JP3732129B2 - 化粧品組成物、及び、皮膚クレンジングマスクとしてのその使用 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水、ポリビニルアルコール、ビニルピロリドンコポリマー及びオイルを含む化粧品組成物、及び、皮膚のクレンジングのための、特に皮膚クレンジングマスクとしての、前記組成物の使用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
フェイスマスクタイプの製品は、化粧品分野において周知である。それらは、特に、ゲル、エマルション又はペーストの形態で存在する。このマスクタイプの様々な製法が、例えば「Cosmetic and Toiletry Formulations」第2版、Ernest W. Flick 1992等の文献に記載されている。
【0003】
これらのフェイスマスクは、おそらく、ゲルの形態のモイスチャーライジングマスクであり、クレンジングを意図したものではなく、皮膚にある程度の快適さを与えることを意図したものである。
【0004】
クレンジングマスクとして、通常、一般的にクレー(粘土)タイプの充填剤を含むエマルションの形態のもの既知である。しかしながら、これらのマスクは、皮膚に脂っぽさを与えるという不都合を有している。
【0005】
最終的に、ピーリング(peeling)によって除去可能な、ポリビニルアルコールをベースとする水性皮膜形成組成物であるマスクが存在する。顔に適用された後取り除かれるべきこれらのマスクは、乾燥して、剥がすことによって取り除かれる皮膜を生じる。乾燥時間中、該マスクの閉塞吸蔵効果によって、角質層(すなわちstratum corneum)に潤いと柔軟性をもたらすことができ、このことは、該組成物中に1つ以上の活性剤が含まれる場合での、活性剤の浸透を促進することができる。さらに、これらのマスクは、ピーリングによって除去されるとき、角質層表層の死細胞を運び去る。それらはまた、ニキビ及び吹き出物も除去する。
【0006】
しかしながら、これらのマスクのピーリング性は、しばしば、期待はずれである。なぜならば、除去されるときに、該皮膜は破れるので、マスクを剥がすことが一般に困難であるからであり、数回、ピーリングを行わなければならない。さらに、該マスクは、時折、破れやすすぎる印象を与えるために効果がないと感じられるか、又は、それとは対照的に、除去するときに苦痛を生じてその使用が不可能となるかもしれない。
【0007】
それゆえに、先行技術のそれらの欠点を有さないピールオフ(peel-off)マスクに対する要求がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
出願人は、驚くべきことに、予期せず、剥がすことによって除去が可能であり且つ皮膚クレンジングマスクとして使用可能な化粧品組成物が、ポリビニルアルコールを、ビニルピロリドンコポリマー及びオイルと組み合わせることによって得られたことを見いだした。
【0009】
つまり、本発明の目的は、水、ポリビニルアルコール、少なくとも1つのビニルピロリドンコポリマー、及び、少なくとも1つのオイルを含む化粧品組成物であって、該ポリビニルアルコールが、該組成物の総重量に対して5から25重量%の範囲の量で存在する組成物である。
【0010】
本発明の組成物は、特に、約10から20分の乾燥時間の後に全部が一度に容易に除去できるという利点を有するマスクである。その暴露時間は、気候条件によって変化する。このマスクは、皮膚に、マットさ、柔らかさ、及び汚れのなさをもたらす。加えて、先行技術の組成物と比べて、改善された安定性を示すという有利さを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の組成物は化粧品組成物であり、例えば、生理学的に許容可能な媒体、いわゆる、皮膚及び/又は粘膜(唇)に適合する媒体を含む。
【0012】
ポリビニルアルコールとしては、本発明の組成物には、様々な加水分解度及び/又は様々な粘度を有するポリマーが用いられてよい。特に、74から99%まで変化する加水分解度、及び/又は、2.6から67cps(2.6から67mPa.s)の範囲の粘度を有するポリビニルアルコールを用いることができる。ポリビニルアルコールとしては、例えば、Air Products社から市販されるAirvol(Airvol523, Airvol540)の名称の製品を挙げることができる。
【0013】
本発明の組成物中のポリビニルアルコールの量は、該組成物の総重量に対して5から25重量%、好ましくは8から20重量%の範囲である。この量が5重量%未満であるとき、得られるマスクは良好にピーリングオフされない。
【0014】
本発明の組成物中では、あらゆるタイプのビニルピロリドン(PVP)コポリマーが使用可能である。コポリマーの用語は、ここでは、ビニルピロリドンと、たった1つのタイプのモノマーとの重合から得られるポリマー、及び、ビニルピロリドンと、いくつかのタイプのモノマーとの重合から得られるポリマー、例えば、2つのタイプのモノマーとの重合から得られるターポリマー、を意味すると解される。
【0015】
前記ビニルピロリドンコポリマーは、特に、アクリル又はメタクリル酸モノマー、ビニルモノマー、及び、スチレン、ブタジエン、ヘキサデセン、エイコセン、デセン、トリアコンテン等の不飽和炭化水素から選択された1つ以上のモノマーと、ビニルピロリドンとの重合によって得ることができる。上述のように、PVPとのコポリマーは、いくつかのこれらのモノマーから得ることができる。
【0016】
アクリル又はメタクリル酸モノマーの例としては、アクリル酸、メタクリル酸、及び、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル及びメタクリル酸ジメチルアミノエチル等のそれらのエステルを挙げることができる。
【0017】
ビニルモノマーの例としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ネオデカン酸ビニル、ピバル酸ビニル、安息香酸ビニル、t−ブチル安息香酸ビニル及びビニルカプロラクタムを挙げることができる。
【0018】
本発明の組成物に特に適したコポリマーとしては、例えば、BASF社のLuviskol VA 64 Poudre 又はISP社のPVP/VA E335の名称の製品等の、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとのコポリマー(CTFA名:PVP/ VAコポリマー);ISP社のAntaron V-216の名称の製品等の、ビニルピロリドンとヘキサデセンとのコポリマー(CTFA名:PVP/ hexadecene);ISP社のCopolymer 845、Copolymer 937及びCopolymer 958の名称の製品等の、ビニルピロリドンとメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのコポリマー(CTFA名:PVP/ Dimethylaminoethyl methacrylateコポリマー)(ターポリマーであってもよい);ISP社のAntaron WP-660の名称の製品等の、ビニルピロリドンとトリアコンテンとのコポリマー(CTFA名:Tricontanyl PVP);ISP社のAntaron V-220の名称の製品等の、ビニルピロリドンとエイコセンとのコポリマー(CTFA名:PVP/ Eicoseneコポリマー);BASF社のLuviskol VAP 3431及びLuviskol VAP 343 Eの名称の製品等の、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとプロピオン酸ビニルとのターポリマー(CTFA名:PVP/ VA/ Vinyl propionateコポリマー);ISP社のCopolymer VC-713の名称の製品等の、ビニルピロリドンとビニルカプロラクタムとメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのターポリマー(CTFA名:Vinylcaprolactam/ PVP/ Dimethylaminoethyl methacrylateコポリマー);及び、それらの混合物を挙げることができる。本発明の組成物では、ビニルピロリドンコポリマー又はそのようなコポリマーの混合物を用いることができる。
【0019】
ビニルピロリドンコポリマーの量は、幅広く変化させてよい。しかしながら、この量は、そのマスクのピーリングオフ性を維持するため及びその粘着性を生じさせるためには、非常に重要なわけではないであろう。この量は、例えば、当該組成物の総重量に対して0.1から15重量%、好ましくは1から10重量%の範囲であってよい。
【0020】
本発明の組成物は、少なくとも1つのオイルを含む。それは、さらに、数種のオイルの混合物を含んでもよい。化粧品組成物に慣習的に用いられているあらゆるオイルが使用可能であり、例えば、杏仁油、ペルヒドロスクアレン、アボカド油、マカダミアナッツ油、ヒマワリ油、オリーブ油、大豆油等の植物由来のオイル;流動パラフィン等の鉱油;水素化ポリイソブテン(パーリーム油)、オクチルドデカノール、脂肪酸と脂肪アルコール(C6〜C30)とのエステル、脂肪アルコール(C4からC30、飽和及び/又は分枝状)のエーテル等の合成油;シリコーン油、特に、シクロメチコーン等の揮発性シリコーン油;フッ素化油、及び、それらの混合物である。
【0021】
本発明の好ましい実施態様では、前記オイルは、杏仁油及びペルヒドロスクアレン等の植物由来のオイル、水素化ポリイソブテン及びオクチルドデカノール等の合成油、及び、それらの混合物から選択される。
【0022】
オイルの量は、幅広く変化させてよく、例えば、当該組成物の総重量に対して0.1から30重量%、好ましくは1から20重量%、さらに好ましくは1から10重量%の範囲であってよい。
【0023】
本発明の組成物中における水の量は、例えば、当該組成物の総重量に対して50から95重量%、好ましくは55から90重量%を示してよい。
【0024】
本発明の組成物は、さらに、充填剤、活性剤、保存剤、ゲル化剤、可塑剤、抗酸化剤、溶媒、界面活性剤、香料、消臭剤、消泡剤、柔軟性を与えるための薬剤及び着色剤等の、化粧品分野における慣行的な添加物を、それらの添加物が本発明の組成物に望まれる性質に悪影響を与えない範囲で、含むこともできる。これらの多様な添加物の量は、考慮下の分野において通常用いられる量であり、例えば、当該組成物の総重量に対して0.01から25%である。
【0025】
前記の柔軟性を与えるための薬剤は、マスクのピーリングの間に柔軟性をもたらす。柔軟性を与えるための薬剤は、例えば、オキシエチレン化ポリジメチルシロキサン類、ジメチルイソソルビド及びそれらの混合物から選択することができる。本発明の特定の実施態様では、組成物は、少なくとも1つの、柔軟性を与えるための薬剤を含む。
【0026】
ゲル化剤としては、特に:
−セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース);
−キサンタン、グアー又はイナゴマメ(carob)ゴム等の天然ゴム、又は、カラギーナン類;
−Carbopol 940、951、980の名称でGoodrich社から販売されるもの、又は、Synthalen K又はSynthalen Lの名称で3V-Sigma社から販売されるもの等の、カルボマータイプのポリカルボキシビニルポリマー;
−Goodrich社からPemulenの名称で販売される、アクリレート/アルキルアクリレートコポリマー等の、アクリル酸コポリマー;
−SEPPIC社からSEPIGEL 305の名称で販売される製品(CTFA名:polyacrylamide/ C13-14 isoparaffin/ Laureth-7)、及び、HOECHST社からHOSTACERIN AMPSの名称で販売される製品(CFTA名:Ammonium polyacryldimethyltauramide)等の、ポリアクリルアミド及びアクリルアミドコポリマー;
−特に会合ポリウレタン類等の、会合ポリマー(associative polymers);
等の親水性ゲル化剤を挙げることができる。
【0027】
本発明の好ましい実施態様では、当該組成物は、少なくとも1つの溶媒を含む。溶媒又は合着剤(coalescing agent)としては、例えば、低級アルコール類、すなわち、エタノール等の1から4の炭素原子を含むもの、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、ソルビトール、ジメチルイソソルビド等のポリオール類及びそれらの誘導体、及び、それらの混合物を挙げることができる。本発明の組成物中における溶媒の量は、例えば、当該組成物の総重量に対して、1から25重量%、さらに好ましくは5から20重量%の範囲であってよい。
【0028】
界面活性剤としては、例えば、非イオン性界面活性剤、特に、ポリエチレングリコール4000(CTFA名:PEG-75)等のエチレンオキシドのポリマー(PEG)を用いることができる。本発明の組成物中における界面活性剤の量は、例えば、当該組成物の総重量に対して、0.1から10重量%、さらに好ましくは0.5から5重量%の範囲であってよい。
【0029】
本発明の組成物は、化粧品分野で慣行的に使用される活性剤を含むことができる。本発明の組成物に使用可能な活性剤としては、特に、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸又はマンデル酸等のα−ヒドロキシ酸;サリチル酸等のβ−ヒドロキシ酸とそのアシル化誘導体、2−ヒドロキシアルカン酸及びそれらの誘導体、及び文献FR-A-2581542及びEP-A-378936に記載の化合物、及び、特に、5−n−オクタノイルサリチル酸(すなわちカプリロイルサリチル酸)、5−n−デカノイルサリチル酸、5−n−ドデカノイルサリチル酸、5−n−オクチルサリチル酸、5−n−ヘプチルオキシサリチル酸又は4−n−ヘプチルオキシサリチル酸;クワ根の水−アルコール抽出物(Maruzen社のMulberry extract BG)等の植物抽出物、及び、それらの混合物を挙げることができる。
【0030】
上述のように、本発明の化粧品組成物は、特に、皮膚クレンジング製品、特に顔、顔の一部又は首のケアを意図したマスクの形態のもの、を構成することができる。これは、特に、例えば表面角質層の死細胞を除去することによって又は皮膚表面に過剰に存在する脂肪物質(例えば皮脂)を除去することによって、皮膚深くまでクレンジングするため、皮膚の調子を整えるため、それを柔軟にするため、及び/又は、続いての特定の処置を受けるように皮膚を整えるためのものである。
【0031】
本発明の目的は、また、皮膚クレンジングマスクとしての、上記組成物の化粧的使用である。
【0032】
本発明の目的は、また、上記組成物を皮膚に適用することを特徴とする、皮膚をクレンジングするための美容処理方法である。
【0033】
本発明の組成物についての以下の実施例は、例示する方法によって、制限することなく示される。それらの量は、特に記載しない限り、重量%で示す。
【0034】
【実施例】
【0035】
手順:A相を、可溶化が生じるまで、90℃で、撹拌しながら加熱した。B相をそこに加え、その混合物を、均質さが得られるまで撹拌した。混合物の温度を70℃にまで下げ、撹拌しながら、C相をそこに加えた。それから、混合物の温度を60℃にまで下げ、撹拌しながら、あらかじめグリセリン中にキサンタンガムを分散させることによって調製したD相をそこに加えた。それから、混合物の温度を25℃にまで下げ、撹拌しながら、E及びF相を続けてそこに加えた。
【0036】
得られた組成物は、マスクとして適用することができ、また、一定の曝露時間(約10分)後に剥がすことによって除去することができ、これは、滑らか且つ清潔な皮膚をもたらした。
【0037】
ピーリング( peeling )試験
約30人の消費者パネルが、本発明の実施例1のマスクと、比較例を構成するマスクとを試験した。
【0038】
【表1】
【0039】
ピーリング性は、1から15のスケールで評価した。それらの結果を以下の表に示す。
【0040】
【表2】
【0041】
この表は、本発明に従って得られたマスクが、比較例のものよりも、容易に剥がされることを示している。
【0042】
実施例2
A相
−PEG-75 1%
−保存剤 0.2%
−水 63.1%
B相
−ポリビニルアルコール 11%
C相
−オキシエチレン化ポリジメチルシロキサン 2%
D相
−グリセリン 2.7%
−キサンタンガム 0.5%
E相
−エタノール 12.5%
F相
−PVA/VAコポリマー 4%
−パーリーム油 3%
【0043】
手順は実施例1と同様である。マスクが得られ、それは、剥がすのが容易であり、且つ、皮膚を良好にきれいにした。
Claims (14)
- 水、ポリビニルアルコール、少なくとも1つのビニルピロリドンコポリマー、及び、少なくとも1つのオイルを含む化粧品組成物であって、該ポリビニルアルコールが、該組成物の総重量に対して5から25重量%の範囲の量で存在し、前記ビニルピロリドンコポリマーの量が、当該組成物の総重量に対して0.1から10重量%の範囲であり、前記水の量が、当該組成物の総重量に対して50から95重量%の範囲である組成物であり、ただし、前記化粧品組成物は保護フィルム層を含むシート状の化粧用パックではない、組成物。
- 前記ビニルピロリドンコポリマーが、アクリル又はメタクリル酸モノマー、ビニルモノマー、及び、不飽和炭化水素から選択された1つ以上のモノマーと、ビニルピロリドンとの重合によって得られることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
- 前記不飽和炭化水素が、スチレン、ブタジエン、ヘキサデセン、エイコセン、デセン、トリアコンテン及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項2記載の組成物。
- 前記ビニルピロリドンコポリマーが、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとのコポリマー、ビニルピロリドンとヘキサデセンとのコポリマー、ビニルピロリドンとメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのコポリマー、ビニルピロリドンとトリアコンテンとのコポリマー、ビニルピロリドンとエイコセンとのコポリマー、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとプロピオン酸ビニルとのターポリマー、ビニルピロリドンとビニルカプロラクタムとメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのターポリマー、及び、それらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記オイルが、植物由来のオイル、合成油及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記オイルの量が、当該組成物の総重量に対して0.1から30重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の組成物。
- さらに、1から4の炭素原子を含むアルコール、ポリオール及びそれらの誘導体、及び、それらの混合物から選択された溶媒を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の組成物。
- さらに、オキシエチレン化ポリジメチルシロキサン、ジメチルイソソルビド及びそれらの混合物から選択される、柔軟性を与えるための薬剤を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の組成物。
- さらに、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸、植物抽出物及びそれらの混合物から選択される活性剤を含むことを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の組成物。
- 皮膚クレンジング製品を構成することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物。
- マスクを構成することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物。
- ピールオフマスクを構成することを特徴とする、請求項11記載の組成物。
- 皮膚クレンジングマスクとしての、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物の、美容のための使用。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物を皮膚に適用することを特徴とする、皮膚をクレンジングするための美容処理方法。
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