JP3735531B2 - 冷凍装置及びそれを用いた製氷機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍装置及びそれを用いた製氷機に係り、特に起動時の低圧圧力の低下を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に従来の冷凍装置を用いた自動製氷機の構成を示す。圧縮機1に熱交換器2、凝縮器3、レシーバタンク4及びドライヤ5が順次接続され、さらにラインバルブ6、熱交換器7、膨張弁8及びディストリビュータ9を介して蒸発器10が接続されている。蒸発器10は熱交換器7を介して圧縮機1に接続されている。また、圧縮機1の吐出管は、その途中から分岐してホットガスバルブ11を介して蒸発器10に接続されている。さらに、ラインバルブ6と圧縮機1の吸入側との間がバイパスバルブ12及びキャピラリチューブ13を介して接続されている。
【0003】
蒸発器10は製氷板14に取り付けられた冷却パイプからなっている。製氷板14の下方には製氷水タンク15が配置され、製氷水タンク15内の水が循環ポンプ16により製氷板14の表面に沿って流下されるようになっている。また、製氷板14には給水ポンプ17を介して給水タンク18が接続され、給水バルブ19を介して給水タンク18に供給された水が給水ポンプ17により製氷板14の裏面に沿って製氷水タンク15へと流下されるようになっている。
また、膨張弁8は自動膨張弁であり、蒸発器10の出口側配管に設けられた感温筒20の内部温度に応じて自動的に開閉する。また、蒸発器10の出口側配管にはサーミスタ21が、圧縮機1の吐出管にはサーモスタット22が、製氷水タンクにはサーモスタット23がそれぞれ取り付けられている。
【0004】
この自動製氷機は制御回路24の制御により図7に示すような動作を行う。すなわち、時刻T1に図示しない制御スイッチをオンすると、給水バルブ19が開かれ、給水タンク18に給水が開始される。時刻T2にフロートスイッチ25により給水タンク18に規定量の水が貯まったことを検知すると、給水バルブ19が閉じられると同時に給水ポンプ17が駆動され、製氷板14の裏面を通して製氷水タンク15に給水される。さらに、この時刻T2に圧縮機1と凝縮器3のファンモータ26が運転を開始すると共にホットガスバルブ11が開かれ、蒸発器10にホットガスが供給されて初回の除氷サイクルが行われる。
【0005】
蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21が設定温度C1を検知すると、それから所定時間経過後の時刻T3にホットガスバルブ11が閉じられると共に給水ポンプ17が停止され、製氷サイクルに入る。
製氷サイクルでは、ラインバルブ6が開き、膨張弁8を介して蒸発器10へ液冷媒が供給されると共に循環ポンプ16が駆動されて製氷板14の表面に製氷水が供給される。この製氷水が蒸発器10の冷却パイプに供給される液冷媒の蒸発によって冷却され、製氷板14の表面上に結氷する。また、製氷サイクルに入ると、給水バルブ19が開かれて、給水タンク18に次の製氷サイクルのための製氷水が供給される。給水タンク18内には図示しないサブタンクが設けられ、このサブタンクに熱交換器2が取り付けられている。製氷水は熱交換器2において圧縮機1からの高温冷媒との熱交換により所定の温度にまで温められ、次の除氷サイクル時に温水として製氷板14に供給される。
【0006】
製氷板14の氷が成長するにつれて製氷水タンク15内の水位が下がる。そこで、製氷水タンク15に設けられた図示しないフロートスイッチにより水位が規定値まで下がったことを検知すると、規定寸法の氷が製造されたと判断して時刻T4にラインバルブ6を閉じ、循環ポンプ16を停止して製氷サイクルを完了する。
このように、従来は、初期動作時における初回の除氷サイクルの際にラインバルブ6を閉じて蒸発器10に冷媒が寝込むことを防止していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような冷凍装置を備えた製氷機にあっては、冬期など外気気温が低下した場合、冷凍装置を長時間停止した後の再起動時に冷媒配管での圧力損失などの理由により冷媒循環量が不足して低圧圧力が低下するという問題があった。低圧圧力が低下したまま運転すると、オイルが吐出して動力損失と摺動部の温度上昇を招き、ひいては圧縮機1の破損をもたらしてしまう。また、低圧圧力の低下を検知する低圧保護スイッチを備えた冷凍装置にあっては、低圧保護スイッチが作動して製氷機が停止してしまう。
【0008】
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、長時間停止した後の再起動時における低圧圧力の低下を防止することができる冷凍装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、このような冷凍装置を用いた製氷機を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る冷凍装置は、圧縮機から吐出されたホットガスを蒸発器に直接供給して除氷を行う冷凍装置において、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器が順次接続された冷凍回路の配管に設けられたラインバルブと、圧縮機から吐出されたホットガスを直接蒸発器に供給するためのホットガス経路と、ホットガス経路に設けられたホットガスバルブと、起動時に所定時間ラインバルブ及びホットガスバルブを同時に開いて除氷運転を行い、その後の除氷運転時にはラインバルブを閉じてホットガスバルブのみを開く制御回路とを備えたものである。
【0010】
請求項2に係る冷凍装置は、請求項1の冷凍装置において、制御回路が、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後ラインバルブを開いたままホットガスバルブを閉じて冷凍運転に移るものである。
請求項3に係る製氷機は、請求項1の冷凍装置を用いた製氷機であって、蒸発器が製氷部に配置され、製氷部に供給される製氷水を貯留する製氷水タンクと、製氷水タンクに製氷水を供給するための給水ポンプとを備え、制御回路が、起動時にラインバルブを給水ポンプの駆動に同期させて開くものである。
【0011】
請求項4に係る製氷機は、請求項1の冷凍装置を用いた製氷機であって、蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路が、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後サーミスタの検出温度が設定値以下である状態が設定時間以上続いたときにラインバルブを閉じるものである。
請求項5に係る製氷機は、請求項1の冷凍装置を用いた製氷機であって、蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路が、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後サーミスタの検出温度が設定値以下で且つその間の温度変化が一定値以下である状態が設定時間以上続いたときにラインバルブを閉じるものである。
請求項6に係る製氷機は、請求項1の冷凍装置を用いた製氷機であって、蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路が、起動時にサーミスタの検出温度が設定値未満の場合にラインバルブを開き、設定値以上の場合にはラインバルブを閉じるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1にこの発明の実施の形態1に係る冷凍装置を用いた製氷機の構成を示す。この製氷機は、図6に示した従来の冷凍装置を用いた製氷機において、制御回路24の代わりに新たな制御回路27を設けたものである。すなわち、圧縮機1に熱交換器2、凝縮器3、レシーバタンク4及びドライヤ5が順次接続され、さらにラインバルブ6、熱交換器7、膨張弁8及びディストリビュータ9を介して蒸発器10が接続されている。蒸発器10は熱交換器7を介して圧縮機1に接続されている。また、圧縮機1の吐出管は、その途中から分岐してホットガスバルブ11を介して蒸発器10に接続されている。さらに、ラインバルブ6と圧縮機1の吸入側との間がバイパスバルブ12及びキャピラリチューブ13を介して接続されている。
【0013】
蒸発器10は製氷板14に取り付けられた冷却パイプからなっている。製氷板14の下方には製氷水タンク15が配置され、製氷水タンク15内の水が循環ポンプ16により製氷板14の表面に沿って流下されるようになっている。また、製氷板14には給水ポンプ17を介して給水タンク18が接続され、給水バルブ19を介して給水タンク18に供給された水が給水ポンプ17により製氷板14の裏面に沿って製氷水タンク15へと流下されるようになっている。
【0014】
また、膨張弁8は自動膨張弁であり、蒸発器10の出口側配管に設けられた感温筒20の内部温度に応じて自動的に開閉する。また、蒸発器10の出口側配管にはサーミスタ21が、圧縮機1の吐出管にはサーモスタット22が、製氷水タンクにはサーモスタット23がそれぞれ取り付けられている。さらに、給水タンク18には、フロートスイッチ25が設けられている。
制御回路27は、サーミスタ21、サーモスタット22及び23、フロートスイッチ25からの信号を入力し、圧縮機1、ラインバルブ6、ホットガスバルブ11、バイパスバルブ12、循環ポンプ16、給水ポンプ17、給水バルブ19及び凝縮器3のファンモータ26をそれぞれ制御する。
【0015】
次に、図2のタイミングチャートを参照してこの実施の形態1に係る冷凍装置を用いた製氷機の動作について説明する。
まず、時刻T1に図示しない制御スイッチをオンすると、給水バルブ19が開かれ、給水タンク18に給水が開始される。時刻T2にフロートスイッチ25により給水タンク18に規定量の水が貯まったことを検知すると、給水バルブ19が閉じられると同時に給水ポンプ17が駆動され、製氷板14の裏面を通して製氷水タンク15に給水される。さらに、この時刻T2に圧縮機1と凝縮器3のファンモータ26が運転を開始すると共にホットガスバルブ11が開かれ、蒸発器10にホットガスが供給されて初回の除氷サイクルが行われる。また、時刻T2にラインバルブ6が開かれ、この初回の除氷サイクルにおいてレシーバタンク4及び蒸発器10内の冷媒が圧縮機1へと供給される。これにより、起動時の冷媒不足による低圧圧力の低下が防止される。
【0016】
蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21が設定温度C1を検知すると、それから所定時間経過後の時刻T3にホットガスバルブ11が閉じられると共に給水ポンプ17が停止され、製氷サイクルに入る。なお、ラインバルブ6は開かれたままとなる。
【0017】
製氷サイクルでは、循環ポンプ16が駆動されて製氷板14の表面に製氷水が供給される。この製氷水が蒸発器10の冷却パイプに供給される液冷媒の蒸発によって冷却され、製氷板14の表面上に結氷する。また、製氷サイクルに入ると、給水バルブ19が開かれて、給水タンク18に次の製氷サイクルのための製氷水が供給される。給水タンク18内には図示しないサブタンクが設けられ、このサブタンクに熱交換器2が取り付けられている。製氷水は熱交換器2において圧縮機1からの高温冷媒との熱交換により所定の温度にまで温められ、次の除氷サイクル時に温水として製氷板14に供給される。
【0018】
また、冷却中の製氷水が過冷却して綿氷が発生しないように、製氷水の温度が設定温度C2になったのを製氷水タンク15に設けられたサーモスタット23が検知すると、循環ポンプ16の運転を設定時間t1だけ停止して製氷板14の表面に強制的に結氷させる。
周辺温度が高い場合には、圧縮機1の温度が高くなるため、吐出管の温度が設定温度C3以上になったのをサーモスタット22が検知すると、バイパスバルブ12を開いて液冷媒により圧縮機1を冷却させる。
逆に、周辺温度が低い場合には、凝縮器3のファンモータ26の回転数が下げられる。
【0019】
製氷板14の氷が成長するにつれて製氷水タンク15内の水位が下がる。そこで、製氷水タンク15に設けられた図示しないフロートスイッチにより水位が規定値まで下がったことを検知すると、規定寸法の氷が製造されたと判断して時刻T4にラインバルブ6を閉じ、循環ポンプ16を停止して製氷サイクルを完了する。そして、ホットガスバルブ11が開かれて除氷が行われると共に設定時間t2だけ給水ポンプ17が駆動されて製氷水タンク15への給水が行われる。
【0020】
このように、長時間停止後の起動時にホットガスバルブ11とラインバルブ6の双方を同時に開くことにより高圧側冷媒を低圧側へ多量流すことができ、起動時の低圧低下を防止して、長時間停止後の起動を可能にした。
なお、時刻T4からの第2回目の除氷サイクル及びその後の除氷サイクルでは、ラインバルブ6は閉じられる。これは、冷媒不足が既に解消されていること、及び、ラインバルブ6を開いたままだと冷媒が蒸発器10内へ流入して冷却するために除氷時間が長くなるからである。
【0021】
実施の形態2.
図3に実施の形態2に係る冷凍装置を用いた製氷機の動作を示す。この実施の形態2は図1に示した実施の形態1の製氷機と同様の構成を有しているが、時刻T2の給水ポンプ17の駆動に同期させてラインバルブ6を開き、製氷水タンク15に設けられた図示しないフロートスイッチにより製氷水タンク15内の水量が規定量にまで貯まったことを検知すると、まだ初回の除氷サイクル中である時刻T5に給水ポンプ17を停止し、これに同期させてラインバルブ6を閉じるようにしたものである。
このようにして初回の除氷サイクルにおけるラインバルブ6の開放時間を制限すれば、冬期等にホットガスの温度が所望値にまで上がらず、蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21の検出温度が設定温度C1以上とならないために除氷サイクルを完了できないといった不具合を回避することができる。
また、実施の形態1に比べて初回の除氷サイクルの完了時間が短くなるので、無駄な消費電力の削減につながる。
【0022】
実施の形態3.
図4に実施の形態3に係る冷凍装置を用いた製氷機の動作を示す。この実施の形態3は図1に示した実施の形態1の製氷機と同様の構成を有しているが、時刻T2の圧縮機1及び凝縮器3のファンモータ26の運転開始に同期させてラインバルブ6を開き、その後蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21の検出温度が設定温度C1未満である状態が設定時間t3以上続いた時刻T6にラインバルブ6を閉じるようにしたものである。あるいは、一定時間t4以上にわたって設定温度C1未満で且つその間の温度変化が1度以下である場合にラインバルブ6を閉じるようにしてもよい。
【0023】
このようにして初回の除氷サイクルにおけるラインバルブ6の開放時間を制限すれば、冬期等にホットガスの温度が所望値にまで上がらず、蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21の検出温度が設定温度C1以上とならないために除氷サイクルを完了できないといった不具合を回避することができる。
また、実施の形態1に比べて初回の除氷サイクルの完了時間が短くなるので、無駄な消費電力の削減につながる。
【0024】
実施の形態4.
図5に実施の形態4に係る冷凍装置を用いた製氷機の動作を示す。この実施の形態4は図1に示した実施の形態1の製氷機と同様の構成を有しているが、蒸発器10の出口側配管に配置されたサーミスタ21の検出温度の値に応じてラインバルブ6の開閉を決定するようにしたものである。すなわち、まず、ステップS1でサーミスタ21で温度を検出し、ステップS2で検出温度の値が設定温度C1以上か否かを判定する。設定温度C1以上であれば、ステップS3に進んで時刻T2になってもラインバルブ6を閉じたまま初回の除氷サイクルを行う。一方、設定温度C1未満であれば、ステップS4に進んで時刻T2にラインバルブ6を開き、この状態で初回の除氷サイクルを行う。
【0025】
製氷機の停止は一般に除氷サイクルで終了するので、サーミスタ21の検出温度は設定温度C1以上の状態となる。しかしながら、冬期等には製氷機が長時間にわたって停止すると、サーミスタ21の検出温度は設定温度C1未満となる。設定温度C1未満のまま製氷機の冷凍装置を起動すると、冷媒不足となるため、ラインバルブ6を開いて高圧側冷媒を低圧側へ供給することとした。
このように、サーミスタ21の検出温度に基づいて初期の除氷方法を選択することにより、製氷機の信頼性の向上及び初期除氷時間の短縮による無駄な消費電力の削減を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、起動時に所定時間ラインバルブ及びホットガスバルブを同時に開いて除氷運転を行い、その後の除氷運転時にはラインバルブを閉じてホットガスバルブのみを開くようにしたので、高圧側冷媒を低圧側へ多量流すことができ、起動時の低圧低下を防止して、長時間停止後の起動が可能になった。このため、オイルの吐出による圧縮機の破損を防止することができ、また低圧保護スイッチを備えた冷凍装置でも低圧圧力の低下に起因した装置の停止を防止することができ、装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る冷凍装置を用いた製氷機の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 実施の形態2の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 実施の形態3の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態4の動作を示すフローチャートである。
【図6】 従来の冷凍装置を用いた製氷機の構成を示す図である。
【図7】 図6の製氷機の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…凝縮器、4…レシーバタンク、6…ラインバルブ、8…膨張弁、10…蒸発器、11…ホットガスバルブ、12…バイパスバルブ、14…製氷板、15…製氷水タンク、16…循環ポンプ、17…給水ポンプ、18…給水タンク、19…給水バルブ、21…サーミスタ、22,23…サーモスタット、25…フロートスイッチ、26…ファンモータ、27…制御回路。
Claims (6)
- 圧縮機から吐出されたホットガスを蒸発器に直接供給して除氷を行う冷凍装置において、
圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器が順次接続された冷凍回路の配管に設けられたラインバルブと、
圧縮機から吐出されたホットガスを直接蒸発器に供給するためのホットガス経路と、
ホットガス経路に設けられたホットガスバルブと、
起動時に所定時間ラインバルブ及びホットガスバルブを同時に開いて除氷運転を行い、その後の除氷運転時にはラインバルブを閉じてホットガスバルブのみを開く制御回路と
を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 制御回路は、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後ラインバルブを開いたままホットガスバルブを閉じて冷凍運転に移ることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
- 蒸発器が製氷部に配置され、
製氷部に供給される製氷水を貯留する製氷水タンクと、
製氷水タンクに製氷水を供給するための給水ポンプと
を備え、制御回路は、起動時にラインバルブを給水ポンプの駆動に同期させて開くことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置を用いた製氷機。 - 蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路は、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後サーミスタの検出温度が設定値以下である状態が設定時間以上続いたときにラインバルブを閉じることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置を用いた製氷機。
- 蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路は、起動時にラインバルブをホットガスバルブと共に開いて除氷運転を行い、その後サーミスタの検出温度が設定値以下で且つその間の温度変化が一定値以下である状態が設定時間以上続いたときにラインバルブを閉じることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置を用いた製氷機。
- 蒸発器の出口温度を検出するサーミスタを備え、制御回路は、起動時にサーミスタの検出温度が設定値未満の場合にラインバルブを開き、設定値以上の場合にはラインバルブを閉じることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置を用いた製氷機。
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