JP3738088B2 - 名刺読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動的に名刺を読み取り修正して記憶手段に格納する名刺読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動的に名刺を読み取り修正して記憶手段に格納する名刺読取装置としては、図17乃至図19に示すようなものがあった。図17は従来の名刺読取装置の構成を示すブロック図、図18は名刺読取装置で読み取るための原稿として台紙に添付した名刺を示す図、図19は従来の名刺読取装置における項目データの正誤判別画面を示す図である。
【0003】
まず、図17を参照して、従来の名刺読取装置の構成について説明する。図17において、1は名刺読取装置で読み取るために名刺を台紙に添付した原稿、3は原稿1を読み取り画像データ2に変換するデジタイズ手段、5は入力した画像データから名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの項目データ4を作成する項目データ作成手段、6は項目データ4及び名刺を含む画像データ2を表示する表示装置、7は項目データを表示する表示手段、8は表示装置6の表示画像データ2を参照して項目データ4を修正することができる項目データ修正手段、10は項目データ修正手段8で修正した修正済項目データ9を格納する格納メモリである。
【0004】
次に、図17乃至図19を参照して、上記従来の名刺読取装置の動作について説明する。まず、図18に示すように、名刺を台紙に添付して原稿1を作成し、デジタイズ手段3によって読み取らせる。デジタイズ手段3は読み取った原稿1を画像データ2に変換して、項目データ作成手段5及び表示装置6に出力する。項目データ作成手段5はデジタイズ手段3から得られた画像データ2からその名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号、FAX番号などの各項目データ4を作成する。
【0005】
そこで、表示手段7はデジタイズ手段3から得られた画像データ2と項目データ作成手段5において作成された各項目データ4とを、例えば、図19に示すように構成して表示装置6に送る。表示装置6はそれを図19に示すように表示し、操作者はそのように表示された名刺を含む画像データ2と各項目データ4とを見比べて正誤判別する。項目データ4が正しければそのまま決定キーを押し、誤りがあれば、例えば、キー入力などの項目データ修正手段8により誤り部分を修正した後、決定キーを押す。修正した修正済項目データ9は格納メモリ10に格納される。このように、従来の名刺読取装置においても、項目データ4を修正して正しい項目データを作成し格納することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の名刺読取装置においては、名刺の画像と各項目データとを見比べて正誤の判断を行う際、視線を上下あるいは左右に大きく移動して判断しなければならず、目に負担がかかる他、判別を間違える可能性が大きいという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、表示画面上で名刺の画像と各項目データとを見比べて正誤判別を行う際、読み取られた画像を解析して得られた項目データを名刺の各項目に隣接して表示することにより、視線を移動することなく、正しい判別を迅速に行い得る名刺読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
その上、本発明は、項目データのみでなく、バーコードデータなどの正誤判別を行うこともできる上、名刺の表面とともに裏面の画像データを表示画面に表示することにより、正しい正誤判断を迅速に行い得る名刺読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による名刺読取装置は、読み取られた画像データ及び項目データを入力し、正しい項目データを記憶するため各項目データを修正するに際し、名刺の各項目に対する画像の解析により得られた各項目データを名刺の画像データの対応する項目に隣接して表示装置に表示させるよう機能する項目データ隣接表示手段を設けるようにしたものである。
【0010】
本発明によれば、項目データ隣接表示手段を設けるようにしたことにより、画像データの各項目と読み取られた画像の解析により得られた項目データとを比較する際、視線を大きく移動することなく、各項目データの正誤判別及び修正を容易迅速に行うことができる。
【0011】
また、本発明による名刺読取装置は、読み取られた画像データに含まれているバーコードを認識してバーコードデータを作成するバーコードデータ作成手段と、作成されたバーコードデータを表示装置に表示して修正できるようにしたバーコードデータ修正手段とを含み、作成されたバーコードデータを修正のため名刺の画像データのバーコードに隣接して表示装置に表示させるようにしたものである。
【0012】
本発明によれば、バーコードデータ作成手段及びバーコードデータ修正手段を設けるようにしたことにより、読み取られた画像データの各項目データのみでなく、名刺に添付されたバーコードも読み取り修正して正しいバーコードデータを作成し記憶させることができる。
【0013】
更に、本発明による名刺読取装置は、名刺の表面と裏面とを同時に読み取り、名刺の表面を表面画像データに変換する表面デジタイズ手段と、裏面を裏面画像データに変換する裏面デジタイズ手段とを設け、名刺の表面及び裏面の画像データ、項目データ及びバーコードデータを同時に表示画面に表示させるようにしたものである。
【0014】
本発明によれば、表面デジタイズ手段及び裏面デジタイズ手段を設けるようにしたことにより、名刺の両面に付された項目データ及びバーコードデータ(例えば、表面に項目データ、裏面にバーコードデータ)を同時に読み取り修正して、両面の正しい項目データ及びバーコードデータを記憶させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、名刺から読み取った画像データを画面上に表示する表示装置と、当該画像データから複数の文字からなる項目に対する項目データを作成する項目データ作成手段と、上記項目データを上記画像データの対応する項目と隣接させ、かつ上記両データの各文字が互いに対応するように上記両データを並列に配置して表示させる項目データ隣接表示手段と、前記表示装置に表示されている項目データを修正する項目データ修正手段と、を備えて構成される。この構成により、項目データ修正の際に、上記両データの間を視線が大幅に移動することなく、各項目データの修正を迅速に行うことができるという格別の作用を有する。
【0016】
本発明の請求項2に記載の発明は、ユーザが前記項目データ修正手段によって項目データを修正する際に、前記項目データ隣接表示手段は、上記項目データを前記表示装置の画面上に1つずつ表示させる、ように構成される。この構成により、ユーザは修正するか否かの検討を行う際に、画面表示が煩雑にならず、1つの項目データに注目して修正することができるという格別の作用を有する。
【0017】
本発明の請求項3に記載の発明は、読み取ったバーコード及び文字列を含む画像データを画面上に表示する表示装置と、当該画像データから複数の文字列からなる項目に対する項目データを作成する項目データ作成手段と、当該画像データからバーコードを含む項目に対するバーコードデータを作成するバーコードデータ作成手段と、上記項目データを上記画像データの対応する項目と隣接させ、かつ上記バーコードデータを上記画像データの対応するバーコードと隣接させるよう配置して前記表示装置に表示させる項目データ隣接表示手段と、前記表示装置に表示されている項目データ及びバーコードデータを修正する項目データ修正手段と、を備えて構成される。この構成により、データ作成手段は、当該画像データから複数の文字列からなる項目に対する項目データを作成し、かつバーコードデータ作成手段は、当該画像データからバーコードを含む項目に対するバーコードデータを作成し、上記両手段により作成されたデータは、項目データ修正手段により修正される際に、項目データ隣接表示手段により元の画像データと隣接して表示されるために、例えば、読取後の文字列とバーコードの数字との両方をユーザは視線を大幅に移動することなく迅速にその修正をすることが可能になるという格別の作用を有する。
【0018】
本発明の請求項4に記載の発明は、前記項目データ修正手段によって修正された上記項目データ及び上記バーコードデータを対にして格納する格納メモリを備えて構成される。この構成により、名刺に記載された項目データとバーコードデータとが対となった情報データを上記のように作成して格納することができるという格別の作用を有する。
【0019】
以下、添付図面、図1乃至図16に基づき、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における名刺読取装置の構成を示すブロック図、図2は図1に示す名刺読取装置の動作を説明するためのフローチャート、図3は図1に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図、図4は図1に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正するほかの項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図である。
【0020】
また、図5は本発明の第2の実施の形態における名刺読取装置の構成を示すブロック図、図6はバーコード付台紙に添付された名刺を示す図、図7は図5に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正するバーコードデータを示すバーコードデータ正誤判別画面を示す図、図8は図5に示す名刺読取装置によりバーコード付画像データ上の正誤を判別する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図、図9は入場受付時に作成される見学者の情報データを示す図、図10は各ブースに訪れた見学者のバーコードデータを示す図、図11は各ブースに訪れた見学者の情報データを示す図である。
【0021】
また、図12は本発明の第3の実施の形態における名刺読取装置の構造を模式的に示す模式断面図、図13は図12に示す名刺読取装置の論理的構成を示すブロック図、図14は裏面にバーコードシールを添付した名刺の表面及び裏面を示す図、図15は図13に示す名刺読取装置により名刺の裏面に添付したバーコードの正誤を判別し修正するバーコードデータを示すバーコードデータ正誤判別画面を示す図、図16は図13に示す名刺読取装置により名刺裏面のバーコードデータも同時に示す表示画面上に正誤を判別する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図である。
【0022】
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態における名刺読取装置の構成について説明する。図1において、1は名刺読取装置で読み取るために名刺などを台紙に添付した原稿(例えば、図18に示す)、3は名刺を含む原稿1を読み取り画像データ2に変換するデジタイズ手段、5は読み取られ変換された画像データ2から名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの項目データ4を作成する項目データ作成手段、6は名刺を含む画像データ2及び項目データ4を画面に表示する表示装置である。
【0023】
また、、11は読み取られ変換された画像データ2とともに画像データ2の会社名、氏名、電話番号などの各項目に隣接した箇所に項目データ作成手段5により得られた項目データ4を表示するよう構成して表示装置6に表示させる項目データ隣接表示手段、8は表示装置6に表示されている画像データ2を参照して項目データ4を修正することができる項目データ修正手段、10は項目データ修正手段8で修正した修正済項目データ9を格納する格納メモリである。
【0024】
次に、図1に加え、主に図2に示すフローチャートの流れに従い、図3及び図4を参照して、本発明の第1の実施の形態における名刺読取装置の動作について説明する。まず、操作者により、図18に示すような名刺とか台紙に名刺を添付した原稿1を本実施の形態における名刺読取装置により読み取らせると、名刺読取装置のデジタイズ手段3が名刺を含む原稿1を画像データ2に変換して出力する(ステップS−1)。
【0025】
読み取られた画像データ2は項目データ作成手段5において処理され、項目データ作成手段5は名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの各項目の部分を解析して、それら各項目が画像データ2のどの箇所の項目に当たるかを認識すると同時に各項目に対する項目データ4を作成する(ステップS−2)。作成された項目データ4は項目データ隣接表示手段11に送られ、そこで、例えば、図3に示すように、会社名などの項目データ4は画像データ2の会社名を示す部分に隣接した箇所にウインドウ表示されるよう構成されて表示装置6に送られ、そこで表示される(ステップS−3)。
【0026】
表示装置6の表示画面上に表示されている画像データ2の項目とそれに隣接して表示されている項目データ4とを見比べて正誤判別し(ステップS−4)、正しければそのまま決定キーを押し(ステップS−6)、誤っていれば、例えば、キー入力などの項目データ修正手段8により修正した後に決定キーを押す(ステップS−5)。決定キーを押した後の修正済項目データ9は格納メモリ10に格納される(ステップS−7)。まだ、正誤判別されるべき項目データ4が残されている場合は(ステップS−8)ステップS−3に戻り、例えば、図4に示すように、次の項目データ4(氏名)がウインドウ表示される。その後は上記同様に動作し、全ての項目データ4が格納されると、名刺の人物の情報データが出来上がる。
【0027】
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態における名刺読取装置の構成について説明する。図5において、12は名刺読取装置で読み取るために名刺などをバーコード付台紙に添付した原稿(例えば、図6に示す)、3は名刺を含む原稿12を読み取り画像データ2に変換するデジタイズ手段、5は読み取られ変換された画像データ2から名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの項目データ4を作成する項目データ作成手段、14は読み取られ変換された画像データ2からそこに含まれているバーコードに対するバーコードデータ13を作成するバーコードデータ作成手段である。
【0028】
また、6は名刺及びバーコードを含む画像データ2、項目データ4及びバーコードデータ13を表示画面に表示する表示装置、11は読み取られ変換された画像データ2とともに画像データ2の会社名、氏名、電話番号などの各項目に隣接した箇所に項目データ作成手段5により得られた各項目データ4を表示し、画像データ2のバーコードに隣接した箇所にバーコードデータ作成手段14により得られたバーコードデータ13を表示するよう構成して表示装置6に表示させる項目データ隣接表示手段である。
【0029】
また、8は表示装置6に表示されている画像データ2を参照して項目データ4を修正することができる項目データ修正手段、15は表示装置6に表示されている画像データ2を参照してバーコードデータ13を修正することができるバーコードデータ修正手段、10は項目データ修正手段8で修正した修正済項目データ9とバーコードデータ修正手段15で修正した修正済バーコードデータ16を格納する格納メモリである。
【0030】
次に、図5に加え、図6乃至図8を参照して、本発明の第2の実施の形態における名刺読取装置の動作について説明する。本実施の形態における名刺読取装置の動作の説明においても図2に示すフローチャートが適用されるが、本実施の形態ではバーコードデータ13の処理が含まれる。しかし、バーコードデータ13の処理は項目データ4の処理と同様のため、煩雑を避けるために、図2に示すフローチャートは使用しない。
【0031】
まず、操作者により、図6に示すような名刺とそのバーコードとが1組で添付された台紙などの原稿12を本実施の形態における名刺読取装置により読み取らせると、名刺読取装置のデジタイズ手段3が名刺及びバーコードを含む原稿12を画像データ2に変換して出力する。
【0032】
読み取られた画像データ2は項目データ作成手段5において処理され、項目データ作成手段5は名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの各項目の部分を解析して、それら各項目が画像データ2のどの箇所の項目に当たるかを認識すると同時に各項目に対する項目データ4を作成する。作成された項目データ4は項目データ隣接表示手段11に送られ、そこで、例えば、図8に示すように、会社名などの項目データ4は画像データ2の会社名を示す部分に隣接した箇所にウインドウ表示されるよう構成されて表示装置6に送られ、そこで表示される。
【0033】
また、読み取られた画像データ2はバーコードデータ作成手段14において処理され、バーコードデータ作成手段14は画像データ2に含まれているバーコードを解析して、画像データ2のどの箇所がバーコードに当たるのかを認識すると同時にバーコードデータ13を作成する。作成されたバーコードデータ13は項目データ隣接表示手段11に送られ、そこで、例えば、図7に示すように、画像データ2のバーコード部分に隣接した箇所にウインドウ表示されるよう構成されて表示装置6に送られ、そこで表示される。
【0034】
表示装置6の表示画面上に表示されている画像データ2の項目とそれに隣接して表示されている項目データ4とを見比べて正誤判別し、正しければそのまま決定キーを押し、誤っていれば、例えば、キー入力などの項目データ修正手段8により修正した後に決定キーを押す。また、同様に、表示装置6の表示画面上に表示されている画像データ2のバーコードとそれに隣接して表示されているバーコードデータ13とを見比べて正誤判別し、正しければそのまま決定キーを押し、誤っていれば、例えば、キー入力などのバーコードデータ修正手段15により修正した後に決定キーを押す。
【0035】
決定キーを押した後の修正済項目データ9及び修正済バーコードデータ16は格納メモリ10に格納される。まだ、次の項目またはバーコードに対する正誤判別されるべき項目データ4またはバーコードデータ13が残されている場合は、その項目データ4またはバーコードデータ13のウインドウ表示が行われる。その後は上記同様に動作し、全ての項目データ4及びバーコードデータ13が格納されると、バーコードと対になった名刺の人物の情報データが出来上がる。
尚、名刺読取装置で読み取らせる原稿として、名刺の上にバーコードが添付あるいは印刷される場合もある。
【0036】
次に、図9乃至図11を参照して、本実施の形態における名刺読取装置の運用例について説明する。
展示会などにおいて、見学者は2枚の名刺を用意する。入場受付の際、受付担当者はバーコードが添付された名札状の台紙を渡す。見学者は1枚の名刺をバーコードが添付された名札状の台紙に添付しその台紙を胸ポケットなどに付け、残りの1枚の名刺を受付担当者に渡す。
【0037】
受付担当者は名札状の台紙に添付されたバーコードと同一のバーコードが添付された台紙に見学者の名刺を添付し、その台紙を名刺読取装置の操作担当者に渡す。名刺読取装置の操作担当者は名刺とバーコードが添付された台紙を読み取り、例えば、図9に示すようなバーコードデータと対になった見学者の会社名、氏名、電話番号などの情報データを作成する。
【0038】
見学者が各展示ブースを見学した際、各展示ブース担当者は見学者の胸などに付けられた台紙に添付されているバーコードをバーコード読取装置などを用いて読み取り、例えば、図10に示すようなブースに訪れた見学者に対応したバーコードデータのリストデータを作成する。展示会終了後、入場受付時に作成された見学者の情報データと、各展示ブースで作成されたバーコードデータのリストデータとを照合し、例えば、図11のような各展示ブースを見学した人の情報データを作成することができ、そのブースを訪れた見学者層の把握などに役立てることができる。
【0039】
次に、図12及び図13を参照して、本発明の第3の実施の形態における名刺読取装置の構造及び構成について説明する。まず、図12において、名刺が名刺読取装置に挿入されると、2対のローラにより送り込まれ、名刺の両面に対面して設置されている2つの光源17からの光に照射され、それぞれ対応するセンサ18が名刺の表面及び裏面から反射した反射光を受光して名刺の表面及び裏面を読み取る。
【0040】
次に、図13において、19は、例えば、図14に示すように、名刺読取装置で読み取るために裏面にバーコードシールを添付した名刺とか、表面に名刺を添付し裏面にバーコードを付した台紙などからなる原稿、21は表面に名刺を含む原稿19の表面を読み取り表面画像データ20に変換する表面デジタイズ手段、23は裏面にバーコードを含む原稿19の裏面を読み取り裏面画像データ22に変換する裏面デジタイズ手段、5は表面デジタイズ手段21及び裏面デジタイズ手段23において読み取られ変換された表面画像データ20及び裏面画像データ22からそれらの名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号など各項目の項目データ4を作成する項目データ作成手段である。
【0041】
また、14は表面デジタイズ手段21及び裏面デジタイズ手段23において読み取られ変換された表面画像データ20及び裏面画像データ22からそれらに含まれているバーコードに対するバーコードデータ13を作成するバーコードデータ作成手段、6は名刺及びバーコードを含む表面画像データ20、裏面画像データ22、項目データ4及びバーコードデータ13を表示画面に表示する表示装置である。
【0042】
また、11は読み取られ変換された表面画像データ20及び裏面画像データ22とともに、それら表面及び裏面画像データ20、22の会社名、氏名、電話番号など各項目に隣接した箇所に項目データ作成手段5により得られた項目データ4を表示し、表面及び裏面画像データ20、22のバーコードに隣接した箇所にバーコードデータ作成手段14により得られたバーコードデータ13を表示するよう構成して表示装置6に表示させる項目データ隣接表示手段である。
【0043】
また、8は表示装置6に表示されている表面及び裏面画像データ20、22を参照して項目データ4を修正することができる項目データ修正手段、15は表示装置6に表示されている表面及び裏面画像データ20、22を参照してバーコードデータ13を修正することができるバーコードデータ修正手段、10は項目データ修正手段8で修正した修正済項目データ9とバーコードデータ修正手段15で修正した修正済バーコードデータ16を格納する格納メモリである。
【0044】
次に、図12及び図13に加え、図14乃至図16を参照して、本発明の第3の実施の形態における名刺読取装置の動作について説明する。本実施の形態における名刺読取装置の動作の説明においても図2に示すフローチャートが適用されるが、本実施の形態ではバーコードデータ13の他名刺の表面及び裏面画像データ20、22の処理が含まれる。しかし、バーコードデータ13の処理も基本的には項目データ4の処理と同様であり、また名刺の裏面画像データ22の処理も表面画像データ20の処理と同様であるから、煩雑を避けるため、図2に示すフローチャートは使用しない。
【0045】
まず、操作者により、例として図14に示すように、名刺の裏面にバーコードシールを添付した原稿19を本実施の形態における名刺読取装置により読み取らせると、名刺読取装置の表面デジタイズ手段21がバーコードシール(本実施の形態では裏面に添付)を添付した名刺などの原稿19の表面を読み取り表面画像データ20に変換して出力し、裏面デジタイズ手段23がバーコードシールを添付した名刺などの原稿19の裏面(本実施の形態ではバーコードシールを添付)を読み取り裏面画像データ22に変換して出力する。
【0046】
読み取られた表面及び裏面画像データ20、22は項目データ作成手段5において処理され、項目データ作成手段5は名刺部分に含まれている会社名、氏名、電話番号などの各項目の部分を解析して、それら各項目が表面及び裏面画像データ20、22のどの箇所の項目に当たるかを認識すると同時に各項目に対する項目データ4を作成する。作成された項目データ4は項目データ隣接表示手段11に送られ、そこで、例えば、図16に示すように、会社名などの項目データ4が表面画像データ20の会社名を示す部分に隣接した箇所にウインドウ表示されるよう構成されて表示装置6に送られ、そこで表示される。
【0047】
また、読み取られた表面及び裏面画像データ20、22はバーコードデータ作成手段14において処理され、バーコードデータ作成手段14は表面及び裏面画像データ20、22に含まれているバーコード(本実施の形態では裏面に添付)を解析して、表面及び裏面画像データ20、22のどの箇所がバーコードに当たるのかを認識すると同時にバーコードデータ13を作成する。作成されたバーコードデータ13は項目データ隣接表示手段11に送られ、そこで、例えば、図15に示すように、裏面画像データ22のバーコード部分に隣接した箇所にウインドウ表示されるよう構成されて表示装置6に送られ、そこで表示される。
【0048】
表示装置6の表示画面上に表示されている表面画像データ20の各項目(図16では会社名)とそれに隣接して表示されている項目データ4とを見比べて正誤判別し、正しければそのまま決定キーを押し、誤っていれば、例えば、キー入力などの項目データ修正手段8により修正した後に決定キーを押す。また、同様に、表示装置6の表示画面上に表示されている裏面画像データ22のバーコードとそれに隣接して表示されているバーコードデータ13とを見比べて正誤判別し、正しければそのまま決定キーを押し、誤っていれば、例えば、キー入力などのバーコードデータ修正手段15により修正した後に決定キーを押す。
【0049】
決定キーを押した後の修正済項目データ9及び修正済バーコードデータ16は格納メモリ10に格納される。まだ、次の項目またはバーコードに対する正誤判別されるべき項目データ4またはバーコードデータ13が残されている場合は、その項目データ4またはバーコードデータ13のウインドウ表示が行われる。その後は上記同様に動作し、全ての項目データ4及びバーコードデータ13が格納されると、バーコードと対になった名刺の人物の情報データが出来上がる。
【0050】
本実施の形態による名刺読取装置においても、上記の第2の実施の形態における場合と同様な運用が可能であり、また、名刺の裏にバーコードを添付するだけで名刺読取装置の読み取りによる見学者の情報データの作成が可能である。
また、上記実施の形態では、画像データの対応する各項目あるいはバーコードに隣接して表示される項目データあるいはバーコードデータはウインドウ表示により強調表示されるようにしたが、例えば、字体を変えるとか、字の大きさを変える等、他の方法により強調表示するようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明による名刺読取装置は、以上説明したように構成し、特に、名刺の各項目に対する画像の解析により得られた各項目データを名刺の画像データの対応する項目に隣接して表示させるようにしたことにより、画像データの各項目と解析により得られた項目データとを比較して各項目データの正誤判別を行う際、視線を大きく移動することなく容易に行うことができるので、正誤判別の間違いを防止し、読み取りデータの確認及び修正を迅速に行うことができる。
【0052】
本発明による名刺読取装置は、以上説明したように構成し、特に、名刺に添付したバーコードに対するバーコードデータを作成し修正することができるので、名刺に添付されたバーコードのバーコードデータと1対にその名刺の各項目データを作成することができ、展示ショーなどにおける各展示ブース見学者の情報データの自動作成など、バーコードデータで容易迅速に見学者リストを作成することができる。
【0053】
本発明による名刺読取装置は、以上説明したように構成し、特に、名刺の表裏に記載されている各項目及びバーコードを同時に読み取り項目データ及びバーコードデータを作成し、修正することができるので、両面に項目を有する名刺とか名刺の表裏どちらに添付されたバーコードに対しても項目データ及びバーコードデータを作成することができるため、名刺の読み取りを容易迅速に行い得るほか、展示ショーなどにおける各展示ブース見学者の情報データの自動作成など、バーコードデータで容易迅速に見学者リストを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における名刺読取装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示す名刺読取装置の動作を説明するためのフローチャート
【図3】図1に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図
【図4】図1に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正するほかの項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態における名刺読取装置の構成を示すブロック図
【図6】バーコード付台紙に添付された名刺を示す図
【図7】図5に示す名刺読取装置により正誤を判別し修正するバーコードデータを示すバーコードデータ正誤判別画面を示す図
【図8】図5に示す名刺読取装置によりバーコード付画像データ上の正誤を判別する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図
【図9】入場受付時に作成される見学者の情報データを示す図
【図10】各ブースに訪れた見学者のバーコードデータを示す図
【図11】各ブースに訪れた見学者の情報データを示す図
【図12】本発明の第3の実施の形態における名刺読取装置の構造を模式的に示す模式断面図
【図13】図12に示す名刺読取装置の論理的構成を示すブロック図
【図14】裏面にバーコードシールを添付した名刺の表面及び裏面を示す図
【図15】図13に示す名刺読取装置により名刺の裏面に添付したバーコードの正誤を判別し修正するバーコードデータを示すバーコードデータ正誤判別画面を示す図
【図16】図13に示す名刺読取装置により名刺裏面のバーコードデータも同時に示す表示画面上に正誤を判別する項目データを示す項目データ正誤判別画面を示す図
【図17】従来の名刺読取装置の構成を示すブロック図
【図18】名刺読取装置で読み取るための原稿として台紙に添付した名刺を示す図
【図19】従来の名刺読取装置における項目データの正誤判別画面を示す図
【符号の説明】
1 名刺を含む原稿
2 画像データ
3 デジタイズ手段
4 項目データ
5 項目データ作成手段
6 表示装置
7 表示手段
8 項目データ修正手段
9 修正済項目データ
10 格納メモリ
11 項目データ隣接表示手段
12 名刺及びバーコードを含む原稿
13 バーコードデータ
14 バーコードデータ作成手段
15 バーコードデータ修正手段
16 修正済バーコードデータ
17 光源
18 センサ
19 バーコード付名刺を含む原稿
20 表面画像データ
21 表面デジタイズ手段
22 裏面画像データ
23 裏面デジタイズ手段

Claims (4)

  1. 名刺から読み取った画像データを画面上に表示する表示装置と、
    当該画像データから複数の文字からなる項目に対する項目データを作成する項目データ作成手段と、
    上記項目データを上記画像データの対応する項目と隣接させ、かつ上記両データの各文字が互いに対応するように上記両データを並列に配置して表示させる項目データ隣接表示手段と、
    前記表示装置に表示されている項目データを修正する項目データ修正手段と、を備える名刺読取装置。
  2. 請求項1記載の名刺読取装置において、ユーザが前記項目データ修正手段によって項目データを修正する際に、前記項目データ隣接表示手段は、上記項目データを前記表示装置の画面上に1つずつ表示させる名刺読取装置。
  3. 読み取ったバーコード及び文字列を含む画像データを画面上に表示する表示装置と、
    当該画像データから複数の文字列からなる項目に対する項目データを作成する項目データ作成手段と、
    当該画像データからバーコードを含む項目に対するバーコードデータを作成するバーコードデータ作成手段と、
    上記項目データを上記画像データの対応する項目と隣接させ、かつ上記バーコードデータを上記画像データの対応するバーコードと隣接させるように配置して前記表示装置に表示させる項目データ隣接表示手段と、
    前記表示装置に表示されている項目データ及びバーコードデータを修正する項目データ修正手段と、を備える名刺読取装置。
  4. 請求項3記載の名刺読取装置において、前記項目データ修正手段によって修正された上記項目データ及び上記バーコードデータを対にして格納する格納メモリを備える名刺読取装置。
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