JP3215904B2 - 自動車用小物収納装置 - Google Patents

自動車用小物収納装置

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JP3215904B2 JP00435394A JP435394A JP3215904B2 JP 3215904 B2 JP3215904 B2 JP 3215904B2 JP 00435394 A JP00435394 A JP 00435394A JP 435394 A JP435394 A JP 435394A JP 3215904 B2 JP3215904 B2 JP 3215904B2
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昌宏 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小物の収納のためイン
ストルメントパネル等の上部に開口して設けられる自動
車用小物収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のインストルメント
パネルの上部に開口する小物収納装置としては、一般に
は、図8,9に示すような小物収納装置が知られてい
る。例えば、図8に示す装置は、上方が開口した箱体6
2がインストルメントパネル61の上部に開口して設け
られている。
【0003】また、図9に示す装置は、上方が開口した
箱体62がインストルメントパネル61の上部に開口し
て設けられるとともに、腕部64が軸65により円弧回
動自在に支持された蓋体63によって箱体62の開口を
開閉可能に形成されている。そして、蓋体63は、図示
しない開きばねにより開蓋方向へ付勢されるとともに、
浮出し係止機構66により閉蓋状態を保持するように構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来構成の自動車用小物収納装置にあっては、乗員に対し
て、箱体62の開口部が比較的高位に位置するため、中
に入れた小物が見づらく、取出しにくいという問題があ
った。
【0005】この発明は、上記にかんがみてなされたも
のであり、その目的とするところは、上方が開口した箱
体への小物の出し入れを容易に行なうことができる自動
車用小物収納装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、本自動車用小物収納
装置は、上方が開口した箱体と、円弧回動して前記箱体
の開口を開閉可能に設けられた蓋体と、を備えた自動車
用小物収納装置であって、前記箱体は、側壁に連動溝を
有するとともに当該箱体上部を支点として円弧回動自在
に設けられ、前記蓋体は、当該蓋体の両側下部に突設さ
れた腕部に設けられるとともに前記箱体の連動溝に係合
し該連動溝に沿って移動可能な係合ピンを有し、かつ前
記箱体を中間位置とし前記箱体の回動支点の相対側を支
点として円弧回動自在に設けられ、前記蓋体の上昇回動
に伴い前記係合ピンを介して前記箱体が上昇回動すると
ともにその開口が開蓋状態の取出し位置と、前記蓋体の
下降回動に伴い前記係合ピンを介して前記箱体が下降回
動するとともにその開口が閉蓋状態の格納位置とをとり
得るように構成されてなることを特徴とする。
【0007】また、一側辺に箱体枢支部を有し該一側辺
に相対して平行する他側辺に蓋体枢支部を有する枠体
と、前記箱体枢支部を支点として円弧回動自在に設けら
れた箱体と、前記蓋体枢支部を支点として円弧回動自在
に設けられた蓋体と、を備えてなることを特徴とする。
【0008】また、前記蓋体は、係止爪を有するととも
に開きばねにより常には開蓋方向へ付勢され、前記枠体
は、前記係止爪に係合して前記蓋体の閉蓋状態を保持可
能な浮出し係止機構を備え、前記箱体の連動溝は、前記
係合ピンと係合して前記箱体の取出し位置を保持する支
持溝部と、前記係合ピンの移動に伴って前記箱体を円弧
回動する従動溝部と、前記係止爪と浮出し係止機構との
係脱に伴う前記係合ピンの移動を案内する係止溝部とか
らなる三叉溝状に形成されたことを特徴とする。
【0009】また、前記蓋体は、被係止部材を有すると
ともに開きばねにより常には開蓋方向へ付勢され、前記
枠体は、前記被係止部材に係合して前記蓋体の閉蓋状態
を保持可能な係止部材を備え、前記箱体の連動溝は、前
記係合ピンと係合して前記箱体の取出し位置を保持する
支持溝部と、前記係合ピンの移動に伴って前記箱体を円
弧回動する従動溝部とからなる屈曲溝状に形成されたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明は上記のように構成されたものであ
り、蓋体が下降して閉蓋状態のときは、係合ピン,連動
溝を介して箱体を下降させ、箱体をほぼ水平状態の格納
位置へ回動する。
【0011】蓋体の開操作により、係合ピン,連動溝を
介して箱体を円弧回動してその自由端側を上昇させる。
そして、蓋体が全開状態のとき、箱体を、その底面が上
昇し箱体開口が手前側を指向する取出し位置へ回動す
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の自動車用小物収
納装置の一部破断斜視図、図2はその構造を示す縦断面
図である。
【0014】この自動車用小物収納装置は、箱体枢支部
11,蓋体枢支部12および浮出し係止機構15を備え
た枠体10と、上方が開口した箱状に形成され箱体枢支
部11を支点として円弧回動自在に設けられ連動溝30
Aを有する箱体20と、蓋体枢支部12を支点として円
弧回動自在に設けられ箱体20の開口を開閉可能に形成
されるとともに係合ピン45を有する蓋体40と、を主
体にして構成されている。
【0015】枠体10は、実施例では角形の枠状に形成
され、一側辺に箱体枢支部11を有し、その箱体枢支部
11に開口部を中間にして相対して平行する他側辺に蓋
体枢支部12が設けられている。枠体10の一側辺に
は、蓋体40の係止爪46と係脱可能な浮出し係止機構
15が配設されている。この浮出し係止機構15は公知
のもので、蓋体40の押圧下降により係止爪46との係
合を保持するとともに、係合状態から更に押圧すること
により、その係合保持部が一旦下降し、押圧解除により
係合保持部が上昇して、係合解除をするように形成され
ている。なお、符号18はインストルメントパネル1へ
の取付け用の取付脚部である。
【0016】箱体20は、上方が開口し手前壁21,後
背壁24,側壁25,25,底壁26を有する箱状に形
成されている。箱体20は、手前壁21上部の枢着部2
2において、箱体枢支部11に軸23により枢着され、
それを支点として後背壁24側を自由端として円弧回動
自在に設けられている。側壁25には、三叉溝状の連動
溝30Aが刻設されている。連動溝30Aは、図2にお
いて左斜め上方へ延びる支持溝部31と、右方へ延びる
従動溝部32と、左斜め下方へ延びる係合溝部33とを
有するY字状に形成されている。
【0017】蓋体40は、箱体20の開口部および枠体
10の開口部を閉塞可能な板状に形成され、一端縁の下
部に係止爪46が設けられている。蓋体40は、その両
側端部下方に腕部41,41が設けられており、腕部4
1に連結棒42を介して延設された枢着部43が、蓋体
枢支部12に軸44により枢着されている。そして、蓋
体枢支部12を支点として、係止爪46側を自由端とし
て円弧回動自在に設けられている。腕部41の所定位置
には、係合ピン45が内側向きに突設されている。この
係合ピン45は、連動溝30Aに嵌合して支持溝部3
1,従動溝部32,係合溝部33内を移動可能に形成さ
れている。
【0018】また、蓋体枢支部12と連結棒42との間
には、蓋体40を開蓋方向へ付勢する開きばね49が設
けられており、また軸44には、歯車52を介して回動
ダンパ53が連結されており、蓋体40の開閉を緩やか
な速度とするように形成されている。
【0019】このように構成された自動車用小物収納装
置は、図1,2に示すようにインストルメントパネル1
の上面2に装着される。このとき、枠体10の取付脚部
18が、インストルメントパネル1の受部3に取付ボル
ト19により固定される。そして格納位置にある箱体2
0は、枠体10に設けられたストッパ6に支持されて、
箱体20の円弧回動の下降端が規定されている。また、
箱体20がダクト5(自動車の冷暖房用ダクト)と対面
する部位に、格子状の開口27を設けることにより、箱
体20の中に入れた飲み物等を暖めたり、冷やしたりす
ることも可能である。
【0020】次に、このように構成された自動車用小物
収納装置の作用を説明する。
【0021】まず、箱体20が格納位置(図2,3に示
す位置)にあるとき、連動溝30Aの係合溝部33上面
と係合ピン45との係合,およびストッパ6により箱体
20の円弧回動下降端が保持されて、底壁26はほぼ水
平状態にある。また、蓋体40は、その係止爪46が浮
出し係止機構15に係合して、箱体20の開口部および
枠体10の開口部を閉塞し、蓋体40上面はインストル
メントパネル1の上面2とほぼ同一面の閉蓋状態にあ
る。そして、係合ピン45は、連動溝30Aの係合溝部
33中途のA点(図6参照)にある。
【0022】本小物収納装置の箱体20を取出し位置に
するには、蓋体40の手前端を図3のイ矢印方向に(2
点鎖線で示す40(B)へ)押下げる。これにより、浮
出し係合機構15と係止爪46との係合が解除されると
ともに、係合ピン45は軸44を中心として円弧回動
し、係合溝部33を先端のB点へ移動する(以下、開蓋
操作における係合ピン45の軌跡を図6に実線矢印で示
す)。この間、箱体20は格納位置を保持したままであ
る。
【0023】ここで、イ矢印方向の押圧を解除すると、
蓋体40は、開きばね49の付勢力および浮出し係止機
構15の押上げ作用により、図3に2点鎖線で示す半開
状態の40(C)点の高さへ上昇する。このとき、係合
ピン45は、B点から連動溝30Aほぼ中央の三叉路の
C点に到達する。
【0024】そして、40(C)点にある蓋体40の手
前側下部に指を指し入れて、蓋体40を矢印ロ方向へ押
上げ、40(F)点へ手操作により円弧回動させる(図
4参照)。なお、開きばね49のばね力を強く設定する
ことにより、蓋体40の40(C)点から40(E)点
への円弧回動、および40(E)点から40(F)点へ
の円弧回動を、自動的に行えるように構成することがで
きる。この円弧回動につれて係合ピン45は連動溝30
A内を従動溝部32方向へ相対移動し、D点に達して、
さらにE点(C点と同一点)へ復動する。この係合ピン
45の円弧回動による実線矢印C・D・E・間の相対移
動時に、従動溝部32に押上げ力が作用し、箱体20を
軸23を支点として上方へ向けて円弧回動させる。
【0025】E点に到達した係合ピン45は蓋体40の
さらなる上昇回動により、支持溝部31方向へ相対移動
し、F点に到達して支持溝部31先端に当接する。これ
により、蓋体40は円弧回動の上昇端に達し、開蓋状態
になって箱体20の開口を開放するとともに、箱体20
も円弧回動の上昇端に達して手前壁21がほぼ水平状態
の取出し位置となり、開口部が手前側を指向して箱体2
0内への小物の出し入れが容易になる。
【0026】この取出し位置は、蓋体40の開蓋方向へ
の付勢および係合ピン45と支持溝部31先端との当接
により、保持されている。即ち、蓋体40自体は、開き
ばね49の付勢力により自重で下がるのが防止され、ま
た、振動による当接部のガタツキ、異音発生を防止して
いる。また、箱体20自体は収納小物を含む荷重による
下降回動は、支持溝部31先端と係合ピン45との係合
により、箱体20の自由回動がロックされ、取出し位置
が保持されている。なお、蓋体40の開蓋速度は、回転
ダンパ53により一定の速さに保たれ、開蓋端における
停止衝撃を最小限に抑制している。
【0027】取出し位置にある小物収納装置の箱体20
を格納位置にするには、開蓋状態にある蓋体40を、図
5に示すハ矢印方向へ(40(E))へ押下げる。これ
により、係合ピン45は軸44を中心として円弧回動
し、支持溝部31をE点へ移動する(以下、閉蓋操作に
おける係合ピン45の軌跡を図6に破線矢印で示す)。
【0028】さらに、蓋体40の押下げ操作により、蓋
体40は40(D)点を経て半開き状態の40(C)点
へ回動する。このとき、係合ピン45は、連動溝30A
内をF点からE,D点を経てC点へ相対移動する。この
係合ピン45の円弧回動によるE・D・C点間の移動時
に、従動溝部32に押下げ力が作用し、箱体20を軸2
3を支点として下方へ向けて円弧回動させる。
【0029】40(C)点に到達した蓋体40をさらに
押下げると、蓋体40は図5に実線で示す40(B)へ
下降し、係止爪46が浮出し係止機構15に係合する。
ここで、蓋体40の押圧を解除すると、蓋体40は浮出
し係止機構15による係合状態を保持して、閉蓋状態に
なる。このとき、係合ピン45は連動溝30A内をC点
からB点を経てA点に復帰する。これにより、箱体20
は格納位置に復帰し、蓋体40は40(A)点に復帰し
て閉蓋状態となり、蓋体40上面はインストルメントパ
ネル1の上面2とほぼ同一面となる。
【0030】図7はこの発明の他の実施例を示し、連動
溝の構成に特徴を有する。なお、以下の説明では、第1
実施例との重複部分については、同一符号を付して説明
を省略する。
【0031】この第2実施例の箱体20は、屈曲溝状の
連動溝30Bを有している。連動溝30Bは、左斜め上
方へ延びる支持溝部31と、右方へ延びる従動溝部32
とを有してほぼV字状に形成されている。また、第1実
施例の浮出し係止機構15に代えて、永久磁石の吸引力
を用いた係止部材16を備え、蓋体40には、係止部材
16に吸着可能な被係止部材47を備えて形成されてい
る。
【0032】そして、被係止部材47が係止部材16に
係止されて、蓋体40の上面がインストルメントパネル
1の上面2と同一面の閉蓋状態(図7に2点鎖線40
(a)で示す)にあるとき、係合ピン45は、支持溝部
31と従動溝部32との屈曲部に位置し、箱体20は下
降して格納位置にある。
【0033】この状態から箱体20を取出し位置にする
には、蓋体40の手前側を指先で持上げ(図7に2点鎖
線40(c)で示す)、係止部材16による係止を解除
するとともに、蓋体40を矢印ニ方向へ持上げ、2点鎖
線40(e)で箱体20のせり出しを完了し、さらに実
線で示す蓋体40(f)位置へ回動し、箱体20の円弧
回動上昇端を保持して、開蓋状態となる。この円弧回動
につれて、係合ピン45は連動溝30Bの屈曲部から従
動溝部32をその先端方向へ相対移動し、その先端から
反転して屈曲部を経て(蓋体40(e)位置)、さらに
支持溝部31の先端へ到達する。
【0034】第2実施例の自動車用小物収納装置によれ
ば、連動溝を簡潔に形成できるとともに、蓋体の閉蓋保
持機構を簡単に構成することができる。
【0035】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲においてその実施態様を変更することができ
る。例えば、箱体枢支部11,蓋体枢支部12をインス
トルメントパネル自体に形成して、枠体10を省略する
ようにしてもよい。また、枠体10に代えて箱体枢支部
11を有する小形の基板と、蓋体枢支部12を有する小
形の基板とを形成し、各基板をインストルメントパネル
に固着して、箱体および蓋体を円弧回動自在に取付ける
ようにしてもよい。
【0036】また、本小物収納装置は、自動車のリアト
レイ上面にも装備可能である。
【0037】さらに、第2実施例における係止部材1
6,被係止部材47は、ばねによる挟持方式の係止機構
であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
小物収納装置によれば、上部開口を有する箱体が、蓋体
の開閉に伴って箱体を円弧回動自在とした構成なので、
蓋体の開閉動作に連動して箱体をせり上げ、箱体の底壁
を上昇させ、開口を手前向きの取出し位置にすることが
できる。そのため、箱体が深くても、収納小物が見易く
なり、その出し入れを容易に行なうことができるととも
に、箱体内の掃除が容易である。
【0039】また、蓋体の押下げ操作のみで箱体を格納
位置とすることができ、蓋体は閉塞状態ではインストル
メントパネルとほぼ同一面形状となって、箱体開口部を
覆い、箱体内への塵埃等の侵入を防止するとともに、小
物収納装置の外観を良好に保つ効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動車用小物収納装置の一部
破断斜視図。
【図2】同じく格納位置における縦断面図。
【図3】格納位置からの開蓋操作の説明図。
【図4】取出し位置への操作を示す説明図。
【図5】取出し位置からの閉蓋操作の説明図。
【図6】連動溝内の係合ピンの相対移動を示す説明図。
【図7】第2実施例を示す縦断面説明図。
【図8】従来の上方開口型自動車用小物収納装置を示す
縦断面図。
【図9】従来の蓋体付上方開口型自動車用小物収納装置
を示す縦断面図。
【符号の説明】 1 インストルメントパネル 10 枠体 11 箱体枢支部 12 蓋体枢支部 15 浮出し係止機構 20 箱体 22 枢着部 23 軸 30A,30B 連動溝 31 支持溝部 32 従動溝部 33 係合溝部 40 蓋体 43 枢着部 44 軸 45 係合ピン 46 係合爪 49 開きばね
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−9915(JP,A) 実開 平2−96230(JP,U) 実開 平6−61587(JP,U) 実開 平6−44646(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/06 E05D 11/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した箱体と、円弧回動して前
    記箱体の開口を開閉可能に設けられた蓋体と、を備えた
    自動車用小物収納装置であって、 前記箱体は、側壁に連動溝を有するとともに当該箱体上
    部を支点として円弧回動自在に設けられ、 前記蓋体は、当該蓋体の両側下部に突設された腕部に設
    けられるとともに前記箱体の連動溝に係合し該連動溝に
    沿って移動可能な係合ピンを有し、かつ前記箱体を中間
    位置とし前記箱体の回動支点の相対側を支点として円弧
    回動自在に設けられ、 前記蓋体の上昇回動に伴い前記係合ピンを介して前記箱
    体が上昇回動するとともにその開口が開蓋状態の取出し
    位置と、前記蓋体の下降回動に伴い前記係合ピンを介し
    て前記箱体が下降回動するとともにその開口が閉蓋状態
    の格納位置とをとり得るように構成されてなることを特
    徴とする自動車用小物収納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用小物収納装置に
    おいて、 一側辺に箱体枢支部を有し該一側辺に相対して平行する
    他側辺に蓋体枢支部を有する枠体と、 前記箱体枢支部を支点として円弧回動自在に設けられた
    箱体と、 前記蓋体枢支部を支点として円弧回動自在に設けられた
    蓋体と、 を備えてなることを特徴とする自動車用小物収納装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車用小物収納装置に
    おいて、 前記蓋体は、係止爪を有するとともに開きばねにより常
    には開蓋方向へ付勢され、 前記枠体は、前記係止爪に係合して前記蓋体の閉蓋状態
    を保持可能な浮出し係止機構を備え、 前記箱体の連動溝は、前記係合ピンと係合して前記箱体
    の取出し位置を保持する支持溝部と、前記係合ピンの移
    動に伴って前記箱体を円弧回動する従動溝部と、前記係
    止爪と浮出し係止機構との係脱に伴う前記係合ピンの移
    動を案内する係合溝部とからなる三叉溝状に形成された
    ことを特徴とする自動車用小物収納装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の自動車用小物収納装置に
    おいて、 前記蓋体は、被係止部材を有するとともに開きばねによ
    り常には開蓋方向へ付勢され、 前記枠体は、前記被係止部材に係合して前記蓋体の閉蓋
    状態を保持可能な係止部材を備え、 前記箱体の連動溝は、前記係合ピンと係合して前記箱体
    の取出し位置を保持する支持溝部と、前記係合ピンの移
    動に伴って前記箱体を円弧回動する従動溝部とからなる
    屈曲溝状に形成されたことを特徴とする自動車用小物収
    納装置。
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