JP3736885B2 - スルホニル化合物及びそれを用いた感熱記録材料 - Google Patents

スルホニル化合物及びそれを用いた感熱記録材料 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、特定のスルホニル化合物及び該化合物の用途に関し、更に詳しくは、該化合物を特定の感熱記録材料の顕色剤と共存せしめた場合、顕色剤水性スラリーの水和に対する安定性が経時的に良好で、且つ感熱記録材料は、高感度でしかも地肌かぶりが少なく、記録像の保存安定性、とりわけ耐湿性、耐熱性及び耐可塑剤性に優れた記録特性を与えるスルホニル化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、電子供与性塩基性染料前駆体と電子受容性顕色剤との熱発色反応を利用した感熱記録材料はよく知られている。中でも、顕色剤として、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−フェニル)プロパン及び4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシ−ジフェニルスルホンはよく知られている(例えば、特公平3−54655号等)。
【0003】
しかしながら、これらを使用した感熱記録材料は、発色像の保存安定性、特に耐湿性、耐熱性及び耐可塑剤性について更に改良が求められている。かかる問題解決のため、本発明者等は、先に顕色剤として一般式(2)
【0004】
【化4】
Figure 0003736885
[一般式(2)において、Xは水素原子又は低級アルキル基を表し、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基を表す。]
で示される化合物を見い出し、該化合物に関する特許を出願した。その後の研究により該化合物を顕色剤として使用した感熱記録材料は、上記の目的に優れるものの、該顕色剤水性スラリーを40℃で保存すると、水和による分散劣化を起こし、これを用いた感熱記録材料は60℃で改良されるべき地肌かぶりを生じることを知った。
【0005】
本発明の目的は、感熱記録材料において、高感度でしかも地肌かぶりが少なく、記録像の保存性とりわけ耐湿性、耐熱性及び耐可塑剤性に優れた記録特性を与えることのできる、すなわち一般式(2)で示される顕色剤水性スラリーの水和を防止して、分散の経時安定性を改良することのできるスルホニル化合物及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、高感度でしかも記録像の保存性に優れた感熱記録材料が得られる一般式(2)
【0007】
【化5】
Figure 0003736885
[一般式(2)において、Xは水素原子又は低級アルキル基を表し、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基を表す。]
で示される顕色剤スラリーの水和を防止するため検討を重ねた結果、一般式(1)
【0008】
【化6】
Figure 0003736885
[一般式(1)において、X,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は一般式(2)におけると同じ意義を有し、Yはアルキル基、芳香族炭化水素で置換されたアルキル基、アリル基、シクロヘキシル基、アルキルスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、アルキルベンゼンスルホニル基、アルキロイル基、ベンゾイル基、アルキルベンゾイル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基、又はグリシジル基を表す。]
で示されるスルホニル化合物を見い出し、本スルホニル化合物を一般式(2)で示される顕色剤と共存せしめることにより、顕色剤水性スラリーの水和が防止されることを見い出し、本発明に到達した。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる一般式(1)で示される化合物の具体的な例として、以下のような化合物を挙げることができる。
(1)1−メトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(2)1−エトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(3)1−n−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(4)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(5)1−n−ブトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(6)1−sec−ブトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(7){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンジルエーテル,
(8){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(9){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルエーテル,
(10){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}メタンスルホネート,
(11){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(12){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}4−メチルベンゼンスルホネート,
(13){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}2,4−ジメチルベンゼンスルホネート,
(14){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}2,5−ジメチルベンゼンスルホネート,
(15){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}3,4−ジメチルベンゼンスルホネート,
(16){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}アセテート,
(17)1−ステアロイルオキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン,
(18){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(19){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}4−メチルフェニルカルボキシレート,
(20){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}アクリレート,
(21){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}メタクリレート,
(22)1−{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノキシ}−2,3−エポキシプロパン,
(23){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}n−ヘキシルエーテル,
(24){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ステアリルエーテル,
(25){2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}シクロヘキシルエーテル,
(26)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(27)1−メトキシ−2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(28){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(29){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(30){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}4−メチルベンゼンスルホネート,
(31){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}アセテート,
(32){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(33){2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェニル}アクリレート,
(34)1−{2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェノキシ}−2,3−エポキシプロパン,
(35)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(36)1−メトキシ−2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(37){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(38){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(39){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}2,5−ジメチルベンゼンスルホネート,
(40){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}アセテート,
(41){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(42){2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}アクリレート,
(43)1−{2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェノキシ}−2,3−エポキシプロパン,
(44)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルベンゼン,
(45)1−エトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルベンゼン,
(46){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}アリルエーテル,
(47){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}ベンゼンスルホネート,
(48){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}アセテート,
(49){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}フェニルカルボキシレート,
(50){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}アクリレート,
(51)1−{2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノキシ}−2,3−エポキシプロパン,
(52)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルベンゼン,
(53)1−エトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルベンゼン,
(54){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェニル}アリルエーテル,
(55){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェニル}ベンゼンスルホネート,
(56){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェニル}アセテート,
(57){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェニル}フェニルカルボキシレート,
(58){2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェニル}アクリレート,
(59)1−{2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェノキシ}−2,3−エポキシプロパン,
(60){1−iso−プロポキシ−2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−フェニルスルホニル}ベンゼン,
(61){2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(62){2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(63){2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(64){1−メトキシ−2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−フェニルスルホニル}ベンゼン,
(65){1−iso−プロポキシ−2−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−4−フェニルスルホニル}ベンゼン,
(66){2−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(67){2−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(68){1−メトキシ−2−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−4−フェニルスルホニル}ベンゼン,
(69)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(70){2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(71){2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(72){2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}3,4−ジメチルベンゼンスルホネート,
(73){2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(74)1−メトキシ−2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)ベンゼン,
(75)1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)ベンゼン,
(76){2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテル,
(77){2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート,
(78){2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)フェニル}4−クロロベンゼンスルホネート,
(79){2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート,
(80)1−エトキシ−2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)ベンゼン。
【0010】
次に、一般式(1)で示されるスルホニル化合物の製造方法を述べる。
【0011】
即ち、次式により、その製造方法は示される。
【0012】
【化7】
Figure 0003736885
[上記式中nは1又は2を表し、nが1の時は、Yは一般式(1)におけると同じ意義を表し、Aは塩素原子又は臭素原子を表し、nが2の時は、Yはメトキシ基又はエトキシ基を表し、Aはスルホニル基を表す。]
本反応における触媒としては、ヨウ化カリウム、塩化亜鉛、塩化鉄、塩化アルミニウム、塩化マグネシウム、トリエチルベンジルアンモニウム等が好ましく、又塩基性物質としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン、ピリジン等が好ましい。
【0013】
次に、単独では顕色剤水性スラリーが水和化するが、一般式(1)で示される化合物の共存が有効に作用し、顕色剤水性スラリーの水和化が防止され、優れた感熱記録材料を提供し得る顕色剤として一般式(2)で示される化合物の具体的な例として、以下のような化合物を挙げることができる。
(81)2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール、
(82)2,4−ビス(2−メチルフェニルスルホニル)フェノール、
(83)2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)フェノール、
(84)2,4−ビス(4−ブロモフェニルスルホニル)フェノール、
(85)2,4−ビス(4−クロロフェニルスルホニル)フェノール、
(86)2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(87)2,4−ビス(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(88)2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(89)2,4−ビス(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(90)2,4−ビス(4−エチルフェニルスルホニル)フェノール、
(91)2,4−ビス(4−iso−プロピルフェニルスルホニル)フェノール、
(92)2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(93)2,4−ビス(2−メチルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(94)2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(95)2,4−ビス(4−iso−プロピルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(96)2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(97)2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(98)2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(99)2,4−ビス(4−メチルフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(100)2,4−ビス(4−エチルフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(101)2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(102)2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(103)2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−iso−プロピルフェノール、
(104)2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(105)2−(4−エチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(106)2−(4−iso−プロピルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(107)2−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(108)2−(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(109)2−(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(110)2−(4−クロロフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(111)2−(4−ブロモフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)フェノール、
(112)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−メチルフェニルスルホニル)フェノール、
(113)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−エチルフェニルスルホニル)フェノール、
(114)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−iso−プロピルフェニルスルホニル)フェノール、
(115)2−(フェニルスルホニル)−4−(2−メチルフェニルスルホニル)フェノール、
(116)2−(フェニルスルホニル)−4−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(117)2−(フェニルスルホニル)−4−(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(118)2−(フェニルスルホニル)−4−(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール、
(119)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−クロロフェニルスルホニル)フェノール、
(120)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−ブロモフェニルスルホニル)フェノール、
(121)2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(122)2−(4−クロロフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(123)2−(4−ブロモフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(124)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−メチルフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(125)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−クロロフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(126)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−ブロモフェニルスルホニル)−5−メチルフェノール、
(127)2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(128)2−(4−クロロフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(129)2−(4−ブロモフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(130)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−メチルフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(131)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−クロロフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(132)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−ブロモフェニルスルホニル)−5−エチルフェノール、
(133)2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4−(フェニルスルホニル)−5−iso−プロピルフェノール、
(134)2−(フェニルスルホニル)−4−(4−メチルフェニルスルホニル)−5−iso−プロピルフェノール。
【0014】
一般式(1)及び一般式(2)の化合物を共存させて使用する場合、好ましい一般式(1)及び一般式(2)の化合物としては前記化合物番号に従って以下のように挙げることができる。
[一般式(1)]
(1)〜(27),(29),(30),(32),(35),(36),(38),(39),(41),(44),(45),(47),(49),(52),(53),(55),(60)〜(75),(77),(78)。
[一般式(2)]
(81),(83),(85)〜(88),(90)〜(92),(94),(95),(99)〜(105),(107)〜(110),(112)〜(119),(121),(124),(127),(130)。
【0015】
更に好ましい一般式(1)及び一般式(2)の化合物は以下のように挙げることができる。
[一般式(1)]
(1)〜(27),(30),(35),(36),(39),(44),(45),(47),(52),(53),(55),(60)〜(75),(78)。
[一般式(2)]
(81),(83),(85)〜(88),(92),(104),(107)〜(110),(112),(116)〜(119),(121),(124)。
【0016】
尚、一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物をそれぞれ二種以上共存させて使用してもよい。
【0017】
又一般式(1)で示される化合物の使用量は一般式(2)で示される化合物に対しあまりにも少なすぎると効果を失うが、あまりにも多すぎると経済的に不利になる。従って、好ましくは、一般式(2)に対して、重量で10ppmから二倍量程度である。更に好ましくは20ppmから等量程度である。
【0018】
更に、配合調製方法は、(a)それぞれの化合物をそれぞれ粉砕したものを所望の比率で混合調製する方法、(b)粉砕時に、所望の比率で投入し混合粉砕する方法、(c)すでに粉砕した一般式(1)の化合物を、一般式(2)の粉砕時に、所望の比率で投入し混合粉砕する方法、(d)あらかじめ再結晶法又は混融法により所望の比率に、混合調製したものを粉砕する方法のいずれを用いてもよい。
【0019】
又、顕色剤として本組成物を使用する総量は、一般式(2)で示される化合物基準の換算で、塩基性染料100重量部に対し50〜600重量部、好ましくは100〜400重量部である。
【0020】
次に、本発明に係わる記録材料に用いられる塩基性染料、増感剤について述べる。
【0021】
塩基性染料としては、トリアリールメタン系化合物、ジアリールメタン系化合物、ピリジン系化合物、スピロ系化合物、ローダミン−ラクタム系化合物、フルオラン系化合物、インドリルフタリド系化合物、フルオレン系化合物などが例示される。中でも、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N,N−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−イソペンチル−N−エチル)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチル)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N,N−ジエチル−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、クリスタルバイオレットラクトン等が代表的なものとして例示される。これらの塩基性染料は単独で用いても、あるいは発色画像の色調の調整や多色感熱記録材料を得るなどの目的で二種以上混合しても良い。
【0022】
次に、増感剤としては含窒素化合物、エステル化合物、炭化水素化合物、エーテル化合物、スルホン化合物等が例示される。中でも、β−ナフチルベンジルエーテル、ステアリン酸アミド、4−ベンジルオキシ安息香酸ベンジルエステル、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸−ジ−P−メチルベンジル、ビス(4−メチルフェニル)カーボネート、4−ベンジルフェニル、m−ターフェニル、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(フェノキシ)エタン、ジフェニルスルホン、3,3′,4,4′−テトラメチル−ジフェニルエタン等が代表的なものとして例示される。これらの増感剤は、単独で用いても、あるいは二種以上混合してもよい。更に、これらの増感剤の使用量は、塩基性染料100重量部に対し、50〜800重量部好ましくは100〜400重量部である。
【0023】
尚、増感剤の粉砕方法は、(a)増感剤単独で粉砕する方法、(b)増感剤と染料を所望の比率で混合粉砕する方法、(c)増感剤と先に述べた一般式(1)及び一般式(2)からなる組成物を、所望の比率で混合粉砕する方法のいずれを用いてもよい。
【0024】
本発明に係わる感熱記録紙は公知の方法により製造することができ、何ら特殊な方法を採用する必要はない。例えば、塩基性染料、顕色剤、増感剤、顔料、金属セッケン、ワックス等を界面活性剤、消泡剤及び分散剤等を含む水性媒体中で、ボールミル、サンドミル等の手段により通常5μm以下、好ましくは1.5μm以下の粒径にまで粉砕・分散させて塗液を調製することができる。
【0025】
上記の顔料としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、カオリン、シリカ、非晶質シリカ、酸化亜鉛等が例示される。
【0026】
金属セッケンとしては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等が例示される。
【0027】
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス等が例示される。
【0028】
界面活性剤としては、スルホコハク酸系のアルカリ金属塩、アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩、ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩等が例示される。分散剤としては、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール(各種の鹸化度、pH及び重合度のもの)、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリルアミド、でんぷん等が例示される。
【0029】
本発明の感熱記録材料において、その感熱記録層は従来より公知の技術に従って形成することができ、形成方法は特に限定されるものではない。例えば、感熱記録層用の塗液を支持体面上にエアーナイフコーター、ブレーダーコーター、バーコーター、ロッドコーター、グラビアコーター、カーテンコーター、ワイヤバー等の適当な塗布装置で塗布し、乾燥して記録層を形成することができる。塗液の塗布量に関しても特に限定するものではなく、支持体面に対し、一般に乾燥重量で0.5〜50gr/m2 、好ましくは1.0〜20.0gr/m2 の範囲である。支持体としては、紙、プラスチックシート、合成紙等が用いられる。
【0030】
【実施例】
以下に、本発明を実施例によって説明する。
(実施例1)
1リットル容反応機に、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5gr、水酸化ナトリウム12gr、ヨウ化カリウム0.5gr、イソプロピルアルコール200ml及び水100mlを仕込み、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら70℃に加温溶解した。同温度で10時間かけてイソプロピルクロライド24grを滴下した。滴下終了後10時間、同温度で熟成後、水300mlを加え、析出した結晶物を濾別し、結晶物をトルエン300mlで再結晶精製し、白色結晶性粉末85grを得た。融点132℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表1)の結果から、本品は、1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼンであることが確認された。
【0031】
Figure 0003736885
【0032】
臭化カリウム錠剤法による(以下同じ)このものの赤外線吸収スペクトログラムを図1に示す。尚、図1〜図17において縦軸は透過率(%)を示し、横軸は波数(cm-1)を示す。
【0033】
(実施例2)
実施例1において、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5grに代えて、2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール97grを使用した以外は、実施例1と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末88grを得た。融点173℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表2)の結果から、本品は、1−iso−プロポキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルベンゼンであることが確認された。
【0034】
Figure 0003736885
【0035】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図2に示す。
【0036】
(実施例3)
1リットル容反応機に、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5gr、水酸化ナトリウム10gr及び水100mlを仕込み、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら90℃に加温溶解した。同温度で4時間かけてジメチル硫酸40grを滴下した。滴下終了後10時間、同温度で熟成後、水300mlを加え、析出した結晶物を濾別し、結晶物をトルエン400mlで再結晶精製し、白色結晶性粉末80grを得た。融点169℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表3)の結果から、本品は、1−メトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼンであることが確認された。
【0037】
Figure 0003736885
【0038】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図3に示す。
【0039】
(実施例4)
実施例3において、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5grに代えて、2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール97grを使用した以外は、実施例3と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末83grを得た。融点234℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表4)の結果から、本品は、1−メトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルベンゼンであることが確認された。
【0040】
Figure 0003736885
【0041】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図4に示す。
【0042】
(実施例5)
1リットル容反応機に、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5gr、水酸化ナトリウム12gr、トリエチルベンジルアンモニウムクロライド1gr及び水200mlを仕込み、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら80℃に加温溶解した。同温度で4時間かけて、塩化ベンジル38grとトルエン38grの混合液を滴下した。滴下終了後10時間、同温度で熟成後、冷却し、析出した結晶物を濾別し、更に結晶物をメチルイソブチルケトン400mlで再結晶精製し、白色結晶性粉末103grを得た。融点181℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表5)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンジルエーテルであることが確認された。
【0043】
Figure 0003736885
【0044】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図5に示す。
【0045】
(実施例6)
1リットル容反応機に、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5gr、塩化亜鉛0.1gr及びベンゼンスルホニルクロライド44.1grを仕込み、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら100℃に加温溶解した。同温度から徐々に昇温し10時間かけて160℃まで昇温後、4時間同温度で熟成した。その後110℃まで冷却し、トルエン300mlを投入し、70℃で水100mlを加え水洗し、水層を分液分離後、更に水100ml加え水洗し、水層を分液、分離後、油分を共沸脱水し、再結晶法により精製し、白色結晶性粉末116grを得た。融点146℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表6)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートであることが確認された。
【0046】
Figure 0003736885
【0047】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図6に示す。
【0048】
(実施例7)
実施例6において、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5grに代えて、2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール97grを使用した以外は、実施例6と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末121grを得た。融点163℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表7)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}ベンゼンスルホネートであることが確認された。
【0049】
Figure 0003736885
【0050】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図7に示す。
【0051】
(実施例8)
実施例6において、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5grに代えて、2,4−(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール107.5grを、ベンゼンスルホニルクロライド44.1grに代えて、2,5−ジメチルベンゼンスルホニルクロライド51.1grを使用した以外は、実施例6と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末121grを得た。融点157℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表8)の結果から本品は、{2,4−ビス(2,5−ジメチルベンゼンスルホニル)フェニル}2,5−ジメチルベンゼンスルホネートであることが確認された。
【0052】
Figure 0003736885
【0053】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図8に示す。
【0054】
(実施例9)
実施例6において、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5grに代えて、2,4−(3,4−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール107.5grを、ベンゼンスルホニルクロライド44.1grに代えて、3,4−ジメチルベンゼンスルホニルクロライド51.1grを使用した以外は、実施例6と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末115grを得た。融点223℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表9)の結果から本品は、{2,4−ビス(3,4−ジメチルベンゼンスルホニル)フェニル}3,4−ジメチルベンゼンスルホネートであることが確認された。
【0055】
Figure 0003736885
【0056】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図9に示す。
【0057】
(実施例10)
実施例3において、ジメチル硫酸40grに代えて、ジエチル硫酸50grを、再結晶溶媒トルエン400mlに代えて、トルエン:メチルイソブチルケトン(300ml:100ml)を用いた以外は、実施例3と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末90grを得た。融点193℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表10)の結果から、本品は、1−エトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼンであることが確認された。
【0058】
Figure 0003736885
【0059】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図10に示す。
【0060】
(実施例11)
実施例5において、塩化ベンジル38grに代えて、臭化アリル36grを、再結晶溶媒メチルイソブチルケトン400mlに代えて、トルエン400mlを用い、更に、反応温度80℃を60℃に変えた以外は、実施例5と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末85grを得た。融点168℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表11)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}アリルエーテルであることが確認された。
【0061】
Figure 0003736885
【0062】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図11に示す。
【0063】
(実施例12)
実施例1において、イソプロピルクロライド24grに代えて、臭化n−ヘキサン50grを、再結晶溶媒トルエン300mlに代えて、エタノール300mlを用いた以外は、実施例1と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末90grを得た。融点115℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表12)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}n−ヘキシルエーテルであることが確認された。
【0064】
Figure 0003736885
【0065】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図12に示す。
【0066】
(実施例13)
1リットル容反応機に、2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール93.5gr、ピリジン34gr及びトルエン300mlを仕込み、窒素ガス雰囲気下、攪拌しながら60℃に加温し、同温度でベンゾイルクロライド42.1grを2時間かけて滴下した。滴下終了後、5時間、同温度で熟成後、5%希塩酸水100mlを加え、攪拌水洗し、静置後下層の水層を分離し更に水100ml加え同様な操作をした。油分を共沸脱水した後再結晶精製し、白色結晶性粉末95grを得た。融点141℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表13)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレートであることが確認された。
【0067】
Figure 0003736885
【0068】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図13に示す。
【0069】
(実施例14)
実施例13において、ベンゾイルクロライド42.1grに代えてステアロイルクロライド93.5grを使用した以外は、実施例13と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末120grを得た。融点82℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表14)の結果から、本品は、1−ステアロイルオキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼンであることが確認された。
【0070】
Figure 0003736885
【0071】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図14に示す。
【0072】
(実施例15)
実施例13において、ベンゾイルクロライド42.1grに代えて、アセチルクロライド24grを、ピリジン34grに代えて、トリエチルアミン38grを使用した以外は、実施例13と同様に操作した。その結果、白色結晶性粉末78grを得た。融点173℃。このもののIR分析、H−NMR分析及び元素分析(表15)の結果から、本品は、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}アセテートであることが確認された。
【0073】
Figure 0003736885
【0074】
このものの赤外線吸収スペクトログラムを図15に示す。
【0075】
(実施例16)
2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール48.5gr、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート1.5gr及びトルエン100grから再結晶法により白色結晶性粉末48grを得た。融点157℃。本品は、高速液体クロマトグラフ分析結果から、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネート1.2%を含む2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル(以後、再結晶法により得た組成物を再結晶法と記す。)であることが確認された。
【0076】
(実施例17)
2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール49.5gr及び1−メトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン0.5grを混合溶融させ、130〜140℃で結晶化させ室温に冷却後粉砕して、白色結晶性粉末48.5grを得た。融点157℃。本品は、高速液体クロマトグラフ分析から1−メトキシ−2,4−ビス(フェニルスルホニル)ベンゼン1.5%を含む2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノールであることが確認された。
【0077】
尚、本方法により得られた顕色剤組成物を以後、溶融法と記す。
【0078】
(実施例18)
2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール49.0gr及び{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート1.0grをトルエン100grに溶解し、該溶液をヘキサン500gr中に攪拌しながらゆっくり滴下し、析出物を濾取、乾燥して白色結晶性粉末48grを得た。融点158℃。本品は、高速液体クロマトグラフ分析から{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}フェニルカルボキシレート1.5%を含む2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノールであることが確認された。
【0079】
(実施例19)
塩基性染料分散液の調製
3−N,N−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン20grを、濃度5%ポリビニルアルコール(クラレ社製;商品名PVA−117)水溶液80gr中でボールミルを用いて粉砕して、平均粒径0.6μmの塩基性染料分散液を調製した。
【0080】
増感剤分散液の調製
1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン20grを、濃度5%ポリビニルアルコール(PVA−117)水溶液30gr中で、ボールミルを用いて粉砕して平均粒径0.6μmの増感剤分散液を調製した。
【0081】
顕色剤分散液の調製
{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grを、濃度5%メチルセルロース水溶液30gr中で、ボールミルを用いて粉砕して平均粒径1.1μmの顕色剤分散液を調製し、これを40℃にて30日間保管したものを顕色剤分散液として使用した。
【0082】
顔料分散液の調製
炭酸カルシウム(白石工業製;商品名ユニバー70)30gr、水70gr及び濃度10%ヘキサメタリン酸ソーダ水溶液0.4grを回転数15,000rpmのホモジナイザーで15分間攪拌して、顔料分散液を調製した。
【0083】
感熱記録層塗布液の調製
上記の塩基性染料分散液3gr、増感剤分散液3gr、顕色剤分散液3gr、及び顔料分散液7gr、更に濃度31%のハイドリンZ−7(中京油脂社製の商品名)2.0gr、濃度31%のハイドリンP(中京油脂社製の商品名)0.2gr、濃度5%のポリビニルアルコール(PVA−117)水溶液6g及び水9grを混合して感熱記録層塗布液を得た。
【0084】
感熱記録紙の作製
紙支持体面上に、乾燥後の感熱記録層重量が5gr/m2 となるように、ワイヤーバーを用いて感熱記録層塗布液を塗布し、60℃のオーブン中で乾燥後、平滑度200秒(ベック法)となるようにキャレンダー処理した。
【0085】
(実施例20〜30)
実施例19で用いた顕色剤{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grに代えて表16に示す顕色剤を用い、更に、実施例20,27,28及び30において、顕色剤の粉砕時の分散剤として、実施例19のメチルセルロースに代えて、ポリビニルアルコール(PVA−117)を用いた以外は実施例19と同様に操作した。用いた顕色剤及びその重量を表16に示す。
【0086】
【表1】
Figure 0003736885
【0087】
(実施例31)
実施例19で用いた顕色剤{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grに代えて、{2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェニル}2,5−ジメチルベンゼンスルホネート0.4grと2,4−ビス(2,5−ジメチルフェニルスルホニル)フェノール19.6grを用いた以外は実施例19と同様に操作した。
【0088】
(実施例32)
実施例19で用いた顕色剤{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grに代えて、{2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェニル}フェニルカルボキシレート10grと2,4−ビス(フェニルスルホニル)−5−メチルフェノール10grを用いて顕色剤分散液を調製した。更に、得られた本分散液を感熱記録層塗布液の調製の時に6gr使用した以外は、実施例19と同様に操作した。
【0089】
(比較例1〜2)
実施例19で用いた顕色剤{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grに代えて、以下の顕色剤を用いた以外は実施例19と同様に操作した。
【0090】
比較例1
2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール 20gr
比較例2
2−(4−メチルフェニルスルホニル)−4(フェニルスルホニル)フェノール 20gr
実施例19〜32及び比較例1〜2で得られた顕色剤分散液を40℃に30日間保存し、分散液の外観を肉眼で観察した結果、実施例19〜32は異状を認められなかったが、比較例1及び2は、分散が劣化し下層に粒子が沈降し、固化していた。
【0091】
(比較例3)
実施例19で用いた顕色剤{2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェニル}ベンゼンスルホネートを1.2%含有する2,4−ビス(フェニルスルホニル)フェノール20grに代えて、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン20grを用いた。更に、得られた顕色剤水性スラリーは、40℃で30日間の保存試験を省略した以外は実施例19と同様に操作した。
【0092】
次に、実施例19〜32及び比較例1〜3で得られた感熱記録紙をFUJITU ファクスFF1700RX型機のコピーモード条件で印字テストを行い、また次の性能比較試験を行った。その結果を表19に示す。
【0093】
性能比較試験
印字濃度
マクベス濃度計を用いて測定した。
【0094】
耐熱性試験
地肌;60℃で24時間放置した後の地肌かぶりを下記の基準で肉眼で観察した。
【0095】
○:全く変化なし △:わづか着色 ×:着色
印字;印字紙を60℃で24時間放置した後、下記の基準で示される印字濃度残存率(%)を測定した。
【0096】
印字濃度残存率(%)=(保存後の印字濃度/保存前の印字濃度)×100
耐湿試験
地肌;40℃、湿度90%で24時間放置した後の地肌かぶりを、耐熱性地肌かぶり試験の基準に準じ表わした。
【0097】
印字;印字紙を40℃、湿度90%で24時間放置した後、印字濃度残存率を耐熱性印字濃度残存率(%)に準じ表わした。
【0098】
耐可塑剤試験
ガラスビンの外周に印字紙を巻きつけ、その上にハイラップV−450(三井東圧化学社製の商品名)を3重に巻きつけ、40℃で2時間放置した後、印字濃度残存率を耐熱性印字濃度残存率(%)に準じ表わした。
【0099】
【表2】
Figure 0003736885
【0100】
尚、比較例1及び2は、60℃でかぶりが生じたので、他の性能比較試験は中止した。
【0101】
以上のように、本発明に係わる顕色剤は水性スラリー状態で水和することなく長期の保存に耐え、本顕色剤組成物を用いた感熱記録材料は、発色性に優れ、且つ経時の地肌かぶりが少なく、記録像の保存安定性とりわけ耐熱性、耐湿性及び耐可塑剤性に優れていることがわかる。
【0102】
【発明の効果】
本発明により、顕色剤水性スラリーが水和することなく長期保存安定性に優れ、且つ本顕色剤組成物を用い、高感度で、しかも経時の地肌かぶりが少なく、記録像の保存安定性とりわけ耐熱性、耐湿性及び耐可塑剤性に優れた感熱記録材料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図2】実施例2で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図3】実施例3で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図4】実施例4で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図5】実施例5で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図6】実施例6で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図7】実施例7で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図8】実施例8で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図9】実施例9で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図10】実施例10で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図11】実施例11で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図12】実施例12で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図13】実施例13で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図14】実施例14で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。
【図15】実施例15で得られた化合物の赤外線吸収スペクトログラムである。

Claims (3)

  1. 一般式(1)
    Figure 0003736885
    [一般式(1)において、Xは水素原子又は低級アルキル基を表し、R1 ,R2,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基を表し、Yはアルキル基、芳香族炭化水素で置換されたアルキル基、アリル基、シクロヘキシル基、アルキルスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、アルキルベンゼンスルホニル基、アルキロイル基、ベンゾイル基、アルキルベンゾイル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基、又はグリシジル基を表す。]
    で示されることを特徴とするスルホニル化合物。
  2. 支持体面上に、主として塩基性染料前駆体、顕色剤及び増感剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録材料において、感熱記録層中に一般式(1)
    Figure 0003736885
    [一般式(1)において、Xは水素原子又は低級アルキル基を表し、R1 ,R2,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基を表し、Yはアルキル基、芳香族炭化水素で置換されたアルキル基、アリル基、シクロヘキシル基、アルキルスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、アルキルベンゼンスルホニル基、アルキロイル基、ベンゾイル基、アルキルベンゾイル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基、又はグリシジル基を表す。]
    で示されるスルホニル化合物の少なくとも1種と、一般式(2)
    Figure 0003736885
    [一般式(2)において、X,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 及びR6 は一般式(1)におけると同じ意義を表す。]
    で示されるスルホニル化合物の少なくとも1種とからなる顕色剤組成物を共存せしめることを特徴とする感熱記録材料。
  3. 一般式(1)で示されるスルホニル化合物の一般式(2)で示されるスルホニル化合物に対する配合割合が重量で10ppmから二倍量である顕色剤組成物を共存せしめた請求項2記載の感熱記録材料。
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