JP3736463B2 - 歩行者感応信号制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天候等の環境状況に左右されることなく、横断歩道上及びその周辺における検出対象の大きさ、形状、及び経時的な位置の変化とを測定することにより信号待ちの人数、横断中の人の個別の情報や動向を検出できるようにして、適切な信号切り替えにより、交通弱者の安全な横断と、無意味な交通渋滞の緩和を実現するようにした歩行者感応信号制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の横断歩道に備えられている横断者用信号機(以下横断信号という)と車道に備えられている車両用信号機(以下車道信号という)の信号の切り替えは、時間、曜日、季節に応じた時間間隔となるように予め備えた複数のパターンの設定サイクルの中から選定された、所定の設定サイクルによって制御されている。
【0003】
車道信号と横断信号は、設定サイクルによって青信号(以下青という)と赤信号(以下赤という)とに切り替えられ、車道信号の青から赤への切り替わり時の注意勧告は黄により行われ、横断信号の青から赤への信号切り替わり時の注意勧告は青の点滅により行われる。
【0004】
又、車椅子の人、高齢者、足が不自由な人、子供等の交通弱者に対する誘導は、一般に音響信号機を設置して音響で行っており、又、その方法としては、視覚障害者に横断可能な方向が分かるように、鳴き交わし方式、又は、異種鳴き交わし方式が採用されている。
【0005】
しかし、上記従来の一般の横断信号は、前記した設定サイクルに基づく規定時間間隔で切り替えるようにしているために、車道における車両交通量が比較的少ない状態でも、信号待ちエリアに多数の歩行者が溢れた状態となって歩行者にイライラ感を与える場合があり、このために無理な横断をしようとする者もでるといった危険がある。
【0006】
一方、車椅子の人、高齢者、足が不自由な人、子供等の交通弱者が横断歩道を渡る際に時間が足りないことがあり、早く渡り終えることを促される等の問題を生じていた。
【0007】
又、横断歩道を渡ろうとする歩行者が全く存在しない時や、横断信号青により横断者がすぐに渡り終えてしまった場合でも、車両のドライバーは車道信号の赤により無用に待たされることになり、ドライバーにイライラ感を与えたり、無用の待ち時間によって交通渋滞が生じるといった問題を有していた。
【0008】
又、こうした問題点を解決するための方法として、横断歩道の近傍に、横断歩道を渡る人の有無や人数及び移動速度を検出するための超音波式の歩行者感知器、赤外線感知器、或いはCCDカメラ等を設置して、横断歩道を渡る人の人数や横断歩道を渡る時の移動速度等をおおよそ検出し、これらの検出信号を参考にして、横断歩道の信号機の切り替えのタイミングを調節するようにした方法が種々提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の超音波式の歩行者感知器、赤外線感知器、CCDカメラ等を用いた方法は、横断歩道を二次元平面で捕らえるようにしたものであり、よって横断歩道を渡る人の有無やおおよその人数及び移動速度等が検出できるが、人数を正確に検出することはできず、又検出対象が大人の健常者か、子供か、車椅子の人か、足の不自由な人か等を正確に判断することはできず、そのために交通弱者に対するきめ細かな信号制御を行えないという問題を有していた。
【0010】
又、特に赤外線感知器やCCDカメラ等を用いて検出する方法では、夜間や雨、雪等の環境状況によっては検出精度が大幅に低下したり検出不能になるという問題を有していた。
【0011】
本発明は、かかる従来装置のもつ問題点を解決すべくなしたもので、天候等の環境状況に左右されることなく横断歩道周辺における検出対象の大きさ、形状、及び経時的な位置の変化とを測定することにより、信号待ちの人数、横断中の人の個別の情報や動向を検出できるようにして、交通弱者の安全な横断と、適切な信号切り替えによる無意味な交通の渋滞を防止するようにした歩行者感応信号制御方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲に、レーザ感知器によりレーザ光を走査しながら投射してレーザ光の反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数が設定人数を超えた時は、設定サイクルに対し車道信号の青時間を短縮して横断信号を青に切り替える制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0013】
請求項2記載の発明は、横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲に、レーザ感知器によりレーザ光を走査しながら投射してレーザ光の反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数に応じて設定サイクルに対し横断信号の青の時間幅を段階的又は連続的に増減する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青の点滅時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青時間を延長し、更に横断信号の青の点滅時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の歩行者感応信号制御方法であって、延長時間の最大幅を規定する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法、に係るものである。
【0018】
本発明によれば、以下のように作用する。
【0019】
請求項1に係る発明では、レーザ感知器により横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲にレーザ光を走査しながら投射してその反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数が設定人数を超えた時は、設定サイクルに対し車道信号の青時間を短縮して横断信号を青信号に切り替える制御を行うので、横断歩道の信号待ちエリアに一定人数以上の歩行者が溢れることを防止し、歩行者にイライラ感を与えたり、無理な横断をしようとする問題を防止することができる。
【0020】
請求項2に係る発明では、レーザ感知器により横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲にレーザ光を走査しながら投射してその反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数に応じて設定サイクルに対し横断信号の青の時間幅を段階的又は連続的に増減する制御を行うので、合理的な信号の切り替えが可能となり、自動車のドライバーが無用に待たされることがなくなり、ドライバーにイライラ感を与えることがなくなると共に、無用の待ち時間による交通渋滞の発生を防止することができる。
【0021】
請求項3〜5に係る発明では、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合に、横断信号の青時間を延長する、或いは、横断信号の青の点滅時間を延長する、或いはその両者を組合わせるようにしたので、歩行者はあせらずに横断歩道を渡り終ることができ、よって交通弱者の安全な横断を可能になる。
【0022】
請求項6に係る発明では、延長時間の最大幅を規定しているので、交通の渋滞を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図2は本発明を実施する形態の一例を示したものであり、図2では2車線の車道2Aと車道2Bが交差した交差点を示しており、該交差点には歩行者が前記車道2A,2Bを横切るための横断歩道1が4箇所に設けられている。
【0025】
交差点の略4隅にはポスト3が設けられており、該ポスト3には、三燈(赤青黄)の車道信号4が走行車両の上部前方に位置するように取り付けられており、又ポスト3には横断歩道1の前後上部に位置するように横断信号5,6が対向して取り付けられている。図中7は車道の白線、8は停止線である。
【0026】
図2ではA方向の車両は停止、B方向の車両は走行の状態にあり、従って、B方向の横断歩道1は歩行者が横断しており、A方向の横断歩道1における両端部の信号待ちエリア9では歩行者が信号待ちしている。
【0027】
前記各ポスト3には、横断歩道1と該横断歩道1の左右側周辺の車道、及び横断歩道1の両端部の信号待ちエリア9を所要の幅Lでカバーする検出範囲10にパルスレーザ光11を投射し、反射してくる反射レーザ光を検出するようにしたスキャン式のレーザ感知器12を設置している。該レーザ感知器12による検出範囲10は、横断歩道1の周辺を例えば3〜4メートル程度はみ出す幅Lで検出するようにしている。レーザ感知器12は、前記横断歩道1を見渡せる位置に設置することが好ましく、よって前記信号4設置のためのポスト3以外にレーザ感知器12を設置するための新たなポスト等を設けてもよい。
【0028】
前記スキャン式のレーザ感知器12は、図1に示すような構成を有している。即ち、レーザ感知器12は、モータ13によりスキャン軸14を中心に三面ミラー15をX方向にスキャンさせるスキャン装置16と、該スキャン装置16を、モータ17によりスイング軸18を中心にY方向に回動(スイング)させるスイング装置19とを備えている。
【0029】
レーザ感知器12に備えたレーザ光源20からのパルスレーザ光11は、ミラー21等を有するレーザ投射装置22を介して前記三面ミラー15に出力されるようになっており、三面ミラー15に出力されたパルスレーザ光11は、前記横断歩道1とその周辺、及び信号待ちエリア9をカバーする検出範囲10に走査されるようになっている。又検出範囲10に投射されて反射した反射レーザ光23は、前記三面ミラー15に戻り、更に反射レーザ光23はレンズ24を介して受光素子25に入力され、受光素子25による計測信号26(電気信号)は歩行者検出装置27に入力されるようになっている。
【0030】
歩行者検出装置27では、受光素子25からの計測信号26が入力されることにより、検出範囲10を走査して各点から反射してくる反射レーザ光23の反射時間を計測している。
【0031】
横断歩道1に人等の検出対象が存在しない時に図3に示すようにX方向に1回スキャンして走査を行うと、横断歩道1の面から反射してくる反射レーザ光23の反射時間は略一定値であり、続いてスイング装置19によりスキャン装置16を微小角度スイングさせた後、同様にスキャンさせた時も、横断歩道1の面から反射してくる反射レーザ光23の反射時間は略一定値であり、このようにしてスキャンとスイングにより検出範囲10を走査して検出した計測値は、図面上に表わすと図4に示すように面状となる。
【0032】
一方、図3のように横断歩道1に人や車椅子、自転車等の検出対象P(歩行者)が存在すると、その歩行者Pに投射されたパルスレーザ光11の各点からの反射時間が短くなるように変化し、これによって、歩行者Pの大きさ、形状、位置が図4のように三次元x,y,z的に点28によって表示されるようになる。更に、走査を繰り返すと、時間経過により上記歩行者Pの大きさと形状と位置の計測値が変化し、これによって、歩行者Pの個々の情報を更に詳細に知ることができ、又歩行者Pの移動速度も計測することができる。
【0033】
更に、図4に示した点28による三次元のデータから、図5に示すように歩行者Pに重み付けした検出値29を得ることができ、この検出値29の大きさと形状と走査ごとの位置の変化から検出範囲10における歩行者Pの人数を検出することができる。
【0034】
従って、検出値29による大きさと形状と位置の経時変化から、信号待ちの場合には信号待ちエリア9で信号待ちしている人数を検出することができ、又、横断中の場合には、車椅子の人、足の不自由な人、子供等の交通弱者を識別して検出することができる。更にこの他に自転車、落下物等の障害物の存在も計測することができる。
【0035】
上記したように、信号待ちしている人数や、横断している車椅子の人、足の不自由な人、子供等の交通弱者を検出することができ、図1に示すようにこの検出信号30を信号修正装置31に入力している。信号修正装置31は、予め設定した設定条件32に基づいて信号切替器33に修正信号34を出力して設定サイクル35により設定時間で切替制御されている車道信号4と横断信号5,6の修正を行うようにしている。
【0036】
上記設定条件としては、▲1▼信号待ちエリア9での信号待ち人数が設定値以上であるか、及び、▲2▼信号待ちエリア9での信号待ち人数が段階的に設定した設定幅のどこにあるか、及び、▲3▼横断信号5,6が青の終盤時に横断歩道1上に歩行者Pが居るか、等とすることができる。
【0037】
又、図1の信号切替器33は伝達装置36に接続されており、伝達装置36は、音声や文字等によって横断者に横断の注意を知らせるようにしている。
【0038】
上記した如く、レーザ感知器12を用いて検出範囲10における歩行者Pを検出するようにしたことにより、天候等の環境状況に左右されることなく高い精度で歩行者Pを検出することができ、よって、歩行者検出装置27からの検出信号30に基づき、信号修正装置31の設定値により得た修正信号34を信号切替器33に出力して車道信号4と横断信号5,6の切り替えを修正するようにしたことにより、交通弱者が安全に横断でき、しかも適切な信号切り替えにより無意味な交通の渋滞を防止することができる。
【0039】
上記形態により行う本発明の歩行者感応信号制御の方法を説明する。
【0040】
車道信号4と横断信号5,6は、図1に示すように、図2の交差点における時間、曜日、季節等に応じた車両交通量と横断者数の変動に対応するよう選定した設定サイクル35を信号切替器33に入力し、この設定サイクル35により切替制御が行われている。
【0041】
即ち、設定サイクル35による切り替えは、図6(a)(b)に示すように、横断信号5,6が赤の時は車道信号4は青であり、車道信号4は設定青時間S1が経過後、黄になって赤に切り替わり、これと同時に横断信号5,6が青に切り替わる。次に横断信号5,6の青が設定青時間H1経過後、青の点滅となって赤に切り替わり、これと同時に車道信号4が青に切り替わるという操作が繰り返される制御が行われる。
【0042】
このように設定サイクル35により信号の切り替えが行われている状態において、本発明の第1の方法では、前記歩行者検出装置27にて検出された検出信号30に基づき、信号修正装置31は信号待ちエリア9に信号待ちしている歩行者Pの人数が設定値以上かを検出している。信号待ちの人数が設定値に達したことが検出されると、信号修正装置31は修正信号34aを信号切替器33に出力し、これにより図7(a)(b)のように、直ちに車道信号4を黄にした後赤に切り替え、これと同時に横断信号5,6を青に切り替える。このように車道信号4の設定青時間S1をS2に短縮することにより、横断歩道1の信号待ちエリア9に一定人数以上の歩行者Pが溢れることを防止し、歩行者Pにイライラ感を与えたり、無理な横断をしようとする問題を防止できる。
【0043】
本発明の第2の方法について、図8、図9について説明する。尚、図8は図6(b)と同様に横断信号5,6が設定サイクル35によって切り替えられている状態であり、比較例として示している。
【0044】
図1の歩行者検出装置27によって検出された検出信号30に基づき、信号修正装置31は信号待ちエリア9に信号待ちしている歩行者Pの人数が段階的に設定された設定幅のどこにあるかを検出している。この段階的な設定幅の設定としては、信号待ちエリアの人数を、例えば0人(1区)、1〜5人(2区)、6〜14人(3区)、15人以上(4区)等のように段階的に区切って設定する。そして、上記歩行者検出装置27によって検出された信号待ちの人数に基づき、例えば信号待ちしている人がいない1区の場合には、横断信号5,6の赤を継続するようにし、最も少ない人数の2区になった時は、例えば修正信号34bによって図9のように横断信号5,6の青設定時間H1を短縮した時間H2になるように修正する。又、信号待ちの人数が2区又は3区の場合には、例えば修正信号34cによって人数の設定幅(区)に応じた横断信号5,6の青時間H3になるように修正する。
【0045】
このように、信号待ちの歩行者Pが全く検出されない場合には車道信号4は連続して青信号とし、又信号待ちエリア9に歩行者Pが居る場合には信号待ちの人数に応じて横断信号5,6の青時間を段階的に設定するようにしたので、合理的な信号の切り替えが可能となり、自動車のドライバーが無用に待たされることがなくなり、ドライバーにイライラ感を与えることがなくなると共に、無用の待ち時間による交通渋滞の発生を防止することができる。尚、上記説明では、信号待ちの人数に応じて、横断信号5,6の信号制御を予め設定した段階的な時間幅から選定して行うようにしたが、信号待ちの人数に応じて横断信号5,6を例えば0.1秒のような短い時間幅でほぼ連続的に制御することもできる。
【0046】
更に、上記第1の方法及び第2の方法に関連して行われる本発明の第3の方法について、図10、図11について説明する。
【0047】
スキャン式のレーザ感知器12は横断歩道1の周辺を走査しているので、前記歩行者検出装置27では横断中の歩行者Pの個別の情報や動向を検出することができる。従って、横断信号5,6の青設定時間H1の終了時に横断歩道1上に歩行者Pが検出された場合には、信号修正装置31は修正信号34dを信号切替器33に出力し、図10に示すように時間H4だけ設定青時間H1を延長する。これにより、横断信号5,6の実際の青時間はH1+H5となる。
【0048】
又、上記したように横断信号5,6の青設定時間H1の終了時に横断歩道1上に歩行者Pが検出された場合に、修正信号34dによって青時間を延長することに代えて、図11に示すように修正信号34dによって青設定時間H1の後の青の点滅時間を時間H5だけ延長させるようにしてもよい。
【0049】
上記したように、横断信号5,6の青設定時間H1に渡り終わらない歩行者Pがいる場合には、青時間を延長する或いは青の点滅時間を延長することによって歩行者Pは横断歩道1を渡り終ることができ、よって交通弱者の安全な横断を可能にできる。又、上記した青時間を延長した後に更に青の点滅時間を延長するように組合わせて実施してもよい。
【0050】
更に、上記青時間を延長する修正、青の点滅時間を延長する修正、及びそれを組合わせて延長する修正は、延長時間の最大幅を予め規定し、規定時間以上は延長されないようにすることができる。
【0051】
更に、本発明の他の方法としては、車両の混雑状況が入手可能な場合において、車両の混雑が設定値を超えた場合には、第1の方法による車道信号4の青時間の短縮は行わず、第2の方法である信号待ちエリア9の信号待ち人数に応じた横断信号の青時間の設定と、第3の方法である横断歩道1上の歩行者Pを渡り終わらせるための横断信号5,6の青時間の延長、青の点滅時間の延長を行い、これによって車両の信号待ち時間を短縮して渋滞の問題を軽減することが好ましい。
【0052】
尚、本発明は上記形態例にのみ限定されるものではなく、レーザ感知器には種々の方式のものを採用し得ること、交差点以外の車道に設けられる横断歩道にも適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0053】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、レーザ感知器により横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲にレーザ光を走査しながら投射してその反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数が設定人数を超えた時は、設定サイクルに対し車道信号の青時間を短縮して横断信号を青信号に切り替える制御を行うようにしたので、横断歩道の信号待ちエリアに一定人数以上の歩行者が溢れることを防止し、歩行者にイライラ感を与えたり、無理な横断をしようとする問題を防止できる効果がある。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、レーザ感知器により横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲にレーザ光を走査しながら投射してその反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数に応じて設定サイクルに対し横断信号の青の時間幅を段階的又は連続的に増減する制御を行うようにしたので、合理的な信号の切り替えが可能となり、自動車のドライバーが無用に待たされることがなくなり、ドライバーにイライラ感を与えることがなくなると共に、無用の待ち時間による交通渋滞の発生を防止できる効果がある。
【0055】
請求項3〜5に係る発明によれば、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合に、横断信号の青時間を延長する、或いは、横断信号の青の点滅時間を延長する、或いはその両者を組合わせるようにしたので、歩行者はあせらずに横断歩道を渡り終ることができ、よって交通弱者の安全な横断を可能にできる効果がある。
【0056】
請求項6に係る発明によれば、延長時間の最大幅を規定しているので、交通の渋滞を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の形態の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した交差点の一例を示す平面図である。
【図3】本発明における検出範囲にパルスレーザ光を走査する状態を示す斜視図である。
【図4】図3のパルスレーザ光の反射時間により歩行者が三次元的に点で計測された状態を示す斜視図である。
【図5】図4の三次元的に点で計測されたものに重み付けをして歩行者を識別できる検出値を得た状態を示す斜視図である。
【図6】(a)(b)は車道信号と横断信号を設定サイクルにより切り替えている状態を示すタイムチャートである。
【図7】(a)(b)は本発明における信号待ちの人数が設定人数を超えた時に車道信号の青信号を短縮する制御を行う方法を示すタイムチャートである。
【図8】図6(b)と同様に横断信号が設定サイクルによって切り替えられている状態を示した比較例のタイムチャートである。
【図9】本発明における信号待ちの人数に応じて横断信号の青時間を増減する制御を行う方法を示すタイムチャートである。
【図10】本発明における横断信号の青の終盤において横断歩道に歩行者が居る場合に青時間を延長する制御を行う方法を示すタイムチャートである。
【図11】本発明における横断信号の青の終盤において横断歩道に歩行者が居る場合に青の点滅時間を延長する制御を行う方法を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 横断歩道
2A,2B 車道
4 車道信号
5,6 横断信号
9 信号待ちエリア
10 検出範囲
11 レーザ光(パルスレーザ光)
12 レーザ感知器(スキャン式のレーザ感知器)
23 反射レーザ光
27 歩行者検出装置
30 検出信号
31 信号修正装置
32 設定条件
33 信号切替器
34 修正信号
34a 修正信号
34b 修正信号
34c 修正信号
34d 修正信号
35 設定サイクル
P 検出対象(歩行者)
S1 設定青時間
H1 設定青時間
Claims (6)
- 横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲に、レーザ感知器によりレーザ光を走査しながら投射してレーザ光の反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数が設定人数を超えた時は、設定サイクルに対し車道信号の青時間を短縮して横断信号を青に切り替える制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
- 横断歩道とその周辺の車道、及び信号待ちエリアをカバーする検出範囲に、レーザ感知器によりレーザ光を走査しながら投射してレーザ光の反射時間を計測し、その計測値から検出範囲における検出対象の大きさと形状と走査ごとの位置の変化とを測定して歩行者の人数を検出し、信号待ちエリアの歩行者の人数に応じて設定サイクルに対し横断信号の青の時間幅を段階的又は連続的に増減する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
- 請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
- 請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青の点滅時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
- 請求項1又は2記載の歩行者感応信号制御方法であって、横断信号の青の終盤において横断歩道及びその周辺に歩行者が存在する場合は横断信号の青時間を延長し、更に横断信号の青の点滅時間を延長する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
- 請求項3〜5のいずれかに記載の歩行者感応信号制御方法であって、延長時間の最大幅を規定する制御を行うことを特徴とする歩行者感応信号制御方法。
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