JP3747774B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば高齢者や身体に障害を持つ人等であって、通常よりも身体動作の自由が利かない人(本発明に係る車両用シートに着座する者であり、以下、単に「乗員」という)であっても車両への乗降を楽に行うことができるようにするための車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、この種のシートについて、主として乗員および介護者の負担を一層軽減させ、またその使い勝手を向上させることを目的として様々な改良を加えている。例えば、従来本願出願人は、特開平10−329591号公報に開示されているような技術を提供している。この出願に係る車両用シートは、シート本体を車両前後方向に移動させるための前後方向スライド装置と、シート本体を車両正面向きと車両側方向きとの間で約90゜回転させるための回転装置と、シート本体をドア開口部を経て車両室外側に移動させるための車幅方向移動装置を備えている。係る構成の車両用シートを例えば助手席に適用することにより、乗員が着座したままのシート本体を限られたスペースで回転させて、車両室外側に移動させることができ、これによりシート本体と車両室外に用意した車いすとの間で楽に乗り移ることができ、ひいては乗員の車両乗降時における乗員および介護者の負担を低減することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用シートにも、さらに改良を加えるべき点があった。例えば、当該車両用シートを、水平に回動させて開閉する形態のドアを備えた助手席に配置した場合を想定すると、車いすからシート本体に乗り移る場合には乗降時に開放したドアが邪魔になるためシート本体は車両後方向きに位置していることが好ましい場合があり、逆に開放したドアにつかまりながらシート本体に着座する場合にはむしろシート本体が車両正面向きに位置していることが好ましい場合がある。
このように、従来はシート本体を車両室外側に移動させた時点で該シート本体を車両側方向きにのみ回転させる構成であったので、上記のような様々な乗降動作を考慮した場合には乗員および介護者の負担を軽減する観点からさらに改良を施す必要があった。
本発明は、上記のような様々な乗降動作において最適な向きにシート本体を位置させることができる車両用シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、前記各請求項に記載した構成の車両用シートとしたここで、本明細書において、シート本体にはシートクッションとシートバックの双方(シート本体全体)を意味する場合と、シートクッションのみを意味する場合の双方を含む
【0005】
請求項記載の車両用シートによれば、車両室内において第1回転盤によりシート本体を車両正面向きの位置からドア開口部側に向いた位置まで回転させ、然る後、車幅方向移動装置によりシート本体をドア開口部を経て車両室外側に移動させ、この車両室外側の位置で第2回転盤によりシート本体を車両正面向きの位置あるいは車両後方向きの位置に回転させることができる。このように2つの回転盤を備えているので、車両室外側においてもシート本体を回転させることができ、これにより上記と同様乗員の様々な乗降動作に合わせて最適な向きにシート本体を回転させることができ、ひいては乗員および介護者の負担をさらに低減させることができる。
【0006】
請求項記載の車両用シートによれば、車両室内においてシート本体を車両正面向きの位置とドア開口部側に向いた位置との間で回転させつつ、車両前後方向に移動させることができるので、限られたスペースで乗員の足がピラーに干渉等することなくシート本体を回転させることができる。
また、シート本体の回転動作と前後方向移動動作が連動してなされるので、これらの動作を手動操作により行う場合には、この点でも乗員および介護者の負担を低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1および図2は本実施形態に係る車両用シート1を助手席に適用した車両室内を示している。図中、符号2は運転席を示している。車両用シート1の左側には助手席用のドア開口部Dが位置している。このドア開口部Dは、ヒンジh,hを介して水平方向に回動させて形式のドアパネルDPにより開閉される。図1はドアパネルDPを閉じた状態を示し、図2は開いた状態を示している。
さて、本実施形態の車両用シート1は、座面としてのシートクッション3aと背もたれとしてのシートバック3bを有するシート本体3と、該シート本体3を車両前後方向に移動させるための前後方向移動装置10と、該シート本体3を車両室内において車両正面向きの位置とドア開口部側に向いた位置との間で回転させるための第1回転盤20と、シート本体3の回転動作と前後方向移動動作を連動させるための連動装置30と、シート本体3を車両幅方向に移動させるための車幅方向移動装置40と、シート本体3を車両室外側で車両側方向きの位置と車両後方向きの位置との間で回転させるための第2回転盤50を備えている。
【0008】
前後方向移動装置10は、車両フロアFに前後方向に沿って相互に平行に設けたレール11,11と、該レール11,11を介して車両前後方向に移動可能に設けたメインベース12を備えている。メインベース12の上面には第1回転盤20が取り付けられている。この第1回転盤20は、相互に回転可能な外輪20aと内輪20bを備えている。本実施形態の場合、外輪20aがメインベース12側に固定されている。内輪20bは回転ベース21の下面に固定されている。回転ベース21は、この第1回転盤20を介してメインベース12に対して水平方向に回転する。
この回転ベース21は、車両正面向きの位置とドア開口部D側に向いた位置との間の約90゜の範囲で回転し、これにより後述するようにシート本体3が車両正面向きの位置とドア開口部D側に向いた位置との間で回転する。
なお、回転ベース21ひいてはシート本体3の向き(回転位置)は、図示省略した第1回転ロック装置により車両正面向きの位置とドア開口部D側に向いた位置の2カ所で回転不能にロックされるようになっている。
【0009】
この回転ベース21と車両フロアFとの間に、連動装置30が介装されている。この連動装置30は、回転ベース21の下面に取り付けた円弧形状のピニオンギヤ31と、メインベース12に回転可能に設けられてピニオンギヤ31に噛み合う中間ギヤ32と、車両フロアFに固定され、中間ギヤ32に噛み合うラック33を備えている。ピニオンギヤ31は、第1回転盤20の回転中心を中心とする円弧形状を有している。ラック33は、室内側のレール11に沿って取り付けられている。このように設けた連動装置30により、回転ベース21(従ってシート本体3)が車両正面向きの位置からドア開口部D側に向けて回転すると該シート本体3は車両前方へ移動し、この際のシート本体3の回転動作と前方への移動動作が連動してなされる。逆に、シート本体3をドア開口部Dから車両正面向きの位置に向けて回転させると、該シート本体3が車両後方に向けて移動し、この際のシート本体3の回転動作と後方への移動動作が連動してなされる。
【0010】
次に、回転ベース21の上面側に車幅方向移動装置40が取り付けられている。この車幅方向移動装置40が図4に単独で示されている。この車幅方向移動装置40は、回転ベース21側に取り付けた外枠41と、該外枠に対してスライド可能に設けた内枠42と、この内枠42を外枠41に対してスライドさせるための駆動装置43を備えている。
外枠41は、図示するように回転ベース21に対して傾斜して取り付けられている。このため、内枠42は、回転ベース21ひいては車両フロアFに対して傾斜する方向にスライドする。この構成によれば、後述するようにシート本体3を車両室外側に移動させると、シート本体3は車両室外側よりも徐々に低い位置に移動するため、車両室外側では例えば車いすと同等の高さにシート本体を位置させることができ、これにより両者間の乗り移り動作を楽に行うことができる。
内枠42の上面にはシート本体3を取り付けるためのブラケット46,47が取り付けられている。
【0011】
駆動装置43は、駆動モータ44と、この駆動モータ44により回転するねじ軸45と、このねじ軸45に噛み合わされたナット48を備えている。駆動モータ44は、外枠41の後部に取り付けられている。ねじ軸45の基端側は、この駆動モータ44の出力軸に連結されている。ねじ軸45の先端側45aは、外枠41の前枠41aに回転可能に支持されている。ナット48は、ブラケット48aを介して内枠42の後部に取り付けられている。
以上の構成によれば、駆動モータ44が起動すると、ねじ軸45が回転してナット48がこのねじ軸45に対して移動し、これにより内枠42が外枠41に沿ってスライドする。駆動モータ44が正転すると内枠42は図示左方へ前進し、駆動モータ44が逆転すると内枠42は図示右方へ後退する。
【0012】
ブラケット46,47を介して車幅方向移動装置40の上方にはサブベース49が取り付けられており、このサブベース49の上面に第2回転盤50が取り付けられている。この第2回転盤50も、相互に回転可能な外輪50aと内輪50bを備えている。外輪50aはサブベース49側に固定され、内輪50bはシートベース4の下面に固定されている。この第2回転盤50により、シート本体3は車幅方向移動装置40に対して約90゜の範囲で回転可能に支持されており、これによりシート本体3は、前記第1回転盤20とは独立して車両側方向きの位置と車両後方向きの位置との間で回転可能に設けられている。
シートベース4の上面側にシート本体3が固定されている。このシートベース4の前部には着座した乗員が足を載せ掛けるためのフットレスト4aが装備されている。
なお、図示は省略したが、上記第2回転盤50によるシート本体3の回転動作をロックするための第2回転ロック装置がシート本体3とサブベース49との間に設けられている。
【0013】
以上のように構成した車両用シート1は、乗員の車両への乗降に際して次のように用いられる。図5は、シート本体3が車両室内の着座位置に格納されて乗員が車両室内への乗り込みを完了した状態を示している。この着座位置では、シート本体3は車両正面向きに位置し、かつ前後方向移動装置10の後端位置に位置している。
なお、以下の説明において、便宜上第1回転盤20または第2回転盤50の回転中心をシート本体3の位置とする。また、図5〜図11において第1回転盤20または第2回転盤50の回転中心の位置を、車両幅方向に沿った線Xと車両前後方向に沿った線Yとの交点として示す。図5に示す着座位置では、シート本体3は、線X1と線Y1の交点(X1,Y1)に位置している。
【0014】
シート本体3を上記着座位置に位置させた状態(図5の状態)から乗員が車両を降りる場合には、先ず図6に示すようにドアパネルDPを開放した後、シート本体3をドア開口部D側に向けて回転させる。シート本体3の回転動作と前後方向の移動動作は、連動装置30により連動してなされるので、シート本体3は、車両前方へ移動しつつドア開口部D側に向けて回転される。図6では、シート本体3を着座位置より僅かに車両前方に移動させ(X2,Y1)、かつドア開口部D側に約45゜回転させた状態が示されている。
図7に示すようにシート本体3を着座位置からドア開口部Dに向けて約90゜回転させると、該シート本体3は着座位置から車両前方へさらに移動して、線X3と線Y1の交点(X3,Y1)の位置に至る。
【0015】
次に、図8に示すように車幅方向移動装置40の駆動モータ44を起動して、シート本体3を車室外に向けて車幅方向に移動させる。これによりシート本体3がドア開口部Dを経てほぼ車室外に出された状態となる。なお、前述したようにシート本体3は徐々に低い位置に変位しながら車室外側へ移動する。
図8および図9では、第2回転盤50の回転中心をシート本体3の位置して示している。第2回転盤50の回転中心は、車幅方向に沿った線X4と車両前後方向に沿った線Y2の交点(X4,Y2)として示されている。従って、シート本体3は車両室内側の線Y1の位置から車両室外側の線Y2の位置に移動している。なお、シート本体3を車両室外側に移動させる段階では、該シート本体3は車両前後方向には移動しない。
車室外に移動した状態では、シート本体3は車両側方(図8において下方)に向けられているため、シート本体3の右側(着座した乗員から見て)にはドアパネルDPが位置し、また左側後方には車両ボディBが位置している。このため、ドアパネルDPや車両ボディBが邪魔になって、例えば車いすKをシート本体3に対して横付けしづらい。一般に、シート本体3と同じ向きに車いすKを横付けすることが、該車いすKとシート本体3との間で乗員が乗り移り動作をする場合における乗員および介護者の負担が最も小さい。
【0016】
そこで、第2回転ロック装置を解除してシート本体3を図8において反時計回り方向に回転させて、該シート本体3および着座した乗員が車両後方に向いた状態とする。この状態が図9に示されている。図9には、車両後方向きに位置するシート本体3の左側に車いすKが横付けされた状態が示されている。なお、シート本体3の車両後方向きの位置は、第2回転ロック装置によりロックされる。
このように車いすKをシート本体3の横に並べて位置させることにより、乗員はシート本体3から車いすKへ乗り移る動作をし易くなり、またこれを補助する介護者の負担も少なくなる。
以上、乗員が車両室内の着座位置から車両室外の車いすKに乗り移るまで(車両を降りる場合)の一連の動作について説明したが、逆に車両室外の車いすKからシート本体3に乗り移って車両室内の着座位置まで移動する場合(車両に乗車する場合)には、当該車両用シート1を上記とは全く逆に動作させればよい。
【0017】
このように、本実施形態の車両用シート1によれば、車両室外側に移動させた状態でシート本体3を回転させるための第2回転盤50を備えているので、車両室外においてシート本体3を車両後方向きに位置させることができ、これによりシート本体3と例えば車いすKとの間の乗り移り動作を従来よりも楽に行うことができ、ひいては乗員および介護者の負担を従来よりもさらに低減させることができる。
ここで、仮に第2回転盤50を設けることなく、第1回転盤20を利用してシート本体を車両後方向きに位置させる構成(車両室内において第1回転盤20によりシート本体を車両正面向きの位置から180゜回転させる構成)とした場合には、シート本体を後方向きに位置させた状態でドア開口部Dを通過させることになるが、シート本体3は一般的に左右幅よりも前後幅が大きいため、この場合にはシート本体がピラー等に干渉してドア開口部Dを通過させることが困難になる場合がある。
この点例示した実施形態によれば、第1回転盤20に加えて第2回転盤50を備えているため、シート本体3を限られた幅のドア開口部Dをスムーズに通過させ、かつ車室外におけるシート本体3の周囲の自由度を得るという2つの要求を満足させることができる。
【0018】
以上のように構成した車両用シート1によれば、第2回転盤50を備えているので、車両室外側においてシート本体3を車両側方向きの位置だけでなく、車両後方向きに位置させることができるので、特に車いすKとの間で乗り移り動作を行う場合における乗員および介護者の負担を従来よりも一層低減させることができる。
また、従来通り車両室外においてシート本体3を車両側方向きに位置させることもできるので、乗員の様々な乗降形態に合わせて最適の向きを選択することができ、この点で従来の車両用シートよりも使い勝手をよくすることができる。
【0019】
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、第2回転盤50によりシート本体3を車両側方向きの位置から車両後方向きの位置に回転させる構成を例示したが、図10に示すようにこの第2回転盤50によりシート本体3を車両正面向きの位置に回転させる構成としてもよい。この構成によれば、車両室外においてシート本体3の前方にはドアパネルDPが位置しているので、前記したようにドアパネルDPに干渉するためシート本体3に車いすKを横付けしづらい。しかしながら、乗員の身体不自由度は様々であり、あえて車いすKを利用するまでもなく、自分で歩行してドアパネルDPに掴まりながらシート本体3に着座できる場合があり、この場合にはシート本体3が車両側方向きあるいは車両後方向きに位置しているよりも身体の回転動作が少ない点で前方にドアパネルDPが位置している車両正面向きに位置に回転させる構成が望ましい。
【0020】
また、第2回転盤50により、シート本体3を車両正面向きの位置、車両側方向きの位置、および車両後方向きの3個所の位置に回転可能な構成とすることにより車室外における乗員のシート本体3への着座動作をより一層楽に行うことができ、またこれにより介護者の負担をより一層低減することができる。
さらに、図11に示すように第2回転盤50によりシート本体3をドアパネルDPに沿って斜め後方向きの位置に回転させる構成としてもよい。
また、シート本体3を第2回転盤50により回転させて、第2ロック装置により予め設定された2〜3箇所に位置保持する構成とする場合の他、全方向に回転させて第2ロック装置によりさらに多くの位置(あるいは無段階の任意の位置)に位置保持可能な構成としてもよい。
また、第2回転盤50によりシート本体3の全体を回転させる構成としたが、シートクッション3aのみを回転させる構成としてもよい。この場合、シートバック3bはシートベース4に固定し、シートベース4とシートクッション3aとの間に第2回転盤50を介装する構成とすればよい。
【0022】
さらに、車幅方向移動装置40は、駆動装置43により内枠42を外枠41に対してスライドさせる構成(スライドダウン方式)したが、例えば回転ベース21とサブベース49の間に左右一対の四節リンク機構を介在させ、この両四節リンク機構を電動モータにより上下に伸縮させることによりシート本体をドア開口部Dを経て車両室外に振り出す構成(スイングダウン方式)としてもよい。
また、例示したスライドダウン方式において、車幅方向移動装置40の外枠41および内枠42を回転ベース21ひいては車両フロアFに対して傾斜して設けることにより、車室外側に移動させるほどシート本体3が低い位置に変位する構成を例示したが、車室外側に移動させても高さ方向には変化せず、水平に移動する構成としてもよい。
最後に、助手席に適用した車両用シート1を例示したが、運転席、後部座席あるいはワンボックス車両の第2列席等に幅広く適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両室内を示す図であり、運転席および本実施形態に係る助手席を車両後方から見た図である。
【図2】同じく、運転席および助手席を車両後方から見た図である。本図は、シート本体をドア開口部側に向けた状態を示している。
【図3】前後方向移動装置および連動装置の斜視図である。
【図4】車幅方向移動装置の斜視図である。
【図5】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を車両室内の着座位置に位置させた状態を示している。
【図6】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を第1回転盤によりドア開口部側へ約45゜回転させた状態を示している。
【図7】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を第1回転盤により回転させてドア開口部に向けた状態を示している。
【図8】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を車室外側に移動させた状態を示している。
【図9】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を第2回転盤により回転させて車両後方に向けた状態を示している。
【図10】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を第2回転盤により回転させて車両前方に向けた状態を示している。
【図11】車両用シートの平面図である。本図は、シート本体を第2回転盤により回転させて車両斜め後方へ向けた状態を示している。
【符号の説明】
1…車両用シート
3…シート本体
10…前後方向移動装置
12…メインベース
20…第1回転盤、20a…外輪、20b…内輪
21…回転ベース
30…連動装置
40…車幅方向移動装置
43…駆動装置、44…駆動モータ
49…サブベース
50…第2回転盤、50a…外輪、50b…内輪
D…ドア開口部、DP…ドアパネル、h…ヒンジ
F…車両フロア、B…車両ボディ

Claims (2)

  1. ドアパネルを車両前側に水平回動させて開かれるドア開口部を経て、シート本体を車室内側と車室外側との間で車幅方向に移動させる車両用シートであって、
    前記シート本体と車両フロアとの間に設置されて、該シート本体を車室内において車両正面向きの位置と前記ドア開口部側を向いた位置との間で水平回転させる第1回転盤と、
    該第1回転盤と前記シート本体との間に設置されて該第1回転盤により前記ドア開口部側に向けられた状態のシート本体を車幅方向に移動させる車幅方向移動装置と、該車幅方向移動装置と前記シート本体との間に設置されて、該車幅方向移動装置により車室外側に移動したシート本体を車両後方向きの位置に水平回転させる第2回転盤を備えた車両用シート。
  2. 請求項記載の車両用シートであって、第1回転盤を車両前後方向に移動させる前後方向移動装置と、該前後方向移動装置による前記第1回転盤の車両前後方向の移動動作と、第1回転盤による車幅方向移動装置の回転動作を連動させる連動装置を備えた車両用シート。
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