JP3755266B2 - 織機における緯糸把持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機における緯糸把持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガラス織物のように緯糸密度の小さい織物をジェットルームのような無杼織機で製織した場合には製織直後の組織が緩み易い。そのため、実開平1−119080号公報、特開平2−118141号公報に開示されるように、耳糸によって布端の耳形成を行わない布端側では織前付近の緯糸端部を把持してやる必要がある。実開平1−119080号公報では、緯糸切断用の固定刃の上面と線ばねとの間で緯糸端部を把持する装置が開示されている。特開平2−118141号公報では、エアチャックによって緯糸端部を把持する装置が開示されている。
【0003】
しかし、実開平1−119080号公報の装置では、製織された織物は移動するが、緯糸端部が不動配置された線ばねと固定刃との把持作用を受けているために把持作用を受けている緯糸が織物の移動方向とは逆方向に強く引っ張られる。このような引っ張り作用は織前付近の組織の崩れをもたらす。
【0004】
特開平2−118141号公報の装置では、エアチャックによる緯糸端部の把持は織前からできるだけ離れた位置で行われる。エアチャック装置を織前付近の緯糸端部の把持に適用した場合、エアチャックによる緯糸端部の把持が織物の引き取り操作の休止中に行われるため、実開平1−119080号公報の装置における問題は生じない。しかし、このような把持機構の採用は、織物の引き取りを間欠で行なう織布引き取り機構を備えた織機にしか適用できない。
【0005】
実開平1−119080号公報、特開平2−118141号公報の問題を回避するための緯糸把持装置は考案されている。この緯糸把持装置は、緯糸端部を把持する一対の把持体の少なくとも一方を織物の移動に合わせて回転する回転体とし、把持されている緯糸端部を回転体の回転によって織物の移動方向に積極的に送ってやる構成となっている。この緯糸把持装置では、回転体の回転駆動力を筬打ち手段から得ている。即ち、筬を支持するスレイの往復揺動運動が一方向クラッチを介して回転体に伝達され、回転体は一方向にのみ間欠回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
緯入れミスが発生した場合には緯入れミスしたミス糸を織物から除去しなければならない。そのため、織機を逆転して経糸の把持作用からミス糸を解放してやる必要がある。しかし、スレイの往復揺動運動を一方向クラッチを介して回転体に伝達する構成の緯糸把持装置では回転体が逆転できず、回転体と他方の把持体との間に把持されているミス糸を織物の織前から除去することが難しい。特に、ミス糸を自動で除去処理するための緯糸処理装置で回転体と他方の把持体との間に把持されているミス糸を除去することは困難である。
【0007】
本発明は、緯入れミスしたミス糸の除去に対処し得る緯糸把持装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、織布の織前付近の緯糸端部を把持する把持回転体を製織時には織布の移動速度に合わせて回転し、前記把持回転体と別の把持体との間に把持された緯糸端部を把持回転体の回転によって織布の移動方向へ送り出す織機における緯糸把持装置を対象とし、請求項1の発明では、織布の製織移動に合わせて前記把持回転体を正転するための正転駆動手段と、前記把持回転体を逆転するための逆転駆動手段とを備え、前記逆転駆動手段は、織機駆動モータから独立して前記把持回転体を逆転する独立逆転駆動手段を含む緯糸把持装置を構成した。
【0009】
正転駆動手段は把持回転体を正転し、把持回転体が織布の製織移動に合わせて正転される。把持回転体と把持体とに把持されている緯糸端部は織布移動方向へ送られる。緯入れミスが発生したときには逆転駆動手段が把持回転体を逆転する。従って、前記把持回転体と前記把持体との間に把持されているミス糸が織布引き戻し方向へ送られ、ミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から解放される。
【0017】
緯入れミスが発生したときには独立逆転駆動手段が把持回転体を逆転する。独立逆転駆動手段は織機駆動モータから独立しているため、前記把持回転体と前記把持体との間に把持されているミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から解放されるように独立逆転駆動手段による把持回転体の逆転量を設定することができる。従って、ミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から確実に解放される。
【0018】
請求項の発明では、請求項において、織機駆動モータの逆転に連動して前記把持回転体を逆転する連動逆転駆動手段と、前記連動逆転駆動手段から独立した前記独立逆転駆動手段とから前記逆転駆動手段を構成し、前記正転駆動手段は、前記連動逆転駆動手段を兼ねるように前記織機駆動モータに連動するようにした。
【0019】
緯糸密度が大きい場合には織布の移動速度が小さいため、ミス糸処理のために織機駆動モータを逆転しても正転駆動手段を兼ねる連動逆転駆動手段のみによる把持回転体の逆転量は少ない。独立逆転駆動手段は織機駆動モータから独立しているため、前記把持回転体と前記把持体との間に把持されているミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から解放されるように独立逆転駆動手段による把持回転体の逆転量を設定することができる。従って、ミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から確実に解放される。
【0020】
請求項の発明では、請求項において、織機駆動モータの回転駆動力を前記把持回転体に伝達する線状体を含む前記連動逆転駆動手段を構成し、前記線状体の経路を変更して前記把持回転体を逆転する経路変更手段を含む前記独立逆転駆動手段を構成した。
【0021】
正転駆動手段を兼ねる連動逆転駆動手段が製織時には線状体を介して把持回転体を正転する。ミス糸処理のために織機駆動モータを逆転した場合には、連動逆転駆動手段が線状体を介して把持回転体を逆転する。又、経路変更手段が線状体の経路を変更して把持回転体を逆転する。前記把持回転体と前記把持体との間に把持されているミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から解放されるように独立逆転駆動手段による把持回転体の逆転量を設定することができる。従って、ミス糸が把持回転体と把持体との把持作用から確実に解放される。
【0022】
請求項の発明では、請求項において、前記線状体に張力を付与する張力付与ローラと、前記張力付与ローラを介して前記線状体に弾性付勢力を付与する弾性付勢力付与手段と、前記弾性付勢力付与手段の作用に抗して前記把持回転体を逆転する方向へ前記線状体に張力を付加する張力付加手段とを備えた前記経路変更手段を構成した。
【0023】
ミス糸処理時には張力付加手段が線状体に張力を付加して線状体の経路を変更する。この経路変更による把持回転体の逆転が把持回転体と把持体との把持作用からミス糸を確実に解放する。
【0024】
請求項の発明では、請求項において、前記線状体に張力を付加する張力付加体と、前記張力付加体を駆動する流体圧シリンダとを備えた前記張力付加手段を構成した。
【0025】
流体圧シリンダは張力付加手段の構成要素として好適である。
請求項の発明では、請求項において、前記張力付与ローラは前記張力付加体に連結されており、前記流体圧シリンダは、前記張力付加体に作用する流体圧に抗して前記張力付加体に作用する復帰ばねを備えており、前記復帰ばねは前記弾性付勢力付与手段を兼ねるようにした。
【0026】
復帰ばねは張力付与ローラを介して線状体に張力を付与しており、流体圧シリンダに供給された流体圧が張力付加体を介して線状体に張力を付加する。この張力付加により線状体の経路が変更され、この経路変更による把持回転体の逆転が把持回転体と把持体との把持作用からミス糸を確実に解放する。
【0029】
請求項の発明では、請求項1乃至請求項において、前記把持回転体と把持体とを離して把持回転体と把持体とによる把持作用を解消する把持作用解消手段を備えた緯糸把持装置を構成した。
【0030】
把持回転体と把持体とを離して把持作用を解消しておけば、ミス糸処理は確実に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をジェットルームに具体化した第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0032】
図2に示すように、スレイ11上には緯入れ用メインノズル12が設置されており、緯糸Yが緯入れ用メインノズル12の噴射作用によって経糸Tの開口内へ射出される。スレイ11には変形筬14が立設されている。経糸Tの開口内へ射出された緯糸Yは複数の緯入れ用補助ノズル13(図では1つのみ示す)のリレー噴射によって変形筬14前面の緯入れ通路141内を飛走する。緯入れ用メインノズル12の噴射経路の直下には緯入れ阻止ノズル15が設置されている。緯入れ阻止ノズル15の噴射方向は緯入れ用メインノズル12の噴射経路と交差している。緯入れ用メインノズル12、緯入れ用補助ノズル13及び緯入れ阻止ノズル15はいずれも電磁開閉弁16,17,18を介して図示しない圧縮エア供給源に接続されている。電磁開閉弁16,17,18は織機制御コンピュータCの励消磁制御を受ける。
【0033】
図1に示すように、スレイ11はスレイソード20を介して揺動軸21に支持されている。揺動軸21は織機駆動モータMから往復駆動機構を介して駆動力を得て往復回動する。揺動軸21の往復回動によってスレイ11が往復揺動の筬打ち運動を行なう。織機駆動モータMは織機制御コンピュータCの制御を受ける。
【0034】
緯入れ末端側には緯糸検出器19が設置されている。緯入れが正常に行われた場合には緯糸Yの先端は緯糸検出器19の検出領域まで到達する。緯入れが正常に行われた場合には織機制御コンピュータCは筬打ち後に電磁カッター22に切断動作を行わせる。変形筬14によって織布Wの織前W1に筬打ちされた緯糸Yは電磁カッター22の切断動作によって切断される。織機制御コンピュータCは、織機回転角度検出用のロータリエンコーダ39からの角度検出情報に基づいて織機の回転角度を把握している。織機制御コンピュータCは緯糸検出器19が織機1回転中の所定期間内に緯糸を検出しない場合には緯入れ異常と判断し、電磁バルブ16,17及び電磁カッター22の励消磁制御を停止するとともに、織機駆動モータMの作動を停止する。
【0035】
織布Wはサーフェスローラ23と一対のプレスローラ24,25との協働によってエキスパンションバー26側へ引き取られる。サーフェスローラ23は織機駆動モータMから駆動力を得る。織布Wをサーフェスローラ23の周面に押さえるプレスローラ24,25はローラ軸241,251を介してレバー27,28によって支持されており、レバー27,28は支軸29,30に回動可能に支持されている。レバー27,28には調整ねじ31,32が挿通されており、レバー27,28と調整ねじ31,32の頭との間には圧縮ばね33,34が介在されている。調整ねじ31,32は固定部35に螺合されており、調整ねじ31,32の螺合位置を調整することによってサーフェスローラ23に対するプレスローラ24,25の加圧力が調整される。調整ねじ31,32を緩めば、プレスローラ24,25を図1に鎖線で示すようにサーフェスローラ23から離すことができる。
【0036】
一方のプレスローラ24のローラ軸241には駆動回転体36が止着されており、支軸29には被動回転体37が回転可能に支持されている。被動回転体37の周面は駆動回転体36の周面に圧接されており、プレスローラ24の回転に伴って被動回転体37がプレスローラ24とは逆方向に回転する。支軸29には駆動伝達体となる駆動タイミングプーリ40が回転可能に支持されている。駆動タイミングプーリ40と被動回転体37とは一体的に結合されており、駆動タイミングプーリ40と被動回転体37とは支軸29に対して相対回転可能である。
【0037】
図2に示すように、支持フレーム38に回転可能に支持された支軸41には被動タイミングプーリ42が止着されている。被動タイミングプーリ42と駆動タイミングプーリ40とには線状体であるタイミングベルト43が掛けわたされている。支軸41の一端には把持回転体44が止着されている。把持回転体44の周面にはゴム製の弾性リング441が嵌め込まれている。把持回転体44の直下には固定把持体45が配設されている。固定把持体45の上面は弾性リング441の周面に接触している。筬打ちされた緯糸Yは、電磁カッター22によって切断されると同時に織布Wの移動によって把持回転体44と固定把持体45との把持領域へ導入され、緯糸端部Y1が把持回転体44と固定把持体45との間に把持される。把持回転体44と固定把持体45との間に把持されている緯糸端部Y1は、把持回転体44の回転によって織布Wの移動方向に送られる。
【0038】
製織時にはサーフェスローラ23の織布引き取り方向の正転がプレスローラ24、駆動回転体36、被動回転体37、駆動タイミングプーリ40、タイミングベルト43、被動タイミングプーリ42、支軸41を介して把持回転体44に伝達される。この回転伝達により把持回転体44が図1に矢印Rで示す方向へ回転する。織機が逆転、即ち織機駆動モータMが逆転するとサーフェスローラ23が織布引き取り方向とは逆方向へ回転する。この逆回転状態では把持回転体44が矢印Rとは逆方向に回転する。即ち、プレスローラ24は、把持回転体44を正転する正転駆動手段及び把持回転体44を逆転する逆転駆動手段となる。そして、駆動回転体36、被動回転体37、駆動タイミングプーリ40、タイミングベルト43及び被動タイミングプーリ42は、プレスローラ24の正逆転を把持回転体44に伝達する駆動力伝達手段となる。
【0039】
緯入れミスが発生すると、織機制御コンピュータCは織機駆動モータMの作動を停止すると共に、電磁バルブ18を励磁し、緯入れ阻止ノズル15が噴射する。緯入れ阻止ノズル15の噴射作用は緯入れミスしたミス糸Ymに後続する緯糸Yeを電磁カッター22の切断領域から外れた位置に遠ざける。ミス糸Ymは織前W1に筬打ちされる。織機は変形筬14がミス糸Ymを筬打ちした後の次の筬打ちの直前で停止する。
【0040】
次いで、織機制御コンピュータCは織機駆動モータMを所定量スロー逆転し、経糸Tの開口が織布Wの織前W1からミス糸Ymを除去可能な最大開口となる。織機駆動モータMの逆転によってサーフェスローラ23が織布引き戻し方向へ回転し、把持回転体44が図1の矢印Rと逆方向に回転する。従って、把持回転体44と固定把持体45とによって把持されているミス糸Ymが織布引き戻し方向へ送られ、ミス糸Ymが把持回転体44と固定把持体45との把持作用から解放される。
【0041】
次いで、電磁バルブ18は消磁し、緯入れ阻止ノズル15の噴射が停止する。そして、電磁バルブ16,17が励磁し、緯入れ用メインノズル12及び緯入れ用補助ノズル13が噴射する。後続緯糸Yeはミス糸Ymに繋がったままであり、後続緯糸Yeは緯入れ用メインノズル12及び緯入れ用補助ノズル13の噴射作用を受ける。この噴射作用によって後続緯糸Yeが緯入れ方向へ牽引され、ミス糸Ymが緯入れ用メインノズル12側から順に織前W1から引き剥がされて緯入れ末端側へ排出除去される。
【0042】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1-1)緯入れミスが発生したときには逆転駆動手段であるプレスローラ24の逆転駆動力が把持回転体44に伝達し、把持回転体44が逆転する。従って、把持回転体44と固定把持体45との間に把持されているミス糸Ymが織布引き戻し方向へ送られ、ミス糸が把持回転体44と固定把持体45との把持作用から解放される。この把持作用からの解放によってミス糸Ymの除去処理が可能となり、プレスローラ24から把持回転体44へ回転駆動力を伝達する構成の緯糸把持装置は、緯入れミスしたミス糸の除去に対処し得る。
(1-2)サーフェスローラ23と協働して織布Wを引き取るプレスローラ24の周速度は織布Wの移動速度である。把持回転体44の周速度は織布Wの移動速度に合わせる必要があるが、駆動回転体36、被動回転体37、駆動タイミングプーリ40及び被動タイミングプーリ42の各径を適正設定しておけば、プレスローラ24の周速度がどのように変化しようとも把持回転体44の周速度はプレスローラ24の周速度に一致する。従って、織布移動速度と同じ周速度で回転するプレスローラ24は把持回転体44を回転するための正転駆動手段及び逆転駆動手段として好適である。
(1-3)サーフェスローラ23とプレスローラ24との間から織布Wを外す場合にはプレスローラ24が支軸29を中心にして回動され、プレスローラ24がサーフェスローラ23から離される。このような操作を行なっても支軸29は位置変位しないため、支軸29によって支持される駆動タイミングプーリ40と被動タイミングプーリ42とに掛けわたされたタイミングベルト43の周回軌跡は変わらない。従って、タイミングベルト43が過大張力になって伸びてしまったり、タイミングベルト43が過小張力になってプーリ40,42から外れたりすることはない。
【0043】
次に、図3の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、タイミングベルト43の周回軌跡の近くにエアシリンダ46が配設されており、エアシリンダ46の駆動ロッド461にはローラ47が取り付けられている。エアシリンダ46の作動に伴うローラ47の移動軌跡はタイミングベルト43と略直交する。エアシリンダ46は三方弁型の電磁弁48を介して図示しない圧縮エア供給源に接続されている。電磁弁48は織機制御コンピュータCの励消磁制御を受ける。エアシリンダ46、ローラ47及び電磁弁48は張力増大手段を構成する。
【0044】
製織時には電磁弁48は消磁状態にあり、ローラ47は図3の実線で示すようにタイミングベルト43に干渉しない位置にある。緯入れミス発生後の織機逆転を行なう際には織機の逆転の前に電磁弁48が励磁され、ローラ47は図3の鎖線で示すようにタイミングベルト43に干渉する位置に配置される。サーフェスローラ23が逆転開始する際にはタイミングベルト43とプーリ40,42との間のバックラッシュによって把持回転体44の逆転開始が遅れるおそれある。把持回転体44の逆転開始が遅れると把持回転体44と固定把持体45とに把持されているミス糸が織布引き戻し方向へ十分な距離送られず、ミス糸の除去に失敗するおそれがある。しかし、ローラ47とタイミングベルト43との干渉によりタイミングベルト43の張力が上昇し、前記バックラッシュが解消される。従って、把持回転体44はサーフェスローラ23の逆転開始に直ちに追随し、把持回転体44の逆転開始が遅れることはない。
【0045】
次に、図4の第3の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、把持回転体44と固定把持体45とが第1の実施の形態の場合に比べて上下入れ替えられている。プレスローラ24のローラ軸241には駆動タイミングプーリ49が止着されており、駆動タイミングプーリ49と被動タイミングプーリ42とにタイミングベルト43が掛けわたされている。
【0046】
この実施の形態では、把持回転体44の回転方向はプレスローラ24の回転方向と同じであるため、第1の実施の形態の場合に比して駆動力伝達構造が簡単になる。
【0047】
次に、図5の第4の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、固定把持体45がエアシリンダ50によって把持回転体44の弾性リング441に対して接離可能に支持されている。エアシリンダ50は三方弁型の電磁弁51を介して図示しない圧縮エア供給源に接続されている。電磁弁51は織機制御コンピュータCの励消磁制御を受ける。エアシリンダ50及び電磁弁51は把持作用解消手段を構成する。
【0048】
製織時には固定把持体45は弾性リング441に接触する位置に配置される。織機の逆転時には織機の逆転開始前に固定把持体45は弾性リング441から離れた位置に配置される。従って、織機の逆転時にはミス糸が把持回転体44と固定把持体45の把持作用から完全に解放され、ミス糸処理の成功の確実性が一層高まる。
【0049】
次に、図6〜図8の第5の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、タイミングベルト43の周回軌跡の近くにエアシリンダ52が不動配設されている。エアシリンダ52内にはピストン521、ピストン521に連結された駆動ロッド522及び復帰ばね523が収容されている。ピストン521はエアシリンダ52内に加圧室524を区画形成し、復帰ばね523はピストン521を加圧室524側に弾性付勢している。
【0050】
エアシリンダ52の駆動ロッド522には支持枠56が取り付けられている。支持枠56には張力付与ローラ53及び張力付加ローラ54が支持されている。張力付与ローラ53はタイミングベルト43の下位部432側でタイミングベルト43を案内しており、張力付加ローラ54はタイミングベルト43の上位部431側の直上に配置されている。エアシリンダ52の作動に伴う張力付与ローラ53及び張力付加ローラ54の移動軌跡はタイミングベルト43と略直交する。エアシリンダ52は三方弁型の電磁弁55を介して図示しない圧縮エア供給源に接続されている。電磁弁55は織機制御コンピュータCの励消磁制御を受ける。
【0051】
製織時には電磁弁55は消磁状態にあり、張力付与ローラ53及び張力付加ローラ54は図6に示す位置にある。このときのタイミングベルト43の経路は、タイミングベルト43の上位部431側が直線経路、タイミングベルト43の下位部432側が上位部431側へ屈曲変位した屈曲経路となっている。
【0052】
緯入れミスが発生すると、織機制御コンピュータCは織機駆動モータMの作動を停止すると共に、電磁バルブ18を励磁し、緯入れ阻止ノズル15が噴射する。緯入れ阻止ノズル15の噴射作用は緯入れミスしたミス糸Ymに後続する緯糸Yeを電磁カッター22の切断領域から外れた位置に遠ざける。ミス糸Ymは織前W1に筬打ちされる。織機は変形筬14がミス糸Ymを筬打ちした後の次の筬打ちの直前で停止する。
【0053】
次いで、織機制御コンピュータCは織機駆動モータMを所定量スロー逆転し、経糸Tの開口が織布Wの織前W1からミス糸Ymを除去可能な最大開口となる。織機駆動モータMの逆転によってサーフェスローラ23が織布引き戻し方向へ回転し、把持回転体44が図6の矢印Rと逆方向に回転する。織機駆動モータMの所定量のスロー逆転後、織機制御コンピュータCは電磁弁55を励磁する。電磁弁55の励磁によりエア圧が加圧室524へ供給され、張力付与ローラ53及び張力付加ローラ54が前記エア圧によって復帰ばね523の弾性付勢力に抗して図8に示す位置に移動配置される。このときのタイミングベルト43の経路は、タイミングベルト43の上位部431側が下位部432側へ屈曲変位した屈曲経路、タイミングベルト43の下位部432側が直線経路となっている。
【0054】
タイミングベルト43の経路が図6の状態から図8の状態へ変更されたことによって把持回転体44が図6の矢印Rと逆方向に回転する。従って、把持回転体44の逆転量は、織機駆動モータMの逆転による逆転量と、エアシリンダ52の突出動作に伴う経路変更による逆転量との和となる。正転駆動手段を構成するプレスローラ66は織機駆動モータMに連動する連動逆転駆動手段を構成する。即ち、プレスローラ66を備えた正転駆動手段は連動逆転駆動手段を兼ねる。エアシリンダ52及び張力付加ローラ54は、織機駆動モータMから独立して把持回転体44を逆転する独立逆転駆動手段を構成する。
【0055】
以後のミス糸処理は第1の実施の形態の場合と同じように遂行され、ミス糸処理が終わると電磁弁55が消磁し、張力付与ローラ53及び張力付加ローラ54が復帰ばね523の弾性付勢力によって図6の位置に復帰する。
【0056】
第5の実施の形態では以下の効果が得られる。
(5-1)把持回転体44の逆転量をθとすると、逆転量θは近似的に次式(1)で表される。
【0057】
rθ≒L1/cos α+L2/cos β−L ・・・(1)
但し、rは被動タイミングプーリ42の半径、α,βは図8に示す角度、Lはタイミングベルト43の上位部431の直線経路の長さ、L1は被動タイミングプーリ42から張力付加ローラ54までの上位部431の直線経路の長さ、L2は駆動タイミングプーリ40から張力付加ローラ54までの上位部431の直線経路の長さである。把持回転体44の逆転量θは、角度α,βを変えれば変更できる。角度α,βは、張力付加ローラ54の移動量、あるいは上位部431の経路方向にエアシリンダ52の配置位置を変えれば変更できる。即ち、把持回転体44と固定把持体45との把持作用からミス糸Ymの端部を解放できるように独立逆転駆動手段による把持回転体44の逆転量θを設定することができる。従って、ミス糸Ymが把持回転体44と固定把持体45との把持作用から確実に解放される。
(5-2)把持回転体44は線状体であるタイミングベルト43の経路を変更することによって逆転される。エアシリンダ52及び張力付加体である張力付加ローラ54によって構成される経路変更手段は、独立逆転駆動手段として簡便である。
(5-3)流体圧シリンダであるエアシリンダ52及び張力付加ローラ54は、タイミングベルト43に張力を付加する張力付加手段を構成する。エアシリンダ52は張力付加手段の構成要素として簡便である。
(5-4)復帰ばね523は張力付与ローラ53を介してタイミングベルト43に張力を付与しており、エアシリンダ52に供給されたエア圧が張力付加ローラ54を介してタイミングベルト43に張力を付加する。この張力付加によりタイミングベルト43の経路が変更される。即ち、復帰ばね523は、張力付加ローラ54を図8の位置へ復帰させる手段であると共に、タイミングベルト43に張力を付与する弾性付勢力付与手段である。エアシリンダ52内の復帰ばね523に弾性付勢力付与手段を兼用させる構成は、機構の簡素化をもたらす。
【0058】
次に、図9の第6の実施の形態を説明する。第5の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、円弧形状の把持体57がレバー58に支持されており、把持体57の円弧面571はレバー58の支軸581上に半径中心を持つ。レバー58にはエアシリンダ59の駆動ロッド591が連結されており、圧縮エアが三方弁型の電磁弁60を介してエアシリンダ59に供給される。張力付与ローラ53は圧縮ばね61のばね力によってタイミングベルト43に押接されている。
【0059】
製織時には電磁弁60が消磁しており、把持体57は図9の実線位置にある。緯入れミスが発生すると、織機制御コンピュータCは電磁弁60を励磁し、エアシリンダ59の駆動ロッド591が突出する。この突出により把持体57が図9の実線位置から鎖線位置へ移動し、把持回転体44が逆転する。即ち、独立逆転駆動手段を構成するエアシリンダ59の突出動作に伴う把持回転体44の逆転が織機駆動モータMの逆転に伴う把持回転体44の逆転に加えられ、ミス糸が把持回転体44と把持体57との把持作用から確実に解放される。
【0060】
次に、図10の第7の実施の形態を説明する。第3の実施の形態及び第5の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、張力付与ローラ53がタイミングベルト43の上位部431側に押接されており、張力付加ローラ54がタイミングベルト43の下位部432側に配置されている。この実施の形態においても第5の実施の形態と同じ効果が得られる。
【0061】
次に、図11及び図12の第8の実施の形態を説明する。第6の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、正転用の被動タイミングプーリ67及び逆転用の被動タイミングプーリ62が支軸41に対して相対回転可能に支持されている。一対のタイミングベルト68,63が駆動タイミングプーリ40と被動タイミングプーリ67,62との間に掛けわたされている。張力付与ローラ53は両タイミングベルト68,63に張力を付与している。被動タイミングプーリ67と支軸41との間には正転用一方向クラッチ64が介在されており、被動タイミングプーリ62と支軸41との間には逆転用一方向クラッチ65が介在されている。正転用一方向クラッチ64の駆動クラッチ体641は被動タイミングプーリ67に結合されており、正転用一方向クラッチ64の被動クラッチ体642は支軸41に止着されている。逆転用一方向クラッチ65の駆動クラッチ体651は被動タイミングプーリ62に結合されており、逆転用一方向クラッチ65の被動クラッチ体652は支軸41に止着されている。
【0062】
製織時のプレスローラ24の回転は、駆動タイミングプーリ40、タイミングベルト68、正転用の被動タイミングプーリ67、正転用一方向クラッチ64及び支軸41を介して把持回転体44に伝達され、把持回転体44は図11の矢印R方向に回転する。緯入れミスが発生すると、織機駆動モータMが所定量スロー逆転し、プレスローラ24が逆転する。プレスローラ24の逆転は、駆動タイミングプーリ40、タイミングベルト63、逆転用の被動タイミングプーリ62、逆転用一方向クラッチ65及び支軸41を介して把持回転体44に伝達され、把持回転体44は図11の矢印Rと逆方向に回転する。
【0063】
被動タイミングプーリ62の径は被動タイミングプーリ67の径よりも小さくしてあり、被動タイミングプーリ62の歯数は被動タイミングプーリ67の歯数よりも少ない。従って、駆動タイミングプーリ40の1回転に対する被動タイミングプーリ62の回転量は、駆動タイミングプーリ40の1回転に対する被動タイミングプーリ67の回転量よりも多い。即ち、把持回転体44を逆転する逆転駆動手段は織機駆動モータMに連動するが、把持回転体44の逆転時の回転量は把持回転体44と固定把持体45との把持作用からミス糸を確実に解放するように把持回転体44の正転時の回転量よりも増大される。被動タイミングプーリ67,62、タイミングベルト68,63、正転用一方向クラッチ64及び逆転用一方向クラッチ65は逆転量増大手段を構成し、ミス糸処理の際にはミス糸が把持回転体44と固定把持体45の把持作用から確実に解放される。
【0064】
本発明では、織機駆動モータから独立した正逆転可能なモータによって把持回転体を駆動するようにしてもよい。
又、本発明では、正転駆動手段として筬打ち手段を採用してもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、織布の製織移動に合わせて把持回転体を正転するための正転駆動手段と、把持回転体を逆転するための逆転駆動手段とを備えた緯糸把持装置を構成したので、緯入れミスしたミス糸の除去に対処し得るという優れた効果を奏する。
【0066】
織機駆動モータから独立して前記把持回転体を逆転する独立逆転駆動手段を含む逆転駆動手段によって把持回転体を逆転する発明では、緯入れミスしたミス糸を確実に除去し得るという優れた効果を奏する。
【0067】
織機駆動モータに連動し、かつ前記把持回転体の逆転量を増大する逆転量増大手段を含む逆転駆動手段によって把持回転体を逆転する発明では、緯入れミスしたミス糸を確実に除去し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す要部側面図。
【図2】要部平面図。
【図3】第2の実施の形態を示す要部側面図。
【図4】第3の実施の形態を示す要部側面図。
【図5】第4の実施の形態を示す要部側面図。
【図6】第5の実施の形態を示す要部側面図。
【図7】要部平面図。
【図8】把持回転体を逆転した状態を示す一部破断要部拡大側面図。
【図9】第6の実施の形態を示す一部破断要部拡大側面図。
【図10】第7の実施の形態を示す一部破断要部拡大側面図。
【図11】第8の実施の形態を示す一部破断要部拡大側面図。
【図12】要部平面図。
【符号の説明】
24…プレスローラ、27…レバー、29…支軸、36…駆動回転体、37…被動回転体、40…駆動伝達体である駆動タイミングプーリ、42…被動伝達体である被動タイミングプーリ、43…線状体であるタイミングベルト、44…把持回転体、45…固定把持体、46…張力増大手段を構成するエアシリンダ、50…把持作用解消手段を構成するエアシリンダ、52…独立逆転駆動手段である経路変更手段を構成するエアシリンダ、53…張力付与ローラ、54…張力付加体となる張力付加ローラ、57…把持体、59…独立逆転駆動手段を構成するエアシリンダ、62…逆転量増大手段を構成する被動タイミングプーリ、63…逆転量増大手段を構成するタイミングベルト、64…逆転量増大手段を構成する正転用一方向クラッチ、65…逆転量増大手段を構成する逆転用一方向クラッチ、66…連動逆転駆動手段を構成するプレスローラ、67…逆転量増大手段を構成する被動タイミングプーリ、68…逆転量増大手段を構成するタイミングベルト、M…織機駆動モータ。

Claims (7)

  1. 織布の織前付近の緯糸端部を把持する把持回転体を製織時には織布の移動速度に合わせて回転し、前記把持回転体と別の把持体との間に把持された前記緯糸端部を把持回転体の回転によって織布の移動方向へ送り出す織機における緯糸把持装置において、
    織布の製織移動に合わせて前記把持回転体を正転するための正転駆動手段と、前記把持回転体を逆転するための逆転駆動手段とを備え、前記逆転駆動手段は、織機駆動モータから独立して前記把持回転体を逆転する独立逆転駆動手段を含む織機における緯糸把持装置。
  2. 前記逆転駆動手段は、織機駆動モータの逆転に連動して前記把持回転体を逆転する連動逆転駆動手段と、前記連動逆転駆動手段から独立した前記独立逆転駆動手段とからなり、前記正転駆動手段は、前記連動逆転駆動手段を兼ねるように前記織機駆動モータに連動する請求項1に記載の織機における緯糸把持装置。
  3. 前記連動逆転駆動手段は、織機駆動モータの回転駆動力を前記把持回転体に伝達する線状体を含み、前記独立逆転駆動手段は、前記線状体の経路を変更して前記把持回転体を逆転する経路変更手段を含む請求項2に記載の織機における緯糸把持装置。
  4. 前記経路変更手段は、前記線状体に張力を付与する張力付与ローラと、前記張力付与ローラを介して前記線状体に弾性付勢力を付与する弾性付勢力付与手段と、前記弾性付勢力付与手段の作用に抗して前記把持回転体を逆転する方向へ前記線状体に張力を付加する張力付加手段とを備えている請求項に記載の織機における緯糸把持装置。
  5. 前記張力付加手段は、前記線状体に張力を付加する張力付加体と、前記張力付加体を駆動する流体圧シリンダとを備えている請求項4に記載の織機における緯糸把持装置。
  6. 前記張力付与ローラは前記張力付加体に連結されており、前記流体圧シリンダは、前記張力付加体に作用する流体圧に抗して前記張力付加体に作用する復帰ばねを備え、前記復帰ばねは前記弾性付勢力付与手段を兼ねる請求項5に記載の織機における緯糸把持装置。
  7. 前記把持回転体と把持体とを離して把持回転体と把持体とによる把持作用を解消する把持作用解消手段を備えている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の織機における緯糸把持装置
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