JP2002216709A - 密閉形電池と密閉形電池の製造方法 - Google Patents

密閉形電池と密閉形電池の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構造で外装缶に入れている電極
体をしっかりと保持して耐衝撃性を向上する。 【解決手段】 密閉形電池は、正極板と負極板との間に
セパレータを配設している電極体1と、この電極体1を
収容している外装缶2と、この外装缶2の開口部を閉塞
している封口体3とを備える。外装缶2は、電極体1と
の対向位置を厚くして外装缶2の内面に突出する押圧部
5を有し、この押圧部5が電極体1の外周面を押圧して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、外装缶に電極体を入れて開口部
を閉塞した後、縮径工程で外装缶を細く加工する密閉形
電池とその製造方法に関する。
【従来の技術】密閉形電池は、底を塞いでいる筒状の金
属筒製の外装缶に、電極体と電解液を入れた後、閉塞工
程で外装缶の開口部に封口体を固定して、外装缶を気密
に閉塞して製造される。閉塞工程においては、封口体と
外装缶との間にガスケットを入れ、外装缶をカシメ加工
して封口体を固定している。この構造の密閉形電池は、
図1に示す工程で以下のようにして製造される。
【0003】(1) 電極挿入工程において、底を閉塞し
ている金属筒である外装缶2に、正極板1Aと負極板1
Bをセパレータ1Cを介して積層して捲回している電極
体1を挿入する。電極体1を入れた後、電極体1の上面
に絶縁セパレータ8を入れる。絶縁セパレータ8は、外
装缶2の周壁6が電極体1に接触して内部ショートする
のを防止するために電極体1の外周部の上面に配設され
る。 (2) 外装缶2を外周面から溝入れ加工して周壁6を設
ける。周壁6は、電極体1と封口体3との境界に設けら
れて、封口体3が外装缶2に押し込まれるのを阻止する
ストッパの役目をする。 (3) 外装缶2に電解液を注入して電極体1に浸透させ
る。 (4) 電極体1に接続しているリード7を、スポット溶
接して封口体3に接続する。 (5) 閉塞工程において、封口体3を外装缶2の開口部
にセットした後、外装缶2の開口縁を内側にL字状に折
曲し、L字折曲部9と周壁6とで封口体3を挟着して固
定する。この状態で封口体3は、ガスケット4を介して
挟着される。ガスケット4は、封口体3を気密に固定す
ると共に、封口体3と外装缶2を絶縁する。したがっ
て、ガスケット4にはゴム状弾性体である絶縁材が使用
される。 (6) 矢印で示すように、L字折曲部9を上からプレス
して、L字折曲部9と周壁6とでガスケット4を確実に
挟着して気密な状態とする。この工程で、周壁6も押し
潰されて、電極体1の上面に接触する。ただ、周壁6と
電極体1との間に絶縁セパレータ8を配設しているの
で、電極体1が外装缶2の周壁6に接触してショートす
ることはない。 (7) 最後に、縮径工程において外装缶を外周から押圧
して細く絞り加工して、所定の寸法の外形とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の工程で製造され
る密閉形電池は、耐衝撃性を向上させるのが難しい欠点
がある。それは、金属筒製の外装缶に電極体を挿入して
製作されるので、電極体の外径を外装缶の内径よりも多
少は小さくする必要があるからである。電極体が外装缶
の内径より太いと、電極体をスムーズに外装缶に入れる
ことができない。電極体と外装缶の隙間を少なくするた
めに、最後の縮径工程で外装缶を細くしているが、この
加工をした後も、必ずしも好ましい耐衝撃性とするのは
極めて難しい。
【0005】このような弊害を解消するために、外装缶
をシーム加工している密閉形電池が開発されている。こ
の電池は、図2と図3に示すように、外装缶2を外側か
ら内側に突出するようにシーム加工して、外装缶2の一
部を電極体1に押し付ける構造としている。この密閉形
電池は、外装缶2で電極体1を押圧できるので、耐衝撃
性を向上できる。ただ、この構造は、シーム加工した部
分で外装缶2が薄くなり、この部分の強度が低下する欠
点がある。密閉形電池は、外装缶2をできるかぎり薄く
することが要求される。内部に入れる電極体1をできる
かぎり太くして、充電容量を大きくするためである。こ
のため、外装缶2の強度を低下させないために、厚い金
属筒を使用することはできない。さらに、図2と図3に
示す密閉形電池は、外装缶2をシーム加工するので特別
な工程を必要とするために、製造工程が多くなって製造
コストも高くなる欠点もある。
【0006】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極め
て簡単な構造で外装缶に入れている電極体をしっかりと
保持して耐衝撃性を向上できる密閉形電池とその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉形電池は、
正極板と負極板との間にセパレータを配設している電極
体1と、この電極体1を収容している外装缶2と、この
外装缶2の開口部を閉塞している封口体3とを備える。
外装缶2は、電極体1との対向位置を厚くして外装缶2
の内面に突出する押圧部5を有し、この押圧部5が電極
体1の外周面を押圧している。
【0008】外装缶2は、缶底から開口部の方向に向か
って次第に厚くして押圧部5とすることができる。外装
缶2は、電極体1の上部において、開口部の方向に向か
って次第に厚くして押圧部5を設けることも、あるい
は、外装缶2を電極体1の上部で厚くして押圧部5とす
ることもできる。
【0009】さらに密閉形電池は、封口体3と電極体1
との間で外装缶2を内側に突出させて周壁6を設けて、
周壁6と電極体1との間に絶縁セパレータを配置するこ
となく、周壁6で電極体1のずれを阻止することができ
る。
【0010】本発明の密閉形電池の製造方法は、正極板
と負極板との間にセパレータを配設している電極体1を
外装缶2に入れる電極挿入工程と、電極体1を入れてい
る外装缶2の開口部を封口体3で閉塞する閉塞工程と、
開口部を閉塞している外装缶2を細くする縮径工程とか
らなる。電極体1を入れる外装缶2には、挿入される電
極体1との対向位置を外側に突出させて厚くしている底
の閉塞された金属筒を使用している。電極挿入工程でこ
の金属筒に電極体1を入れて、閉塞工程で開口部を閉塞
した後、縮径工程で外装缶2の外形を細くして、外側に
突出させて厚くしている部分を電極体1との対向位置で
内側に突出させて開口部の内面に電極体1の外周面を押
圧する押圧部5を設けている。
【0011】電極挿入工程で電極体1を入れる外装缶2
には、缶底から開口部の方向に向かって次第に厚くして
外形を大きくしている金属筒を使用することができる。
さらに、外装缶2には、挿入される電極体1の上部に対
向する部分において、開口部の方向に向かって次第に厚
くしている金属筒を使用することも、あるいは、挿入さ
れる電極体1の上部に位置する部分を厚くしている金属
筒を使用することもできる。
【0012】さらに、密閉形電池の製造方法は、閉塞工
程において、外装缶2の開口部をカシメ加工して封口体
3を固定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための密閉形電池とその製造方
法を例示するものであって、本発明は密閉形電池と製造
方法を以下のものに特定しない。
【0014】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0015】図4に示す密閉形電池は、電極体1と、こ
の電極体1を収容している外装缶2と、外装缶2の開口
部をガスケット4を介して気密に閉塞している封口体3
とを備える。この図の密閉形電池は、ニッケル−水素電
池、ニッケル−カドミウム電池、リチウムイオン二次電
池等の二次電池である。
【0016】電極体1は、正極板と負極板をセパレータ
を介して積層している。電池がニッケル−水素電池の場
合、負極板には、芯体に水素吸蔵合金を主体とした活物
質を塗布した極板を使用し、正極板には、ニッケルの芯
体に、スラリー状の水酸化ニッケルを主体とした活物質
を含浸して圧延した極板を使用する。正極板と負極板
を、ポリプロピレン製不織布からなるセパレータを介し
て積層して捲回して電極体とする。電解液には、水酸化
カリウム系電解液を使用する。
【0017】電池がニッケル−カドミウム電池の場合、
負極板には、極板芯体に酸化カドミウムを主成分として
いるペースト活物質を充填した帯状の非焼結式負極板を
使用し、正極板には、ニッケルの芯体に、スラリー状の
水酸化ニッケルを主体とした活物質を含浸して圧延した
極板を使用する。ただ、極板は、焼結式の製法で製造す
ることもできる。この極板は、有機増粘剤を含有するス
ラリを塗着した有孔薄鋼板を還元雰囲気中において焼結
したニッケル多孔質焼結基板に、化学含浸あるいは電解
含浸によって、カドミウムを充填して負極板とし、ある
いは、ニッケルを充填して正極板とする。正極板と負極
板を、ポリプロピレン製不織布からなるセパレータを介
して積層して捲回して電極体とする。電解液には、水酸
化カリウムを主成分とする電解液を使用する。
【0018】電池がリチウムイオン二次電池の場合、正
極板には、リチウム含有複合酸化物である正極活物質、
たとえば、LiCoOを主成分とする正極スラリーを
芯体に塗布して圧延した極板を使用し、負極板には、リ
チウムイオンを吸蔵・放出する炭素質材料である負極活
物質、たとえば、天然黒鉛粉末を主成分とする負極スラ
リーを芯体に塗布して圧延した極板を使用する。正極板
と負極板を、ポリエチレン製の微多孔膜であるセパレー
タを介して積層して捲回して電極体とする。電解液に
は、非水の非プロトン有機溶媒に、電解質としてリチウ
ム塩を溶解したものを使用する。
【0019】円筒型電池の電極体1は、セパレータを介
して互いに積層された正極板と負極板を捲回したもので
ある。渦巻状の電極体1は、円筒状の外装缶2に挿入さ
れる。渦巻状の電極体は、両側からプレスして楕円形に
変形させて、楕円形または角形の外装缶に挿入すること
もできる。さらに、角筒状の外装缶に挿入される電極体
は、板状に裁断された複数枚の正極板と負極板を、セパ
レータを介して極性の異なる極板を交互に積層して製作
することもできる。
【0020】外装缶2は、金属板を、底を閉塞している
筒状に加工して製作される。外装缶2は、鉄の表面をニ
ッケル等でメッキしたもの、アルミニウムやアルミニウ
ム合金、あるいは複数の金属を積層したクラッド材等が
使用される。底を閉塞している外装缶2は、金属板をプ
レス加工して製作される。
【0021】密閉形電池は、外装缶2の電極体1との対
向位置を厚くして、外装缶2の内面に突出する押圧部5
を設けている。押圧部5は、電極体1の外周面を押圧し
て、電極体1が外装缶2の内部で振動しないように、ま
た、外装缶2から抜けないように保持する。図4の密閉
形電池は、外装缶2を缶底から開口部の方向に向かって
次第に厚くして、缶底から開口部に向かって次第に高く
突出する押圧部5を設けている。
【0022】この密閉形電池は、電極体1を入れる前工
程では、内面に突出する押圧部5を設けない。内面に突
出する押圧部5は、電極体1を入れた後の工程で設けら
れる。電極体1を外装缶2にスムーズに入れるためであ
る。外装缶2となる底を閉塞している金属筒は、電極体
1を入れるときは、図5と図6に示すように、開口部の
内形を缶底から開口部まで同じ大きさにする。ただ、図
示しないが、外装缶となる金属筒は、電極体を入れると
きに、缶底よりも開口部を大きくして電極体をよりスム
ーズに入れられる形状とすることもできる。さらに図示
しないが、外装缶となる金属筒は、電極体を入れること
ができる程度に、缶底よりも開口部がわずかに小さくす
ることもできる。
【0023】外装缶2となる金属筒は、電極体1を入れ
る前工程においては、挿入される電極体1との対向位置
を外側に突出させて厚くしている。図5の密閉形電池
は、缶底から開口部の方向に向かって次第に厚くして外
形を大きくしている金属筒を外装缶2としている。この
金属筒を使用して製作される外装缶2は、図4に示すよ
うに、電極体1を入れて外形を細く絞る縮径工程の後に
おいて、缶底から電極体1の上端に向かって次第に内形
が小さくなる。いいかえると、缶底から電極体1の上端
に向かって次第に高く突出する押圧部5でもって、電極
体1をしっかりと振動しないように、また外装缶2から
抜けないように保持できる。この押圧部5は、外装缶2
の内形を缶底に向かって内形が大きくなるテーパー状に
して、電極体1をしっかりと保持する。
【0024】外装缶2となる金属筒は、図7に示すよう
に、挿入される電極体の上部に対向する部分においての
み、開口部の方向に向かって次第に厚くすることもでき
る。この金属筒を使用して製作される密閉形電池は、縮
径工程の後、電極体の上部に位置して押圧部が設けられ
る。この押圧部は、電極体の上部を、上方に向かって次
第に細くなるテーパー面で押圧して、電極体をしっかり
と振動しないように、また抜けないように保持する。図
5と図7の外装缶2は、上方に向かって次第に内形が細
くなる押圧部で電極体の外周を押圧するので、電極体を
しっかりと理想的な状態で保持できる。
【0025】さらに、外装缶2となる金属筒は、図8に
示すように、挿入される電極体の上部に位置する部分を
厚くすることもできる。この金属筒を使用して製作され
る密閉形電池は、縮径工程の後、電極体の上部に位置し
て押圧部が設けられる。この押圧部は、電極体の上部を
局部的に押圧して、電極体をしっかりと振動しないよう
に、また抜けないように保持する。
【0026】封口体3は、金属板をプレス加工して製作
される。封口体3の外形は、外装缶2の内形よりも多少
小さく、ガスケット4を介して外装缶2に固定される形
状としている。封口体3は安全弁(図示せず)を内蔵し
ている。安全弁は、外装缶2の内圧が設定圧よりも高く
なると開弁して、外装缶2の内圧が異常に高くなって外
装缶2が破壊されるのを防止する。封口体3は、2枚の
金属板の間にゴム状弾性体を入れて安全弁とすることが
できる。ただ、安全弁は、図示しないが、封口体を構成
する2枚の金属板の間に、ゴム板と板材とスプリングと
を配設して、ゴム板をスプリングで弾性的に弁口に押圧
する構造とすることもできる。
【0027】外装缶2は、封口体3と電極体1との間に
位置して、外装缶2を内面に突出させている周壁6を設
けている。周壁6を有する電池は、電極体1の上面と周
壁6との間に、絶縁セパレータを配設することができ
る。ただ、本発明の密閉形電池は、外装缶2の内面に突
出して設けている押圧部5で電極体1をしっかりと保持
できるので、絶縁セパレータを省略することもできる。
絶縁セパレータのない密閉形電池は、押圧部5と周壁6
で電極体1が上方にずれるのを阻止する。
【0028】周壁6は、電極体1を入れた外装缶2を外
側から線状に押す溝入れ加工でもって、外装缶2の外側
に連続して溝ができるように折曲加工して設けられる。
周壁6は、封口体3と電極体1との間にあって、封口体
3の下面に沿って設けられる。この位置に設けられる周
壁6は、封口体3が外装缶2に押し込まれるのを防止し
て、封口体3を定位置に配置する。周壁6は、外装缶2
に電極体1を入れるときに邪魔にならないように、電極
体1を外装缶2に入れた後、絶縁セパレータを入れてい
る密閉形電池は、外装缶に電極体を入れて、電極体の上
に絶縁セパレータを入れた後に設けられる。
【0029】絶縁セパレータを電極体と周壁との間に設
ける密閉形電池は、絶縁セパレータに、プラスチック等
の絶縁材を成形して製作したものを使用する。絶縁セパ
レータは、電極体の上面やリードが周壁に接触して内部
ショートするのを防止するために、電極体と周壁の間に
配設される。
【0030】電極体1は、一方の電極板、たとえば負極
板を外装缶2に接続して、他方の電極板である正極板を
リード7を介して封口体3に接続している。外装缶2
は、−側となるので、電極体1の+側である正極板と、
+側を封口体3に接続するリード7から絶縁する必要が
ある。外装缶2は、周壁6が内側に突出しているので、
電極体1がずれると、+側のリード7や正極板に接触し
てショートしやすくなる。本発明の密閉形電池は、押圧
部5で電極体1をしっかりとずれないように保持するの
で、+側のリード7や正極板が周壁6に接触してショー
トするのを有効に防止できる。電極体1と周壁6との間
に絶縁セパレータを配設すると、さらに完全にこの部分
のショートを阻止できる。
【0031】絶縁セパレータは、電極体の上面を外装缶
から絶縁するものであるから、外形を、たとえば外装缶
の内形に沿う形状として、中央を開口しているリング
状、いいかえると、電極体の外周部を覆うリング状に成
形される。ただ、絶縁セパレータを大きくして電極体の
周囲をより確実に絶縁することもできるのはいうまでも
ない。
【0032】
【実施例】[実施例1]図4の電池は、以下の工程で製
造される。 (1) この密閉形電池は、図5に示すように、缶底から
開口部に向かって次第に厚くしている金属筒を外装缶2
として使用する。この金属筒は、内形を缶底から開口部
まで同じとし、外形を缶底から開口部に向かって大きく
している。金属筒は、鉄の表面をニッケル等でメッキし
た金属板をプレス加工して製作する。この金属筒は、缶
底から開口部まで全ての部分の内径を21.8mmと同
じ内径とし、缶底の外径を22.5mm、開口部の外径
を22.8mmとする。この金属筒に電極体1を入れ
る。 (2) 電極体1を入れた外装缶2を、外周面から溝入れ
加工して周壁6を設ける。周壁6は、電極体1と封口体
3との境界に設けられて、封口体3が外装缶2に押し込
まれるのを阻止するストッパの役目をする。 (3) 外装缶2に電解液を注入して電極体1に浸透させ
る。 (4) 電極体1に接続しているリード7を、スポット溶
接して封口体3に接続する。 (5) 封口体3を外装缶2の開口部にセットした後、図
6に示すように、カシメ加工して、封口体3を外装缶2
に気密に固定する。 (6) 図4に示すように、外装缶2の外形が多少小さく
なるように外装缶2を縮径工程で絞り加工する。絞り加
工は、円筒状である外装缶2の缶底の内径が21.3m
m、電極体の上面における内径が21.0mm、外径が
22.0mmとなるようにする。縮径工程における絞り
加工は、外装缶2の外径が、0.2〜0.8mm細くな
るようにすることもできる。絞り加工で外装缶2が細く
なると、外装缶2の厚い部分は、内面に押し出されて押
圧部5となる。この押圧部5は、電極体1の外周面を押
圧して、電極体1を外装缶2の内部にしっかりと保持す
る。
【0033】[比較例1]外装缶となる金属筒の内径を
21.8mm、外径を22.5mmとし、内径と外径を
缶底から開口部まで同じとし、さらに、縮径工程で絞り
加工した後の内径を21.3mm、外径を22.0mm
とする以外、実施例1と同様にして密閉形電池を製作す
る。ただし、この密閉形電池は、電極体と周壁との間に
絶縁セパレータを入れる。
【0034】[比較例2]電極体と周壁との間に絶縁セ
パレータを入れない以外は、比較例1と同様にして密閉
形電池を製作する。
【0035】実施例1と比較例1、2の密閉形電池は、
振動試験後の内部ショート率と、封口体の引き抜き強度
が以下の表1のようになる。
【0036】
【表1】
【0037】この試験において、振動試験は、以下の条
件で密閉形電池をサイン波で上下縦方向に振動させる。
この振動試験の後、内部ショートする電池の個数から内
部ショートする確率を計算する。内部ショート率は、内
部ショートする電池の個数/全体の電池の個数に100
を掛けて計算する。振動数は、10Hzから500Hz
まで上昇させた後、さらに10Hzまで下げるのを1サ
イクルとして、これを5サイクル繰り返す。振動数は1
オクターブ/分の率で変化させる。すなわち、1分毎に
2倍の率で上昇し、その後1分毎に1/2の率で低下さ
せる。振幅は0.35mmとする。
【0038】封口体の引き抜き強度は、固定している外
装缶から封口体を引き抜きするときの引張力で、比較例
1と2の電池の引き抜き力を100%とする。
【0039】この表から明かなように、本発明の実施例
の密閉形電池は、絶縁セパレータを使用することなく、
振動試験後の内部ショートを皆無として、耐衝撃性を著
しく向上できる。さらに、封口体の引き抜き強度も著し
く強くできる特長がある。
【0040】
【発明の効果】本発明の密閉形電池とその製造方法は、
極めて簡単な構造で外装缶に入れている電極体をしっか
りと保持して耐衝撃性を向上できる特長がある。それ
は、本発明の密閉形電池とその製造方法が、電極体を収
容している外装缶の電極体との対向位置を厚くして外装
缶の内面に突出する押圧部を設けて、この押圧部で電極
体の外周面を押圧しているからである。このように、外
装缶の電極体との対向する部分を厚くして、外装缶の内
面に突出する押圧部を設ける構造は、この押圧部で電極
体の外周面を押圧して、外装缶に入れている電極体をし
っかりと保持できるので、極めて簡単な構造として耐衝
撃性を向上できる。
【0041】さらに、本発明の密閉形電池の製造方法
は、電極挿入工程で電極体を入れる外装缶に、挿入され
る電極体との対向位置を外側に突出させて厚くしている
底の閉塞された金属筒を使用している。すなわち、電極
体を入れる金属筒は、電極挿入工程では、内側に突出す
る押圧部を設けていないので、電極体をスムーズに外装
缶に入れることができる。さらに、電極体を挿入した外
装缶は、閉塞工程で開口部を閉塞した後、縮径工程で外
装缶の外形を細くして、外側に突出させて厚くしている
部分を内側に突出させて押圧部を設けるので、極めて簡
単に、しかも少ない製造工程で能率よく、耐衝撃性に優
れた密閉形電池を低コストに製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の密閉形電池の製造工程を示す断面図
【図2】従来の他の構造の密閉形電池の一部断面正面図
【図3】従来の他の構造の密閉形電池の一部断面正面図
【図4】本発明の実施例の密閉形電池の断面図
【図5】図4に示す密閉形電池に使用する外装缶となる
金属筒の断面図
【図6】図4に示す密閉形電池の縮径工程の状態を示す
断面図
【図7】外装缶となる金属筒の他の一例を示す断面図
【図8】外装缶となる金属筒の他の一例を示す断面図
【符号の説明】
1…電極体 1A…正極板 1
B…負極板 1C…セパレータ 2…外装缶 3…封口体 4…ガスケット 5…押圧部 6…周壁 7…リード 8…絶縁セパレータ 9…L字折曲部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板と負極板との間にセパレータを配
    設している電極体(1)と、この電極体(1)を収容している
    外装缶(2)と、この外装缶(2)の開口部を閉塞している封
    口体(3)とを備える電池であって、 外装缶(2)が、電極体(1)との対向位置を厚くして外装缶
    (2)の内面に突出する押圧部(5)を有し、この押圧部(5)
    が電極体(1)の外周面を押圧していることを特徴とする
    密閉形電池。
  2. 【請求項2】 外装缶(2)を缶底から開口部の方向に向
    かって次第に厚くして押圧部(5)としている請求項1に
    記載される密閉形電池。
  3. 【請求項3】 外装缶(2)を電極体(1)の上部において、
    開口部の方向に向かって次第に厚くして押圧部(5)を設
    けている請求項1に記載される密閉形電池。
  4. 【請求項4】 外装缶(2)を電極体(1)の上部で厚くして
    押圧部(5)としている請求項1に記載される密閉形電
    池。
  5. 【請求項5】 封口体(3)と電極体(1)との間で外装缶
    (2)を内側に突出させて周壁を設けており、周壁と電極
    体(1)との間に絶縁セパレータを配置することなく、周
    壁で電極体のずれを阻止している請求項1に記載される
    密閉形電池。
  6. 【請求項6】 正極板と負極板との間にセパレータを配
    設している電極体(1)を外装缶(2)に入れる電極挿入工程
    と、電極体(1)を入れている外装缶(2)の開口部を封口体
    (3)で閉塞する閉塞工程と、開口部を閉塞している外装
    缶(2)を細くする縮径工程とを有する密閉形電池の製造
    方法であって、 電極挿入工程で電極体(1)を入れる外装缶(2)に、挿入さ
    れる電極体(1)との対向位置を外側に突出させて厚くし
    ている、底の閉塞された金属筒を使用し、この金属筒に
    電極体(1)を入れて閉塞工程で開口部を閉塞した後、縮
    径工程で外装缶(2)の外形を細くして、外側に突出させ
    て厚くしている部分を電極体(1)との対向位置で内側に
    突出させて開口部の内面に電極体(1)の外周面を押圧す
    る押圧部(5)を設ける密閉形電池の製造方法。
  7. 【請求項7】 電極挿入工程で電極体(1)を入れる外装
    缶(2)に、缶底から開口部の方向に向かって次第に厚く
    して外形を大きくしている金属筒を使用する請求項6に
    記載される密閉形電池の製造方法。
  8. 【請求項8】 電極挿入工程で電極体(1)を入れる外装
    缶(2)に、挿入される電極体(1)の上部に対向する部分に
    おいて、開口部の方向に向かって次第に厚くしている金
    属筒を使用する請求項6に記載される密閉形電池の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 電極挿入工程で電極体(1)を入れる外装
    缶(2)に、挿入される電極体(1)の上部に位置する部分を
    厚くしている金属筒を使用する請求項6に記載される密
    閉形電池の製造方法。
  10. 【請求項10】閉塞工程において、外装缶(2)の開口部
    をカシメ加工して封口体(3)を固定する請求項6に記載
    される密閉形電池の製造方法。
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