JP3744717B2 - 密閉型蓄電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン電池などの密閉型蓄電池に係り、特に、ガス排気用開口または注液用開口などの蓄電池に配設された開口を気密に封口する蓋体を備えた密閉型蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン電池などの密閉型蓄電池は、有底角筒状に成形した金属製外装缶内に、セパレータを介して正極と負極を積層した発電要素を収納した後、電解液を注液し、外装缶の開口に封口板を溶接することにより作製される。封口板には電池内部に発生したガスを排気するためのガス排気口が設けられており、このガス排気口に弾性弁体(安全弁装置)を備えた金属製の蓋体を配置し、この金属製の蓋体の周囲を封口板に溶接して電池を密閉化している。
【0003】
ここで、弾性弁体を備えた金属製の蓋体を用いると、弾性弁体は圧縮状態で蓋体内に配設されているため、蓋体の装着時には電池内は密閉状態に保持されるとともに、電池内にガスが発生して内圧が所定値よりも高くなると、弾性弁体は圧縮変形して電池内に発生したガスを電池外に速やかに放出させ、電池内の内圧が所定値よりも低下すると弾性弁体は圧縮力から解放されるため、自動復帰して電池内は元の密閉状態に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した弾性弁体は、金属製の蓋体が封口体のガス排気口に装着されるまでは金属製の蓋体内に単に挿入されているだけであるため、電池の製造過程、例えば蓋体の搬送時などの振動により、弾性弁体が金属製の蓋体より脱落して製造歩留まりが低下するという問題を生じた。
このため、接着剤を用いて弾性弁体を金属製の蓋体内に接着し、蓋体の搬送時などの電池の製造過程での振動等による弾性弁体の脱落を防止する手段を採用されようになった。しかしながら、接着剤の塗布量を均一にすることが困難で期待したような効果が得られなかった。また、接着剤の塗布量を一定にするための設備管理も簡単ではなく、製造が複雑になるという問題も生じた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、電池の製造過程で弾性弁体等が蓋体より容易に脱落しないような構造にして、製造歩留まりを向上させることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の密閉型蓄電池の蓋体は、電池に配設された開口に気密に固着されるフランジ部と、このフランジ部より突出して形成されて弾性弁体が装着される空間を備えた膨出部とからなり、この膨出部の側壁に排気用の開口を備えるとともに、膨出部の側壁の一部下端部に同側壁より前記空間側に向けて突出する突起部を備え、弾性弁体の周囲側壁に同弾性弁体より外方に向けて突出する環状の凸部を備えるとともに、突起部間の長さよりも環状の凸部の外径が大きく形成されていて、突起部と環状の凸部により弾性弁体が蓋体より脱落しないように保持されている。
【0006】
蓋体をこのような構成とすることにより、弾性弁体は突起部と環状の凸部によりにより脱落しないように保持されるため、蓋体の搬送時などの振動による弾性弁体が金属製の蓋体より脱落することが防止できるようになって、製造歩留まりが向上する。また、弾性弁体を保持するための接着剤が不要になるため、製造設備、管理が容易になり、この種の蓋体の取付が簡単、容易になる。
【0007】
そして、弾性弁体の周囲側壁に同弾性弁体より外方に向けて突出する環状の凸部を備えて、この環状の凸部の外径を突起部間の長さよりも大きくし、かつ、環状の凸部を蓋体の内周壁に接触させることにより、弾性弁体の位置ずれが防止でき、電池内が所定の圧力になると確実に圧縮変形して、安全弁としての機能を十分に発揮することが可能になるとともに、気密性も維持できるようになる。なお、このとき、突起部は同弾性弁体とは接触していない状態となっている。即ち、突起部間は弾性弁体の環状の凸部の外径より小さく、弾性弁体の周囲側壁の外径よりも大きい状態となっている。
【0008】
また、膨出部の側壁の一部下端部に同側壁より空間側に向けて突出する突起部を備えることに代えて、膨出部の内側壁に天井部からフランジ部に向けて空間側に傾斜させた傾斜面を備えるようにしても、上述とほぼ同様に弾性弁体を保持させることができる。
さらに、本発明においては、蓋体内に弾性弁体を保持させることに代えて安全弁機能を有しない弾性体を保持させることにより、蓋体の搬送時などの振動による弾性体の蓋体からの脱落を防止できるようになるとともに、注液口等の電池に配設された開口を気密に封止できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をニッケル−水素蓄電池に適用した場合の本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。なお、図1は第1実施例の蓋体を示す図であり、図1(a)は上面図であり、図1(b)は一部破断した正面図であり、図1(c)は一部破断した側面図であり、図1(d)は下面図である。図2は図1の蓋体に弾性弁体を装着した状態を示す図であり、図2(a)は上面図であり、図2(b)は一部破断した正面図であり、図2(c)は一部破断した側面図であり、図2(d)は下面図である。
【0010】
また、図3は第2実施例の蓋体を示す図であり、図3(a)は上面図であり、図3(b)は一部破断した正面図であり、図3(c)は一部破断した側面図であり、図3(d)は下面図である。図4は図3の蓋体に弾性弁体を装着した状態を示す図であり、図4(a)は上面図であり、図4(b)は一部破断した正面図であり、図4(c)は一部破断した側面図であり、図4(d)は下面図である。
さらに、図5は第3実施例の蓋体を示す図であり、図5(a)は上面図であり、図5(b)は一部破断した正面図であり、図5(c)は一部破断した側面図であり、図5(d)は下面図である。図6は図5の蓋体に弾性体を装着した状態を示す図であり、図6(a)は上面図であり、図6(b)は一部破断した正面図であり、図6(c)は一部破断した側面図であり、図6(d)は下面図である。
【0011】
1.蓋体の作成
(1)実施例1
本第1実施例の蓋体10は、図1及び図2に示すように、フランジ部11と、このフランジ部11より上方に突出して形成されて弾性弁体が装着される空間14を備えた膨出部12とから構成され、ニッケルメッキを施した鋼板(例えば、厚みが0.3mmのもの)を打ち抜き金型により打ち抜くことにより作製される。膨出部12の相対向する側壁下部には排気用の開口13,13が設けられており、膨出部12の相対向する側壁の下端部には、この側壁より空間14側に向けて突出する突起部12aが設けられている。
【0012】
この蓋体10の膨出部12の空間14に装着される弾性弁体15はEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)を略円柱状に成型して形成されているとともに、略円柱状の外周壁の中央部には環状凸部15aが形成されている。なお、弾性弁体15の円柱部の外径寸法は膨出部12の相対向する側壁間の最小寸法より若干小さめの寸法に形成されており、環状凸部15aの外径寸法は突起部12a間の寸法より大きくかつ相対向する側壁間の最大寸法と同等の寸法に形成されている。これにより、弾性弁体15を蓋体10の膨出部12の空間14に装着すると、弾性弁体15の環状凸部15aは突起部12aにより係止される。このため、振動等により弾性弁体15が蓋体10から脱落することが防止できるようになる。
【0013】
(2)実施例2
本第2実施例の蓋体20は、図3及び図4に示すように、フランジ部21と、このフランジ部21より上方に突出して形成されて弾性弁体25が装着される空間24を備えた膨出部22とから構成され、ニッケルメッキを施した鋼板(例えば、厚みが0.3mmのもの)を打ち抜き金型により打ち抜くことにより作製される。膨出部22の相対向する側壁下部には排気用の開口23,23が設けられており、膨出部22の相対向する一対の側壁は、これらの側壁より空間24側に向けて傾斜する傾斜部22aが設けられている。
【0014】
この蓋体20の膨出部22の空間24に装着される弾性弁体25はEPDMを略円柱状に成型して形成されているとともに、略円柱状の外周壁の上部には環状凸部25aが形成されている。なお、弾性弁体25の円柱部の外径寸法は膨出部22の相対向する側壁間の最小寸法より若干小さめの寸法に形成されており、環状凸部25aの外径寸法は相対向する側壁間の最小寸法より大きくかつ相対向する側壁間の最大寸法と同等の寸法に形成されている。これにより、弾性弁体25を蓋体20の膨出部22の空間24に装着すると、弾性弁体25の環状凸部25aは傾斜部22aの下部により係止される。このため、振動等により弾性弁体25が蓋体20から脱落することが防止できるようになる。
【0015】
(3)実施例3
本第3実施例の蓋体30は、図5及び図6に示すように、フランジ部31と、このフランジ部31より突出して形成されて弾性体35が装着される空間34を備えた膨出部32とから構成され、ニッケルメッキを施した鋼板(例えば、厚みが0.3mmのもの)を打ち抜き金型により打ち抜くことにより作製される。膨出部32の相対向する一対の側壁は、これらの側壁より空間34側に向けて傾斜する傾斜部32aが設けられている。なお、この蓋体30は安全弁装置としての機能を備える必要がないため、膨出部32の相対向する側壁下部には排気用の開口は設けられておらず、弾性体35は後述する注液口を密閉するために設けられている。
【0016】
この蓋体30の膨出部32の空間34に装着される弾性体35はEPDMを略円柱状に成型して形成されている。なお、弾性体35の円柱部の外径寸法は、相対向する側壁間の最小寸法より大きくかつ相対向する側壁間の最大寸法と同等の寸法に形成されている。これにより、弾性体35を蓋体30の膨出部32の空間34に装着すると、弾性体35は傾斜部32aの下部により係止される。このため、振動等により弾性弁体35が蓋体30から脱落することが防止できるようになる。
【0017】
2.弾性弁体あるいは弾性体の脱落試験
上述のようにして作製した実施例1〜3の蓋体10,20,30と、上述した従来例の蓋体をそれぞれ10000個ずつ用意し、これらの蓋体を搬送する途中で弾性弁体あるいは弾性体が蓋体から脱落した個数を測定すると、下記の表1に示すような結果となった。
【0018】
【表1】
【0019】
上記表1から明らかなように、本発明の各実施例の蓋体10,20,30においては、弾性弁体15,25あるいは弾性体35が各蓋体10,20,30から脱落しなかったことが分かる。
【0020】
3.角型ニッケル−水素蓄電池の作製
(1)実施例1
ついで、水素吸蔵合金負極板とニッケル正極板とをセパレータを介して積層した極板群を作製した後、この極板群を有底四角柱状(角型)の金属外装缶に挿入し、極板群の負極板より延出するリードを負極端子に接続するとともに正極板より延出するリードを正極端子に接続する。また、上述した実施例1の蓋体10を図示しない封口板に設けられたガス排気口に載置し、蓋体10のフランジ部11の周囲をスポット溶接することにより封口板を予め作製した。この後、金属製外装缶内に30重量%の水酸化カリウム(KOH)水溶液よりなる電解液を注液し、金属製外装缶の開口部に予め作製した封口板をレーザ溶接することにより、気密に密閉された実施例1の角型ニッケル−水素蓄電池を作製した。
【0021】
(1)実施例2
また、上述した実施例2の蓋体20を封口板に設けられたガス排気口に載置し、蓋体20のフランジ部21の周囲をスポット溶接することにより、図示しない封口板を予め作製した。この後、金属製外装缶内に30重量%の水酸化カリウム(KOH)水溶液よりなる電解液を注液し、金属製外装缶の開口部に予め作製された封口板をレーザ溶接することにより、気密に密閉された実施例2の角型ニッケル−水素蓄電池を作製した。
【0022】
(2)実施例3
一方、水素吸蔵合金負極板とニッケル正極板とをセパレータを介して積層した極板群を作製した後、この極板群を有底四角柱状(角型)の金属外装缶に挿入し、極板群の負極板より延出するリードを負極端子に接続するとともに正極板より延出するリードを正極端子に接続する。ついで、金属製外装缶の開口部に封口板をレーザ溶接した後、外装缶の側壁に設けられた注液口から30重量%の水酸化カリウム(KOH)水溶液よりなる電解液を注液する。この後、上述した実施例3の蓋体30を注液口に載置し、蓋体30のフランジ部31の周囲をスポット溶接することにより、気密に密閉された実施例3の角型ニッケル−水素蓄電池を作製した。
【0023】
4.電池の密閉性試験
ついで、上述のように作成した実施例1〜3の電池および従来例の電池を1000個ずつ用意し、これらの各1000個の電池をそれぞれ100%充電した後、60℃の温度雰囲気の恒温槽中に1週間放置した後、各電池の蓋体10,20,30からの漏液個数の判定(シール性の評価)を行うと、下記の表2に示すような結果となった。
【0024】
【表2】
【0025】
上記表2より明らかなように、実施例1〜3の電池と従来例の電池の漏液個数とを比較すると、実施例1〜3の電池の漏液個数は従来例の電池の漏液個数よりも同等以上であることが分かる。このことから、本発明の蓋体10,20,30を用いた電池は従来例の電池と同等以上のシール性を維持しつつ、電池の製造過程における弾性弁体15,25あるいは弾性体35のそれぞれの蓋体10,20,30からの脱落を防止できるようになり、製造歩留まりが格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の蓋体を示す図であり、図1(a)は上面図であり、図1(b)は一部破断した正面図であり、図1(c)は一部破断した側面図であり、図1(d)は下面図である。
【図2】 図1の蓋体に弾性弁体を装着した状態を示す図であり、図2(a)は上面図であり、図2(b)は一部破断した正面図であり、図2(c)は一部破断した側面図であり、図2(d)は下面図である。
【図3】 第2実施例の蓋体を示す図であり、図3(a)は上面図であり、図3(b)は一部破断した正面図であり、図3(c)は一部破断した側面図であり、図3(d)は下面図である。
【図4】 図3の蓋体に弾性弁体を装着した状態を示す図であり、図4(a)は上面図であり、図4(b)は一部破断した正面図であり、図4(c)は一部破断した側面図であり、図4(d)は下面図である。
【図5】 第3実施例の蓋体を示す図であり、図5(a)は上面図であり、図5(b)は一部破断した正面図であり、図5(c)は一部破断した側面図であり、図5(d)は下面図である。
【図6】 図5の蓋体に弾性体を装着した状態を示す図であり、図6(a)は上面図であり、図6(b)は一部破断した正面図であり、図6(c)は一部破断した側面図であり、図6(d)は下面図である。
【符号の説明】
10,20,30…蓋体、11,21,31…フランジ部、12,22,32…膨出部、12a…突起部、22a,32a…傾斜部、13,23…排気用の開口、14,24,34…空間、15,25…弾性弁体、15a,25a…環状凸部、35…弾性体
Claims (4)
- 蓄電池に配設された開口を気密に封口する蓋体を備えた密閉型蓄電池であって、
前記蓋体は前記開口に気密に固着されるフランジ部と、当該フランジ部より突出して形成されて弾性弁体が装着される空間を備えた膨出部とからなり、
前記膨出部の側壁に排気用の開口を備えるとともに、前記膨出部の側壁の一部下端部に同側壁より前記空間側に向けて突出する突起部を備え、
前記弾性弁体の周囲側壁に同弾性弁体より外方に向けて突出する環状の凸部を備えるとともに、前記突起部間の長さよりも前記環状の凸部の外径が大きく形成されていて、
前記突起部と前記環状の凸部により前記弾性弁体が前記蓋体より脱落しないように保持されていることを特徴とする密閉型蓄電池。 - 蓄電池に配設された開口を気密に封口する蓋体を備えた密閉型蓄電池であって、
前記蓋体は前記開口に気密に固着されるフランジ部と、当該フランジ部より突出して形成されて弾性弁体が装着される空間を備えた膨出部とからなり、
前記膨出部の側壁に排気用の開口を備えるとともに、前記膨出部の内側壁は天井部から前記フランジ部に向けて前記空間側に傾斜させた傾斜面を備え、
前記弾性弁体の周囲側壁に同弾性弁体より外方に向けて突出する環状の凸部を備え、
前記傾斜面と前記環状の凸部により前記弾性弁体が前記蓋体より脱落しないように保持されていることを特徴とする密閉型蓄電池。 - 前記傾斜面間の最短の長さよりも前記環状の凸部の外径を大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のアルカリ蓄電池。
- 蓄電池に配設された開口を気密に封口する蓋体を備えた密閉型蓄電池であって、
前記蓋体は前記開口に気密に固着されるフランジ部と、当該フランジ部より突出して形成されて弾性体が装着される空間を備えた膨出部とからなり、
前記膨出部の内側壁は天井部から前記フランジ部に向けて前記空間側に傾斜させた傾斜面を備え、
前記傾斜面により前記弾性体が前記蓋体より脱落しないように保持されていることを特徴とする密閉型蓄電池。
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