JP3735882B2 - タコメータ駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はタコメータ駆動装置に関し、特にDLI(ディストリビュータレス
イグニションシステム)等におけるタコメータ駆動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
DLIにおいてはエンジンクランク角センサからの原パルス信号をエンジンコントロールユニットで波形整形して所定周期の点火パルス信号となしイグナイタへ出力している。かかるDLIにおいては上記点火パルス信号を適当に加工してタコメータの駆動パルス信号を得ている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記クランク角センサの原パルス信号が30°CA(クランク アングル)毎に出力される場合や、10°CA毎でかつ360°CA毎に20°CAの欠歯によるパルス抜けがある場合等には、ESA(点火時期制御)の点火パルス信号やEFI(燃料噴射制御)の噴射パルス信号を得るのに分周回路や欠歯検出回路を設ける必要があり、かかる回路はスタータモータ始動時のノイズにより誤動作を生じることがある。そこで、これを防止するために、スタータ始動後一定時間は回路の動作を禁止する(マスク)ようにしたものがある(例えば特開昭63−173846号公報)。しかしこれによると、エンジン始動後に誤ってスタータスイッチを投入するとマスクがかかって一定時間回路出力が得られず、この回路出力を加工して得られる駆動パルス信号の出力が不可能となってタコメータの表示が急低下するという不具合があった。
【0004】
本発明はかかる課題を解決するもので、スタータスイッチの誤投入によってタコメータ表示が急低下することのないタコメータ駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の構成では、図6に示す如く、エンジン回転に同期した原パルス信号を出力する原パルス信号出力手段と、上記原パルス信号に基づいてタコメータ駆動用の駆動パルス信号を出力する駆動パルス信号出力手段と、エンジンが回転している状況にて出力されている上記駆動パルス信号の周期を記憶する記憶手段と、スタータモータ始動後の一定時間は上記原パルス信号の出力を禁止する信号禁止手段と、上記原パルス信号の出力が禁止されている間、上記原パルス信号の出力が禁止される以前に上記記憶手段に記憶された周期で疑似駆動パルス信号をタコメータへ出力する疑似駆動パルス信号出力手段とを具備している。
【0006】
本発明の第2の構成では、上記原パルス信号のパルス数よりエンジン回転数を知り、該エンジン回転数が所定回転数以上の時に上記信号禁止手段の作動を停止せしめる作動停止手段をさらに設ける。
【0007】
【作用】
上記第1の構成において、エンジン始動後にスタータスイッチを誤って投入してスタータモータが始動すると、信号禁止手段によりエンジン回転と同期した原パルス信号の出力が禁止されるが、疑似駆動パルス信号出力手段により直前の駆動パルス信号の周期と同周期の疑似駆動パルス信号が出力されて、タコメータの表示の急低下が防止される。
【0008】
上記第2の構成においては、スタータモータ始動時のノイズが問題とならないエンジン高回転時には、作動停止手段により信号禁止手段の作動が停止せしめられる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)
図1にはタコメータ駆動装置の全体構成を示す。エンジンクランク角センサの各ピックアップコイルからの原パルス信号たるエンシジン回転信号NEおよび基準位置信号G1,G2はそれぞれコンパレータ3A〜3Cに入力して波形整形され、入力IC2に至る。入力IC2は各入力端子「NEi」「G1i」「G2i」に至った上記各信号NE,G1,G2を次段のマイクロコンピュータ(マイコン)1で処理できる信号に変換して各出力端子「NEo」「G1o」「G2o」から出力する。スタータ投入信号STA等が入力バッファ5でレベル変換され、また、エンジン冷却水温信号等がADコンバータ6でデジタル信号に変換されてそれぞれ上記マイコン1に入力している。マイコン1は上記エンジン回転、エンジン冷却水温等の各信号に基づいて燃料噴射量や点火時期等を算出し、出力回路4を介してインジェクタやイグナイタに作動信号(iGT等)を与える。マイコン1はまた、後述の処理手順によりタコメータ用の駆動パルス信号TACHを出力する。
【0010】
上記入力IC2にはその「STAi」端子に、入力バッファ5からスタータ投入信号STAが入力しており、該信号STAが入力した後一定時間(150ms)は入力IC2の各出力端子「NEo」「G1o」「G2o」からの信号出力が禁止(マスク)される。これにより、スタータモータ始動時のノイズによる入力IC2からの誤出力が防止される。なお、入力IC2の「iGTo」端子からはマスク時にも点火信号が出力され、エンジン始動には支障がない。
【0011】
以下、図4のタイムチャートを参照しつつ、図2,図3に基づいてマイコン1によるTACH信号の出力処理手順を説明する。図2の処理プログラムは入力IC2の出力端子「NEo」から出力される30°CA毎のNE信号(NE30,図4(1))の立ち下がりで割り込み起動される。ステップ101ではTDC(上死点)か確認し、TDCであればステップ102で先回のTDCからの経過時間(T180°CA)を算出してこれを記憶する。そして続くステップ103でTACH信号をON(YTACHを「1」レベル,図4(4))にするとともにカウンタCTACH(図4(2))をクリヤする。ここでCTACHは後述の如く1ms毎にカウントアップされるカウンタである。
【0012】
上記ステップ101でTDCでない場合には、ステップ104でATDC90°CAあるいはBTDC90°CAであることを確認し、ステップ105でTACH信号をOFF(YTACHを「0」レベル,図4(4))にするとともにカウンタCTACH(図4(2))をクリヤする。
【0013】
図3の処理プログラムは1msのタイマ割り込みにより起動され、ステップ201ではスタータ投入信号STA(図4(3))がONになっているか確認する。信号STAがONになっている場合には、続くステップ202で、ON後の経過時間が(150ms+α)以内であるか確認する。そして、この確認が肯定的である場合にはステップ203で、カウンタCTACHの値が上記ステップ102で記憶した時間T180°CAの1/2以上であるか確認し、続くステップ204でTACH信号(YTACH,図4(4))を反転するとともにカウンタCTACH(図4(2))をクリヤする。上記各ステップ201〜203の判定が否定的である場合には、ステップ205でカウンタCTACHのカウントアップがなされる。なお、ステップ202で、入力IC2における信号マスク時間(150ms)にαを加えたのは、エンジン回転数が低い場合にはマスク時間終了後のNE30°CA割り込みまでに比較的長時間TACH信号が出力されないことがあるため、これを防止したものである。
【0014】
以上の処理により、スタータスイッチ投入後、入力IC2で一定時間の信号マスクがなされても、それまでに記憶された時間T180°CAの半分の時間でTACH信号のレベルが交互に反転される結果、タコメータの駆動は中断することなく維持される。これにより、スタータモータ始動時にタコメータ表示が急低下することが防止される。なお従来は、図4(4)の鎖線で示す如く、信号マスク中はYTACHが「0」レベルのままである。
【0015】
(実施例2)
スタータモータ始動時に入力IC2で誤作動を生じるのは、充電発電機が未だ十分な発電をしていないエンジン低回転域で大容量のモータが起動してバッテリ電圧が大きく変動することが主要因である。そこで、かかる実情に鑑みた入力IC2内でのNE信号処理回路の他の例を図5に示す。図において、「NEi」端子から入力したエンジン回転信号NEは、最後段のORゲート25に入力するとともに周波数−電圧(FV)変換回路21にも入力している。FV変換回路21の出力はコンパレータ22に入力し、該コンパレータ22はエンジン回転数が500rpm以下の時に「H」レベル出力を発する。したがって、「STAi」端子から入力するスタータ投入信号STAは、エンジン回転数が500rpm以下の場合にのみANDゲート23を通過してマスク処理回路24に入力し、これを作動させる。マスク処理回路24の出力はその作動中「H」レベルに維持されて、「NEo」端子からのNE信号の出力を禁止する。また、マイコン1(図1)にはANDゲート23の出力信号STA´がスタータ投入信号として出力される。このスタータ投入信号STA´はエンジン回転数が500rpm以下の場合にのみ出力される。
【0016】
本実施例によれば、充電発電機の発電量が十分大きくなって入力IC2の誤作動を生じないエンジン高回転時には、コンパレータ22の出力が「L」レベルとなってマスク処理回路24の作動が停止せしめられる。
【0017】
【発明の効果】
以上の如く、本発明のタコメータ駆動装置によれば、エンジン始動後のスタータスイッチ誤投入によりタコメータ表示が急低下する不具合を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタコメータ駆動装置の回路図である。
【図2】マイクロコンピュータの処理手順を示すプログラムフローチャートである。
【図3】マイクロコンピュータの処理手順を示すプログラムフローチャートである。
【図4】各種信号のタイムチャートである。
【図5】本発明の他の実施例を示す入力ICの回路図である。
【図6】クレーム対応図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(駆動パルス信号出力手段、記憶手段、疑似駆動パルス信号出力手段)
2 入力IC(信号禁止手段、作動停止手段)
3A〜3C コンパレータ(原パルス信号出力手段)

Claims (2)

  1. エンジン回転に同期した原パルス信号を出力する原パルス信号出力手段と、上記原パルス信号に基づいてタコメータ駆動用の駆動パルス信号を出力する駆動パルス信号出力手段と、エンジンが回転している状況にて出力されている上記駆動パルス信号の周期を記憶する記憶手段と、スタータモータ始動後の一定時間は上記原パルス信号の出力を禁止する信号禁止手段と、上記原パルス信号の出力が禁止されている間、上記原パルス信号の出力が禁止される以前に上記記憶手段に記憶された周期で疑似駆動パルス信号をタコメータへ出力する疑似駆動パルス信号出力手段とを具備するタコメータ駆動装置。
  2. 上記原パルス信号のパルス数よりエンジン回転数を知り、該エンジン回転数が所定回転数以上の時に上記信号禁止手段の作動を停止せしめる作動停止手段をさらに具備する請求項1記載のタコメータ駆動装置。
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