JP2001017876A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2001017876A
JP2001017876A JP11196048A JP19604899A JP2001017876A JP 2001017876 A JP2001017876 A JP 2001017876A JP 11196048 A JP11196048 A JP 11196048A JP 19604899 A JP19604899 A JP 19604899A JP 2001017876 A JP2001017876 A JP 2001017876A
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crushing
rolls
roll
primary
secondary crushing
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JP11196048A
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Takeo Iida
武男 飯田
Tatsuya Ogawa
達也 小川
Hideki Kita
英樹 北
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NETSUKOO KK
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NETSUKOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次破砕処理の破砕処理能力を低下させるこ
となく、破砕処理機構の構造を簡略化する。 【解決手段】 それぞれ回転軸心を平行に配列して上下
2段に配設された一次破砕ロール4の組と、2次破砕ロ
ール5の組とを有している。二次破砕ロール5のロール
軸長は、一次破砕ロール4のロール軸長より長い。二次
破砕ロール5のビット14は、ロール軸長の中央を起点
としてダブルヘリカル状に配列されている。二次破砕ロ
ール5は、対をなす各ロール軸の両端にそれぞれ直結さ
れた油圧モータの1基または2基によって回転駆動され
る。一次破砕ロール4の組は、大片M1を一次破砕処理
して二次破砕ロール5の組上に落下させ、二次破砕ロー
ル5の組は、ロール間に受入れた小片M2をロール軸長
全長に分散させてこれを二次破砕処理し、細片M3を下
方に落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、ビルディング,家屋,道路その
他の構造物を解体又は破壊した際に生ずる鉄筋コンクリ
ート,アスファルトの瓦礫,破片その他の塊状物を破砕
処理する破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】構造物の解体又は破壊によって生ずる鉄
筋コンクリートの瓦礫,破片その他の塊状物を被処理物
とし、その塊状物を細粒に破砕処理する破砕機は、クラ
ッシャーとして、圧縮破砕方式によるもの、衝撃破砕方
式によるもの、あるいは、圧縮方式によるものが従来か
ら主として用いられていたが、最近では、回転破砕方式
ともいうべき対の回転ロールの組を用いた破砕機が用い
られるようになった。
【0003】この形式の破砕機は、破砕ロールとして、
周上に破砕歯が取付けられたロールを用い、ロールの対
を平行に配列して互いに内向きに回転させ、ロール間に
投入された被処理物を破砕処理する方式である。
【0004】このような方式の破砕機によれば、両ロー
ル間に投入された被処理物を、回転する破砕歯間で噛み
砕き、第1次破砕処理と、第2次破砕処理との2段階に
破砕処理を重ねることで、被処理物が比較的大型の塊状
物であっても、これを細かい粒状物にまで粉砕すること
ができる。
【0005】すなわち、一次破砕処理は、粗大な塊状物
を二次破砕処理で破砕が可能な大きさの破片に破砕する
処理であり、二次破砕処理は、一次は再処理で破砕され
た破片を細粒にまで粉砕する処理である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の回転
破砕方式による破砕機においては、一次破砕ロールに2
本のロールの組を用い、二次破砕ロールに4本のロール
の組が用いられていた。
【0007】一次破砕ロールは、被破砕処理物を投入す
るホッパーの直下に配置され、二次破砕ロールは、一次
破砕ロールの下方に配置されるが、二次破砕ロールと、
一次破砕ロールとの各ロールは、回転軸心を互いに直交
させて配置していた。
【0008】二次破砕ロールの組に一次破砕ロールの組
より多くのロールの組を用いる理由は、一次破砕処理
と、二次破砕処理との処理速度のバランスを保たせるた
め、二次破砕処理は、一次破砕処理にくらべて被破砕物
を細かく粉砕する必要から一次破砕処理を上回る破砕処
理能力が要求されるからである。
【0009】また、一次破砕ロールの組のロールと、二
次破砕ロールの組のロールとの回転軸心を互いに直交さ
せて配置するのは、一次破砕ロールの組のロールに直交
させて二次破砕ロールの組を配置しなければ、一次破砕
ロールの組から落下した被処理物を二次破砕ロールの組
の上に均等にうけることができないという理由のほか
に、機体に組み込む上での制約上の理由がある。
【0010】すなわち、組破砕機の機体の長手方向(前
後方向)に沿って、2本のロールの組を平行に配置する
分には問題はないが、4本のロールを破砕機の機体の長
手方向(前後方向)に沿って並列に配列すると、かなり
の横幅を要し、破砕機、特に自走式の破砕機において
は、機体の大きさによる制約を受けるため、4本のロー
ルを機体の長手方向に沿って横並びに平行に配列できな
いからである。
【0011】このため、二次破砕ロールの長さは、破砕
機の機体の横幅の範囲内に、自ずから制限されることに
なっていた。もっとも、一次破砕ロールは、機種によっ
ては、機体の長さ方向と直交する方向に配列される場合
もある。
【0012】さらに、今一つの問題点は、破砕機の機体
には、二次破砕ロールの保守,点検用にロールの点検窓
が設けられるが、機体の長手方向に直交する方向に配列
されたロールの全長を観察しようとすると、点検窓も、
二次破砕ロールの配列方向と平行、即ち、機体の長手方
向に直交する方向に沿って開口しなければならない。
【0013】このため、従来は、ホッパーを挟み、機体
を横切ってその前後上面にロールの点検窓を開口してい
た。しかし、この点検窓を通して、二次破砕ロールの4
本のロールの内、両外側に位置する2本のロールは、観
察することができるものの、内側に位置する2本のロー
ルは観察できず、したがって点検窓を通して内側ロール
の保守、点検ができないという問題点があった。
【0014】本発明の目的は、二次破砕処理の破砕処理
能力を低下させることなく、破砕処理機構の構造を簡略
化し、あわせて二次破砕ロールの各ロールの点検が容易
な破砕機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による破砕機においては、一次破砕ロールの
組と、2次破砕ロールの組とを有する破砕機であって、
一次破砕ロールの組は、一対のロールを有し、両ロール
を内向きに回転させつつ、ロール間で構造物の解体又は
破壊によって生じた被処理物を一次破砕処理するもので
あり、二次破砕ロールの組は、一対のロールを有し、両
ロールを内向きに回転させつつ、ロール間で一次破砕さ
れた被処理物を二次破砕処理するものであり、一次破砕
ロールの対と、二次破砕ロールの対とは、それぞれ回転
軸心を平行に配列して上下2段に配設されているもので
ある。
【0016】また、二次破砕ロールのロール軸長は、一
次破砕ロールのロール軸長より長く設定され、一次破砕
処理能力と、二次破砕処理能力とのバランスを保たせて
いるものである。
【0017】また、一次破砕ロール及び二次破砕ロール
は、それぞれロールの周上にビットを有し、ビットは、
被処理物の破砕歯であり、二次破砕ロールのビットは、
ロール軸長の中央を起点としてダブルヘリカル状に配列
され、二次破砕ロールの組は、一次破砕処理された上段
の一次破砕ロールの組のロール間から落下する被処理物
を両ロール間に受入れ、ビット間で二次破砕しながら二
次破砕処理後の破砕物をロールの軸の全長に分散させて
落下させるものである。
【0018】また、少なくとも二次破砕ロールは、対を
なす各ロールの両端の軸に油圧モータが直結され、二次
破砕ロールの各ロールは、1基又は2基の油圧モータに
よって回転駆動されるものである。
【0019】また、一次破砕ロールの組及び二次破砕ロ
ールの組は、破砕機の機体の長手方向に沿って上下平行
に配列されたものであり、機体の両側面には、二次破砕
ロールの各ロールの保守、点検用の点検窓が開口されて
いるものである。
【0020】また、一次破砕ロールの組と、2次破砕ロ
ールの組とは、クローラを有する自走式破砕機の機体に
組み込まれ、一次破砕ロールの組と、2次破砕ロールの
組の対をなす各ロールは、自走式破砕機の前後方向に配
列されたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。図1〜3において、本発明の破砕機の
機体1は、その構成を大別して、機枠2と、ホッパー3
と、破砕処理機構としての一次破砕ロール4の組と、二
次破砕ロール5の組と、コンベア6とを有している。
【0022】機枠2は、上枠7と、下枠8とを上下に組
合わせて組み立てられたものであり、破砕処理機構であ
る一次破砕ロール4の組と、二次破砕ロール5の組と
は、上枠7に上下段に組付けられ、ホッパー3は、一次
破砕ロール4の組の直上で、上枠7の上面に取付けられ
たものである。なお、上枠7及び下枠8の周面およびホ
ッパー3の取付部を除く上枠7の上面は、それぞれカバ
ー9で覆われている。
【0023】下枠8は、上枠7を支える台であり、その
内部にはコンベア6が挿入されている。ホッパー3は、
破砕処理すべきコンクリート塊などの被処理物を投入
し、これを一次破砕ロール4の組のロール4a,4b間
に導入するものである。
【0024】この実施形態においては、本発明による破
砕処理機構を自走式の破砕機の機体に適用した例を示し
ており、機体1は、下枠8にクローラ10を装備し、機
体1には、エンジンを含めた駆動装置11及び運転席1
2が組付けられている。一次破砕ロール4の組と、2次
破砕ロール5の組のそれぞれ対をなす各ロールは、クロ
ーラ10と平行、すなわち、自走式破砕機の前後方向に
配列して機体内に組み込まれたものである。
【0025】一次破砕ロール4の組と、二次破砕ロール
5の組との組合わせ例を図4に示す。一次破砕ロール4
の組及び二次破砕ロール5の組は、周上に破砕歯として
のビット(一次破砕ロールのビット13,二次ロールの
ビット14)を有するロールの組である。
【0026】図5(a)において、一次破砕ロール4
は、並列に配列された2本のロール4a、4bであり、
二次破砕ロール5は、図5(b)に示すように、並列に
配列された2本のロール5a,5bである。二次破砕ロ
ール5の2本のロール5a,5bの回転軸心は、一次破
砕ロール4の組の各ロール4a,4bの回転軸心と平行
に配列して一次破砕ロールの直下に配設されている。
【0027】なお一次破砕ロール4の2本のロール4
a,4b及び二次破砕ロール5の2本のロール5a,5
bは、それぞれロール軸の両端に油圧モータ15,16
が直結され、対のロールは、1基または2基の油圧モー
タによって互いに逆方向に内向きに回転駆動され、両ロ
ール間で被処理物を破砕処理する。
【0028】一次破砕ロール4の破砕歯13は、一次破
砕処理として、主として構造物を解体又は破壊した際に
生じた鉄筋コンクリート,アスファルトの破片その他の
塊状物(以下大片という)M1を噛み砕く歯であり、二
次破砕ロール5の破砕歯14は、二次破砕処理として、
一次破砕ロール4の破砕歯13によって破砕された後の
破片その他の塊状物(以下小片という)M2をさらに細
かい細片M3にまで噛み砕く歯である(図4参照)。
【0029】構造物を解体又は破壊したままの大片M1
は、一次破砕ロール4の破砕歯13による一次破砕処理
されて小片M2に粉砕され、さらに、二次破砕ロール5
の破砕歯14により、二次破砕処理され、実質的に細か
いに細片M3にまで粉砕される。二次破砕処理後の細片
3は、コンベア6上に落下し、コンベア6上に落下し
た被処理物の細片M3は、コンベア6の一方向送りによ
って、下枠8の外部に搬送され、コンベア6端より地上
に落下して集積される。
【0030】本発明において、二次破砕ロール5のロー
ル軸長は、一次破砕ロール4のロール軸長より長く設定
されており、その比は、特に限定されるものではない
が、この実施形態においては、図4(b)に示すよう
に、一次破砕ロール4のロール軸長Lに対して二次破砕
ロール5のロール軸長を1.4Lに設定して一次破砕処
理及び二次破砕処理の破砕処理能力のバランスを図って
いる。
【0031】さらに、本発明において、一次破砕ロール
4のビット13の配列は、図5(a)に示すようにヘリ
カル状であるが、二次破砕ロール5のビット14は、図
5(b)に示すように、ロール5a,5bの軸長の中央
を起点としてダブルヘリカル状に配列されている。
【0032】したがって、二次破砕ロール5は、一次破
砕ロール4のロール4a,4b間から落下した被処理物
(小片)M2を両ロール5a,5b間に受入れ、ビット
14,14の列に沿ってロール5a,5bの軸の全長に
分散し、小片M2は、二次破砕ロール5の組の特定個所
にかたまらず、ロール5a,5bの全長にわたるビット
14に均等に割り振られて二次破砕され、二次破砕処理
後の破砕処理物(細片)M3をコンベア6上に落下させ
る。
【0033】なお、本実施形態において、一次破砕ロー
ル4の組、及び二次破砕ロール5の組の駆動用に油圧モ
ータ15,16を用い、しかも各対のロール軸の両端に
油圧モータ15,16を直結した例を示した。しかし、
一次破砕ロールの駆動に関する限り、ロールの駆動に
は、必ずしも油圧モータを用いなくてもよく、また、モ
ータは1基でもよく、必ずしもローラー軸の両端にモー
タを直結する必要もない。
【0034】しかし、二次破砕ロール5の各ロール5
a,5bの駆動には、特にトルクの大きい油圧モータを
選定使用し、一次破砕処理されて二次破砕ロールの組の
上に落下した多量の小片M2を強力な粉砕力をもって、
細片M3にまで粉砕する。もっとも、粉砕すべき破片が
アスファルトのような柔らかい被処理物であるときに
は、一次破砕ロール4及び二次破砕ロール5の各ローラ
の駆動に2基の油圧モータ15,16を用いる必要がな
く、何れか一方の油圧モータ15又は16のみを駆動し
て破砕処理することもできる。
【0035】したがって、本発明において、一次破砕ロ
ール4及び二次破砕ロール5の各ロールは、負荷の大小
によって、油圧モータ15,16のうちの1基又は2基
のモータで回転駆動され、対をなす他のロール側に向け
て内向きに回転して両ロール間で被処理物を破砕処理す
る。各油圧モータ15,16は、図6に示すように上枠
7に取付けられた軸受け用のハウジング17の範囲内に
ほぼ納められ、両側方に大きく張り出すことはない。図
6は、二次破砕ローラ5のモータの取付構造を示してい
るが、一次破砕ローラ4についても全く同じである。
【0036】図1及び図4において、破砕機の機体1の
両側面には、点検窓18が開口されている。すなわち、
点検窓18は、一次破砕ロール4の組と、二次破砕ロー
ル5の組間の機枠2を塞ぐカバー9の一部を開放し、二
次破砕ロール5のロール軸長方向に沿って、点検窓18
を開口したものである。
【0037】運転手は、この点検窓18をとおして運転
中に、二次破砕ロール5の様子を観察でき、また、機体
1の一側または他側から点検窓18をとおして二次破砕
ロール5の2本のロール5a,5bの保守、点検、ビッ
トの交換のほか、ロール間に挟まった異物の取出しその
他の作業を行うことができる。
【0038】以上実施形態においては、本発明を自走式
の破砕機に適用した例を示したが、勿論、本発明は定置
式の破砕機にも全く同様に適用できるのはいうまでもな
い。しかし、走行の都合上、機体の横幅に制約を受ける
自走式破砕機に適用して好適である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、一
次破砕ロールに2本のロール、二次破砕ロールにも2本
のロールを使用するため、二次破砕ロールに4本のロー
ルを用いた従来の破砕機にくらべて破砕処理機構の構造
を簡略化し、機体の小形化、軽量化が可能となる。
【0040】また、二次破砕ロールの軸長は、一次破砕
ロールの軸長より長く、しかも、二次破砕ロールのビッ
トは、ロール軸長の中央を起点としてダブルヘリカル状
に配列されているため、上段の一次破砕ロールによって
一次破砕処理された被処理物を両ロール間に受入れ、二
次破砕しながら破砕物をロールの軸の全長に均等に分散
させて処理することができる。
【0041】また、二次破砕ロールの各ロールは、ロー
ル軸の両端に直結された油圧モータの2基によって回転
駆動されるため、破砕力を倍増して二次破砕処理を行う
ことができる。さらに、破砕ロールの保守、点検に際し
ては、一次破砕ロールは、ホッパーを通して、また、二
次破砕ロールの2本のロールは、機体の両側面の点検窓
を通して行うことができ、特に運転手は、破砕機を運転
しながら二次破砕ロールによる被処理物の破砕状況を確
認でき、破砕状況に応じてホッパーへの被破砕物の投入
量を制御しながら能率良く破砕作業を進めることができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破砕機の一実施形態を示す一部断面側
面図である。
【図2】本発明による破砕機の平面図である。
【図3】本発明による破砕機の一部断面正面図である。
【図4】一次破砕ロールの組と、二次破砕ロールの組と
の組合わせを示すもので、(a)は、図1のA−A線断
面図、(b)は、図2のB−B線断面図である。
【図5】(a)は、一次破砕ロールのビットの配列を示
す図、(b)は、二次破砕ロールのビットの配列を示す
図である。
【図6】油圧モータを取付けた二次破砕ロールの断面図
である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 機枠 3 ホッパ 4 一次破砕ロール 5 二次破砕ロール 6 コンベア 7 上枠 8 下枠 9 カバー 10 クローラ 11 駆動装置 12 運転席 13 一次破砕ロールのビット 14 二次破砕ロールのビット 15,16 油圧モータ 17 ハウジング 18 点検窓
フロントページの続き (72)発明者 北 英樹 埼玉県川口市並木1丁目7番44号 ネッコ ー株式会社内 Fターム(参考) 4D063 CC01 CC06 GA10 GC02 GC05 GC08 GC21 GC40 4D065 CA12 CB10 CC01 CC10 DD04 DD24 EB01 EB20 ED02 ED06 ED12 ED27 ED50

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次破砕ロールの組と、2次破砕ロール
    の組とを有する破砕機であって、 一次破砕ロールの組は、一対のロールを有し、各ロール
    を内向きに回転させつつ、ロール間で構造物の解体又は
    破壊によって生じた被処理物を一次破砕処理するもので
    あり、 二次破砕ロールの組は、一対のロールを有し、両ロール
    を内向きに回転させつつロール間で一次破砕された被処
    理物を二次破砕処理するものであり、 一次破砕ロールの対と、二次破砕ロールの対とは、それ
    ぞれ回転軸心を平行に配列して上下2段に配設されてい
    るものであることを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 二次破砕ロールのロール軸長は、一次破
    砕ロールのロール軸長より長く設定され、一次破砕処理
    能力と、二次破砕処理能力とのバランスを保たせている
    ことを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 【請求項3】 一次破砕ロール及び二次破砕ロールは、
    それぞれロールの周上にビットを有し、ビットは、被処
    理物の破砕歯であり、 二次破砕ロールのビットは、ロール軸長の中央を起点と
    してダブルヘリカル状に配列され、 二次破砕ロールの組は、一次破砕処理されて上段の一次
    破砕ロールの組のロール間から落下する被処理物を両ロ
    ール間に受入れ、ビット間で二次破砕しながら二次破砕
    処理後の破砕物をロールの軸の全長に分散させて落下さ
    せるものであることを特徴とする請求項1に記載の破砕
    機。
  4. 【請求項4】 少なくとも二次破砕ロールは、対をなす
    各ロールの両端の軸に油圧モータが直結され、二次破砕
    ロールの各ロールは、1基又は2基の油圧モータによっ
    て回転駆動されるものであることを特徴とする請求項1
    に記載の破砕機。
  5. 【請求項5】 一次破砕ロールの組及び二次破砕ロール
    の組は、破砕機の機体の長手方向に沿って上下平行に配
    列されたものであり、 機体の両側面には、二次破砕ロールの各ロールの保守、
    点検用の点検窓が開口されていることを特徴とする請求
    項1に記載の破砕機。
  6. 【請求項6】 一次破砕ロールの組と、2次破砕ロール
    の組とは、クローラを有する自走式破砕機の機体に組み
    込まれ、 一次破砕ロールの組と、2次破砕ロールの組の対をなす
    各ロールは、自走式破砕機の前後方向に配列されたもの
    であることを特徴とする請求項1又は5に記載の破砕
    機。
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