JP2011086382A - 密閉形電池 - Google Patents

密閉形電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2011086382A
JP2011086382A JP2009235983A JP2009235983A JP2011086382A JP 2011086382 A JP2011086382 A JP 2011086382A JP 2009235983 A JP2009235983 A JP 2009235983A JP 2009235983 A JP2009235983 A JP 2009235983A JP 2011086382 A JP2011086382 A JP 2011086382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
plug
battery
injection port
liquid injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009235983A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsui
勉 松井
Soichi Hanabusa
聡一 花房
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009235983A priority Critical patent/JP2011086382A/ja
Publication of JP2011086382A publication Critical patent/JP2011086382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

【課題】
電池封口体に開設された注液口を封止する際に発生する封止不良を無くし、封止工程にお
ける生産性を向上させることのできる技術と嵌合後漏液を防ぐ長期信頼性の確保を提供す
る。
【解決手段】
封止栓21は、平板状の蓋体22と蓋体の中央部に突出して設けられた栓体23とにより
構成され、この栓体23は、弾性材料で、かつ中空状態で形成されている。蓋体22は、
電池封口体10の電解液注液口を覆う形で設置され、栓体23は電池封口体に開口された
注液口へ圧縮された状態で挿入され圧縮された状態となる。
栓体23を中空の弾性部材で形成することで、注液口へ封止栓21を圧入する際、栓体2
3が注液口の内壁部分に密着し封止栓21と電池封口体10との溶接が十分に行われ確実
に封止することができることで、信頼性の高い密閉形電池を提供することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、密閉形電池に関し、特に電池外装缶内へ注液口から電解液を注液し、注液後に
注液口を封止栓で封止する技術に関する。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータなどの電子機器や、ハイブリッド自動車や、電
気自動車、携帯電話基地局の無停電電源用などの電源として、ニッケル水素二次電池やリ
チウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池などの密閉形電池が期待されてい
る。
密閉形電池の形状として、円筒形や角形などが一般的であるが、特に角形密閉形電池は、
機器に搭載するに際してスペース効率が優れている点で注目されている。
これらの密閉形電池は、金属製の板体からなる筒形の外装缶内に、正極、負極、セパレー
タからなる電極体に電解液が含浸された発電要素が収納され、外装缶の開口部が電池封口
体で封口されており、電池封口体と外装缶開口部との間は、電解液やガスが漏出するのを
防止するよう封止されている。この封止は、外装缶の開口部と電池封口体との間にガスケ
ットを介し密閉する機械式かしめ法で行われることも多いが、角形密閉形電池の場合など
には、レーザ溶接による封止が多く行われている。
通常、リチウムイオン二次電池は非水電解液を注液することにより初めて電池として電気
化学的機能を有するようになる。その方法として、外装缶に電極体を収納した後に電解液
を外装缶内に注液し、その後電池封口体で封止する方法も多くとられているが、電池封口
体と外装缶開口部間の封止をレーザ溶接で行う場合、溶接するところに電解液が付着する
ことによる封止不良が発生しやすい。
そこで、電池封口体に電解液を注液する1〜3ミリ程度の小さな注液口を開設しておいて
、外装缶の開口部を電池封口体で封止した後、注液口からノズルで電解液を注液し、その
後、注液口に封止栓を嵌め込んでこれをレーザ溶接で封止する方法も知られている。この
方法によれば、電池封口体と外装缶開口部とのレーザ溶接する際に、まだ電解液が入って
いないので、電解液付着による封止不良は発生しない。
このように、電池封口体に形設された電解液注液用の注液口から電池内に電解液を注液し
た後、注液口に封止栓を挿入し、レーザ溶接にすることによって、注液口を気密封止し、
密閉性の高い角形密閉形蓄電池を提供する技術が開示されている(特許文献1参照)。
更に、このように電池封口体に設けた注液口から電解液を注液して封止栓をレーザ溶接で
封止する場合、封止栓の外周に沿って溶接を確実にしなければならないが、実際には、注
液口の縁に電解液が付着することによってスプラッシュなどが生じて溶接不良となり、封
止の不良が発生することもしばしばある。このために、電池封口体に開設された注液口を
封止する際に用いる封止栓を、電池封口体の表面上に注液口を蔽う状態で固着される蓋体
と、弾性を有する材料で形成され注液口に圧入された状態で蓋体によって支持されている
栓体とで構成することで、容易に且つ確実に注液口の封止を行い、封止不良を低減できる
技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平11−25936号公報 特開2005−190689号公報
しかしながら、封止栓の栓体部分が中実状となっているため、注液口へ封止栓を圧入する
際、栓体の外形寸法と注液口の開口径との寸法精度が悪い場合、栓体が注液口へ圧入され
ず、封止栓が電池封口体と密着しなくなる。このため、密閉形電池へ電解液を注液後に電
池封口体へ封止栓を溶接する際、溶接の不具合が発生し生産性が悪くなるなどの問題点が
あった。また、栓体と注液口の嵌合範囲も狭く、きつくて嵌合ができないもの、嵌合はで
きるがゆるくて漏液するなどの課題がある。そのため、封止栓と電池封口体との溶接が不
十分となり封止の不良が発生する。
本発明は、密閉形電池に開設された注液口を封止する際に用いる封止栓を、電池封口体若
しくは外装缶の表面上に注液口を覆う状態で固着されている蓋体と、弾性を有する材料で
形成され注液口に圧入された状態で蓋体によって支持されている中空状の栓体とで構成し
、これによって封止栓挿入不良を低減し、封止工程における生産性を向上させることがで
き、更には封止栓と注液口との密着性をあげたことによって漏液不良も低減し、信頼性の
高い密閉形電池を提供することができる。
本発明における密閉形電池は、外装缶と、前記外装缶内に収納され、正極及び負極を含む
電極群と、前記外装缶の開口部に取り付けられる電池封口体と、前記電池封口体若しくは
前記外装缶に設けられた前記外装缶内へ電解液を注液する注液口と、その注液口を封止す
る封止栓を具備する密閉形電池であって、前記封止栓は、前記電池封口体若しくは前記外
装缶に設けられた前記注液口を蓋う状態で固着される蓋体と、前記注液口へ圧入された状
態で前記蓋体に支持された中空の弾性部材からなる栓体で形成されていることを特徴とす
る密閉形電池。
本発明は、密閉形電池に開設された注液口を封止する際に用いる封止栓を、電池封口体若
しくは外装缶の表面上に注液口を覆う状態で固着されている蓋体と、弾性を有する材料で
形成され注液口に圧入された状態で蓋体によって支持されている中空状の栓体とで構成し
、これによって封止栓挿入不良を低減し、封止工程における生産性を向上させることがで
き、更には封止栓と注液口との密着性をあげたことによって漏液不良も低減し、信頼性の
高い密閉形電池を提供することができる。
実施形態の密閉形電池を示す展開斜視図。 実施形態の密閉形電池の封口部分を示す斜視図。 図2におけるA―A断面図。 本発明の実施の形態における封止栓の形状図。 本発明の実施例2による図2におけるA―A断面図。 従来の封止栓による図2におけるA―A断面図と封止栓の形状図。 他の実施の形態による封止栓の形状図。
以下、本発明の実施形態に係る密閉形電池について図面を参照して説明する。
図1に示す角形の密閉形電池は、有底矩形筒状をなす外装缶1を具備する。外装缶1は、
例えば、アルミニウム板もしくはアルミニウム合金板に深絞り加工を施すことにより成形
されたものである。電極群2は、例えば、シート状の正極と、シート状の負極とをセパレ
ータを間にして渦巻状に捲回した後、全体を電池缶の横断面形状に合致した断面四角形状
に押し潰し変形することにより作製される。
正極は、例えば、正極活物質を含むスラリーをアルミニウム箔もしくはアルミニウム合金
箔からなる集電体に塗着することにより作製される。正極活物質としては、リチウムを吸
蔵放出できる酸化物や硫化物、ポリマーなどが使用できる。好ましい活物質としては、高
い正極電位が得られるリチウムマンガン複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチ
ウムコバルト複合酸化物、リチウム燐酸鉄等が挙げられる。また、負極は、負極活物質を
含むスラリーをアルミニウム箔もしくはアルミニウム合金箔からなる集電体に塗着するこ
とにより作製される。負極活物質としては、リチウムを吸蔵放出できる金属酸化物、金属
硫化物、金属窒化物、合金等が使用でき、好ましくは、リチウムイオンの吸蔵放出電位が
金属リチウム電位に対して0.4V以上貴となる物質である。このようなリチウムイオン
吸蔵放出電位を有する負極活物質は、アルミニウムもしくはアルミニウム合金とリチウム
との合金反応を抑えられることから、負極集電体および負極関連構成部材へのアルミニウ
ムもしくはアルミニウム合金の使用を可能とする。たとえば、チタン酸化物、リチウムチ
タン酸化物、タングステン酸化物、アモルファススズ酸化物、スズ珪素酸化物、酸化珪素
などがあり、中でもリチウムチタン複合酸化物が好ましい。セパレータとしては、微多孔
性の膜、織布、不織布、これらのうち同一材または異種材の積層物等を用いることができ
る。セパレータを形成する材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合ポリマー、エチレン−ブテン共重合ポリマー等を挙げることができる。
非水電解液(図示しない)は外装缶1内に収容されており、電極群2に含浸されている。
非水電解液は、非水溶媒に電解質(例えば、リチウム塩)を溶解させることにより調製さ
れる。非水溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネ
ート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエ
チルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、γ−ブチロラクト
ン(γ−BL)、スルホラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジ
メトキシプロパン、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチルテト
ラヒドロフラン等を挙げることができる。非水溶媒は、単独で使用しても、2種以上混合
して使用してもよい。電解質としては、例えば、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六
フッ過リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF4)、六フッ化
砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3SO
3)等のリチウム塩を挙げることができる。電解質は単独で使用しても、2種以上混合し
て使用してもよい。電解質の非水溶媒に対する溶解量は、0.2mol/L〜3mol/
Lとすることが望ましい。
図1に示すように、複数の正極導電タブ3は、正極の複数個所と電気的に接続されており
、それぞれが電極群2の上側の端面から上向きに導出されている。一方、複数の負極導電
タブ4は、負極の複数個所と電気的に接続されており、それぞれが電極群2の上側の端面
から上向きに導出されている。正極導電タブ3には、例えば、正極の集電体を部分的に延
出させたものを使用することができるが、正極と別体であっても良い。また、負極導電タ
ブ4には、例えば、負極の集電体を部分的に延出させたものを使用することができるが、
負極と別体であっても良い。
正極導電タブ3は、少なくとも先端部が重ね合わされた後、重ね合わされた部分の両方の
最外層がU字状もしくは二つに折り曲げられた正極保護リード5で被覆されている。この
正極保護リード5は正極導電タブ3に溶接によって固定されている。一方、負極導電タブ
4は、少なくとも先端部が重ね合わされた後、重ね合わされた部分の両方の最外層がU字
状もしくは二つに折り曲げられた負極保護リード6で被覆されている。この負極保護リー
ド6は、負極導電タブ4に溶接によって固定されている。なお、導電タブと保護リードと
の溶接方法には、レーザ溶接、超音波溶接、抵抗溶接等の方法が用いられるが、超音波溶
接が好ましい。正極保護リード5の材質は、例えば、アルミニウムもしくはアルミニウム
合金にすることができる。負極保護リード6の材質は、例えば、アルミニウムもしくはア
ルミニウム合金にすることができる。また、正極保護リード5の材質は、正極導電タブ3
と同一の材質であることが好ましく、負極保護リード6の材質は、負極導電タブ4と同一
の材質であることが好ましい。
正極保護リード5の外側の一方の面には、四角形板状の正極中間リード7が溶接されてい
る。正極中間リード7は、大きさを正極保護リード5との対向面積よりも大きくすること
が望ましく、また、厚さについては正極リード15の厚さとの差が小さいことが望ましい
。また、負極保護リード6の外側の一方の面には、四角形板状の負極中間リード8が溶接
されている。負極中間リード8は、大きさを負極保護リード6との対向面積よりも大きく
することが望ましく、また、厚さについては負極リード14の厚さとの差が小さいことが
望ましい。なお、溶接方法には、レーザー溶接、超音波溶接、抵抗溶接等の方法が用いら
れるが、超音波溶接が好ましい。正極中間リード7の材質は、例えば、アルミニウムもし
くはアルミニウム合金にすることができる。負極中間リード8の材質は、例えば、アルミ
ニウムもしくはアルミニウム合金にすることができる。また、正極中間リード7の材質は
、正極導電タブ3と同一の材質であることが好ましく、負極中間リード8の材質は、負極
導電タブ4と同一の材質であることが好ましい。
外装缶1の開口部は封口部材9によって封止されている。封口部材9は、図1に示すよう
に、外装缶1の開口部を塞ぐ電池封口体10と、電池封口体10の外面(上面)にガスケ
ット11を介して取り付けられた出力端子(リベット)12と、電池封口体10の内面(
下面)に絶縁体13を介して取り付けられた負極リード14及び正極リード15とを備え
る。ガスケット11の材質としては、ポリプロピレン(PP)、熱可塑性フッ素樹脂等を
挙げることができる。熱可塑性フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(FEP)等を挙げることができる。
電池封口体10は、アルミニウムまたはアルミニウム合金板材を素材にしたプレス成形品
からなり、板面上にガスケット11の取付け用に貫通孔16が形成され、該貫通孔16の
上面側の開口周縁には、ガスケット11用の受け座17が凹み形成されている。受け座1
7は、廻り止めのために円形以外の形状、例えば図1では四角形をしている。一方極端子
としての正極端子18は、電池封口体10の上面側に凸状に張り出している。正極端子1
8の先端面は、廻り止めのために円形以外の形状、例えば図1では四角形をしている。ま
た、圧力開放弁は、電池封口体10の上面における受け座17と正極端子18との間に位
置する凹部内の底面に設けられたX字状の溝19を備え、ケース内圧が一定圧力を越える
と溝19が破断して内圧を開放する役割を持つ。電解液注液口20は、電解液の注液後、
封止栓21で閉止される。この封止栓21は、電池封口体10に溶接される。
負極リード14は、絶縁体13の軸用貫通孔30と連通するように設けられ、少なくとも
一部が円形以外の形状を持つ軸用貫通孔14cを有する第1のプレート部14aと、第1
のプレート部14aから電極群2側に延出された第2のプレート部14bとを備え、L字
型の断面形状を有するものである。第1のプレート部及び第2のプレート部は導電材料か
ら形成されている。軸用貫通孔14cは、円形穴からなる。軸用貫通孔14cには、出力
端子12の軸先端部24が挿入される。負極リード14の厚さは0.5〜1.5mmが望
ましい。また、負極リード14の材質は、活物質の材質に合わせて変更される。負極活物
質がチタン酸リチウムの場合、アルミニウムもしくはアルミニウム合金を使用することが
できる。
正極リード15は、四角形の板からなる第1のプレート部15aと、第1のプレート部1
5aから電極群2側に延出された第2のプレート部15bとを備える。第1のプレート部
及び第2のプレート部は導電材料から形成されている。第1のプレート部15aと電池封
口体10の下面と接触して正極端子18の周囲にレーザ溶接される。正極リード15の材
質は、正極活物質の種類により変更されるものではあるが、例えば、アルミニウム、アル
ミニウム合金を使用することができる。
封口部材9の負極リード14の第2のプレート部14bに、図1及び図2に示すように、
負極中間リード8がレーザ溶接され、かつ封口部材9の正極リード15の第2のプレート
部15bに正極中間リード7がレーザ溶接される。正負極中間リード7,8を設けること
によって、封口部材9と、電極群2の正負極導電タブ3,4との電気的接続が容易になる
。すなわち、正負極導電タブ3,4を正負極保護リード5,6と中間リード7,8とで挟
み、これらを超音波溶接により一体化した後、中間リード7,8を正負極リード14,1
5にレーザ溶接することによって、溶接の際に封口部材9に振動が加わらないため、封口
部材9に設けられた圧力開放弁の溝19の破断を防止することができる。なお、保護リー
ドを厚くすることができ、保護リードが溶接された導電タブをリード部材にレーザ溶接す
ることが可能な場合、中間リードは用いなくても良い。
封口部材と電極群との電気的接続を行った後、電池封口体10を外装缶1に内嵌したうえ
で、電池封口体10と外装缶1との嵌合面が溶接により封止される。最後に、電池封口体
10の電解液注液口20から電解液を外装缶1内へ注液した後、注液口20に封止栓21
を内嵌して溶接し、注液口20を封止することによって図1に示す電池が得られる。
次に封止部材について説明する。図1に示すように、注液口は外装缶を密閉に封止する電
池封口体に開口された1〜2mm程度の小さな径を有する孔である。
封止栓21は、図4(a)に示すように、平板状の蓋体22と蓋体の中央部に突出して設
けられた栓体23とにより構成されている。この栓体23は、弾性材料で、かつ中空状態
で形成されている。
蓋体22は、封口電池封口体10の電解液注液口を覆う形で設置され、栓体23は電池封
口体に開口された注液口へ圧縮された状態で挿入され圧縮された状態となる。
蓋体22は、注液口へ圧入された栓体23を注液口内で保持できる。そして剛性を備えて
いることが好ましい。そして、注液口を密閉するために、レーザ溶接等により固着される
。その為、蓋体22の材質は電池封口体と同様の材質であることが好ましい。具体的には
、本実施例においては、電池封口体と同質であるアルミニウムまたはアルミニウム合金が
適している。
突出状部材である栓体23は、電極群を内蔵した電池容器の中へ注液口から電解液が注液
され、その後、注液口へ圧入される。このため、栓体は直接電解液に接することや、電池
が過充電等の何らかの外的な不具合により発熱等した場合に備え、耐電解液性、耐熱性を
有する材料が好ましい。具体的には、EPゴム、EPDMを使用することができる。
栓体の形状は、図4に示すように、円錐台形をしており、蓋体から先端部へ向けてテーパ
ー状となっている。先端部23aの外径は、注液口の開口径よりも細く、蓋体と接する栓
体根元部分23bは注液口の開口径より太くなっている。
栓体は、空間を有する中空状であり、中空部分は、栓体全体が中空状であってもよいが、
図5に示すように、少なくとも栓体の外径が、注液口の開口径と同一もしくは開口径以上
となる部分から蓋体と接する栓体根元部分に向かう部分が中空状33bであることが好ま
しく、注液口から電池内部へ突出した部分が中実状33aであってもよい。
図4に示す円錐台形の形状について説明したが、図7(a)〜(c)に示すように球形、
半球形、円柱形などでもよい。円柱形の場合は、先端部に面取り部を設け、面取り部先端
は注液口の開口径よりも細くなっている。また、図7(d)〜(f)に示すように、栓体
の形状を蓋体と接する面も開口させた形状とすることもできる。
(実施例1)
外装缶1にはアルミニウム板を絞り成形した縦20mm、横100mm、高さ110mm
、缶壁厚さ0.5mmの角形の外装缶を用いた。次に、正極としてLiCoO2を主活物
質とし帯状の集電体へ塗布し作成した正極板と負極としてLi4+xTi5O12(xは−1≦
x≦3)で表されるスピネル構造を有するチタン酸リチウムを主活物質とし帯状の集電体
へ塗布し作成した負極板とをセパレータを介し捲回状とした電極群2を作成し、電極群2
から延出する正極タブ3と正極端子18とを正極保護リード5、正極中間リード7と正極
リード15を介して溶接し、同様に、一方の負極タブ4と負極端子12とを負極保護リー
ド6、負極中間リード8と負極リード14を介して溶接した後、電極群2を外装缶1内に
挿入し、該外装缶開口部に電池封口体10を嵌合し、嵌合部をレーザ溶接して一体化した
非水電解液として、エチレンカーボネート(EC)とγ−ブチロラクトン(GBL)が体
積比(EC:GBL)で1:2の割合で混合された有機溶媒に、リチウム塩のLiBF4
を1.5mol/L溶解させ、液状の非水電解質(非水電解液)を調製し、上述により得
られた電池半製品を減圧下に置き、この非水電解液を電解液注液口20より注液した後、
該注液口を封止栓21で閉止した後、封止栓21の周囲をレーザ溶接して電池封口体10
に溶接することにより、縦20mm、横100mm、高さ110mmで、容量6000m
Ahの密閉型の角型リチウムイオン二次電池を作製した。
封止栓21は、図4に示すように、注液口20を密封する弾性を有する栓体23と、この
栓体23を保持して電池蓋21に溶着される金属製の蓋体22とから形成され、封止栓2
1のサイズは、全体の高さは2.5mm、蓋体の直径は5mm、蓋体の板厚は0.3mm
、栓体の先端部23aの外径は2.1mm、根元部分23bの外径は2.4mmとし、栓
体胴部の樹脂の肉厚は0.25mmの中空形状となり、栓体23は金属製の蓋体22に接
着されるために所定の面積を有する根元部と根元部からテーパー状にすぼまるように先端
部へ形成された円錐台形からなっている。この場合、栓体23は、弾性を持たせるために
ゴム製(例えば、EPゴム等)とされている。また、蓋体22としては外装缶1の材質に
等しいアルミニウム製とされている。そして、蓋体22に栓体23を接着するには、まず
、蓋体22にポリオレフィン系接着剤をスクリーン印刷などにより塗布しておき、これを
加硫型に入れて、蓋体22の上にゴムを加硫して栓体23を形成するようにしている。
(実施例2)
封止栓を、図5に示すよう、栓体の外径が、注液口の開口径と同一となる部分から封止栓
の蓋部分と接する栓体根元部分に向かう部分を中空状とした栓体である封止栓へ変更した
以外は実施例1と同様な構成の密閉形電池を作製した。
(実施例3)
図4に示す封止栓を蓋体22と栓体23とを別体とし、注液口を封止栓により封止する封
止工程において、電解液注液口へ封止栓の蓋体と栓体とが一体化されていない栓体のみを
圧入し、その後、蓋体を電池封口体へ密着させ封止栓の周囲をレーザ溶接して電池封口体
に溶接する製造工程により電池を作製すること以外は実施例1と同様に密閉形電池を作製
した。
(比較例1)
図6に示すように、封止栓が蓋体42と栓体内部を中空形状とせず、栓体内が樹脂で充填
された中実状である栓体43で形成されている以外は実施例1と同様な構成の密閉形電池
を作製した。
上記実施例及び比較例について、密閉形電池の製造設備により電池を製造し、その際の封
止栓供給状態について確認した。外装缶開口部に電池封口体を嵌合し、嵌合部をレーザ溶
接して一体化した電池半製品を減圧下に置き、電解液注液口より非水電解液を注液した後
、注液口を封止栓で閉止した後、封止栓の周囲をレーザ溶接して電池封口体に溶接する工
程において、10000個の電池について注液口への封止栓の圧入状態、蓋体と電池封口
体との密着状態について観察し、封止栓が浮いているもの、注液口へ圧入されていないも
のを不良とした。
次に、注液口へ封止栓が圧入されたものについて、レーザ溶接により蓋体と電池封口体と
溶接し密閉形電池を完成した。完成した密閉形電池の3000個についてリーク試験を行
い、電池の密閉性について評価した。リーク試験は、完成した密閉形電池を温度60℃、
湿度90%Rhの高温高湿槽へ3ケ月貯蔵する高温高湿貯蔵試験を行い、蓋体と電池封口
体との間の溶接部分から電解液の這い上がりなどのリーク不良がないかを確認し評価する
。電解液注液後の蓋体と電池封口体との溶接は、栓体により十分に密閉されていないと蓋
体と電池封口体とをレーザ溶接する際、電池内へ注液された電解液がレーザ溶接による熱
により蒸気化し溶接部分に電池内から電池外部へと目視では確認できない小さなピンホー
ルやブローホールを作り、電池内部から電解液が這い上がるリーク不良を起こしてしまう
。上述の工程不良とリーク不良についてそれぞれの不良率をまとめたものが表1である。
Figure 2011086382

表1から明らかなように、実施例の電池では、比較例の電池と比べてリーク不良率及び封
止栓供給工程不良率が大幅に低下している。実施例の電池でリーク発生率が低いのは、注
液口20と封止栓21との間における封止不良の発生が少ないことを示している。特に、
栓体を中空状の弾性部材とすることで、蓋体と栓体との接合位置がずれている場合におい
ても、栓体が注液口へ十分圧入され蓋体と電池封口体との密着性が確保されることで、封
止栓と電池封口体との溶接が十分に行われ確実に封止することができる。
比較例で封止栓供給不良率が高いのは、封止栓21を連続供給する際に封止栓の蓋体と栓
体との接合位置が、蓋体の中心部からずれている、栓体の外形寸法と注液口の内径寸法に
ばらつきがある、などにより、栓体と注液口の嵌合範囲も狭く、きつくて嵌合ができない
もの、嵌合はできるがゆるくて密閉性を確保できないものなどが、供給不良を生じた原因
である。
一方、実施例で封止栓供給不良率が低いのは、栓体を中空の弾性部材で形成することで、
注液口へ封止栓を圧入する際、蓋体と栓体との接合位置がずれている場合においても栓体
が柔軟に圧縮され、栓体と注液口の内壁部分とが密着され、十分に注液口内へ封止栓が圧
入されるからである。
以上のように本発明では、密閉形電池用電池封口体に開設された注液口を封止する際に用
いる封止栓を、電池封口体の表面上に注液口を覆う状態で固着される蓋体と、弾性を有す
る材料で形成された中空の栓体とで構成した。
このようにして注液口を封止すると、封止栓の栓体は、中空の弾性部材で成形されている
ため栓体の上に配置された蓋体と電池封口体をレーザ溶接する前に気密性を確保すること
ができる。これによって封止栓の蓋体と電池封口体とのレーザ溶接を通常雰囲気内でも溶
接が可能となる。
栓体を中空にすることによって、栓体の外形寸法と注液口の開口径との寸法精度が悪い場
合においても、一定の圧力で注液口へ栓体が十分に挿入されるため、栓体と電解液の注液
口の内壁とが密着することで、封止栓が電池封口体と密着し、封止栓と電池封口体との溶
接が十分行われる。これにより製造された密閉形電池は、漏液がなく長期信頼性を確保で
きる。
上記のような封止栓は、蓋体として平板状のものを用い、これに中空の弾性部材を接合す
ることによって栓体を形成すれば比較的簡単に製造することができる。またカップ状の弾
性体の開口部側と平板を結合して密閉し中空の封止栓を作ることも可能である。
つまり、本発明は、密閉形電池封口栓に開設された注液口を封止する際に用いる封止栓を
、電池封口体の表面上に注液口を覆う状態で固着されている蓋体と、弾性を有する材料で
形成され注液口に圧入された状態で蓋体によって支持されている中空状の栓体とで構成し
、これによって封止栓挿入不良を低減し、密着性をあげたことによって漏液不良も低減し
、信頼性の高い密閉形電池を提供することができる。このため、ヒートサイクルや大電流
用途等において液漏れの無い信頼性に優れた密閉型の電池を提供でき、特にハイブリッド
車や電気自動車に搭載する車載用二次電池、電力平準化に使用される電力貯蔵用二次電池
として好適なものとなる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されて
いる複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施
形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施
形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…外装缶、2…電極群、3…正極導電タブ、4…負極導電タブ、5…正極保護リード、
6…負極保護リード、7…正極中間リード、8…負極中間リード、9…封口部材、10…
電池封口体、11…ガスケット、12…出力端子、13…絶縁体、14…負極リード、1
5…正極リード、16…貫通孔、17…受け座、18…正極端子、19…圧力開放弁、2
0…電解液注液口、21,31,41…封止栓、22,32,42…蓋体、23,33,
43…栓体

Claims (5)

  1. 外装缶と、前記外装缶内に収納され、正極及び負極を含む電極群と、前記外装缶の開口部
    に取り付けられる電池封口体と、前記電池封口体若しくは前記外装缶に設けられた前記外
    装缶内へ電解液を注液する注液口と、その注液口を封止する封止栓を具備する密閉形電池
    であって、
    前記封止栓は、前記電池封口体若しくは前記外装缶に設けられた前記注液口を蓋う状態で
    固着される蓋体と、前記注液口へ圧入された状態で前記蓋体に支持された中空の弾性部材
    からなる栓体で形成されていることを特徴とする密閉形電池。
  2. 前記封止栓の前記栓体の中空部分が前記注液口の開口径と同一となる部分から前記封止栓
    の前記蓋体と接する栓体根元部分に向かう部分を中空状であることを特徴とする請求項1
    記載の密閉形電池
  3. 前記封止栓の中空の弾性部材の横断面形状が円形であることを特徴とする請求項1記載の
    密閉形電池
  4. 前記中空部材は注液口で変形する工程での形状は円錐台状、球状、半球状、円柱状若しく
    は円錐状のいずれか一つの形状であることを特徴とする請求項1記載の密閉形電池
  5. 前記栓体は、その付け根部分の太さが前記注液孔の太さよりも大きく形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の密閉形電池。
JP2009235983A 2009-10-13 2009-10-13 密閉形電池 Pending JP2011086382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235983A JP2011086382A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 密閉形電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235983A JP2011086382A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 密閉形電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011086382A true JP2011086382A (ja) 2011-04-28

Family

ID=44079191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009235983A Pending JP2011086382A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 密閉形電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011086382A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012169111A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Toyota Motor Corp 密閉型電池及び密閉型電池の製造方法
CN104205422A (zh) * 2012-03-13 2014-12-10 株式会社东芝 电池以及电池包
CN108400279A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 深圳市铂纳特斯自动化科技有限公司 打钉装置
CN108448023A (zh) * 2018-05-18 2018-08-24 南通耐维特电源有限公司 一种大容量锂电池用密封组件
US10461308B2 (en) 2014-12-05 2019-10-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sealed battery and method of manufacture
CN114361599A (zh) * 2021-12-29 2022-04-15 广州小鹏汽车科技有限公司 电芯化成密封构件、电芯化成装置及电芯化成方法
CN115275542A (zh) * 2022-08-17 2022-11-01 厦门海辰储能科技股份有限公司 电池端盖组件、电池、电池包及用电设备

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012169111A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Toyota Motor Corp 密閉型電池及び密閉型電池の製造方法
CN104205422A (zh) * 2012-03-13 2014-12-10 株式会社东芝 电池以及电池包
EP2827409A4 (en) * 2012-03-13 2015-11-18 Toshiba Kk BATTERY AND BATTERY PACK
US9627658B2 (en) 2012-03-13 2017-04-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Battery and battery pack
US10461308B2 (en) 2014-12-05 2019-10-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sealed battery and method of manufacture
CN108400279A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 深圳市铂纳特斯自动化科技有限公司 打钉装置
CN108400279B (zh) * 2017-02-08 2024-03-01 深圳市铂纳特斯智能装备股份有限公司 打钉装置
CN108448023A (zh) * 2018-05-18 2018-08-24 南通耐维特电源有限公司 一种大容量锂电池用密封组件
CN108448023B (zh) * 2018-05-18 2023-05-30 南通耐维特电源有限公司 一种大容量锂电池用密封组件
CN114361599A (zh) * 2021-12-29 2022-04-15 广州小鹏汽车科技有限公司 电芯化成密封构件、电芯化成装置及电芯化成方法
CN114361599B (zh) * 2021-12-29 2024-03-08 广州小鹏汽车科技有限公司 电芯化成密封构件、电芯化成装置及电芯化成方法
CN115275542A (zh) * 2022-08-17 2022-11-01 厦门海辰储能科技股份有限公司 电池端盖组件、电池、电池包及用电设备
CN115275542B (zh) * 2022-08-17 2023-09-22 厦门海辰储能科技股份有限公司 电池端盖组件、电池、电池包及用电设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5566641B2 (ja) 電池
US8980469B2 (en) Prismatic secondary battery
JP6538650B2 (ja) 円筒形密閉電池
JP5011664B2 (ja) 密閉型二次電池
US6866961B2 (en) Lithium secondary battery and manufacturing method thereof
JP4297877B2 (ja) カン型二次電池
US10263237B2 (en) Cylindrical battery, and collector member used therefor, and manufacturing method thereof
US20140141293A1 (en) Prismatic storage battery
JP2011086382A (ja) 密閉形電池
KR100467698B1 (ko) 원통형 리튬이차전지와 이의 제조방법
KR20090065587A (ko) 안전성이 개선된 파우치형 이차전지
JP2009087722A (ja) 電池及び組電池
KR100749645B1 (ko) 세퍼레이터와 이를 이용한 리튬 이차전지
JP2001313022A (ja) 非水電解質二次電池
US9601735B2 (en) Cylindrical battery
JP2009259701A (ja) 電池
US11476550B2 (en) Secondary battery capable of equalizing internal/external pressure
JP2011210690A (ja) 密閉形電池
JP2013062199A (ja) 密閉形電池
KR20080009462A (ko) 캡조립체 및 이를 이용한 이차 전지
JP2020030899A (ja) 二次電池
JP2011210691A (ja) 密閉形電池
US20220285797A1 (en) Battery
JP6014161B2 (ja) 角形蓄電素子の製造方法
KR100709884B1 (ko) 각형 이차전지

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205