JP3220248B2 - 流下式製氷機 - Google Patents

流下式製氷機

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JP3220248B2
JP3220248B2 JP22736392A JP22736392A JP3220248B2 JP 3220248 B2 JP3220248 B2 JP 3220248B2 JP 22736392 A JP22736392 A JP 22736392A JP 22736392 A JP22736392 A JP 22736392A JP 3220248 B2 JP3220248 B2 JP 3220248B2
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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/12Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷機に関し、特に商業
用及び工業用の全般に亙って簡便に且つ安定して氷を提
供できる製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製氷機における製氷水タンクへの
給水に関して以下の如く種々の方式が提案されている。
先ず図8に示される例(実公昭57−25101号)に
は、製氷室102、貯氷室103及び機械室104から
成る製氷機が開示されている。その製氷室102内には
蒸発器105を具備する製氷部材106が傾斜設置さ
れ、その下方には製氷用水を貯留する貯水タンク107
を配設する共に、該タンク107内にポンプ駆動用電動
機108を有するポンプ装置109を装設して、流水循
環式製氷系統が構成されている。上記製氷部材106の
低端縁前方には貯氷室103上方に位置する脱氷後の板
氷を受けて所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒ
ータ装置110を配置している。また機械室104には
蒸発器105と共に冷媒回路を形成する電動圧縮機11
1、凝縮器112及び該凝縮器冷却用ファン113を配
置している。尚、貯水タンク107への給水は水源に接
続された給水管路106の途中に設けられた給水バルブ
115によって行われる。
【0003】この製氷機における製氷運転と脱氷運転の
切り替え制御は蒸発器105の出口側の温度を感知する
コントロールサーモスタットによって行われている。図
9はこのようにして構成された製氷機の制御回路を示
す。電源ライン118,119間には常閉の貯水量検出
装置114の温度スイッチ114bを介して一次巻線1
20を接続し、二次巻線121側にはヒューズ122及
び板氷切断用ヒータ装置110を接続している。また温
度スイッチ114bを介して電動圧縮機111を接続
し、更に電動圧縮機111に対してポンプ駆動用電動機
108とファン113の並列回路を並列に接続して製氷
運転を行うか、電動圧縮機111に対してホットガスバ
ルブ123と給水バルブ115の並列回路を並列に接続
して脱氷運転を行うと共に該脱氷運転時に次サイクルの
製氷用水を貯水タンク107に給水する運転を行うかを
切り替える上記コントロールサーモスタットのコントロ
ールスイッチ124が温度スイッチ114bを介して接
続される。
【0004】通常動作時において、電源投入の後もし貯
氷量検出装置114が貯氷室103内の所定氷量を感知
していなければ温度スイッチ114bは閉路しており、
補償リレー125は励磁状態となってその接点は一方の
接点125a側に位置する。それによって上記製氷運転
が開始され、時間経過に伴って製氷板部材106上に板
氷が成長していき所定厚さに達するとコントロールサー
モスタット124は蒸発器105出口の所定の低温を感
知して製氷側接点124aから脱氷側接点124bに切
り替わり、ホットガスバルブ123が開弁してホットガ
スによる脱氷運転を開始する共に給水バルブ115に通
電し給水管路116を開いて次サイクルの製氷用水を貯
水タンク107に給水する。こうして貯氷室が所定氷量
に達すると貯氷量検出装置114が働き温度スイッチ1
14bは開路すると共に、補償リレー125も消磁され
てその接点が接点125b側に切り替わる。そこで温感
サーモスタット126が例えば寒冷地における低温等の
所定温度以下を感知した場合、その接点は閉路状態にあ
るので、ポンプ駆動用電動機108が駆動されて保証回
路が形成されることになる。即ち、ポンプ駆動用電動機
108の発熱を貯氷量検出装置114の感温部114a
付近に伝導せしめる。従って、外気温度が異常に低いこ
とがあるような寒冷地域においても貯氷量検出装置11
4が復帰しないようなことはない。よって、この製氷機
における製氷用水の貯水タンクへの給水は、次の一回の
製氷サイクルに必要な製氷水を脱氷又は除氷サイクル時
に貯水タンクに給水する構成である。
【0005】図10に示す製氷機は除氷又は脱氷工程に
高圧の冷媒とデフロストブラインを併用したものである
(特公昭51−10904号参照)。同図中、符号20
1は結氷板であり、内部に冷媒の通路と、デフロストブ
ラインの通路とを形成してある。この結氷板201の上
方には散水ヘッド202が配設される一方、その下方に
は斜行板203とその下位に続く原料水タンク204と
が配設されている。この斜行板203の下端部で原料水
タンク204の入口近くにはモータ206により駆動さ
れるクラッシャ205が設けられている。不図示の供給
源からの冷媒液は入口207より液電磁弁ストレーナ2
08、液電磁弁209、膨張弁210を通って結氷板2
01に導かれ、これから導出されて冷媒ガス出口211
に至る。その途中には製氷運転圧力調整弁212と脱氷
デフロスト圧力調整弁213とが並列に接続されてい
る。原料水入口214から原料水タンク204に導かれ
た原料水は、ポンプ215によって、上記散水ヘッド2
02から結氷板201に向かって噴出されるようになっ
ている。また、デフロスト・ブライン系統は、ブライン
がブライン・タンク216よりブライン・ポンプ217
を介して結氷板201に至り、該結氷板201から上記
ブライン・タンク216に戻る管路を有する。符号21
8はブライン撹拌ポンプであり、219はブライン・ヒ
ータであり、220はブライン・タンク液面計である。
この製氷機の通常動作としては、結氷板201に冷媒を
送出して該結氷板201の表面を低温に保ちつつ、原料
水タンク204から原料水をポンプ215によって散水
ヘッド202に導き、これにより噴出させて結氷板20
1上に結氷される。この結氷作動の間は圧力調整弁21
2が使用されるが、脱氷時には圧力調整弁212を閉鎖
し、圧力調整弁213を作動することによって結氷板1
内の圧力を上げ、冷媒の温度を高めると共にデフロスト
・ブライン系統を作動させることで脱氷を容易にしてい
る。脱氷されて斜行板203上に落ちた氷はクラッシャ
205で砕かれて所定の場所へ取り出される。原料水タ
ンク204内の原料水はボールタップによって、結氷又
は製氷中であっても、常に一定水位が保たれている。
【0006】図11に示される例(実開昭64ー287
69号)での製氷機は、除氷に際して除氷水とホットガ
スとを併用することによって除氷の効率化が図られたも
のである。この製氷機における冷凍系統は、圧縮機31
3、凝縮器318、凝縮器冷却ファン317、膨張弁3
19、蒸発管又は冷却管303b、並びに此等を順次連
結する吐出管314、接続管316及び吸入管312を
含む。製氷部303には、上記冷却管303bを挟んで
いる製氷板303aとその上部における製氷水散水器3
08及び除氷水散水器309から構成される散水装置3
10が設けられている。製氷水散水器308は循環パイ
プ301及び循環ポンプ307を介して製氷水タンク3
05に連絡している。オーバーフロー管306を有する
製氷水タンク305の上方には水切りプレート304が
配置されている。一方、除氷水散水器309は除氷水ポ
ンプ329を有する除氷水管302を介して除氷水タン
ク311に連絡しており、除氷水タンク311の開放し
た上部には不図示の外部水源に連絡した給水弁327が
臨む。この除氷水タンク311内には熱交換器(加熱装
置)322が配置されており、その入口管323及び出
口管324を介して上記吐出管314に連絡しており、
それらの接続点の間には電磁バイパス弁315があっ
て、同バイパス弁315の開閉は温度検知器325a,
検知部326aによって制御される。上記吐出管314
から伸びたホットガス管321は、その管部分321a
に並列に配置されたバイパス管321bを有し、それら
には開閉弁即ちホットガス弁320a,320bが設け
られている。このうちホットガス弁320bは除氷水温
度検知器325b,検知部326bに連絡している。
【0007】製氷作動中、除氷水タンク311内で満水
になっている除氷水311aが所定温度以下であること
が除氷水温度の検知部326aで検知されると、不図示
の制御回路を介して電磁バイパス弁315は閉じられて
吐出管314内の高温高圧冷媒は熱交換器322を通る
ようになって除氷水を加熱する。製氷完了の後、除氷サ
イクルに移行すると、循環ポンプ307及び冷却ファン
317は停止され、代わりに除氷水ポンプ329が起動
し、ホットガス弁320aが開く。別の除氷水温度検知
器325bによって除氷水311aの温度が設定値より
低いことが検知されたならば、ホットガス弁320bも
開く。このようにして製氷板303aは、裏面から除氷
水及びホットガスの双方により加熱され、氷330は離
脱して落下する。この製氷板303aの裏面を流された
除氷水311aは適当に冷却されて水きりプレート30
4を通り抜け製氷水タンク305に入る。よってこの場
合における製氷水タンク内の製氷水は、除氷水を次の製
氷サイクルに必要な量だけ製氷水タンクから貯水する方
式である。
【0008】次に図12には製氷サイクル初期の製氷水
タンクの水位を検知して運転を制御する異常製氷防止装
置が適用された製氷機が示されている(特公昭61ー4
028号)。この製氷機は、圧縮機401、凝縮器40
3、膨張手段405、蒸発器406を含む冷媒回路を有
し、蒸発器406を装着した製氷板407には、第1散
水ヘッド407aから製氷水タンク409の製氷水が循
環ポンプ410により供給され、製氷板407の製氷面
を流下した製氷水は集水樋408を経て製氷水タンク4
09に還流することによって製氷水の循環系を構成して
いる。この製氷水タンク409の下方には除氷水タンク
413が設けられ、製氷水タンク409と除氷水タンク
413とはオーバーフロー管412によって相互に連結
されると共に、循環ポンプ416による除氷水タンク4
13内の除氷水は第2散水ヘッド407bから製氷板4
07の内側に散水され、集水樋408を経て製氷水タン
ク409に戻るように構成されている。符号415は除
氷水タンク413の水が規定上限水位以上になると外部
に排出するオーバーフロー管、417は除氷水タンクの
水が規定水位以下になると水を供給するボールタップ、
402は、除氷水が所定温度以下に低下すると温度検知
素子418の作動によって駆動される循環ポンプ414
から除氷水の供給を受け、上記冷媒回路の高温高圧冷媒
と熱交換させて、除氷水を加温する除氷水熱交換タンク
である。特に製氷水タンク409内の符号S2は液面検
知装置であり、この液面検知装置の検知結果に応じて、
二重製氷等を防止している。よってこの製氷機において
も製氷水タンクの製氷水は、除氷水を次の製氷サイクル
に必要な量だけ製氷水タンクに貯水し、余剰の除氷水は
オーバーフロー管412により除氷タンクに戻す構成を
採っている。
【0009】図13に示す例(実公昭59−38689
号)には、製氷機における製氷終了後の製氷残水の排水
に関する制御が開示されている。ここでの製氷水タンク
504への給水は製氷過程に先行する除氷過程或は電源
スイッチ投入後において、除氷水タンク506内の除氷
水が除氷水循環ポンプ508により除氷水送出管、除氷
水散水部509を介して製氷板502の裏面に連続供給
され、更に案内樋を介して製氷水タンク504に案内さ
れている。但し、製氷水タンク504に供給された製氷
用水が所定水位を越えると、製氷水タンク504と除氷
水タンク506とを結ぶオーバーフロー管507を介し
て除氷水タンク506に還流するようになっている。除
氷過程を開始して所定時間が経過すると除氷水循環ポン
プ508が停止されて、製氷水タンク504内の製氷用
水を製氷水送出管、製氷水散水部503を介して製氷板
に連続供給すべく製氷水循環ポンプを作動すると共に不
図示の冷凍系における圧縮機等が起動されて製氷過程が
開始される構成である。よって、製氷水は、除氷水を次
の製氷サイクルに必要な量だけ製氷水タンクに貯水し、
余剰の除氷水はオーバーフロー管507を介して除氷水
タンク506に戻すようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の製
氷機における製氷水は、図10に示される例以外は、一
回の製氷サイクルに必要な製氷水全量を除氷サイクル時
に製氷水タンクに一度に貯水する方式である。よって、
図8及び図9に示される機種のようにホットガスを除氷
に使用する製氷機でも、また、特に製氷能力が大きく除
氷水を製氷水として利用する製氷機でも、製氷水タンク
の容積が大きくなり、除氷水タンクも使用する機種にあ
っては、製氷板及び除氷水タンクとの位置関係を考えた
場合、製氷機の外寸が特に大きくなる。一方、図10の
場合では、原料水タンク(製氷水タンク)204内の原
料水は、ボールタップによって結氷中又は製氷中であっ
ても供給され、タンク204内は常に一定水位が保たれ
ている。この方式では、特に外気温が高い場合、高温の
水が原料水タンク又は製氷タンク204に供給される可
能性がある。よって、製氷サイクル後半で製氷板に氷が
成長するに従って製氷板から製氷水が流下する氷の表面
への熱伝導が低下するようになって、氷の表面を流下す
る製氷水の温度が高い場合には、一層結氷しにくくなる
ので、製氷効率の低下をきたすことになる。
【0011】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、製氷水タンク容積量を製氷
サイクル一回の製氷水量以下とし、製氷機全体の小型化
を図ると共に、給水弁の開閉を効果的に制御して製氷効
率低下を防止するようにした流下式製氷機を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による流下式製氷
機は、圧縮機を含む冷凍系の蒸発器を有する製氷部と、
製氷水を貯える製氷水タンクと、製氷水タンクの製氷水
を製氷部へ循環供給する製氷水ポンプと、製氷水タンク
内の水位を検知する水位検知手段と、製氷水タンクへ製
氷水を給水するための給水弁と、製氷サイクルの開始か
ら所定の製氷量が達成されるまでの第1の所定時間を計
時する第1のタイマと、製氷サイクル中において、第1
のタイマが第1の所定時間を計時するまでは水位検知手
段により検知された水位が予め設定された上位水位とな
るように給水弁を開閉制御し、第1のタイマが第1の所
定時間を計時した後は給水弁を閉じることにより製氷水
タンクへの給水を禁止して製氷水タンクに残った製氷水
のみで製氷を行い、水位検知手段により検知された水位
が予め設定された下限水位になると製氷サイクルを終了
させる制御回路とを備えたものである。
【0013】製氷水タンクの排水をなす排水手段と、製
氷サイクルの開始から第1の所定時間より長い第2の所
定時間を計時する第2のタイマとをさらに備え、制御回
路が、製氷水タンクに残った製氷水のみで製氷を行って
いるときに第2のタイマが第2の所定時間を計時すると
製氷水ポンプを停止して製氷部への製氷水の供給を停止
すると共に排水手段により製氷水タンクの排水を行わせ
るように構成することができる。
【0014】あるいは、製氷水タンクの排水をなす排水
手段をさらに備え、制御回路が、製氷水タンクに残った
製氷水のみで製氷を行っているときに水位検知手段によ
り検知された水位が予め上位水位より下方で且つ下限水
位より上方に設定された下位水位にまで低下すると製氷
水ポンプを停止して製氷部への製氷水の供給を停止する
と共に排水手段により製氷水タンクの排水を行わせるよ
うに構成することもできる。
【0015】
【作用】本発明による流下式製氷機においては、製氷サ
イクル中、水位検知手段が製氷水タンク内の製氷水の水
位が上位水位となったことを検知する度に、該水位検知
手段がその上位水位の検知を解除するまで給水弁を介し
ての製氷水タンク内への給水が行われ、そして、所定の
製氷量が達成されるまでの第1の所定時間を計時する第
1のタイマがその所定時間を計時すると、給水弁による
製氷水タンクへの給水が禁止されて製氷水タンクにある
製氷水のみでの製氷が行われ、製氷水タンクに残った製
氷水が下限水位に至ったときに製氷サイクルが終了され
る。これにより、製氷水タンクの容量を例えば製氷サイ
クル一回の製氷量の50%以下とすることも可能とな
る。
【0016】また上記第1所定時間以降であって、製氷
が完了したことを示す第2の所定時間を計時する第2の
タイマがその所定時間を計時すると、製氷ポンプによる
製氷部への製氷水供給が停止されると共に、排水手段が
起動されて製氷水タンクの排水が行われる。上記第2タ
イマの代わりに、上記水位検知手段が製氷水タンクの製
氷水が所定の下位水位以下となったことを検知すること
による制御によっても同等の作動を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面と共に本発明による流下式製氷機
の好適な実施例について詳細に説明する。図1は本発明
の第1実施例に係る製氷機の一部断面を含む全体構成図
である。この製氷機は、圧縮機1と凝縮器3と膨張手段
5と蒸発器6とを含む冷媒回路を有し、蒸発器6を装着
した製氷板7には製氷水散水パイプ7aから製氷水タン
ク9の製氷水が循環ポンプ(製氷水ポンプ)10により
供給される。製氷板7の製氷面を流下した製氷水は、集
水樋8を経て製氷水タンク9に還流することによって製
氷水の循環系を構成する。一方、製氷水タンク9の下方
には除氷水タンク13が設けられ、製氷水タンク9とは
オーバーフロー管12によって連結されると共に、循環
ポンプ(除氷水ポンプ)16により除氷水タンク13内
の除氷水は除氷水散水パイプ7bから製氷板7の内側に
散水され集水樋8を経て製氷水タンク9に戻る。一方、
除氷水タンク13内にもオーバーフロー管15が設けら
れ、余剰水を外部に排水している。
【0018】尚、図1中、符号31は製氷水タンク9の
水位が上位水位FLU以下になると製氷水を供給するよ
う制御される給水弁である。また、符号32は製氷水タ
ンク9の排水ポンプであり、符号33は排水用電磁弁で
あって、此等が製氷水タンク9における製氷残水を排水
する本発明の排水手段を提供している。符号17は除氷
水タンク13の水が規定水位以下になると水を供給する
ボールタップ、符号2は除氷水が所定温度以下に低下す
ると温度検知器18の作動によって駆動される循環ポン
プ14から除氷水の供給を受け、高圧冷媒と熱交換させ
加温する除氷水熱交換タンクである。更に、符号11は
製氷板7から流下された水を濾過するためのフィルター
部材であり、符号20は除氷水タンク13に関する除氷
水を直接的に加温するヒータであり、符号21は除氷水
タンク13内の水位検知器である。また、符号30は製
氷水タンク9に関する水位検知器であり、支柱部材30
a、レバー部材30b及びフロート30cから構成され
ている。製氷水タンク9内の水位に応じてこの水位検知
器30が上下動するので、そのレバー部材30bが上位
水位FLU及び下限水位FLLを画定している上位水位ス
イッチFSU及び下限水位スイッチFSLと係合すること
によってそれぞれの水位を検知している。
【0019】以上のように構成された製氷機の制御回路
は図2に示す通りであり、以下詳細に説明する。尚、予
め除氷水タンク13にはボールタップ17によって給水
されているものとする。電源S1の投入により、閉路し
ているリレー接点X62、X32を介し、リレーX2が励磁
され接点X21,X23が閉路して、自己保持回路を形成す
ると共に、タイマ接点tm32を介し電磁開閉器MS3
励磁され除氷水ポンプ16が駆動される。除氷水は散水
パイプ7bより製氷板7の裏面に散水され、集水樋8を
経て製氷水タンク9に充満し、余剰な製氷水はオーバー
フロー管12より除氷水タンク13に戻る除氷サイクル
が開始される。一方、除氷サイクル開始と同時に計時を
始めるタイマTM3が設定時間(例えば2〜3分)後に
作動して、接点tm32が開路して電磁開閉器MS3が消
磁され、除氷水ポンプ16が停止すると共に、接点tm
31が閉路して接点X41を介してリレーX3が励磁され
る。
【0020】尚、上記運転開始時の除氷サイクル時はリ
レーX1が励磁されていないので、圧縮機1、砕氷モー
タ22、ホットガス弁(HV)23等は停止または閉弁
した状態である。また、貯氷庫に氷がなく貯氷検知器S
2が閉路、製氷スイッチS3が閉路していればリレーX4
は励磁された状態である。除氷サイクル中に製氷水タン
ク9にはオーバーフロー管12の上縁の上限水位まで給
水されており、水位検知器30の上位水位スイッチFS
U、下限水位スイッチFSLは共に閉路して、リレー
5、X6が励磁され製氷サイクル待機状態が確保されて
いる。リレーX3が励磁されると接点X32が開路してリ
レーX2が消磁され、接点X23が開路して除氷サイクル
が終了する。
【0021】一方、接点X22,X24が閉路されることに
より、接点X51,X02及び圧力開閉器PSを介してリレ
ーX1が励磁され、接点X11,X13,X15が閉路して、
自己保持回路を形成すると共に、電磁開閉器MS1が励
磁され圧縮機1が駆動される製氷サイクルが開始され
る。この時、接点X22を介し、電磁開閉器MS2、冷媒
用電磁弁GV、タイマ手段としてのタイマTM0,T
1,TM2が励磁され製氷水ポンプ10が駆動し、電磁
弁GVが開弁され、散水パイプ7aから供給される製氷
水は、冷媒により冷却される製氷板7の表面と製氷水タ
ンク9との間を循環しながら製氷板7の表面に氷となっ
て次第に成長していく。製氷板7の表面に氷が成長する
過程は第3図に示される様に、製氷サイクル初期は製氷
水の冷却過程(又は冷却時間)となる。製氷水のこうし
た冷却時間は製氷水の量(製氷開始時の製氷水タンク9
の貯水量)に比例するため、この実施例での製氷水タン
ク9の製氷水量を一回の製氷サイクルで製氷される製氷
量の半減以下とすれば製氷板7での氷結開始時間が図3
に示すように時間a(製氷サイクル開始から約2〜3
分)となり、従来の氷結開始時間よりも短縮される。
【0022】この第1実施例では、製氷板7の表面に氷
が、製氷サイクル1回で得られる製氷量における氷厚の
1/5〜1/4(製氷水タンク9の容積に依存)程度氷
結した状態の時(図3での時間bに該当)の製氷タンク
9の上位水位FLUで、水位検知器30の上位水位スイ
ッチFSUが開路するように設定する。この上位水位ス
イッチFSUが開路することによってリレーX5が消磁さ
れるので、接点X54が閉路して接点tm22を介し、給水
弁(WV)31を開弁して製氷水を上位水位スイッチF
uが閉路するまで製氷水タンク9に給水して略々一定
水位が確保されるようにする。よって、製氷水タンク9
の製氷水の消費に従って上位水位スイッチFSUが開路
する度に、製氷水タンク9に対しては給水弁31を介し
ての給水が行われることになる。
【0023】尚、給水弁3の通水量は最大製氷能力時
(低温時)に消費(氷結)する水量より若干多い程度が
好ましい。また上位水位スイッチFSuのON,OFF
の水位差は1回の製氷量の1/10以上が好ましい。製
氷運転が継続し、製氷板7の表面に氷が成長し氷結量が
増加して氷が厚くなる程、製氷板7よりの熱伝導が低下
し、氷表面の氷結能力が低下するため、一定の氷厚tc
(例えば製氷サイクル1回の製氷量での氷厚の1/2〜
3/5程度であり、製氷水タンク9の貯水量に依存す
る)となる時間tm2(1回の製氷時間tm1の1/2
〜3/5)を設定時としたTM2が作動して接点tm22
が開路して、給水弁(WV)31への回路が遮断され
て、以後の給水弁31の開弁は禁止される。それ以降
は、製氷水タンク9内に貯水されている製氷水のみを循
環して製氷運転が継続される。
【0024】タイマTM1の設定時間tm1(約27〜
30分)が経過するとタイマTM1が作動して接点tm
12を開路して電磁開閉器MS2を消磁して製氷水ポンプ
10を停止(ポンプ保護の目的で運転継続も可能)する
と共に、接点tm11が閉路して排水ポンプ32、排水用
電磁弁33を励磁して製氷残水を排水する。製氷水タン
ク9内の水位が下がり下限水位スイッチFSLが作動す
るとリレーX6が消磁され接点X61が開路して、排水ポ
ンプ32、電磁弁33を消磁して排水工程を終了すると
共に、接点X62が閉路して、接点X32を介しリレーX2
が励磁され、接点X2 2を開路して、冷媒用電磁弁GVを
閉弁して製氷サイクルを終了する。一方、接点X21,X
23が閉路されることにより、自己保存回路を形成する共
に、タイマTM3、電磁開閉器MS3,MS4及びホット
ガス弁(HV)を励磁して、除氷サイクルが開始される。
【0025】このようにして本実施例では、製氷水タン
クの有効貯水量を例えば一回の製氷量の50%以下と
し、製氷水タンクの容量を小さくすることにより、製氷
機全体の寸法が小さくできるので、その製品、梱包、輸
送のコストを低減することができる。また、製氷水を製
氷板の表面に散水し、流下した製氷水を製氷水タンクに
戻して製氷水を循環しながら製氷板の表面に氷を成長さ
せる製氷方式では、純水のみ氷結し、水に含まれている
諸物質(カルシウム、マグネシウム及び鉄分等)の約9
0%前後は氷結せず製氷残水の諸物質濃度が高くなっ
て、散水パイプ等を含む水系路の詰まり、製氷能力の低
下及び白濁氷等の不具合が生ずる。本実施例では、排水
ポンプ32及び排水用電磁弁33から成る排水手段を利
用することによって、製氷サイクル毎に諸物質濃度が高
い製氷残水を製氷水タンクから排水しているので、次工
程での製氷サイクルに製氷残水を製氷水として持ち越す
ことがない。尚、タイマTM0の設置目的は、製氷サイ
クル開始直後における製氷水タンク9の異常水位低下に
対処するためのものである。即ち、製氷サイクルが開始
され、製氷板7の表面に氷結が開始される前後間での時
間を設定した上記タイマTM0の作動前に、製氷水タン
ク9の水位が上位水位FLUまで低下した場合、上位水
位スイッチFSUが作動するのでリレーX5が消磁され、
接点X52が閉路して接点tm0を介しリレーX0が励磁さ
れ、接点X01で自己保持回路を形成すると共に、接点X
02が開路してリレーX1を消磁して製氷運転が停止され
ることになる。それによって、製氷水回路上の不具合
(例えば、異常氷の発生)を検知して、製氷機構の損傷
を防止することができる。尚、図2の制御回路におい
て、Th1は上記除氷水温度検知器18に電気的に接続
されて除氷水温度が所定温度以下になったときに閉路す
る接点であり、符号FS3は上記除氷水タンク13内の
水位を検知する水位検知器21に電気的に接続されて除
氷水タンク13が所定水位にあるときには閉路している
接点であり、符号PM3は上記循環ポンプ14であり、
符号Hは上記除氷水用ヒータ20である。よって、除氷
水タンク13が所定水位以上にあって、除氷水温度が所
定温度以下にあるときには、リレーX8,X7がそれぞれ
励磁されて、接点X83,X73がそれぞれ閉路して除氷水
用ヒータ20を駆動する。製氷サイクル中であれば、接
点X81,X71も閉路されて循環ポンプ14(PM4)を
駆動して上記熱交換タンク2によっても除氷水を加温す
るようにできる。
【0026】次に本発明の第2実施例に流下式製氷機を
図4及び図5を用いて説明する。図4は本発明の第2実
施例に係る流下式製氷機の概略構成図であり、図5はそ
の制御回路である。この第2実施例が上記第1実施例の
構成と異なる点は、図4においては、水位検知器30が
上記上位水位スイッチFSU及び下限水位スイッチFSL
を有するほかに、上位水位よりは下方であるが下限水位
より上方である下位水位スイッチFSMを有することで
ある。また、この第2実施例では図5の制御回路に示さ
れているように、製氷水ポンプの停止と排水手段の励磁
を制御する上記第1実施例でのタイマ手段の内のタイマ
TM1はこの下位水位スイッチFSM及びリレーX9に置
き換わっている。この第2実施例の係る製氷機の制御を
図5を用いて以下説明する。電源S1の投入から給水弁
(WV)31の開弁禁止及びそれ以後における製氷水タ
ンク9内のみの製氷水の循環による製氷運転までは、図
2に示された第1実施例の動作と略々同一である。但
し、除氷サイクル中、製氷水タンク9においてオーバー
フロー管12の上縁の上限水位まで給水された状態での
上位水位スイッチFSU、下位水位スイッチFSM、下限
水位スイッチFSLは共に閉路されているものとする。
【0027】第2実施例の制御動作においては、製氷水
タンク9内製氷水のみの循環による製氷運転の継続に従
って、製氷水タンク9の水位が下位水位FLMまで低下
することになる。これによって、下位水位スイッチFS
Mが作動(開路)してリレーX9を消磁し、接点X91が開
路して製氷水ポンプ10を停止すると共に(但し、ポン
プ保護の目的で運転を継続することもできる)、接点X
92が閉路して排水ポンプ32、排水用電磁弁33を励磁
して製氷残水を排水する。その後、製氷水タンク9の水
位が下限水位FLLまで低下すると、下限水位スイッチ
FSLが作動(開路)してリレーX6が消磁され接点X61
が開路して、排水ポンプ32、電磁弁33を消磁して排
水過程を終了すると共に、接点X62が閉路して、接点X
32を介しリレーX2が励磁され、接点X22を開路して、
冷媒用電磁弁GVを閉弁して製氷サイクルを終了する。
【0028】一方、接点X21,X23が閉路されることに
より、自己保持回路を形成すると共にタイマTM3、電
磁開閉器MS3(除氷水ポンプ)、MS4(砕氷モータ)
及びホットガス弁HVを励磁して除氷サイクルが開始さ
れることになる。尚、図6及び図7には、図4及び図5
に示された実施例における排水ポンプ32及び電磁弁3
3の代わりに、製氷水循環回路に電磁弁34a,34b
を設けている。この場合、製氷水タンク9の水位が低下
すると、下位水位スイッチFSMが作動(開路)し、リ
レーX9が消磁され接点X93が開路して電磁弁34aを
閉弁し、接点X94が閉路して排水用電磁弁34bを開弁
することになる。よってこの方式に従って、製氷水ポン
プ10により製氷残水を排水しても図4及び図5の構成
のものと同等の効果が得られる。上記第1実施例と同様
に、この第2実施例の場合においても、製氷水タンクの
有効貯水量を例えば一回の製氷量の50%以下とし、製
氷水タンクの容量を小さくすることにより、製氷機全体
の寸法が小さくできる。また、製氷サイクル毎に諸物質
濃度が高い製氷残水を製氷水タンクから排水しているの
で、次工程での製氷サイクルに製氷残水を製氷水として
持ち越すことがない。更には、製氷水ポンプを空運転す
ることがなくなるので、製氷水ポンプの損傷を防止する
こともできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製氷水タ
ンクにおける製氷水の上限水位(オーバーフロー管の上
部)の下方に位置する上位水位を検知して、製氷水タン
クへの製氷水の供給をなす給水弁の開閉を制御し、所定
の設定時間後に製氷水タンクへの給水を禁止し、以降に
おいては製氷水タンクに貯水されている製氷水のみを循
環して製氷運転を継続し、製氷水の水位が下限水位にな
ったところで製氷サイクルを終了する。従って、製氷水
タンクの容量を大幅に減少しても、凍結初期並びに製氷
サイクル後半において、製氷水タンクへの給水により昇
温した製氷水によっての融氷或は熱伝導低下による製氷
能力の低下が防止できる。なお、製氷水ポンプは、製氷
水タンクに残った製氷水のみで製氷を行っているときに
第2のタイマが第1の所定時間より長い第2の所定時間
を計時したとき、あるいは水位検知手段により検知され
た水位が予め上位水位より下方で且つ下限水位より上方
に設定された下位水位にまで低下したときに停止するよ
うにし、それと同時に排水手段によって製氷水タンクの
排水を行うことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る流下式製氷機の概略
構成図である。
【図2】図1に示す流下式製氷機の制御回路である。
【図3】本発明による製氷制御に従った場合での製氷時
間対製氷量と従来の製氷法に従った場合での製氷時間対
製氷量とを比較特性図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る流下式製氷機の概略
構成図である。
【図5】図4に示す流下式製氷機の制御回路である。
【図6】図4に示す第2実施例に係る流下式製氷機を一
部変更した場合の概略構成図である。
【図7】図6に示す流下式製氷機の制御回路である。
【図8】第1の従来製氷機の概略構成図である。
【図9】図8に示す製氷機の制御回路である。
【図10】第2の従来製氷機の概略構成図である。
【図11】第3の従来製氷機の概略構成図である。
【図12】第4の従来製氷機の概略構成図である。
【図13】第5の従来製氷機の概略構成図である。
【符号の説明】
1・・・圧縮機、2・・・熱交換タンク、3・・・凝縮器、5・・・
膨張手段、6・・・蒸発器、7・・・製氷板、8・・・集水樋、
9・・・製氷水タンク、10・・・製氷ポンプ、12・・・オー
バーフロー管(水位規定手段)、13・・・除氷水タン
ク、14・・・循環ポンプ、16・・・除氷水ポンプ、17・・
・ボールタップ、18・・・水温検知器、20・・・ヒータ、
21・・・水位検知器(除氷水)、23・・・ホットガス弁、
30・・・水位検知器(製氷水)、31・・・給水弁、32・・
・排水ポンプ、33・・・排水弁、34a・・・電磁弁、34
b・・・電磁弁、TM0,TM1,TM2,TM3・・・タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−55993(JP,U) 実開 昭63−178763(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/12 F25C 1/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を含む冷凍系の蒸発器を有する製
    氷部と、 製氷水を貯える製氷水タンクと、 該製氷水タンクの製氷水を前記製氷部へ循環供給する製
    氷水ポンプと、 前記製氷水タンク内の水位を検知する水位検知手段と、 前記製氷水タンクへ製氷水を給水するための給水弁と、 製氷サイクルの開始から所定の製氷量が達成されるまで
    の第1の所定時間を計時する第1のタイマと、 製氷サイクル中において、前記第1のタイマが第1の所
    定時間を計時するまでは前記水位検知手段により検知さ
    れた水位が予め設定された上位水位となるように前記給
    水弁を開閉制御し、前記第1のタイマが第1の所定時間
    を計時した後は前記給水弁を閉じることにより前記製氷
    水タンクへの給水を禁止して前記製氷水タンクに残った
    製氷水のみで製氷を行い、前記水位検知手段により検知
    された水位が予め設定された下限水位になると製氷サイ
    クルを終了させる制御回路とを備えたことを特徴とする
    流下式製氷機。
  2. 【請求項2】 前記製氷水タンクの排水をなす排水手段
    と、 製氷サイクルの開始から第1の所定時間より長い第2の
    所定時間を計時する第2のタイマとをさらに備え、 前記制御回路は、前記製氷水タンクに残った製氷水のみ
    で製氷を行っているときに前記第2のタイマが第2の所
    定時間を計時すると前記製氷水ポンプを停止して前記製
    氷部への製氷水の供給を停止すると共に前記排水手段に
    より前記製氷水タンクの排水を行わせることを特徴とす
    る請求項1に記載の流下式製氷機。
  3. 【請求項3】 前記製氷水タンクの排水をなす排水手段
    をさらに備え、 前記制御回路は、前記製氷水タンクに残った製氷水のみ
    で製氷を行っているときに前記水位検知手段により検知
    された水位が予め上位水位より下方で且つ下限水位より
    上方に設定された下位水位にまで低下すると前記製氷水
    ポンプを停止して前記製氷部への製氷水の供給を停止す
    ると共に前記排水手段により前記製氷水タンクの排水を
    行わせることを特徴とする請求項1に記載の流下式製氷
    機。
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