JP3751715B2 - ハンドフォン格納ポケット付き上衣 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はハンドフォン格納ポケット付き上衣に関し、更に詳しくはハンドフォン専用で、外部よりの受信叉は着信に妨げなく、かつ電磁波防止と共に、取扱操作性、布地損傷防止と携行に適したハンドフォン格納ポケッット付き上衣に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種電子機器等の普及拡大によって、電磁波の利用頻度は高まってきており、一方電磁波がもたらす弊害も拡大しつつある。たとえばハンドフォン(携帯電話)についても、医療機器への影響にみられるような電子機器同士の電磁干渉問題は現実にマスコミに相次いで取り上げられ社会面を賑わせており、また電磁波や磁界の人体への影響についても医学的な解明がなされつつあり、世人の関心が寄せられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、我が国でもハンドフォンの爆発的な普及がみられ、ハンドフォンからの電磁波や磁界の人体への影響が昨今の健康指向の流れからも我が国でも話題となってきている。そして、電磁波が出やすくなっている背景には、電子機器の小型化があり、電子応用機器のサイズは年々小型化の一途を辿っており、電子機器の小型化が進むと電磁波の抑制は難しくなるといわれているが、最近のハンドフォンをみても、これが電話かと考えるぐらい小型でスリムになってきている。
【0004】
このように、ハンドフォンの小型化の流れがあるが、その本体は或る厚みを持った縦長方形状で、携帯時に通話機能を発揮し得る移動型機器である以上、携行がハンドフォンの前提となる。このため使用時には片手に持って操作されるが、通常携帯時には衣服に通常設けられた内外ポケットのいずれかに収納し、呼び出し時に急ぎ取り出し、対話後は元に戻すが、またはベルトに吊り下げる各種のホ−ルダ−等に収納して携行することが行われているが、いずれにしても至近距離で人体に接することを免れない為、電磁波防止に対する対応は不十分であった。
【0005】
さらに、近年のハンドフォンは、その機種や仕様は種々雑多で大小もあるが、まず、呼び出し時には至急応答の為の取り出し或いは使用後格納の操作が反復して行われる為、特に取り出し時に急ぎ手を入れるときの使い勝手がよく、使用後も携行時にできるだけ違和感を解消し得る格納手段が望まれる。またハンドフォンの形態は厚さを持った縦長方形状で、その全周の端縁にはア−ル部が設けられているため取り出し或いは格納に便であるが、一方、格納した場合、歩行、揺動時には尚更、ポケット内で傾斜状態の変化や、本体の移動や位置ずれを伴いやすい難点がある。
【0006】
さらに、特に玉縁ポケットやシ−ムポケットの如きポケット口が突き合わせ状態では、ハンドフォン格納時の重量の為ポケット口が引っ張られて開口し易く、これの解消手段としてポケット口周縁での補強、縫着等が試みられているが、格納物の重量により袋布が引っ張られることに変わりなく、加えてハンドフォンの頻繁な取り出しと略同じ位置に常時格納されて重量がかかる為、ポケット口および袋布地の損傷、劣化や型崩れを生じ易い難点があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点にかんがみ到達したものであって、本発明は、通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットはハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケットからなり、該ポケットの内部には上部収納空間部を備え、かつ被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部端縁の位置で一体に縫着した袋布部を設けてなることを特徴とするハンドフォン格納ポケット付き上衣を提供することを目的とするものである。
【0008】
【発明を解決するための手段】
本発明では、上記の問題点を解消するため、次のように構成したものである。本発明において、(1)通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であり、(2)ハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケット、すなわちハンドフォン格納専用ポケットを備え、(3)ポケット開口部では、必要によりスライドファスナ−或いは布製ファスナ−等のいずれかの開閉具を設けるか、或いは突き合わせ状態のポケット口下縁部の身頃表地および袋布片に補助布を縫着、或いは補強縫目を設けて一体化した構成とし、ポケット開口状態やポケット口近傍での布地損傷、劣化等を防止する。(4)かつ被着者の人体に接する内側には少なくとも電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部の端縁位置で一体に縫着した袋布部を設けたハンドフォン格納ポケット付き上衣の構成とする。
【0009】
また、(5)ハンドフォンの出し入れの操作性の改善にかんがみ、特に上衣の内側に形成する格納ポケットにおいて、該ポケットの袋布部が被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる袋布片と、前側袋布片とを底部の端縁位置で一体に縫着して形成され、かつ前記後側袋布片の上方位置にL型開口部を設けてなる構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットはハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケットからなり、必要により開口部にはいずれかの開閉具を設け、並びに該ポケットの内部には上部収納空間部を備え、かつ被着者の人体に接する内側には少なくとも電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部の端縁位置で一体に縫着した袋布部を設けた構成とする。また、内側ポケットでの袋布部の後側袋布片にハンドフォンの出し入れ操作を容易とするL型開口部を形成した構成とする。
【0011】
本発明に係るハンドフォン格納ポケット付き上衣は、通常取り付けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとは分離し別体として設けられたハンドフォン専用ポケットであり、かつ被着者の人体に接する内側にのみ設けた電磁波シ−ルド部材からなる袋布片は電磁波防止作用を有する為、該ポケットにハンドフォンを格納状態で歩行又は携行しても外部との受信又は着信に妨げなく、さらに電磁波についても上衣着用者の人体への影響を回避できるように働く。
【0012】
また、本発明に係るハンドフォン格納ポケットでは、ポケット開口部の横幅を少なくとも手の出し入れ可能な限度領域の長さに設定すると共に、該ポケット開口部には、例えばスライドファスナ−又は布製ファスナ−、釦の開閉具と、さらにフラップ等との適宜組み合わせに係る構成とするか、或いは補助布片の縫着によりハンドフォンの呼び出し時の取り出し、或いは使用後の格納、保管や携行においても、格納重量によるポケット口の開き防止、又は特定部分が引っ張られることによる袋布地の損傷、劣化を防止できるように働く。
【0013】
本発明において、ハンドフォン本体を格納の為の専用ポケットは、例えば外側ポケットでは身頃基布に部分的な横向きの切れ目を入れて上生地と下生地部に分割し、上生地部の下端側縁部と下生地部の上端領域で重合させて縫着した袋布の上端口縁部の玉縁とを遊離させ、格納重量によるポケット開口部の開き防止或いはポケット口縁部の損傷防止等の為、いずれかの開閉具を設けてなる開口部を形成するが、上記開閉具には、スライドファスナ−または布製ファスナ−、或いは釦仕様のいずれかを適宜採択することができる。
【0014】
また、該格納ポケットを上衣に設けるとき、上衣に通常設けられる内外ポケットとの垂直方向の高さ位置関係においては、本発明に係るハンドフォン格納の為の専用ポケットでは、従来の位置に設けられる内外ポケットに対し、開口部より上部に上方収納空間部を設けると共に、上衣に通常設けられる内外ポケットとは袋布部相互の重なり部分をできるだけ少なくするようにし格納物品との重合により前側に異常な膨らみや突出状態を形成することがないように、両ポケットの取付けで垂直位置関係での重なりを少なく相互に干渉を抑制した構成とすることが適当である。
【0015】
本発明において、上記袋布部の被着者人体に接する内方側に設ける電磁波反射及び/又は吸収、減衰作用を備えた布片としては、一般に電子機器の電磁波シ−ルドの作用、ハンドフォンからの電磁波の遮断作用を有するシ−ルド部材を用いることにより達成される。
【0016】
電磁波は、繊維或いはプラスチックでは通り抜けてしまう為、たとえば金属処理を行って導電化、電磁波の反射率を高める等、無電解シ−ルドメッキ、真空蒸着、導電性塗料等による電磁波シ−ルド部材が提案されており、たとえば「ヘルツ」(商標)帝人(株)製のごとく、電磁波を反射、吸収し人体に達する電磁波を大幅に低減し、かつ洗濯耐久性に優れた電磁波シ−ルド部材等の一種または二種以上から選ばれたものを使用することができる。
また、上記電磁波シ−ルド部材は、袋布部の被着者人体に接する内方側に設ける袋布片として適宜採用することができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施例を示す上衣の内側ポケットの要部拡大説明図、図2は図1の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
図1および図2において、本発明に係る上衣本体1に取り付けられたハンドフォンの格納ポケット2は、いわゆる内側ポケットの類型であり、従来通常設けられる上衣のポケットとは分離した別体として設けられている。
身頃基布4ならびに裏生地9に部分的な横向きの切れ目を入れて上生地部11と部分的に切り欠き分割し、表生地ポケット布6のそれぞれ下端側縁部7および相対峙し折り返し状にそれぞれ形成された上端側縁部8によってポケット開口部5が形成されている。22は開閉具であり、スライドファスナ−19を用いており、12は中当布である。
【0019】
ハンドフォン3は、前側袋布片13と後側袋布片14により形成された袋布部15のポケット内部10の底部16の位置に格納されている。点線は該袋布部15が縫着された縫目対応箇所を示している。
【0020】
図2において、電磁波シ−ルド部材17からなる電磁波シ−ルド袋布部18は稍太線斜線の箇所であり、被着用者の人体側に接する内側で、電磁波の遮断又は吸収、減衰が可能であり、かつハンドフォン3の本体の長さを越えたはみ出し長さを持った高さ位置まで電磁波防止が可能であるように延設せしめた電磁波シ−ルド部材17が縫着された構成となっている。
【0021】
図3は、ポケット開口部5の開閉具22として、フラップ20及び布製ファスナ−による脱着の構成とした上衣の内ポケットの要部拡大説明図を示している。図3で点線で囲まれた箇所は、本発明に係るハンドフォン3の格納ポケットの袋布部15の形態を示している。
【0022】
身頃基布4ならびに電磁波入射側の前側袋布片13の使用繊維素材は、ハンドフォン3の呼び出し受信叉は着信にはなんら支障はないが、一方、被着用者の人体側の後側袋布片14では、電磁波防止シ−ルド機能を発揮し得る電磁波防止シ−ルド部材の一種又は二種より選ばれたものを使用する。
これによって、ハンドフォン3から発する電磁波は実質的に反射、吸収される防護隔壁を形成した構成によって、発生する電磁波を防止し得るもので被着用者の人体への電磁波シ−ルド性が得られる。
【0023】
上記のように、本発明に係るハンドフォン格納ポケット2においては、ポケット開口部5はハンドフォン3の取り出し、或いは格納操作の便宜上、該開口部5は無用に拡がらず手の出し入れ操作可能な許容限度領域で、併せて該開口部5の上端縁部8及び下端縁部7の損傷、劣化の防止、袋布部15の型崩れ抑制の為、現在普及型のハンドフォン3の平均的数値からみれば、例えば横幅を10〜15cm、好ましくは12.0〜12.5cmの範囲に設定することが好ましい。
また、ポケット開口部5に取り付ける開閉具22では、たとえばスライドファスナ−19の取り付けは、通常設けられるポケットの前中心側に物品の出し入れ易い上衣着用者の日常慣れた使い勝手からも、例えば脇下側より身頃の前中心方向に把手をつまみ横開きスライドして開閉操作ができるように装着することが好ましい。
【0024】
図4は、通常上衣に設けられる内側ポケットとは分離し別体として設けた格納ポケット2を示す上衣の要部拡大説明図、図5は図4の格納ポケット2の要部拡大断面図である。図1および図2において、格納ポケット2の袋布部15では被着用者の人体に接する内側には電磁波のシ−ルド部材17からなる後側袋布片14と、前側袋布片13とを底部16の端縁位置で一体に縫着して形成されている。
図4に示す如く、該格納ポケット2の袋布部での後側袋布片14では、手前側にL字状形のア−ル部を形成したL型開口部29を形成した構成となっている。これによって、ハンドフォン3の出し入れ操作時に、取り出し易く、また挿入時も稍傾斜して格納するのに適している。なお、図4では、ハンドフォン3の上端部位では後側袋布片14で遮蔽されていないが、本体を全てカバ−する構成とすることができる。
【0025】
上記の上衣の外側ポケットでは、ポケット開口部5は、通常の外側ポケットと分離して別体として形成されていると共に、該ポケット開口部5より垂下された袋布部15には上部収納空間部25が設けられている為、ハンドフォン3は上部収納空間部25にも収納されることによって、普通設けられる外側ポケット開口部21とは一部重合する箇所は存在しても相互に嵩高となる状態は避けられ、両ポケットが重なり嵩張りなどに伴う違和感を解消し得る構成となっている。
【0026】
また、従来の通常ポケットには、適宜釦を縫着した構成とするとき、該釦の形態により稍嵩張るが、釦仕様の構成とした従来の上衣とは別体とし、本発明に係るハンドフォン3の格納ポケット2では、適宜開閉具22にスライドファスナ−19とを組み合わせた混在型の構成とすることができる。
【0027】
以上のとおり本発明に係る一実施例を詳述したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上記の様な構成からなり、上衣に別途設けたハンドフォン専用ポケットで、外部よりの受信叉は着信に妨げなく、格納時に人体への電磁波防止シ−ルド性を発揮と共に、取扱操作性、格納保持性と携行に適した機能性を持つポケットを縫着しており、上衣の着脱時にもハンドフォンが落下の心配がなく、安全、確実な携行ができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上衣の内側ポケットの要部拡大説明図である。
【図2】図1の上衣の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
【図3】上衣の内側ポケットの示すフラップ付上衣の要部拡大説明図である。
【図4】上衣の内側ポケットの別実施例を示す要部拡大説明図である。
【図5】図4の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
【0030】
【符号の説明】
1 上衣本体
2 格納ポケット
3 ハンドフォン
4 身頃基布
5 ポケット開口部
6 表生地ポケット布
7 下端側縁部
8 上端側縁部
9 裏生地
10 ポケット内部
12 中当布
13 前側袋布片
14 後側袋布片
15 袋布部
16 底部
17 電磁波シ−ルド部材
18 電磁波シ−ルド袋布部
19 スライドファスナ−
20 フラップ
25 上部収納空間部
26 表生地
29 L型開口部
【産業上の利用分野】
本発明はハンドフォン格納ポケット付き上衣に関し、更に詳しくはハンドフォン専用で、外部よりの受信叉は着信に妨げなく、かつ電磁波防止と共に、取扱操作性、布地損傷防止と携行に適したハンドフォン格納ポケッット付き上衣に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種電子機器等の普及拡大によって、電磁波の利用頻度は高まってきており、一方電磁波がもたらす弊害も拡大しつつある。たとえばハンドフォン(携帯電話)についても、医療機器への影響にみられるような電子機器同士の電磁干渉問題は現実にマスコミに相次いで取り上げられ社会面を賑わせており、また電磁波や磁界の人体への影響についても医学的な解明がなされつつあり、世人の関心が寄せられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、我が国でもハンドフォンの爆発的な普及がみられ、ハンドフォンからの電磁波や磁界の人体への影響が昨今の健康指向の流れからも我が国でも話題となってきている。そして、電磁波が出やすくなっている背景には、電子機器の小型化があり、電子応用機器のサイズは年々小型化の一途を辿っており、電子機器の小型化が進むと電磁波の抑制は難しくなるといわれているが、最近のハンドフォンをみても、これが電話かと考えるぐらい小型でスリムになってきている。
【0004】
このように、ハンドフォンの小型化の流れがあるが、その本体は或る厚みを持った縦長方形状で、携帯時に通話機能を発揮し得る移動型機器である以上、携行がハンドフォンの前提となる。このため使用時には片手に持って操作されるが、通常携帯時には衣服に通常設けられた内外ポケットのいずれかに収納し、呼び出し時に急ぎ取り出し、対話後は元に戻すが、またはベルトに吊り下げる各種のホ−ルダ−等に収納して携行することが行われているが、いずれにしても至近距離で人体に接することを免れない為、電磁波防止に対する対応は不十分であった。
【0005】
さらに、近年のハンドフォンは、その機種や仕様は種々雑多で大小もあるが、まず、呼び出し時には至急応答の為の取り出し或いは使用後格納の操作が反復して行われる為、特に取り出し時に急ぎ手を入れるときの使い勝手がよく、使用後も携行時にできるだけ違和感を解消し得る格納手段が望まれる。またハンドフォンの形態は厚さを持った縦長方形状で、その全周の端縁にはア−ル部が設けられているため取り出し或いは格納に便であるが、一方、格納した場合、歩行、揺動時には尚更、ポケット内で傾斜状態の変化や、本体の移動や位置ずれを伴いやすい難点がある。
【0006】
さらに、特に玉縁ポケットやシ−ムポケットの如きポケット口が突き合わせ状態では、ハンドフォン格納時の重量の為ポケット口が引っ張られて開口し易く、これの解消手段としてポケット口周縁での補強、縫着等が試みられているが、格納物の重量により袋布が引っ張られることに変わりなく、加えてハンドフォンの頻繁な取り出しと略同じ位置に常時格納されて重量がかかる為、ポケット口および袋布地の損傷、劣化や型崩れを生じ易い難点があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点にかんがみ到達したものであって、本発明は、通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットはハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケットからなり、該ポケットの内部には上部収納空間部を備え、かつ被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部端縁の位置で一体に縫着した袋布部を設けてなることを特徴とするハンドフォン格納ポケット付き上衣を提供することを目的とするものである。
【0008】
【発明を解決するための手段】
本発明では、上記の問題点を解消するため、次のように構成したものである。本発明において、(1)通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であり、(2)ハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケット、すなわちハンドフォン格納専用ポケットを備え、(3)ポケット開口部では、必要によりスライドファスナ−或いは布製ファスナ−等のいずれかの開閉具を設けるか、或いは突き合わせ状態のポケット口下縁部の身頃表地および袋布片に補助布を縫着、或いは補強縫目を設けて一体化した構成とし、ポケット開口状態やポケット口近傍での布地損傷、劣化等を防止する。(4)かつ被着者の人体に接する内側には少なくとも電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部の端縁位置で一体に縫着した袋布部を設けたハンドフォン格納ポケット付き上衣の構成とする。
【0009】
また、(5)ハンドフォンの出し入れの操作性の改善にかんがみ、特に上衣の内側に形成する格納ポケットにおいて、該ポケットの袋布部が被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる袋布片と、前側袋布片とを底部の端縁位置で一体に縫着して形成され、かつ前記後側袋布片の上方位置にL型開口部を設けてなる構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、通常上衣に設けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットはハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケットからなり、必要により開口部にはいずれかの開閉具を設け、並びに該ポケットの内部には上部収納空間部を備え、かつ被着者の人体に接する内側には少なくとも電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部の端縁位置で一体に縫着した袋布部を設けた構成とする。また、内側ポケットでの袋布部の後側袋布片にハンドフォンの出し入れ操作を容易とするL型開口部を形成した構成とする。
【0011】
本発明に係るハンドフォン格納ポケット付き上衣は、通常取り付けられる外側ポケットもしくは内側ポケットとは分離し別体として設けられたハンドフォン専用ポケットであり、かつ被着者の人体に接する内側にのみ設けた電磁波シ−ルド部材からなる袋布片は電磁波防止作用を有する為、該ポケットにハンドフォンを格納状態で歩行又は携行しても外部との受信又は着信に妨げなく、さらに電磁波についても上衣着用者の人体への影響を回避できるように働く。
【0012】
また、本発明に係るハンドフォン格納ポケットでは、ポケット開口部の横幅を少なくとも手の出し入れ可能な限度領域の長さに設定すると共に、該ポケット開口部には、例えばスライドファスナ−又は布製ファスナ−、釦の開閉具と、さらにフラップ等との適宜組み合わせに係る構成とするか、或いは補助布片の縫着によりハンドフォンの呼び出し時の取り出し、或いは使用後の格納、保管や携行においても、格納重量によるポケット口の開き防止、又は特定部分が引っ張られることによる袋布地の損傷、劣化を防止できるように働く。
【0013】
本発明において、ハンドフォン本体を格納の為の専用ポケットは、例えば外側ポケットでは身頃基布に部分的な横向きの切れ目を入れて上生地と下生地部に分割し、上生地部の下端側縁部と下生地部の上端領域で重合させて縫着した袋布の上端口縁部の玉縁とを遊離させ、格納重量によるポケット開口部の開き防止或いはポケット口縁部の損傷防止等の為、いずれかの開閉具を設けてなる開口部を形成するが、上記開閉具には、スライドファスナ−または布製ファスナ−、或いは釦仕様のいずれかを適宜採択することができる。
【0014】
また、該格納ポケットを上衣に設けるとき、上衣に通常設けられる内外ポケットとの垂直方向の高さ位置関係においては、本発明に係るハンドフォン格納の為の専用ポケットでは、従来の位置に設けられる内外ポケットに対し、開口部より上部に上方収納空間部を設けると共に、上衣に通常設けられる内外ポケットとは袋布部相互の重なり部分をできるだけ少なくするようにし格納物品との重合により前側に異常な膨らみや突出状態を形成することがないように、両ポケットの取付けで垂直位置関係での重なりを少なく相互に干渉を抑制した構成とすることが適当である。
【0015】
本発明において、上記袋布部の被着者人体に接する内方側に設ける電磁波反射及び/又は吸収、減衰作用を備えた布片としては、一般に電子機器の電磁波シ−ルドの作用、ハンドフォンからの電磁波の遮断作用を有するシ−ルド部材を用いることにより達成される。
【0016】
電磁波は、繊維或いはプラスチックでは通り抜けてしまう為、たとえば金属処理を行って導電化、電磁波の反射率を高める等、無電解シ−ルドメッキ、真空蒸着、導電性塗料等による電磁波シ−ルド部材が提案されており、たとえば「ヘルツ」(商標)帝人(株)製のごとく、電磁波を反射、吸収し人体に達する電磁波を大幅に低減し、かつ洗濯耐久性に優れた電磁波シ−ルド部材等の一種または二種以上から選ばれたものを使用することができる。
また、上記電磁波シ−ルド部材は、袋布部の被着者人体に接する内方側に設ける袋布片として適宜採用することができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施例を示す上衣の内側ポケットの要部拡大説明図、図2は図1の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
図1および図2において、本発明に係る上衣本体1に取り付けられたハンドフォンの格納ポケット2は、いわゆる内側ポケットの類型であり、従来通常設けられる上衣のポケットとは分離した別体として設けられている。
身頃基布4ならびに裏生地9に部分的な横向きの切れ目を入れて上生地部11と部分的に切り欠き分割し、表生地ポケット布6のそれぞれ下端側縁部7および相対峙し折り返し状にそれぞれ形成された上端側縁部8によってポケット開口部5が形成されている。22は開閉具であり、スライドファスナ−19を用いており、12は中当布である。
【0019】
ハンドフォン3は、前側袋布片13と後側袋布片14により形成された袋布部15のポケット内部10の底部16の位置に格納されている。点線は該袋布部15が縫着された縫目対応箇所を示している。
【0020】
図2において、電磁波シ−ルド部材17からなる電磁波シ−ルド袋布部18は稍太線斜線の箇所であり、被着用者の人体側に接する内側で、電磁波の遮断又は吸収、減衰が可能であり、かつハンドフォン3の本体の長さを越えたはみ出し長さを持った高さ位置まで電磁波防止が可能であるように延設せしめた電磁波シ−ルド部材17が縫着された構成となっている。
【0021】
図3は、ポケット開口部5の開閉具22として、フラップ20及び布製ファスナ−による脱着の構成とした上衣の内ポケットの要部拡大説明図を示している。図3で点線で囲まれた箇所は、本発明に係るハンドフォン3の格納ポケットの袋布部15の形態を示している。
【0022】
身頃基布4ならびに電磁波入射側の前側袋布片13の使用繊維素材は、ハンドフォン3の呼び出し受信叉は着信にはなんら支障はないが、一方、被着用者の人体側の後側袋布片14では、電磁波防止シ−ルド機能を発揮し得る電磁波防止シ−ルド部材の一種又は二種より選ばれたものを使用する。
これによって、ハンドフォン3から発する電磁波は実質的に反射、吸収される防護隔壁を形成した構成によって、発生する電磁波を防止し得るもので被着用者の人体への電磁波シ−ルド性が得られる。
【0023】
上記のように、本発明に係るハンドフォン格納ポケット2においては、ポケット開口部5はハンドフォン3の取り出し、或いは格納操作の便宜上、該開口部5は無用に拡がらず手の出し入れ操作可能な許容限度領域で、併せて該開口部5の上端縁部8及び下端縁部7の損傷、劣化の防止、袋布部15の型崩れ抑制の為、現在普及型のハンドフォン3の平均的数値からみれば、例えば横幅を10〜15cm、好ましくは12.0〜12.5cmの範囲に設定することが好ましい。
また、ポケット開口部5に取り付ける開閉具22では、たとえばスライドファスナ−19の取り付けは、通常設けられるポケットの前中心側に物品の出し入れ易い上衣着用者の日常慣れた使い勝手からも、例えば脇下側より身頃の前中心方向に把手をつまみ横開きスライドして開閉操作ができるように装着することが好ましい。
【0024】
図4は、通常上衣に設けられる内側ポケットとは分離し別体として設けた格納ポケット2を示す上衣の要部拡大説明図、図5は図4の格納ポケット2の要部拡大断面図である。図1および図2において、格納ポケット2の袋布部15では被着用者の人体に接する内側には電磁波のシ−ルド部材17からなる後側袋布片14と、前側袋布片13とを底部16の端縁位置で一体に縫着して形成されている。
図4に示す如く、該格納ポケット2の袋布部での後側袋布片14では、手前側にL字状形のア−ル部を形成したL型開口部29を形成した構成となっている。これによって、ハンドフォン3の出し入れ操作時に、取り出し易く、また挿入時も稍傾斜して格納するのに適している。なお、図4では、ハンドフォン3の上端部位では後側袋布片14で遮蔽されていないが、本体を全てカバ−する構成とすることができる。
【0025】
上記の上衣の外側ポケットでは、ポケット開口部5は、通常の外側ポケットと分離して別体として形成されていると共に、該ポケット開口部5より垂下された袋布部15には上部収納空間部25が設けられている為、ハンドフォン3は上部収納空間部25にも収納されることによって、普通設けられる外側ポケット開口部21とは一部重合する箇所は存在しても相互に嵩高となる状態は避けられ、両ポケットが重なり嵩張りなどに伴う違和感を解消し得る構成となっている。
【0026】
また、従来の通常ポケットには、適宜釦を縫着した構成とするとき、該釦の形態により稍嵩張るが、釦仕様の構成とした従来の上衣とは別体とし、本発明に係るハンドフォン3の格納ポケット2では、適宜開閉具22にスライドファスナ−19とを組み合わせた混在型の構成とすることができる。
【0027】
以上のとおり本発明に係る一実施例を詳述したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上記の様な構成からなり、上衣に別途設けたハンドフォン専用ポケットで、外部よりの受信叉は着信に妨げなく、格納時に人体への電磁波防止シ−ルド性を発揮と共に、取扱操作性、格納保持性と携行に適した機能性を持つポケットを縫着しており、上衣の着脱時にもハンドフォンが落下の心配がなく、安全、確実な携行ができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上衣の内側ポケットの要部拡大説明図である。
【図2】図1の上衣の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
【図3】上衣の内側ポケットの示すフラップ付上衣の要部拡大説明図である。
【図4】上衣の内側ポケットの別実施例を示す要部拡大説明図である。
【図5】図4の内側ポケットの要部拡大断面説明図である。
【0030】
【符号の説明】
1 上衣本体
2 格納ポケット
3 ハンドフォン
4 身頃基布
5 ポケット開口部
6 表生地ポケット布
7 下端側縁部
8 上端側縁部
9 裏生地
10 ポケット内部
12 中当布
13 前側袋布片
14 後側袋布片
15 袋布部
16 底部
17 電磁波シ−ルド部材
18 電磁波シ−ルド袋布部
19 スライドファスナ−
20 フラップ
25 上部収納空間部
26 表生地
29 L型開口部
Claims (2)
- 通常上衣に設けられる外側ポケット若しくは内側ポケットとはそれぞれ分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットはハンドフォン本体を格納可能とした格納ポケットからなり、該ポケットの内部には上部収納空間部を備え、かつ被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる袋布片を、外側の袋布片と底部の端縁位置で一体に縫着した袋布部を設けてなることを特徴とするハンドフォン格納ポケット付き上衣。
- 通常上衣に設けられる内側ポケットとは分離し別体として形成される格納ポケットが縫着された上衣であって、該ポケットの袋布部が被着者の人体に接する内側には電磁波シ−ルド部材からなる後側袋布片と、前側袋布片とを底部の端縁位置で一体に縫着して形成され、かつ前記後側袋布片の上方位置にL型開口部を設けてなることを特徴とするハンドフォン格納ポケット付き上衣。
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