JP3746408B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行等の金融機関に設置される自動取引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は銀行等の金融機関で使用されている自動取引装置を示すブロック図である。
図において1は自動取引装置で、この自動取引装置1は以下に説明する2〜9の構成要素を備えている。
【0003】
2は自動取引装置1全体を制御する主制御部(制御手段)で、自動取引装置1の中枢を担うものである。
3は顧客操作表示部で、顧客に暗証番号入力や金額入力等の操作を行わせるための取引の誘導文言及び入力キー等の表示を行うLCDやCRT等の表示部(顧客表示手段)上に、キー押下位置を検出するタッチパネルを配することにより構成されている。
【0004】
4はカードリーダプリンタで、カードリーダ部とプリンタ部とを有し、カードリーダ部は磁気カードに設けられた磁気ストライプに対して磁気データの読み取りと書き込みを行い、プリンタ部は取引内容をレシートに印字して放出する機能を有している。
5は紙幣入出金機、6は硬貨入出金機で、紙幣入出金機5は取引に伴う紙幣の入出金処理を行い、また硬貨入出金機6は同じく取引に伴う硬貨の入出金処理を行うものとなっている。
【0005】
7は通帳記帳機で、通帳に対する取引内容の印字と、通帳に設けられた磁気ストライプに対して磁気データの読み取りと書き込みを行う機能を有し、更に通帳への印字中等に改頁の必要が生じた場合、自動的に頁捲りを行う自動改頁機構を備えている。
8は内部操作部で、金融機関の担当係員や保守員等を対象とした各種の操作、例えば、自動取引装置1の運用状況、実行中の取引内容、障害時の発生状況等の各種の情報の表示、電源のON/OFFやリセットの指示、及び保守動作の実行指示等を行う部位である。
【0006】
これら各入出力装置は主制御部2に接続されており、取引の進行に併せて主制御部2により制御される。
9は上位インターフェイス部で、主制御部2はこの上位インターフェイス部9により交換回線等を介してホストコンピュータ10に接続するものとなっている。
【0007】
ホストコンピュータ10は金融機関のセンタ等に設置され、金融機関の店舗等に設置されている複数の自動取引装置1に対してデータの授受を行う上位装置であり、顧客の取引データ等を統括して管理している。
このような構成を有する自動取引装置1において、従来の支払取引は以下のように行われている。
【0008】
図5は従来例を示す図で、自動取引装置1の顧客操作表示部3に表示される支払取引の初期画面及び操作誘導画面を示す図である。
まず、図5(a)に示す顧客操作表示部3に表示された初期画面を見て顧客がお支払いキーを押下することにより支払取引を選択すると、図5(b)に示す顧客にキャッシュカードの挿入を促す誘導画面が表示される。
【0009】
これにより顧客がキャッシュカードをカードリーダプリンタ4に挿入すると、カードリーダが挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプに記録されている顧客情報を読み取って主制御部2に送信し、主制御部2はこの顧客情報を図示しない一時記憶用のメモリに格納する。
次に、顧客操作表示部3に図5 (c) に示したように顧客に暗証番号の入力を促す誘導画面を表示し、これを見た顧客がテンキーを押下し、更に確認キーを押下すると、入力された暗証番号が主制御部2に送られ、主制御部2はこの暗証番号を前記一時記憶用のメモリに格納する。
【0010】
そして主制御部2はこの暗証番号と顧客情報を上位インターフェイス部9を介してホストコンピュータ10に送信し、主制御部2から取引許可の通知を受けると、顧客操作表示部3に図5 (d) に示したように顧客に通帳の挿入を促す誘導画面が表示され、これにより顧客が通帳を通帳記帳機7に挿入するか、または一定の時間が経過すると、顧客操作表示部3に図5 (e) に示す顧客に支払希望金額の入力を促す誘導画面が表示される。
【0011】
これを見て顧客がテンキーにより支払希望金額を入力し、確認キーを押下すると、入力された金額情報が主制御部2に送信され前記メモリに記憶される。
その後、顧客操作表示部3に図5 (f) に示す顧客が入力した支払希望金額の確認を促す誘導画面が表示され、顧客が確認キーを押下すると、ホストコンピュータ10は紙幣入出金機5と硬貨入出金機6に出金を指示する。
【0012】
これにより紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6は収納部から紙幣及び硬貨を繰り出して計数し、計数が完了すると顧客操作表示部3に図5 (e) に示す顧客に紙幣及び硬貨の受取を促す誘導画面が表示され、紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6のシャッターが開く。
この紙幣及び硬貨を顧客が受け取ると、顧客操作表示部3に図5 (h) に示すカードやレシート等の受取を促す誘導画面が表示され、主制御部10に指示によりカードリーダプリンタ4のカードリーダにより磁気情報が更新されたカード及びプリンタ部で取引内容が印字されたレシートが放出される。
【0013】
また、通帳が挿入されている場合は、通帳記帳機7で取引内容が印字された通帳記帳機が排出されるが、未記帳の取引データがある場合は、その未記帳の取引データの印字も行われる。
これらのカードやレシート及び通帳を顧客が受け取ることで取引が終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では以下の問題がある。
すなわち、顧客が普段通帳を使わず、カードのみで取引を続けると通帳への記帳が行われないため、未記帳の取引データ(口座からの自動引き落としの分も含む)が発生するが、この未記帳の取引データはすべて金融機関のホストコンピュータに保存されるので、ホストコンピュータにおける保存データ量が膨大なものになる。
【0015】
特に、最近では口座引き落としなどが多くなり、通帳を持参しない顧客が増加し、しかも通帳に記帳できる時間が限られていることも多いことから、未記帳の取引データは増加の一途を辿っている。
そのため、金融機関側は顧客に対し、一定の期日までに未記帳分の取引データを記帳しない場合はまとめて結果のみを通帳に印字する旨の文書を郵送しているが、多大なコストがかかるという問題がある。
【0016】
従って、本発明は、金融機関のホストコンピュータにおける未記帳の取引データの量を減少させ、取引データの記帳を促す文書の郵送にかかるコストを低減できる自動取引装置を実現することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、取引の誘導画面を表示する表示部と顧客が情報の入力操作を行う操作部からなる顧客操作表示部を備え、顧客の操作により各種の取引を行う自動取引装置において、カードによる取引中に上位装置から未記帳の取引データを受け取った場合、前記顧客操作表示部により未記帳のデータが有ることを顧客に知らせると共に、次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて印字するか否かを問う表示を行い、前記顧客が1件にまとめて印字することを承諾する情報を入力した場合、次に前記未記帳の取引データをレシートに印字するか否かを問う表示を前記顧客操作表示部により行って、顧客がレシートへの印字を希望した場合、前記未記帳の取引データを今回の取引内容と共にレシートへ印字し、かつ前記上位装置が前記顧客の未記帳のデータを抹消して、その未記帳の取引データを1件にまとめた金額データのみを保持するように前記1件にまとめて印字することを承諾した旨の通知を前記上位装置に送り、次回の取引で通帳が挿入された場合、その通帳に未記帳のデータを1件にまとめた形で金額データとして印字することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明による自動取引装置の実施の形態について説明する。
尚、装置の構成は図4に示したものと同様であり、以下の説明はその符号を用いる。
【0019】
図1は第1の実施の形態を示す図で、自動取引装置1の顧客操作表示部3に表示される支払取引の初期画面及び操作誘導画面を示す図である。
まず、図1(a)に示す顧客操作表示部3に表示された初期画面を見て顧客が「お支払い」キーを押下することにより支払取引を選択すると、図1(b)に示す顧客にキャッシュカードの挿入を促す誘導画面が表示される。
【0020】
これにより顧客がキャッシュカードをカードリーダプリンタ4に挿入すると、カードリーダ部が挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプに記録されている顧客情報を読み取って主制御部2に送信し、主制御部2はこの顧客情報を図示しない一時記憶用のメモリに格納する。
次に、顧客操作表示部3に図1 (c) に示したように顧客に暗証番号の入力を促す誘導画面を表示し、これを見た顧客がテンキーを押下し、更に確認キーを押下すると、入力された暗証番号が主制御部2に送られ、主制御部2はこの暗証番号を前記一時記憶用のメモリに格納する。
【0021】
そして主制御部2はこの暗証番号と顧客情報を上位インターフェイス部9を介してホストコンピュータ10に送信し、ホストコンピュータ10で顧客情報に含まれる口座番号の存在が確認されると取引許可の通知が主制御部2に送られる。また、このとき該当口座に未記帳の取引データがある場合は、その未記帳の取引データが取引許可の通知に付加され主制御部2に送られる。
【0022】
主制御部2が取引許可の通知を受けると、顧客操作表示部3に図1 (d) に示す顧客に通帳の挿入を促す誘導画面が表示され、これにより顧客が通帳を持参していれば、その通帳を通帳記帳機7に挿入し、通帳に未記帳の取引データが印字され、その旨の情報がホストコンピュータ10に送信されることで、ホストコンピュータ10は該当データを印字済として抹消するが、ここでは通帳を持参していないものとし、カードのみの取引として説明を進める。
【0023】
図1 (d) に示した誘導画面が表示されてから、通帳の挿入がないまま一定の時間が経過すると、顧客操作表示部3に図1 (e) に示したように顧客に未記帳の取引データがあることをその件数と共に知らせると同時に、次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて結果のみを記帳するか否かを問う誘導画面が表示され、この画面をみて顧客が承諾入力のための「はい」キーを押下すると、図1 (f) に示したように顧客に次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて金額(残高)のみを記帳する旨の誘導画面が表示される。
【0024】
この「はい」キーの押下情報は主制御部2により取引終了時に取引結果情報と共にホストコンピュータ10に送られ、これによりホストコンピュータ10で未記帳の取引データは抹消され、金額データ(残高データ)のみ保持される。
続いて、図1 (g) に示す顧客に支払希望金額の入力を促す誘導画面が表示され、これを見て顧客がテンキーにより支払希望金額を入力し、確認キーを押下すると、入力された金額情報が主制御部2に送信され前記メモリに記憶される。
【0025】
その後、顧客操作表示部3に図1 (h) に示す顧客が入力した支払希望金額の確認を促す誘導画面が表示され、顧客が確認キーを押下すると、ホストコンピュータ10は紙幣入出金機5と硬貨入出金機6に出金を指示する。
これにより紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6は収納部から紙幣及び硬貨を繰り出し、金種鑑別や計数、及び計数後の入出金口への集積等の処理が行われる。
【0026】
この間、主制御部2の指示によりカードリーダプリンタ4のカードリーダによりカードの磁気ストライプにおける磁気情報が更新され、またプリンタ部でレシート用紙に未記帳の取引データと今回の取引内容の印字が行われる。
そして紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6で入出金口への紙幣及び硬貨の集積が終了すると、顧客操作表示部3に図1 (i) に示す顧客に紙幣及び硬貨の受取を促す誘導画面が表示され、紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6における入出金口のシャッターが開く。
【0027】
この紙幣及び硬貨を顧客が受け取ると、顧客操作表示部3に図1 (j) に示すカードやレシート等の受取を促す誘導画面が表示され、磁気情報が更新されたカードと今回の取引内容が印字されたレシートがカードリーダプリンタ4から放出される。
そして、このカードやレシート及び通帳を顧客が受け取ることで取引が終了するが、この顧客が次回の取引で通帳記帳機7に通帳を挿入すると、その通帳に未記帳の取引データが1件にまとめられた形で金額データとして印字される。
【0028】
尚、前記図1(e)の画面を見て顧客が画面中の「いいえ」キーを押下した場合、図1(f)の誘導画面は表示されず、図1(e)の誘導画面から図1(g)の誘導画面に移行して、紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6による出金処理、現金の放出、カードリーダプリンタ4からのカードとレシートの放出が行われる。
この場合、「いいえ」キーの押下情報は主制御部2により取引結果情報と共にホストコンピュータ10に送られ、これによりホストコンピュータ10で未記帳の取引データは保持される。
【0029】
以上説明した第1の実施の形態によれば、カードのみで取引が行われた際、次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて結果のみを記帳するか否かの判断を促す誘導画面が表示し、顧客が1件にまとめて記帳することを承諾した場合、次回の取引時に通帳に未記帳の取引データを1件にまとめて金額データのみを記帳するようにしているため、ホストコンピュータで未記帳の取引データを金額データのみ残して抹消することができ、これによりホストコンピュータにおける未記帳の取引データの保存量を減少させることができる。
【0030】
また、取引中の誘導画面で未記帳の取引データがあることを顧客が表示して通知できるので、未記帳の取引データを記帳する依頼の文書を郵送する必要がなくなり、コストを削減することができる。
図2は第2の実施の形態を示す図で、自動取引装置1の顧客操作表示部3に表示される支払取引の初期画面及び操作誘導画面を示す図である。
【0031】
まず、図2(a)に示した誘導画面による支払取引の選択から、図2(e)に示した顧客に未記帳の取引データがあることをその件数と共に知らせると共に、次回の取引時にまとめて結果のみを記帳するか否かの判断を促す誘導画面を表示するまでの処理は第1の実施の形態と同様に行われる。
この画面を見て顧客が画面中の「はい」キーを押下すると、図2 (f) に示したように、未記帳分の取引データをレシ−トに印字するか否かを問う誘導画面が顧客操作表示部3に表示される。
【0032】
ここで、顧客が承諾の「はい」キー、または否定の「いいえ」キーを押下すると、図2 (g) に示したように顧客に次回の取引時では未記帳の取引データを1件にまとめて金額(残高)のみを記帳する旨の誘導画面が表示される。
続いて、図2 (h) に示す顧客に支払希望金額の入力を促す誘導画面が表示され、これを見て顧客がテンキーにより支払希望金額を入力し、確認キーを押下すると、入力された金額情報が主制御部2に送信され前記メモリに記憶される。
【0033】
その後、顧客操作表示部3に図2 (i) に示す顧客が入力した支払希望金額の確認を促す誘導画面が表示され、顧客が確認キーを押下すると、主制御部10は紙幣入出金機5と硬貨入出金機6に出金を指示する。
これにより紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6は収納部から紙幣及び硬貨を繰り出し、金種鑑別や計数、及び計数後の入出金口への集積等の処理が行われる。
【0034】
この間、主制御部2の指示によりカードリーダプリンタ4のカードリーダによりカードの磁気ストライプにおける磁気情報が更新され、またプリンタ部では図2 (f) で「はい」キーが押下されていればレシート用紙に未記帳の取引データと今回の取引内容の印字が、「いいえ」キーが押下されていればレシート用紙に今回の取引内容のみの印字が行われる。
【0035】
そして紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6で入出金口への紙幣及び硬貨の集積が終了すると、顧客操作表示部3に図2 (j) に示す顧客に紙幣及び硬貨の受取を促す誘導画面が表示され、紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6における入出金口のシャッターが開く。
この紙幣及び硬貨を顧客が受け取ると、顧客操作表示部3に図2 (k) に示すカードやレシート等の受取を促す誘導画面が表示され、磁気情報が更新されたカードとレシートがカードリーダプリンタ4から放出される。
【0036】
そして、このカードやレシート及び通帳を顧客が受け取ることで取引が終了するが、この顧客が次回の取引で通帳記帳機7に通帳を挿入すると、その通帳に未記帳の取引データが1件にまとめられた形で金額データとして印字される。
図3は本実施の形態におけるレシートと従来例のおけるレシートを示す図で、図3(b)に示したように従来ではレシート用紙に今回の取引内容のみの印字しか行われないのに対し、本実施の形態では、図2 (f) で「はい」キーが押下された場合、図3(a)に示したようにレシートには未記帳の取引データと今回の取引内容の印字が行われる。
【0037】
尚、前記図2(e)の画面を見て顧客が画面中の「いいえ」キーを押下した場合は、図2(f)及び(g)の誘導画面は表示されず、図2(e)の誘導画面から図2(h)の誘導画面に移行して、紙幣入出金機5及び硬貨入出金機6による出金処理、現金の放出、カードリーダプリンタ4からのカード及びレシートの放出が行われる。
【0038】
この場合、「いいえ」キーの押下情報は主制御部2により取引結果情報と共にホストコンピュータ10に送られ、これによりホストコンピュータ10で未記の取引帳データは保持される。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施と同様の効果が得られる他、顧客に希望によりレシートに未記帳の取引データを印字して放出するため、通帳を持っていないときでも、口座引き落としがされたかどうかや、前回の取引でいくら支払ったか等を確認することが可能となり、顧客に対するサービスの向上が図れる。
【0039】
尚、上述した各実施の形態では、暗証番号の入力後、金額入力の前に顧客に対して未記帳の取引データがあることをその件数と共に知らせると共に、次回の取引時にまとめて結果のみを記帳するか否かの判断を促す誘導画面を表示しているが、この誘導画面を金額入力後に表示して次回の取引時にまとめて結果のみを記帳するか否かの選択を行わせるようにしてもよい。
【0040】
また、上述した各実施の形態では、支払取引を例にして説明したが、預け入れ等の他の取引においても適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、カードによる取引中に上位装置から未記帳の取引データを受け取った場合、前記顧客操作表示部により未記帳のデータが有ることを顧客に知らせると共に、次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて印字するか否かを問う表示を行い、前記顧客が1件にまとめて印字することを承諾する情報を入力した場合、その旨の通知を上位装置に送り、次回の取引で通帳が挿入された場合、その通帳に未記帳のデータを1件にまとめて印字するようにしている。
【0042】
従ってこれによれば、上位装置で未記帳の取引データを金額データのみ残して抹消することができ、上位装置における未記帳の取引データの保存量を減少させることができるという効果が得られる。
また、取引中の誘導画面で未記帳の取引データがあることを顧客に表示して通知できるので、未記帳の取引データを記帳する依頼の文書を郵送する必要がなくなり、コストを削減することができるという効果も得られる。
【0043】
更に、本発明は、未記帳の取引データをレシートに印字するか否かを問う表示を行って、顧客がレシートへの印字を希望した場合、前記未記帳データを今回の取引内容と共にレシートに印字することも行うため、顧客は通帳を持参しなくても未記帳の取引データの内容を確認することが可能となり、顧客に対するサービスの向上を図ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す図。
【図2】第2の実施の形態を示す図。
【図3】第2の実施の形態におけるレシートと従来におけるレシートを示す図。
【図4】自動取引装置の構成を示すブロック図。
【図5】従来例を示す図。
【符号の説明】
1 自動取引装置
2 主制御部
3 顧客操作表示部
4 カードリーダプリンタ
5 紙幣入出金機
6 硬貨入出金機
7 通帳記帳機
10 ホストコンピュータ
Claims (1)
- 取引の誘導画面を表示する表示部と顧客が情報の入力操作を行う操作部からなる顧客操作表示部を備え、顧客の操作により各種の取引を行う自動取引装置において、
カードによる取引中に上位装置から未記帳の取引データを受け取った場合、前記顧客操作表示部により未記帳のデータが有ることを顧客に知らせると共に、次回の取引時に未記帳の取引データを1件にまとめて印字するか否かを問う表示を行い、
前記顧客が1件にまとめて印字することを承諾する情報を入力した場合、次に前記未記帳の取引データをレシートに印字するか否かを問う表示を前記顧客操作表示部により行って、顧客がレシートへの印字を希望した場合、前記未記帳の取引データを今回の取引内容と共にレシートへ印字し、かつ前記上位装置が前記顧客の未記帳のデータを抹消して、その未記帳の取引データを1件にまとめた金額データのみを保持するように前記1件にまとめて印字することを承諾した旨の通知を前記上位装置に送り、
次回の取引で通帳が挿入された場合、その通帳に未記帳のデータを1件にまとめた形で金額データとして印字することを特徴とする自動取引装置。
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