが設定されて例えば複写(コピー)を行う場合、原稿サイズの異なる複数枚の原稿を同じサイズの用紙に複写したり、原稿サイズに応じて使用する用紙のサイズを変更して複写することが可能である。この混載モードを設定して原稿の読取動作を行う場合、通常、原稿読取り開始前にユーザが読取モードに設定するための操作を行う必要があるが、ユーザがこの設定操作を行うことなく混載モードを自動的に設定して原稿の読取動作を行う画像読取装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の画像読取装置は、原稿の読取動作に先立って、原稿トレイに載置された複数枚の原稿を自動原稿給送装置により1枚ずつ搬送しつつ搬送路の途中に設けられた原稿サイズ検出センサにより全ての原稿の原稿サイズを検出した後、複数枚の原稿の原稿サイズが全て一致するか否かを判断する判断処理を行い、いずれか1枚でも原稿サイズの異なる原稿があると判断した場合に、読取モードを混載モードに設定する。したがって、ユーザが混載モードの設定操作を行う必要がなく、また、不適切なサイズの用紙に原稿が複写されるのを防止することができる。
特開平11−272021号公報
ところが、特許文献1の画像読取装置によれば、原稿サイズの一致不一致の判断を行うための原稿送り動作と原稿の読取動作のための原稿送り動作の合計2回の原稿送り動作を行わなければならず、原稿トレイに原稿が載置されてから読取動作が完了するまでに多くの時間がかかるという問題があった。
また、例えば、原稿の画像データをカラーで読取るカラーモードや原稿の両面の画像データを読取る両面読取モードについても、原稿の画像がカラーであるか否かを判断する処理や原稿が両面原稿であるか否かを判断する処理を原稿毎に行わなければならなかった。そのため、混載モードの場合と同様に、原稿トレイの原稿を搬送路に沿って1枚ずつ搬送してカラー/モノクロの判断処理や両面/片面の判断処理を行う必要があり、混載モードに限らず他の読取モードについても原稿トレイに原稿が載置された段階で直ちに読取モードを設定することはできないという問題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、自動原稿給送装置により原稿を搬送しつつその画像データを読取る画像読取装置において、ユーザが設定操作を行うことなく原稿トレイに原稿が載置された段階で読取モードを自動的に設定することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、原稿トレイに載置された原稿に付設されている電子タグから無線通信により情報を読み出す読出手段と、該手段が読み出した情報に基づいて前記原稿に対する読取モードを設定する設定手段と、自動原稿給送装置により前記原稿トレイから搬送路に沿って搬送される原稿の画像データを前記設定手段により設定された読取モードで読取る読取手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の画像読取装置は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記設定手段は、前記読出手段が読み出した情報に複数の異なる原稿サイズ情報が含まれている場合に、前記原稿に対する前記読取モードを混載モードに設定することを特徴としている。
請求項3記載の画像読取装置は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記設定手段は、前記読出手段が読み出した情報に含まれている原稿種類情報に応じて前記原稿に対する前記読取モードを設定することを特徴としている。
請求項4記載の画像読取装置は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像読取装置において、前記原稿トレイにおける原稿の有無を検出する検出手段を備え、前記読出手段は、前記検出手段が前記原稿トレイに原稿があることを検出した場合に、前記電子タグから情報を読み出すことを特徴としている。
請求項5記載の画像読取装置は、請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像読取装置において、前記自動原稿給送装置により前記原稿トレイから前記搬送路に搬入された原稿に付設されている電子タグから無線通信により情報を読み出す分離読出手段を備え、前記読取手段は、前記分離読出手段が読み出した情報に基づいて前記搬入された原稿の画像データを読取ることを特徴としている。
請求項6記載の画像読取装置は、請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像読取装置において、前記読出手段又は前記分離読出手段が前記電子タグから読み出した情報に基づいて報知処理を行う報知手段を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の画像読取装置によれば、原稿に付設されている電子タグに予め原稿サイズ等の原稿に関する情報を書込んでおくことにより、原稿トレイに原稿が載置された段階で自動的に読取モードを設定させることができる。そのため、原稿トレイに原稿が載置された後に、ユーザが読取モードの設定操作を行ったり、例えば混載モードに設定する必要があるか否かを判断するために、原稿トレイに載置された全ての原稿を原稿トレイから1枚ずつ搬送して原稿サイズを検出するといった処理を行うことなく、原稿トレイに原稿が載置(セット)された段階で最適な読取モードを設定することができる。
請求項2に記載の画像読取装置によれば、原稿トレイに原稿が載置された段階でどのような原稿サイズの原稿が載置されているかを判断することができるとともに、複数の異なる原稿サイズの原稿が載置されていると判断した場合には、ユーザが何ら設定操作を行うことなく読取モードを混載モードに設定することができる。また、電子タグから原稿サイズ(原稿サイズ情報)を読み出すことができるため、原稿トレイから搬送ローラにより原稿を搬送しつつ搬送ローラのステップ数等から原稿サイズを検出するといった処理を行う必要がない。したがって、搬送路に原稿サイズを検出するためのセンサ(原稿サイズ検出センサ)を設けたり、上記の処理を行うために搬送路の距離を一定以上確保する必要がなく、原稿読取部の構成を小型化することが可能である。
請求項3に記載の画像読取装置によれば、原稿トレイに原稿が載置された段階で原稿に付設されている電子タグから読み出した原稿種類情報に応じて原稿の読取モードを設定することができる。例えば、車検証などの地模様や地色のある原稿であることを示す原稿種類情報が電子タグに記憶されている場合には、読取モードを原稿の背景を消す読取モードに自動的に設定することが可能である。
請求項4に記載の画像読取装置によれば、読出手段は、検出手段が原稿トレイに原稿があることを検出した場合に、無線通信を行って電子タグから情報を読み出すので、原稿トレイに原稿が載置されていない場合に、不要な無線通信動作が行われるのを防止することができる。また、原稿トレイに原稿が載置された段階で、直ちに最適な読取モードを設定することができる。
請求項5に記載の画像読取装置によれば、複数の電子タグから読み出した情報(原稿に関する情報)が異なる場合、言い換えれば、異なる種類の複数枚の原稿が原稿トレイに載置された場合には、それらの原稿に関する情報がどの原稿に対応するものであるかを判別することはできないが、分離取得手段により各原稿毎に原稿に関する情報を取得するとともに各原稿毎に適切な読取動作を行うことができる。
請求項6に記載の画像読取装置によれば、ユーザは、原稿サイズ等の原稿に関する情報や原稿に関する情報に基づいて設定された読取モード等を認識することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る画像読取装置をコピー機能を有する画像読取装置に適用した場合について、図面に基づき説明する。図1は、この画像読取装置1の構成例を示したブロック図である。画像読取装置1は、図示するように制御部(MPU:Microprocessing Unit)2、原稿読取部3、画像処理部4、コーデック(CODEC:Coder and Decoder)5、画像メモリ6、記録部7、操作部8、報知部9、ROM(Read Only Memory)10、及びRAM(Random Access Memory)11を備えたものであって、各部2乃至11は、バス12によって通信可能に接続されている。
制御部2は、画像読取装置1の各部の動作を制御する。画像処理部4は、原稿読取部3が読取った原稿の画像データに対して画像処理を行うものである。具体的には、原稿読取部3が読取った原稿の画像データに対して、シェーディング補正、γ補正、拡大/縮小処理(画素データの補間処理又は間引処理)、地色や地模様のある原稿の画像データの背景を消すための地色補正等の画像処理を必要に応じて行う。なお、この画像処理部4は、カラー画像データとモノクロ画像データの双方の画像データに対して画像処理を行うことができ、カラー画像データの色空間変換や色調整などを行うことも可能である。
コーデック5は、画像データを符号化(エンコード)・復号(デコード)するものである。ここでは、画像処理部4で画像処理が行われた原稿の画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)、JBIG(Joint Bi-level Image Group)方式等により符号化し、符号化されている画像データを復号する。
画像メモリ6は、コーデック5において符号化された画像データ、画像処理部4から直接出力された画像データ等を格納する。記録部7は、画像メモリ6から読み出された画像データの画像(カラー画像又はモノクロ画像)を用紙に記録するものである。この記録部7における記録方式としては、例えば、電子写真方式やインクジェット記録方式等の各種の記録方式を用いることができる。
操作部8は、原稿読取部3に原稿の読取り開始を指示するためのスタートキー、コピー部数等を入力するためのテンキー、各種設定を行うためのカーソルキーなど、報知部9と連動した各種操作キーを備えている。報知部9は、各種の報知画面や画像読取装置1の動作状態などを文字や図形などで表示する液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)14、点灯又は消灯で表示するLEDランプ15、音声データの音声やブザー音を鳴動して報知動作を行うスピーカ16などを備えている。なお、液晶表示装置14は、タッチパネル式のものであり、操作部8に代えてこの液晶表示装置14の画面をユーザが指等により触れることにより各種の操作を行うこともできる。
原稿読取部3は、原稿の画像データを読取るものであり、本実施形態においては、原稿のカラー画像データ又はモノクロ画像データを読取る機能や、原稿の片面の画像データ又は両面の画像データを読取る機能などを備えたものである。この原稿読取部3は、図1及び図2に示すように、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ18、CIS(Contact Image Sensor)読取ユニット19、原稿検出センサ20、自動原稿給送装置(ADF:Automatic Document Feeder)21、第1リーダ22、及び第2リーダ23を具備して構成されている。
CCDラインセンサ18は、原稿の一方の面(表面)の画像データを読取るものであり、図示しないが、いわゆるフラット・ベッド・スキャナ(FBS:Flat Bed Scanner)内に配設されている。フラット・ベッド・スキャナは、CCDラインセンサ18の他に、原稿に光を照射する光源、原稿からの反射光を所定の方向へ導く反射ミラーを備えた走査キャリッジ、反射光を収束する集光レンズ等を具備して構成されており、CCDラインセンサ18は、フラット・ベッド・スキャナの透明な原稿載置板に載置された原稿の画像データ、又は自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送される原稿の一方の面の画像データを読取る。
CIS読取ユニット19は、原稿の他方の面(裏面)の画像データを読取る、いわゆる密着形イメージセンサ(CIS)を用いたものであり、自動原稿給送装置21内に配設されている。このCIS読取ユニット19は、図示しないが、光源により照射された原稿からの反射光を収束性ファイバで光導電素子上に収束して読取る固定式の読取ユニットであり、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送される原稿の他方の面の画像データを読取る。
なお、CCDラインセンサ18及びCIS読取ユニット19は、ともにカラー及びモノクロ双方の画像データを読取ることが可能なものである。このように、原稿読取部3ではCCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19により原稿の画像データを読取ることが可能であり、本実施形態においては、CCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19の両方又はいずれか一方が自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送される原稿の画像データを設定された読取モードで読取る読取手段として機能し、画像処理部4は、読取られた原稿の画像データに対して読取モードの機能を実行するために必要な画像処理を行う。
原稿検出センサ20は、原稿トレイ25における原稿の有無を検出する検出手段として機能するものであり、例えば、光学式の反射型センサ等を使用することができる。制御部2は、この原稿検出センサ20の検出結果に基づいて、原稿トレイ25に原稿が載置(セット)されたか否かを判断することができる。自動原稿給送装置21は、原稿トレイ25に載置された原稿を1枚ずつ搬送路26に沿って搬送した後に排紙トレイ27へと排出するものであり、原稿トレイ25の原稿を搬送路26へ搬入する給紙ローラ28、搬送路26へ搬入された原稿を搬送する搬送ローラ29、搬送路26に沿って搬送された原稿を排紙トレイ27へ排出する排紙ローラ30等を具備して構成されている。
第1リーダ22及び第2リーダ23は、原稿に付設されている電子タグから無線通信により情報を読み出すものである。具体的には、第1リーダ22又は第2リーダ23が発振した電波を電子タグが受信すると、共振作用により電子タグ内に起電力が発生し、電子タグは、発生した起電力により予め書込まれている情報を発信する。第1リーダ22及び第2リーダ23は、このようにして電子タグから発信された情報を受信することにより、電子タグから情報を読み出す。
原稿に付設されている電子タグは、本実施形態においては、RFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)タグである。RFIDタグは、図示しないが、超小型のIC(集積回路)チップと、無線通信用のコイル状のアンテナと、から構成されており、ICチップは、記憶部、電源整流部、送信部、及び受信部を具備している。なお、このRFIDタグの記憶部には、付設される原稿に関する情報が予め書込まれており、第1リーダ22及び第2リーダ23は、原稿に付設されているRFIDタグから無線通信により情報(以下、「原稿に関する情報」という。)を読み出すことができる。ここで、RFIDタグに予め書込まれている原稿に関する情報は、原稿トレイ25に載置された原稿に対する読取モードの設定処理や原稿の画像データを読取って画像処理を行うために必要な情報であり、原稿サイズ情報、原稿種類情報、名刺サイズ読取命令情報、読取禁止情報等である。
原稿サイズ情報は、原稿のサイズに関する情報であり、具体的には、A4(297×210mm)や、B4(364×257mm)等の原稿の縦方向と横方向の長さを示す情報である。原稿種類情報は、原稿の紙面上の画像がどのような種類の画像の原稿であるかを示す情報である。原稿の種類としては、地色や地模様のある原稿(例えば、車検証など)、画像がカラーで記録されたカラー原稿、画像がモノクロで記録されたモノクロ原稿、主に写真が記録された写真原稿、主に文字が記録された文字原稿、一方の面に画像が記録された片面原稿、両方の面に画像が記録された両面原稿等がある。名刺サイズ読取命令情報は、原稿の画像を名刺サイズに拡大又は縮小して読取るための命令を示す情報である。読取禁止情報は、原稿が読取りを禁止された原稿であることを示す情報である。
第1リーダ22は、原稿トレイ25に載置された原稿に付設されているRFIDタグから無線通信により原稿に関する情報を読み出す読出手段として機能するものであり、原稿トレイ25の所定の位置に設置されている。第1リーダ22は、原稿検出センサ20が原稿トレイ25に原稿があることを検出した場合に、載置されている原稿のRFIDタグから原稿に関する情報を読み出す。なお、第1リーダ22は、原稿のどの位置にRFIDタグが付設されていたとしても原稿に関する情報を読み出すことができるように、少なくとも、原稿トレイ25上のどの位置にRFIDタグが位置したとしても原稿に関する情報を読み出すことができるように、その通信範囲が予め設定されたものが使用されている。また、第1リーダ22は、アンチコリジョン機能を有しており、原稿トレイ25に複数枚の原稿が載置された場合であっても、それらの複数枚の原稿に付設されている複数のRFIDタグから原稿に関する情報を同時に読み出すことが可能である。
第2リーダ23は、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送路26に搬入された原稿に付設されているRFIDタグから無線通信により原稿に関する情報を読み出す分離読出手段として機能するものであり、搬送路26周辺の所定の位置に設置されている。なお、この第2リーダ23は、原稿トレイ25から搬送路26に沿って搬入され、原稿トレイ25に載置されている他の原稿と分離された原稿に付設されているRFIDタグからのみ原稿に関する情報を読み出せるように、その通信範囲が原稿トレイ25に及ぶことがないようなものが使用されている。すなわち、第2リーダ23は、原稿トレイ25に載置されている原稿のRFIDタグから原稿に関する情報を読み出すことはできない。ところで、上記のように、原稿トレイ25に複数枚の原稿が載置され、第1リーダ22が複数の異なる原稿に関する情報を読み出した場合には、それらの原稿に関する情報がそれぞれどの原稿に対応するものであるかを判別することができないが、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送路26に原稿を搬入して原稿トレイ25に載置されている他の原稿と分離することにより、第2リーダ23を使用して原稿毎に原稿に関する情報を読み出すことができる。
ROM10は、制御部2によりこの画像読取装置1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを格納している。RAM11は、画像読取装置1の処理動作に用いる設定情報や動作情報等の各種データを読出し及び書込み可能な状態で格納している。また、原稿の読取り開始前に第1リーダ22がRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に基づいて設定された読取モードや、第1リーダ22や第2リーダ23が読み出した原稿に関する情報は、このRAM11に格納される。
上記のように構成された画像読取装置1の原稿読取部3において原稿の両面読取りが行われる場合、原稿トレイ25に載置された原稿は、まず自動原稿給送装置21の給紙ローラ28により搬送路26へと送り込まれる。搬送路26へと送り込まれた原稿は、搬送ローラ29により搬送され、搬送路26に沿って上方から下方へUターンするように反転して透光板(不図示)がある読取位置P1に至り、読取位置P1を通過する際にCCDラインセンサ18によって表面の画像データが読取られ、更に搬送路26を搬送されて読取位置P2を通過する際にCIS読取ユニット19によって裏面の画像データが読取られる。このようにして、CCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19により両面読取りされた原稿は、排紙ローラ30により原稿トレイ25の下方に位置する排紙トレイ27へ排出される。なお、上記の両面読取りの処理動作において、CCDラインセンサ18又はCIS読取ユニット19のいずれか一方のみが読取動作を行って原稿の片面の画像データを読取ることも当然可能である。
ところで、このようにして読取る原稿には、上記のように地模様や地色のある原稿、文字のみが記録された文字原稿、写真や絵が記録された写真原稿、文字や写真等が混在する文字・写真混在原稿、文字や写真等の画像がカラーで記録されたカラー原稿、文字や写真等の画像がモノクロで記録されたモノクロ原稿など、様々な種類の原稿が存在する。また、原稿のサイズ(原稿サイズ)も、原稿の使用目的などにより異なることが多い。したがって、読取るべき原稿に適した読取動作及び画像処理を行うために、原稿読取り開始前に読取モードの設定が行われる。この画像読取装置1において設定可能な読取モードとしては、混載モード、車検証モード、カラーモード、モノクロモード、片面読取モード、両面読取モードなどがある。
ここで、混載モードは、読取るべき複数枚の原稿の原稿サイズがいずれか1つでも異なる場合に設定される読取モードであり、原稿毎に原稿サイズを検出しつつ検出した原稿サイズに基づいて原稿の画像データを読取って変倍処理等の画像処理を行う読取モードである。車検証モードは、地模様や地色のある原稿を読取る場合に設定される読取モードであり、原稿の読取動作とともに読取った原稿の画像データから地模様や地色を消す地色補正の画像処理を行う読取モードである。カラーモードは、画像がカラーで記録された原稿を読取る場合に設定される読取モードであり、原稿の画像データを例えばRGB表色系のカラー画像データとして読取るとともにカラー画像データに必要なカラー画像処理を行う読取モードである。モノクロモードは、画像がモノクロで記録された原稿を読取る場合に設定される読取モードであり、原稿の画像データをモノクロ画像データとして読取るとともにモノクロ画像データに必要はモノクロ画像処理を行う読取モードである。片面読取モードは、原稿のいずれか一方の面にのみ画像が記録されている場合に設定される読取モードであり、例えば、CCDラインセンサ18のみによって読取動作を行う読取モードである。両面読取モードは、原稿の両方の面に画像が記録されている場合に設定される読取モードであり、CCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19の両方により読取動作を行う読取モードである。
これらの読取モードを設定するには、従来の画像読取装置では、ユーザによる読取モードの設定操作が必要であるが、本実施形態に係る画像読取装置1では、原稿に関する情報を記憶するRFIDタグが付設された原稿が原稿トレイ25に載置された場合に、載置された原稿のRFIDタグから原稿に関する情報を読み出すとともに読み出した情報に基づいて読取モードを設定することができる。すなわち、ユーザが読取モードの設定操作を行うことなく読取モードを設定することができる。なお、混載モードは、原稿トレイ25に載置された複数枚の原稿の原稿サイズ、すなわち、第1リーダ22がRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に含まれる原稿サイズ情報に基づいて設定され、上記のその他の読取モードは、第1リーダ22がRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に含まれる原稿種類情報に基づいて設定されるものである。
以下、原稿に関する情報を記憶するRFIDタグが付加された原稿が原稿トレイ25に載置された場合に、画像読取装置1において行われる処理動作について、図3及び図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートに基づいて説明する画像読取装置1の処理動作は、ROM10に格納されているプログラムに基づいて制御部2が発行する命令に従って行われる。また、上記のように、RFIDタグは、原稿サイズ情報、原稿種類情報等の様々な情報を記憶することが可能であるため、複数の読取モードを設定して原稿の読取動作を行うことができるが、ここでは、原稿に関する情報に原稿サイズ情報が含まれており、複数の異なる原稿サイズ情報を読み出した場合に読取モードを混載モードに設定して原稿の画像データを読取る場合について主に説明する。
制御部2は、まず、原稿検出センサ20の検出結果に基づいて、原稿トレイ25に原稿が載置されたか否かを判断する(S1)。ここで、原稿トレイ25に原稿が載置されたと判断した場合(S1:YES)、原稿トレイ25に載置された原稿に付設されているRFIDタグから原稿に関する情報を読み出す(S2)。すなわち、第1リーダ22により、原稿トレイ25に載置された原稿に付設されているRFIDタグとの間で無線通信を行ってRFIDタグが記憶する原稿に関する情報を電波により非接触で読み出す。このように、第1リーダ22は、原稿検出センサ20が原稿トレイ25に原稿があることを検出した場合に、RFIDタグから原稿に関する情報を読み出す。なお、第1リーダ22は、原稿トレイ25に複数の原稿が載置された(複数のRFIDタグが存在する)場合には、アンチコリジョン機能により、載置された全ての原稿のRFIDタグから原稿に関する情報を読み出す。また、制御部2は、この段階で第1リーダ22が取得した原稿に関する情報の数から載置されている原稿の枚数を判断することができる。例えば、第1リーダ22が3つの原稿サイズ情報を取得した場合には、3枚の原稿が載置されていると判断することができる。
次に、制御部2は、読取りが禁止された原稿があるか否かを判断する(S3)。具体的には、S2において第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に読取禁止情報が含まれているか否かを判断する。ここで、読取りが禁止された原稿があると判断した場合(S3:YES)、すなわち、読み出した原稿に関する情報に読取禁止情報が含まれていると判断した場合、読み出した原稿に関する情報に基づいて報知処理を行うとともに、原稿の読取りを禁止する(S4)。
図5の(a)は、このS4の報知処理で液晶表示装置14に表示される読取り禁止情報報知画面32の一例を示した図である。この読取り禁止情報報知画面32では、図示するように、例えば「コピーできない原稿がセットされています」などの読取りが禁止された原稿が原稿トレイ25に載置されていることを通知するためのメッセージと、「コピーできない原稿を取り除いて下さい」などの読取りが禁止された原稿を取り除くことを促す旨のメッセージが表示されている。制御部2は、このような報知処理を行うとともに、操作部8からの原稿の読取り開始命令があったとしても原稿読取部3に原稿の読取りを行わせないようにして原稿の読取りを禁止する。また、S4の報知処理において、上記のメッセージと同様の音声メッセージ予めRAM11等に格納しておき、その音声メッセージの音声をスピーカ16から鳴動させて報知処理を行うようにしてもよい。
一方、設定手段として機能する制御部2は、読取りが禁止された原稿はないと判断した場合(S3:NO)、すなわち、S2で第1リーダ22がRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に読取禁止情報が含まれていないと判断した場合、第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に基づいて原稿トレイ25に載置された原稿に対する読取モードを設定する(S5)。例えば、第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に複数の異なる原稿サイズ情報が含まれている場合、すなわち、原稿サイズの異なる複数枚の原稿が原稿トレイ25に載置されている場合、載置されている原稿に対する読取モードを混載モードに設定する。具体的には、原稿の読取り開始命令があった場合に、原稿読取部3に混載モードにより原稿の読取りを行わせるための設定情報をRAM11に格納する。
また、第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に原稿種類情報が含まれている場合、制御部2は、第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に含まれている原稿種類情報に応じて原稿トレイ25に載置されている原稿に対する読取モードを設定する。例えば、第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に原稿が地模様や地色のある原稿であることを示す情報(原稿種類情報)が含まれている場合には、制御部2は、原稿の画像データを読取ってその原稿の画像データの地模様や地色の画像を消去する画像処理を原稿読取部3と画像処理部4に行わせるための設定情報をRAM11に格納して読取モードを車検証モードに設定する。
制御部2は、このように読取モードを設定するとともに、S2で第1リーダ22が取得した原稿に関する情報に基づいて報知処理を実行する(S6)。図5の(b)は、S6の報知処理で液晶表示装置14に表示された読取モード情報報知画面33の一例を示した図である。この読取モード情報報知画面33では、例えば「サイズの異なる原稿がセットされました」などの原稿サイズの異なる複数枚の原稿が原稿トレイ25に載置されていることを示すメッセージと、「混載モードで読取ります」などの読取モードが混載モードに設定されていることを示すメッセージと、が表示されている。制御部2は、このようにして第1リーダ22がS2でRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に基づいて報知処理を行う。なお、ここでは、例として読取モードが自動的に混載モードに設定されているが、ユーザが操作部8等から解除操作を行って、読取モード(ここでは、混載モード)の設定を解除することも当然可能である。
続いて、制御部2は、操作部8のスタートキーが押下されたか否か等に基づいて、原稿の読取り開始命令があったか否かを判断する(S7)。ここで、原稿の読取り開始命令があったと判断した場合(S7:YES)、複数の異なる原稿に関する情報があるか否かを判断する(S8)。すなわち、原稿読取部3の読取動作と原稿読取部3が読取った原稿の画像データに対する画像処理部4の画像処理とを原稿毎に変更する必要があるか否かを判断する。
制御部2は、複数の異なる原稿に関する情報はないと判断した場合(S8:NO)、すなわち、S2において、第1リーダ22が1枚の原稿の原稿に関する情報のみを読み出した場合(原稿が1枚だけ載置されている場合)、又は第1リーダ22が複数枚の原稿の各RFIDタグからそれぞれ読み出した原稿に関する情報が全て同じ場合には、原稿読取部3は、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から1枚の原稿を搬送し(S9)、原稿読取り開始前、すなわち、S2において第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報に基づいてS9の処理により搬送路26に搬入された原稿の画像データを読取る(S10)。なお、このS10において、CCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19の両方又はいずれか一方は、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送される原稿(搬送路26に搬入された原稿)の画像データをS5において設定された読取モードで読取り、画像処理部4は、その読取モードの機能を実行するために必要な画像処理を行う。そして、制御部2は、原稿検出センサ20の検出結果に基づいて、読取るべき次の原稿があるか否かを判断し(S11)、次の原稿があると判断した場合には(S11:YES)、その次の原稿に対してS9及びS10の処理動作を行い、読取るべき次の原稿がないと判断した場合には(S11:NO)、処理を終了する。
一方、制御部2は、複数の異なる原稿に関する情報があると判断した場合(S8:YES)、すなわち、原稿トレイ25に複数枚の原稿が載置されており且つそれらの原稿に関する情報が異なっていると判断した場合、原稿読取部3は、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から1枚の原稿を搬送し(S12)、第2リーダ23は、これにより搬送路26に搬入された原稿に付設されているRFIDタグから原稿に関する情報を読み出す(S13)。とろこで、S2において、第1リーダ22により原稿トレイ25に載置された全ての原稿のRFIDタグから原稿に関する情報を読み出すことが可能であるが、それらの情報がいずれか1つでも異なる場合、取得したそれぞれの原稿に関する情報がどの原稿のRFIDタグに記憶されているものであるかまでは識別(判別)することができない。例えば、S5において、読取モードが混載モードに設定されている場合、原稿サイズ情報から、原稿トレイ25に複数枚の原稿が載置されており、それらの原稿サイズが異なっていることは判断することができるが、各原稿毎の原稿サイズまでは判別することができない。よって、S13において原稿トレイ25に複数枚載置されている原稿から読取るべき原稿を分離して原稿に関する情報を読み出すことにより、その読取るべき原稿に対応する原稿に関する情報を取得することができる。
原稿読取部3は、S13で第2リーダ23が読み出した原稿に関する情報に基づいて自動原稿給送装置21搬送路26に搬入された原稿の画像データを読取る(S14)。なお、このS14において、CCDラインセンサ18とCIS読取ユニット19の両方又はいずれか一方は、自動原稿給送装置21により原稿トレイ25から搬送される原稿の画像データをS5において設定された読取モードで読取り、画像処理部4は、その読取モードの機能を実行するために必要な画像処理を行う。そして、制御部2は、原稿検出センサ20の検出結果に基づいて、読取るべき次の原稿があるか否かを判断し(S15)、次の原稿があると判断した場合には(S15:YES)、その次の原稿に対してS12乃至S14の処理動作を行い、読取るべき次の原稿がないと判断した場合には(S15:NO)、処理を終了する。
なお、詳述しないが、上記のフローチャートに従って原稿読取部3によって読取られた後に画像処理部4によって必要な画像処理が行われた原稿の画像データは、コーデック5によって所定の符号化方式で符号化され、画像メモリ6に一旦格納される。そして、記録部7の動作に合わせて画像メモリ6から読み出されてコーデック5によって復号された後、記録部7においてその画像が用紙に記録される。また、画像読取装置1にファクシミリ機能などを実装して原稿の画像データをファクシミリ送信等に使用することも当然可能である。
また、S4又はS6において、第1リーダ22が原稿トレイ25に載置された原稿のRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に基づいて報知処理を行う場合について説明したが、原稿の読取り開始後は、自動原稿給送装置21により搬送中の原稿のRFIDタグからS13の処理により第2リーダ23が読み出した原稿に関する情報に基づいて報知処理を行うようにしてもよい。図5の(c)は、自動原稿給送装置21により搬送中の原稿から第2リーダ23が読み出した原稿に関する情報を示した原稿情報報知画面34の一例を示した図である。図示する原稿情報報知画面34では、原稿サイズ情報に基づく原稿サイズと、原稿種類情報に基づいて判別した原稿の画像の種類、原稿の画像がカラーであるか又はモノクロであるかを示す情報、原稿が両面原稿であるか又は片面原稿であるかを示す情報など、搬送中の原稿に関する情報が表示されている。このように、第1リーダ22又は第2リーダ23がRFIDタグから読み出した原稿に関する情報に基づいて報知処理を行う制御部2と報知部9が報知手段として機能する。
以上説明したように、この画像読取装置1によれば、原稿トレイ25に載置された原稿に付設されているRFIDタグから原稿に関する情報を読み出してそれに基づいて読取モードを設定することができるため、原稿の読取り開始前にユーザが読取モードの設定操作を行う必要がないという利点がある。また、読取モードを設定するために必要な情報(原稿に関する情報)を第1リーダ22により原稿に付設されたRFIDタグから容易に読み出すことができるため、従来の画像読取装置のように、例えば原稿トレイから原稿を1枚ずつ搬送して原稿サイズ検出センサにより全ての原稿の原稿サイズを検出するといった処理を行う必要がないという利点がある。
また、原稿トレイ25に載置された原稿から第1リーダ22が読み出した原稿に関する情報が異なっており、原稿に関する情報がどの原稿に対応するものであるかを判別できない場合でも、第2リーダ23により原稿毎に個別に原稿に関する情報を読み出すことができるため、原稿サイズ検出センサを使った原稿サイズ検出処理やプレスキャン等による原稿の画像がカラーであるか又はモノクロであるかを判別する処理等を行う必要がなく、原稿の読取動作にかかる時間を短縮することができる。
なお、本実施形態においては、第1リーダ22が取得手段、第2リーダ23が分離取得手段として機能する場合について説明したが、このように2つのリーダを設けることなく、1つのリーダに取得手段としての機能と分離取得手段としての機能の両方を行わせることも可能である。すなわち、原稿トレイ25に原稿が載置されたときに載置されている原稿に付設されているRFIDタグから原稿に関する情報を読み出し、原稿の読取り開始命令があった後は、その取得位置を搬送路26の所定の位置に変更して搬送路26に搬入されて搬送路26を搬送中の原稿から原稿に関する情報を読み出すようにすればよい。
また、本実施の形態で示した画像読取装置1の構成は、本発明に係る画像読取装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更できることは勿論であり、自動原稿給送装置により原稿トレイから搬送される原稿の画像データを読取る装置であれば、例えば、ファクシミリ装置、スキャナ、及びこれらの複合機等としても実現可能である。
本発明は、例えば、自動原稿給送装置により原稿トレイから搬送される原稿の画像データを読取る読取手段を備えた複写機、ファクシミリ装置、スキャナ、及びこれらの複合機に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成例を示したブロック図である。 原稿読取部の各部について説明するための概略断面図である。 原稿に関する情報を記憶するRFIDタグが付加された原稿が原稿トレイに載置された場合に、画像読取装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 原稿に関する情報を記憶するRFIDタグが付加された原稿が原稿トレイに載置された場合に、画像読取装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 液晶表示装置に表示される報知画面の一例を示した図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 制御部(MPU)
3 原稿読取部
4 画像処理部
9 報知部
14 液晶表示装置
16 スピーカ
18 CCDラインセンサ
19 CIS読取ユニット
20 原稿検出センサ
21 自動原稿給送装置(ADF)
22 第1リーダ
23 第2リーダ
25 原稿トレイ
26 搬送路

Claims (6)

  1. 原稿トレイに載置された原稿に付設されている電子タグから無線通信により情報を読み出す読出手段と、該手段が読み出した情報に基づいて前記原稿に対する読取モードを設定する設定手段と、自動原稿給送装置により前記原稿トレイから搬送路に沿って搬送される原稿の画像データを前記設定手段により設定された読取モードで読取る読取手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記設定手段は、前記読出手段が読み出した情報に複数の異なる原稿サイズ情報が含まれている場合に、前記原稿に対する前記読取モードを混載モードに設定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記設定手段は、前記読出手段が読み出した情報に含まれている原稿種類情報に応じて前記原稿に対する前記読取モードを設定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿トレイにおける原稿の有無を検出する検出手段を備え、
    前記読出手段は、前記検出手段が前記原稿トレイに原稿があることを検出した場合に、前記電子タグから情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像読取装置。
  5. 前記自動原稿給送装置により前記原稿トレイから前記搬送路に搬入された原稿に付設されている電子タグから無線通信により情報を読み出す分離読出手段を備え、
    前記読取手段は、前記分離読出手段が読み出した情報に基づいて前記搬入された原稿の画像データを読取ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像読取装置。
  6. 前記読出手段又は前記分離読出手段が前記電子タグから読み出した情報に基づいて報知処理を行う報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像読取装置。
JP2004261754A 2004-09-09 2004-09-09 画像読取装置 Pending JP2006080804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261754A JP2006080804A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261754A JP2006080804A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006080804A true JP2006080804A (ja) 2006-03-23

Family

ID=36159906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004261754A Pending JP2006080804A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006080804A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300524A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2009189069A (ja) * 2009-05-28 2009-08-20 Murata Mach Ltd 画像読取装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300524A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2009189069A (ja) * 2009-05-28 2009-08-20 Murata Mach Ltd 画像読取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7428067B2 (en) Image forming device, image forming method, image forming program, computer readable recording medium on which the program is recorded
JP4678278B2 (ja) 両面同時読取装置
JP4192961B2 (ja) 通信端末装置及び画像記録装置
US20070091351A1 (en) Image processing apparatus
US11212405B2 (en) Image reading apparatus that starts scanning based on detection of original and control method thereof
CN101399894B (zh) 图像读取装置及图像形成装置
JP2006103283A (ja) 印刷システム
JP2006103284A (ja) 印刷システム
JP2001228751A (ja) 作像済用紙処理装置
JP2005012701A (ja) 複写装置、複写制御方法、及び表示媒体
JP2009010758A (ja) 原稿読取装置、画像形成装置、ファクシミリ装置、及び電子メール装置
JP2006080804A (ja) 画像読取装置
JP2007235315A (ja) 画像処理装置、方法、及びプログラム
JP4345021B2 (ja) 画像読取装置
JP2007311982A (ja) 用紙、画像読取装置、画像読取形成装置及び画像形成装置
JP4257592B2 (ja) 画像読取装置
JP2007295211A (ja) 画像記録装置
JP2009189069A (ja) 画像読取装置
WO2022030302A1 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2007074333A (ja) 画像読取装置
JP4592538B2 (ja) 画像形成装置
JP3755511B2 (ja) 原稿読取装置
JP4956369B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2003319129A (ja) 画像形成装置
JP2011124686A (ja) コピーシステム及び印刷装置