JP6772428B2 - 自動運転車及び自動運転車用プログラム - Google Patents
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Description
手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
位置情報を検出する位置情報検出手段と、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段と、
を備え、
前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶していると共に、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶しており、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする自動運転車を提供する。
図1は、第1の実施形態の自動運転車1の電子制御回路部10のハードウエア構成例を示すブロック図である。なお、この実施形態の自動運転車1は、電気自動車の場合の例である。ただし、バッテリーは、図1では図示を省略した。
(条件A1)追い越し禁止の道路標識(規制標識。図5(A)参照)により示される追越し禁止区間又は追い越し禁止を示す道路標示である黄色ラインの区間を検知したこと
が定められている。
(条件A2)図5(B),(C),(D)に示すような指定方向外進行禁止の道路標識(規制標識)や道路標示(図示せず)を検知したこと
が定められている。
(条件A3)カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、横断歩道の道路標識(指示標識)あるいは道路標示を検出した場合において、
(条件A4)カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、横断歩道を渡ろうとしている人物や横断中の人物を検出したとき、
が定められている。
(条件A5)カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、踏切ありの道路標識(警戒標識)を検出した場合、あるいは、画像認識部114で、カメラの撮像画像から、実際の踏切を認識した場合、音声認識部120で、踏切音を認識した場合、
が定められている。
(条件B1(=条件A1))追い越し禁止の道路標識(規制標識。図4(A)参照)により示される追越し禁止区間又は追い越し禁止を示す道路標示である黄色ラインの区間において、
(条件B2)右折路等が無いのに、右ウインカーを起動したことを検知、又は、黄色ラインを跨ぐようにハンドル操作をして進路変更したことを検知したこと
が定められている。
(条件B3)ただし、この場合に、自車の前方に走行中の車両がある場合であり、停止中の車両が左側に駐車や停車していたり、障害物が車線の左側に存在していたりしている場合は切替条件としない。
(条件B4(=条件A2))図5(B),(C),(D)に示すような指定方向外進行禁止の道路標識(規制標識)や道路標示(図示せず)により右折が禁止されている場合において、
(条件B5)右ウインカーの点灯を起動したことを検知、又は、右折するようにハンドル操作をして進路変更しようとしたことを検知したこと
が定められている。
(条件B6(=条件A3))カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、横断歩道の道路標識(指示標識)あるいは道路標示を検出した場合において、
(条件B7(=条件A4))カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、横断歩道を渡ろうとしている人物や横断中の人物を検出したとき、
が定められている。
(条件B8(=条件A5))カメラ群107のカメラ画像から、画像認識部114で、踏切ありの道路標識(警戒標識)を検出した場合、あるいは、画像認識部114で、カメラの撮像画像から、実際の踏切を認識した場合、音声認識部120で、踏切音を認識した場合、
が定められている。
(条件B9)速度検出部116で検出された自車の走行速度が、重大な危険を感じさせるような速度、例えば一般道路であれば、制限速度よりも30km/h以上オーバー、高速道路であれば、制限速度よりも40km/hオーバーとなっていることを検出した場合
が定められている。
(条件B10)カメラ群107のカメラの撮像画像から、自車動き解析検出部117において、信号機が赤信号を示しているのに、それを無視して停止せずに走行したことを所定の回数以上、例えば3回以上検出した場合
が定められている。
カメラ群107のカメラの撮像画像の自車動き解析検出部117での解析結果や、周囲移動体把握部109の把握結果から、
(条件B11)走行中の他車の直前に進入、あるいは
(条件B12)通行中の人又は車に著しく接近、あるいは
(条件B13)幅寄せ、煽り、強引な割り込み、
を、所定の回数以上、例えば3回以上検出した場合
が定められている。この場合、条件B11〜条件B13の内、同じものを3回以上検出した場合に限らず、条件B11〜条件B13のいずれかを合計で3回以上検出した場合であってもよい。
カメラ群107のカメラの撮像画像の自車動き解析検出部117での解析結果や、手動運転操作検知部105での手動運転操作の検知結果から、
(条件B14)ドリフト走行やスピンターンを、所定の回数以上、例えば2回以上検出した場合
が定められている。
カメラ群107のカメラの撮像画像の自車動き解析検出部117での解析結果や、手動運転操作検知部105での手動運転操作の検知結果から、
(条件B15)急アクセルあるいは急ブレーキあるいは急ハンドルを、所定の回数以上、例えば5回以上検出した場合
が定められている。この場合、急アクセル、急ブレーキ、急ハンドルの内、同じものを3回以上検出した場合に限らず、急アクセル、急ブレーキ、急ハンドルのいずれかを合計で3回以上検出した場合であってもよい。
図6及びその続きである図7は、第1の実施形態の自動運転車1において、手動運転モード及び通常自動運転モードのそれぞれでの走行中に切替条件を監視して、強制自動運転モードへ切り替えを行う場合の処理動作の流れを説明するためのフローチャートを示す図である。
上述の第1の実施形態では、通常自動運転モードや手動運転モードから強制自動運転モードへの切替条件は、主として、運転者が乗車して運転をしているときを対象としている。第2の実施形態は、第1の実施形態の場合の切替条件に加えて、駐車して運転者が自動運転車から降りた場合においても、交通法規違反とならないようにする切替条件をも対象とする。また、第1の実施形態では、主としてカメラの撮像画像を、切替条件に合致するかどうかを監視するための条件要素の検知のための手段としたが、第2の実施形態では、パトカー(パトロールカー、ポリスカー)や消防車、救急車などの緊急車両(緊急自動車)のサイレンなどの音声を、切替条件に合致するかどうかを監視するための条件要素とすることができるようにする。なお、白バイ(交通取締用自動二輪車)も緊急車両に含めるものとする。さらに、第2の実施形態では、無線通信手段により、緊急地震通報などを受信して、地震に対する備えができるようにする機能も備えるようにしている。
(条件C1)駐車禁止の道路標識(図5(E)参照))や時間制限駐車区間の道路標識(図5(G)参照)、あるいは、駐車禁止の道路標示(歩道に黄色の破線で表示される)などにより示される駐車禁止場所や、時間制限駐車可能場所において、
(条件C2)自車の駐車を検知したこと
(条件C3)駐車禁止の恐れを検出したこと
が定められている。
(条件C4)駐停車禁止の道路標識(図5(F)参照))や駐停車禁止の道路標示(歩道に黄色の実線で表示される)などにより示される駐停車禁止場所において、
(条件C5)自車の駐停車の恐れを検知したこと
が定められている。
(条件C6)自動運転車1Aの携帯電話機能部131で、緊急地震通報を受信したとき
も切替条件としている。
(条件C7)パトカー等緊急車両が発するサイレン音を検出し、あるいは、
(条件C8)パトカー、白バイからの「前方の車、左側に寄ってください」や「前方の車、止まりなさい」などの呼びかけ、かつ、
(条件C9)後方カメラで、パトカー等緊急車両の接近を検出したこと
が定められている。
(条件C10)自動運転車1Aの設定メニューの設定項目として設けられている切替条件とするか否かの設定が、オンとされていること、
(条件C11)運転に対する気象の悪条件として定められる「悪天候(例えば大雨、暴風、暴風雨、暴風雪など)」を検出したこと
が定められている。
(条件C12)子供の泣き声を検出、又は、子供のシートからの落下音を検出、あるいは
(条件C13)ペットの吠え声を検出したこと
を定めることができる。
なお、前述したように、図2、図3、図4、図14、図15のテーブルに示した切替条件などは例示であって、この発明の自動運転車が対象とする切替条件などは、これに限られるものではない。
Claims (39)
- 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
位置情報を検出する位置情報検出手段と、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段と、
を備え、
前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶していると共に、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶しており、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
利用者が地域を指定するための地域指定手段と、
を備え、
前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶していると共に、前記地域指定手段で指定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶しており、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする自動運転車。 - 位置情報を検出する位置情報検出手段と、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段と、
を備え、
前記記憶部は、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶している
ことを特徴とする請求項2に記載の自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
を備え、
前記切替条件は、追い越し禁止エリアの検出、右折又は左折禁止エリアの検出、横断歩道の検出、踏切の検出、駐車禁止エリアでの駐車禁止の恐れの検出、駐停車禁止エリアでの駐停車禁止の恐れの検出、緊急車両からのサイレン又は呼びかけの検出、の条件のうち少なくとも1つである
ことを特徴とする自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
位置情報を検出する位置情報検出手段と、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段と、
を備え、
前記切替条件は、前記地域特定手段で特定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
利用者が地域を指定するための地域指定手段と、
を備え、
前記切替条件は、前記地域指定手段で指定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
自車の外部の音声を収音するためのマイクロホンと、
前記条件要素となる条件要素音声情報を記憶する音声情報記憶部と、
を備え、
前記条件要素検出手段は、前記マイクロホンで収音した音声情報から、前記音声情報記憶部に記憶した条件要素音声情報を検知する音声認識手段からなる
ことを特徴とする自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備える自動運転車において、
自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段と、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段と、
自車の前方、側方あるいは後方の少なくとも一方を撮影するための1又は複数個のカメラと、
前記条件要素となる道路標識及び/又は道路標示を記憶する道路標識等記憶部と、
時計手段と、
を備え、
前記条件要素検出手段は、前記カメラで撮影した撮影画像から、前記道路標識等記憶部に記憶されている前記道路標識や前記道路標示を検知する画像認識手段からなり、
運転モード制御手段は、前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときであっても、前記画像認識手段で認識された前記道路標識に時間的な制限が表示されているときには、前記時計手段で検出する時刻又は時間経過に基づいて、前記時間的な制限に基づく時点で、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える
ことを特徴とする自動運転車。 - 位置情報を検出する位置情報検出手段を備えると共に、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段を備え、
前記道路標識等記憶部は、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記道路標識及び/又は前記道路標示を記憶している
ことを特徴とする請求項8に記載の自動運転車。 - 利用者が地域を指定するための地域指定手段を備え、
前記道路標識等記憶部は、前記地域指定手段で指定される地域毎の前記道路標識及び/又は前記道路標示を記憶している
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の自動運転車。 - 前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶し、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする請求項4〜請求項10のいずれかに記載の自動運転車。 - 位置情報を検出する位置情報検出手段を備えると共に、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段を備え、
前記記憶部は、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶している
ことを特徴とする請求項11に記載の自動運転車。 - 利用者が地域を指定するための地域指定手段を備え、
前記記憶部は、前記地域指定手段で指定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶している
ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の自動運転車。 - 前記切替条件は、追い越し禁止エリアの検出、右折又は左折禁止エリアの検出、横断歩道の検出、踏切の検出、駐車禁止エリアでの駐車禁止の恐れの検出、駐停車禁止エリアでの駐停車禁止の恐れの検出、緊急車両からのサイレン又は呼びかけの検出、の条件のうち少なくとも1つである
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか、又は、請求項5〜請求項13のいずれかに記載の自動運転車。 - 位置情報を検出する位置情報検出手段を備えると共に、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段を備え、
前記切替条件は、前記地域特定手段で特定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか、又は、請求項6〜請求項14のいずれかに記載の自動運転車。 - 利用者が地域を指定するための地域指定手段を備え、
前記切替条件は、前記地域指定手段で指定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか、又は、請求項7〜請求項15のいずれかに記載の自動運転車。 - 自車の前方、側方あるいは後方の少なくとも一方を撮影するための1又は複数個のカメラを備え、
前記条件要素検出手段は、前記カメラで撮影した撮影画像から前記条件要素を検出する
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか、又は、請求項11〜請求項16のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記切替条件に合致するかどうかを判別するための条件要素となる道路標識及び/又は道路標示を記憶する道路標識等記憶部を備え、
前記条件要素検出手段は、前記カメラで撮影した撮影画像から、前記道路標識等記憶部に記憶されている前記道路標識や前記道路標示を検知する画像認識手段からなる
ことを特徴とする請求項17に記載の自動運転車。 - 自車の外部の音声を収音するためのマイクロホンを備えると共に、
前記条件要素となる条件要素音声情報を記憶する音声情報記憶部を備え、
前記条件要素検出手段は、前記マイクロホンで収音した音声情報から、前記音声情報記憶部に記憶した条件要素音声情報を検知する音声認識手段からなる
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか、又は、請求項8〜請求項18のいずれかに記載の自動運転車。 - 時計手段を備え、
運転モード制御手段は、前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときであっても、前記画像認識手段で認識された前記道路標識に時間的な制限が表示されているときには、前記時計手段で検出する時刻又は時間経過に基づいて、前記時間的な制限に基づく時点で、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える
ことを特徴とする請求項18に記載の自動運転車。
- 前記記憶部には、前記強制自動運転モードを解除するための解除条件が、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応付けられて記憶されており、
前記運転モード制御手段は、前記強制自動運転モードにおいて、当該強制自動運転モードに切り替える契機とされた前記切替条件に対応する前記解除条件を監視して、前記解除条件に一致したと判別したときには、前記強制自動運転モードから前記通常自動運転モードに切り替える
ことを特徴とする請求項1〜請求項20のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記切替条件のうち少なくとも1つは、利用者が前記判別手段での判別の対象とするか否かを選択することができる
ことを特徴とする請求項1〜請求項21のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記切替条件のうち少なくとも1つは、所定の場合には例外的な処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項22のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記切替条件に係わる情報の少なくとも一部は、インターネット上のクラウドから入手する
ことを特徴とする請求項1〜請求項23のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記切替条件に合致するかどうかを判別するための条件要素となる自車の動きを検出及び/又は解析する自車動き解析検出部を備える
ことを特徴とする請求項1〜請求項24のいずれかに記載の自動運転車。 - 自車の周囲に存在する対象との距離を測るための1又は複数個のレーザー・レーダー及び/又は電波レーダーを備え、
前記条件要素検出手段は、前記レーザー・レーダー及び/又は前記電波レーダーで測った前記自車と前記対象との距離から前記条件要素を検出する
ことを特徴とする請求項1〜請求項25のいずれかに記載の自動運転車。 - 自車の近傍に存在する人物を検知するための1又は複数個の人感センサを備え、
前記条件要素検出手段は、前記人感センサで検知した前記自車の近傍の人物の存在から前記条件要素を検出する
ことを特徴とする請求項1〜請求項26のいずれかに記載の自動運転車。 - 時計手段を備え、
前記解除条件には、前記時計手段で検出する時刻又は時間経過に基づく、前記強制自動運転モードを解除する解除時刻又は前記強制自動運転モードを解除するまでの経過時間が設定されている
ことを特徴とする請求項21に記載の自動運転車。 - 前記切替条件は、運転者の運転技量や資質に応じて変えられる
ことを特徴とする請求項1〜請求項28のいずれかに記載の自動運転車。 - 前記記憶部には、運転者の運転技量や資質に応じた複数個の前記切替条件のテーブルが記憶されており、
前記複数個の前記切替条件のテーブルの中から1つの前記切替条件のテーブルが選択される
ことを特徴とする請求項1〜請求項29のいずれかに記載の自動運転車。 - 自動運転による走行に支障がある状況であるか否かを判断する判断手段を備え、
前記判断手段で、自動運転で走行するには支障がある状況であると判断される場合は、前記切替条件に合致したと判別しても、前記強制自動運転モードへの切替を禁止する
ことを特徴とする請求項1〜請求項30のいずれかに記載の自動運転車。 - 表示、音声、及び/又は電波による外部への報知手段を備え、
前記強制自動運転モードにおいて、前記報知手段で、自車が強制自動運転モード中であることを外部に報知する
ことを特徴とする請求項1〜請求項31のいずれかに記載の自動運転車。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
位置情報を検出する位置情報検出手段、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶していると共に、前記地域特定手段で特定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶しており、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
利用者が地域を指定するための地域指定手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記記憶部は、前記切替条件に合致したときに前記強制自動運転モードにおいて自車がなすべき動作を、前記複数個の切替条件のそれぞれに対応して記憶していると共に、前記地域指定手段で指定される地域毎の前記切替条件に対応する前記動作を記憶しており、
前記運転モード制御手段は、前記判別手段で前記複数個の切替条件のいずれかに合致したと判別したときに、前記強制自動運転モードに切り替えて、前記記憶部に記憶されている、前記合致したと判別された前記切替条件に応じた動作を実行する
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記切替条件は、追い越し禁止エリアの検出、右折又は左折禁止エリアの検出、横断歩道の検出、踏切の検出、駐車禁止エリアでの駐車禁止の恐れの検出、駐停車禁止エリアでの駐停車禁止の恐れの検出、緊急車両からのサイレン又は呼びかけの検出、の条件のうち少なくとも1つである
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
位置情報を検出する位置情報検出手段、
前記検出した位置情報に基づいて地域を特定する地域特定手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記切替条件は、前記地域特定手段で特定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
利用者が地域を指定するための地域指定手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記切替条件は、前記地域指定手段で指定される地域にしたがって変更される
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、自車の外部の音声を収音するためのマイクロホンと、前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素となる条件要素音声情報を記憶する音声情報記憶部と、を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記条件要素検出手段は、前記マイクロホンで収音した音声情報から、前記音声情報記憶部に記憶した条件要素音声情報を検知する音声認識手段として動作する
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。 - 手動運転モードと、運転者による所定の所作に基づいて前記手動運転モードに切り替えられる通常自動運転モードと、運転者による前記所定の所作があっても、前記手動運転モードに切り替えられない強制自動運転モードとを備えると共に、自車の車外の外的要因又は自車の動きに関する条件であり、かつ、前記通常自動運転モードにおいて前記手動運転モードに切り替えられることにより、交通法規を遵守しない運転が可能になる状態を阻止するための条件であって、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替えて、交通法規を遵守する自律走行を行なわせるようにするために予め定められた複数個の切替条件を記憶する記憶部と、自車の前方、側方あるいは後方の少なくとも一方を撮影するための1又は複数個のカメラと、前記複数個の切替条件のいずれかに合致するかどうかを、自車が判別するための1又は複数個の条件要素となる道路標識及び/又は道路標示を記憶する道路標識等記憶部と、時計手段と、を備える自動運転車に設けられるコンピュータを、
前記1又は複数個の条件要素を検出するための条件要素検出手段、
前記通常自動運転モードでの走行中、駐車中あるいは停車中に、前記条件要素検出手段からの検出出力に基づいて、前記複数個の切替条件のいずれかに合致したか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときに、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える運転モード制御手段、
として動作させるための自動運転車用プログラムであって、
前記条件要素検出手段は、前記カメラで撮影した撮影画像から、前記道路標識等記憶部に記憶されている前記道路標識や前記道路標示を検知する画像認識手段として動作し、
運転モード制御手段は、前記判別手段で前記切替条件に合致したと判別したときであっても、前記画像認識手段で認識された前記道路標識に時間的な制限が表示されているときには、前記時計手段で検出する時刻又は時間経過に基づいて、前記時間的な制限に基づく時点で、前記通常自動運転モードから前記強制自動運転モードに切り替える
ことを特徴とする自動運転車用プログラム。
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