JPS6124698Y2 - - Google Patents

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JPS6124698Y2
JPS6124698Y2 JP4745780U JP4745780U JPS6124698Y2 JP S6124698 Y2 JPS6124698 Y2 JP S6124698Y2 JP 4745780 U JP4745780 U JP 4745780U JP 4745780 U JP4745780 U JP 4745780U JP S6124698 Y2 JPS6124698 Y2 JP S6124698Y2
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capacitor
circuit
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charging
rotation
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関点火装置の点火時期演算装
置、特に過回転防止構造に関するものである。
従来より機関等の破損、破壊防止のために機関
の回転数が異常に上昇した場合、スパークプラグ
への放電を停止することにより機関の出力を低下
させ、それにより機関の回転数を下げるという形
式のものがあつた。
ところが、このような方式のものでは、未燃焼
ガスが排出されるので、排出ガス対策上好ましく
ないという問題があつた。
本考案は上記の問題を解決するため、内燃機関
の各基本点火時期毎にデユーテイ比一定の回転パ
ルス信号を発生する回転センサを設け、その回転
パルス信号が第1のレベルを示す第1の所定回転
角の間に第1のコンデンサを充電し、かつその信
号が第2のレベルを示す第2の所定回転角の間そ
の充電電圧の値を保持する一方、この第2の所定
回転角の間第2のコンデンサを充放電して、この
充電電圧が第1のコンデンサのピーク値と一致し
た時点で第1の比較回路に一致信号を得、この一
致信号と回転パルス信号との論理処理と論理回路
によつて行うことによつて点火時期を機関を回転
数に応じて制御する回路を構成し、かつ第1又は
第2のコンデンサのピーク値が所定の電圧値より
低くなつたことを第2の比較回路によつて検出
し、その検出信号により第1の比較回路よりの一
致信号が論理回路に印加されるのを制限すること
によつて点火時期を遅らせることにより、未燃焼
ガスを排出させることなく機関の出力を低下させ
て機関の回転数を下げることができる内燃機関用
点火装置の演算装置を提供することを目的とす
る。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図に本考案を用いた内燃機関用点火装置
のブロツク図を示す。100は回転センサ、20
0は本考案による点火時期演算装置、300は火
花発生装置である。図示されていない機関の回転
に同期して回転センサ100に発生される回転パ
ルス信号が点火時期演算装置200に与えられ
る。演算装置200はこの回転パルス信号を受
け、機関の回転数に応じた点火時期信号を発生
し、この点火時期信号により火花発生装置300
は火花を発生する。
第2図は本考案による内燃機関用点火装置の点
火時期演算装置の詳細電気回路図である。R1〜
R21は抵抗、C1〜C5はコンデンサ、Q1〜
Q4はトランジスタ、D1,D2はダイオード、
10はインバータ、20,40は比較器、30は
演算増幅器、50はOR素子、60は電源であ
る。
コンデンサC1は第1のコンデンサ、コンデン
サC3は第2のコンデンサで、抵抗R1〜R3、
トランジスタQ1、ダイオードD1は定電流回路
を構成し、抵抗R12、コンデンサC4、ダイオ
ードD2、演算増幅器30はピーク・ホールド回
路を構成する。又、抵抗R6,R9、比較器20
は第1の比較回路を構成し、抵抗R15〜R1
9、比較器40は第2の比較回路を構成し、さら
に抵抗R20,R21、トランジスタQ4、コン
デンサC5は進角制限回路を構成する。
第3図、第4図、第5図は第2図の各部の波形
を示すタイミングチヤートで、第3図は機関の回
転数がN0[R.P.M]以下、第4図はN0[R.P.M]
〜N1[R.P.M]、第5図はN1[R.P.M]以上の時
をそれぞれ示し、第3図乃至第5図において、1
は入力端子に入力される回転センサ100の回
転パルス信号、2は第1のコンデンサC1の端子
電圧と第2のコンデンサC3の端子電圧、3
は比較器20の出力、4はコンデンサC4の端
子電圧と抵抗R15,R16にて定まる端子
の電圧、5は比較器40の出力、6は出力端子
の出力を示す。第6図は第2図に示す回路を用
いた時の点火進角特性図である。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
回転センサ100の回転パルス信号が高(H)レ
ベル(第1のレベル)を示す第1の所定回転角の
間、インバータ10および抵抗R2を介してトラ
ンジスタQ1がオンし、抵抗R3、トランジスタ
Q1を介して第1のコンデンサC1が初期値より
充電される。このとき、トランジスタQ3がオン
して第2のコンデンサC3の短絡回路が形成され
ているためこの第2のコンデンサC3が充電され
ることはない。次いで、回転センサ100の回転
パルス信号が低(L)レベル(第2のレベル)を
示す第2の所定回転角の間、トランジスタQ1が
オフするため第1のコンデンサC1はその充電電
圧を保持する。このとき、トランジスタQ3もオ
フして第2のコンデンサC3の短絡回路が開放さ
れるため、このコンデンサC3は抵抗R7を介し
て充電される。次に、回転センサ100の回転パ
ルス信号がHレベルになるとコンデンサC2を介
してトランジスタQ2が短絡時間導通して第1の
コンデンサC1の充電電荷を短時間で放電して初
期値にリセツトした後、トランジスタQ1の導通
によりコンデンサC1を初期値より充電する。ま
た、このときトランジスタQ3も導通することに
より第2のコンデンサC3の充電電荷も短時間で
放電して初期値にリセツトされる。
そして、比較器20は第1、第2のコンデンサ
C1,C3の端子電圧,を比較し、第1のコ
ンデンサC1の端子電圧が第2のコンデンサC
3の端子電圧より高いときはLレベル、低いと
きはHレベルの出力を発生する。また、第2の
コンデンサC3の端子電圧により抵抗R12、
演算増幅器30、ダイオードD2を介してコンデ
ンサC4が充電され、このコンデンサC4の端子
電圧と抵抗R15,R16にて定まる端子の
電圧とを比較器40により比較し、コンデンサC
4の端子電圧が端子の電圧より高いときはHレ
ベル、低いときはLレベルの出力を発生する。
ここで、機関の回転数がN0[R.P.M]以下の低
速時では、第1のコンデンサC1の端子電圧が
第2のコンデンサC3の端子電圧よりも常に高
くなるように設定してあるため、比較器20の出
力は第3図3で示すごとく常にLレベルにあ
る。このため、出力端子の出力は入力端子の
回転パルス信号がそのまま現われる。即ち、進角
度αは0である。又、この時抵抗R15,R16
によつて定まる端子の端子電圧はコンデンサC
4の端子電圧よりも常に低くなるように設定し
てあるため比較器40の出力は第3図5で示す
ごとく常にHレベルとなり、トランジスタQ4は
オフのままである。
機関の回転数がN0〜N1[R.P.M]の間では第
1のコンデンサC1の端子電圧は第2のコンデ
ンサC3の端子電圧よりも低くなり、比較器2
0の出力、出力端子の出力は第4図3,6に
示すようになる。即ち、角度αだけ進角したこと
になる。又、この時もコンデンサC4の端子電圧
と端子の端子電圧との関係は機関の回転数が
N0[R.P.M]以下の時と同様なため、トランジス
タQ4はオフのままである。
次に、機関の回転数が所定の回転数N1[R.P.
M]を越す(過回転になる)と、コンデンサC4
の端子電圧が端子の端子電圧よりも低くな
り、比較器40の出力は第5図5で示すごとく
Lレベルになり、トランジスタQ4はオンとな
る。従つて、第1のコンデンサC1は抵抗R3と
抵抗R21、トランジスタQ4との並列回路、ト
ランジスタQ1を介して充電されることになり、
第5図2に示すように第1のコンデンサC1の端
子電圧は一点鎖線より実線′へと移行し、常
時第2のコンデンサC3の端子電圧よりも高く
なる。故に、比較器20の出力は第5図3で示
すごとく常にLレベルとなつて、出力端子の出
力は入力端子の入力と同じとなり、進角度は0
となる。これにより、機関の出力は低下し、機関
の回転数を下げることが可能となる。
ここで、トランジスタQ4のベースと電源60
との間にはコンデンサC5と抵抗R20とよりな
る遅延回路が接続してあるため、比較器40の出
力がHレベルからLレベルあるいはLレベルか
らHレベルに変化してもトランジスタQ4は直ち
にオン、オフするのではなく、抵抗R20とコン
デンサC5との時定数によつて定まる時間の間不
飽和領域で動作して徐々にオフからオンあるいは
オンからオフへと変化する。このため、コンデン
サC1の充電時定数も時間の経過に伴なつて徐々
に変化し、機関回転数N1[R.P.M]で点火時期が
急激には変化しないようにしてある。
なお、上述した実施例では、比較器40の出力
により第1のコンデンサC1の充電回路を制御し
たが、抵抗R1又はR2を制御してもよい。又、
第2のコンデンサC3の代わりに第1のコンデン
サC1の端子電圧を検出し、抵抗R7又はR8を
制御してもよい。さらに、比較器20とOR素子
50との間に例えばAND素子を挿入してこの
AND素子のゲートを比較器40の出力により
開閉して、比較器40の出力がLレベルのとき
に比較器20の出力を殺す方法も考えられる。
以上述べたように本考案においては、点火時期
を機関回転数を応じて制御するための第1のコン
デンサ又は第2のコンデンサの端子電圧を第2の
比較回路により検出し、それにより機関の回転数
が所定の値を越した時に、これら両コンデンサの
端子電圧を比較する第1の比較回路よりの一致信
号が、第1の比較回路の一致信号と回転センサの
回転パルス信号との論理処理を行なう論理回路に
印加されるのを制限することにより進角度を低く
し、機関の出力を低下させるから、点火時期制御
用の第1又は第2のコンデンサを有効に利用し
て、簡単な構成で、過回転時における機関の回転
数を低くし、機関等の破損、破壊を防止すること
ができるのみならず、点火時期の遅れにより過回
転を防止するものであるから、未燃焼ガスが排出
されることもなく、排出ガス対策上も好ましいと
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を用いた点火装置のブロツ
ク図、第2図は本考案装置の一実施例を示す要部
詳細電気回路図、第3図乃至第5図は第2図図示
装置の各部波形を示すタイミングチヤート、第6
図は第2図図示装置における点火進角特性図であ
る。 100……回転センサ、C1,R3,R4,Q
1,Q2……第1の充放電回路を構成する第1の
コンデンサ、抵抗、トランジスタ、C3,R7,
R8,R10,Q3……第2の充放電回路を構成
する第2のコンデンサ、抵抗、トランジスタ、R
6,R9,20……第1の比較回路を構成する抵
抗、比較器、50……論理回路を構成するOR素
子、R15〜R19,40……第2の比較回路を
構成する抵抗、比較器、R20,R21,Q4,
C5……進角制限回路を構成する抵抗、トランジ
スタ、コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 点火時期を機関回転数に応じて制御する内燃
    機関用点火装置の演算装置において、内燃機関
    の回転動作を検出し各基本点火時期毎にデユー
    テイ比一定の回転パルス信号を発生する回転セ
    ンサと、前記回転パルス信号が第1のレベルを
    示す第1の所定回転角の間に第1のコンデンサ
    を初期値より充電し、かつ前記回転パルス信号
    が第2のレベルを示す第2の所定回転角の間は
    その充電電圧を保持する動作を繰返す第1の充
    放電回路と、前記回転パルス信号が第2のレベ
    ルを示す第2の所定回転角の間に第2のコンデ
    ンサを前記初期値より充電する動作を繰返す第
    2の充放電回路と、前記第1のコンデンサの充
    電電圧値と前記第2のコンデンサの充電電圧値
    とを比較して両者が一致した時一致信号を発生
    する第1の比較回路と、該第1の比較回路の一
    致信号と前記回転センサの回転パルス信号との
    論理処理を行なつて点火時期を求める論理回路
    と、前記第1のコンデンサの充電電圧値又は前
    記第2のコンデンサの充電電圧値が所定の電圧
    値より低くなつたことを検出する第2の比較回
    路と、該第2の比較回路の出力信号により点火
    時期を遅らせるべく前記第1の比較回路よりの
    一致信号が前記論理回路に印加されるのを制限
    するための進角制限回路とを備えることを特徴
    とする内燃機関用点火装置の演算装置。 (2) 前記進角制限回路は、前記第1、第2のコン
    デンサのうち前記第2の比較回路により所定の
    電圧値と端子電圧が比較されない方のコンデン
    サの充電電圧値を制御してこの第2の比較回路
    に一致信号が発生するのを制限するものである
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の演算装置。 (3) 前記進角制限回路は、前記第1の比較回路と
    前記論理回路との間に設けられ、前記第1の比
    較回路よりの一致信号が前記論理回路に印加さ
    れるのを阻止するものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の演算装
    置。
JP4745780U 1980-04-07 1980-04-07 Expired JPS6124698Y2 (ja)

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JP4745780U JPS6124698Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07

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JPS56147367U JPS56147367U (ja) 1981-11-06
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