JPH09313969A - 破砕機 - Google Patents
破砕機Info
- Publication number
- JPH09313969A JPH09313969A JP15328896A JP15328896A JPH09313969A JP H09313969 A JPH09313969 A JP H09313969A JP 15328896 A JP15328896 A JP 15328896A JP 15328896 A JP15328896 A JP 15328896A JP H09313969 A JPH09313969 A JP H09313969A
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- Japan
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- crushing
- rolls
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小さな規模で大きな破砕能力を有する破砕機を
提供する。 【解決手段】両側に複数の破砕用カッタを配設した固定
破砕体14と、固定破砕体14の両側に設置されたカッ
タ付き破砕ロール11とを備え、固定破砕体14と破砕
ロール11との間で被破砕物を破砕する。
提供する。 【解決手段】両側に複数の破砕用カッタを配設した固定
破砕体14と、固定破砕体14の両側に設置されたカッ
タ付き破砕ロール11とを備え、固定破砕体14と破砕
ロール11との間で被破砕物を破砕する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砕石、木材、剥離
されたアスファルトもしくはコンクリートブロックある
いは鉄筋コンクリートブロック等を破砕する破砕機に関
する。
されたアスファルトもしくはコンクリートブロックある
いは鉄筋コンクリートブロック等を破砕する破砕機に関
する。
【0002】
【従来の技術】前記被破砕物を破砕する破砕機として、
対をなすカッタ付き破砕ロールで被破砕物が引き込まれ
るように破砕ロールを回転させて被破砕物を破砕するも
のがある。このようなカッタ付き破砕ロールを用いた従
来の破砕機には、一段の破砕部を有するものと、破砕部
を上下2段に設置したものとがあり、上限2段に破砕部
を設置したものは、一次破砕用の一対の破砕ロールの下
に、破砕ロール間の間隔を狭くした二次破砕用の一対の
破砕ロールを配置した構成を有する。
対をなすカッタ付き破砕ロールで被破砕物が引き込まれ
るように破砕ロールを回転させて被破砕物を破砕するも
のがある。このようなカッタ付き破砕ロールを用いた従
来の破砕機には、一段の破砕部を有するものと、破砕部
を上下2段に設置したものとがあり、上限2段に破砕部
を設置したものは、一次破砕用の一対の破砕ロールの下
に、破砕ロール間の間隔を狭くした二次破砕用の一対の
破砕ロールを配置した構成を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の破
砕機のうち、1段の破砕部のみを有するものは、対をな
す破砕ロールにより破砕能力が決定され、より以上の破
砕能力は望めない。また、上下2段の破砕部を有するも
のは、一次破砕によりある程度破砕した破砕屑を二次破
砕によりさらに破砕して細かくするため、二次破砕用の
破砕ロール間の間隔、あるいは隣接破砕ロールのカッタ
間の間隔は、一次破砕のものより狭く設定されており、
このため、一次破砕用破砕ロールの破砕能力と、二次破
砕用破砕ロールの破砕能力に差が生じ、二次破砕用破砕
ロールが破砕能率を決定してしまい、二次破砕部におい
てオーバーフローを生じて破砕機に備えた停止機構によ
る自動停止が起き易いという問題点があった。
砕機のうち、1段の破砕部のみを有するものは、対をな
す破砕ロールにより破砕能力が決定され、より以上の破
砕能力は望めない。また、上下2段の破砕部を有するも
のは、一次破砕によりある程度破砕した破砕屑を二次破
砕によりさらに破砕して細かくするため、二次破砕用の
破砕ロール間の間隔、あるいは隣接破砕ロールのカッタ
間の間隔は、一次破砕のものより狭く設定されており、
このため、一次破砕用破砕ロールの破砕能力と、二次破
砕用破砕ロールの破砕能力に差が生じ、二次破砕用破砕
ロールが破砕能率を決定してしまい、二次破砕部におい
てオーバーフローを生じて破砕機に備えた停止機構によ
る自動停止が起き易いという問題点があった。
【0004】また、前記上下2段の破砕部を有するもの
について、上記問題点を解決するため、本発明者等は、
既に、二次破砕部の破砕ロールの台数を一次破砕部の破
砕ロールの台数よりも多くして破砕能力を向上させたも
のを開発し、特願平7−346453号として提案して
いる。しかしながら、このように二次破砕部の破砕ロー
ルの台数を増加させたものにおいては、二次破砕部の規
模が大きくなるという問題点がある。
について、上記問題点を解決するため、本発明者等は、
既に、二次破砕部の破砕ロールの台数を一次破砕部の破
砕ロールの台数よりも多くして破砕能力を向上させたも
のを開発し、特願平7−346453号として提案して
いる。しかしながら、このように二次破砕部の破砕ロー
ルの台数を増加させたものにおいては、二次破砕部の規
模が大きくなるという問題点がある。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑み、小
さな規模で大きな破砕能力を有する破砕機を提供するこ
とを目的とする。
さな規模で大きな破砕能力を有する破砕機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の請求項1の発明は、両側に複数の破砕用カッ
タを配設した固定破砕体と、該固定破砕体の両側に設置
された破砕ロールとを備え、前記固定破砕体と前記破砕
ロールとの間で被破砕物を破砕する構成としたことを特
徴とする。
め、本願の請求項1の発明は、両側に複数の破砕用カッ
タを配設した固定破砕体と、該固定破砕体の両側に設置
された破砕ロールとを備え、前記固定破砕体と前記破砕
ロールとの間で被破砕物を破砕する構成としたことを特
徴とする。
【0007】請求項2の発明は、上段に配置された一次
破砕部と、下段に配置された二次破砕部とを備えると共
に、二次破砕部を、両側に複数の破砕用カッタを配設し
た固定破砕体と、その両側の破砕ロールとにより構成し
たことを特徴とする。
破砕部と、下段に配置された二次破砕部とを備えると共
に、二次破砕部を、両側に複数の破砕用カッタを配設し
た固定破砕体と、その両側の破砕ロールとにより構成し
たことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、破砕ロールにおける前
記固定破砕体の反対側にも、複数の破砕用カッタを有す
る壁面部を設置したことを特徴とする。
記固定破砕体の反対側にも、複数の破砕用カッタを有す
る壁面部を設置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1によれば、固定破砕体の両側の破砕ロ
ールを、該破砕ロールの上面が固定破砕体側に向けて回
転するように作動させることにより、破砕部が、固定破
砕体の両側の2箇所に形成され、対をなす破砕ロールの
みによる破砕に比較し、約2倍の破砕能力が得られる。
ールを、該破砕ロールの上面が固定破砕体側に向けて回
転するように作動させることにより、破砕部が、固定破
砕体の両側の2箇所に形成され、対をなす破砕ロールの
みによる破砕に比較し、約2倍の破砕能力が得られる。
【0010】請求項2によれば、二次破砕部を、固定破
砕体とその両側の破砕ロールとにより構成したので、二
次破砕部の破砕ロールを増加させることなく、二次破砕
部における破砕屑の総排出断面積が増大し、二次破砕部
におけるオーバーフローの発生が防止され、全体として
の破砕能力が向上する。
砕体とその両側の破砕ロールとにより構成したので、二
次破砕部の破砕ロールを増加させることなく、二次破砕
部における破砕屑の総排出断面積が増大し、二次破砕部
におけるオーバーフローの発生が防止され、全体として
の破砕能力が向上する。
【0011】請求項3によれば、破砕ロールと固定破砕
体との間に被破砕物の詰まりが生じて破砕ロールを逆転
する時にも、破砕ロールと壁面部との間で被破砕物を破
砕できる。
体との間に被破砕物の詰まりが生じて破砕ロールを逆転
する時にも、破砕ロールと壁面部との間で被破砕物を破
砕できる。
【0012】
【発明の実施の態様】図1(A)、(B)、(C)はそ
れぞれ本発明の破砕機の一実施例を示す平面図、側面
図、背面図である。本実施例は、左右にクローラ2(ホ
イールでもよい)を有する自走式車両に、上段の一次破
砕部3と下段の二次破砕部4とを搭載すると共に、左右
のクローラ2、2間に破砕屑を排出するコンベア5を設
け、コンベア5の先端には、磁石を用いた鉄筋屑分離用
の磁選機6を設けて破砕機1を構成したものであり、該
磁選機6はコンベア5の上部に該コンベア5に直交する
コンベアを有し、磁石によって鉄筋を吸い上げて分離す
るものである。7は一次破砕部3上に設置された被破砕
物導入用ホッパである。
れぞれ本発明の破砕機の一実施例を示す平面図、側面
図、背面図である。本実施例は、左右にクローラ2(ホ
イールでもよい)を有する自走式車両に、上段の一次破
砕部3と下段の二次破砕部4とを搭載すると共に、左右
のクローラ2、2間に破砕屑を排出するコンベア5を設
け、コンベア5の先端には、磁石を用いた鉄筋屑分離用
の磁選機6を設けて破砕機1を構成したものであり、該
磁選機6はコンベア5の上部に該コンベア5に直交する
コンベアを有し、磁石によって鉄筋を吸い上げて分離す
るものである。7は一次破砕部3上に設置された被破砕
物導入用ホッパである。
【0013】一次破砕部3は2台の破砕ロール10を平
行に配設したものであり、二次破砕部4は固定破砕体1
4の両側に破砕ロール11を設置したものである。一
次、二次破砕部3、4の各破砕ロール10、11は各破
砕ロール10、11ごとに独立した油圧モータ12、1
3により回転される。
行に配設したものであり、二次破砕部4は固定破砕体1
4の両側に破砕ロール11を設置したものである。一
次、二次破砕部3、4の各破砕ロール10、11は各破
砕ロール10、11ごとに独立した油圧モータ12、1
3により回転される。
【0014】図2は二次破砕部4の縦断面図、図3は二
次破砕部4の平面図である。図2、図3に示すように、
破砕ロール11は、複数のカッタ15を外周に取付けた
もので、破砕ロール11の一端を、一方の支持フレーム
16に移動自在にまたは固定して取付けた油圧モータ1
3の回転部13aに結合し、他端の軸11aを、他方の
支持フレーム18に移動自在にまたは固定して取付けた
軸受19により支持して取付けられる。
次破砕部4の平面図である。図2、図3に示すように、
破砕ロール11は、複数のカッタ15を外周に取付けた
もので、破砕ロール11の一端を、一方の支持フレーム
16に移動自在にまたは固定して取付けた油圧モータ1
3の回転部13aに結合し、他端の軸11aを、他方の
支持フレーム18に移動自在にまたは固定して取付けた
軸受19により支持して取付けられる。
【0015】破砕ロール11、11の間の固定破砕体1
4は、両端の支持フレーム16、18に両端を固定して
取付けられた板状フレーム20の両面に、各破砕ロール
11、11の外周に設けたカッタ15の間に位置するよ
うに、複数の破砕用カッタ21を配設したものである。
4は、両端の支持フレーム16、18に両端を固定して
取付けられた板状フレーム20の両面に、各破砕ロール
11、11の外周に設けたカッタ15の間に位置するよ
うに、複数の破砕用カッタ21を配設したものである。
【0016】また、本実施例においては、破砕ロール1
1における前記固定破砕体14の反対側の壁面部22に
も、破砕ロール11のカッタの間に位置するように、複
数の破砕用カッタ23を設けている。
1における前記固定破砕体14の反対側の壁面部22に
も、破砕ロール11のカッタの間に位置するように、複
数の破砕用カッタ23を設けている。
【0017】なお、破砕機1から排出される破砕屑のサ
イズを一定のサイズ以下に押さえるために、二次破砕用
破砕ロール11の外周あるいはカッタ15と固定破砕体
14のフレーム20あるいはカッタ21の間隔は、目標
とする破砕屑のサイズ以下に設定される。一例として、
一次破砕部3のロール間隔やカッタ間隔が例えば80m
mの場合、二次破砕部4のこれらの間隔は例えば40m
mに設定される。
イズを一定のサイズ以下に押さえるために、二次破砕用
破砕ロール11の外周あるいはカッタ15と固定破砕体
14のフレーム20あるいはカッタ21の間隔は、目標
とする破砕屑のサイズ以下に設定される。一例として、
一次破砕部3のロール間隔やカッタ間隔が例えば80m
mの場合、二次破砕部4のこれらの間隔は例えば40m
mに設定される。
【0018】このように、二次破砕部4を、対をなす破
砕ロール11の間に固定破砕体14を設けた構成とし、
通常の破砕作業においては、一次破砕部3の油圧モータ
12は、破砕ロール10の回転方向が図1(B)の矢印
で示す方向、すなわち被破砕物を破砕ロール10間に引
き込む方向に回転させ、二次破砕部4の破砕ロール11
は、図1(B)の矢印で示す方向、すなわち、被破砕物
を破砕ロール11から固定破砕体14側に引き込むよう
に回転させて破砕する。このように、固定破砕体14と
その両側の破砕ロール11、11間で二次破砕を行うよ
うにすれば、対をなす破砕ロール11のみの場合に比較
して二次破砕部4の排出断面積を増大させることがで
き、これにより破砕能力が向上する。また、二次破砕部
4における詰まりやオーバーフローによる自動停止を減
少させることができる。その結果、従来の破砕機1に比
較して大幅な破砕能率の向上が達成できる。
砕ロール11の間に固定破砕体14を設けた構成とし、
通常の破砕作業においては、一次破砕部3の油圧モータ
12は、破砕ロール10の回転方向が図1(B)の矢印
で示す方向、すなわち被破砕物を破砕ロール10間に引
き込む方向に回転させ、二次破砕部4の破砕ロール11
は、図1(B)の矢印で示す方向、すなわち、被破砕物
を破砕ロール11から固定破砕体14側に引き込むよう
に回転させて破砕する。このように、固定破砕体14と
その両側の破砕ロール11、11間で二次破砕を行うよ
うにすれば、対をなす破砕ロール11のみの場合に比較
して二次破砕部4の排出断面積を増大させることがで
き、これにより破砕能力が向上する。また、二次破砕部
4における詰まりやオーバーフローによる自動停止を減
少させることができる。その結果、従来の破砕機1に比
較して大幅な破砕能率の向上が達成できる。
【0019】また、このような油圧回路を用いることに
より、オーバーフロー等による自動停止が生じた場合に
は、各油圧モータ12、13のコントロール弁(図示せ
ず)を切り換えることにより、破砕ロール10、11を
図1(B)の矢印に示す方向と逆方向に回転させること
ができる。また、破砕ロール10、10間または固定破
砕体14と破砕ロール11、11間に被破砕物の詰りを
生じた場合には、正逆回転を繰り返すことにより、破砕
に導くことができる。また、ジョークラッシャの場合に
は、いったん被破砕物の詰りが生じると、被破砕物の取
り出しが困難であったが、本実施例によれば、コントロ
ール弁の切り換えによって破砕ロールを逆回転させるこ
とにより被破砕物の取り出しが容易となる。また、破砕
ロール11と固定破砕体14との間に被破砕物の詰まり
が生じて破砕ロール11を逆転する場合にも、破砕ロー
ル11と壁面部22との間で被破砕物を破砕でき、破砕
作業が円滑化される。
より、オーバーフロー等による自動停止が生じた場合に
は、各油圧モータ12、13のコントロール弁(図示せ
ず)を切り換えることにより、破砕ロール10、11を
図1(B)の矢印に示す方向と逆方向に回転させること
ができる。また、破砕ロール10、10間または固定破
砕体14と破砕ロール11、11間に被破砕物の詰りを
生じた場合には、正逆回転を繰り返すことにより、破砕
に導くことができる。また、ジョークラッシャの場合に
は、いったん被破砕物の詰りが生じると、被破砕物の取
り出しが困難であったが、本実施例によれば、コントロ
ール弁の切り換えによって破砕ロールを逆回転させるこ
とにより被破砕物の取り出しが容易となる。また、破砕
ロール11と固定破砕体14との間に被破砕物の詰まり
が生じて破砕ロール11を逆転する場合にも、破砕ロー
ル11と壁面部22との間で被破砕物を破砕でき、破砕
作業が円滑化される。
【0020】また、各破砕ロール10、11にそれぞれ
独立して油圧モータ12、13を設けることにより、破
砕ロール10、11の速度、トルク、回転方向をそれぞ
れ独立して制御することが可能であり、被破砕物の材質
に応じた好適な制御が可能である。
独立して油圧モータ12、13を設けることにより、破
砕ロール10、11の速度、トルク、回転方向をそれぞ
れ独立して制御することが可能であり、被破砕物の材質
に応じた好適な制御が可能である。
【0021】上記実施例においては、破砕ロール10、
11の軸心がクローラ2による走行方向に対して直交す
る向きに破砕ロール10、11を設置したが、破砕ロー
ル10、11の少なくともいずれか一方の軸心が走行方
向に平行をなすように設置してもよく、また破砕機1を
据え付け式に構成した場合にも適用できるが、実施例に
示すように、自走式車両に破砕部3、4、コンベア5お
よび磁選機6を搭載して自走により移動自在とすること
により、クレーンを要することなく、破砕に好適な場所
に迅速に破砕機1を移動することが可能となる。
11の軸心がクローラ2による走行方向に対して直交す
る向きに破砕ロール10、11を設置したが、破砕ロー
ル10、11の少なくともいずれか一方の軸心が走行方
向に平行をなすように設置してもよく、また破砕機1を
据え付け式に構成した場合にも適用できるが、実施例に
示すように、自走式車両に破砕部3、4、コンベア5お
よび磁選機6を搭載して自走により移動自在とすること
により、クレーンを要することなく、破砕に好適な場所
に迅速に破砕機1を移動することが可能となる。
【0022】また、上記実施例においては、対をなす破
砕ロール10、10により一次破砕部3を構成したが、
1台の破砕ロール10と片側にのみカッタを有する固定
破砕体を設けたものや、固定破砕体14の両側に破砕ロ
ール10を設けた構造としてもよい。
砕ロール10、10により一次破砕部3を構成したが、
1台の破砕ロール10と片側にのみカッタを有する固定
破砕体を設けたものや、固定破砕体14の両側に破砕ロ
ール10を設けた構造としてもよい。
【0023】また、本実施例において二次破砕部4とし
て構成された固定破砕体14の両側に破砕ロール11、
11を配置する構造、さらには壁面部22にもカッタ2
3を設けた構造は、破砕部が一段しか有しない破砕機に
も適用可能である。
て構成された固定破砕体14の両側に破砕ロール11、
11を配置する構造、さらには壁面部22にもカッタ2
3を設けた構造は、破砕部が一段しか有しない破砕機に
も適用可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1によれば、固定破砕体の両側に
破砕ロールを設置し、固定破砕体と両側の破砕ロールと
の間で破砕を行うようにしたので、破砕部が、固定破砕
体の両側の2箇所に形成され、対をなす破砕ロールのみ
による破砕に比較し、約2倍の破砕能力が得られる。ま
た、この構造や、対をなす破砕ロールを2組、すなわち
4台の破砕ロールによって2箇所の破砕部を構成する場
合に比較し、半分の台数の破砕ロールにより、はるかに
小型かつ安価に実現できる。
破砕ロールを設置し、固定破砕体と両側の破砕ロールと
の間で破砕を行うようにしたので、破砕部が、固定破砕
体の両側の2箇所に形成され、対をなす破砕ロールのみ
による破砕に比較し、約2倍の破砕能力が得られる。ま
た、この構造や、対をなす破砕ロールを2組、すなわち
4台の破砕ロールによって2箇所の破砕部を構成する場
合に比較し、半分の台数の破砕ロールにより、はるかに
小型かつ安価に実現できる。
【0025】請求項2によれば、二次破砕部を、固定破
砕体とその両側の破砕ロールとにより構成したので、二
次破砕部の破砕ロールを増加させることなく、二次破砕
部における破砕屑の総排出断面積が増大し、二次破砕部
におけるオーバーフローの発生が防止され、全体として
の破砕能力が向上する。
砕体とその両側の破砕ロールとにより構成したので、二
次破砕部の破砕ロールを増加させることなく、二次破砕
部における破砕屑の総排出断面積が増大し、二次破砕部
におけるオーバーフローの発生が防止され、全体として
の破砕能力が向上する。
【0026】請求項3の発明によれば、破砕ロールと固
定破砕体との間に被破砕物の詰まりが生じて破砕ロール
を逆転する場合にも、破砕ロールと壁面部との間で被破
砕物を破砕でき、円滑な破砕作業を行うことができる。
定破砕体との間に被破砕物の詰まりが生じて破砕ロール
を逆転する場合にも、破砕ロールと壁面部との間で被破
砕物を破砕でき、円滑な破砕作業を行うことができる。
【図1】(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の破
砕機の一実施例を示す平面図、側面図、背面図である。
砕機の一実施例を示す平面図、側面図、背面図である。
【図2】本実施例の二次破砕部の構成を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図3】本実施例の二次破砕部の構成を示す平面図であ
る。
る。
1:破砕機、2:クローラ、3:一次破砕部、4:二次
破砕部、5:コンベア、6:磁選機、10、11:破砕
ロール、12、13:油圧モータ、14:固定破砕体、
15、21、23:カッタ、16、18:支持フレー
ム、19:軸受、20:フレーム
破砕部、5:コンベア、6:磁選機、10、11:破砕
ロール、12、13:油圧モータ、14:固定破砕体、
15、21、23:カッタ、16、18:支持フレー
ム、19:軸受、20:フレーム
Claims (3)
- 【請求項1】両側に複数の破砕用カッタを配設した固定
破砕体と、該固定破砕体の両側に設置された破砕ロール
とを備え、 前記固定破砕体と前記破砕ロールとの間で被破砕物を破
砕する構成としたことを特徴とする破砕機。 - 【請求項2】上段に配置された一次破砕部と、下段に配
置された二次破砕部とを備えると共に、 二次破砕部を、両側に複数の破砕用カッタを配設した固
定破砕体と、その両側の破砕ロールとにより構成したこ
とを特徴とする破砕機。 - 【請求項3】請求項1または2において、 破砕ロールにおける前記固定破砕体の反対側に、複数の
破砕用カッタを有する壁面部を設置したことを特徴とす
る破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15328896A JPH09313969A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15328896A JPH09313969A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 破砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313969A true JPH09313969A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15559209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15328896A Pending JPH09313969A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313969A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006263655A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Ujiie Seisakusho:Kk | 破砕装置 |
CN112889487A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-06-04 | 张庭志 | 一种蓖麻二次破碎取蓖麻子装置 |
CN116078475A (zh) * | 2023-01-13 | 2023-05-09 | 华侨大学 | 一种双辊式破碎机及土质改良设备 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP15328896A patent/JPH09313969A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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