JP3673864B2 - ルーフラック支持構造 - Google Patents

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明夫 増子
耕一 関
勝 高崎
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両におけるルーフラックの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5および図6は、従来のルーフラック支持構造例を示している。これらの図において、ルーフパネルの側縁部には、インナパネルとアウタパネルを接合してなるルーフサイドレール1が配置されている。このルーフ側縁部に係合してブラケット2を取付固定するフック3が備えられ、ブラケット2を介して支持されるラックバー4をルーフ上に横架するようになっている。また、ブラケット2のブラケットベース5の下にゴムクッション6があてがわれ、このゴムクッション6を介してルーフラックが取付固定される。
【0003】
フック3の上端部は図7に示されるように、カバー7の操作で引っ張り上げられるようになっている。すなわち、カバー7を図示のようにブラケット2側に回動させると、フック3の上端に連結しているバー材8がカバー7の係合部7aにより押し上げられる。これによりフック3の下端部がルーフ側縁部に係合し、ブラケット2が締結される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ルーフラックに対して特に前方向の力が加わると、図8のようにこの力Fが作用することでゴムクッション6が潰され、ブラケット2が前側に傾倒することがある。ラックバー4を安定して支持するには、ブラケット2が傾くのを防ぐことが必要である。
【0005】
さらに、図9のように極端な場合にはカバー7が開いて、その係合部7aがカバー材8から外れ、そのままではブラケット2が脱落してしまう。
【0006】
本発明は以上の点に鑑み、ブラケットを適正にかつ的確に取り付け、ラックバーを安定支持し得るルーフラック支持構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、上記フックの掛け外しを行うカバーに弾性体を設け、この弾性体が上記フックに弾接し得るようにしたものである。
請求項2に記載のルーフラック支持構造は、請求項1の構成において、前記カバーを前記ブラケットに回動可能に支持し、このカバーがブラケット側に回動するとき前記弾性体がフックに弾接するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載のルーフラック支持構造では、請求項1又は2の構成において、前記弾性体を、フック所定部位に対応して前記カバーの内側に付設されたクッションゴムとしたことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、フックの掛け外しを行うカバーの内側に弾性体を設け、フックをルーフ側縁部に係合させるべくカバーを回動させることにより、弾性体をフックに弾接させる。このように弾性体をフックに弾接させることで、このフックが開こうとするのが規制される。これによりブラケットに対する作用荷重(たとえば、急激な前方向荷重)がかかってもフックが外れることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4に基づき、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明によるルーフラック支持構造の好適な実施の形態を説明する。
【0010】
この実施形態において、図1に示すようにルーフパネルの側縁部には、インナパネルとアウタパネルを接合してなるルーフサイドレール1が配置されている。図1において車幅方向を矢印Wで示し、また前後方向は紙面垂直方向とする。このルーフ側縁部に係合してブラケット2を取付固定するためのフック3が備えられ、ブラケット2を介して支持されるラックバー4がルーフ上に横架される。また、ブラケット2はブラケットベース5の下に配置したゴムクッション6を介して取付固定される。この基本構成は、前述した従来例の場合と実質的に同様である。
【0011】
カバー7は軸9を介して回動自在に支持される。フック3の上端に連結するバー材8は、カバー7の係合部7aにより押し上げられ、これによりフック3の下端部がルーフ側縁部に係合する。バー材8は、ブラケット2に設けたガイド孔10にガイドされながらスライドする。
【0012】
カバー7の内側には、図2にも示したように弾性体11が設けられ、この弾性体11がフック3に弾接するようになっている。この実施形態では、弾性体11は好適にはクッションゴムにより構成される。
【0013】
上記構成において、図3のようにカバー7をブラケット2側に回動させると、フック3の上端に連結するバー材8をカバー7の係合部7aが押し上げ、これによりフック3の下端部がルーフ側縁部に係合し、ブラケット2が締結される。
【0014】
これと同時に、弾性体11は図3あるいは図4のようにフック3の上部付近に弾接する。このように弾性体11をフック3に弾接させることで、該フック3が開こうとするのが規制される。これによりブラケット2に荷重(たとえば、急激な前方向荷重)がかかってもフック3が外れないようにする。たとえば車両が急停止すると、ラックバー4等の慣性のためブラケット2に対して前方向荷重がかかるが、このような場合でもフック3は確実に保持される。
【0015】
なお、上記実施形態における弾性体11は、ゴムにより形成する場合の他に、たとえば合成樹脂等の材料により形成してもよい。また、形状等については図示例のものに限定されるものでなく、適宜設定可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のルーフラック支持構造においてフックの掛け外しを行うカバーの内側に設けた弾性体をフックに弾接させることで、このフックが開こうとするのが規制される。これにより、急激な前方向荷重等がかかってもフックが外れないようにし、ルーフラックが不用意に脱落する等の心配がなく、如何なる場合にも高い安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルーフラック支持構造の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明のルーフラック支持構造に係るカバーの斜視図である。
【図3】本発明のルーフラック支持構造における作用を説明する断面図である。
【図4】本発明のルーフラック支持構造における作用を説明する側面図である。
【図5】従来のルーフラック支持構造を示す断面図である。
【図6】従来のルーフラック支持構造を示す側面図である。
【図7】従来のルーフラック支持構造を示す断面図である。
【図8】従来のルーフラック支持構造における荷重作用時の作用を説明する側面図である。
【図9】従来のルーフラック支持構造における荷重作用時の作用を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフサイドレール
2 ブラケット
3 フック
4 ラックバー
5 ブラケットベース
6 ゴムクッション
7 カバー
8 バー材
9 軸
10 ガイド孔
11 弾性体

Claims (3)

  1. ルーフ側縁部に係合してブラケットを取付固定するフックを備え、上記ブラケットを介して支持されるラックバーをルーフ上に横架するルーフラック支持構造であって、
    上記フックの掛け外しを行うカバーに弾性体を設け、この弾性体が上記フックに弾接し得るようにしたことを特徴とするルーフラック支持構造。
  2. 前記カバーは前記ブラケットに回動可能に支持され、該カバーがブラケット側に回動するとき前記弾性体が前記フックに弾接するようにしたことを特徴とする、請求項1に記載のルーフラック支持構造。
  3. 前記弾性体は、フック所定部位に対応して前記カバーの内側に付設されたクッションゴムであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のルーフラック支持構造。
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