JP3744940B2 - 液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、液晶表示用の液晶組成物およびこれを用いる液晶表示素子に関する。さらに詳しくは、スーパーツイステッドネマチック(STN)方式の液晶表示用のネマチック液晶組成物およびこれを用いる液晶表示素子に関する。
背景技術
近年の情報機器、特に携帯用端末機器の発達に伴い、従来のCRT並みの表示容量と表示品質をもち、小型、薄型、かつ低消費電力の表示素子に対する要求が高くなってきている。このため現在は表示方式としてスーパーツイステッドネマチック(STN)方式を用いた液晶表示が主流となっている。この方式は、1984年にシェーファー(T. J. Scheffer)らによって提案されたものであり、従来液晶表示として広く使われていたねじれ角が90度のツイステッドネマチック(TN)方式の限界を打ち破った画期的なものである。即ち、ねじれ角を180〜270度の間に設定することにより、液晶セルの複屈折効果を利用して、90度のTN方式よりもかなり良好なコントラストと広い視野角がえられること、並びにデューティ数を拡大しても(〜1/480デューティ)表示品質の低下を伴わないことが報告されている(例えば、T. J. Schefferら:Appl.Phys.Lett.,45(1984)1021参照)。
現在、このSTN方式に使われる液晶材料に求められている課題としては、高コントラストを得るために電気光学特性が急峻であること、高速応答性を得るために粘性が低いこと、バックライトの熱分布の影響による表示ムラのない均一な表示画面を得るためにしきい値電圧の温度依存性が小さいこと(そのためにはNI転移温度が高いこと)、あるいはパネルの組立などの工程で取り込まれた異物などによる表示画面の表示ムラ並びに長時間点灯により生じる表示画面の焼き付き(残像)現象などの表示不良をなくすために電圧保持率が低いこと、またパネル製造の歩留まりを上げるためにd/pマージンが広いこと(そのためにはプレティルトが高いこと)などが挙げられる。
発明の開示
しかしながら、今まで高コントラスト、低粘性についての液晶組成物は種々検討されているが(特開平5−125363号公報など参照)、満足する液晶組成物の調製は困難であった。本発明は高コントラスト、高速応答性、表示ムラのない均一な表示画面を兼ね備え、製造歩留まりの高い液晶表示素子および前記特性を実現せしめる液晶組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、これらの課題を解決すべく、鋭意検討した結果、STN方式に使用する場合にこの目的を達成できる液晶組成物を見い出した。
本発明の液晶組成物はつぎの構成からなる。
(1) 第一成分として一般式(I−a)および(I−b)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を1〜15重量%、第二成分として一般式(II)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を8〜40重量%、第三成分として一般式(III)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を10〜30重量%、および第四成分として一般式(IV−a)、(IV−b)、(IV−c)および(IV−d)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を10〜45重量%含有することにからなる液晶組成物。
〔ただし、第一成分は、一般式(I−a)
Figure 0003744940
(式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)
で表される化合物または一般式(I−b)
Figure 0003744940
(式中、R2は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)
で表される化合物であり、
第二成分は、一般式(II)
Figure 0003744940
(式中、R3は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)
で表される化合物であり、
第三成分は、一般式(III)
Figure 0003744940
(式中、R4は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R5は炭素数2〜10のアルケニル基またはアルケニルオキシ基を示す。)
で表される化合物であり、
第四成分は、一般式(IV−a)
Figure 0003744940
(式中、R6は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R7は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示す。)
で表される化合物または一般式(IV−b)
Figure 0003744940
(式中、R8は炭素数1〜10のアルキル基を示し、R9は炭素数2〜10のアルケニル基またはアルケニルオキシ基を示す。)
で表される化合物または一般式(IV−c)
Figure 0003744940
(式中、R10は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R11は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示す。)
で表される化合物または一般式(IV−d)
Figure 0003744940
(式中、R12は炭素数1〜10のアルキル基を示し、R13は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基を示す。)
で表される化合物である。〕。
(2) (1)項の液晶組成物において、第五成分として一般式(V)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに5〜25重量%含有することからなる液晶組成物、
〔ただし、第五成分は一般式(V)
Figure 0003744940
(式中、R14は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、Xは単結合または−COO−を示す。)
で表される化合物である。〕。
(3) (1)項または(2)項の液晶組成物において、第六成分として一般式(VI)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜10重量%含有することからなる液晶組成物、
〔ただし、第六成分は一般式(VI)
Figure 0003744940
(式中、R15は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基を示す。)
で表される化合物である。〕。
(4) (1)〜(3)項のいずれか一項記載の液晶組成物において、第七成分として一般式(VII)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜15重量%含有することからなる液晶組成物、
〔ただし、第七成分は一般式(VII)
Figure 0003744940
(式中、R16およびR17はそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)
で表される化合物である。〕。
(5) (1)〜(4)項のいずれか一項記載の液晶組成物において、第八成分として一般式(VIII)で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜10重量%含有することからなる液晶組成物、
〔ただし、第八成分は一般式(VIII)
Figure 0003744940
(式中、R18は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R19は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)
で表される化合物である。〕。
(6) (1)〜(5)項のいずれか一項記載の液晶組成物において、一般式(I−a)において、R1は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物、
一般式(I−b)において、R2は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物、
一般式(II)において、R3は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−、CH3−CH2−CH2−CH=CH−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−で表される化合物、
一般式(III)において、R4は炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基、R5は−CH=CH2、−CH=CH−CH3、−CH2−CH2−CH=CH2、−CH2−CH2−CH=CH−CH3、−CH=CH−CH2−CH3、−CH=CH−CH2−CH2−CH3、−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物、
一般式(IV−a)において、R6はCH2=CH−、CH3−CH=CH−またはCH2=CH−CH2−CH2−、R7は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物、
一般式(IV−b)において、R8は炭素数1〜7のアルキル基、R9は−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物、
一般式(IV−c)において、R10はCH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R11は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物、
一般式(IV−d)において、R12は炭素数1〜7のアルキル基、R13は炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物、
一般式(V)において、R14は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、Xは単結合または−COO−で表される化合物、
一般式(VI)において、R15は炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物、
一般式(VII)において、R16およびR17はそれぞれ独立に炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物、
一般式(VIII)において、R18は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R19は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物を含有することからなる。本発明の液晶表示素子はつぎの構成からなる。
(7) (1)〜(6)項のいずれか一項に記載の液晶組成物を用いることからなる液晶表示素子。
発明を実施するための最良の形態
次に、本発明の液晶組成物を構成する各成分の化合物について説明する。
第一成分を構成する一般式(I−a)または(I−b)で表される化合物は非常に大きな正の誘電異方性を有し、かつ電圧保持率が低い化合物である。この第一成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のしきい値電圧の低下、しきい値電圧の温度依存性を小さくすることができまた電圧保持率を低くすることもできる。これらの化合物は、本発明において表示ムラのない均一な表示画面を実現させる液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(I−a)または(I−b)で表される化合物として好ましい物は、R1が炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、R2が炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物である。
第二成分を構成する一般式(II)で表される化合物は正の誘電異方性を有し、かつ弾性定数比(K33/K11)の値が非常に大きな化合物である。この第二成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物の弾性定数比(K33/K11)の値を大きくすることができる。これらの化合物は、本発明において電気化学特性が急峻である液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(II)で表される化合物として好ましい物は、R3が炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−、CH3−CH2−CH2−CH=CH−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−で表される化合物である。
第三成分を構成する一般式(III)で表される化合物は非常に低い粘性を有し、かつ弾性定数比(K33/K11)の値が比較的大きな化合物である。この第三成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物の粘性を低下させ、弾性定数比(K33/K11)の値を大きくすることができる。これらの化合物は、本発明において特に高速応答性を実現する液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(III)で表される化合物として好ましい物は、R4が炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基であり、R5が−CH=CH2、−CH=CH−CH3、−CH2−CH2−CH=CH2、−CH2−CH2−CH=CH−CH3、−CH=CH−CH2−CH3、−CH=CH−CH2−CH2−CH3、−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物であり、特に好ましい物はR4が炭素数1〜7のアルキル基であり、R5が−CH=CH2、−CH=CH−CH3、−CH2−CH2−CH=CH2、−CH2−CH2−CH=CH−CH3、−CH=CH−CH2−CH3、−CH=CH−CH2−CH2−CH3で表される化合物である。
第四成分を構成する一般式(IV−a)、(IV−b)、(IV−c)または(IV−d)で表される化合物は高いNI転移温度、低い粘性を有し、かつ弾性定数比(K33/K11)の値が比較的大きく、d/pマージンが広い化合物である。この第四成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のNI転移温度が高くなり、しきい値電圧の温度依存性を小さくすることができる。また液晶組成物の弾性定数比(K33/K11)の値を大きくし、d/pマージンを広くすることもできる。これらの化合物は、本発明において特にNI転移温度が高い液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(IV−a)、(IV−b)、(IV−c)または(IV−d)で表される化合物として好ましい物はR6がCH2=CH−、CH3−CH=CH−またはCH2=CH−CH2−CH2−、R7が炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、R8が炭素数1〜7のアルキル基、R9が−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物であり、R10がCH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R11が炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、R12が炭素数1〜7のアルキル基、R13が炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物である。
第五成分を構成する一般式(V)で表される化合物は高いNI転移温度を有し、かつしきい値電圧の温度依存性が小さい化合物である。この第五成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のNI転移温度が高くなり、しきい値電圧の温度依存性を小さくすることができる。これらの化合物は、本発明において表示ムラのない均一な表示画面を実現させる液晶組成物を提供するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(V)で表される化合物として好ましい物は、R14が炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、Xが単結合または−COO−で表される化合物である。
第六成分を構成する一般式(VI)で表される化合物は比較的大きな正の誘電異方性を有し、かつd/pマージンが広い化合物である。この第六成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のd/pマージンを広くすることができる。これらの化合物は、本発明においてパネル製造の歩留まりを向上するのに重要な役割を担う。本発明の一般式(VI)で表される化合物として好ましい物はR15が炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物であり、特に好ましい物はR15がCH3OCH2−、CH3OC24−、CH3OC36−、CH3OC48−またはCH3OC510−で表される化合物である。
第七成分を構成する一般式(VII)で表される化合物は比較的低い粘性を有し、かつΔnが大きい化合物である。この第七成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のΔnを任意に調整することができ、かつ粘性を低くすることができる。本発明一般式(VII)で表される化合物として好ましい物は、R16およびR17がそれぞれ独立に炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物である。
第八成分を構成する一般式(VIII)で表される化合物は高いNI転移温度を有し、かつ弾性定数比(K33/K11)の値が比較的大きな化合物である。この第八成分を他の液晶化合物または液晶組成物に加えることにより、液晶組成物のNI転移温度を高くすることができ、また弾性定数比(K33/K11)の値も大きくすることができる。本発明の一般式(VIII)で表される化合物として好ましい物は、R18が炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R19が炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物である。
本発明の液晶組成物における第一成分の一般式(I−a)または(I−b)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して1〜15%が好ましい。混合割合が1重量%未満だと本発明の課題であるしきい値電圧の温度依存性を小さくすることができず、また電圧保持率も低くすることができない。また混合割合が15重量%を超えると得られる液晶組成物の粘性が高くなったりして好ましくない。
第二成分の一般式(II)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して8〜40%が好ましい。混合割合が8重量%未満だと本発明の課題である弾性定数比(K33/K11)の値を大きくすることができない。また混合割合が40重量%を超えると得られる液晶組成物の粘性が高くなったりして好ましくない。
第三成分の一般式(III)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して10〜30%が好ましい。混合割合が10重量%未満だと本発明の課題である粘性を低くすることができず、弾性定数比(K33/K11)の値を大きくすることもできない。また混合割合が30重量%を超えると得られる液晶組成物のしきい値電圧が高くなったりして好ましくない。
第四成分の一般式(IV−a)、(IV−b)、(IV−c)または(IV−d)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して10〜45%が好ましい。混合割合が10重量%未満だと本発明の課題であるNI転移温度を高くすることができず、弾性定数比(K33/K11)の値を大きくすることもできない。また45重量%を超えると得られる液晶組成物のしきい値電圧が高くなったりして好ましくない。
第五成分の一般式(V)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して5〜25%が好ましい。混合割合が5重量%未満だと本発明の課題であるしきい値電圧の温度依存性を小さくすることができない。また25重量%を超えると得られる液晶組成物の粘性が高くなったりして好ましくない。
第六成分の一般式(VI)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して1〜10%が好ましい。混合割合が1重量%未満だと本発明の課題であるd/pマージンを広くすることができない。また10重量%を超えると得られる液晶組成物の粘性が高くなったりして好ましくない。
第七成分の一般式(VII)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して1〜15%が好ましい。混合割合が1重量%未満だと本発明の課題である粘性を低くすることができない。また15重量%を超えると得られる液晶組成物のしきい値電圧が高くなったりして好ましくない。
第八成分の一般式(VIII)で表される化合物の混合割合は、液晶組成物の全重量に対して1〜10%が好ましい。混合割合が1重量%未満だと本発明の課題であるNI転移温度を高くすることができない。また10重量%を超えると得られる液晶組成物のしきい値電圧が高くなったりして好ましくない。
本発明の液晶組成物には使用する液晶表示素子の目的に応じて得られる液晶組成物のしきい値電圧、ネマチック相温度範囲、Δn、粘性などを調整する目的で上記した一般式(I−a)〜(VIII)で表される化合物以外の他の化合物を本発明の目的を害さない範囲で適当量含有することができる。このような化合物の例として以下の化合物を挙げることができる。
Figure 0003744940
〔上記の式において、R20は炭素数1〜10のアルキル基、R21または、R22はそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基、R23は炭素数1〜10のアルキル基、R24は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基、R25またはR26はそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基を示す。〕
実施例
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。またこれらの例における組成は全て重量%で示される。略号は下記の意味を有する。
Figure 0003744940
実施例1
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第五成分〔式(V)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 82.3℃
η 23.6mPa・s
Vth 2.00V
Δn 0.140
γ 1.033
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.84
を有するSTN表示素子は385msecの応答時間を示した。また電圧保持率は75%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例2
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
第五成分〔式(V)〕として
Figure 0003744940
第五成分〔式(V)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 84.9℃
η 18.3mPa・s
Vth 2.00V
Δn 0.139
γ 1.042
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.83
を有するSTN表示素子は290msecの応答時間を示した。また電圧保持率は65%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例3
第一成分〔式(I−b)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
第六成分〔式(VI)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 75.2℃
η 19.3mPa・s
Vth 2.02V
Δn 0.136
γ 1.043
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.82
を有するSTN表示素子は247msecの応答時間を示した。また電圧保持率は70%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例4
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
第八成分〔式(VIII)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 85.2℃
η 18.7mPa・s
Vth 2.09V
Δn 0.137
γ 1.045
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.82
を有するSTN表示素子は320msecの応答時間を示した。また電圧保持率は75%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例5
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第一成分〔式(I−b)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
第五成分〔式(V)〕として
Figure 0003744940
第五成分〔式(V)〕として
Figure 0003744940
第六成分〔式(VI)〕として
Figure 0003744940
第七成分〔式(VII)〕として
Figure 0003744940
第八成分〔式(VIII)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 100.5℃
η 18.7mPa・s
Vth 2.22V
Δn 0.133
γ 1.045
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 260°
ティルト角 6°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.55
d×Δn 0.8
を有するSTN表示素子は295msecの応答時間を示した。また電圧保持率は68%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例6
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第一成分〔式(I−b)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 85.4℃
η 18.5mPa・s
Vth 1.99V
Δn 0.136
γ 1.047
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.82
を有するSTN表示素子は258msecの応答時間を示した。また電圧保持率は65%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例7
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第一成分〔式(I−b)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−b)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第七成分〔式(VII)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 100.3℃
η 17.1mPa・s
Vth 2.30V
Δn 0.134
γ 1.047
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 240°
ティルト角 4°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.5
d×Δn 0.82
を有するSTN表示素子は288msecの応答時間を示した。また電圧保持率は65%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
実施例8
第一成分〔式(I−a)〕として
Figure 0003744940
第一成分〔式(I−b)〕として
Figure 0003744940
第二成分〔式(II)〕として
Figure 0003744940
第三成分〔式(III)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−a)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−b)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−c)〕として
Figure 0003744940
第四成分〔式(IV−d)〕として
Figure 0003744940
第七成分〔式(VII)〕として
Figure 0003744940
その他の化合物として
Figure 0003744940
からなる液晶組成物は次のパラメーター;
NI 103.8℃
η 18.2mPa・s
Vth 2.35V
Δn 0.136
γ 1.042
を有し、そして下記のパラメーター;
ねじれ角 260°
ティルト角 6°
d/p(セル厚/ピッチ) 0.55
d×Δn 0.82
を有するSTN表示素子は277msecの応答時間を示した。また電圧保持率は63%であり、表示不良もなく焼き付け現象も観察されなかった。
産業上の利用可能性
本発明によって電気光学特性が急峻であり、低粘性の液晶組成物が得られ、これにより高コントラスト、高速応答性、表示ムラのない均一な表示画面を兼ね備え、製造歩留まりの高いSTN方式の液晶表示素子を提供することが可能になった。

Claims (7)

  1. 第一成分として一般式(I−a)および(I−b)
    Figure 0003744940
    (式中、R1とR2は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を1〜15重量%、
    第二成分として一般式(II)
    Figure 0003744940
    (式中、R3は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を8〜40重量%、
    第三成分として一般式(III)
    Figure 0003744940
    (式中、R4は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R5は炭素数2〜10のアルケニル基またはアルケニルオキシ基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を10〜30重量%、および
    第四成分として一般式(IV−a)、(IV−b)、(IV−c)および(IV−d)
    Figure 0003744940
    (式中、R6は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R7は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示す。)
    Figure 0003744940
    (式中、R8は炭素数1〜10のアルキル基を示し、R9は炭素数2〜10のアルケニル基またはアルケニルオキシ基を示す。)
    Figure 0003744940
    (式中、R10は炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R11は炭素数1〜10のアルキル基またはアルコキシ基を示す。)
    Figure 0003744940
    (式中、R12は炭素数1〜10のアルキル基を示し、R13は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を10〜45重量%、
    含有することからなる液晶組成物。
  2. 第五成分として一般式(V)
    Figure 0003744940
    (式中、R14は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、Xは単結合または−COO−を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに5〜25重量%含有することからなる請求の範囲第1項に記載の液晶組成物。
  3. 第六成分として一般式(VI)
    Figure 0003744940
    (式中、R15は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜10重量%含有することからなる請求の範囲第1項または第2項に記載の液晶組成物。
  4. 第七成分として一般式(VII)
    Figure 0003744940
    (式中、R16およびR17はそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜15重量%含有することからなる請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載の液晶組成物。
  5. 第八成分として一般式(VIII)
    Figure 0003744940
    (式中、R18は炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示し、R19は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)
    で表される化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物をさらに1〜10重量%含有することからなる請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項に記載の液晶組成物。
  6. 一般式(I−a)において、R1は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(I−b)において、R2は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(II)において、R3は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−、CH3−CH2−CH2−CH=CH−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−で表される化合物であり、
    一般式(III)において、R4は炭素数1〜7のアルキル基またはアルコキシ基、R5は−CH=CH2、−CH=CH−CH3、−CH2−CH2−CH=CH2、−CH2−CH2−CH=CH−CH3、−CH=CH−CH2−CH3、−CH=CH−CH2−CH2−CH3、−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物であり、
    一般式(IV−a)において、R6はCH2=CH−、CH3−CH=CH−またはCH2=CH−CH2−CH2−、R7は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(IV−b)において、R8は炭素数1〜7のアルキル基、R9は−O−CH2−CH=CH2または−O−CH2−CH=CH−CH3で表される化合物であり、
    一般式(IV−c)において、R10はCH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R11は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(IV−d)において、R12は炭素数1〜7のアルキル基、R13は炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(V)において、R14は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、Xは単結合または−COO−で表される化合物であり、
    一般式(VI)において、R15は炭素数2〜7のアルコキシアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(VII)において、R16およびR17はそれぞれ独立に炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物であり、
    一般式(VIII)において、R18は炭素数1〜7のアルキル基、CH2=CH−、CH3−CH=CH−、CH2=CH−CH2−CH2−またはCH3−CH=CH−CH2−CH2−、R19は炭素数1〜7のアルキル基で表される化合物である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液晶組成物。
  7. 請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載の液晶組成物を用いることを特徴とする液晶表示素子。
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