JP3743838B2 - ルーフラック支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両におけるルーフラックの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9および図10は、従来のルーフラック支持構造例を示している。これらの図において、ルーフパネルの側縁部にインナパネルとアウタパネルを接合してなるルーフサイドレール1が備えられている。このルーフ側縁部に係合してブラケット2を取付固定するフック3が備えられ、ブラケット2を介して支持されるラックバー4をルーフ上に横架するようになっている。また、ブラケット2のブラケットベース5の下にゴムクッション6があてがわれ、ルーフラックはこのゴムクッション6を介して取付固定される。
【0003】
フック3の上端部は図11に示されるように、カバー7の操作で引っ張り上げられるようになっている。すなわち、カバー7を図示のようにブラケット2側に回動させると、フック3の上端に連結しているバー材8がカバー7の係合部7aにより押し上げられる。これによりフック3の下端部がルーフ側縁部に係合し、ブラケット2が締結される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ルーフラックに対して特に前方向の力が加わると、図12のようにこの力Fが作用することでゴムクッション6が潰され、ブラケット2が前側に傾倒することがある。ラックバー4を安定して支持するには、ブラケット2が傾くのを防ぐことが必要である。
【0005】
さらに、図13のように極端な場合にはカバー7が開いて、その係合部7aがカバー材8から外れ、そのままではブラケット2が脱落してしまう。
【0006】
本発明は以上の点に鑑み、ブラケットを適正にかつ的確に取り付け、ラックバーを安定支持し得るルーフラック支持構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、上記フックに連動してルーフ側縁部の凹部に形成された窪み部に嵌入する第2のフックを設け、ブラケットに対する作用荷重の一部をこの第2のフックにて受け、その傾倒を抑制するようにしたものである。
【0008】
請求項に係る発明は、ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、カバーが軸を介して回転自在に支持されていて、該カバーが回動すると上記フックが引っ張り上げられて上記ルーフ側縁部に係合するようになっており、上記フックに連動してルーフ側縁部の凹部に形成された窪み部に嵌入する第2のフックを設け、ブラケットに対する作用荷重の一部をこの第2のフックにて受け、その傾倒を抑制するようにしたものである。
【0010】
本発明によれば、ブラケットを取付固定するフックに連動してルーフ側縁部の窪み部に嵌入する第2のフックを設けることにより、この第2のフックによってブラケットまわりの結合剛性が強化する。この場合にもブラケットが安定支持され、前側への傾倒等を確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8に基づき、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明によるルーフラック支持構造の参考例(図1〜図3)及び好適な実施の形態(図4〜図8)を説明する。
【0012】
本発明の参考例として示す図1のように、ルーフパネルの側縁部にはインナパネルとアウタパネルを接合してなるルーフサイドレール1が配置されている。図1において車幅方向を矢印Wで示し、また前後方向は紙面垂直方向とする。このルーフ側縁部に係合してブラケット2を取付固定するためのフック3が備えられ、ブラケット2を介して支持されるラックバー4がルーフ上に横架される。また、ブラケット2はブラケットベース5の下に配置したゴムクッション6を介して取付固定される。この基本構成は、前述した従来例の場合と実質的に同様である。
【0013】
図2および図3に示すように、ブラケットベース5の下面には、ルーフ側縁部の凹部9に嵌入する凸部10が設けられている。凸部10は、この例では前後方向に適度な間隔をあけて2つ設けられる。ゴムクッション6には凸部10が貫通し得るように開口もしくは切欠き6aが設けられる(図1)。
【0014】
上記構成において、たとえば車両が急停止すると、ラックバー4等の慣性のためブラケット2に対して前方向荷重がかかる。このときブラケット2は前側に傾倒しようとするが、凸部10が凹部9に同時かまたは先に当たり、これにより、ゴムクッション6に荷重がかかるのが緩和される。したがって、ゴムクッション6が潰されてブラケット2がたとえば前側に傾倒するのが防止され、ブラケット2が外れるのを確実に防ぐことができる。
【0015】
つぎに、図4〜図8は、本発明のルーフラック支持構造の実施の形態を示している。
この実施形態において、フック3に連動して、ルーフ側縁部の窪み部に嵌入する第2のフックが設けられ、ブラケット2に対する作用荷重の一部が第2のフックにて受けるようにされている。
【0016】
ここで先ず、図4および図5において、カバー7は軸11を介して回動自在に支持される。フック3の上端に連結するバー材8は、軸13のまわりに回動自在なアーム12と連結する。軸13を挟んだアーム12の延長部には、第2のフック14が付設形成されている。第2のフック14は、軸13のまわりに回動自在である。
【0017】
第2のフック14は図7あるいは図8のように、ルーフ側縁部の凹部9に対応配置されている。この例では、図8に示すように凹部9に窪み部15が形成されており(図8、A部)、この窪み部15に第2のフック14の先端が嵌入し得るようになっている。
【0018】
上記構成において、ラックバー4等の固定前には、図6に示すようにカバー7が開いているものとする。つぎに、図7のようにカバー7をブラケット2側に回動させると、フック3の上端に連結するバー材8をカバー7の係合部7aが押し上げ、これによりフック3の下端部がルーフ側縁部に係合し、ブラケット2が締結される。
【0019】
これと同時に、バー材8の押し上げでアーム12が回動することにより、第2のフック14が凹部9の窪み部15に嵌入する。このようにフック3に加えて第2のフック14を有することで、ブラケット2、したがってラックバー4は、車幅方向Wにも強固に固定される。また第2のフック14の先端が窪み部15に嵌入することで、前方向荷重がかかったとき、ブラケット2が前側に傾倒するのを防ぎ、したがってブラケット2が外れるのを確実に防ぐことができる。
【0020】
なお、上記実施形態におけるブラケットベース5の下面に設ける凸部10は、間隔をあけずに一体に設けてもよい。また、ブラケットベース5とは別体構成のものを付設するものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のルーフラック支持構造においてブラケットベースの下面に凸部を付設し、あるいは第2のフックを設けることにより、ブラケットまわりの結合剛性が大幅に強化される。これによりブラケットが安定支持され、前側へ傾倒することがないから、ボディからの外れるのが確実に防止されることができ、ルーフラックが不用意に脱落する等の心配がなく、如何なる場合にも高い安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のルーフラック支持構造の参考例を示す断面図である。
【図2】 図1のルーフラック支持構造の参考例に係るブラケットベースの斜視図である。
【図3】 図1のルーフラック支持構造の参考例に係るブラケットベースの側面図および底面図である。
【図4】 本発明のルーフラック支持構造の実施形態を示す要部斜視図である。
【図5】 本発明のルーフラック支持構造の実施形態を示す分解斜視図である。
【図6】 本発明のルーフラック支持構造の実施形態における作用を説明する断面図である。
【図7】 本発明のルーフラック支持構造の実施形態における作用を説明する断面図である。
【図8】 本発明のルーフラック支持構造の実施形態に係る窪み部を示す斜視図である。
【図9】 従来のルーフラック支持構造を示す断面図である。
【図10】 従来のルーフラック支持構造を示す側面図である。
【図11】 従来のルーフラック支持構造を示す断面図である。
【図12】 従来のルーフラック支持構造における荷重作用時の作用を説明する側面図である。
【図13】 従来のルーフラック支持構造における荷重作用時の作用を説明する断面図である。

Claims (2)

  1. ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、
    上記フックに連動してルーフ側縁部の凹部に形成された窪み部に嵌入する第2のフックを設け、ブラケットに対する作用荷重の一部を上記第2のフックにて受け、その傾倒を抑制するようにしたことを特徴とするルーフラック支持構造。
  2. ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、
    カバーが軸を介して回転自在に支持されていて、該カバーが回動すると上記フックが引っ張り上げられて上記ルーフ側縁部に係合するようになっており、
    上記フックに連動してルーフ側縁部の凹部に形成された窪み部に嵌入する第2のフックを設け、ブラケットに対する作用荷重の一部を上記第2のフックにて受け、その傾倒を抑制するようにしたことを特徴とするルーフラック支持構造。
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