JPH07200089A - ジョイスティック - Google Patents

ジョイスティック

Info

Publication number
JPH07200089A
JPH07200089A JP5334969A JP33496993A JPH07200089A JP H07200089 A JPH07200089 A JP H07200089A JP 5334969 A JP5334969 A JP 5334969A JP 33496993 A JP33496993 A JP 33496993A JP H07200089 A JPH07200089 A JP H07200089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
displacement
operation lever
tilting
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5334969A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Yamaguchi
博光 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Group Corp
Original Assignee
Konami Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Corp filed Critical Konami Corp
Priority to JP5334969A priority Critical patent/JPH07200089A/ja
Publication of JPH07200089A publication Critical patent/JPH07200089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傾動動作に加えて他の操作情報を得る。 【構成】 ジョイスティック14は、レバー部1aの先
端に球状の握り部1bが形成された操作レバー1が、傾
動自在に取り付けられてなる。操作パネル13の下面に
は、パネル9より多少厚い板厚を有する板17aを介し
て、保持板17が接着され、操作レバー1は、パネル9
が板17aの板厚で形成される隙間に挾まれて、水平方
向にスライド自在に保持される。x軸(y軸)方向の変
位検出部10a(10b)は、電気接点54a(54
b)及び抵抗体55a(55b)からなり、電気接点5
4a,54bは、操作レバー1の水平方向のスライドに
伴い、それぞれ抵抗体55a,55bの表面上を摺動す
る。電気接点54a,54bから得られる電圧により、
操作レバー1のx,y軸方向の変位が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にテレビゲーム機等
の遊戯機に用いられるジョイスティックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビゲーム機に登場するキャラ
クタやオブジェを操作する操作部材として、ジョイステ
ィックが用いられている。このジョイスティックは、例
えば図11に示すように操作レバー21が軸受部22を
介して装置本体30に傾動自在に取り付けられるととも
に、操作レバー21の下端近傍にスイッチ33〜36が
四方に配設された構造を成しており、操作レバー21の
傾動動作に応じてスイッチ33〜36のいずれか或いは
隣接する二つがオンすることにより、操作レバー21の
上下左右或いは8方向の操作方向が検出される。そし
て、ジョイスティックの傾動動作に基づいてゲームが進
行するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ジョイスティックでは、遊戯者の操作情報はジョイステ
ィックの傾動動作からしか得られない。しかし、テレビ
ゲーム機で、より複雑なゲームを行うためには、ジョイ
スティックだけでは遊戯者の操作情報が不足するので、
スイッチ等が別途設けられている。このようなテレビゲ
ーム機では、ジョイスティックの傾動動作やスイッチの
オン動作に基づいて、キャラクターまたはオブジェ等の
動きや画面転換などを操作するようになっている。従っ
て、スイッチ等の部品点数が増加するとともに、それら
を配設するためのスペースが必要になり、テレビゲーム
機の小型化が困難になる。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、傾動動作に加えて他の操作情報を得ることのできる
ジョイスティックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、傾動自在に操作可能な操作レバーと、こ
の操作レバーの傾動方向を検出する傾動方向検出手段
と、上記操作レバーを水平方向にスライド自在に保持す
る保持部材と、上記操作レバーの水平方向の変位を検出
する変位検出手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、操作レバーが傾動されると、
その方向が検出される。また、操作レバーが水平方向に
スライドされると、その水平方向の変位が検出される。
【0007】
【実施例】以下、本発明のジョイスティックが適用され
るテレビゲーム機の一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図1は本実施例のテレビゲーム機の外観
図である。図2はジョイスティック14の取付構造を示
す斜視図である。
【0008】テレビゲーム機11は、モニタ12及び操
作パネル13などから構成されている。モニタ12は、
LCDやCRT等で構成されるもので、テレビゲーム機
11の上部適所で遊戯者の見易い位置に配設されてい
る。操作パネル13は、モニタ12の下側適所で遊戯者
の操作し易い位置に配置され、表面に穿設された所要の
面積の孔13aにジョイスティック14が配設されてい
る。
【0009】ジョイスティック14は、レバー部1aの
先端に球状の握り部1bが形成された操作レバー1が、
後述するように傾動自在に取り付けられて構成される。
操作レバー1が取り付けられたパネル9は、例えば円板
状で、下部に後述する傾動検出部4及び変位検出部10
が配設されている。パネル9の上面には、操作レバー1
の操作方向を案内するガイド溝5が形成されている。ガ
イド溝5は、例えば上下左右の4方向の操作を案内する
十字型に形成されている。なお、パネル9に円形状の孔
を穿設し、操作レバー1を任意の方向に操作可能にする
とともに、8方向に操作方向を検出可能にすることもで
きる。
【0010】操作パネル13の孔13aの下面には、パ
ネル9より多少厚い板厚を有する板17aを介して、所
要の面積の孔17bが穿設された保持板17が接着され
ている。そして、操作レバー1は、パネル9が板17a
の板厚で形成される隙間に挾まれて、水平方向にスライ
ド自在に保持されている。
【0011】なお、孔13aや孔17bの面積を調整す
ることにより、操作レバー1のスライド範囲を規制する
ことができる。
【0012】コイン投入口15はテレビゲーム機11の
前面適所に配設され、¥100硬貨等のコインが投入さ
れるものである。スタート・スイッチ16は、テレビゲ
ーム機11の前面適所に配設され、ゲームをスタートさ
せるものである。そして、テレビゲーム機11は、遊戯
者がモニタ12を見ながらジョイスティック14を操作
して、ゲームを行うようになされている。
【0013】次に、傾動検出部4の構成について、図
3、図4を用いて説明する。図3はジョイスティック1
4の上部の正面図である。なお、傾動検出部4の内部構
造が分かるように、便宜上、筐体8の正面側壁は除いて
いる。図4は筐体8内におけるスイッチ類の取付状態を
示す平面図である。
【0014】傾動検出部4は、箱状の筐体8内に配設さ
れ、傾動自在に取り付けられた操作レバー1の傾動方向
を検出するものである。操作レバー1は、箱状の支持部
材2の底面内側に軸受部3を介して傾動自在に取り付け
られ、軸受部3より下方に所定長だけレバー部1aが突
出するようにしてある。操作レバー1のレバー部1aの
適所には係合のための段部1cが形成されており、この
係合段部1cと支持部材2間には、操作レバー1を直立
姿勢に自動復帰させるためのスプリング6が、例えば圧
縮された状態でレバー1aに貫通されている。
【0015】4個のマイクロスイッチ41〜44は、図
4に示すように、筐体8内の、支持部材2の底面を貫通
して所定長だけ突出された操作レバー1のレバー部1a
の周辺に設けられ、上下左右の4つの操作方向を各マイ
クロスイッチ41〜44により検出するようになってい
る。すなわち、各マイクロスイッチ41〜44は、接点
切換を行うための可動接片41a〜44aを有し、操作
レバー1の傾動動作に伴うレバー部1aの下端部の移動
により可動接片41a〜44aが押されてスイッチが入
るようになっている。なお、操作レバー1のレバー部1
aの下端には、可動接片41a〜44aを適圧で押圧す
るためのローラ7が設けられている。
【0016】次に、変位検出部10について、図5、図
6を用いて説明する。図5はジョイスティック14の正
面図である。図6は操作レバー1の水平方向の変位の検
出原理を示す説明図である。
【0017】変位検出部10は、水平方向にスライド自
在に保持された操作レバー1の水平方向の変位を検出す
るもので、x軸方向の変位を検出する変位検出部10a
及びy軸方向の変位を検出する変位検出部10bから構
成されている。
【0018】筐体8の下面には、下方に所要寸法だけ延
設されたレバー棒1dが固定されており、その先端に配
設されたベアリング51が装置本体52に接している。
【0019】このようにベアリング51を配設すること
により、操作レバー1の水平方向のスライドに伴うレバ
ー棒1dの装置本体52上の移動を滑らかに行わせるこ
とができる。
【0020】レバー棒1dから水平方向に離間した位置
に抵抗部57が配設されている。抵抗部57は、絶縁体
56と、その上下面に薄膜状に形成された抵抗体55
a,55bとから構成されている。また、レバー棒1d
から抵抗部57に向けて、腕部53a,53bが、水
平、かつ同一方向に所要寸法だけ延設されている。腕部
53a,53bは、抵抗部57の厚みより多少大きめの
所要の間隔を有して配設され、それぞれ先端の抵抗部5
7側に、電気接点54a,54bが抵抗体55a,55
bに接して配設されている。
【0021】x軸(y軸)の変位検出部10a(10
b)は、電気接点54a(54b)及び抵抗体55a
(55b)からなる。電気接点54a,54bは、操作
レバー1の水平方向のスライドに伴い、それぞれ抵抗体
55a,55bの表面上を摺動するようになっている。
【0022】そして、図6に示すように、例えば電源電
圧(ここでは+5V)に対して電気接点54a,54b
から得られる電圧を検出することにより、操作レバー1
のx,y軸方向の変位を検出することができる。
【0023】このように、操作レバー1を水平方向にス
ライド可能に保持するとともに、その変位を検出するよ
うにしたので、遊戯者が行う操作レバー1の傾動動作に
加えて、水平方向の動作を検出することができる。
【0024】次に、このテレビゲーム機11の制御構成
について、図7のブロック図を用いて説明する。
【0025】コイン検出部58は、コインの投入を検出
し、コイン投入信号を出力するものである。ROM61
は、ゲームのプログラムやデモ画面等を記憶するもの
で、RAM62は、データ等を一時的に保管するもので
ある。
【0026】制御部63は、マイクロコンピュータ等で
構成され、テレビゲーム機11の動作を制御するもの
で、コイン検出部58からのコイン投入信号により、R
OM61に記憶されているゲームプログラムを開始する
ものである。また、スタート・スイッチ16からの信号
によりゲームをスタートさせるものである。
【0027】また、制御部63は、マイクロスイッチ4
1〜44から入力される信号により、遊戯者の操作レバ
ー1に対する傾動動作のデータを得る。また、変位検出
部10a,10bから入力される電圧値をA/D変換し
て、水平方向のスライド動作による変位データを得る。
そして、制御部63は、これらのデータに基づきモニタ
12に表示する画面等を制御するものである。
【0028】次に、テレビゲーム機11のゲームの一例
について、図8〜図10のモニタ12の画面例を用いて
説明する。このゲームは、図8に示すように、迷路71
の中をトラップ73等を避けながら遊戯者が操作するボ
ール72を通過させるものである。例えば、遊戯者が操
作レバー1を傾動させると、図9に示すように、操作レ
バー1を傾けた方向に画面がスクロールする。一方、遊
戯者が操作レバー1を水平方向にスライドさせると、図
10に示すように、スライドさせた方向にボール72が
移動する。
【0029】このように、ジョイスティック14を用い
れば、別途スイッチ等を設けることなく、複数の操作情
報を容易に得ることができる。また、片手で2種類の操
作ができるので、操作性の向上が図れる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作レバーの傾動方向及びスライドしたときの水平方向
の変位を検出するようにしたので、傾動動作に加えて遊
戯者の他の操作情報をスイッチ等を別途設けることなく
得ることができる。従って、部品点数を削減できるとと
もに、操作性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるテレビゲーム機の一実施例
の外観図である。
【図2】ジョイスティック14の取付構造を示す斜視図
である。
【図3】ジョイスティック14の上部の正面図である。
【図4】筐体8内におけるスイッチ類の取付状態を示す
平面図である。
【図5】ジョイスティック14の正面図である。
【図6】操作レバー1の水平方向の変位の検出原理を示
す説明図である。
【図7】テレビゲーム機11の制御構成を示すブロック
図である。
【図8】テレビゲーム機11のゲームの一例を示すモニ
タ12の画面例である。
【図9】操作レバー1を傾動させたときの画面例を示す
図である。
【図10】操作レバー1を水平方向にスライドさせたと
きの画面例を示す図である。
【図11】従来のジョイスティックの一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 操作レバー 1a レバー部 1b 握り部 1d レバー棒 2 支持部材 3 軸受部 4 傾動検出部 5 ガイド溝 6 スプリング 7 ローラ 8 筐体 9 パネル 10,10a,10b 変位検出部 11 テレビゲーム機 12 モニタ 13 操作パネル 14 ジョイスティック 15 コイン投入口 16 スタート・スイッチ 41〜44 マイクロスイッチ 41a〜44a 可動接片 51 ベアリング 52 装置本体 53a,53b 腕部 54a,54b 電気接点 55a,55b 抵抗体 56 絶縁体 57 抵抗部 58 コイン検出部 61 ROM 62 RAM 63 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動自在に操作可能な操作レバーと、こ
    の操作レバーの傾動方向を検出する傾動方向検出手段
    と、上記操作レバーを水平方向にスライド自在に保持す
    る保持部材と、上記操作レバーの水平方向の変位を検出
    する変位検出手段とを備えたことを特徴とするジョイス
    ティック。
JP5334969A 1993-12-28 1993-12-28 ジョイスティック Pending JPH07200089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334969A JPH07200089A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ジョイスティック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334969A JPH07200089A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ジョイスティック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200089A true JPH07200089A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18283256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334969A Pending JPH07200089A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ジョイスティック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144087A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Taito Corp ゲーム装置、操作デバイス
WO2017056555A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム装置及び入力装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176974A (ja) * 1982-04-09 1983-10-17 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176974A (ja) * 1982-04-09 1983-10-17 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144087A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Taito Corp ゲーム装置、操作デバイス
WO2017056555A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム装置及び入力装置
JP2017064056A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム装置及び入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6589118B1 (en) Analog input device to input multi directional signals
US5624117A (en) Game machine controller
KR100586214B1 (ko) 1개의 조작 부재로 복수의 입력 조작을 수용하기 위한입력 조작 장치
US4654647A (en) Finger actuated electronic control apparatus
CA2597500A1 (en) Display actuator
US6504115B2 (en) Multidirectional input device
JP3095104B2 (ja) 多方向入力装置
US7137676B2 (en) Electronic appliance
JPH07200089A (ja) ジョイスティック
JP3934330B2 (ja) 多方向入力装置
EP1408390A1 (en) Force-feedback input device
JP2004139845A (ja) 力覚付与型入力装置
JP2011100333A (ja) 操作装置
US20040077406A1 (en) Sense of force imparting type input device
JP2002319331A (ja) レバースイッチ装置
JP2004311325A (ja) コントローラ
JP3494922B2 (ja) ゲーム機器用入力装置
JP4139645B2 (ja) スロットマシン
KR102449802B1 (ko) 차량용 터치디스플레이 조작장치
JPH1027064A (ja) マウス装置
JP2001250456A (ja) 多方向入力装置
JP2004224149A (ja) 操作パネル
EP1182678A1 (en) Switch designed for manual actuation of several switching elements
JP3492552B2 (ja) ゲーム機器用入力装置
JP2003114760A (ja) ポインタの制御方法および装置