JP2002319331A - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JP2002319331A
JP2002319331A JP2001256246A JP2001256246A JP2002319331A JP 2002319331 A JP2002319331 A JP 2002319331A JP 2001256246 A JP2001256246 A JP 2001256246A JP 2001256246 A JP2001256246 A JP 2001256246A JP 2002319331 A JP2002319331 A JP 2002319331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバースイッチの操作方向が限定されること
のないレバースイッチ装置を提供する。 【解決手段】 シャフト22は、ハウジング30内で摺
動可能に内接している軸受け28を貫通している。中立
状態においては、シャフト後端のレバー接触部24の第
1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとが、
接触部44の第1接触部材と第2接触部材とを非接触で
挟んでいる状態である。シャフト22は、使用者の操作
によってラジアル方向やスラスト方向に傾斜や移動が可
能であり、レバー接触部24により、第1接触部材と第
2接触部材とが導通可能になる。よって、操作方向が特
定方向に限定されることなく、スイッチ動作を行うこと
ができるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑
に行え、操作に対する疲労が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作レバーによっ
てスイッチ動作を行うレバースイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、操作を必要とする多くの機器
は、手動により操作される操作レバー等の操作部を有し
ている。例えば、スロットマシンの操作レバーとして
は、レバー式のスイッチ(以下レバースイッチ)が、ス
タートレバーとして用いられている。スロットマシン
は、所定数のメダルが投入されると、操作が可能にな
る。そして、ベットボタンを押すことによって、ベット
するメダル数を決定する。
【0003】それから、スタートレバーであるレバース
イッチが下に押し下げられると、この押し下げ動作によ
って、レバースイッチがマイクロスイッチをオンして、
モータ等のリール駆動部が回転して、複数の絵柄(役
柄)が各々に描かれている3つのリールが回転を開始す
る(ゲームの開始)。そして、各リールに対応したスト
ップボタンを押すことによって、各々のリールの回転を
停止させると、横や斜めの役柄の並びが決定され、ベッ
トした数に対応したラインに役が並び、並んだ役に対応
するメダルが払い出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスター
トレバーであるレバースイッチにおいては、レバースイ
ッチの操作方向が下方向等の特定方向に限定されていた
為、特定方向外には可動しなかった。このレバースイッ
チにおける操作方向が特定されることによって、以下の
ような課題が考えられる。
【0005】先ず、スロットマシンの使用者が、連続し
てゲームを行いたい場合は、少なくともベットボタン、
スタートレバー、ストップボタンの一連の操作を繰り返
すことになる。この一連の操作が長時間に渡って繰り返
されると、使用者の疲労は多大となってしまう。この様
な状況下において、レバースイッチの操作方向が特定方
向に限定されると、使用者によっては、スタート操作が
円滑に行えない場合がある。即ち、使用者によっては、
レバースイッチを特定方向外の、例えば、斜め下方向に
操作することが操作上楽な場合であっても、操作方向が
特定方向に限定されてしまうので、使用者は、操作に対
する疲労が更に蓄積されてしまう。
【0006】また、使用者個人の趣向によっては、レバ
ースイッチを特定方向以外に操作する方が、より操作感
が向上して、スムーズなゲームの進行が可能となるが、
従来のレバースイッチは、操作方向が特定方向に限定さ
れているので、全ての使用者の操作趣向に合致したレバ
ースイッチではなかった。
【0007】また、スロットマシンに不慣れな使用者
(初心者)である場合は、その使用者は、ボタンに対し
ては押下することによって操作を行うことは分かって
も、レバースイッチは、その外観上、全方向に傾けるこ
とが可能に見えるのにもかかわらず、従来ではレバース
イッチの操作方向が特定方向に限定されていたので、こ
の特定方向を知らないと、スタート操作が行えなかった
り、スタート操作にまごついてしまうことがある。
【0008】そこで、レバースイッチを特定方向以外に
操作した場合においても、スイッチ動作を行うことを考
える。従来ではレバースイッチの一操作方向に対して一
つのマイクロスイッチが対応していたので、レバースイ
ッチを複数方向に操作しても、スイッチ動作が行われる
ためには、レバースイッチの操作方向として考えられる
操作方向毎に対応させて、マイクロスイッチを設ける必
要があった。よって、この場合、マイクロスイッチが複
数になり、コスト増の一因となってしまう。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、レバースイッチの操作方向が限定されることの
ないレバースイッチ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明のレバースイッチ装置は、レバー接触部を有する
操作レバーと、前記操作レバーの奥部方向に備えられた
接触部とを備え、前記レバー接触部と前記接触部の少な
くとも一方の部材が、感圧導電性エラストマー部材であ
り、前記操作レバーが所定方向に操作されることによ
り、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されてスイ
ッチ動作が行われることを特徴とする。
【0011】このレバースイッチ装置によれば、操作レ
バーの所定方向への操作でレバー接触部と接触部との接
触圧力が所定の圧力以上になり、感圧導電性エラストマ
ー部材の電気抵抗が所定の抵抗値以下となった時に、ス
イッチ動作が行われる(オンする)ので、従来のマイク
ロスイッチに比べると、複雑なスイッチ構造にすること
なく、感圧導電性エラストマーが有する弾性力によっ
て、スイッチのオンオフ動作が行え、且つ、スイッチ動
作に対して適度な遊びを有することができる。この様な
遊びを有することによって、操作レバーを操作したとき
のオンオフ動作がソフトになり操作感が向上する。
【0012】また、設計時において、圧力に対する電気
抵抗が異なる感圧導電性エラストマーを選択することに
よって、このスイッチのオンオフ動作に対する遊びの調
整を行うことができる。また、接触圧力によって抵抗値
が変化するので、スイッチのオンオフの切り換えのみで
なく、この抵抗値を多段的に検知することによって、複
数のスイッチ機能を実現するようにしても良い。例え
ば、スロットマシンにおいては、操作レバーによって、
接触圧力が無い(抵抗値が極大)時は、オフ状態で、接
触圧力が少ない(抵抗値が大きい)時は、リールのスタ
ート動作をオンし、接触圧力が大きい(抵抗値が小さ
い)時は、リールのストップ動作をするようにしても良
い。
【0013】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーの操作方向は、前記操作レバーにおけるラジア
ル方向のいずれかの方向への傾斜であることを特徴とす
る。
【0014】このレバースイッチ装置によれば、マイク
ロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更
に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向
(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動
作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによ
る操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作
してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作
趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての
使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム
進行が可能となる。
【0015】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーの操作方向は、前記操作レバーにおける前後方
向であることを特徴とする。
【0016】このレバースイッチ装置によれば、操作レ
バーの操作方向が前後方向(スラスト方向)に移動して
も、スイッチ動作を行うことができるので、使用者は、
操作レバーによる操作が円滑に行え、操作に対する疲労
が軽減される。更に、より多くの使用者の操作趣向に合
致したスイッチ動作が行える。
【0017】本発明のレバースイッチ装置では、前記レ
バー接触部は、スイッチの一方の電極と接続され、前記
接触部は、スイッチの他方の電極と接続されており、両
者が圧接されることによって前記スイッチ動作が行われ
ることを特徴とする。
【0018】このレバースイッチ装置によれば、レバー
接触部と接触部が圧接されることによって、レバー接触
部と接触部が導通してスイッチ動作を行うことができ
る。
【0019】本発明のレバースイッチ装置では、前記接
触部は、スイッチの一方の電極と接続している接触部材
と、スイッチの他方の電極と接続している他の接触部材
とを有し、前記レバー接触部が両接触部材を跨いで圧接
することによって前記スイッチ動作が行われることを特
徴とする。
【0020】このレバースイッチ装置によれば、レバー
接触部が両接触部材に跨って圧接されることによって、
レバー接触部を介して両接触部が導通してスイッチ動作
を行うことができる。
【0021】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支
持部とを有し、前記レバー接触部は、前記操作レバーの
中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた導電
部材である第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置
において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1
レバー接触部と略平行に設けられ、前記第1レバー接触
部と導通している導電部材の第2レバー接触部とを有
し、前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触
部との間の前記レバー軸上に位置し、前記接触部は、前
記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、導電部
材からなり互いに絶縁されている第1接触部材と第2接
触部材とを有し、前記第1接触部材と前記第2接触部材
とは、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第
1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前
記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触
に位置し、前記レバー操作部の操作により、前記支持部
を中心として前記操作レバーを全方向のいずれかの方向
に傾斜させることによって、前記第1レバー接触部と前
記第2レバー接触部とが、前記第1接触部材と前記第2
接触部材とに接触し、前記第1接触部材と前記第2接触
部材とを介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材
とが導通することを特徴とする。
【0022】このレバースイッチ装置によれば、マイク
ロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更
に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向
(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動
作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによ
る操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作
してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作
趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての
使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム
進行が可能となる。更に、スロットマシンに不慣れな使
用者(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特
定方向に限定されていないので、スタート操作が行えな
かったり、スタート操作にまごつくことがない。
【0023】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支
持部とを有し、前記レバー接触部は、前記操作レバーの
中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた導電
部材である第1レバー接触部と、前記レバー軸上の位置
において前記第1レバー接触部と異なる位置に前記第1
レバー接触部と略平行に設けられ、前記第1レバー接触
部と導通している導電部材の第2レバー接触部とを有
し、前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触
部との間の前記レバー軸上に位置し、前記接触部は、前
記レバー軸に対して略垂直である同一平面上に、導電部
材からなり互いに絶縁されている第1接触部材と第2接
触部材とを有し、前記第1接触部材と前記第2接触部材
とは、前記操作レバーが中立に位置した場合に、前記第
1レバー接触部と前記第2レバー接触部間において、前
記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは非接触
に位置し、前記操作レバーは、前記レバー軸方向に沿っ
て前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記操作レ
バーの中立位置から前記レバー軸方向に沿って前後に移
動させることにより、前記第1レバー接触部、或いは、
前記第2レバー接触部が、前記第1接触部材と前記第2
接触部材とに接触し、前記第1接触部材、或いは、前記
第2接触部材を介して、前記第1接触部材と前記第2接
触部材とが導通することを特徴とする。
【0024】このレバースイッチ装置によれば、操作レ
バーの操作方向がレバー軸方向に沿って前後方向(スラ
スト方向)に移動しても、スイッチ動作を行うことがで
きるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行
え、操作に対する疲労が軽減される。更に、より多くの
使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。
【0025】本発明のレバースイッチ装置では、前記接
触部は、感圧導電性エラストマー部材であり、スイッチ
の一方の電極および他方の電極とそれぞれ接続されてお
り、前記レバー接触部と前記接触部とが圧接されること
によって前記スイッチ動作が行われることを特徴とす
る。
【0026】このレバースイッチ装置によれば、レバー
接触部と接触部とが圧接されることによって、接触部が
導通状態となりスイッチ動作を行うことができる。
【0027】本発明のレバースイッチ装置では、前記接
触部は、スイッチの一方の電極および他方の電極とそれ
ぞれ接続している複数の接触部材を有し、前記レバー接
触部と前記複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材
とが圧接されることによって前記スイッチ動作が行われ
ることを特徴とする。
【0028】このレバースイッチ装置によれば、レバー
接触部と少なくとも一接触部材とが圧接されることによ
って、少なくとも一接触部材が導通状態となりスイッチ
動作を行うことができる。
【0029】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支
持部とを有し、前記レバー接触部は、前記操作レバーの
中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた第1
レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第
1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と
略平行に設けられた第2レバー接触部とを有し、前記支
持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の
前記レバー軸上に位置し、前記接触部は、前記レバー軸
に対して略垂直である同一平面上に、感圧導電性エラス
トマー部材からなる複数の接触部材を有し、前記複数の
接触部材は、前記操作レバーが中立に位置した場合に、
前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間におい
て、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは
非接触に位置し、前記レバー操作部の操作により、前記
支持部を中心として前記操作レバーをラジアル方向のい
ずれかの方向に傾斜させることによって、前記第1レバ
ー接触部および/または前記第2レバー接触部が、前記
複数の接触部材のうち少なくとも一接触部材に圧接し、
前記少なくとも一接触部材が導通状態となることを特徴
とする。
【0030】このレバースイッチ装置によれば、マイク
ロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、更
に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向
(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動
作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによ
る操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
また、操作レバーをラジアル方向のいずれの方向に操作
してもスイッチ動作を行えるので、全ての使用者の操作
趣向に合致したスイッチ動作が行える。よって、全ての
使用者にとって、より操作感が向上して、円滑なゲーム
進行が可能となる。更に、スロットマシンに不慣れな使
用者(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特
定方向に限定されていないので、スタート操作が行えな
かったり、スタート操作にまごつくことがない。
【0031】本発明のレバースイッチ装置では、前記操
作レバーは、レバー操作部と、前記レバー接触部と、支
持部とを有し、前記レバー接触部は、前記操作レバーの
中心軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられた第1
レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第
1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と
略平行に設けられた第2レバー接触部とを有し、前記支
持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部との間の
前記レバー軸上に位置し、前記接触部は、前記レバー軸
に対して略垂直である同一平面上に、感圧導電性エラス
トマー部材からなる複数の接触部材を有し、前記複数の
接触部材は、前記操作レバーが中立に位置した場合に、
前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部間におい
て、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触部とは
非接触に位置し、前記操作レバーは、前記レバー軸方向
に沿って前後に移動可能であり、前記操作レバーを前記
操作レバーの中立位置から前記レバー軸方向に沿って前
後に移動させることにより、前記第1レバー接触部、或
いは、前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材の
うち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一
接触部材が導通状態となることを特徴とする。
【0032】このレバースイッチ装置によれば、操作レ
バーの操作方向がレバー軸方向に沿って前後方向(スラ
スト方向)に移動しても、スイッチ動作を行うことがで
きるので、使用者は、操作レバーによる操作が円滑に行
え、操作に対する疲労が軽減される。更に、より多くの
使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が行える。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明のレバースイッチ装置が、
スロットマシンに用いられた場合について、以下の図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態におけるレバ
ースイッチ装置を備えたスロットマシンの全体斜視図で
ある。先ず、図1を参照して、本実施形態のレバースイ
ッチ装置を備えたスロットマシン1の構成と基本動作に
ついて説明する。
【0034】スロットマシン1は、図示しない制御部や
メダルなどが収容されている筐体部2と、操作部や表示
部のある前面部3とからなり、前面部3には、複数の絵
柄(役柄)が描かれているリール4が3列並んでいる。
リール4は、図示しないモータなどの駆動部によって各
々回転・停止駆動が行われる。また、リール4の停止時
において、リール4に描かれた役柄は、スロットマシン
前面側に縦に3つ並ぶので、3つのリール4の全てによ
って、3行3列の役柄が並ぶことになる。
【0035】リール4の両側にあるベット表示部5は、
ベットボタン7によって、ベットされているラインを表
示する。ベットされるラインは、メダル投入部6から投
入されたメダル数に対応して決められている。例えば、
メダルが1枚投入されると、ベットは1ライン(3行3
列の2行目のライン)のみ可能となり(ベット1)、メ
ダルが2枚投入されると、ベットは2ライン(3行3列
の1、3行目のライン)を更に加えることができる(ベ
ット2)。また、メダルが3枚投入されると、更に、ベ
ットは2ライン(3行3列の斜めラインである左上から
右下のラインと、左下から右上のライン)を加えること
ができる(ベット3)。
【0036】よって、ベットボタン7によって「ベット
3」を指定する場合は、少なくとも3枚メダルを投入す
る必要がある。また、メダル投入部6から投入されたメ
ダルを複数枚チャージできる機能を有しているスロット
マシンの場合は、ゲーム毎にメダルを投入することなく
連続してベットしてゲームを行うことができる。
【0037】次に、操作レバー8は、特許請求の範囲で
記載したレバースイッチ装置に相当するユニットであ
る。上記のようにベットボタン7によってベットが行わ
れた後または、メダル投入口6よりメダルが投入された
後に、この操作レバー8を操作すると、図示しない駆動
部がオンされ、リール4の3列全てが一斉に回転してゲ
ームが開始される。
【0038】そして、ストップボタン9を押下すること
によって、リール4の回転を停止させる。ストップボタ
ン9は、各リール4毎にあり、夫々ストップボタン9
a、9b、9cによって、夫々の列に対応するリール4
を停止させることができる。尚、ストップボタン9a、
9b、9cに対して、押下する順序は決まっていないの
で、例えば、ストップボタン9cを最初に押下して、次
にストップボタン9b、その次にストップボタン9aを
押下していっても良い。
【0039】上記一連の操作を行うことによって、各々
のリール4は回転を停止し、3つのリール4の全てによ
って、3行3列の役柄が並ぶ。この役柄の並びとベット
したベット数によって、役柄の並びに応じて予め定めら
れたメダル配当に基づき、メダルがメダル排出口10a
からメダル受け皿10に払い出される。役柄の並びに応
じて予め定められたメダル配当は、スロットマシンの機
種によって異なるが、例えば、ベットしたラインに「7
77」が並ぶと、大当たり(ビックボーナス)であるの
で、メダル15枚が払い出され、それ以降の所定期間に
おいて遊技者に有利な特別な遊技が開始する。以上が、
スロットマシン1における各ユニットの構成と基本動作
の説明である。
【0040】次に、本実施形態の操作レバー8の構成に
ついて、図2〜4を参照して更に詳細に説明する。図2
は、操作レバーの分解斜視図、図3は、操作レバーの各
側面図と断面図であり、図3(a)は、操作レバーの正
面図、図3(b)は、側面の断面図、図3(c)は、基
板側側面図、図3(d)は、内部の接触部側側面図であ
る。また、図4は、レバー接触部と接触部との接触を示
す上面断面図である。尚、本実施形態の図面において、
側面断面図とは、図3(c)のA断面であり、上面断面
図とは、図3(d)のB断面であるとする。
【0041】先ず、図3(b)を参照して、操作レバー
8の内部構成の説明を行う。操作レバー8の前面側(手
前側)先端部には、使用者の手によって操作するための
レバー操作部20があり、そのレバー操作部20にはシ
ャフト22が結合されている。シャフト22は、ハウジ
ング30の前面開口部30aから内部に挿入している。
【0042】シャフト22には、前スプリング26の一
方が納められる内溝22aが操作レバー8の後方側(奥
行き側)に開口し、円周に渡って設けられている。ま
た、内溝22aの操作レバー8の後方側には、後述する
座金36とEリング38とが係合する溝22bが円周に
設けられ、更に、操作レバー8の後方側に向かって、レ
バー細径部22cが、そして、操作レバー8の後方側端
部にはレバー接触部24が設けられている。
【0043】レバー接触部24は、導電部材である第1
レバー接触部24a、第2レバー接触部24bと、この
第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bとの
間に挟まれた接触円柱部24cから構成されている。そ
して、第1レバー接触部24aは、操作レバー8の中心
軸であるレバー軸に対して略垂直に設けられており、第
2レバー接触部24bは、レバー軸上の位置において第
1レバー接触部24aと異なる位置である操作レバー8
の後方側端部に、前記第1レバー接触部24aと略平行
に設けられている。また、第1レバー接触部24aと第
2レバー接触部24bとは、互いに接触円柱部24c内
部で導通しており、各々レバー接触部の正面形状は、略
円盤形状であり、各々レバー接触部の中心は、レバー軸
と略一致している。
【0044】前スプリング26は、前方端が内溝22a
に当てられており、後方端が軸受け28の前方端部に当
てられている。よって、前スプリング26は、内溝22
aを介してシャフト22をレバー軸前方に付勢し、軸受
け28に対しては、レバー軸後方に付勢している。軸受
け28は、シャフト22がレバー軸中心前後方向に摺動
可能に軸通される穴があり、前方端部から後方端部に渡
って側面が略凸状に突出しており、ハウジング30の内
部曲面30cと摺動可能に接している。よって、シャフ
ト22は、図3(a)に示すように、ラジアル方向のい
ずれかの方向に傾斜させることができる。
【0045】ハウジング30は、スロットマシン1の前
面部3の一部である扉100に取り付けられている。ハ
ウジング30の舌片部30bによって扉100の前面部
に係止され、螺旋部30dとナット40の内螺旋部40
aとが螺合して扉100を挟むことによって、ハウジン
グ30を扉100に固着している。ハウジング30の後
端部30eの開口部30fを貫通したシャフト22に
は、スライドカラー32が貫かれている。
【0046】スライドカラー32は、円周上に突起部3
2aを有し、その突起部32aの前面側は、ハウジング
30の後端部30eと接し、突起部32aの後面側は、
後スプリング34と接している。また、スライドカラー
32は、貫かれているシャフト22に対して、レバー軸
前後方向に摺動可能である。後スプリング34の前方端
は、スライドカラー32の突起部32aの後面側に当た
り、後スプリング34の後方端は、ストッパー36に当
たっている。また、ストッパー36は、Eリング38が
シャフト22の溝22bに係合することで、溝22bに
固定されているので、後スプリング34は、スライドカ
ラー32をレバー前方に付勢している。
【0047】尚、レバー操作部20が何も操作されてい
ない状態では、操作レバー8は中立状態であり、操作レ
バー8のレバー軸と、シャフト22が貫通しているハウ
ジング30の中心軸とが、一致した状態である。この時
のレバー軸をレバー軸CL1とする。
【0048】次に、ブランケット42は、ハウジング3
0の係合孔30gと係合する係合突起部42aと、接触
部44と基板46とを重ねて保持する係合保持部42b
とを有している。接触部44と基板46とを重ねて保持
した状態の基板46側からの側面図を、図3(c)に示
し、ブランケット42内部の接触部44側からの側面図
を、図3(d)に示している。
【0049】接触部44は、中立状態であるレバー軸C
L1に対して略垂直である同一平面上に、第1接触部材
44aと第2接触部材44bとを有している。第1接触
部材44aと第2接触部材44bとは、導電部材であ
り、両接触部材間には、隙間を有し、互いに絶縁されて
いる。第1接触部材44aと第2接触部材44bとは、
操作レバー8が中立状態である場合に、第1レバー接触
部24aと第2レバー接触部24b間において、第1レ
バー接触部24aと第2レバー接触部24bとは非接触
に位置している。この中立状態の上面断面図は、図4に
示している。
【0050】また、第1接触部材44aと第2接触部材
44bとは、加圧される圧力に伴って電気抵抗が変化す
る感圧導電性エラストマー(イナストマー:登録商標)
である。感圧導電性エラストマーとは、絶縁体であるゴ
ム材料に導電性粒子をほぼ均等に分散された状態で成形
して導電可能としたものである。
【0051】この感圧導電性エラストマーは、圧力変化
によるゴムの変位に伴って電気抵抗が変化する。例え
ば、無加圧時は、電気抵抗は、107Ω以上の高抵抗値
であり、加圧時は、加圧圧力に伴い内部の導電体粒子ど
うしが接触していくことによって抵抗値が下がる。ま
た、減圧して無加圧とするとゴムの弾性による復元力
で、導電体粒子は、非接触状態に戻るので、抵抗値は高
抵抗値に戻る。
【0052】また、第1接触部材44aと基板46上の
導電パターン46aとは、密着して導通し、第2接触部
材44bと導電パターン46bとは、密着して導通して
いる。更に、導電パターン46a、46bは、コネクタ
48に電気的に接続され、コネクタ48は、図示しない
コネクタケーブルによってスロットマシン1内部の制御
部等に接続されている。よって、制御部は、第1接触部
材44aと第2接触部材44bとが導通しているか否か
のスイッチ動作を検出することができる。このスイッチ
動作によって、図示しない駆動部をオンオフして、リー
ル4の回転を制御している。
【0053】以上が、本実施形態の操作レバー8の構成
についての説明である。上記の構成により、シャフト2
2は、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させること
ができるし、レバー軸前後方向のスラスト方向にも移動
させることができる。
【0054】次に、操作レバー8の操作方向別における
スイッチ動作について説明する。 [押した場合]操作レバー8を奥に押した場合につい
て、図5、図6を参照して説明する。図5は、操作レバ
ーを押した場合の全体の側面断面図、図6は、操作レバ
ー押した場合のスイッチ動作を示す上面断面図であり、
図6(a)は、第1レバー接触部と接触部とが接触した
時の上面断面図、図6(b)は、更に操作レバーを押し
込んだ時の上面断面図である。
【0055】操作レバー8を、レバー軸の後方向に押す
と、シャフト22がレバー軸の後方向に移動する。この
時、内溝22aもストッパー36も後方に移動するの
で、前スプリング26は縮み、後スプリング34は伸び
る。また、シャフト22の後方側端部にあるレバー接触
部24も、後方に移動するので、レバー接触部24の第
1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとに接触する(図6(a)参照)。
【0056】そして、操作レバー8を更に押し込むと
(図6(b)参照)、第1レバー接触部24aが、第1
接触部材44aと第2接触部材44bとを更に押し込む
ことによって、感圧導電性エラストマーである両接触部
に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態にな
る。そして、第1レバー接触部24aを介して、第1接
触部材44aと第2接触部材44bとが導通するので、
スイッチ動作がオン状態になる。
【0057】また、操作レバー8の押し込みを解除する
と、前スプリング26の復元力によって、シャフト22
は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。よ
って、操作レバー8をレバー軸方向であるスラスト方向
の後方向に操作することにより、スイッチ動作を行うこ
とが可能となる。
【0058】[引いた場合]操作レバー8を手前に引い
た場合について、図7、図8を参照して説明する。図7
は、操作レバーを引いた場合の全体の側面断面図、図8
は、操作レバーを引いた場合のスイッチ動作を示す上面
断面図であり、図8(a)は、第2レバー接触部と接触
部とが接触した時の上面断面図、図8(b)は、更に操
作レバーを引いた時の上面断面図である。
【0059】操作レバー8を、レバー軸の前方向に引く
と、シャフト22がレバー軸の前方向に移動する。この
時、内溝22aもストッパー36も前方に移動するの
で、前スプリング26は伸び、後スプリング34は縮
む。また、シャフト22の後方側端部にあるレバー接触
部24も、前方に移動するので、レバー接触部24の第
2レバー接触部24bが、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとに接触する(図8(a)参照)。
【0060】そして、操作レバー8を更に引くと(図8
(b)参照)、第2レバー接触部24bが、第1接触部
材44aと第2接触部材44bとを押し込むことによっ
て、感圧導電性エラストマーである両接触部に所定圧力
が加圧され、両接触部は各々導通状態になる。そして、
第2レバー接触部24bを介して、第1接触部材44a
と第2接触部材44bとが導通するので、スイッチ動作
がオン状態になる。
【0061】また、操作レバー8の引きを解除すると、
後スプリング34の復元力によって、シャフト22は中
立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態になる。よっ
て、操作レバー8をスラスト方向の前方向に操作して
も、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0062】[上下に傾斜した場合]操作レバー8を傾
斜させた場合について、図9、図10を参照して説明す
る。図9は、操作レバーを下に傾斜させた場合の全体の
側面断面図、図10は、操作レバーを傾斜させた場合の
スイッチ動作を示す側面断面図であり、図10(a)
は、第1レバー接触部と第2レバー接触部とが接触部に
接触した時の側面断面図、図10(b)は、更に操作レ
バーを下に傾斜させた時の側面断面図、図10(c)
は、操作レバーを上に傾斜させた場合の第1レバー接触
部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側面断
面図、図10(d)は、更に操作レバーを上に傾斜させ
た時の側面断面図である。
【0063】操作レバー8を、下に傾斜させると、軸受
け28の回転中心点を中心としてシャフト22が下に傾
斜する。この時のレバー軸をレバー軸LC2とする。ま
た、シャフト22が下に傾斜すると、ハウジング30の
後端部30eとスライドカラー32の突起部32aの前
面側上部とが強く接する。また、レバー接触部24も、
シャフト22と同じくレバー軸LC2の状態に傾くの
で、レバー接触部24の第2レバー接触部24bが、第
1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し、第
1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとに接触し始める(図10(a)参照)。
【0064】この時より詳細には、第2レバー接触部2
4bは、その上端部において、第1接触部材44aと第
2接触部材44bとの間の隙間(図3(d)参照)を跨
いで、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接
触している。また、第1レバー接触部24aは、その下
端部において、第1接触部材44aと第2接触部材44
bとの間の隙間を跨いで、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとに接触し始めている。
【0065】そして、操作レバー8を更に下に傾けると
(図10(b)参照)、第2レバー接触部24bの上端
部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押
し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両
接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態
になる。そして、第2レバー接触部24bを介して、第
1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するの
で、スイッチ動作がオン状態になる。
【0066】また同時に、第1レバー接触部24aの下
端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを
押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである
両接触部に所定圧力が加圧されるので、両接触部は各々
導通状態になる。この状態であっても、第1レバー接触
部24aを介して、第1接触部材44aと第2接触部材
44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態にな
る。以上が操作レバー8を下に傾斜させた場合のスイッ
チ動作である。
【0067】次に、操作レバー8を上に傾斜させた場合
を、図10(c)、図10(d)を参照して説明する。
尚、上に傾斜したレバー軸をレバー軸LC3とする。シ
ャフト22と同じくレバー軸LC3の状態に傾いたレバ
ー接触部24において、第2レバー接触部24bが、第
1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触し、第
1レバー接触部24aが、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとに接触し始める(図10(c)参照)。
【0068】より詳細には、第2レバー接触部24b
は、その下端部において、第1接触部材44aと第2接
触部材44bとの間の隙間を跨いで、第1接触部材44
aと第2接触部材44bとに接触している。また、第1
レバー接触部24aは、その上端部において、第1接触
部材44aと第2接触部材44bとの間の隙間を跨い
で、第1接触部材44aと第2接触部材44bとに接触
し始めている。
【0069】そして、操作レバー8を更に上に傾けると
(図10(b)参照)、第2レバー接触部24bの下端
部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを押
し込むことによって、感圧導電性エラストマーである両
接触部に所定圧力が加圧され、両接触部は各々導通状態
になる。そして、第2レバー接触部24bを介して、第
1接触部材44aと第2接触部材44bとが導通するの
で、スイッチ動作がオン状態になる。
【0070】また同時に、第1レバー接触部24aの上
端部が、第1接触部材44aと第2接触部材44bとを
押し込むことによって、感圧導電性エラストマーである
両接触部に所定圧力が加圧されるので、両接触部は各々
導通状態になる。この場合であっても、第1レバー接触
部24aを介して、第1接触部材44aと第2接触部材
44bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態にな
る。以上が操作レバー8を上に傾斜させた場合のスイッ
チ動作である。
【0071】また、操作レバー8の上下の傾斜を解除す
ると、前スプリング26と後スプリング34の復元力に
よって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作
がオフ状態になる。
【0072】[左右に振った場合]次に、操作レバー8
を左右に振った場合のレバー接触部と接触部とについ
て、図11を参照して説明する。図11は、操作レバー
を左右に振った場合のスイッチ動作を示す上面断面図で
あり、図11(a)は、操作レバーを左に振った場合に
レバー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図1
1(b)は、更に操作レバーを左に振った時の上面断面
図、図11(c)は、操作レバーを右に振った場合にレ
バー接触部が接触部に接触した時の上面断面図、図11
(d)は、更に操作レバーを右に振った時の上面断面図
である。
【0073】操作レバー8を、左に振ると、軸受け28
の回転中心点を中心としてシャフト22が左に傾く。こ
の時のレバー軸をレバー軸LC4とする。また、シャフ
ト22が左に傾くと、レバー接触部24も、シャフト2
2と同じくレバー軸LC4の状態に傾くので、レバー接
触部24の第2レバー接触部24bが、第1接触部材4
4aに接触し、第1レバー接触部24aが、第2接触部
材44bに接触し始める(図11(a)参照)。
【0074】そして、操作レバー8を更に左に傾けると
(図11(b)参照)、第2レバー接触部24bが第1
接触部材44aを、第1レバー接触部24aが第2接触
部材44bを押し込むことによって、感圧導電性エラス
トマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部
は各々導通状態になる。そして、第1レバー接触部24
aと第2レバー接触部24bとを介して、第1接触部材
44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッ
チ動作がオン状態になる。以上が操作レバー8を左に振
った場合のスイッチ動作である。
【0075】次に、操作レバー8を、右に振ると、軸受
け28の回転中心点を中心としてシャフト22が右に傾
く。この時のレバー軸をレバー軸LC5とする。また、
シャフト22が右に傾くと、レバー接触部24も、シャ
フト22と同じくレバー軸LC4の状態に傾くので、レ
バー接触部24の第2レバー接触部24bが、第2接触
部材44bに接触し、第1レバー接触部24aが、第1
接触部材44aに接触し始める(図11(c)参照)。
【0076】そして、操作レバー8を更に右に傾けると
(図11(d)参照)、第2レバー接触部24bが第2
接触部材44bを、第1レバー接触部24aが第1接触
部材44aを押し込むことによって、感圧導電性エラス
トマーである両接触部に所定圧力が加圧され、両接触部
は各々導通状態になる。そして、第1レバー接触部24
aと第2レバー接触部24bとを介して、第1接触部材
44aと第2接触部材44bとが導通するので、スイッ
チ動作がオン状態になる。以上が操作レバー8を右に振
った場合のスイッチ動作である。
【0077】また、操作レバー8の左右の振りを解除す
ると、前スプリング26と後スプリング34の復元力に
よって、シャフト22は中立状態に戻り、スイッチ動作
がオフ状態になる。よって、操作レバー8をラジアル方
向のいずれに操作しても、スイッチ動作を行うことが可
能となる。
【0078】尚、本発明では、スラスト方向の操作とラ
ジアル方向の操作とを組み合わせても、スイッチ動作を
行うことができるので、スイッチ操作の自由度が更に向
上する。例えば、操作レバー8をラジアル方向の下方向
に傾斜させて、且つ、スラスト方向の前方向に引いて
も、スイッチ動作を行うことができ、操作レバー8をラ
ジアル方向の上方向に傾斜させ、且つ、スラスト方向の
後方向に押しても、スイッチ動作を行うことが可能とな
る。
【0079】第1接触部材44aと第2接触部材44b
とを介して、ブランケット42に取り付ける際に、あら
かじめ加圧した状態にしておくと、第1接触部材44a
と第2接触部材44bが常時導通状態となっているので
第1レバー接触部24aと第2レバー接触部24bに接
触した瞬間に導通しスイッチオンとなるので、接触後の
加圧工程が必要なくなるため応答性が良くなるととも
に、より小さい(軽い)力で操作可能となり、操作の円
滑性向上および操作労力の軽減を図ることができる。
【0080】上記実施形態においては、スロットマシン
1を用いて操作レバー8を説明したが、本発明の操作レ
バー8は、スロットマシンへの応用だけに限定されるこ
とはなく、操作レバー8によってスイッチ動作を行うそ
の他の遊技機や遊戯機、ゲーム装置のコントローラ等に
応用することが可能である。本発明の操作レバー8は、
この様な機器に用いられても、上記実施形態の場合と同
様に、より構成が簡単(低コスト)であり、且つ、操作
方向が指定方向に限定されないので、使用者は、操作レ
バーによる操作を円滑に行うことができ、操作に対する
疲労が軽減される。
【0081】また、上記実施形態においては、レバー接
触部24が導電部材で、接触部44が感圧導電性エラス
トマーとして説明したが、反対にレバー接触部24が感
圧導電性エラストマーで、接触部44が導電部材であっ
ても、レバー接触部24と接触部44が共に感圧導電性
エラストマーであっても、上記と同様な効果を有する。
【0082】また、上記実施形態においては、接触部4
4の第1接触部材44aと第2接触部材44bとが各々
スイッチの電極に接続され、レバー接触部24を介して
導通することによってスイッチ動作を行っているが、本
発明の別の形態として、接触部44の部材を一体とし、
この接触部44にスイッチの一方の電極に接続し、そし
て、スイッチの他方の電極をレバー接触部24に接続し
た形態であっても、操作レバー8をラジアル方向やスラ
スト方向に操作することにより接触部44とレバー接触
部24が所定圧力で圧接して、スイッチ動作を行うこと
ができる。(図12(a)参照) 更に、図12(b)に断面図として示すように、レバー
接触部24を取り囲むように接触部44を形成すること
によっても、ラジアル方向やスラスト方向のいずれの方
向であってもスイッチ動作を行うことができる。
【0083】次に、他の実施形態の操作レバー108の
構成について、図13〜15を参照して詳細に説明す
る。図13は、操作レバーの断面図と側面図であり、図
13(a)は、操作レバーの断面図、図13(b)は、
基板側側面図である。図14は、図13(a)のA−A
線断面図である。また、図15は、基板の拡大図であ
る。
【0084】先ず、図13(a)を参照して、操作レバ
ー108の内部構成の説明を行う。操作レバー108の
前面側(手前側)先端部には、使用者の手によって操作
するためのレバー操作部120があり、そのレバー操作
部120にはシャフト122が結合されている。シャフ
ト122は、ハウジング130の前面開口部130aか
ら内部に挿入している。
【0085】シャフト122には、前スプリング126
の一方が納められる内溝122aが操作レバー108の
後方側(奥行き側)に開口し、円周に渡って設けられて
いる。また、操作レバー108の後方側に向かって、レ
バー細径部122cが、そして、操作レバー108の後
方側端部にはレバー接触部124が設けられている。
【0086】レバー接触部124は、ワッシャ部材であ
る第1レバー接触部124aと、フランジ部材である第
2レバー接触部124bとから構成されている。第1レ
バー接触部124aおよび第2レバー接触部124b
は、レバー細径部122cの後方側端部に螺旋125に
よって固定されている。そして、第1レバー接触部12
4aは、操作レバー108の中心軸であるレバー軸に対
して略垂直に設けられており、第2レバー接触部124
bは、レバー軸上の位置において第1レバー接触部12
4aと異なる位置である操作レバー108の後方側端部
に、前記第1レバー接触部124aと略平行に設けられ
ている。また、第1レバー接触部124aおよび第2レ
バー接触部124bの各正面形状は略円盤形状であり、
各中心はレバー軸と略一致している。
【0087】前スプリング126は、前方端が内溝12
2aに当てられており、後方端が軸受け128の前方端
部に127に当てられている。よって、前スプリング1
26は、内溝122aを介してシャフト122をレバー
軸前方に付勢し、軸受け128に対しては、レバー軸後
方に付勢している。軸受け128は、シャフト122が
レバー軸中心前後方向に摺動可能に軸通される穴があ
り、前方端部から後方端部に渡って側面が略凸状に突出
しており、ハウジング130の内部曲面130cと摺動
可能に接している。よって、シャフト122は、ラジア
ル方向のいずれかの方向に傾斜させることができる。
【0088】ハウジング130は、スロットマシン1の
前面部3(図1参照)の一部である扉100に取り付け
られている。ハウジング130は、その舌片部130b
によって扉100の前面部に係止されて取り付けられて
いる。ハウジング130の後端部130eの開口部13
0fを貫通したレバー細径部122cには、スライドカ
ラー132が貫かれている。
【0089】スライドカラー132は、円周上に突起部
132aを有し、その突起部132aの前面側は、ハウ
ジング130の後端部130eと接し、突起部132a
の後面側は、後スプリング134と接している。また、
スライドカラー132は、貫かれているレバー細径部1
22cに対して、レバー軸前後方向に摺動可能である。
後スプリング134の前方端は、スライドカラー132
の突起部132aの後面側に当たり、後スプリング13
4の後方端は、第1レバー接触部124aに当たってい
る。また、第1レバー接触部124aは、レバー細径部
122cに固定されているので、後スプリング134
は、スライドカラー132をレバー前方に付勢してい
る。
【0090】尚、レバー操作部120が何も操作されて
いない状態では、操作レバー108は中立状態であり、
操作レバー108のレバー軸と、シャフト122(レバ
ー細径部122c)が貫通しているハウジング130の
中心軸とが、一致した状態である。この時のレバー軸を
レバー軸CL1とする。
【0091】次に、ブランケット142は、接触部14
4と基板146とを重ねて保持する係合保持部142b
を有している。接触部144と基板146とを重ねて保
持した状態の基板146側からの側面図を図13(b)
に示し、図13(a)のA−A線断面図を図14に示し
ている。また、基板146の拡大図を図15に示してい
る。
【0092】接触部144は、中立状態であるレバー軸
CL1に対して略垂直である同一平面上に、第1接触部
材144a〜第4接触部材144dを有している。第1
接触部材144a〜第4接触部材144dは、前述した
感圧導電性エラストマー部材であり、互いに独立して設
けられている。第1接触部材144a〜第4接触部材1
44dは、操作レバー108が中立状態である場合に、
第1レバー接触部124aと第2レバー接触部124b
間において、第1レバー接触部124aと第2レバー接
触部124bとは非接触に位置している。
【0093】また、図15に示すように、基板146上
には、導電パターン146aと導電パターン146bと
が同心円状に形成されている。第1接触部材144a〜
第4接触部材144dは、それぞれ導電パターン146
aと導電パターン146bの両方に密着して設けられて
いる。更に、導電パターン146aと導電パターン14
6bとは、コネクタ148に電気的に接続され、コネク
タ148は、図示しないコネクタケーブルによってスロ
ットマシン1(図1参照)内部の制御部等に接続されて
いる。よって、制御部は、第1接触部材144a〜第4
接触部材144dのうち少なくとも一接触部材が導通状
態となっているか否かのスイッチ動作を検出することが
できる。このスイッチ動作によって、図示しない駆動部
をオンオフして、リール4(図1参照)の回転を制御し
ている。
【0094】以上が、本実施形態の操作レバー108の
構成についての説明である。上記の構成により、シャフ
ト122は、ラジアル方向のいずれかの方向に傾斜させ
ることができるし、レバー軸前後方向のスラスト方向に
も移動させることができる。
【0095】次に、操作レバー108の操作方向別にお
けるスイッチ動作について説明する。なお、図示につい
ては、前述した実施形態の場合と略同様であり、省略す
る。
【0096】[押した場合]操作レバー108を、レバ
ー軸の後方向に押すと、シャフト122がレバー軸の後
方向に移動する。この時、内溝122aもレバー接触部
124の第1レバー接触部124aも後方に移動するの
で、前スプリング126は縮み、後スプリング134は
伸びる。また、レバー接触部124の第1レバー接触部
124aが、第1接触部材144a〜第4接触部材14
4dにそれぞれ接触する。
【0097】そして、操作レバー108を更に押し込む
と、第1レバー接触部124aが、第1接触部材144
a〜第4接触部材144dを更に押し込むことによっ
て、感圧導電性エラストマーであるこれらの接触部材に
所定圧力が加圧され、これらの接触部材は各々導通状態
になる。そして、各接触部材(少なくとも一接触部材)
を介して、導電パターン146aと導電パターン146
bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0098】また、操作レバー108の押し込みを解除
すると、前スプリング126の復元力によって、シャフ
ト122は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態に
なる。よって、操作レバー108をレバー軸方向である
スラスト方向の後方向に操作することにより、スイッチ
動作を行うことが可能となる。
【0099】[引いた場合]操作レバー108を、レバ
ー軸の前方向に引くと、シャフト122がレバー軸の前
方向に移動する。この時、内溝122aもレバー接触部
124の第1レバー接触部124aも前方に移動するの
で、前スプリング126は伸び、後スプリング134は
縮む。また、レバー接触部124の第2レバー接触部1
24bが、第1接触部材144a〜第4接触部材144
dにそれぞれ接触する。
【0100】そして、操作レバー108を更に引くと、
第2レバー接触部124bが、第1接触部材144a〜
第4接触部材144dを押し込むことによって、感圧導
電性エラストマーであるこれらの接触部材に所定圧力が
加圧され、これらの接触部材は各々導通状態になる。そ
して、各接触部材(少なくとも一接触部材)を介して、
導電パターン146aと導電パターン146bとが導通
するので、スイッチ動作がオン状態になる。
【0101】また、操作レバー108の引きを解除する
と、後スプリング134の復元力によって、シャフト1
22は中立状態に戻り、スイッチ動作がオフ状態にな
る。よって、操作レバー108をスラスト方向の前方向
に操作しても、スイッチ動作を行うことが可能となる。
【0102】[上下に傾斜した場合]操作レバー108
を、下に傾斜させると、軸受け128の回転中心点を中
心としてシャフト122が下に傾斜する。また、シャフ
ト122が下に傾斜すると、ハウジング130の後端部
130eとスライドカラー132の突起部132aの前
面側上部とが強く接する。また、レバー接触部124
も、シャフト122と同様に傾くので、レバー接触部1
24の第1レバー接触部124aおよび/または第2レ
バー接触部124bが、第1接触部材144a〜第4接
触部材144dにそれぞれ接触する。
【0103】そして、操作レバー108を更に下に傾け
ると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レ
バー接触部124bによって、感圧導電性エラストマー
である第1接触部材144a〜第4接触部材144dの
うち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通
状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接
触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン
146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態に
なる。
【0104】次に、操作レバー108を、上に傾斜させ
ると、軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト
122が上に傾斜する。また、シャフト122が上に傾
斜すると、ハウジング130の後端部130eとスライ
ドカラー132の突起部132aの前面側下部とが強く
接する。また、レバー接触部124も、シャフト122
と同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接
触部124aおよび/または第2レバー接触部124b
が、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそ
れぞれ接触する。
【0105】そして、操作レバー108を更に上に傾け
ると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レ
バー接触部124bによって、感圧導電性エラストマー
である第1接触部材144a〜第4接触部材144dの
うち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通
状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接
触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン
146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態に
なる。
【0106】なお、操作レバー108の上下の傾斜を解
除すると、前スプリング126と後スプリング134の
復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、ス
イッチ動作がオフ状態になる。
【0107】[左右に振った場合]操作レバー108
を、左に振ると、軸受け128の回転中心点を中心とし
てシャフト122が左に傾く。また、シャフト122が
左に傾くと、レバー接触部124も、シャフト122と
同様に傾くので、レバー接触部124の第1レバー接触
部124aおよび/または第2レバー接触部124b
が、第1接触部材144a〜第4接触部材144dにそ
れぞれ接触する。
【0108】そして、操作レバー108を更に左に傾け
ると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レ
バー接触部124bによって、感圧導電性エラストマー
である第1接触部材144a〜第4接触部材144dの
うち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通
状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接
触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン
146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態に
なる。
【0109】次に、操作レバー108を、右に振ると、
軸受け128の回転中心点を中心としてシャフト122
が右に傾く。また、シャフト122が右に傾くと、レバ
ー接触部124も、シャフト122と同様に傾くので、
レバー接触部124の第1レバー接触部124aおよび
/または第2レバー接触部124bが、第1接触部材1
44a〜第4接触部材144dにそれぞれ接触する。
【0110】そして、操作レバー108を更に右に傾け
ると、第1レバー接触部124aおよび/または第2レ
バー接触部124bによって、感圧導電性エラストマー
である第1接触部材144a〜第4接触部材144dの
うち少なくとも一接触部材に所定圧力が加圧され、導通
状態になる。そして、導通状態になった少なくとも一接
触部材を介して、導電パターン146aと導電パターン
146bとが導通するので、スイッチ動作がオン状態に
なる。
【0111】なお、操作レバー108の左右の振りを解
除すると、前スプリング126と後スプリング134の
復元力によって、シャフト122は中立状態に戻り、ス
イッチ動作がオフ状態になる。よって、操作レバー10
8をラジアル方向のいずれに操作しても、スイッチ動作
を行うことが可能となる。
【0112】尚、本発明では、スラスト方向の操作とラ
ジアル方向の操作とを組み合わせても、スイッチ動作を
行うことができるので、スイッチ操作の自由度が更に向
上する。例えば、操作レバー108をラジアル方向の下
方向に傾斜させて、且つ、スラスト方向の前方向に引い
ても、スイッチ動作を行うことができ、操作レバー10
8をラジアル方向の上方向に傾斜させ、且つ、スラスト
方向の後方向に押しても、スイッチ動作を行うことが可
能となる。
【0113】上記実施形態においては、スロットマシン
1を用いて操作レバー108を説明したが、本発明の操
作レバー108は、スロットマシンへの応用だけに限定
されることはなく、操作レバー108によってスイッチ
動作を行うその他の遊技機や遊戯機、ゲーム装置のコン
トローラ等に応用することが可能である。本発明の操作
レバー108は、この様な機器に用いられても、上記実
施形態の場合と同様に、より構成が簡単(低コスト)で
あり、且つ、操作方向が指定方向に限定されないので、
使用者は、操作レバーによる操作を円滑に行うことがで
き、操作に対する疲労が軽減される。
【0114】
【発明の効果】このレバースイッチ装置によれば、マイ
クロスイッチ等のスイッチ増加にならない構成であり、
更に、操作レバーの操作方向がラジアル方向の特定方向
(例えば、下方向)に限定されることなく、スイッチ動
作を行うことができるので、使用者は、操作レバーによ
る操作が円滑に行え、操作に対する疲労が軽減される。
【0115】また、操作レバーをラジアル方向のいずれ
の方向に操作してもスイッチ動作を行うことができるの
で、全ての使用者の操作趣向に合致したスイッチ動作が
行える。よって、全ての使用者にとって、より操作感が
向上して、スムーズなゲームの進行が可能となる
【0116】更に、スロットマシンに不慣れな使用者
(初心者)であっても、操作レバーの操作方向が特定方
向に限定されていないので、スタート操作が行えなかっ
たり、スタート操作にまごついてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるレバースイッチ装置を備え
たスロットマシンの全体斜視図である。
【図2】操作レバーの分解斜視図である。
【図3】操作レバーの各側面図と断面図であり、図3
(a)は、操作レバーの正面図、図3(b)は、側面の
断面図、図3(c)は、基板側側面図、図3(d)は、
内部の接触部側側面図である。
【図4】レバー接触部と接触部との接触を示す上面断面
図である。
【図5】操作レバーを押した場合の側面断面図である。
【図6】操作レバー押した場合のスイッチ動作を示す上
面断面図であり、図6(a)は、第1レバー接触部と接
触部とが接触した時の上面断面図、図6(b)は、更に
操作レバーを押し込んだ時の上面断面図である。
【図7】操作レバーを引いた場合の側面断面図である。
【図8】操作レバーを引いた場合のスイッチ動作を示す
上面断面図であり、図8(a)は、第2レバー接触部と
接触部とが接触した時の上面断面図、図8(b)は、更
に操作レバーを引いた時の上面断面図である。
【図9】操作レバーを下に傾斜させた場合の側面断面図
である。
【図10】操作レバーを傾斜させた場合のスイッチ動作
を示す側面断面図であり、図10(a)は、第1レバー
接触部と第2レバー接触部とが接触部に接触した時の側
面断面図、図10(b)は、更に操作レバーを下に傾斜
させた時の側面断面図、図10(c)は、操作レバーを
上に傾斜させた場合の第1レバー接触部と第2レバー接
触部とが接触部に接触した時の側面断面図、図10
(d)は、更に操作レバーを上に傾斜させた時の側面断
面図である。
【図11】操作レバーを左右に振った場合のスイッチ動
作を示す上面断面図であり、図11(a)は、操作レバ
ーを左に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した
時の上面断面図、図11(b)は、更に操作レバーを左
に振った時の上面断面図、図11(c)は、操作レバー
を右に振った場合にレバー接触部が接触部に接触した時
の上面断面図、図11(d)は、更に操作レバーを右に
振った時の上面断面図である。
【図12】レバー接触部と接触部の別形態を示す断面図
であり、図12(a)は、レバー接触部と接触部とに各
々電極を接続した場合の断面図、図12(b)は、レバ
ー接触部と接触部が別形状の場合の断面図である。
【図13】操作レバーの断面図と側面図であり、図13
(a)は、操作レバーの断面図、図13(b)は、基板
側側面図である。
【図14】図13(a)のA−A線断面図である。
【図15】基板の拡大図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 筐体部 3 前面部 4 リール 5 ベット表示部 6 メダル投入部 7 ベットボタン 8 操作レバー 9 ストップボタン 10 メダル受け皿 20、120 レバー操作部 22、122 シャフト 24、124 レバー接触部 26、126 前スプリング 28、128 軸受け 30、130 ハウジング 32、132 スライドカラー 34、134 後スプリング 36 ストッパー 36 座金 38 リング 40 ナット 42、142 ブランケット 44、144 接触部 46、146 基板 48、148 コネクタ 100 扉

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ動作をおこなうレバースイッチ
    装置において、 レバー接触部を有する操作レバーと、 前記操作レバーの奥部方向に備えられた接触部とを備
    え、 前記レバー接触部と前記接触部の少なくとも一方の部材
    が、感圧導電性エラストマー部材であり、前記操作レバ
    ーが所定方向に操作されることにより、前記レバー接触
    部と前記接触部とが圧接されてスイッチ動作が行われる
    ことを特徴とするレバースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーの操作方向は、前記操作
    レバーにおけるラジアル方向のいずれかの方向への傾斜
    であることを特徴とする請求項1記載のレバースイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーの操作方向は、前記操作
    レバーにおける前後方向であることを特徴とする請求項
    1、又は、請求項2記載のレバースイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記レバー接触部は、スイッチの一方の
    電極と接続され、前記接触部は、スイッチの他方の電極
    と接続されており、両者が圧接されることによって前記
    スイッチ動作が行われることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項記載のレバースイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記接触部は、スイッチの一方の電極と
    接続している接触部材と、スイッチの他方の電極と接続
    している他の接触部材とを有し、前記レバー接触部が両
    接触部材を跨いで圧接することによって前記スイッチ動
    作が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載のレバースイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記操作レバーは、レバー操作部と、前
    記レバー接触部と、支持部とを有し、 前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレ
    バー軸に対して略垂直に設けられた導電部材である第1
    レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第
    1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と
    略平行に設けられ、前記第1レバー接触部と導通してい
    る導電部材の第2レバー接触部とを有し、 前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部と
    の間の前記レバー軸上に位置し、 前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一
    平面上に、導電部材からなり互いに絶縁されている第1
    接触部材と第2接触部材とを有し、 前記第1接触部材と前記第2接触部材とは、前記操作レ
    バーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と
    前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触
    部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、 前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心とし
    て前記操作レバーをラジアル方向のいずれかの方向に傾
    斜させることによって、前記第1レバー接触部と前記第
    2レバー接触部とが、前記第1接触部材と前記第2接触
    部材とに接触し、前記第1接触部材と前記第2接触部材
    とを介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが
    導通することを特徴とする請求項1記載のレバースイッ
    チ装置。
  7. 【請求項7】 前記操作レバーは、レバー操作部と、前
    記レバー接触部と、支持部とを有し、 前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレ
    バー軸に対して略垂直に設けられた導電部材である第1
    レバー接触部と、前記レバー軸上の位置において前記第
    1レバー接触部と異なる位置に前記第1レバー接触部と
    略平行に設けられ、前記第1レバー接触部と導通してい
    る導電部材の第2レバー接触部とを有し、 前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部と
    の間の前記レバー軸上に位置し、 前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一
    平面上に、導電部材からなり互いに絶縁されている第1
    接触部材と第2接触部材とを有し、 前記第1接触部材と前記第2接触部材とは、前記操作レ
    バーが中立に位置した場合に、前記第1レバー接触部と
    前記第2レバー接触部間において、前記第1レバー接触
    部と前記第2レバー接触部とは非接触に位置し、 前記操作レバーは、前記レバー軸方向に沿って前後に移
    動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立
    位置から前記レバー軸方向に沿って前後に移動させるこ
    とにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レ
    バー接触部が、前記第1接触部材と前記第2接触部材と
    に接触し、前記第1接触部材、或いは、前記第2接触部
    材を介して、前記第1接触部材と前記第2接触部材とが
    導通することを特徴とする請求項1、又は、請求項6記
    載のレバースイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記接触部は、感圧導電性エラストマー
    部材であり、スイッチの一方の電極および他方の電極と
    それぞれ接続されており、前記レバー接触部と前記接触
    部とが圧接されることによって前記スイッチ動作が行わ
    れることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載
    のレバースイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記接触部は、スイッチの一方の電極お
    よび他方の電極とそれぞれ接続している複数の接触部材
    を有し、前記レバー接触部と前記複数の接触部材のうち
    少なくとも一接触部材とが圧接されることによって前記
    スイッチ動作が行われることを特徴とする請求項8記載
    のレバースイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記操作レバーは、レバー操作部と、
    前記レバー接触部と、支持部とを有し、 前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレ
    バー軸に対して略垂直に設けられた第1レバー接触部
    と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触
    部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設け
    られた第2レバー接触部とを有し、 前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部と
    の間の前記レバー軸上に位置し、 前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一
    平面上に、感圧導電性エラストマー部材からなる複数の
    接触部材を有し、 前記複数の接触部材は、前記操作レバーが中立に位置し
    た場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触
    部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー
    接触部とは非接触に位置し、 前記レバー操作部の操作により、前記支持部を中心とし
    て前記操作レバーをラジアル方向のいずれかの方向に傾
    斜させることによって、前記第1レバー接触部および/
    または前記第2レバー接触部が、前記複数の接触部材の
    うち少なくとも一接触部材に圧接し、前記少なくとも一
    接触部材が導通状態となることを特徴とする請求項1記
    載のレバースイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記操作レバーは、レバー操作部と、
    前記レバー接触部と、支持部とを有し、 前記レバー接触部は、前記操作レバーの中心軸であるレ
    バー軸に対して略垂直に設けられた第1レバー接触部
    と、前記レバー軸上の位置において前記第1レバー接触
    部と異なる位置に前記第1レバー接触部と略平行に設け
    られた第2レバー接触部とを有し、 前記支持部は、前記レバー操作部と前記レバー接触部と
    の間の前記レバー軸上に位置し、 前記接触部は、前記レバー軸に対して略垂直である同一
    平面上に、感圧導電性エラストマー部材からなる複数の
    接触部材を有し、 前記複数の接触部材は、前記操作レバーが中立に位置し
    た場合に、前記第1レバー接触部と前記第2レバー接触
    部間において、前記第1レバー接触部と前記第2レバー
    接触部とは非接触に位置し、 前記操作レバーは、前記レバー軸方向に沿って前後に移
    動可能であり、前記操作レバーを前記操作レバーの中立
    位置から前記レバー軸方向に沿って前後に移動させるこ
    とにより、前記第1レバー接触部、或いは、前記第2レ
    バー接触部が、前記複数の接触部材のうち少なくとも一
    接触部材に圧接し、前記少なくとも一接触部材が導通状
    態となることを特徴とする請求項1、又は、請求項10
    記載のレバースイッチ装置。
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