JP2005092597A - 文書読み取り装置、そのプログラム、スキャナ装置、不可視画像印刷制御装置、そのプログラム及びシート状媒体 - Google Patents

文書読み取り装置、そのプログラム、スキャナ装置、不可視画像印刷制御装置、そのプログラム及びシート状媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】不可視画像を利用してシート状媒体に形成された可視文書画像の一または複数の画像部分から文書内容を表す情報を容易に抽出することのできる読み取り情報の生成を可能とした文書読み取り装置を提供することである。
【解決手段】可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体10からスキャナ装置120にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像を取得する画像取得手段(S1、S2)と、前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段(S4)と、前記取得した可視文書画像と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段(S7)とを有する構成となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、可視文書画像及び該可視文書画像に関連付けられた不可視画像の形成されたシート状媒体から前記不可視画像及び可視文書画像を読み取って読み取り情報を生成する文書読み取り装置、及びその装置での処理をコンピュータに行わせるためのプログラムに関する。
また、本発明は、前記文書読み取り装置に適用可能なスキャナ装置に関する。
また、本発明は、前記文書読み取り装置にて読み取り可能な不可視画像を印刷するための不可視画像印刷制御装置、及びその装置での処理をコンピュータに行わせるためのプログラムに関する。
更に、本発明は、前記文書読み取り装置にて読み取り可能な可視文書画像及び不可視画像の形成された帳票等のシート状媒体に関する。
従来、可視インクにて印刷された可視画像(文字列)と不可視インクにて印刷された不可視画像(レイアウト情報)とを含む印刷媒体(用紙)から、前記可視画像及び不可視画像を読み取る文書読み取り装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この文書読み取り装置では、可視画像を読み取ってその可視画像から文字列を抽出する一方、不可視画像を読み取ってその不可視画像を解析し、前記文字列のレイアウトを指定するレイアウト情報を取得している。そして、そのレイアウト情報が前記文字列のレイアウト処理に供される。これにより、可視画像から抽出された文字列のレイアウトを制御することができることとなる。
特開2003−58824号公報
しかし、前述したような文書読み取り装置では、可視文書画像から文字列を抽出するに際して不可視画像から獲得されたレイアウト情報を利用するものではない。例えば、契約書、申請書、申込書などの帳票では、その帳票に記載されている氏名、住所等が重要であり、このような帳票を読み取る文書読み取り装置では、それら氏名、住所等を表す文字列を読み取り画像(可視文書画像)から抽出する必要がある。このような場合、可視画像のどの位置に氏名、住所等に対応した画像部分が存在するかを認識していないと、それら氏名、住所等を可視文書画像から抽出することができない。即ち、従来の文書読み取り装置にて用いられる前記レイアウト情報は可視文書画像から既に抽出された文字列に適用されるべきものであることから、一または複数の画像部分の文書内容(氏名、住所等)が重要となる可視文書画像の当該一または複数の画像部分から文書内容を表す文字列を抽出する際に当該レイアウト情報(不可視画像)を利用することができない。
従って、従来の文書読み取り装置では、一または複数の画像部分の文書内容(氏名、住所等)が重要となる可視文書画像を帳票などのシート状媒体から読み取る場合、各画像部分の文書内容項目を特定する項目情報(氏名、住所等の項目を表す)とその位置を予めその文書読み取り装置に与えておかなければならない。しかし、種々の帳票を読み取る場合を想定すると、種類の異なる帳票を読み取る毎に、いちいち帳票上の可視文書画像における各画像部分の文書内容項目を特定する項目情報とその位置を入力しなければならい。
本発明は、前述した従来の問題を解決するためになされたもので、不可視画像を利用してシート状媒体に形成された可視文書画像の一または複数の画像部分から文書内容を表す情報を容易に抽出することのできる読み取り情報の生成を可能とした文書読み取り装置を提供することである。
本発明に係る文書読み取り装置は、可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像を取得する画像取得手段と、前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、前記取得した可視文書画像と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段とを有する構成となる。
このような構成により、スキャナ装置にてシート状媒体から読み取られた可視文書画像と不可視画像とから、前記可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報とを対にした読み取り情報が生成される。この生成された読み取り情報における位置情報により可視文書画像から画像部分を切り出すことが可能となり、また、項目情報により、その切り出された画像部分の文書内容項目を特定することができることとなる。
前記不可視画像は、シート状媒体上において、自然光のもとでは視認することができず、特殊な波長の光(例えば、紫外線)を照射することにより視認することができる画像であって、スキャナ装置により読み取ることにより画像情報として顕在化される。
また、本発明に係る文書読み取り装置は、前記読み取り情報生成手段が、前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切出す画像切り出し手段を有し、前記切出された画像部分と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成する構成とすることができる。
このような構成により、可視文書画像から切り出された個々的な画像部分と項目情報及び位置情報とが対応付けられた読み取り情報を生成することができる。この場合、読み取り情報における位置情報を当該位置情報に基づいて切り出された画像部分の更なる処理に利用することが可能となる。
本発明に係る文書読み取り装置は、可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像を取得する画像取得手段と、前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切り出す画像切り出し手段と、前記切り出された画像部分と前記項目情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段とを有する構成となる。
このような構成により、スキャナ装置にてシート状媒体から読み取られた可視文書画像と不可視画像とから、前記可視文書画像から切り出された個々的な画像部分と項目情報とが対応づけられた読み取り情報が生成される。この生成された読み取り情報における項目情報により、対応する画像部分の文書内容項目を特定することができることとなる。
また、前記情報抽出手段は、前記不可視画像に含まれるパターン形状に基づき前記項目
情報及び位置情報を含む不可視画像の読み取り位置を特定する手段をさらに備えるようにしてもよい。このような読み取り位置を特定する手段は、例えば、パターン形状をテンプレートマッチングすることで実現できる。このような構成により、上記シート状媒体上で不可視画像の位置を事前に規定しておくことなく、任意の位置に不可視画像を形成した場合であっても、前記項目情報及び位置情報を抽出できる。
本発明に係るスキャナ装置は、第一の面に可視文書画像が形成され、第二の面に前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像が形成されたシート状媒体から前記可視文書画像及び前記不可視画像を読み取るスキャナ装置であって、前記シート状媒体の前記第一の面を光学的に走査して前記可視文書画像を読み取る可視画像検出ユニットと、前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体の前記第二の面を走査して前記不可視画像を読み取る不可視画像検出ユニットと、前記可視画像検出ユニットにより前記シート状媒体の前記第一の面を走査させ、前記不可視画像検出ユニットにより前記シート状媒体の前記第二の面を走査させる走査機構とを有する構成となる。
このような構成により、第一の面に可視文書画像が形成され、第二の面に不可視画像の形成されたシート状媒体からその可視文書画像及び不可視画像を読み取ることができることとなる。従って、それら可視文書画像及び不可視画像を前述した各文書読み取り装置に与えることが可能となる。
また、本発明に係るスキャナ装置は、前記走査機構が、前記可視画像検出ユニットによる走査と前記不可視画像検出ユニットによる走査を同時に行わせる構成とすることができる。
このような構成により、シート状媒体から効率的に可視文書画像及び不可視文書画像を読み取ることが可能となる。
また、本発明に係るスキャナ装置は、可視文書画像と、前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像が前記可視文書画像に重畳して形成されたシート状媒体から前記可視文書画像及び前記不可視画像を読み取るスキャナ装置であって、
前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体を光学的に走査する第1の光走査ユニットと、前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体を走査する第2の光走査ユニットと、前記第1の光走査ユニットまたは第2の光走査ユニットによる走査に応答して前記シート状媒体上の画像を検出する画像検出ユニットと、第1の走査期間において前記可視画像走査ユニットにより前記シート状媒体を走査させ、第2の走査期間において前記不可視画像走査ユニットにより前記シート状媒体を走査させる制御機構とを有するようにしてもよい。
このような構成により、可視文書画像と不可視画像とが同一面に重畳して形成されたシート状媒体から、各々異なる走査期間において可視文書画像と不可視画像とを走査し、互いの干渉を排除して可視画像および不可視画像を読み取ることができることとなる。従って、それら可視文書画像及び不可視画像を前述した各文書読み取り装置に与えることが可能となる。
本発明に係る不可視画像印刷制御装置は、可視文書画像の形成されたシート状媒体に対して不可視インクにより画像印刷を行なう印刷装置の制御を行なう不可視画像印刷制御装置であって、前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を取得する情報取得手段と、前記取得された項目情報及び前記位置情報を表す属性をもった画像情報を生成する画像情報生成手段と、
前記生成された画像情報に基づいて前記印刷装置にて画像印刷をさせる制御手段とを有する構成となる。
このような構成により、可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体を作ることが可能となる。
前記情報取得手段は、ユーザが操作するキーボード等の入力機器からの入力情報として項目情報及び位置情報を取得するものであっても、通信機器、端末等の外部の機器からネットワークあるいは信号ラインを介して送られてくる項目情報及び位置情報を取得するものであってもよい。
また、本発明に係る不可視画像印刷制御装置は、前記画像情報生成手段が、前記項目情報及び前記位置情報を表すバーコードの画像情報を生成する構成とすることができる。
このような構成により、シート状媒体に前記項目情報及び前記位置情報を表す属性をもったバーコード画像が不可視画像として形成されることとなる。
本発明に係るシート状媒体は、可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成された構成となる。
このような構成により、不可視画像を利用して可視画像の一または複数の画像部分の文書内容の情報を抽出することのできるシート状媒体を提供することが可能となる。
また、本発明に係るシート状媒体は、前記可視文書画像と前記不可視画像とが異なる面に形成された構成とすることができる。
このような構成により、可視文書画像と不可視画像とを光学的に干渉することなく、並行して読み取ることができるようになる。
本発明によれば、可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報とを対にした読み取り情報が生成され、この生成された読み取り情報における位置情報により前記可視文書画像から画像部分を切り出すことが可能となり、また、項目情報により、その切り出された画像部分の文書内容項目を特定することができることとなる。従って、前記不可視画像を利用してシート状媒体に形成された可視文書画像の一または複数の画像部分から文書内容を表す情報を容易に抽出することのできる読み取り情報の生成を可能とした文書読み取り装置を提供することができる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係るシート状媒体は、例えば、図1に示すように構成される。
図1において、シート状媒体となる帳票10の表面10aには、それぞれ文字及び線にて構成された氏名欄11a、住所欄12a、電話欄13a、名義欄14a及びその他の欄が可視インクにて可視文書画像として印刷されている。また、帳票10の裏面10bには、氏名欄11aに関連付けられたバーコード(以下、氏名欄バーコードという)11b、住所欄12aに関連付けられたバーコード(以下、住所欄バーコードという)12b、電話欄13aに関連付けられたバーコード(以下、電話欄バーコードという)13b及び名義欄14aに関連付けられたバーコード(以下、名義欄バーコードという)14bが不可視インクにて不可視画像として印刷されている。前記不可視インクとは、従来から知られ
ている自然光のもとでは視認することができず、特殊な波長の光(例えば、紫外線)を照射することにより視認することができる画像の印刷に用いられるインクである。従って、前記各バーコード11b、12b、13b、14bは、帳票10上では通常肉眼で視認することができない。
前記各バーコードは、図2に示すような体系、仕様により各欄11a、12a、13a、14aに関連付けられている。
図2において、各バーコードは、文書(帳票)を特定するためのコードとなる文書識別コードを格納するマスターバーコード、帳票内の各欄(文書内容項目)についての情報を格納する項目バーコード、及び帳票毎に発番された受付コードを格納する発番バーコードとが統合された体系を有する。前記項目バーコードは、各欄についての情報として、当該欄(氏名、住所、電話、名義)を特定する「項目コード」、項目の桁数を表す「項目桁数」、文字等のフィールド属性情報を表す「項目属性」、各欄(項目)に対応した画像部分(矩形領域)の帳票10(10a)内での位置を表す「項目位置X軸(始点)」、「項目位置X軸(終点)」、「項目位置Y軸(始点)」、「項目位置Y軸(終点)」、入力属性等の属性フラグをあらわす「Attribute」及びエラー属性等の項目単位の属性情報を表す「その他属性情報」を格納する。
前述したような帳票10の表面10aの各欄11a、12a、13a、14aには、手書きにより文字が記入される。即ち、氏名欄11aには記入者の氏名(例えば、「森田 祐行」)が、住所欄12aには記入者の住所が、電話欄13aには記入者の電話番号が、名義欄14aには名義人に関する事項が、それぞれ手書きによって記入される。これにより、帳票10の表面10aには、可視インクにて印刷された文字、線にて構成される各欄11a、12a、13a、14a及び各欄に手書き記入された文字等が可視文書画像として形成されることとなる。
本発明の実施の形態に係る文書読み取り装置が適用されるシステムは、図3に示すように構成される。
図3において、このシステムは、管理サーバ100、帳票読み取り端末110(文書読み取り装置)、イメージスキャナ120、及び帳票処理端末201、202、203がそれぞれLANに接続された構成となっている。イメージスキャナ120は、帳票読み取り端末110の制御のもと、帳票10の表面10aに形成された可視文書画像及び帳票10の裏面10bに形成された不可視画像をそれぞれ光学的に読み取る。帳票読み取り端末110は、イメージスキャナ120にて読み取られた可視文書画像及び不可視画像を処理して読み取り情報を生成する。管理サーバ100は、帳票読み取り端末110にて生成された読み取り情報を格納し、その読み取り情報を所定の体系に従って管理する。各帳票処理端末201、202、203は、文書管理サーバ100からLANを介して帳票についての読み取り情報を読出し、帳票についての所定の処理を行なう。
イメージスキャナ120は、図4に示すように構成される。
図4において、帳票10の投入口から排出口に至る搬送路中に投入ローラ121a、121b、搬送ローラ122a、122b、及び排出ローラ123a、123bが配置されている。また、搬送ローラ122a、122bと排出ローラ123a、123bとの間の搬送路中には読取り部126が配置されている。また、可視イメージ検出ユニット124が搬送路中の帳票10の表面10aに対向するように配置されると共に、不可視イメージ検出ユニット125が搬送路中の帳票10の裏面10bに対向するように配置されている。
可視イメージ検出ユニット124は、通常のイメージスキャナと同様に、光源1241(例えば、LED)、レンズ等を含む光学系1242及び光検出器(例えば、CCD)1
243を有している。光源1241からの光線L1が読取り部126における帳票10の表面10aで反射し、その反射光が光学系1242を介して光検出器1243に入射するように、光源1241、光学系1242及び光検出器1243が配置されている。不可視イメージ検出ユニット125は、不可視インクによる不可視画像を顕在化させるための紫外線等の光線L2を出力する光源1251(所謂、ブラックライト)、レンズ等の光学系1252及び光検出器(例えば、CCD)1253を有している。光源1251からの紫外線等の光線L2が読取り部126における帳票10の裏面10bで反射し、その反射光が光学系1252を介して光検出器1253に入射するように、光源1251、光学系1252及び光検出器1253が配置されている。
読取り部126の詳細な構成は、図5に示すようになっている。図5において、読取り部126は、表プラテン板1261及び裏プラテン板1262を有している。表プラテン板1261と裏プラテン板1262との間には、帳票10が通過できるだけの隙間が形成されている。また、表プラテン板1261の可視イメージ検出ユニット124からの光線L1の入射位置には、透明板(例えば、ガラス板)が嵌め込まれた窓1261aが形成され、裏プラテン板1262の不可視イメージ検出ユニット125からの光線L2の入射位置には、同様に透明板が嵌め込まれた窓1262aが形成されている。
このような構造のイメージスキャナ120においては、投入ローラ121a、121b、搬送ローラ122a、122b及び排出ローラ123a、123bの回転により、投入口から投入された帳票10が搬送路中を排出口に向けて搬送される。その過程で、可視イメージ検出ユニット124からの光線L1が表プラテン板1261の窓1261aを介して帳票10の表面10aに入射し、不可視イメージ検出ユニット125からの光線L2が裏プラテン板1262の窓1262aを介して帳票10の裏面10bに入射することにより、帳票10の表面10aの光線L1による走査と、帳票10の裏面10bの光線L2による走査とが同時になされる。前記光線L1の反射光を検出する光検出器1243から帳票10の表面10aに形成された可視文書画像に対応した画像信号が順次出力され、前記L2の反射光を検出する光検出器1253から帳票10の裏面10bに形成された不可視画像に対応した画像信号が順次出力される。
前記のように表面10a及び10bが同時に走査されつつ搬送される帳票10は、読取り部126を通過した後、排出口からトレー127に排出される。
イメージスキャナ120が接続された帳票読取り端末110は、図6に示す手順に従った処理を実行させるためのプログラムがインストールされており、このプログラムに従ってその処理を実行する。なお、このプログラムは、CD−ROM、半導体メモリ等の記録媒体によって帳票読取り端末110に提供することも、また、所定のネットワークを介して提供することもできる。
図6において、帳票読取り端末110は、イメージスキャナ120における可視イメージ検出ユニット124及び不可視イメージ検出ユニット125による帳票10の表面10a及び裏面10bの同時的な走査により出力される可視文書画像に対応した画像信号及び不可視画像に対応した画像信号をそれぞれ可視文書画像データ及び不可視画像データとして取得する(S1、S2)。これにより、可視文書画像及び不可視画像が所定メモリ上のワークエリアに展開される。帳票読取り端末110は、前記不可視画像がバーコードに相当する不可視画像を含むか否かを判定する(S3)。
この判定は、例えば、バーコード中の固定パターン部分(パターン端部のガードバーパターン等)をテンプレート画像として保存しておき、このテンプレート画像と不可視画像の部分領域との間でテンプレートマッチングを実行すればよい。そして、テンプレートマッチングによるスコア値が所定値以上であったときに、不可視画像中にバーコードに相当
する不可視画像が含まれると判定すればよい。さらに、そのようなスコア値が所定値以上であるような不可視画像中の部分領域をガードバーパターンに相当する不可視画像と判定すればよい。このような処理により、例えば、ガードバーの位置と向きを特定し、上記バーコードの読み取り開始位置を特定できる。
バーコードに相当する不可視画像を含むものであるとの判定がなされると(S3でYES)、帳票読取り端末110は、その不可視画像の部分領域からバーコード画像を抽出し、そのパターンに基づいて当該バーコードにて記述された情報(図2参照)を取得する(S4)。
具体的には、各バーコード11b、12b、13b、14bに相当するバーコード画像から、当該帳票10に共通的な「文書識別コード」及び「受付コード」が取得され、氏名欄バーコード11bに相当するバーコード画像からは、対応する氏名欄11aを特定する項目情報となる「項目コード」及び氏名欄11a(矩形領域)の位置を特定する位置情報となる「項目位置情報X軸(始点)」、「項目位置情報X軸(終点)」、「項目位置情報Y軸(始点)」及び「項目位置情報Y軸(終点)」が取得されると共に、他の情報(項目桁数、項目属性、Attribute、その他の属性)が取得される。また、住所欄バーコード12b、電話欄バーコード13b及び名義欄バーコード14bのそれぞれに相当するバーコード画像からは、対応する欄を特定する項目情報、位置を特定する位置情報及びその他の情報が、氏名欄バーコード11bの場合と同様の形式にて取得される。
次いで、帳票読取り端末110は、各欄の位置情報に基づいて前述したように取得した可視文書画像から対応する欄の画像部分を切り出す(S5)。その結果、氏名欄11aに対応した画像部分、住所欄12aに対応した画像部分、電話欄13aに対応した画像部分及び名義欄14aに対応した画像部分が得られる。帳票読取り装置110は、前記切り出した各画像部分のファイル(分割ファイル)を作成する(S6)。そして、帳票読取り装置110は、各分割ファイルと、その分割ファイルに対応する欄についての項目情報、位置情報及びその他の情報からなるパラメータとを対にして帳票10(文書識別コード、受付コードにて特定される)の読み取り情報として管理サーバ100に保存指示する(S7)。
その結果、図7及び図8に示すように、氏名欄11aの画像部分の分割ファイル11と、氏名欄バーコード11bから得られた項目情報(氏名欄11aを特定する情報)及び位置情報を含むパラメータ1とが、住所欄12aの画像部分の分割ファイル12と、住所欄バーコード12bから得られた項目情報(住所欄12aを特定する情報)及び位置情報を含むパラメータ2とが、電話欄13aの画像部分の分割ファイル13と、電話欄バーコード13bから得られた項目情報(電話欄13aを特定する情報)及び位置情報を含むパラメータ3とが、更に、名義欄14aの画像部分の分割ファイル14と、名義欄バーコード14bから得られた項目情報(名義欄14aを特定する情報)及び位置情報を含むパラメータ4とが、それぞれ対応付けられて、帳票(文書識別コード、受付コードにて特定)毎に管理サーバ100にて保存、管理される。
図3に示すシステムにおいて、各帳票処理端末201、202、203は、図9に示す手順に従った処理を実行させるためのプログラムがインストールされており、このプログラムに従ってその処理を実行する。なお、このプログラムは、CD−ROM、半導体メモリ等の記録媒体によって各帳票処理端末201、202、203に提供することも、また、所定のネットワークを介して提供することもできる。また、各帳票処理端末201、202、203は、文書識別コード毎に項目コード(各欄を特定する情報)と項目名称(氏名、住所、住所等の汎用的な名称、アンケート1、アンケート2、その他1、その他2のような項目名)との関係を表す項目名テーブル(TBL)を内部記憶ユニットに保存して
いる。
図9において、例えば、オペレータが入力ユニットから帳票10を特定する文書識別コード及び受付コードを入力すると、帳票処理端末201は、その文書識別コード及び受付コードを取得して帳票10の選択を行う(S11)。そして、帳票処理端末201は、このように選択された帳票10について、管理サーバ100にアクセスして分割ファイルとそれに対応したパラメータを取得し(S12)、各分割ファイルの画像部分に対する所定のイメージ処理を行なう(S13)。このイメージ処理では、例えば、分割ファイルの画像部分から手書き文字画像部分の切り出し等がなされる。この手書き文字画像の切り出しに際して、分割ファイルと対になるパラメータに含まれる情報(項目桁数、項目属性、Attribute、その他の属性情報)を利用することができる。
前記イメージ処理が終了すると、帳票処理端末201は、そのイメージ処理にて得られた項目(欄)に対応した手書き文字画像に対するデータ化処理を行なう(S14)。このデータ化処理では、例えば、項目(欄)に対して得られた手書き文字画像を標準的なフォーマットとなる帳票(以下、標準帳票という)上に配置させる。具体的には、前述した項目名テーブル(TBL)を参照して、分割ファイルと対になるパラメータに含まれた項目情報(項目コード)に対応する項目名を調べ、標準帳票上における当該項目名の欄に前記分割ファイルから得られた手書き文字画像の配置がなされる。その際、前記パラメータに含まれる位置情報に基づいて得られる手書き文字画像のサイズと標準帳票上の当該項目名の欄のサイズとの差に基づいて、手書き文字画像が標準帳票上の当該項目名の欄に納まるように、前記手書き文字画像の拡大または縮小がなされる。
手書き文字画像についてのデータ化処理が終了すると、帳票処理端末201は、選択した帳票に対応する未処理の分割ファイルがあるか否かを判定し(S15)、その未処理の分割ファイルがあれば(S15でYES)、その分割ファイル及びそれと対になるパラメータを取得して(S12)、前述したのと同様の処理(S13〜S15)を行なう。このような処理を前記帳票に対応した全ての分割ファイルに対して実行することにより、帳票処理端末201の表示画面には、各欄(項目)に手書き文字の配置された標準帳票が表示されることとなる。帳票処理端末201での所定の操作により、その標準帳票の保存、あるいは、プリントアウトを行なうことができる。即ち、種々のフォーマットの帳票10を統一的なフォーマットの帳票として管理することが可能となる。
なお、帳票処理端末201での処理は、図9に示す手順に従った処理に限られることなく、分割ファイル及びそれと対になるパラメータ基づいてシステムにて要求される種々の処理を行ない得る。
前述したようなシステムによれば、帳票読み取り端末110は、帳票10の表面10aの各欄11a、12a、13a、14aの位置情報をいちいち入力しなくても、各欄を特定するための項目情報及びその位置情報を帳票10の裏面10bに不可視画像として形成されたバーコードから取得することができる。その結果、帳票10に形成された各欄の画像部分から各欄の文書内容を表す情報(項目名、手書き文字画像)を、各帳票処理端末201、202、203において容易に抽出することのできる読み取り情報を生成することができることとなる。
なお、前記システムでは、帳票10の読み取り処理を行なう端末(帳票読み取り端末110)と、その端末にて得られた読み取り情報を処理する端末(帳票処理端末201、202、203)が別体であったが、単一の端末にてそれら双方の機能を実現することも可能である(スタンドアロン)。
また、帳票読み取り端末110にて生成される読み取り情報は、各欄(項目)の画像部分についての分割ファイル及びそれと対になるパラメータ(項目情報及び位置情報を含む)であったが、帳票10の可視文書画像全体についてのファイルと各欄のパラメータとを対にした読み取り情報を生成することもできる。この場合、帳票10の可視文書画像全体から各欄の画像部分の切り出しは、例えば、各帳票処理端末201、202、203にて行なうことができる。
更に、分割ファイルと対になるパラメータに含まれる位置情報は、帳票処理端末201、202、203において、標準帳票に手書き文字を配置する際の当該手書き文字の拡大、縮小のために利用したが、読み取られるべき帳票10のフォーマットと、帳票処理端末201、202、203にて処理すべき標準帳票のフォーマットが同じものであれば、前記分割ファイルと対になるパラメータに位置情報を含めなくてもよい。
また、読み取り対象となるシート状媒体は、前述した例のような帳票10に限られず、例えば、通常の文書であってもよい。この場合、例えば、その文書に含まれるキーワード、あるいは、手書き文字部分などを抽出して処理するシステムを構築することが可能となる。
更に、前述したシステムでは、可視文書画像と不可視画像(バーコード)とを帳票10の異なる面に形成したが、不可視画像を可視文書画像と同様の帳票10の表面10aに形成することも可能である。
イメージスキャナ120は、可視イメージ検出ユニット124と不可視イメージ検出ユニット125を固定しておき、帳票10を各ローラにて搬送することにより、帳票10の表面10a及び裏面10bの走査を行なうものであった(図4参照)が、可視イメージ検出ユニット124及び不可視イメージ検出ユニット125を移動させてその走査を行うことも可能である。また、例えば、可視光により走査する走査ユニット、紫外線により走査する走査ユニットおよびこれらの各走査ユニットにより上記帳票10を走査したときの反射光を検出する画像検出ユニットによりイメージスキャナを構成してもよい。そして、第1の走査期間において、可視光による走査とイメージ検出を実行し、第2の走査期間において紫外線による走査とイメージ検出を実行するようにしてもよい。このような構成により、可視画像と不可視画像とが同一面に形成された帳票についても、可視画像と不可視画像との干渉を排除し、上述のイメージスキャナ120と同様に可視画像および不可視画像の読み取りが可能となる。
また、各欄の項目情報及び位置情報を表す属性をもった不可視画像は、前述したようなバーコード画像に限られることはない。例えば、その不可視画像は、二次元バーコード画像であっても、記号、文字等の画像であってもよい。
また、上述では、バーコードのガードバー等の固定パターンに対するテンプレートマッチングにより読み取り位置を決定した。しかし、本発明の実施はそのような構成、および手順には限定されない。例えば、バーコードには限定されず、読み取り位置を示す特種形状パターン(例えば、左右上下非対称な十字マーク、矩形枠と塗りつぶし矩形を組み合わせたマーク等)を事前に規定しておいてもよい。そして、テンプレートマッチング等によりそのような形状パターンの向きと位置を求め、読み取り開始位置あるいは終了位置を特定して画像の読み取り開始あるいは読み取り終了を制御してもよい。
なお、帳票10の裏面10bに不可視画像としてのバーコードを形成するためのシステムについて簡単に説明する。
このシステムは、図10に示すように、不可視バーコード印刷端末300と不可視イン
クプリンタ310とを有する。このようなシステムにおいて、不可視バーコード印刷端末300は、図11に示す手順に従った処理を実行させるためのプログラムがインストールされており、このプログラムに従ってその処理を実行する。なお、このプログラムは、CD−ROM、半導体メモリ等の記録媒体によって不可視バーコード印刷端末110に提供することも、また、所定のネットワークを介して提供することもできる。
図11において、不可視バーコード印刷端末300は、オペレータにより操作される入力ユニットから、または、所定のネットワークを介して外部のシステムから提供される、若しくは、内部記憶ユニットに予め記憶された帳票名、項目、位置情報、その他の属性情報を取得すると(S21)、その帳票に対する連番となる受付番号を発生する(S22)。そして、不可視バーコード印刷端末300は、取得した前記各情報及び受付番号を所定のバーコード体系に従ってコードに変換する(S23)。不可視バーコード印刷端末300は、前記コードに基づいてバーコードイメージを生成し(S24)、そのバーコードイメージを不可視インクプリンタ310に出力する(S25)。このようにして不可視バーコード印刷端末300から出力されるバーコードイメージを入力した不可視インクプリンタ310は、そのバーコードイメージに基づいて指定枚数の各帳票10の裏面10bにバーコードを不可視インクにて順次印刷する。これにより、図7に示すように表面10aに形成される各欄11a、12a、13a、14aに関連付けられたバーコード11b、12b、13b、14bが裏面10bに不可視画像として形成された帳票10が生成される。
なお、上述のように、走査期間を変更して可視光による走査と紫外線による走査と実行し、可視画像および不可視画像を読み取るイメージスキャナに対しては不可視インクによる印刷を裏面でなく表面(可視画像と同一面)に実施すればよい。
さらに、前述したシステム(図1、図3参照)では、既にバーコードが不可視印刷された帳票10に対して所定事項の手書き記入がなされたが、図12に示すように、所定事項の手書き記入のなされた帳票10に対して、図10に示すシステムによりバーコード印刷を行なうようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る文書読み取り装置は、不可視画像を利用してシート状媒体に形成された可視文書画像の一または複数の画像部分から文書内容を表す情報を容易に抽出することのできるという効果を有し、視文書画像及び該可視文書画像に関連付けられた不可視画像の形成されたシート状媒体から前記不可視画像及び可視文書画像を読み取って読み取り情報を生成する文書読み取り装置等として有用である。
本発明の実施の形態に係るシート状媒体(帳票)の一例を示す図である。 図1に示すシート状媒体(帳票)に不可視画像として形成されたバーコードが表す情報の体系を示す図である。 本発明の実施の形態に係る文書読み取り装置が適用されるシステムの構成を示す図である。 図3に示すシステムにおけるイメージリーダの断面構造を示す図である。 図4に示すイメージリーダにおける読み取り部の詳細構成を示す断面図である。 図3に示すシステムにおける帳票読み取り装置での処理手順を示すフローチャートである。 シート状媒体(帳票)に形成される可視文書画像及び不可視画像を示す図である。 図7に示すシート状媒体(帳票)から得られる読み取り情報の構成例を示す図である。 図3に示す各帳票処理端末での処理手順を示すフローチャートである。 シート状媒体(帳票)に不可視画像を形成するためのシステムの構成例を示す図である。 図10における不可視画像印刷端末での処理手順を示すフローチャートである。 シート状媒体(帳票)に不可視画像を形成するタイミングの他の一例を示す図である。
符号の説明
10 帳票
11a 氏名欄 11b 氏名欄バーコード
12a 住所欄 12b 住所欄バーコード
13a 電話欄 13b 電話欄バーコード
14a 名義欄 14b 名義欄バーコード
100 文書管理サーバ
110 帳票読み取り端末
120 イメージスキャナ
121a、121b 投入ローラ
122a、122b 搬送ローラ
123a、123b 排出ローラ
124 可視イメージ検出ユニット
1241 光源(LED)
1242 光学系
1243 光検出器(CCD)
125 不可視イメージ検出ユニット
1251 光源(ブラックライト)
1252 光学系
1253 光検出器(CCD)
126 読み取り部
1261 表プラテン板
1261a 窓
1262 裏プラテン板
1262a 窓
300 不可視バーコード印刷端末
310 不可視インクプリンタ

Claims (16)

  1. 可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記取得した可視文書画像と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段とを有することを特徴とする文書読み取り装置。
  2. 前記読み取り情報生成手段は、前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切出す画像切り出し手段を有し、
    前記切出された画像部分と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成することを特徴とする請求項1記載の文書読み取り装置。
  3. 可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切り出す画像切り出し手段と、
    前記切り出された画像部分と前記項目情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段とを有することを特徴とする文書読み取り装置。
  4. 前記情報抽出手段は、前記不可視画像に含まれるパターン形状に基づき前記項目情報及び位置情報を含む不可視画像の読み取り位置を特定する手段をさらに備える請求項1から3のいずれかに記載の文書読み取り装置。
  5. 可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像に基づいて読み取り情報を生成する文書読み取り装置での処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記可視文書画像及び前記不可視画像を前記スキャナ装置から取得する画像取得手段と、
    前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記取得した可視文書画像と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記読み取り情報生成手段は、前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切出す画像切り出し手段を有し、
    前記切出された画像部分と前記項目情報及び位置情報とを対にして読み取り情報を生成することを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  7. 可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたシート状媒体からスキャナ装置にて読み取られた前記可視文書画像及び不可視画像に基づいて読み取り情報を生成する文書読み取り装置での処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記可視文書画像及び前記不可視画像を前記スキャナ装置から取得する画像取得手段と、
    前記取得した不可視画像から前記項目情報及び位置情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記位置情報に基づいて前記取得した可視文書画像から対応する画像部分を切り出す画像切り出し手段と、
    前記切り出された画像部分と前記項目情報とを対にして読み取り情報を生成する読み取
    り情報生成手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記情報抽出手段は、前記不可視画像に含まれるパターン形状に基づき前記項目情報及び位置情報を含む不可視画像の読み取り位置を特定する手段をさらに備える請求項5から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 第一の面に可視文書画像が形成され、第二の面に前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像が形成されたシート状媒体から前記可視文書画像及び前記不可視画像を読み取るスキャナ装置であって、
    前記シート状媒体の前記第一の面を光学的に走査して前記可視文書画像を読み取る可視画像検出ユニットと、
    前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体の前記第二の面を走査して前記不可視画像を読み取る不可視画像検出ユニットと、
    前記可視画像検出ユニットにより前記シート状媒体の前記第一の面を走査させ、前記不可視画像検出ユニットにより前記シート状媒体の前記第二の面を走査させる走査機構とを有することを特徴とするスキャナ装置。
  10. 前記走査機構は、前記可視画像検出ユニットによる走査と前記不可視画像検出ユニットによる走査を同時に行わせることを特徴とする請求項9記載のスキャナ装置。
  11. 可視文書画像と、前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像が前記可視文書画像に重畳して形成されたシート状媒体から前記可視文書画像及び前記不可視画像を読み取るスキャナ装置であって、
    前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体を光学的に走査する第1の光走査ユニットと、
    前記不可視画像を区別可能な光にて前記シート状媒体を走査する第2の光走査ユニットと、
    前記第1の光走査ユニットまたは第2の光走査ユニットによる走査に応答して前記シート状媒体上の画像を検出する画像検出ユニットと、
    第1の走査期間において前記可視画像走査ユニットにより前記シート状媒体を走査させ、第2の走査期間において前記不可視画像走査ユニットにより前記シート状媒体を走査させる制御機構とを有することを特徴とするスキャナ装置。
  12. 可視文書画像の形成されたシート状媒体に対して不可視インクにより画像印刷を行なう印刷装置の制御を行なう不可視画像印刷制御装置であって、
    前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を取得する情報取得手段と、
    前記取得された項目情報及び前記位置情報を表す属性をもった画像情報を生成する画像情報生成手段と、
    前記生成された画像情報に基づいて前記印刷装置にて画像印刷をさせる制御手段とを有することを特徴とする不可視画像印刷制御装置。
  13. 前記画像情報生成手段は、前記項目情報及び前記位置情報を表すバーコードの画像情報を生成することを特徴とする請求項12記載の不可視画像印刷制御装置。
  14. 可視文書画像の形成されたシート状媒体に対して不可視インクにより画像印刷を行なう印刷装置の制御を行なう不可視画像印刷制御装置での処理をコンピュータに行わせるためのプログラムあって、
    前記可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を取得する情報取得手段と、
    前記取得された項目情報及び前記位置情報を表す属性をもった画像情報を生成する画像情報生成手段と、
    前記生成された画像情報に基づいて前記印刷装置にて画像印刷をさせる制御手段として
    前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 可視文書画像と、該可視文書画像の一または複数の画像部分のそれぞれの文書内容項目を特定する項目情報及び位置を特定する位置情報を表す属性をもった不可視画像とが形成されたことを特徴とするシート状媒体。
  16. 前記可視文書画像と前記不可視画像とが異なる面に形成されたことを特徴とする請求項15記載のシート状媒体。
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