JP4379116B2 - 野菜収穫機 - Google Patents

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本発明は、主として人参Wや大根等の根菜類を収穫する野菜収穫機の技術分野に属する。
従来、人参や大根等の根菜類を掘起し引き抜く根菜収穫機に関して、特許文献1には収穫した根菜類を回収する収納袋を機体の外側方に配置する技術が開示されている。
特開平9−271230号公報
前記特許文献1に開示されているような収納袋は一般的に一度に収納できる量が多く、作業能率という点で優れているが、他方、収納した作物の重さで機体の左右バランスが悪くなるという欠点がある。また、特許文献1に開示されているように収納袋を機体の前側にある運転席の左右外側方に配置すると機体の後側から前側に作物を搬送する搬送装置がさらに必要になるため、その分機体の左右バランスが悪いものになる。さらに、作物を収納した収納袋を機体から取り出すときに後ろ側にある搬送装置が邪魔になり、収納袋を機外に取り出すためのスペースがその分狭くなってしまう。
本発明は、不良品を手作業で選別除去する選別作業者の選別者用座席の側方を利用した葉部除去装置の配置構成とすることで、収穫機全体をコンパクトにしながら、大きな収納袋を設置でき、加えて左右バランスがよく、かつ収納袋を取り出しやすくすることを課題とする。さらに、作物を回収の際落下による傷をつき難くさせようとする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のような構成とした。
請求項1記載の発明は、左右に走行装置を備える走行車体(A)の左右一側に前部側で圃場から作物を収穫し後方に搬送する収穫搬送装置(T)を備え、該走行車体(A)の左右他側に運転操作部(K)を備え、前記収穫搬送装置(T)で搬送した作物を引き継ぎ搬送する搬送装置(S)を収穫搬送装置(T)の搬送終端側(T2)の下方から走行車体(A)の左右他側にわたって横方向に搬送するように設け、該搬送装置(S)には略水平の選別部(S5)と、上り方向に傾斜し搬送面に揚上される作物を支持する作物支持プレート(18)を略一定間隔に取付けた傾斜部(S4,S6)を構成し、該搬送装置(S)の搬送終端側(S7)を搬送始端側(S1)よりも上位に配置し、前記搬送装置(S)の後方には搬送装置(S)で搬送される作物から不良品を選別する選別者が座る選別者用座席(5)を配置し、該選別者用座席(5)の下方に着座した選別者が足を掛ける足掛け体(20)を設け、前記収穫搬送装置(T)の搬送終端側の下方には、該収穫搬送装置(T)で搬送された作物の葉部を除去する葉部除去装置(M)を備え、該葉部除去装置(M)は前記選別者用座席(5)の左右一側方に配置し、前記搬送装置(S)の搬送終端側(S2)の回収部に、前記搬送装置(S)で搬送された作物を収納する収納袋(4)を吊り下げて設け、該収納袋(4)を載置する底板(23)を油圧シリンダ(24)の上下伸縮に伴ない上下方向に移動可能に構成し、該支柱(21)側のチェーン固定部材(26)と前記底板(23)とをチェーン(27)で接続すると共に油圧シリンダ(24)の先端に取付けたローラ(25)に該チェーン(27)を巻回し、油圧シリンダ(24)の上下伸縮により底板(23)を上下動する構成としたことを特徴とする野菜収穫機とした。
請求項2記載の発明は、前記搬送装置(S)は、搬送途中で上り方向に傾斜する第一傾斜部(S4)と、略水平の選別部(S5)と、上り方向に傾斜する第二傾斜部(S6)を備え、第一傾斜部(S4)及び第二傾斜部(S6)の搬送面に揚上される作物を支持する作物支持プレート(18)を略一定間隔に取付けてなる請求項1に記載の野菜収穫機とした。
請求項1記載の発明によると、搬送装置(S)の後方には搬送装置(S)で搬送される作物から不良品を選別する選別者が座る選別者用座席(5)を備えるとともに、選別者用座席(5)の下方に着座した選別者が足を掛ける足掛け体(20)を設けたことで、選別者は収穫作業の状態を見ながら搬送装置(S)で搬送される作物から不良品を取出すことができる。また、葉部除去装置(M)を選別者用座席(5)の機体左右方向の側方に配置したことによって、収穫機全体をコンパクトにすることができる。
そして、搬送装置(S)には略水平の選別部(S5)と、上り方向に傾斜し搬送面に揚上される作物を支持する作物支持プレート(18)を略一定間隔に取付けた傾斜部(S4,S6)を構成し搬送装置(S)の搬送終端側(S2)を搬送始端側(S1)よりも上位に配置したことによって、搬送装置(S)の搬送終端側(S2)の位置を高い位置に備えることができるので、その分回収部の収納袋(4)に多くの作物を収納することができる。
また、搬送装置(S)の搬送終端側(S2)の回収部に、前記搬送装置(S)で搬送された作物を収納する収納袋(4)を吊り下げて設け、該収納袋(4)を載置する底板(23)を油圧シリンダ(24)の上下伸縮に伴ない上下方向に移動可能に構成し、該支柱(21)側のチェーン固定部材(26)と前記底板(23)とをチェーン(27)で接続すると共に油圧シリンダ(24)の先端に取付けたローラ(25)に該チェーン(27)を巻回し、油圧シリンダ(24)の上下伸縮により底板(23)を上下動する構成としたから、収納袋(4)内に作物の収納を開始したばかりのときは収納袋(4)の高さ位置をできるだけ搬送装置(S)の排出部(S7)の高さに近いところにすることで、排出部(S7)から排出された作物の落下距離を低くすることが可能になり、作物に傷がつき難い。また、収納袋(4)に収納された作物の量が増加しても収納袋(4)が吊り下がった状態で底板(23)が下がる構成のため、作物の落下距離が変わることがない。
請求項2に記載の発明によると、請求項1の発明の効果に加えて、搬送装置(S)に搬送途中で上り方向に傾斜する第一傾斜部(S4)、略水平の選別部(S5)、上り方向に傾斜する第二傾斜部(S6)を夫々設けたので、請求項1に記載の効果に加え、選別部(S5)は選別始端部(S1)より高い位置で選別排出部(S7)より低い中間位置に備えることで、選別部(S5)を選別作業者が選別除去作業のしやすい適正な高さに設定することができると共に、選別部(S5)を略水平状態にすることで選別作業者が不良品の選別除去作業をしやすくなる。
本発明の実施の形態について、根菜類とりわけ人参Wを収穫する収穫機について以下、図面に基づいて説明する。
収穫機の走行車体Aは接地部側に左右一対の走行クローラ1を有し、走行車体Aの上部の左右一側には人参Wの茎葉W1を挟持して引き抜きながら後方斜め上方に向けて搬送する収穫搬送装置Tを走行車体Aの前後方向にわたって設けている。この収穫搬送装置Tの右横側部に運転席2や各種操作レバー3を有する運転部Kを設け、この運転部Kの後方には収穫搬送装置Tで収穫した作物を走行車体の左右横方向に搬送する搬送装置Sを設けている。そして、走行車体Aの左右外側方には搬送装置Sで搬送した収穫物を収納する収納袋4を載置する袋載置部Yを設けている。5は選別作業者が座る選別者用座席である。
収穫搬送装置Tについて説明すると、走行車体Aの前側に位置する搬送始端側T1には圃場から外に出ている人参Wの茎葉W1を引起す多数のラグ6を備える縦回り引起し装置7、横回り引起し装置8、圃場内に生えている人参Wの根部W2の周辺を上下方向に揺動して人参Wを掘起す一対の掘起し刃9、そして掘起し刃9で掘起した人参Wの茎葉W1を挟持して圃場から引き抜いて斜め後方に搬送する一対の第一挟持搬送ベルト10等を備えている。
収穫搬送装置Tの搬送終端側T2には第一挟持搬送ベルト10から人参Wを引き継ぎ後方に搬送する一対の第二挟持搬送ベルト11、第二挟持搬送ベルト11で搬送された人参Wの茎葉W1を切断する一対のカッター12等を備えている。
なお、カッター12の後方に設けている13はカッター12で切断した茎葉W1が圃場に落下する際通過する排葉シューターで、Mはカッター12で切断処理されて落下した根部W2に付いている残葉である葉部を処理する葉部処理装置である。葉部処理装置Mは、落下した根部W2を走行車体Aの左右横方向に搬送する葉部処理コンベア14と、葉部処理コンベア14で搬送される人参Wを堰き止めて搬送装置Sに向かって移送しながら根部W2に付着している残葉を引きちぎる葉部処理ローラ15とから構成している。
葉部処理ローラ15はその先端が平面視で搬送装置S側に向かって斜めに配置すると共に、葉部処理コンベア14との間に隙間を設けて根部に付いている残葉を挟み込み、残葉処理ローラ15自体も回転するよう構成し、カッター12で切断し切れなかった残葉を引きちぎりながら、根部W2を走行車体Aの前側に配置する搬送装置Sの搬送始端部S1に移送している。
次に、搬送装置Sについて説明する。
搬送装置Sの搬送始端側S1は収穫搬送装置Tの搬送終端側T2の下方にあって葉部処理コンベア14の前側に左右方向に並行するように配置しており、葉部処理コンベア14から移送される根部W2を円滑に引き継ぐために葉部処理コンベア14より低い位置に配置している。
搬送装置Sの搬送終端側S2は運転部Kの後方に位置し、走行車体Aの左右方向にわたって一続きの搬送コンベア16で構成している。そして、搬送コンベア16について詳述すると、葉部処理コンベア14と並行する搬送始端側S1、そして、搬送途中で上り方向に傾斜する第一傾斜部S4を、ついで、略水平の選別部S5を、そして、また、上り方向に傾斜する第二傾斜部S6を、搬送終端側S2には排出部S7、排出部S7から排出した根部W2を収納袋4に案内する案内シュータS8をそれぞれ形成している。なお、搬送コンベア16は搬送方向の左右両側に枠体17を設け、上面は開放状態になっている。そして、搬送コンベア16の搬送面には第一傾斜部S4及び第二傾斜部S6で作物を揚上する際支持する作物支持プレート18を多数略一定の間隔に取り付けている。
選別者用座席5について説明すると、選別者用座席5は選別部S5の後方に配置している。走行車体Aの床A1に、座席支持体19を介して取り付けている。座席支持体19には選別作業者が座ったときに足を掛ける足掛け体20を取り付けている。
次に、搬送装置Sで搬送された人参Wの根部W2を回収する回収部の構成について説明する。
搬送装置Sで搬送された根部W2を収納する収納袋4を載置する袋載置部Yを、搬送終端側S2の下方から走行車体Aの左右外側に突出させて設ける。また、袋載置部Y、及び搬送装置Sの前後方向の中心箇所Fが走行クローラ1の後端部Gより前側になるよう配置している。
本実施の形態の収納袋4は200kg〜1000kg程度収納できる大きな容量の袋で、まだ収納されていない状態のとき一対の支柱21を連結する連結軸21aに取り付けている吊り下げ棒22に収納袋4の吊り下げ紐4aを吊り下げて使用する。23は収納袋4を載置する底板で、油圧シリンダ24の上下伸縮に伴ない上下方向に移動可能に構成している。図5に基づいて詳述すると、油圧シリンダ24の先端にはローラ25を取り付けており、支柱21側にはチェーン固定部材26を取り付け、底板23とチェーン固定部材26とをチェーン27で接続してローラ25にチェーン27を巻回することで、油圧シリンダ24が上下動するとチェーン27を介して底板23も上下動するよう構成している。
次に、収穫作業について説明する。
操縦者が運転部Kに搭乗して運転席2に着座し機体を操縦して収穫機を自走させる。縦回り引起し装置7と横回り引起し装置8のラグ6がそれぞれ周回することで、圃場外に出ている人参Wの茎葉W1を引起す一方で、掘起し刃9が土中の根部W2の周辺を上下揺動することで根部W2は掘り起され、第一挟持搬送ベルト10が茎葉W1を挟持して斜め後方に搬送される。
第一挟持搬送ベルト10で搬送された人参Wは第二挟持搬送ベルト11に引き継がれ、カッター12で茎葉W1を切断処理される。切断処理された茎葉W1はそのまま第二挟持搬送ベルト11で挟持されたまま後方へ搬送され排葉シューター13を経て圃場に放出される。一方、切断処理された根部W2は葉部処理装置Mの葉部処理コンベア14に自然落下して搬送され、カッター12で切断しきれず根部Wに付着している残葉を葉部処理コンベア14と葉部処理ローラ15との隙間に挟んで引きちぎりながら、葉部処理ローラ15に沿って搬送装置Sの搬送始端側S1に移送される。
搬送装置Sの搬送始端側S1に供給された根部W2は搬送コンベア16で搬送され、第一傾斜部S4を揚上され、選別部S5へと搬送される。選別部S5では図4に示すように選別作業者が選別者用座席5に座って収穫作業の状態を見ながら搬送中の根部W2から傷のついた根部や、根部の先端が二股に分かれる等形が悪い根部の不良品を手作業で選別除去する。そして、選別部S5を通過した良品の人参Wは第二傾斜部S6でさらに搬送終端側S2に向って揚上され排出部S7から案内シュータS8を経て収納袋4に排出される。
収納袋4に収納された人参Wの根部W2の量が増加すると徐々に収納袋4の重量で底板23がチェーン27と油圧シリンダ24を引っ張りながら下がってくる。そして、収納袋4が満杯になると、クレーン等で収納袋4を取り出すが、取り出した後、底板23は油圧シリンダ24が伸長することで、チェーン27に引っ張られて上昇する。このように、収納袋4内に根部W2の収納を開始したばかりのときは収納袋4の高さ位置をできるだけ搬送装置Sの排出部S7の高さに近いところにすることで、排出部S7から排出された根部Wの落下距離を低くすることが可能になり、根部Wに傷がつき難い。また、収納袋4に収納された根部Wの量が増加しても収納袋4が吊り下がった状態で底板が下がる構成のため、人参Wの落下距離が変わることがない。
本発明の実施の形態のように構成することで、まず搬送装置Sの搬送終端側S2は搬送始端側S1より上位になるように構成するため、搬送終端側S2の位置を高い位置に備えることができ、その分大きな収納袋4を備えることができる。そのため、収穫作業の作業能率を向上させることができる。
また、搬送装置Sで搬送された作物を収納する収納袋4を載置する袋載置部Yを前記搬送装置Sの搬送終端側S7の下方から前記走行車体Aより左右外側方に突出させて設けることで、走行車体Aの左右外側方に特別な搬送装置を別個に設ける必要が無く、収穫機の左右バランスを向上させることができる。また、収納袋4の回りのスペースを広くすることができ、作物を収納した収納袋4を機外に取り出す作業がしやすくなる。これは特に大きな収納袋4を取出す時に効果が大きい。
さらに、前記搬送装置Sと前記袋載置部Yは、その前後方向中央個所Fが前記走行クローラ1の後端部Gより前側に位置するように配置したことで収穫機全体の前後長を短くすることができコンパクトにすることができる。
また、葉部除去装置Mは前記搬送装置Sの後方にあって前記選別者用座席5の側方のスペースを利用して配置することで収穫機全体をコンパクトにすることができる。
また、選別部S5は選別始端部S1より高い位置で選別排出部S7より低い中間位置に備えることで、選別部S5を選別作業者が選別除去作業のしやすい適正な高さに設定することができると共に、選別部S5を略水平状態にすることで選別作業者が不良品の選別除去作業をしやすくなる。
また、搬送装置Sの搬送始端側S1から搬送終端側S7まで一続きの搬送コンベア16で形成したことで、搬送装置Sで搬送される根部W2の流れをスムーズにすることができ、かつ、単一の搬送装置Sにすることができ、安価な構成になる。
また、走行車体Aの後側の左右方向にわたって搬送装置Sを設置するため、収穫機全体の前後長を長くすることなく、かつ、選別部S5の長さを多く確保することができる。
次に別の実施の形態である収穫機の構成について説明する。
この収穫機は、収穫搬送装置Tについては前述の実施の形態と同様で、搬送装置と回収部の構成が異なっている。
収穫搬送装置Tの搬送終端側T2の下方には葉部処理装置Mを配置しており、葉部処理装置Mの後方に搬送装置Qが走行車体Aの左右方向にわたって配置されている。この搬送装置Qは搬送始端側Q1から搬送終端側Q2まで略水平に構成しているが、選別作業者が選別する場所を搬送始端側Q1より高い位置に形成するようにしても良い。そして、搬送装置Qの搬送終端側Q2より機体の前後方向に沿って揚上搬送装置Jを備えている。そして、揚上搬送装置Jの搬送終端側J2と運転部Kとの間に収納袋4を複数設置している。本実施の形態では収納袋4は2つ設置している。そして、収納袋4はレール30に沿って引き出し可能な引き出し板31に載置している。
収穫作業の初めは引き出し板31を走行車体Aの左右外側方に引き出し、内側の第一収納袋4aから根部W2を収納するようにしておく。そして、収穫搬送装置Tで搬送された人参Wはカッター12で茎部W1が切断され、根部W2は葉部処理装置Mへ落下して残葉を処理して搬送装置Qの搬送始端側Q1に供給され、そこで選別者用座席5に座る選別作業者が搬送中の根部W2より不良品を選別する。そして、搬送装置Qの搬送終端側Q2から揚上搬送装置Jの搬送始端側J1に引き継がれた根部W2は機体前方に向かって揚上され、第一収納袋4aに落下供給される。そして、第一収納袋4aが満杯になると引き出し板31を押込み第一収納袋4aを走行車体Aの平面視で前後及び左右方向の中央側に位置したまま第二収納袋4bに根部W2を落下供給するようにする。
このように、構成することで複数の大きな収納袋4に連続して供給することができるので、より長い時間連続収穫作業が可能になり作業能率が向上する。また、満杯になった第一収納袋4aは機体の中央側に寄せられるため、重量があるにもかかわらず、第二収納袋に根部W2を収納している間、収穫機の左右あるいは前後のバランスが崩れることを防止することができる。
収穫機全体の側面図 収穫機全体の背面図 収穫機全体の平面図 選別者による選別作業を示す図 収納袋が上下する機構を示す図 別実施の形態の平面図 別実施の形態の側面図
1 走行クローラ
4 収納袋
5 選別者用座席
18 作物支持プレート
20 足掛け体
23 底板
24 油圧シリンダ
A 走行車体
K 運転操作部
M 葉部除去装置
T 収穫搬送装置
S 搬送装置
S1 搬送始端部
S4 第一傾斜部(傾斜部)
S5 選別部
S6 第二傾斜部(傾斜部)
Y 袋載置部

Claims (2)

  1. 左右に走行装置を備える走行車体(A)の左右一側に前部側で圃場から作物を収穫し後方に搬送する収穫搬送装置(T)を備え、該走行車体(A)の左右他側に運転操作部(K)を備え、前記収穫搬送装置(T)で搬送した作物を引き継ぎ搬送する搬送装置(S)を収穫搬送装置(T)の搬送終端側(T2)の下方から走行車体(A)の左右他側にわたって横方向に搬送するように設け、該搬送装置(S)には略水平の選別部(S5)と、上り方向に傾斜し搬送面に揚上される作物を支持する作物支持プレート(18)を略一定間隔に取付けた傾斜部(S4,S6)を構成し、該搬送装置(S)の搬送終端側(S7)を搬送始端側(S1)よりも上位に配置し、前記搬送装置(S)の後方には搬送装置(S)で搬送される作物から不良品を選別する選別者が座る選別者用座席(5)を配置し、該選別者用座席(5)の下方に着座した選別者が足を掛ける足掛け体(20)を設け、前記収穫搬送装置(T)の搬送終端側の下方には、該収穫搬送装置(T)で搬送された作物の葉部を除去する葉部除去装置(M)を備え、該葉部除去装置(M)は前記選別者用座席(5)の左右一側方に配置し、前記搬送装置(S)の搬送終端側(S2)の回収部に、前記搬送装置(S)で搬送された作物を収納する収納袋(4)を吊り下げて設け、回収部の支柱(21)に該収納袋(4)を載置する底板(23)を上下方向に移動可能に設け、該支柱(21)側のチェーン固定部材(26)と前記底板(23)とをチェーン(27)で接続すると共に油圧シリンダ(24)の先端に取付けたローラ(25)に該チェーン(27)を巻回し、油圧シリンダ(24)の上下伸縮により底板(23)を上下動する構成としたことを特徴とする野菜収穫機。
  2. 前記搬送装置(S)は、搬送途中で上り方向に傾斜する第一傾斜部(S4)と、略水平の選別部(S5)と、上り方向に傾斜する第二傾斜部(S6)を備え、第一傾斜部(S4)及び第二傾斜部(S6)の搬送面に揚上される作物を支持する作物支持プレート(18)を略一定間隔に取付けてなる請求項1に記載の野菜収穫機。
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