JP3732969B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電盤、制御盤等に用いられる電気機器収納用箱のうち、屋外で使用されるタイプのものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、屋外で使用される電気機器収納用箱の扉が取り付けられる開口部の上方には、図9、図10に示されるような上部水切り1が設けられており、この上部水切り1の端部から流下した水は、扉2と箱体3との間に形成される垂直な側部水切り4内に入り、下方に排出されるようになっている。
【0003】
ところが、垂直な側部水切り4の扉2側に沿って水が流れると、扉2の内側を伝わって水が箱体3の内部に浸入する可能性があった。また、図11に示すように扉2の蝶番カラー部5に当たった水滴が跳ね返り、図12に示す経路から扉2の内側に水が浸入する可能性もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、上部水切りの端部から流下した水が扉の内側に浸入することを防止した防水性に優れた電気機器収納用箱を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の電気機器収納用箱は、箱体の扉が取り付けられる開口部に設けられた上部水切りと、この上部水切りから落下する水を受ける垂直な側部水切りとの接続部に、上部水切りから落下する水を側部水切りの上端部において側部水切り内の箱体側に誘導する規制部を形成したことを特徴とするものである。
【0006】
なお上記の規制部を、上部水切りの端部に箱体側を切欠いて形成された庇部とすることができる。この庇部は、先端側を細くした形状のものとすることができ、また庇部もしくは上部水切りの側部に、上方に立ち上がる壁部を設けることができる。また規制部を、側部水切りの上端に形成された傾斜片とすることもできる。更に、開口部に扉を枢着する蝶番ピンの上端を傾斜させて上部水切りから落下する水の跳ね返りを抑制することが好ましい。
【0007】
本発明の電気機器収納用箱は、上部水切りと垂直な側部水切りとの接続部に、上部水切りから落下する水を側部水切りの上端部において側部水切り内の箱体側に誘導する規制部を形成したことにより、扉の内面に沿って水が箱体の内部に浸入する可能性を防止することができる。また扉を枢着する蝶番ピンの上端を傾斜させて上部水切りから落下する水の跳ね返りを抑制すれば、更に防水性を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1と図2は第1の実施形態を示す図であり、10は電気機器収納用箱の箱体、11はこの箱体10の扉12が取り付けられる開口部である。この開口部11の上部には樋状の上部水切り13が設けられている。またこの開口部11の側方にも垂直な樋状の側部水切り14が形成されている。図2に示されるように、側部水切り14の外側には扉12の端部の折曲部15が位置している。このため、雨水等は上部水切り13の端部から側部水切り14に流入し、箱体10の下部に排出される。
【0009】
本発明は、上部水切り13と垂直な側部水切り14との接続部に、上部水切り13から落下する水を側部水切り14の上端部において側部水切り14内の箱体10側に誘導する規制部を形成したものであり、この第1の実施形態では規制部として、上部水切り13の端部に庇部16を形成してある。この庇部16は箱体10側だけに切欠きを持つものである。このため、上部水切り13から垂直な樋状の側部水切り14内に落下する水はこの庇部16によって邪魔されて側部水切り14内の扉12側には流れず、切欠きから箱体10側に沿って流下する。従って扉12の内面に沿って水が箱体10の内部に浸入する可能性を防止することができる。
【0010】
図3は第1の実施形態を示す図であり、庇部16を先端側を細くした形状としたものである。この形状は流下する水流を箱体10側に斜めに誘導する効果がある。またこの他に、斜辺を曲線状としてもよい。
【0011】
図4と図5は第3の実施形態を示す図であり、庇部16の先端に上方に立ち上がる壁部17を形成したものである。この壁部17は上部水切り13から落下する水をせき止めて側部水切り14内の箱体10側に誘導するから、扉12側に水が流れることを確実に防止できる。なお、この他に庇部を用いない方法として、壁部17を上部水切り13と側部水切り14との接続部に直接立設してもよい。また前記した方法は上部水切り13の水流が壁面と垂直にぶつかるが、水流が斜めに当たり水流の幅をだんだん狭くなるように上部水切り13の樋の底面に壁部を立設してもよい。
【0012】
図6と図7は第4の実施形態を示す図である。第1〜第3の実施形態では規制部が上部水切り13側に設けられていたのに対して、この第4の実施形態では、規制部が側部水切り14の上端に形成された傾斜片18により構成されている。この傾斜片18は上部水切り13から側部水切り14に流下する水を箱体10側に誘導し、扉12側に水が流れることを確実に防止できる。
【0013】
図8は第5の実施形態を示す図である。この実施形態は上記した規制部と組み合わせて実施されるもので、開口部11に扉12を枢着する蝶番ピン19の上端を丸く傾斜させ、上部水切り14から落下する水の跳ね返りを抑制している。また図示のように、蝶番カラー20の上端をも傾斜させておくことが好ましい。これにより、図12に示した経路から水が扉12の内部に浸入することを防止する効果がある。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば上部水切りの端部から流下した水を側部水切り の上端部において側部水切り内の箱体側に誘導し、水が扉の内側に浸入することを防止することができ、屋外で使用される電気機器収納用箱の防水性を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態を示す平面図である。
【図3】第2の実施形態を示す平面図である。
【図4】第3の実施形態を示す斜視図である。
【図5】第3の実施形態を示す平面図である。
【図6】第4の実施形態を示す平面図である。
【図7】第4の実施形態を示す側面図である。
【図8】第5の実施形態を示す側面図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【図10】従来例を示す平面図である。
【図11】従来例を示す側面図である。
【図12】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 上部水切り
2 扉
3 箱体
4 側部水切り
5 蝶番カラー部
10 電気機器収納用箱の箱体
11 開口部
12 扉
13 上部水切り
14 側部水切り
15 折曲部
16 庇部
17 壁部
18 傾斜片
19 蝶番ピン
20 蝶番カラー

Claims (5)

  1. 箱体の扉が取り付けられる開口部に設けられた上部水切りと、この上部水切りから落下する水を受ける垂直な側部水切りとの接続部に、上部水切りから落下する水を側部水切りの上端部において側部水切り内の箱体側に誘導する規制部を形成したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 規制部が、上部水切りの端部に箱体側を切欠いて形成された庇部である請求項1に記載の電気機器収納用箱。
  3. 庇部が、先端側を細くした形状のものである請求項2に記載の電気機器収納用箱。
  4. 庇部もしくは上部水切りの側部に、上方に立ち上がる壁部を設けた請求項2に記載の電気機器収納用箱。
  5. 規制部が、側部水切りの上端に形成された傾斜片である請求項1に記載の電気機器収納用箱。
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