JP3751865B2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作レバーによってスイッチ動作を行うレバースイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、操作を必要とする多くの機器は、手動により操作される操作レバー等の操作部を有している。
例えば、スロットマシンの操作レバーとしては、レバー式のスイッチ(以下レバースイッチ)が、スタートレバーとして用いられている。
スロットマシンは、所定数のメダルが投入されると、操作が可能になる。そして、ベットボタンを押すことによって、ベットするメダル数を決定する。
【0003】
それから、スタートレバーであるレバースイッチが下に押し下げられると、この押し下げ動作によって、レバースイッチがマイクロスイッチをオンして、モータ等のリール駆動部が回転して、複数の絵柄(役柄)が各々に描かれている3つのリールが回転を開始する(ゲームの開始)。
そして、各リールに対応したストップボタンを押すことによって、各々のリールの回転を停止させると、横や斜めの役柄の並びが決定され、ベットした数に対応したラインに役が並び、並んだ役に対応するメダルが払い出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスタートレバーであるレバースイッチにおいては、レバースイッチの操作方向が下方向等の特定方向に限定されていた為、特定方向外には可動しなかった。
このレバースイッチにおける操作方向が特定されることによって、以下のような課題が考えられる。
【0005】
先ず、スロットマシンの使用者が、連続してゲームを行いたい場合は、少なくともベットボタン、スタートレバー、ストップボタンの一連の操作を繰り返すことになる。この一連の操作が長時間に渡って繰り返されると、使用者の疲労は多大となってしまう。
この様な状況下において、レバースイッチの操作方向が特定方向に限定されると、使用者によっては、スタート操作が円滑に行えない場合がある。即ち、使用者によっては、レバースイッチを特定方向外の、例えば、斜め下方向に操作することが操作上楽な場合であっても、操作方向が特定方向に限定されてしまうので、使用者は、操作に対する疲労が更に蓄積されてしまう。
【0006】
また、使用者個人の趣向によっては、レバースイッチを特定方向以外に操作する方が、より操作感が向上して、スムーズなゲームの進行が可能となるが、従来のレバースイッチは、操作方向が特定方向に限定されているので、全ての使用者の操作趣向に合致したレバースイッチではなかった。
【0007】
また、スロットマシンに不慣れな使用者(初心者)である場合は、その使用者は、ボタンに対しては押下することによって操作を行うことは分かっても、レバースイッチは、その外観上、全方向に傾けることが可能に見えるのにもかかわらず、従来ではレバースイッチの操作方向が特定方向に限定されていたので、この特定方向を知らないと、スタート操作が行えなかったり、スタート操作にまごついてしまうことがある。
【0008】
そこで、レバースイッチを特定方向以外に操作した場合においても、スイッチ動作を行うことを考える。従来ではレバースイッチの一操作方向に対して一つのマイクロスイッチが対応していたので、レバースイッチを複数方向に操作しても、スイッチ動作が行われるためには、レバースイッチの操作方向として考えられる操作方向毎に対応させて、マイクロスイッチを設ける必要があった。
よって、この場合、マイクロスイッチが複数になり、コスト増の一因となってしまう。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、レバースイッチの操作方向が限定されることのないレバースイッチ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本発明のレバースイッチ装置は、レバー接触部を有する操作レバーと、
前記操作レバーの奥部方向に備えられた接触部とを備え、
前記レバー接触部と前記接触部の少なくとも一方の部材が、感圧導電性エラストマー部材であり、前記操作レバーが所定方向に操作されることにより、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されてスイッチ動作が行われることを特徴とする。
【0011】
このレバースイッチ装置によれば、操作レバーの所定方向への操作でレバー接触部と接触部との接触圧力が所定の圧力以上になり、感圧導電性エラストマー部材の電気抵抗が所定の抵抗値以下となった時に、スイッチ動作が行われる(オンする)ので、従来のマイクロスイッチに比べると、複雑なスイッチ構造にすることなく、感圧導電性エラストマーが有する弾性力によって、スイッチのオンオフ動作が行え、且つ、スイッチ動作に対して適度な遊びを有することができる。
この様な遊びを有することによって、操作レバーを操作したときのオンオフ動作がソフトになり操作感が向上する。
【0012】
また、設計時において、圧力に対する電気抵抗が異なる感圧導電性エラストマーを選択することによって、このスイッチのオンオフ動作に対する遊びの調整を行うことができる。
また、接触圧力によって抵抗値が変化するので、スイッチのオンオフの切り換えのみでなく、この抵抗値を多段的に検知することによって、複数のスイッチ機能を実現するようにしても良い。例えば、スロットマシンにおいては、操作レバーによって、接触圧力が無い(抵抗値が極大)時は、オフ状態で、接触圧力が少ない(抵抗値が大きい)時は、リールのスタート動作をオンし、接触圧力が大きい(抵抗値が小さい)時は、リールのストップ動作をするようにしても良い。
【0013】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーの操作方向は、前記操作レバーにおけるラジアル方向のいずれかの方向への傾斜であることを特徴とする。
【0014】
このレバースイッチ装置によれば、マイクロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム進行が可能となる。
【0015】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーの操作方向は、前記操作レバーにおける前後方向であることを特徴とする。
【0016】
このレバースイッチ装置によれば、操作レバーの操作方向が前後方向(スラスト方向)に移動しても、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
更に、より多くの使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。
【0017】
本発明のレバースイッチ装置では、前記レバー接触部は、スイッチの一方の電極と接続され、前記接触部は、スイッチの他方の電極と接続されており、両者が圧接されることによって前記スイッチ動作が行われることを特徴とする。
【0018】
このレバースイッチ装置によれば、レバー接触部と接触部が圧接されることによって、レバー接触部と接触部が導通してスイッチ動作を行うことができる。
【0019】
本発明のレバースイッチ装置では、前記接触部は、スイッチの一方の電極と接続している接触部材と、スイッチの他方の電極と接続している他の接触部材とを有し、前記レバー接触部が両接触部材を跨いで圧接することによって前記スイッチ動作が行われることを特徴とする。
【0020】
このレバースイッチ装置によれば、レバー接触部が両接触部材に跨って圧接されることによって、レバー接触部を介して両接触部が導通してスイッチ動作を行うことができる。
【0021】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた導電部材である第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられ、前記第1レバー接触部と導通している導電部材の第2レバー接触部とを有し、
前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、導電部材からなり互いに絶縁されている第1接触部材と第2接触部材とを有し、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とは、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心として前記操作レバーを全方向のいずれかの方向に傾斜させることによって、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とが、前記第1接触部材と前記第2接触部材とに接触し、前記第1接触部材と前記第2接触部材とを介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが導通することを特徴とする。
【0022】
このレバースイッチ装置によれば、マイクロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム進行が可能となる。
更に、スロットマシンに不慣れな使用者(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特定方向に限定されていないので、スタート操作が行えなかったり、スタート操作にまごつくことがない。
【0023】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた導電部材である第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられ、前記第1レバー接触部と導通している導電部材の第2レバー接触部とを有し、
前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、導電部材からなり互いに絶縁されている第1接触部材と第2接触部材とを有し、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とは、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
前記操作レバーは、前記レバー軸方向に沿って前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立位置から前記レバー軸方向に沿って前後に移動させることにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レバー接触部が、前記第1接触部材と前記第2接触部材とに接触し、前記第1接触部材、或いは、前記第2接触部材を介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが導通することを特徴とする。
【0024】
このレバースイッチ装置によれば、操作レバーの操作方向がレバー軸方向に沿って前後方向(スラスト方向)に移動しても、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
更に、より多くの使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。
【0025】
本発明のレバースイッチ装置では、前記接触部は、感圧導電性エラストマー部材であり、スイッチの一方の電極および他方の電極とそれぞれ接続されており、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されることによって前記スイッチ動作が行われることを特徴とする。
【0026】
このレバースイッチ装置によれば、レバー接触部と接触部とが圧接されることによって、接触部が導通状態となりスイッチ動作を行うことができる。
【0027】
本発明のレバースイッチ装置では、前記接触部は、スイッチの一方の電極および他方の電極とそれぞれ接続している複数の接触部材を有し、前記レバー接触部と前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材とが圧接されることによって前記スイッチ動作が行われることを特徴とする。
【0028】
このレバースイッチ装置によれば、レバー接触部と少なくとも一接触部材とが圧接されることによって、少なくとも一接触部材が導通状態となりスイッチ動作を行うことができる。
【0029】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられた第2レバー接触部とを有し、
前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、感圧導電性エラストマー部材からなる複数の接触部材を有し、
前記複数の接触部材は、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心として前記操作レバーをラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることによって、前記第1レバー接触部および/または前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一接触部材が導通状態となることを特徴とする。
【0030】
このレバースイッチ装置によれば、マイクロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム進行が可能となる。
更に、スロットマシンに不慣れな使用者(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特定方向に限定されていないので、スタート操作が行えなかったり、スタート操作にまごつくことがない。
【0031】
本発明のレバースイッチ装置では、前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられた第2レバー接触部とを有し、
前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、感圧導電性エラストマー部材からなる複数の接触部材を有し、
前記複数の接触部材は、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
前記操作レバーは、前記レバー軸方向に沿って前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立位置から前記レバー軸方向に沿って前後に移動させることにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一接触部材が導通状態となることを特徴とする。
【0032】
このレバースイッチ装置によれば、操作レバーの操作方向がレバー軸方向に沿って前後方向(スラスト方向)に移動しても、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
更に、より多くの使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明のレバースイッチ装置が、スロットマシンに用いられた場合について、以下の図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるレバースイッチ装置を備えたスロットマシンの全体斜視図である。
先ず、図1を参照して、本実施形態のレバースイッチ装置を備えたスロットマシン1の構成と基本動作について説明する。
【0034】
スロットマシン1は、図示しない制御部やメダルなどが収容されている筐体部2と、操作部や表示部のある前面部3とからなり、前面部3には、複数の絵柄(役柄)が描かれているリール4が3列並んでいる。
リール4は、図示しないモータなどの駆動部によって各々回転・停止駆動が行われる。また、リール4の停止時において、リール4に描かれた役柄は、スロットマシン前面側に縦に3つ並ぶので、3つのリール4の全てによって、3行3列の役柄が並ぶことになる。
【0035】
リール4の両側にあるベット表示部5は、ベットボタン7によって、ベットされているラインを表示する。ベットされるラインは、メダル投入部6から投入されたメダル数に対応して決められている。例えば、メダルが1枚投入されると、ベットは1ライン(3行3列の2行目のライン)のみ可能となり(ベット1)、メダルが2枚投入されると、ベットは2ライン(3行3列の1、3行目のライン)を更に加えることができる(ベット2)。
また、メダルが3枚投入されると、更に、ベットは2ライン(3行3列の斜めラインである左上から右下のラインと、左下から右上のライン)を加えることができる(ベット3)。
【0036】
よって、ベットボタン7によって「ベット3」を指定する場合は、少なくとも3枚メダルを投入する必要がある。
また、メダル投入部6から投入されたメダルを複数枚チャージできる機能を有しているスロットマシンの場合は、ゲーム毎にメダルを投入することなく連続してベットしてゲームを行うことができる。
【0037】
次に、操作レバー8は、特許請求の範囲で記載したレバースイッチ装置に相当するユニットである。上記のようにベットボタン7によってベットが行われた後または、メダル投入口6よりメダルが投入された後に、この操作レバー8を操作すると、図示しない駆動部がオンされ、リール4の3列全てが一斉に回転してゲームが開始される。
【0038】
そして、ストップボタン9を押下することによって、リール4の回転を停止させる。ストップボタン9は、各リール4毎にあり、夫々ストップボタン9a、9b、9cによって、夫々の列に対応するリール4を停止させることができる。
尚、ストップボタン9a、9b、9cに対して、押下する順序は決まっていないので、例えば、ストップボタン9cを最初に押下して、次にストップボタン9b、その次にストップボタン9aを押下していっても良い。
【0039】
上記一連の操作を行うことによって、各々のリール4は回転を停止し、3つのリール4の全てによって、3行3列の役柄が並ぶ。この役柄の並びとベットしたベット数によって、役柄の並びに応じて予め定められたメダル配当に基づき、メダルがメダル排出口10aからメダル受け皿10に払い出される。
役柄の並びに応じて予め定められたメダル配当は、スロットマシンの機種によって異なるが、例えば、ベットしたラインに「777」が並ぶと、大当たり(ビックボーナス)であるので、メダル15枚が払い出され、それ以降の所定期間において遊技者に有利な特別な遊技が開始する。
以上が、スロットマシン1における各ユニットの構成と基本動作の説明である。
【0040】
次に、本実施形態の操作レバー8の構成について、図2〜4を参照して更に詳細に説明する。図2は、操作レバーの分解斜視図、図3は、操作レバーの各側面図と断面図であり、図3(a)は、操作レバーの正面図、図3(b)は、側面の断面図、図3(c)は、基板側側面図、図3(d)は、内部の接触部側側面図である。また、図4は、レバー接触部と接触部との接触を示す上面断面図である。尚、本実施形態の図面において、側面断面図とは、図3(c)のA断面であり、上面断面図とは、図3(d)のB断面であるとする。
【0041】
先ず、図3(b)を参照して、操作レバー8の内部構成の説明を行う。
操作レバー8の前面側(手前側)先端部には、使用者の手によって操作するためのレバー操作部20があり、そのレバー操作部20にはシャフト22が結合されている。シャフト22は、ハウジング30の前面開口部30aから内部に挿入している。
【0042】
シャフト22には、前スプリング26の一方が納められる内溝22aが操作レバー8の後方側(奥行き側)に開口し、円周に渡って設けられている。また、内溝22aの操作レバー8の後方側には、後述する座金36とEリング38とが係合する溝22bが円周に設けられ、更に、操作レバー8の後方側に向かって、レバー細径部22cが、そして、操作レバー8の後方側端部にはレバー接触部24が設けられている。
【0043】
レバー接触部24は、導電部材である第1レバー接触部24a、第2レバー接触部24bと、この第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとの間に挟まれた接触円柱部24cから構成されている。
そして、第1レバー接触部24aは、操作レバー8の中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられており、第2レバー接触部24bは、レバー軸上の位置において第1レバー接触部24aと異なる位置である操作レバー8の後方側端部に、前記第1レバー接触部24aと略平行に設けられている。
また、第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとは、互いに接触円柱部24c内部で導通しており、各々レバー接触部の正面形状は、略円盤形状であり、各々レバー接触部の中心は、レバー軸と略一致している。
【0044】
前スプリング26は、前方端が内溝22aに当てられており、後方端が軸受け28の前方端部に当てられている。よって、前スプリング26は、内溝22aを介してシャフト22をレバー軸前方に付勢し、軸受け28に対しては、レバー軸後方に付勢している。
軸受け28は、シャフト22がレバー軸中心前後方向に摺動可能に軸通される穴があり、前方端部から後方端部に渡って側面が略凸状に突出しており、ハウジング30の内部曲面30cと摺動可能に接している。よって、シャフト22は、図3(a)に示すように、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることができる。
【0045】
ハウジング30は、スロットマシン1の前面部3の一部である扉100に取り付けられている。ハウジング30の舌片部30bによって扉100の前面部に係止され、螺旋部30dとナット40の内螺旋部40aとが螺合して扉100を挟むことによって、ハウジング30を扉100に固着している。
ハウジング30の後端部30eの開口部30fを貫通したシャフト22には、スライドカラー32が貫かれている。
【0046】
スライドカラー32は、円周上に突起部32aを有し、その突起部32aの前面側は、ハウジング30の後端部30eと接し、突起部32aの後面側は、後スプリング34と接している。また、スライドカラー32は、貫かれているシャフト22に対して、レバー軸前後方向に摺動可能である。
後スプリング34の前方端は、スライドカラー32の突起部32aの後面側に当たり、後スプリング34の後方端は、ストッパー36に当たっている。また、ストッパー36は、Eリング38がシャフト22の溝22bに係合することで、溝22bに固定されているので、後スプリング34は、スライドカラー32をレバー前方に付勢している。
【0047】
尚、レバー操作部20が何も操作されていない状態では、操作レバー8は中立状態であり、操作レバー8のレバー軸と、シャフト22が貫通しているハウジング30の中心軸とが、一致した状態である。この時のレバー軸をレバー軸CL1とする。
【0048】
次に、ブランケット42は、ハウジング30の係合孔30gと係合する係合突起部42aと、接触部44と基板46とを重ねて保持する係合保持部42bとを有している。接触部44と基板46とを重ねて保持した状態の基板46側からの側面図を、図3(c)に示し、ブランケット42内部の接触部44側からの側面図を、図3(d)に示している。
【0049】
接触部44は、中立状態であるレバー軸CL1に対して略垂直である同一平面上に、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを有している。第1接触部材44aと第2接触部材44bとは、導電部材であり、両接触部材間には、隙間を有し、互いに絶縁されている。
第1接触部材44aと第2接触部材44bとは、操作レバー8が中立状態である場合に、第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24b間において、第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとは非接触に位置している。この中立状態の上面断面図は、図4に示している。
【0050】
また、第1接触部材44aと第2接触部材44bとは、加圧される圧力に伴って電気抵抗が変化する感圧導電性エラストマー(イナストマー:登録商標)である。感圧導電性エラストマーとは、絶縁体であるゴム材料に導電性粒子をほぼ均等に分散された状態で成形して導電可能としたものである。
【0051】
この感圧導電性エラストマーは、圧力変化によるゴムの変位に伴って電気抵抗が変化する。例えば、無加圧時は、電気抵抗は、107Ω以上の高抵抗値であり、加圧時は、加圧圧力に伴い内部の導電体粒子どうしが接触していくことによって抵抗値が下がる。また、減圧して無加圧とするとゴムの弾性による復元力で、導電体粒子は、非接触状態に戻るので、抵抗値は高抵抗値に戻る。
【0052】
また、第1接触部材44aと基板46上の導電パターン46aとは、密着して導通し、第2接触部材44bと導電パターン46bとは、密着して導通している。更に、導電パターン46a、46bは、コネクタ48に電気的に接続され、コネクタ48は、図示しないコネクタケーブルによってスロットマシン1内部の制御部等に接続されている。
よって、制御部は、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通しているか否かのスイッチ動作を検出することができる。このスイッチ動作によって、図示しない駆動部をオンオフして、リール4の回転を制御している。
【0053】
以上が、本実施形態の操作レバー8の構成についての説明である。
上記の構成により、シャフト22は、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることができるし、レバー軸前後方向のスラスト方向にも移動させることができる。
【0054】
次に、操作レバー8の操作方向別におけるスイッチ動作について説明する。
[押した場合]
操作レバー8を奥に押した場合について、図5、図6を参照して説明する。
図5は、操作レバーを押した場合の全体の側面断面図、図6は、操作レバー押した場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図6(a)は、第1レバー接触部と接触部とが接触した時の上面断面図、図6(b)は、更に操作レバーを押し込んだ時の上面断面図である。
【0055】
操作レバー8を、レバー軸の後方向に押すと、シャフト22がレバー軸の後方向に移動する。この時、内溝22aもストッパー36も後方に移動するので、前スプリング26は縮み、後スプリング34は伸びる。また、シャフト22の後方側端部にあるレバー接触部24も、後方に移動するので、レバー接触部24の第1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触する(図6(a)参照)。
【0056】
そして、操作レバー8を更に押し込むと(図6(b)参照)、第1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを更に押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第1レバー接触部24aを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0057】
また、操作レバー8の押し込みを解除すると、前スプリング26の復元力によって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー8をレバー軸方向であるスラスト方向の後方向に操作することにより、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0058】
[引いた場合]
操作レバー8を手前に引いた場合について、図7、図8を参照して説明する。図7は、操作レバーを引いた場合の全体の側面断面図、図8は、操作レバーを引いた場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図8(a)は、第2レバー接触部と接触部とが接触した時の上面断面図、図8(b)は、更に操作レバーを引いた時の上面断面図である。
【0059】
操作レバー8を、レバー軸の前方向に引くと、シャフト22がレバー軸の前方向に移動する。この時、内溝22aもストッパー36も前方に移動するので、前スプリング26は伸び、後スプリング34は縮む。また、シャフト22の後方側端部にあるレバー接触部24も、前方に移動するので、レバー接触部24の第2レバー接触部24bが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触する(図8(a)参照)。
【0060】
そして、操作レバー8を更に引くと(図8(b)参照)、第2レバー接触部24bが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第2レバー接触部24bを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0061】
また、操作レバー8の引きを解除すると、後スプリング34の復元力によって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー8をスラスト方向の前方向に操作しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0062】
[上下に傾斜した場合]
操作レバー8を傾斜させた場合について、図9、図10を参照して説明する。図9は、操作レバーを下に傾斜させた場合の全体の側面断面図、図10は、操作レバーを傾斜させた場合のスイッチ動作を示す側面断面図であり、図10(a)は、第1レバー接触部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側面断面図、図10(b)は、更に操作レバーを下に傾斜させた時の側面断面図、図10(c)は、操作レバーを上に傾斜させた場合の第1レバー接触部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側面断面図、図10(d)は、更に操作レバーを上に傾斜させた時の側面断面図である。
【0063】
操作レバー8を、下に傾斜させると、軸受け28の回転中心点を中心としてシャフト22が下に傾斜する。この時のレバー軸をレバー軸LC2とする。また、シャフト22が下に傾斜すると、ハウジング30の後端部30eとスライドカラー32の突起部32aの前面側上部とが強く接する。
また、レバー接触部24も、シャフト22と同じくレバー軸LC2の状態に傾くので、レバー接触部24の第2レバー接触部24bが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し、第1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し始める(図10(a)参照)。
【0064】
この時より詳細には、第2レバー接触部24bは、その上端部において、第1接触部材44aと第2接触部材44bとの間の隙間(図3(d)参照)を跨いで、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触している。また、第1レバー接触部24aは、その下端部において、第1接触部材44aと第2接触部材44bとの間の隙間を跨いで、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し始めている。
【0065】
そして、操作レバー8を更に下に傾けると(図10(b)参照)、第2レバー接触部24bの上端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第2レバー接触部24bを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0066】
また同時に、第1レバー接触部24aの下端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧されるので、両接触部は各々導通状態になる。
この状態であっても、第1レバー接触部24aを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
以上が操作レバー8を下に傾斜させた場合のスイッチ動作である。
【0067】
次に、操作レバー8を上に傾斜させた場合を、図10(c)、図10(d)を参照して説明する。尚、上に傾斜したレバー軸をレバー軸LC3とする。
シャフト22と同じくレバー軸LC3の状態に傾いたレバー接触部24において、第2レバー接触部24bが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し、第1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し始める(図10(c)参照)。
【0068】
より詳細には、第2レバー接触部24bは、その下端部において、第1接触部材44aと第2接触部材44bとの間の隙間を跨いで、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触している。また、第1レバー接触部24aは、その上端部において、第1接触部材44aと第2接触部材44bとの間の隙間を跨いで、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し始めている。
【0069】
そして、操作レバー8を更に上に傾けると(図10(b)参照)、第2レバー接触部24bの下端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第2レバー接触部24bを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0070】
また同時に、第1レバー接触部24aの上端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧されるので、両接触部は各々導通状態になる。
この場合であっても、第1レバー接触部24aを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
以上が操作レバー8を上に傾斜させた場合のスイッチ動作である。
【0071】
また、操作レバー8の上下の傾斜を解除すると、前スプリング26と後スプリング34の復元力によって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
【0072】
[左右に振った場合]
次に、操作レバー8を左右に振った場合のレバー接触部と接触部とについて、図11を参照して説明する。
図11は、操作レバーを左右に振った場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図11(a)は、操作レバーを左に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図11(b)は、更に操作レバーを左に振った時の上面断面図、図11(c)は、操作レバーを右に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図11(d)は、更に操作レバーを右に振った時の上面断面図である。
【0073】
操作レバー8を、左に振ると、軸受け28の回転中心点を中心としてシャフト22が左に傾く。この時のレバー軸をレバー軸LC4とする。また、シャフト22が左に傾くと、レバー接触部24も、シャフト22と同じくレバー軸LC4の状態に傾くので、レバー接触部24の第2レバー接触部24bが、第1接触部材44aに接触し、第1レバー接触部24aが、第2接触部材44bに接触し始める(図11(a)参照)。
【0074】
そして、操作レバー8を更に左に傾けると(図11(b)参照)、第2レバー接触部24bが第1接触部材44aを、第1レバー接触部24aが第2接触部材44bを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
以上が操作レバー8を左に振った場合のスイッチ動作である。
【0075】
次に、操作レバー8を、右に振ると、軸受け28の回転中心点を中心としてシャフト22が右に傾く。この時のレバー軸をレバー軸LC5とする。また、シャフト22が右に傾くと、レバー接触部24も、シャフト22と同じくレバー軸LC4の状態に傾くので、レバー接触部24の第2レバー接触部24bが、第2接触部材44bに接触し、第1レバー接触部24aが、第1接触部材44aに接触し始める(図11(c)参照)。
【0076】
そして、操作レバー8を更に右に傾けると(図11(d)参照)、第2レバー接触部24bが第2接触部材44bを、第1レバー接触部24aが第1接触部材44aを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとを介して、第1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
以上が操作レバー8を右に振った場合のスイッチ動作である。
【0077】
また、操作レバー8の左右の振りを解除すると、前スプリング26と後スプリング34の復元力によって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー8をラジアル方向のいずれに操作しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0078】
尚、本発明では、スラスト方向の操作とラジアル方向の操作とを組み合わせても、スイッチ動作を行うことができるので、スイッチ操作の自由度が更に向上する。
例えば、操作レバー8をラジアル方向の下方向に傾斜させて、且つ、スラスト方向の前方向に引いても、スイッチ動作を行うことができ、操作レバー8をラジアル方向の上方向に傾斜させ、且つ、スラスト方向の後方向に押しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0079】
第1接触部材44aと第2接触部材44bとを介して、ブランケット42に取り付ける際に、あらかじめ加圧した状態にしておくと、第1接触部材44aと第2接触部材44bが常時導通状態となっているので第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bに接触した瞬間に導通しスイッチオンとなるので、接触後の加圧工程が必要なくなるため応答性が良くなるとともに、より小さい(軽い)力で操作可能となり、操作の円滑性向上および操作労力の軽減を図ることができる。
【0080】
上記実施形態においては、スロットマシン1を用いて操作レバー8を説明したが、本発明の操作レバー8は、スロットマシンへの応用だけに限定されることはなく、操作レバー8によってスイッチ動作を行うその他の遊技機や遊戯機、ゲーム装置のコントローラ等に応用することが可能である。
本発明の操作レバー8は、この様な機器に用いられても、上記実施形態の場合と同様に、より構成が簡単(低コスト)であり、且つ、操作方向が指定方向に限定されないので、使用者は、操作レバーによる操作を円滑に行うことができ、操作に対する疲労が軽減される。
【0081】
また、上記実施形態においては、レバー接触部24が導電部材で、接触部44が感圧導電性エラストマーとして説明したが、反対にレバー接触部24が感圧導電性エラストマーで、接触部44が導電部材であっても、レバー接触部24と接触部44が共に感圧導電性エラストマーであっても、上記と同様な効果を有する。
【0082】
また、上記実施形態においては、接触部44の第1接触部材44aと第2接触部材44bとが各々スイッチの電極に接続され、レバー接触部24を介して導通することによってスイッチ動作を行っているが、本発明の別の形態として、接触部44の部材を一体とし、この接触部44にスイッチの一方の電極に接続し、そして、スイッチの他方の電極をレバー接触部24に接続した形態であっても、操作レバー8をラジアル方向やスラスト方向に操作することにより接触部44とレバー接触部24が所定圧力で圧接して、スイッチ動作を行うことができる。(図12(a)参照)
更に、図12(b)に断面図として示すように、レバー接触部24を取り囲むように接触部44を形成することによっても、ラジアル方向やスラスト方向のいずれの方向であってもスイッチ動作を行うことができる。
【0083】
次に、他の実施形態の操作レバー108の構成について、図13〜15を参照して詳細に説明する。図13は、操作レバーの断面図と側面図であり、図13(a)は、操作レバーの断面図、図13(b)は、基板側側面図である。図14は、図13(a)のA−A線断面図である。また、図15は、基板の拡大図である。
【0084】
先ず、図13(a)を参照して、操作レバー108の内部構成の説明を行う。操作レバー108の前面側(手前側)先端部には、使用者の手によって操作するためのレバー操作部120があり、そのレバー操作部120にはシャフト122が結合されている。シャフト122は、ハウジング130の前面開口部130aから内部に挿入している。
【0085】
シャフト122には、前スプリング126の一方が納められる内溝122aが操作レバー108の後方側(奥行き側)に開口し、円周に渡って設けられている。また、操作レバー108の後方側に向かって、レバー細径部122cが、そして、操作レバー108の後方側端部にはレバー接触部124が設けられている。
【0086】
レバー接触部124は、ワッシャ部材である第1レバー接触部124aと、フランジ部材である第2レバー接触部124bとから構成されている。第1レバー接触部124aおよび第2レバー接触部124bは、レバー細径部122cの後方側端部に螺旋125によって固定されている。
そして、第1レバー接触部124aは、操作レバー108の中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられており、第2レバー接触部124bは、レバー軸上の位置において第1レバー接触部124aと異なる位置である操作レバー108の後方側端部に、前記第1レバー接触部124aと略平行に設けられている。また、第1レバー接触部124aおよび第2レバー接触部124bの各正面形状は略円盤形状であり、各中心はレバー軸と略一致している。
【0087】
前スプリング126は、前方端が内溝122aに当てられており、後方端が軸受け128の前方端部に127に当てられている。よって、前スプリング126は、内溝122aを介してシャフト122をレバー軸前方に付勢し、軸受け128に対しては、レバー軸後方に付勢している。
軸受け128は、シャフト122がレバー軸中心前後方向に摺動可能に軸通される穴があり、前方端部から後方端部に渡って側面が略凸状に突出しており、ハウジング130の内部曲面130cと摺動可能に接している。よって、シャフト122は、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることができる。
【0088】
ハウジング130は、スロットマシン1の前面部3(図1参照)の一部である扉100に取り付けられている。ハウジング130は、その舌片部130bによって扉100の前面部に係止されて取り付けられている。
ハウジング130の後端部130eの開口部130fを貫通したレバー細径部122cには、スライドカラー132が貫かれている。
【0089】
スライドカラー132は、円周上に突起部132aを有し、その突起部132aの前面側は、ハウジング130の後端部130eと接し、突起部132aの後面側は、後スプリング134と接している。また、スライドカラー132は、貫かれているレバー細径部122cに対して、レバー軸前後方向に摺動可能である。
後スプリング134の前方端は、スライドカラー132の突起部132aの後面側に当たり、後スプリング134の後方端は、第1レバー接触部124aに当たっている。また、第1レバー接触部124aは、レバー細径部122cに固定されているので、後スプリング134は、スライドカラー132をレバー前方に付勢している。
【0090】
尚、レバー操作部120が何も操作されていない状態では、操作レバー108は中立状態であり、操作レバー108のレバー軸と、シャフト122(レバー細径部122c)が貫通しているハウジング130の中心軸とが、一致した状態である。この時のレバー軸をレバー軸CL1とする。
【0091】
次に、ブランケット142は、接触部144と基板146とを重ねて保持する係合保持部142bを有している。接触部144と基板146とを重ねて保持した状態の基板146側からの側面図を図13(b)に示し、図13(a)のA−A線断面図を図14に示している。また、基板146の拡大図を図15に示している。
【0092】
接触部144は、中立状態であるレバー軸CL1に対して略垂直である同一平面上に、第1接触部材144a〜第4接触部材144dを有している。第1接触部材144a〜第4接触部材144dは、前述した感圧導電性エラストマー部材であり、互いに独立して設けられている。
第1接触部材144a〜第4接触部材144dは、操作レバー108が中立状態である場合に、第1レバー接触部124aと第2レバー接触部124b間において、第1レバー接触部124aと第2レバー接触部124bとは非接触に位置している。
【0093】
また、図15に示すように、基板146上には、導電パターン146aと導電パターン146bとが同心円状に形成されている。第1接触部材144a〜第4接触部材144dは、それぞれ導電パターン146aと導電パターン146bの両方に密着して設けられている。更に、導電パターン146aと導電パターン146bとは、コネクタ148に電気的に接続され、コネクタ148は、図示しないコネクタケーブルによってスロットマシン1(図1参照)内部の制御部等に接続されている。
よって、制御部は、第1接触部材144a〜第4接触部材144dのうち少なくとも一接触部材が導通状態となっているか否かのスイッチ動作を検出することができる。このスイッチ動作によって、図示しない駆動部をオンオフして、リール4(図1参照)の回転を制御している。
【0094】
以上が、本実施形態の操作レバー108の構成についての説明である。
上記の構成により、シャフト122は、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることができるし、レバー軸前後方向のスラスト方向にも移動させることができる。
【0095】
次に、操作レバー108の操作方向別におけるスイッチ動作について説明する。なお、図示については、前述した実施形態の場合と略同様であり、省略する。
【0096】
[押した場合]
操作レバー108を、レバー軸の後方向に押すと、シャフト122がレバー軸の後方向に移動する。この時、内溝122aもレバー接触部124の第1レバー接触部124aも後方に移動するので、前スプリング126は縮み、後スプリング134は伸びる。また、レバー接触部124の第1レバー接触部124aが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0097】
そして、操作レバー108を更に押し込むと、第1レバー接触部124aが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dを更に押し込むことによって、感圧導電性エラストマーであるこれらの接触部材に所定圧力が加圧され、これらの接触部材は各々導通状態になる。そして、各接触部材(少なくとも一接触部材)を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0098】
また、操作レバー108の押し込みを解除すると、前スプリング126の復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー108をレバー軸方向であるスラスト方向の後方向に操作することにより、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0099】
[引いた場合]
操作レバー108を、レバー軸の前方向に引くと、シャフト122がレバー軸の前方向に移動する。この時、内溝122aもレバー接触部124の第1レバー接触部124aも前方に移動するので、前スプリング126は伸び、後スプリング134は縮む。また、レバー接触部124の第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0100】
そして、操作レバー108を更に引くと、第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dを押し込むことによって、感圧導電性エラストマーであるこれらの接触部材に所定圧力が加圧され、これらの接触部材は各々導通状態になる。そして、各接触部材(少なくとも一接触部材)を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0101】
また、操作レバー108の引きを解除すると、後スプリング134の復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー108をスラスト方向の前方向に操作しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0102】
[上下に傾斜した場合]
操作レバー108を、下に傾斜させると、軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト122が下に傾斜する。また、シャフト122が下に傾斜すると、ハウジング130の後端部130eとスライドカラー132の突起部132aの前面側上部とが強く接する。
また、レバー接触部124も、シャフト122と同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0103】
そして、操作レバー108を更に下に傾けると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bによって、感圧導電性エラストマーである第1接触部材144a〜第4接触部材144dのうち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0104】
次に、操作レバー108を、上に傾斜させると、軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト122が上に傾斜する。また、シャフト122が上に傾斜すると、ハウジング130の後端部130eとスライドカラー132の突起部132aの前面側下部とが強く接する。
また、レバー接触部124も、シャフト122と同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0105】
そして、操作レバー108を更に上に傾けると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bによって、感圧導電性エラストマーである第1接触部材144a〜第4接触部材144dのうち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0106】
なお、操作レバー108の上下の傾斜を解除すると、前スプリング126と後スプリング134の復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
【0107】
[左右に振った場合]
操作レバー108を、左に振ると、軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト122が左に傾く。また、シャフト122が左に傾くと、レバー接触部124も、シャフト122と同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0108】
そして、操作レバー108を更に左に傾けると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bによって、感圧導電性エラストマーである第1接触部材144a〜第4接触部材144dのうち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0109】
次に、操作レバー108を、右に振ると、軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト122が右に傾く。また、シャフト122が右に傾くと、レバー接触部124も、シャフト122と同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0110】
そして、操作レバー108を更に右に傾けると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レバー接触部124bによって、感圧導電性エラストマーである第1接触部材144a〜第4接触部材144dのうち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0111】
なお、操作レバー108の左右の振りを解除すると、前スプリング126と後スプリング134の復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。
よって、操作レバー108をラジアル方向のいずれに操作しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0112】
尚、本発明では、スラスト方向の操作とラジアル方向の操作とを組み合わせても、スイッチ動作を行うことができるので、スイッチ操作の自由度が更に向上する。
例えば、操作レバー108をラジアル方向の下方向に傾斜させて、且つ、スラスト方向の前方向に引いても、スイッチ動作を行うことができ、操作レバー108をラジアル方向の上方向に傾斜させ、且つ、スラスト方向の後方向に押しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0113】
上記実施形態においては、スロットマシン1を用いて操作レバー108を説明したが、本発明の操作レバー108は、スロットマシンへの応用だけに限定されることはなく、操作レバー108によってスイッチ動作を行うその他の遊技機や遊戯機、ゲーム装置のコントローラ等に応用することが可能である。
本発明の操作レバー108は、この様な機器に用いられても、上記実施形態の場合と同様に、より構成が簡単(低コスト)であり、且つ、操作方向が指定方向に限定されないので、使用者は、操作レバーによる操作を円滑に行うことができ、操作に対する疲労が軽減される。
【0114】
【発明の効果】
このレバースイッチ装置によれば、マイクロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
【0115】
また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作してもスイッチ動作を行うことができるので、全ての使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての使用者にとって、より操作感が向上して、スムーズなゲームの進行が可能となる
【0116】
更に、スロットマシンに不慣れな使用者(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特定方向に限定されていないので、スタート操作が行えなかったり、スタート操作にまごついてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるレバースイッチ装置を備えたスロットマシンの全体斜視図である。
【図2】操作レバーの分解斜視図である。
【図3】操作レバーの各側面図と断面図であり、図3(a)は、操作レバーの正面図、図3(b)は、側面の断面図、図3(c)は、基板側側面図、図3(d)は、内部の接触部側側面図である。
【図4】レバー接触部と接触部との接触を示す上面断面図である。
【図5】操作レバーを押した場合の側面断面図である。
【図6】操作レバー押した場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図6(a)は、第1レバー接触部と接触部とが接触した時の上面断面図、図6(b)は、更に操作レバーを押し込んだ時の上面断面図である。
【図7】操作レバーを引いた場合の側面断面図である。
【図8】操作レバーを引いた場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図8(a)は、第2レバー接触部と接触部とが接触した時の上面断面図、図8(b)は、更に操作レバーを引いた時の上面断面図である。
【図9】操作レバーを下に傾斜させた場合の側面断面図である。
【図10】操作レバーを傾斜させた場合のスイッチ動作を示す側面断面図であり、図10(a)は、第1レバー接触部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側面断面図、図10(b)は、更に操作レバーを下に傾斜させた時の側面断面図、図10(c)は、操作レバーを上に傾斜させた場合の第1レバー接触部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側面断面図、図10(d)は、更に操作レバーを上に傾斜させた時の側面断面図である。
【図11】操作レバーを左右に振った場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、図11(a)は、操作レバーを左に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図11(b)は、更に操作レバーを左に振った時の上面断面図、図11(c)は、操作レバーを右に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図11(d)は、更に操作レバーを右に振った時の上面断面図である。
【図12】レバー接触部と接触部の別形態を示す断面図であり、図12(a)は、レバー接触部と接触部とに各々電極を接続した場合の断面図、図12(b)は、レバー接触部と接触部が別形状の場合の断面図である。
【図13】操作レバーの断面図と側面図であり、図13(a)は、操作レバーの断面図、図13(b)は、基板側側面図である。
【図14】図13(a)のA−A線断面図である。
【図15】基板の拡大図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
2 筐体部
3 前面部
4 リール
5 ベット表示部
6 メダル投入部
7 ベットボタン
8 操作レバー
9 ストップボタン
10 メダル受け皿
20、120 レバー操作部
22、122 シャフト
24、124 レバー接触部
26、126 前スプリング
28、128 軸受け
30、130 ハウジング
32、132 スライドカラー
34、134 後スプリング
36 ストッパー
36 座金
38 リング
40 ナット
42、142 ブランケット
44、144 接触部
46、146 基板
48、148 コネクタ
100 扉

Claims (4)

  1. スイッチ動作をおこなうレバースイッチ装置において、
    レバー接触部を有する操作レバーと、
    前記操作レバーの奥部方向に備えられた接触部とを備え、
    前記レバー接触部と前記接触部の少なくとも一方の部材が、感圧導電性エラストマー部材であり、前記操作レバーが前記操作レバーにおけるラジアル方向のいずれかの方向又は前記操作レバーにおける前後方向に操作されることにより、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されてスイッチ動作が行われるレバースイッチ装置であって、
    前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
    前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた導電部材である第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられ、前記第1レバー接触部と導通している導電部材の第2レバー接触部とを有し、
    前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
    前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、導電部材からなり互いに絶縁されている第1接触部材と第2接触部材とを有し、
    前記第1接触部材と前記第2接触部材とは、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
    前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心として前記操作レバーをラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることによって、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とが、前記第1接触部材と前記第2接触部材とに接触し、前記第1接触部材と前記第2接触部材とを介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが導通することを特徴とするレバースイッチ装置。
  2. 前記操作レバーは、前記レバー軸の軸方向に沿って前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立位置から前記レバー軸の軸方向に沿って前後に移動させることにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レバー接触部が、前記第1接触部材と前記第2接触部材とに接触し、前記第1接触部材、或いは、前記第2接触部材を介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが導通することを特徴とする請求項1記載のレバースイッチ装置。
  3. スイッチ動作をおこなうレバースイッチ装置において、
    レバー接触部を有する操作レバーと、
    前記操作レバーの奥部方向に備えられた接触部とを備え、
    前記レバー接触部と前記接触部の少なくとも一方の部材が、感圧導電性エラストマー部材であり、前記操作レバーが前記操作レバーにおけるラジアル方向のいずれかの方向又は前記操作レバーにおける前後方向に操作されることにより、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されてスイッチ動作が行われるレバースイッチ装置であって、
    前記操作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支持部とを有し、
    前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設けられた第2レバー接触部とを有し、
    前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の前記レバー軸上に位置し、
    前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、感圧導電性エラストマー部材からなる複数の接触部材を有し、
    前記複数の接触部材は、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、
    前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心として前記操作レバーをラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させることによって、前記第1レバー接触部および/または前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一接触部材が導通状態となることを特徴とするレバースイッチ装置。
  4. 前記操作レバーは、前記レバー軸の軸方向に沿って前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立位置から前記レバー軸の軸方向に沿って前後に移動させることにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一接触部材が導通状態となることを特徴とする請求項記載のレバースイッチ装置。
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