JP3751712B2 - 多軸ロールクラッシャ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、多軸ロールクラッシャに関し、特に、4軸であり原料石等の破砕の効率を高める多軸ロールクラッシャに関する。
【0002】
【従来の技術】
原料石等を破砕するための破砕機として、2体1組のロールからなる2軸ロールクラッシャが知られている。大きい体積の原料石を所望の小さい体積の砕石に破砕することが困難な場合は、2機のロールクラッシャが合成された4軸ロールクラッシャが用いられる。この場合、2体のロールからなる上段側の1組のロールクラッシャの下方側に、他の2体のロールからなる下段側の他の1組のロールクラッシャが配置される。上段側のロールクラッシャは原料石を大きく破砕し、下段側のロールクラッッシャは上段側のロールクラッシャにより大きく破砕された1次破砕石を更に小さく破砕する。
【0003】
このように2機のクラッシャが併設された公知の4軸ロールクラッシャは、2機のクラッシャの間で1次破砕石を運搬する手段が不要であるが、破砕効率が2倍になったものではない。建設工事が増大しリサイクルが工事現場で要請される昨今、破砕容量を多くして破砕効率を高めることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような技術的背景に基づいてなされたものであり、下記のような目的を達成する。
【0005】
本発明の目的は、破砕効率を高める多軸ロールクラッシャを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、単位時間当たりの破砕容量を2倍にする多軸ロールクラッシャを提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、単位時間当たりの破砕容量を2倍以上にする多軸ロールクラッシャを提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的は、単位時間当たりの破砕容量を2倍にするとともに異物の排出を容易にする多軸ロールクラッシャを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、以下の実施の形態の説明にともなってより具体的に明らかにされる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために次のような手段を採る。
【0011】
本発明1の多軸ロールクラッシャは、4体のロールからなり、前記4体のロールの間の6つの関係のうちで少なくとも3つの関係により破砕が行われる
多軸ロールクラッシャにおいて、
前記4体のロールは、
放射方向に複数の第1破砕歯(7)を備える第1ロール(2)と、
放射方向に複数の第2破砕歯(9)を備える第2ロール(3)と、
放射方向に複数の第3破砕歯(12)を備える第3ロール(4)と、
放射方向に複数の第4破砕歯(14)を備える第4ロール(5)とからなり、
前記第3ロール(4)は前記第1ロール(2)の下方側に配置され、
前記第4ロール(5)は前記第2ロール(3)の下方側に配置され、
前記3つの関係のうちの第1関係は、前記第1ロール(2)と前記第2ロール(3)が互いに対向する第1の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
前記3つの関係のうちの第2関係は、前記第1ロール(2)と前記第3ロール(4)が互いに対向する第2の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
前記3つの関係のうちの第3関係は、前記第2ロール(3)と前記第4ロール(5)が互いに対向する第3の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
前記第3ロール(4)と前記第4ロール(5)の間の空間の下方部で昇降し流量を調整するための流量調整手段(21)が設けられており、
前記4体のロールの回転方向を変更するための変更手段とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明2の多軸ロールクラッシャは、本発明1において、
前記4体のロールは互いに概ね平行な回転軸心線を有することを特徴とする。
【0013】
本発明3の多軸ロールクラッシャは、本発明1において、
前記第1破砕歯(7)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第2破砕歯(9)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重ならず、
前記第1破砕歯(7)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第3破砕歯(12)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なり、
前記第2破砕歯(9)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第4破砕歯(14)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なることを特徴とする。
【0014】
本発明3の多軸ロールクラッシャは、本発明1において、
前記第2ロール(3)と前記第4ロール(5)は同時にそれぞれに逆回転することを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】
本発明による多軸ロールクラッシャは、生産効率を高くすることができる。例えば、2倍又は2倍以上にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明による多軸ロールクラッシャの実施形態を示す断面図であり、4軸4体のロールの配置関係を抽象化した図面である。4体のロールの間の6つの関係のうちで少なくとも3つの関係により破砕が行われる。4軸ロールクラッシャ1は、第1ロール2と第2ロール3と第3ロール4と第4ロール5とから構成されている。第1ロール2の回転軸心線J1と第2ロール3の回転軸心線J2と第3ロール4の回転軸心線J3と第4ロール5の回転軸心線J4とは、互いに実質的に又は概ね平行であり、4軸ロールクラッシャ1の通常の使用状態では、概ね水平方向に向いている。以下は、これら軸心線が水平方向に向いている座標系上で説明される。
【0017】
第1ロール2は、第1回転胴6と放射方向に向いて突起し第1回転胴6に固定されている第1破砕歯(又は破砕刃)7を備えている。第1破砕歯7は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0018】
第2ロール3は、第2回転胴8と放射方向に向いて突起し第2回転胴8に固定されている第2破砕歯(又は破砕刃)9を備えている。第2破砕歯9は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0019】
第3ロール4は、第3回転胴11と放射方向に向いて突起し第3回転胴11に固定されている第3破砕歯(又は破砕刃)12を備えている。第3破砕歯12は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0020】
第4ロール5は、第4回転胴13と放射方向に向いて突起し第4回転胴13に固定されている第4破砕歯(又は破砕刃)14を備えている。第4破砕歯14は、周方向に等間隔に(90度ごとに)並び、また、軸方向にも等間隔に並んでいる。
【0021】
軸方向に並ぶ複数の第1破砕歯7と軸方向に並ぶ複数の第2破砕歯9とは、軸方向に軸方向位相が180度ずれている。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うことができる位置にある。軸方向に並ぶ複数の第1破砕歯7と軸方向に並ぶ複数の第3破砕歯12とは、軸方向に軸方向位相が180度ずれている。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うことができる位置にある。
【0022】
軸方向に並ぶ複数の第2破砕歯9と軸方向に並ぶ複数の第4破砕歯14とは、軸方向に軸方向位相が180度ずれている。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うことができる位置にある。従って、軸方向に並ぶ複数の第3破砕歯12と軸方向に並ぶ複数の第4破砕歯14とは、軸方向に軸方向位相が180度ずれている。即ち、両歯は互いに対向して噛み合うことができる位置にある。
【0023】
第1破砕歯7と第2破砕歯9と第3破砕歯12と第4破砕歯14は、周方向に周方向位相が互いに同じである。第1破砕歯7の1つが鉛直上方向に向いているときには、第2破砕歯9の1つと第3破砕歯12の1つと第4破砕歯14の1つも鉛直上方向に向いている。
【0024】
第1破砕歯7と第2破砕歯9と第3破砕歯12と第4破砕歯14の周方向位相関係は、上述した例の関係に限られない。第1破砕歯7と第2破砕歯9とによる破砕、第1破砕歯7と第3破砕歯12とによる破砕、第2破砕歯9と第4破砕歯14とによる破砕が同時進行的に行われるような位相関係が与えられていればよい。第3破砕歯12と第4破砕歯14とによる破砕は、必ずしも必要ではない。
【0025】
このような破砕関係があれば、第1ロール2と第2ロール3と第3ロール4と第4ロール5とは、同形、同サイズ(幾何学的に合同)である必要はないが、以下は、これらが同形、同サイズである場合について説明されている。
【0026】
図1の表現では、第1ロール2は反時計方向に、第2ロール3は時計方向に、第3ロール4は時計方向に、第4ロール5は反時計方向にそれぞれに回転する。即ち、第1破砕歯7と第2破砕歯9は、第1次原料(例えば、原料石)が上方から導入され下方に向かう間に1次破砕される関係にある。
【0027】
第1破砕歯7と第3破砕歯12とは、前記の通り1次破砕された第2次原料が内側から導入され外側(図で右側)に向かう間に2次破砕される関係にある。第2破砕歯9と第4破砕歯14とは、前記の通り1次破砕された第2次原料が内側から導入され外側(図で左側)に向かう間に2次破砕される関係にある。この場合、第3破砕歯12と第4破砕歯14とは、破砕関係にはない。
【0028】
第1ロール2の回転軸心線J1と第2ロール3の回転軸心線J2との間の距離、第3ロールの回転軸心線J3と第4ロール5の回転軸心線J4との間の距離、第4ロール5の回転軸心線J4と第2ロール3の回転軸心線J2との間の距離の3つの距離は、互いに等しく設計されている。これらの距離よりも、第1ロール2の回転軸心線J1と第2ロール3の回転軸心線J2との間の距離の方が大きい。即ち、4つの平行な回転軸心線J1,J2,J3,J4は、1つの台形の4頂点を通っている。
【0029】
第1破砕歯7の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面と第2破砕歯9の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面とは、交わらない。第1破砕歯7の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面と第3破砕歯12の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面とは、交わる。
【0030】
第2破砕歯9の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面と第4破砕歯14の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面とは、交わる。第3破砕歯12の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面と第4破砕歯14の最大直径部分が回転する軌跡を含む円筒面とは、交わる。
【0031】
言い換えると、より大きい第1次原料に関しては、第1ロール2と第2ロール3とは噛み合う関係(離隔しているので機械構造的には噛み合っていない)即ち破砕関係にあり、より小さい第2次原料に関しては、第1ロール2と第3ロールとは破砕関係(離隔していないので機械構造的にも噛み合っている)にあり、第3ロールと第4ロール5とも破砕関係(前記回転方向の場合は噛み合っているが破砕関係にはない)にあり、第4ロール5と第2ロール3とも破砕関係にある。
【0032】
このような破砕関係は、軸心線間距離とサイズとの設計定数によってもたらされる。更に言い換えると、第1ロール2と第2ロール3とは比較の上で大きいサイズの原料石を破砕する大破砕関係にあり、第1ロール2と第2ロール3とは既に1次的に破砕され比較の上で小さいサイズの破砕途中の石を破砕する小破砕関係にある。第1ロール2と第3ロール4とは小破砕関係にあり、第3ロール4と第4ロール5とは通常回転時には非破砕関係にある。このように、4体のロールの間にある6つの関係のうちで、少なくとも3つの関係は破砕関係にある。このような3つの破砕関係は、図1、図2及び図3の回転位置関係から容易に理解できる。図1と図2と図3は、破砕歯が30度ずつ位相が進んだ関係として示されている。
【0033】
4体のロール2,3,4,5の間に位置する破砕空間に、逆V字状の誘導手段21が開閉自在に設けられている。誘導手段21は、通常運転時には逆V字状に開き、異物排出運転時には鉛直状に畳まれて閉じられる(図4)。その開閉手段は、図示されていない。
【0034】
より大きい第1次原料石M1が第1ロール2と第2ロール3の間の上方空間から導入される。第1次原料石M1は、第1破砕歯7と第2破砕歯9とにより理論上は3点で挟まれ、その3点に強力な応力の集中が起こり、その3点を含む曲面上に亀裂が入り、2個又はそれ以上の個数の第2次原料石M2に破砕される。
【0035】
第2次原料石M2は、中央の誘導手段21に案内されて概ね左右方向に誘導される。図で右側方向に案内された第2次原料石M2は、第1ロール2の第1破砕歯7と第3ロール4の第3破砕歯12とで前記したように2個又はそれ以上の個数の製品原料石M3に破砕される。図で左側方向に案内された第2次原料石M2は、第2ロール3の第2破砕歯9と第4ロール5の第4破砕歯14とで前記したように2個又はそれ以上の個数の製品原料石M3に破砕される。
【0036】
本発明による4軸ロールクラッシャの最大破砕流量は、第1ロール2と第3ロール4の最大破砕流量Vの2倍量で定義される。第1ロール2と第2ロール3の個数に関する破砕流量は、第1ロール2と第3ロールの個数に関する破砕流量と確率的には原理的に同じである。例えば、第1ロール2と第2ロール3が1個の第1次原料石M1を確率的に2個の第2次原料石M2に破砕すると考える。
【0037】
この2個のうちの1個の第2次原料石M2は、第1ロール2と第3ロールとにより更に確率的に2個に破砕される。他の1個の第2次原料石M2は、第2ロール3と第4ロール5とにより更に確率的に2個に破砕される。導入される1個の第1次原料石M1の体積と導出される4個の製品原料石M3の体積とは同じである。本発明による4軸ロールクラッシャは、従来の4軸クラッシャの2組分即ち8軸クラッシャに相当する破砕能力を有している。
【0038】
図4は、異物排出時の運転を示している。第3ロール4と第4ロールとは、図1のそれらの回転方向とはそれぞれに逆方向に回転している。誘導手段21は畳まれ閉じている。第1ロール2と第2ロール3とは破砕関係を有し、第1ロール2と第3ロール4とは破砕関係を有していない。第2ロール3と第4ロール5とは破砕関係を有していない。第3ロール4と第4ロール5とは破砕関係を有している。
【0039】
異物は、上方部で破砕され又は素通りして、誘導手段に邪魔されずに下方に落下し第3ロール4と第4ロール5とで破砕され又は素通りして、異物排出部(下方部)に排出される。このような運転は、異物排出又は少量流量の破砕のために用いられる。
【0040】
図5は、実施の形態2を示している。この実施形態の4軸ロールクラッシャ1が、第1ロール2と第2ロール3と第3ロール4と第4ロール5とから形成されている点は、実施形態1と同じであり、4体のロール間のの破砕関係も実施形態1のそれと同じである。
【0041】
4つの平行な回転軸心線J1,J2,J3,J4は、1つの長方形の4頂点を通っている。回転軸心線J1と回転軸心線J2との間の距離と回転軸心線J3と回転軸心線J4との間の距離は等しく、回転軸心線J1と回転軸心線J3との間の距離と回転軸心線J2と回転軸心線J4との間の距離は等しが、回転軸心線J1と回転軸心線J2との間の距離は、回転軸心線J1と回転軸心線J3との間の距離より長い。
【0042】
第1ロール2の破砕歯7の外側端を含む円筒面の直径と第2ロール2の破砕歯9の外側端を含む円筒面の直径とは等しいが、第1ロール2の破砕歯7の外側端を含む円筒面の直径は、第2ロール2の破砕歯11の外側端を含む円筒面の直径よりも大きい。第1ロールと第2ロールは、サイズの点でも同形である。即ち、合同である。第3ロールと第4ロールは、サイズの点でも同形である。即ち、合同である。
【0043】
これらのサイズの関係を設けたことにより、第1ロールと第3ロールの破砕関係はより小破砕関係になり、また、第2ロールと第4ロールの破砕関係もより小破砕関係になっている。この意味では、破砕関係が強化されている。誘導手段21は、直径上に配置された2体の誘導プレート21a,21bから形成されている。誘導プレート21a,21bは、その両者の中心点を中心に90度回転することができる。水平方向に位置する誘導プレート21a,21bは、第1ロール2と第2ロール3とにより破砕されたものを第3ロール4と第4ロール5との間には誘導しない。異物を通す場合は、誘導プレート21a,21bは鉛直方向に向けられる。
【0044】
4体のロールは、ケーシング31に納められている。第3ロール4と第4ロール5との間を通り抜けた異物は、直方体状の異物収納ケーシング32に収納される。小破砕された物は、異物収納ケーシング32の両側の製品収納ケーシング33に収納される。
【0045】
図6は、誘導手段21の実施形態3を示している。誘導手段21は、同軸嵌合の2軸にそれぞれに取りつけられた2枚の矩形状プレート35a、35bから形成されている。矩形状プレート35a、35bは、互いに反対方向に約45度回転することができる。
【0046】
誘導手段21は、前記した回転以外に昇降により破砕物の流れを制限したり自由にしたりすることができ、また、軸方向に移動させることにより、流れから完全に除去することもできる。
【0047】
図7は、誘導手段21の実施形態4を示している。誘導手段21は、5角形状の棒体36である。棒体36は、軸方向に出退することができる。図8は、誘導手段21の実施形態5を示している。誘導手段21は、円柱状の棒体37である。この棒体37も、軸方向に出退することができる。
【0048】
図9は、誘導手段21の実施形態6を示している。誘導手段21は、昇降するパイプ51により構成されている。4体のロールの間に形成される空間の下方位置に、パイプ51が設けられている。パイプ51は、油圧シリンダ52の駆動端に固定され支持されている。異物排出時には、パイプ51は番号51aで示すように、上方位置に押し上げられる。この場合、4軸ロールは一斉に逆転する。
【0049】
第1ロール2と第2ロール3との破砕関係が過負荷状態になった場合には、第1ロール2と第2ロール3はそれぞれに逆転する。この場合、両ロールの相対的位相は不変に維持することが好ましい。また同時的に、第3ロール4と第4ロール4をも逆転させることが好ましい。第1ロール2と第3ロール4の破砕関係が過負荷状態になった場合には、第1ロール2と第3ロール4はそれぞれに逆転する。この場合、両ロールの相対的位相は不変に維持することが好ましい。また同時的に、第2ロール3と第4ロール5をも逆転させることが好ましい。このような逆転により破砕物の流れを逆転させ、過負荷状態を速やかに回復させることができる。また、このような逆転時には、誘導手段21を駆動して流れを抑制しないようにすることが好ましい。
【0050】
図10は、誘導手段21が4体のロール2,3,4,5で囲まれる破砕空間の明確に外側に配置された実施形態7を示している。4体のロールの相対的配置関係、とその破砕関係には、上記実施形態と異なる点はない。例えば、図8の実施形態5の棒体37は、それまでの実施形態と同じく、原料の流れを2体のロール2,4の間と2体のロール3,5の間に直接に分流する機能を備えている。しかし、実施形態7の誘導手段21は、このような直接的な分流機能を有していない。
【0051】
実施形態7の誘導手段は、ロール4,5の間を完全に開放する点で、他の実施形態と異なっている。即ち、点線で示す下降位置に下降した誘導手段21は、ロール4,5の間を完全に開放する。実施形態7の誘導手段の具体例としては、実施形態1〜6に用いた個別の誘導手段を用いることができる。
【0052】
図11は、実施形態7の1つの生産形態を示している。4体のロールの回転方向は、ロール2,4が破砕機能を有しロール3,5が破砕機能を有する方向である。誘導手段21は、上昇位置にある。供給された原料は、当然に破砕機能を有するロール2,3により一次破砕(大破砕)され、ロール2,4及びロール3,5で二次破砕される。この破砕態様は例えば、40mmアンダーのものを生産する。細かく破砕されたものは、誘導手段21に阻まれずロール4,5の間から下方に排出される。
【0053】
図12は、実施形態7の他の生産形態を示している。4体のロールの回転方向は、ロール2,3、ロール2,4、ロール3,5のいずれの組合わせも破砕機能を有さないように逆転し、ロール4,5が破砕機能を有する方向である。誘導手段21は、下降位置にある。
【0054】
この生産形態は、原料破砕になく、主として異物例えば原料中の鉄片などの破砕困難なものの排出である。鉄片等の存在は電気的に感知して、この生産形態に自動的に移行する。異物がなくなれば、元の生産形態例えば図11の生産形態に自動的に復帰する。
【0055】
図1は、実施形態7の更に他の生産形態を示している。4体のロールの回転方向は、ロール2,3、ロール4,5が破砕機能を有し、ロール2,4、ロール3,5が破砕機能を有さない方向である。誘導手段21は、下降位置にある。
【0056】
この生産形態は、ロールの諸元、その配置関係が図10と同じであれば、100mmアンダーのものを生産する形態である。ロール間隔を変更することにより、生産物のサイズを変更することができるが、本発明による4軸ロール構造は、生産スピードを2倍にしながら、サイズの変更をスイッチ切換だけで可能にしている。
【0057】
実施形態7のこのような生産方法に見られる誘導手段21の主な機能は、流量調整である。流量調整は、破砕機能そのものを変容させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による実施の形態1の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図2】図2は、図1の他の回転位置を示す断面図である。
【図3】図3は、図1の更に他の回転位置を示す断面図である。
【図4】図4は、図1の他の運転状態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明による実施の他の形態の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図6】図6は、本発明による実施の更に他の形態の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図7】図7は、本発明による実施の更に他の形態の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図8】図8は、本発明による実施の更に他の形態の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図9】図9は、本発明による実施の形態2の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図10】図10は、本発明による実施の形態7の多軸ロールクラッシャを示す断面図である。
【図11】図11は、実施形態7の1つの生産形態を示す断面図である。
【図12】図12は、実施形態7の他の生産形態を示す断面図である。
【図13】図13は、実施形態7の更に他の生産形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…4軸ロールクラッシャ
2…第1ロール
3…第2ロール
4…第3ロール
5…第4ロール
J1,J2,J3,J4…回転軸心線
7…第1破砕歯
9…第2破砕歯
12…第3破砕歯
14…第4破砕歯
21…誘導手段(流量調整手段)

Claims (4)

  1. 4体のロールからなり、前記4体のロールの間の6つの関係のうちで少なくとも3つの関係により破砕が行われる
    多軸ロールクラッシャにおいて、
    前記4体のロールは、
    放射方向に複数の第1破砕歯(7)を備える第1ロール(2)と、
    放射方向に複数の第2破砕歯(9)を備える第2ロール(3)と、
    放射方向に複数の第3破砕歯(12)を備える第3ロール(4)と、
    放射方向に複数の第4破砕歯(14)を備える第4ロール(5)とからなり、
    前記第3ロール(4)は前記第1ロール(2)の下方側に配置され、
    前記第4ロール(5)は前記第2ロール(3)の下方側に配置され、
    前記3つの関係のうちの第1関係は、前記第1ロール(2)と前記第2ロール(3)が互いに対向する第1の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
    前記3つの関係のうちの第2関係は、前記第1ロール(2)と前記第3ロール(4)が互いに対向する第2の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
    前記3つの関係のうちの第3関係は、前記第2ロール(3)と前記第4ロール(5)が互いに対向する第3の側で原料を破砕するように互いに逆方向に回転する関係であり、
    前記第3ロール(4)と前記第4ロール(5)の間の空間の下方部で昇降し流量を調整するための流量調整手段(21)が設けられており、
    前記4体のロールの回転方向を変更するための変更手段と
    を有することを特徴とする多軸ロールクラッシャ。
  2. 請求項において、
    前記4体のロールは互いに概ね平行な回転軸心線を有することを特徴とする多軸ロールクラッシャ。
  3. (旧請求項5)請求項において、
    前記第1破砕歯(7)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第2破砕歯(9)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重ならず、
    前記第1破砕歯(7)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第3破砕歯(12)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なり、
    前記第2破砕歯(9)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面と前記第4破砕歯(14)の最外側端の回転軌跡を含む同軸円筒面は重なる
    ことを特徴とする多軸ロールクラッシャ。
  4. 請求項において、
    前記第2ロール(3)と前記第4ロール(5)は同時にそれぞれに逆回転することを特徴とする多軸ロールクラッシャ。
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