JP3753531B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents

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JP3753531B2 JP05060498A JP5060498A JP3753531B2 JP 3753531 B2 JP3753531 B2 JP 3753531B2 JP 05060498 A JP05060498 A JP 05060498A JP 5060498 A JP5060498 A JP 5060498A JP 3753531 B2 JP3753531 B2 JP 3753531B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主として人参、大根、玉葱などの根菜類を圃場から引き上げて搬送し、葉切り処理を一連に行うように構成した収穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記の根菜類収穫機としては、下記の[1] 及び[2] に示す構造のものが従来より知られている。
[1] 圃場に植えられた根菜の葉部を分草体ですくい上げ案内して左右の挟持搬送ベルトの間に導き、この搬送ベルトで挾持して後方上方に搬送することで根菜を圃場から引き抜いて吊り下げ搬送し、かつ、吊り下げ搬送される根菜の葉部を左右の調節ベルトの間に導いて、根菜本体の上昇を調節ベルトで規制することで根菜本体の高さ位置を揃え、この位置揃えされた根菜の葉部をカッターで切断して、根菜本体を落下回収するよう構成されている(例えば、特開昭64−16512号公報参照)。
[2] 搭乗運転者によって操縦される自走機体の横一側に、圃場の根菜を引き抜き収穫して葉切り処理する収穫部を備えるとともに、機体の横他側に、葉切り処理された後、コンベアで搬送されてきた根菜本体をコンテナに回収する回収部を配備して構成されており、満杯になったコンテナは、その都度ローラーコンベアを介して地上に置いてゆくことができるようになっている(例えば、実開昭61−12333号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような根菜類収穫機によると、根菜の引き抜きから葉切りまでを一連に能率良く行うことが期待できるものであるが、葉切り及びその後の根菜本体の回収に至るまで十分に考慮されておらず、実用化するためには改良の余地があった。
【0004】
すなわち、上記[1]に記載の根菜類収穫機では、葉切りされた根菜本体をコンテナーに直接落下させて回収するものであるために、育成不良の小さい根菜、変形した根菜などの不良品を多数混入したまま回収することになり、収穫後の選別等の調整作業に無用の労力負担をかけることになる。
つまり、収穫した根菜本体は処理施設に持ち帰って、選別や洗浄などの処理を受けることになるので、この種の収穫機においては、合理的な配置構成にして収穫機能や処理精度が高いのみならず、根菜本体をいかに能率良く回収できるように構成するか、ということも重要な事項となるのであるが、上記[1]に示された収穫機では、このような点にまで考慮が及ばないものであった。
【0005】
また、上記[2]に記載の根菜類収穫機では、引き抜き収穫して葉切り処理した根菜本体をコンテナに回収して、そのコンテナを圃場に置いて行くことができるものであり、連続した収穫作業を行うことができるとともに、根菜本体の回収も比較的容易に行うことができるものであるが、収穫部における葉切り処理や、葉切り後の処理については特には考慮されておらず、精度の高い葉切り処理や、その後の処理が要求される収穫作業を行うには改良の余地があった。
つまり、圃場にある根菜は、その葉部の量、長さ、葉部の拡がり具合、横倒れ具合、などが栽培地、収穫時期、品種、などの育成条件によって様々であり、これに対応できる高性能な葉切りを実施することが重要となる。
ところが上記[2]に示される従来構造のものでは、挾持引上げ搬送装置の始端部で挾持された状態のままで葉切り処理が施されることになるので、挾持開始時点での葉部挾持が最適の状態であって、しかも搬送途中で挾持状態が変化せずに搬送される場合でない限り、切断長の不揃いな状態が生じ易いものであり、前述のような様々な条件に対応した葉切り作業を行うことができない。
また、この根菜類収穫機では、葉切り処理後の根菜本体をそのままコンテナに回収し、そのコンテナを機体から降ろして圃場に置くことによって連続した収穫作業を行えるようにしたものであって、圃場に置かれたコンテナは、根菜本体に対する洗浄や選別処理のために、別途運搬車で回収するなどの後作業が必要であり、コンテナに回収した根菜本体の最終的な処理に至るまで効率の良い作業を行えるものではない。
【0006】
本発明の目的は、このような点に着目してなされたものであって、根菜の引き上げ搬送から葉切りを一連に能率よく行うことができるとともに、根菜本体の揃えを良好にして切断長の不揃いな葉切りを回避することが可能であり、しかも、葉切り処理された根菜本体を選別して能率よく回収することのできる、作業性に優れた乗用型の根菜類収穫機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の根菜収穫機では次の技術手段を講じたものである。
圃場にある根菜の葉部を挟持して引き上げて後方上方に吊り下げ搬送する挟持引上げ搬送装置と、吊り下げ搬送される根菜の葉部を左右の上昇位置規制ガイド部の間に導入して後方へ移動する間に根菜本体の上昇を前記上昇位置規制ガイド部で規制してその高さを揃える位置揃え装置と、高さを揃えられた根菜の葉部を切断するカッターとを備えた収穫部を機体の横一側方に配設し、
機体の横他側方に操縦座席を備えた搭乗運転部を配備するとともに、前記収穫部から放出された根菜本体を回収する根菜本体回収部を機体外端部に沿わせて配置し、
前記根菜本体回収部には、前記収穫部から放出された根菜本体を載置搬送しながら小径の根菜本体は搬送途中で選別落下させて大径の根菜本体を搬送終端の受け入れ位置まで搬送するように選別機能を有する選別用コンベアと、選別用コンベアで搬送されてきた根菜本体を機体後部の横側部において収容する収穫根菜類収納用コンテナを備え、
前記搭乗運転部の側方に、コンテナを前後に並べて載置可能なコンテナ積載台を設け、
前記位置揃え装置を前記挾持引上げ搬送装置の後端部の高さ位置よりも低い位置に配設 し、位置揃え装置よりも低い位置で且つ操縦座席の座部の位置よりも低い位置に前記選別用コンベアを配設してある
【0008】
上記技術手段を採用したことによる作用は次の通りである。
圃場の根菜は、その葉部を挟持引上げ搬送装置に挟持されて上方に吊り下げられ、その挾持状態で葉部が位置揃え装置における左右の上昇位置規制ガイド部の間に導入されて後方上方に移動することで、左右の上昇位置規制ガイド部による上昇規制作用によって根菜本体の高さ位置が揃えられる。
そして、根菜は揃えられた高さを維持した状態でカッターに供給され、その葉部がカッターで切断分離され、根菜本体は選別用コンベアによって所定の回収箇所に向けて搬送され、コンテナに回収される。
【0009】
ここで、前記選別用コンベアは、小径の根菜本体を搬送途中で選別落下させて大径の根菜本体を搬送終端の受け入れ位置まで搬送するように選別機能を有したもので構成されているので、この搬送中に、所定寸法以下の根菜本体や、根菜本体と共に搬送されるゴミや泥などの異物が選別用の間隙を通って落下する。
また、根菜本体回収部を構成する選別用コンベアを、操縦座席よりも低い位置で、且つ、機体外端部に沿わせて配置してあるので、操縦者が選別用コンベア上の搬送物の搬送状況並びに収穫根菜類収納用コンテナの回収状況を目視することができるとともに、歩行追従する機外の補助作業者が、選別用コンベア上の搬送物から傷や割れの入った不良品や、成育不良品、あるいは、間隙から落下しなかったゴミ、などを選別除去することが可能となる。
【0010】
また、収穫根菜類収納用コンテナを機体後部の横側部に備えるようにしてあるので、機外の補助作業者が収穫根菜類収納用コンテナの回収状況を見て、満杯になった収穫根菜類収納用コンテナを空のコンテナと取り替えることを簡単に行い易くなるとともに、コンテナ内に順次搬入される過程でコンテナに入ってしまった不良品やゴミなどを除去することも可能となる。
【0011】
機体の横他側方に操縦座席を備えた搭乗運転部を配備するとともに、その搭乗運転部の側方に、コンテナを前後に並べて載置可能なコンテナ積載台を設けてあるので、回収箇所でコンテナに根菜本体が満杯になると、歩行追従する機外の補助作業者が、満杯コンテナを前方側へ移動させて、機体上に複数個の満杯コンテナを搭載した状態で収穫作業を続行することが可能となる。
【0012】
【実施例】
図1及び図2に根菜類の一例である人参を収穫対象とした収穫機の全体平面及び全体側面が示されている。この根菜類収穫機は、収穫部として、圃場の根菜Wを引き上げて後方に搬送する挟持引上げ搬送装置11、搬送される根菜Wにおける根菜本体Waの高さを揃える位置揃え装置2、及び位置揃えされた根菜Wの葉部Wbを切断する葉切り装置8を備えるとともに、葉切りした根菜本体Waの回収部9、切断葉部搬送装置10、コンテナ積載部12、操縦部13、クローラ走行装置20、等を備えている。そして、圃場の根菜列に沿って前進走行しながら、根菜Wの葉部Wbを挟持引上げ搬送装置11によって挟持して順次引き上げ搬送するとともに、その搬送の間に根菜本体Waの高さを揃えて、その葉部Wbを葉切り装置8で切断し、切断された葉部Wbを切断葉部搬送装置10で機体前方側に排出するとともに、葉切りした根菜本体Waを回収部9でコンテナ9bに回収するよう構成されている。
【0013】
挟持引上げ搬送装置11の前端側には、機体進行に伴って根菜W近傍の土壌を切り崩してほぐして、根菜Wの引き上げを容易にするための土切り崩し体4と、機体進行に伴って収穫すべき根菜Wの葉部Wbを隣接する根菜の葉部Wbと押し分け分離する分草具3とが備えられている。尚、分草具3の先端には、若干は圃場に食い込んで土崩し作用を生ずる丸棒製の土崩し具5が取付けてある。この土崩し具5は、図6に示すように、板材の折り曲げによるものでも良い。
【0014】
図3に示すように、挟持引上げ搬送装置11は、後方ほど高くなる後上がり傾斜姿勢の左右一対の挟持搬送ベルト11a,11aを対向配備して構成されている。各挟持搬送ベルト11a,11aを接近方向に押圧するガイドローラ1が、フレーム1fにバネ1bで付勢した状態で摺動自在に取付けたホルダー1hに設けられ、搬送始端側では圃場から根菜Wを引き抜けるように強く葉部Wbを挟持し、かつ、それ以後では、根菜本体Waに下方移動力が作用すれば葉部Wbの下方へのすり抜け移動が可能となるように弱く葉部Wbを挟持するように、バネ1bによる付勢力が設定されている。
【0015】
前記挟持引上げ搬送装置11の下側には、この挟持引上げ搬送装置11で搬送される根菜Wの根菜本体Waの高さを揃える位置揃え装置2が設けられており、この位置揃え装置2は、前部位置揃え装置2Aと後部位置揃え装置2Bとで構成されている。
【0016】
前部位置揃え装置2Aは、左右一対の上昇位置規制ガイド部23を対向配備してなる第1案内部21と、その搬送方向後方において左右一対の上昇位置規制ガイド部24を対向配備してなる第2案内部22とを備えており、上昇位置規制ガイド部23及び上昇位置規制ガイド部24のそれぞれと挟持引上げ搬送装置11との上下間隔が、搬送方向下手側ほど広くなるように、かつ、各上昇位置規制ガイド部23,24の前端部が、側面視で挟持引上げ搬送装置11の挟持搬送ベルト11aと重複する状態に配備されている。
【0017】
前記第1案内部21及び第2案内部22の各上昇位置規制ガイド部23,24は、引抜きフレーム1fに固定された後向き片持ち状のバネ線で形成されており、かつ、前側の左右の上昇位置規制ガイド部23間の葉部通過幅D1 は、後側の左右の上昇位置規制ガイド部24間の葉部通過幅D2 よりも広く設定されている。
【0018】
又、各上昇位置規制ガイド部23,24の挟持搬送ベルト11aとの上下間隔L1 とL2 とは同一(L1 =L2 )に設定してある。従って、図4に示すように、根菜本体Waが大きい根菜Wは第1案内部21の上昇位置規制ガイド部23の下方に押下げ案内され、根菜本体Waが小さい根菜Wは第1案内部21の上昇位置規制ガイド部23の間を通過して第2案内部22の上昇位置規制ガイド部24で下方に押下げ案内さられてから、後部位置揃え装置2Bに移送されていくのである。
【0019】
又、後部位置揃え装置2Bは、左右に対向する上昇位置規制ガイド部25によって構成されており、搬送方向後方にいくほど挟持引上げ搬送装置11との上下間隔が大きくなるように配置されている。前記上昇位置規制ガイド部25は、図3に示すように、回動チェーン14に付設のホルダー15夫々に、根菜Wの葉部Wbを挟み込案内するローラ16をバネ17で接近方向に付勢した状態で取付けて構成したものであり、ローラ16の支軸を葉部Wbの上方への移動により回転するようにチェーン移動方向に沿う前後向きに設定し、挟持引上げ搬送装置11による引き上げ作用に伴って根菜Wがローラ16に下方から接当支持されてその上昇が規制されるよう構成されている。
【0020】
葉切り装置8は左右一対の回転式のカッター7で構成され、後部位置揃え装置2Bの後方に配置されている。
【0021】
又、後部位置揃え装置2Bの後部上方には、後部位置揃え装置2B部で挟持搬送される根菜Wの葉部Wbをその挟持位置より上方の位置で挟持して、高さの揃えられた根菜Wを葉切り装置8に供給する、左右一対の駆動自在な挟持搬送ベルト等から成る葉切り挟持搬送装置6が配備されている。
【0022】
前記回収部9には、葉切り装置8から落下してきた根菜本体Waがガイド9dを介して案内供給される選別用のコンベア9cが設けられている。このコンベア9cは、供給された根菜本体Waを後方上方に向けて載置搬送する間に、小径の根菜本体Waを選別落下させてコンベア下方に配置したコンテナ9aに回収し、大径の根菜本体Waは機体後方隅部の受け入れ位置(根菜本体回収部)にまで搬送して、ここに配備したコンテナ9bに回収するよう構成されている。又、コンベア9cの後部に形成した水平搬送部9eの下方にはコンテナ収容空間18が設けられている。
【0023】
前記コンベア9cの終端後方の根菜受入れ位置と前記コンテナ収容空間18に亘って遊転自在なローラコンベア19を配備し、根菜受け入れ位置で満杯になったコンテナ9bをローラコンベア19に載置して容易に前方移動させてコンテナ収容空間18に送り込み、かつ、コンテナ収容空間18の満杯コンテナ9bを横方向に引きずり出してコンテナ積載部12へ移動させることができるように構成されている。
【0024】
つまり、根菜受け入れ位置のコンテナ9bが回収した根菜本体Waで満杯になると、その満杯コンテナ9bをローラコンベア19に載置した状態でかつ後方に空のコンテナが連なる状態で前方に移動させてコンテナ収容空間18に移動させ、同時に空のコンテナを根菜受入れ位置にセットし、コンテナの交換を容易に、かつ、選別コンベア9cからの根菜本体Waをこぼすことなく実行できるように構成してある。
【0025】
又、切断葉部搬送装置10は、切断された葉部Wbを機体外側方に放出する駆動自在な搬送チェーン10aと挟持レール10b等から構成され、操縦部13の前方に切断葉部Wbを放出する状態で設けられている。
【0026】
【発明の効果】
本発明の効果は次の通りである。
圃場の根菜の葉部を挟持引上げ搬送装置で挟持して上方に吊り下げ搬送し、その挾持状態で葉部を位置揃え装置における左右の上昇位置規制ガイド部の間に導入して、左右の上昇位置規制ガイド部による根菜本体の高さ揃え機能を適切に発揮させることにより、葉部を確実に一定位置で切断することができ、精度の高い葉切りを行うことができる。
そして、葉部が切断分離された根菜本体は選別用コンベアによって所定の回収箇所に向けて搬送され、コンテナに回収されるので、根菜本体の回収作業もコンテナ単位で簡便に行うことができる。
【0027】
選別用コンベアを、小径の根菜本体を搬送途中で選別落下させて大径の根菜本体を搬送終端の受け入れ位置まで搬送するように選別機能を有したもので構成したことにより、搬送中に、所定寸法以下の根菜本体や、根菜本体と共に搬送されるゴミや泥などの異物が選別用の間隙を通って落下するので、回収されるコンテナに無用なゴミや泥など異物、及び、選別除去されるべき小径の根菜本体が混入することを極力低減し、以後の選別作業の簡素化を図ることができる。
また、この選別用コンベアが機体外端縁に沿わせて配置されているので、歩行追従する機外の補助作業者が、選別用コンベア上の搬送物から傷や割れの入った不良品や、成育不良品、あるいは、間隙から落下しなかったゴミ、などを選別除去することが可能となり、より一層コンテナへの不良品等の混入を少なくすることができる。
【0028】
また、コンテナ受け台は機体外端縁部に位置するように配備してあるので、機外の補助作業者が、満杯になったコンテナを降ろして新しいコンテナと取り替えることを簡単に行い易くなるとともに、コンテナ内に順次搬入される過程でコンテナに入ってしまった不良品やゴミなどを除去することも可能となり、選別用コンベアでの選別除去と相俟ってコンテナへの不良品等の混入をさらに少なくすることができる。
【0029】
機体横他側方の前部に搭乗運転部を配備するとともに、その搭乗運転部の側方に、コンテナを前後に並べて載置可能なコンテナ積載台を設けてあるので、回収箇所でコンテナに根菜本体が満杯になると、歩行追従する機外の補助作業者が、満杯コンテナを前方側へ移動させて、機体上に複数個の満杯コンテナを搭載した状態で収穫作業を続行することが可能となり、圃場の不規則な箇所に満杯コンテナを放置せず、畦などの回収しやすい箇所まで運んで置くことができる。
【0030】
つまり、本発明によれば、切断位置精度の高い葉切り処理を行って根菜本体を、効率よく回収することが容易な、高い処理性能と良好な回収性能を備え持つところの実用性に優れた根菜類収穫機を構成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 根菜類収穫機の全体平面図
【図2】 根菜類収穫機の全体側面図
【図3】 図2のa−a矢視図
【図4】 前部位置揃え装置を示す側面図
【図5】 前部位置揃え装置を示す底面図
【図6】 土切り崩し体の別形態を示す側面図
【符号の説明】
2 位置揃え装置
7 カッター
9c コンベア
9d ガイド
11 挟持引上げ搬送装置
25 上昇位置規制ガイド部
W 根菜
Wa 根菜本体
Wb 葉部

Claims (1)

  1. 圃場にある根菜(W)の葉部(Wb)を挟持して引き上げて後方上方に吊り下げ搬送する挟持引上げ搬送装置(11)と、吊り下げ搬送される根菜(W)の葉部(Wb)を左右の上昇位置規制ガイド部(25)の間に導入して後方へ移動する間に根菜本体(Wa)の上昇を前記上昇位置規制ガイド部(25)で規制してその高さを揃える位置揃え装置(2)と、高さを揃えられた根菜(W)の葉部(Wb)を切断するカッター(7)とを備えた収穫部を機体の横一側方に配設し、
    機体の横他側方に操縦座席を備えた搭乗運転部(13)を配備するとともに、前記収穫部から放出された根菜本体(Wa)を回収する根菜本体回収部(9)を機体外端縁に沿わせて配置し、
    前記根菜本体回収部(9)には、前記収穫部から放出された根菜本体(Wa)を載置搬送しながら小径の根菜本体(Wa)は搬送途中で選別落下させて大径の根菜本体(Wa)を搬送終端の受け入れ位置まで搬送するように選別機能を有する選別用コンベア(9c)と、選別用コンベア(9c)で搬送されてきた根菜本体(Wa)を機体後部の横側部において収容する収穫根菜類収納用コンテナ(9b)を備え、
    前記搭乗運転部(13)の側方に、コンテナ(9b)を前後に並べて載置可能なコンテナ積載台(12)を設け
    前記位置揃え装置(2)を前記挾持引上げ搬送装置(11)の後端部の高さ位置よりも低い位置に配設し、位置揃え装置(2)よりも低い位置で且つ操縦座席の座部の位置よりも低い位置に前記選別用コンベア(9c)を配設してある根菜類収穫機。
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