JP3749346B2 - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン排気ガスに含まれるパティキュレート、特にディーゼルエンジン排気ガス中のパティキュレート(煤などの微粒子を言う)を低温度で燃焼除去させることができる排ガス浄化用触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン排気ガス、特にディーゼルエンジン排気ガスに含まれるパティキュレートは、環境汚染の一因として近年注目されている。その理由は、パティキュレートの殆どが1ミクロン以下の微粒子であって、これが大気中に放出されると、空気中を浮遊することから呼吸を通じて体内に取り込まれ易く、人体への悪影響が懸念されるからである。こうしたことから、ディーゼルエンジン排気ガス中のパティキュレートについて、その排出規制を厳しくする方法で検討が行われている。
排気ガス中のパティキュレートを除去する方法としては、セラミックフォーム、ワイヤーメッシュ、金属発泡体、セラミックハニカム、メタルハミカムなどの多孔性耐熱構造体からなるフィルターにて、パティキュレートを捕捉する方法が知られている。しかし、この方法はパティキュレートがフィルターに堆積するに連れてフィルターの圧力損失が増大し、その回復を目指してパティキュレートを燃焼除去させるた場合には、フィルター自体が高温に曝されるため、劣化してしまう不都合がある。
この不都合を解消する技術として、特開昭59−82944号公報には、排気ガス中のパティキュレートのフィルターとして機能するセラミックハニカム又はセラミック多孔体に担持させて使用し、フィルターに捕捉されたパティキュレートの燃焼に寄与する触媒が提案されている。この触媒は、チタニア、アルミナ、シリカ・アルミナなどの担体に、銅又は銅化合物と、アルカリ金属化合物と、モリブデン、パラジウム又はその化合物の3成分を担持させた構成にあり、その調製に際しては、上記3成分を混合して担体に同時に含浸させ、乾燥、焼成する方法が採用されている。
こうして調製される触媒は、酸化触媒成分を含有しているが故に、捕捉したパティキュレートを比較的低温度で燃焼させることはできるものの、その温度は触媒の活性低下をもたらさない程低温ではなく、耐久性、耐熱性の点で未だ改善の余地を残している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、排気ガスから捕捉されたパティキュレートを、より低温度で燃焼させることができ、従って、従来の同種の触媒よりも熱に対して耐久性のある排気ガス浄化用触媒を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を適う排気ガス浄化用触媒は、(1) 銅化合物、(2) アルカリ金属化合物及び(3) モリブデン化合物の3触媒成分を、この順番で各成分毎に順次無機酸化物担体に含浸させ、乾燥後焼成することで得ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る触媒で担体として使用される無機酸化物としては、チタニア、アルミナ、シリカ・アルミナなどを例示することができる。これらの無機酸化物には、市販品をそのまま使用することができ、また、市販の無機酸化物を例えば500〜1000℃の範囲の温度で焼成して使用しても差し支えない。
担体に使用する無機酸化物の粒子径は、好ましくは100ミクロン以下、より好ましくは、0.1〜10ミクロンの範囲にある。粒子径が100ミクロンを越えると、これに上記3つの触媒成分を担持させて得られる本発明の触媒を、フィルター材として通常使用されるセラミックフィルターや金属フィルターに担持させる場合、フィルターの細孔を閉塞させてしまう虞がある。
無機酸化物担体に担持させる銅化合物としては、銅の酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩等何れも使用可能であるが、好ましくは硝酸塩、炭酸塩が用いられる。
アルカリ金属化合物としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムなどの酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩等何れも使用可能であり、なかでもカリウム又はナトリウムの硝酸塩、炭酸塩が好ましい。
モリブデン化合物としては、モリブデンの酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩、モリブデン酸塩等が何れも使用可能であり、なかでもモリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウム、モリブデン酸ナトリウムが好ましい。
【0006】
無機酸化物担体に触媒成分を担持させるに際しては、上記した銅化合物、アルカリ金属化合物、モリブデン化合物の順に、各化合物毎の水溶液を、無機酸化物担体に含浸させた後、80〜250℃で30分〜2時間程度乾燥し、しかる後、300〜850℃で30分〜3時間程度焼成する方法が通常採用される。各触媒成分の担持量は、銅/モリブデンの重量比が0.1〜5.0の範囲に、アルカリ金属/モリブデンの重量比が0.1〜5.0の範囲になるよう選ぶことが好ましい。
【0007】
【発明の効果】
本発明の排気ガス浄化用触媒は、ディーゼルエンジンの排気ガス中のパティキュレートを低温度で燃焼させることができ、従って、この燃焼に際して触媒活性が劣化することがない。
【0008】
【実施例】
[実施例1]
市販のチタニア粒子7gに、純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩を溶かした溶液を含浸させた後、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。次いで、純水100mlに2.6gの硝酸カリウムを溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。しかる後、純水100mlに1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Aを得た。
[実施例2]
実施例1で使用したチタニア粒子に代えて、800℃で12時間電気炉内で焼成した市販のチタニア粒子7gを使用した以外が実施例1と同様にして触媒Bを得た。
[比較例1]
市販のチタニア粒子7gに、純水100mlに1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。次いで、純水100mlに2.6gの硝酸カリウムを溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。しかる後、純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Cを得た。
[比較例2]
純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩と2.6gの硝酸カリウムを溶解させ、さらにこの溶液に1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かして3種の触媒成分を含有する溶液を調製した。この溶液に市販のチタニア粒子7gを加え、撹拌しながら蒸発乾固させた後、この試料を130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Cを得た。
[触媒初期活性評価試験]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dと、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
尚、触媒と混合させないパティキュレートだけの燃焼完結温度は、680℃であった。
[触媒耐久性試験I]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dを、下記に示す組成の模擬排気ガスと、温度600℃、ガス流量500ml/minの条件で100時間接触させた後、上記の初期活性評価の場合と同様、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
模擬排気ガス組成
ガス成分 ガス成分濃度
SO2 200ppm
NO 1000ppm
O2 10%
H2 O 10%
He バランス
[触媒耐久性試験II]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dを、電気炉内に収め、温度700℃で100時間保持した後、上記の初期活性評価の場合と同様、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
【表1】
表1に示される通り、実施例1及び実施例2で調製した触媒A及びBは、比較例1及び比較例2で調製した触媒C及びDに比較して、パティキュレートを低温度で燃焼し去ることができ、しかも、耐久性試験I及びIIから頷けるように、高温に長時間曝されても、燃焼完結温度に大きな変化はない。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン排気ガスに含まれるパティキュレート、特にディーゼルエンジン排気ガス中のパティキュレート(煤などの微粒子を言う)を低温度で燃焼除去させることができる排ガス浄化用触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン排気ガス、特にディーゼルエンジン排気ガスに含まれるパティキュレートは、環境汚染の一因として近年注目されている。その理由は、パティキュレートの殆どが1ミクロン以下の微粒子であって、これが大気中に放出されると、空気中を浮遊することから呼吸を通じて体内に取り込まれ易く、人体への悪影響が懸念されるからである。こうしたことから、ディーゼルエンジン排気ガス中のパティキュレートについて、その排出規制を厳しくする方法で検討が行われている。
排気ガス中のパティキュレートを除去する方法としては、セラミックフォーム、ワイヤーメッシュ、金属発泡体、セラミックハニカム、メタルハミカムなどの多孔性耐熱構造体からなるフィルターにて、パティキュレートを捕捉する方法が知られている。しかし、この方法はパティキュレートがフィルターに堆積するに連れてフィルターの圧力損失が増大し、その回復を目指してパティキュレートを燃焼除去させるた場合には、フィルター自体が高温に曝されるため、劣化してしまう不都合がある。
この不都合を解消する技術として、特開昭59−82944号公報には、排気ガス中のパティキュレートのフィルターとして機能するセラミックハニカム又はセラミック多孔体に担持させて使用し、フィルターに捕捉されたパティキュレートの燃焼に寄与する触媒が提案されている。この触媒は、チタニア、アルミナ、シリカ・アルミナなどの担体に、銅又は銅化合物と、アルカリ金属化合物と、モリブデン、パラジウム又はその化合物の3成分を担持させた構成にあり、その調製に際しては、上記3成分を混合して担体に同時に含浸させ、乾燥、焼成する方法が採用されている。
こうして調製される触媒は、酸化触媒成分を含有しているが故に、捕捉したパティキュレートを比較的低温度で燃焼させることはできるものの、その温度は触媒の活性低下をもたらさない程低温ではなく、耐久性、耐熱性の点で未だ改善の余地を残している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、排気ガスから捕捉されたパティキュレートを、より低温度で燃焼させることができ、従って、従来の同種の触媒よりも熱に対して耐久性のある排気ガス浄化用触媒を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を適う排気ガス浄化用触媒は、(1) 銅化合物、(2) アルカリ金属化合物及び(3) モリブデン化合物の3触媒成分を、この順番で各成分毎に順次無機酸化物担体に含浸させ、乾燥後焼成することで得ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る触媒で担体として使用される無機酸化物としては、チタニア、アルミナ、シリカ・アルミナなどを例示することができる。これらの無機酸化物には、市販品をそのまま使用することができ、また、市販の無機酸化物を例えば500〜1000℃の範囲の温度で焼成して使用しても差し支えない。
担体に使用する無機酸化物の粒子径は、好ましくは100ミクロン以下、より好ましくは、0.1〜10ミクロンの範囲にある。粒子径が100ミクロンを越えると、これに上記3つの触媒成分を担持させて得られる本発明の触媒を、フィルター材として通常使用されるセラミックフィルターや金属フィルターに担持させる場合、フィルターの細孔を閉塞させてしまう虞がある。
無機酸化物担体に担持させる銅化合物としては、銅の酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩等何れも使用可能であるが、好ましくは硝酸塩、炭酸塩が用いられる。
アルカリ金属化合物としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムなどの酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩等何れも使用可能であり、なかでもカリウム又はナトリウムの硝酸塩、炭酸塩が好ましい。
モリブデン化合物としては、モリブデンの酸化物、塩化物や臭化物等のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、亜硫酸塩、硫酸塩、リン酸塩、モリブデン酸塩等が何れも使用可能であり、なかでもモリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウム、モリブデン酸ナトリウムが好ましい。
【0006】
無機酸化物担体に触媒成分を担持させるに際しては、上記した銅化合物、アルカリ金属化合物、モリブデン化合物の順に、各化合物毎の水溶液を、無機酸化物担体に含浸させた後、80〜250℃で30分〜2時間程度乾燥し、しかる後、300〜850℃で30分〜3時間程度焼成する方法が通常採用される。各触媒成分の担持量は、銅/モリブデンの重量比が0.1〜5.0の範囲に、アルカリ金属/モリブデンの重量比が0.1〜5.0の範囲になるよう選ぶことが好ましい。
【0007】
【発明の効果】
本発明の排気ガス浄化用触媒は、ディーゼルエンジンの排気ガス中のパティキュレートを低温度で燃焼させることができ、従って、この燃焼に際して触媒活性が劣化することがない。
【0008】
【実施例】
[実施例1]
市販のチタニア粒子7gに、純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩を溶かした溶液を含浸させた後、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。次いで、純水100mlに2.6gの硝酸カリウムを溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。しかる後、純水100mlに1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Aを得た。
[実施例2]
実施例1で使用したチタニア粒子に代えて、800℃で12時間電気炉内で焼成した市販のチタニア粒子7gを使用した以外が実施例1と同様にして触媒Bを得た。
[比較例1]
市販のチタニア粒子7gに、純水100mlに1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。次いで、純水100mlに2.6gの硝酸カリウムを溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成した。しかる後、純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩を溶かした溶液を含浸させ、130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Cを得た。
[比較例2]
純水100mlに3.8gの硝酸銅3水和塩と2.6gの硝酸カリウムを溶解させ、さらにこの溶液に1.8gのモリブデン酸アンモニウム4水和塩を溶かして3種の触媒成分を含有する溶液を調製した。この溶液に市販のチタニア粒子7gを加え、撹拌しながら蒸発乾固させた後、この試料を130℃で1時間乾燥後、500℃で2時間焼成することによって触媒Cを得た。
[触媒初期活性評価試験]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dと、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
尚、触媒と混合させないパティキュレートだけの燃焼完結温度は、680℃であった。
[触媒耐久性試験I]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dを、下記に示す組成の模擬排気ガスと、温度600℃、ガス流量500ml/minの条件で100時間接触させた後、上記の初期活性評価の場合と同様、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
模擬排気ガス組成
ガス成分 ガス成分濃度
SO2 200ppm
NO 1000ppm
O2 10%
H2 O 10%
He バランス
[触媒耐久性試験II]
実施例及び比較例で得た各触媒A,B,C,Dを、電気炉内に収め、温度700℃で100時間保持した後、上記の初期活性評価の場合と同様、ディーゼルエンジン排気ガスから捕集したパティキュレートとを重量比10:1で混合し、それぞれの触媒と混合されたパティキュレートの燃焼完結温度を示差熱天秤で測定した。結果を表1に示す。
【表1】
表1に示される通り、実施例1及び実施例2で調製した触媒A及びBは、比較例1及び比較例2で調製した触媒C及びDに比較して、パティキュレートを低温度で燃焼し去ることができ、しかも、耐久性試験I及びIIから頷けるように、高温に長時間曝されても、燃焼完結温度に大きな変化はない。
Claims (1)
- (1) 銅化合物、(2) アルカリ金属化合物及び(3) モリブデン化合物の3触媒成分を、この順番で各成分毎に順次無機酸化物担体に含浸させ、乾燥後焼成して得たことを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09837097A JP3749346B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 排気ガス浄化用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09837097A JP3749346B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 排気ガス浄化用触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272363A JPH10272363A (ja) | 1998-10-13 |
JP3749346B2 true JP3749346B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=14218003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09837097A Expired - Fee Related JP3749346B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 排気ガス浄化用触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3749346B2 (ja) |
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JP4506928B2 (ja) * | 2001-09-20 | 2010-07-21 | 三菱自動車工業株式会社 | 排気浄化装置 |
JP5007691B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2012-08-22 | 株式会社豊田中央研究所 | 粒子状物質浄化用触媒及びそれを用いた粒子状物質浄化方法 |
US8871670B2 (en) * | 2011-01-05 | 2014-10-28 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Defect engineering in metal oxides via surfaces |
US20230219069A1 (en) * | 2020-05-14 | 2023-07-13 | Basf Corporation | Metal oxide-based scr catalyst composition |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP09837097A patent/JP3749346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10272363A (ja) | 1998-10-13 |
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