JP3732017B2 - 自動車用テーブル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車用テーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用テーブル装置としては、例えば特開平7−112643号公報にて知られているようなものがある。この種のテーブル装置は、インストルメントパネルのグローブボックスを開けた際の空間上部に水平なケースを設置し、該ケース内に水平に引き出して使用するテーブルを格納している。従って、グローブボックスを開けた状態にして、テーブルを車室内側へ引き出すことにより、そのテーブル上面に、小物や食べ物を載せることができる。テーブルをグローブボックスを開けた際の空間内に設置しているのは、インストルメントパネル内における他の部位では、エアダクトや助手席用のエアバッグ装置が邪魔になり、テーブルを水平に格納できるスペースが確保できないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、水平状態で使用するテーブルを水平状態のままインストルメントパネル内に格納しなければならないため、格納できる部位が限られ、テーブルのレイアウト自由度が低くなる。
【0004】
また、テーブルを使用するたびにグローブボックスを開けなければならず、そして、開けたグローブボックスが乗員の膝に当たるため、操作性及び使用性の面で不利である。
【0005】
更に、テーブルは水平方向でのみ移動するように支持されているため、引き出したテーブルに下向き(或いは上向き)の荷重が加わると、テーブルが破損するおそれがある。
【0006】
この発明はこのような従来技術の不都合に着目してなされたものであり、テーブルのレイアウト自由度が高く、操作性及び使用性に優れ、上下方向に荷重を受けても破損しない自動車用テーブル装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、インストルメントパネルの内部に前後方向で上下に傾斜させた状態で設けられ且つ後端をインストルメントパネル表面の開口に臨ませたケースと、該ケース内に、ケース奥の収納位置から、後端を開口から車室内側に突出させた引出位置まで引き出し自在に設けられたスライダーと、該スライダーの後端に上下回動自在に取付けられ、収納位置ではスライダーと直線状になってケース内に収納されており、引出位置ではスライダーと直線状の格納位置から水平な使用位置に回動されて水平状態のまま保持可能なテーブルと、該テーブルの水平な使用位置を維持するトルクを発生させ、該トルクよりも大きな下向きの荷重が加わった場合はテーブルを使用位置よりも下側に回動させるトルク手段とを備えたものである。そして請求項2記載の発明は、ケース内奥側に設けられたプッシュ・プッシュ式のロック装置と、ケース内奥側に設けられ、スライダーを引出位置へ向け付勢する付勢手段とをさらに備え、スライダーが、ロック装置に係合自在な爪部を前面に有するものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、トルク手段が、テーブルを使用位置から下側へ回動させるために要するトルク値が、テーブルを使用位置から上方へ回動させるトルク値又は格納位置から下方へ回動させるトルク値のいずれよりも大きいトルク値に設定されているものである。
【0009】
請求項4記載の発明は、インストルメントパネルの内部に前後方向で上下に傾斜させた状態で設けられ且つ後端をインストルメントパネル表面の開口に臨ませたケースと、該ケース内奥側に設けられたプッシュ・プッシュ式のロック装置と、ケース内に、ケース奥の収納位置から、後端を開口から車室内側に突出させた引出位置まで引き出し自在に設けられ、ロック装置に係合自在な爪部を前面に有するスライダーと、ケース内奥側に設けられ、スライダーを引出位置へ向け付勢する付勢手段と、スライダーの後端に上下回動自在に取付けられ、収納位置ではスライダーと直線状になってケース内に収納されており、引出位置ではスライダーと直線状の格納位置から水平な使用位置に回動されて水平状態のまま保持可能なテーブルと、該テーブルの水平な使用位置を維持するトルクを発生させると共に、テーブルを使用位置から下側へ回動させるために要するトルク値が、テーブルを使用位置から上方へ回動させるトルク値又は格納位置から下方へ回動させるトルク値のいずれよりも大きいトルク値に設定されているトルク手段とを備えたものである。
【0010】
請求項5記載の発明は、上記のようなトルク手段が、スライダーの後端に回転不能状態で設けられたテーブル軸支用のシャフトと、該シャフトに内接するU形バネと、該U形バネをテーブルに固定するためのブラケットから構成され、前記シャフトにテーブルを引き出した直後の格納位置でU形バネに圧接する浅いカット面と、テーブルを下側に回動させて水平な使用位置にした際に圧接する深いカット面を形成したものである。そして請求項6記載の発明は、テーブルの使用位置を位置決めすると共に、テーブルを持つ操作者の手に使用位置又は格納位置を知らせる節度感を与えるクリック手段を設けたものである。
【0011】
請求項7記載の発明は、クリック手段が、シャフトに一体的に固定されたシャフト側プレートと、テーブルと一体で回動するテーブル側プレートとから構成され、両者のいずれか一方にボス部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記ボス部に係合する小孔を形成したものである。
【0012】
請求項8記載の発明は、トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端の左右両側に各々回転不能状態で設けられたテーブル軸支用の短シャフトと、テーブルの前端の左右両側に各々設けられ且つ短シャフトが貫通する支持片と、短シャフトに一体的に固定されたシャフト側プレートと、シャフト側プレートを支持片に押圧させるための皿バネ又はスプリングと、該皿バネ又はスプリングを短シャフトの先端に固定するための固定具から構成され、支持片又はシャフト側プレートのいずれか一方にボス部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記ボス部に係合する小孔を形成したものである。
【0013】
請求項9記載の発明は、トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端の左右両側に各々設けられた一対のヒンジ片のうちの一方に形成された第1異形孔と、該一対のヒンジ片間で支持されるテーブル前端の膨出部に形成された第2異形孔と、ヒンジ片間に膨出部を軸支する短シャフトと、第1異形孔内に回転不能状態で位置する第1カム部と、第2異形孔内に回転不能状態で位置する第2カム部と、第1カム部と第2カム部とを圧接させる皿バネ又はスプリングと、該皿バネ又はスプリングを短シャフトの先端に固定するための固定具から形成され、第1カム部又は第2カム部のいずれか一方に凸部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記凸部に係合する凹部を形成したものである。
【0014】
請求項10記載の発明は、トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端に設けられたテーブル軸支用のシャフトと、スライダーの後端に後向き状態で設けられたストッパと、該ストッパを後向きに付勢するスプリングと、テーブルの前端に形成され且つテーブルの使用位置又は格納位置で前記ストッパの先端と係合する係合部から構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の各実施形態間で共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0016】
図1〜図12は、この発明の第1実施形態を示す図である。自動車のインストルメントパネル1の助手席側にはグローブボックス2が設けられている。このグローブボックス2は車室内R側に回動させて内部に小物を出し入れできるようになっている。このグローブボックス2の上方におけるインストルメントパネル1の内部空間には、空調用のエアダクト3や、助手席乗員用のエアバッグ装置4が設けられている。
【0017】
そして、これらエアバッグ装置4やエアダクト3と、グローブボックス2との間に形成された空きスペースに、後側を上向きに所定の角度θ(約20°)だけ傾斜させたケース5が設置されている。ケース5をこのように傾斜させているのは、水平にするとエアバッグ装置4と干渉するからである。
【0018】
ケース5は、基本的に後端開口6を有する容器形状をしており、上面部の前側には大きめの切欠部7が形成されている。このケース5の最も奥側には、いわゆる「プッシュ・プッシュ式」のロック装置8と、「付勢手段」としてのバネ板9が設けられている。ケース5の側面には、それぞれ2本のリブの間にガイド溝10が形成されている。ケース5の後端開口6は、インストルメントパネル1の表面におけるグローブボックス2の上側領域に形成した開口11に、内側から近接状態で臨まされている。
【0019】
ケース5の内部には、ケース5奥の収納位置から、後端のヒンジ片12、13を開口11から車室内R側に突出させた状態の引出位置まで引き出し可能なスライダー14が設けられている。このスライダー14の前面には前記ケース5のロック装置8に係合自在な爪部15が設けれている。また、スライダー14の上面にはケース5の切欠部7の後端に係合する突起16が形成されている。更に、スライダー14の側面には、ケース5のガイド溝10に係合するガイドリブ17が突設されている。
【0020】
このスライダー14における両側のヒンジ片12、13には、一辺を直線状にした支持孔18が形成されている。両側のヒンジ片12、13のうち、左側のヒンジ片12は支持孔18から下部12aが分割されている。この下部12をネジ19で固定することによりヒンジ片12が形成される。
【0021】
各ヒンジ片12、13の支持孔18間にはシャフト20が設けられている。このシャフト20の両端部20aは支持孔18に合致するD形断面になっている。このシャフト20を利用してテーブル21が上下回動自在に支持されている。このテーブル21の上面には、全周に高さ5mm程度のフランジが設定されており、上の載せた小物や食べ物が落ち難いようになっている。更に、テーブル21の先端にはインストルメントパネル1の開口11に相応する形状の把手部23が設けられている。
【0022】
シャフト20の右側の端部20aには、ワッシャ24と、スプリング25と、D形孔26aを有する円形のシャフト側プレート26と、テーブル21の下面に図示せぬネジで固定されるL型に曲折され且つ円孔28aを有するテーブル側プレート28が通されている。反対側の端部20aには、皿バネ29と、シャフト側プレート26と、テーブル側プレート28が通されている。
【0023】
また、シャフト20の両端部20a以外の部分に対応するテーブル21の下面には、断面下向きコ字状をした3個のブラケット30がそれぞれネジ31により固定されており、各ブラケット30の内側にはそれぞれU形バネ32が接合されている。そして、このU形バネ32の間にシャフト20が内接状態で通されている。従って、このテーブル21は、前記の通り、シャフト20を中心に上下に回動することができる。
【0024】
そして、上記の部品のうち、シャフト20自体と、シャフト側プレート26はスライダー14と一体で、テーブル21を回動させても回転せず、ブラケット30及びU形バネ32と、テーブル側プレート28とはテーブル21と共に回動する。ワッシャ24と皿バネ29はフリーに回動する。また、前記テーブル側プレート28の円孔28aの横にはボス部33が突設されており、シャフト側プレート26にはテーブル21をスライダー14と同じ向きにした状態で所定の角度θ(ケース5の傾きと同じ角度)だけ相違する小孔34が形成されている。
【0025】
更に、シャフト20のU形バネ32に内接する部分には、図6に示すように、テーブル21をスライダー14と同じ向きにした状態(直線状にした状態)で圧接する深さd1の浅いカット面Xと、テーブル21を所定の角度θだけ下側に回動させた際に圧接する深さd2の深いカット面Yが形成されている。
【0026】
以上の構成のうち、シャフト20、ブラケット30、U形バネ32で、本実施形態の「トルク手段」が形成され、シャフト側プレート26と、テーブル側プレート28で、「クリック手段」が形成される。
【0027】
次に、この実施形態の作用を説明する。テーブル21をインストルメントパネル1内にケース5に収納した状態では、テーブル21の前端の爪部15がケース5の奥のロック装置8に係合されるため収納状態が維持される。また、この状態で、インストルメントパネル1の開口11は、同様の形をしたテーブル21の把手部23により塞がれるため見映えも良い。
【0028】
そして、テーブル21を出す場合は、その把手部23を押す。すると、プッシュ・プッシュ式のロック装置8が開いて、テーブル21の爪部15との係合が解除されるため、テーブル21はバネ板9の反発力により、車室内R側に若干突出する。次に、突出したテーブル21の把手部23を手でつかんで、スライダー14の後端のヒンジ片12、13が開口11から突出するまで、テーブル21を引っ張る。スライダー14は、ヒンジ片12、13が開口11から突出する位置まで引き出されると、図示せぬストッパ手段により、その位置でロックされる。
【0029】
テーブル21を引き出した直後は、テーブル21がスライダー14と直線状の格納位置となっているため(図7参照)、テーブル21側に固定されたU形バネ32は、シャフト20の浅いカット面Xに圧接している。従って、この浅いカット面XとU形バネ32との圧接によるトルクにより、前記状態が維持されている。
【0030】
そして、この状態からテーブル21を下側に所定の角度θだけ回動させると、U形バネ32がシャフト20の深いカット面Yに圧接して、テーブル21は水平な使用位置となる(図8参照)。このテーブル21の水平な使用位置は、深いカット面Yとの圧接によるトルクにより維持されるため、前記の浅いカット面Yとの圧接によるトルクよりも大きく、テーブル21の上面に小物や食べ物等を載せても問題ない。また、テーブル21が水平な使用位置になる時に、シャフト側プレート26の小孔34が、テーブル側プレート28のボス部33と係合し(図12参照)、水平な使用位置の位置決めが行えると共に、操作者の手に節度感を与えるため、操作者はその感触により使用位置を知ることができる。
【0031】
そして、もし、この使用位置のテーブル21に対して、それを維持するトルクよりも大きな下向きの荷重Fが加わった場合には、テーブル21は使用位置よりも下側に回動する(図9参照)。従って、テーブル21が破損することはなく、テーブル21に荷重Fを加えたものへの衝撃も緩和する。尚、使用状態から下側に可動させる場合は、U形バネ32の内面が、深いカット面Yから、何もないシャフト20の表面に移動することになり、両者の間の段差が大きいため、回動に要するトルクも大きくなる。これに対し、使用位置から上側に回動させて、テーブル21を引き出した直後の格納位置に戻す場合は、深いカット面Yから浅いカット面Xの移動となり、両者の間の段差が小さいため、回動に要するトルクも小さくなる。従って、テーブル21の下側への回動を阻止する力は強く、テーブル21がケース5と直線状になっている格納位置から水平な使用位置への回動、或いはその逆の回動は容易に行える。
【0032】
以上のように、この実施形態によれば、ケース5から車室内R側に引き出したテーブル21は上下に回動自在であるため、斜めに引き出したテーブル21でも、引き出した後に水平な使用位置にすることができる。また、テーブル21の水平な使用位置をトルク手段により確実に維持されため、テーブル21の上面に物を載せても問題ない。このように、テーブル21を収納するケース5の設置角度は水平に限定されず、インストルメントパネル1内に傾斜状態で設置することができる。そのため、従来のように、ケース5の設置位置が必ずしもグローブボックス2を開けた際の空間に限定されず、グローブボックス2以外のその他の空いているスペースを選んでテーブル21を収納することができるため、テーブル21のレイアウト自由度が高まる。
【0033】
そして、テーブル21を使用する際にグローブボックス2を開ける必要がないためテーブル21の操作性が良く、また開けたグローブボックス2が乗員に膝に当たることもないため使用性の面でも優れる。
【0034】
図13は、この発明の第2実施形態を示す図である。この実施形態では左右に貫通する長いシャフトを廃止し、左右それぞれのヒンジ片35に短シャフト36を設けた。図13は右側だけの構造を図示しているが、左側も同様である。
【0035】
この実施形態では、テーブル21の両側にスライダー14のヒンジ片35の内側に位置する支持片37をそれぞれ形成した。ヒンジ片35には長孔35aが形成され、支持片37にはその長孔35aの外径以上の直径を有する円孔37aが形成されている。支持片37の両側には、それぞれ長孔38aを有する同じ形状のシャフト側プレート38が設けられている。支持片37における円孔37aの横には、内側へ向けたボス部39が形成されており、シャフト側プレート38には、テーブル21をスライダー14と直線状にした時に対応する小孔40と、テーブル21を下側に回動して水平な使用位置にした時に対応する小孔41が形成されている。ボス部39が内側を向いているため、外側のシャフト側プレート38の小孔40、41はボス部39と係合することはなく、外側のシャフト側プレート38はワッシャ代わりに使用されているものである。また、内側のシャフト側プレート38の更に内側には高反発力を生じる皿バネ(スプリングでも可)42が設けられている。
【0036】
テーブル21の取付けに使用される短シャフト36は長孔35a、38aに相応する形状の基部43と先端のネジ部44から形成されている。そして、短シャフト36を、ワッシャ45を介してヒンジ片35の長孔35aに挿入した後、外側のシャフト側プレート38、支持片37、内側のシャフト側プレート38、皿バネ42を通してから「固定具」としてのナット46により強く締結される。従って、支持片37に対して内側のシャフト側プレート38が強く押しつけられた状態となる。この実施形態では、短シャフト36、支持片37、内側のシャフト側プレート38、皿バネ42、ナット46で、「トルク手段」と「クリック手段」の両方が構成される。
【0037】
この実施形態によれば、テーブル21をケース5から引き出した時は、ボス部39がシャフト側プレート38の一方の小孔40に係合している。そして、そのテーブル21を下側に回動させて使用位置にすると、ボス部39が他方の小孔41に皿バネ42の反発力で係合するため、この係合力に起因したトルクでテーブル21の使用位置が維持されると共に、ボス部39が小孔41と係合する際に一定のクリック効果(位置決め+節度感)が得られる。また、テーブル21に下向き荷重が加われば、ボス部39と小孔41との係合が外れ、使用位置よりも更に下側へ回動して、破損が回避される。
【0038】
図14は、この発明の第3実施形態を示す図である。この実施形態ではスライダー14の左右両側に、それぞれ所定の間隔を介した一対のヒンジ片47、48を形成した。尚、図14は左側だけの構造を図示しているが、右側も同様である。
【0039】
内側のヒンジ片48には円形の対向する両端に凸部を形成した第1異形孔49が形成されており、外側のヒンジ片47には円孔47aが形成されている。テーブル21には前記ヒンジ片47、48間に挿入する膨出部50が形成されており、該膨出部50内にも前記第1異形孔49と同じ断面の第2異形孔51が形成されている。
【0040】
短シャフト52には、前記第1異形孔49及び第2異形孔51と同じ形状の外形を有する第1カム部53と第2カム部54が予め通され、スプリング55を介して、先端溝52aに「固定具」としてのストッパリング56を締結することにより、一つの集合部品としてある。そして、この集合部品を外側のヒンジ片47の円孔47aから挿入し、テーブル21側の膨出部50の第2異形孔51を貫通させた後、内側のヒンジ片48の第1異形孔49内に差し込む。そして、外側のヒンジ片47の上面の孔57からピン58を挿入し、そのピン58を短シャフト52の細孔59に貫通させることにより、短シャフト52を固定する。このように固定した状態で、第1カム部53は第1異形孔49内に位置し、第2カム部54は第2異形孔51内に位置する。
【0041】
そして、第1カム部53には凸部53aが形成され、第2カム部54には使用位置及び格納位置に対応する凹部54aが形成されている。この実施形態では、短シャフト52、第1異形孔49、第2異形孔51、第1カム部53、第2カム部54、スプリング55、ストッパリング56で、「トルク手段」と「クリック手段」の両方が構成される。
【0042】
この実施形態によれば、テーブル21をケース5から引き出した格納位置では、凸部53aと凹部54aの一方がスプリング55の反発力で係合している。そして、そのテーブル21を下側に回動させて使用位置にすると、凸部53aが他方の凹部54aにスプリング55の反発力で係合するため、この係合力に起因したトルクでテーブル21の使用位置が維持されると共に、凸部53aが凹部54aと係合する際に一定のクリック効果が得られる。また、テーブル21に下向き荷重が加われば、凸部53aと凹部54aとの係合が外れ、使用位置よりも更に下側へ回動して、破損が回避される。尚、テーブル21を格納位置に戻す場合も、凸部53aと凹部54aとが係合して一定のクリック効果が得られる。
【0043】
図15〜図17は、この発明の第4実施形態を示す図である。この実施形態ではスライダー60の左右両側に下向きの側壁61を形成し、該側壁61の後端部62を「ヒンジ片」として、そこに支持孔62aを形成している。また、側壁61の後端部62同士は、スライダー60から下向きに形成した後壁63により連結されている。この後壁63の中央には開口63aが形成されており、該開口63aからヤジリ形状のストッパ64が後向きに突出している。このストッパ64はスプリング65にて後向きに付勢されており、該スプリング65に抗して前側へ押し戻すことができる。
【0044】
一方、テーブル66には前記側壁61間に挿入可能な幅の膨出部67が形成されいる。この膨出部67には貫通孔67aが形成されており、側壁61の支持孔62a及び膨出部67の貫通孔67aにシャフト68を通して図示せぬナットで締結することにより、テーブル66を上下回動自在に支持することができる。
【0045】
テーブル66の膨出部67には、中間及び上下に3本の「係合部」としての溝部69、70、71が幅方向に沿って形成されている。これらの溝部69、70、71には、前記ストッパ64の先端がスプリング65の付勢力により係合可能である。この実施形態では、シャフト68、ストッパ64、スプリング65、下側の溝部71で、「トルク手段」と「クリック手段」の両方が構成される。
【0046】
この実施形態によれば、テーブル66をケース5から引き出した時は、ストッパ64の先端が中間の溝部70に係合した状態になっている。そして、そのテーブル66を下側に回動させて使用位置にすると、ストッパ64が下側の溝部71にスプリング65の反発力で係合するため、この係合力に起因したトルクでテーブル66の使用位置が維持されると共に、ストッパ64が溝部71と係合する際に一定のクリック効果が得られる。また、テーブル66に下向き荷重が加われば、ストッパ64と溝部71との係合が外れ、使用位置よりも更に下側へ回動して、破損が回避される。テーブル66に上向きの荷重が加わった場合には、逆にストッパ64が上側の溝部69まで回動して係合し、テーブル66の破損が回避される。スライダー14の後端下部には、テーブル66を上側へ回動させた場合の干渉回避用としての斜面部72が形成されている。尚、溝部70、71とストッパ64の関係は逆の場合でも良く、ストッパ64側に「溝部」を形成し、テーブル66側に水平な使用位置を維持するための凸部を形成しても良く、また格納位置でテーブル66の角度を維持するための凸部を形成しても良い。
【0047】
尚、以上の説明では、ケース5の後側を上向きにした傾斜状態にしたが、インストルメントパネル1内の空きスペースに状態によっては、逆の傾斜状態にしても良い。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ケースから車室内側に引き出したテーブルは、スライダーに対して上下に回動自在であるため、ケース自体はどのような角度で設置しても、引き出した後にテーブルを使用位置にすることができる。また、テーブルの使用位置はトルク手段により確実に維持されため、テーブルの上面に物を載せても問題ない。このように、テーブルを収納するケースの設置角度は水平に限定されず、インストルメントパネル内に前後方向で上下に傾斜させた状態で設置することができる。そのため、従来のように、ケースの設置位置が必ずしもグローブボックスを開けた際の空間に限定されず、グローブボックス以外のその他の空いているスペースを選んでテーブルを格納することができるため、テーブルのレイアウト自由度が高まる。
【0049】
このように、テーブルを使用する際にグローブボックスを開ける必要がないためテーブルの操作性が良く、また開けたグローブボックスが乗員の膝に当たることもないため使用性の面でも優れる。
【0050】
更に、テーブルがスライダーの後端で上下に回動自在であるため、テーブルに対して上向き或いは下向きの大きな荷重が加わっても、テーブルがトルク手段に抗して回動するだけで、テーブルが破損することはない。
【0051】
請求項2記載の発明によれば、クリック手段が設けられているため、テーブルを回動させる際に使用位置を位置決めすることができ、また操作者はテーブルを持つ手に伝わる節度感によりテーブルの使用位置又は格納位置を知ることができる。
【0052】
請求項3記載の発明によれば、格納位置と使用位置との間に回動は容易だが、使用位置よりも下側に回動させる場合には強い力を要する。
【0053】
請求項4記載の発明によれば、シャフトの深いカット面をU形バネに圧接させることにより、テーブルの使用位置を維持するためのトルクを発生させることができる。深いカット面の下側には浅いカット面があるため、両者の段差が小さく、テーブルを使用位置から上側へ回動させる際のトルクは小さい。逆に、深いカット面の上側は単なるシャフトの表面になっているため、両者の段差は大きく、テーブルを使用位置から下側へ回動させる際のトルクは大きい。従って、テーブルの下側への回動を阻止する力は強く、テーブルがケースと直線状になっている状態から水平状態への回動、或いはその逆の回動は容易に行える。
【0054】
請求項5記載の発明によれば、シャフト側プレートとテーブル側プレートに形成したボス部と小孔が係合することによりクリック効果(位置決め+節度感)が得られる。
【0055】
請求項6記載の発明によれば、支持片と、該支持片に圧接されるシャフト側プレートに形成したボス部と小孔が係合することにより、クリック効果とトルク効果(テーブルを水平に維持するトルク発生)が得られる。
【0056】
請求項7記載の発明によれば、第1カム部と第2カム部の凸部と凹部が係合することにより、クリック効果とトルク効果が得られる。
【0057】
請求項8記載の発明によれば、ストッパと係合部が係合することにより、クリック効果とトルク効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示すインストルメントパネルの斜視図。
【図2】テーブル装置を示す斜視図。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図4】テーブルの下面のトルク手段及びクリック手段を示す分解斜視図。
【図5】図4中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図6】図5中矢示DA部分のカット面を示す拡大断面図。
【図7】テーブルの引き出し直後の格納位置を示す概略側面図。
【図8】テーブルの水平な使用位置を示す概略側面図。
【図9】テーブルを水平よりも下側に回動させた状態を示す概略側面図。
【図10】図7に相応するクリック手段を示す概略側面図。
【図11】図8に相応するクリック手段を示す概略側面図。
【図12】ボス部と小孔の係合状態を示す断面図。
【図13】この発明の第2実施形態を示す部分斜視図。
【図14】この発明の第3実施形態を示す部分斜視図。
【図15】この発明の第4実施形態を示すスライダーとテーブルの斜視図。
【図16】ストッパと溝部との係合状態を示す断面図。
【図17】スプリングとストッパと溝部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
2 グローブボックス
5 ケース
11 開口
12、13、35、47、48 ヒンジ片(後端)
14、60 スライダー
20、68 シャフト
21、66 テーブル
26、38 シャフト側プレート
28 テーブル側プレート
30 ブラケット
32 U形バネ
33、39 ボス部
34、40、41 小孔
36、52 短シャフト
46 ナット(固定具)
49 第1異形孔
50、67 膨出部
51 第2異形孔
53 第1カム部
54 第2カム部
56 ストッパリング(固定具)
64 ストッパ
69、70、71 溝部(係合部)
F 荷重
R 車室内
X 浅いカット面
Y 深いカット面
θ 所定の角度

Claims (10)

  1. インストルメントパネルの内部に前後方向で上下に傾斜させた状態で設けられ且つ後端をインストルメントパネル表面の開口に臨ませたケースと、
    該ケース内に、ケース奥の収納位置から、後端を開口から車室内側に突出させた引出位置まで引き出し自在に設けられたスライダーと、
    該スライダーの後端に上下回動自在に取付けられ、収納位置ではスライダーと直線状になってケース内に収納されており、引出位置ではスライダーと直線状の格納位置から水平な使用位置に回動されて水平状態のまま保持可能なテーブルと、
    該テーブルの水平な使用位置を維持するトルクを発生させ、該トルクよりも大きな下向きの荷重が加わった場合はテーブルを使用位置よりも下側に回動させるトルク手段とを備えたことを特徴とする自動車用テーブル装置。
  2. ケース内奥側に設けられたプッシュ・プッシュ式のロック装置と、ケース内奥側に設けられ、スライダーを引出位置へ向け付勢する付勢手段とをさらに備え、スライダーが、ロック装置に係合自在な爪部を前面に有する請求項1記載の自動車用テーブル装置。
  3. トルク手段は、テーブルを使用位置から下側へ回動させるために要するトルク値が、テーブルを使用位置から上方へ回動させるトルク値又は格納位置から下方へ回動させるトルク値のいずれよりも大きいトルク値に設定されている請求項1又は請求項2記載の自動車用テーブル装置。
  4. インストルメントパネルの内部に前後方向で上下に傾斜させた状態で設けられ且つ後端をインストルメントパネル表面の開口に臨ませたケースと、
    該ケース内奥側に設けられたプッシュ・プッシュ式のロック装置と、
    ケース内に、ケース奥の収納位置から、後端を開口から車室内側に突出させた引出位置まで引き出し自在に設けられ、ロック装置に係合自在な爪部を前面に有するスライダーと、
    ケース内奥側に設けられ、スライダーを引出位置へ向け付勢する付勢手段と、
    スライダーの後端に上下回動自在に取付けられ、収納位置ではスライダーと直線状になってケース内に収納されており、引出位置ではスライダーと直線状の格納位置から水平な使用位置に回動されて水平状態のまま保持可能なテーブルと、
    該テーブルの水平な使用位置を維持するトルクを発生させると共に、テーブルを使用位置から下側へ回動させるために要するトルク値が、テーブルを使用位置から上方へ回動させるトルク値又は格納位置から下方へ回動させるトルク値のいずれよりも大きいトルク値に設定されているトルク手段とを備えたことを特徴とする自動車用テーブル装置。
  5. トルク手段が、スライダーの後端に回転不能状態で設けられたテーブル軸支用のシャフトと、該シャフトに内接するU形バネと、該U形バネをテーブルに固定するためのブラケットから構成され、前記シャフトにテーブルを引き出した直後の格納位置でU形バネに圧接する浅いカット面と、テーブルを下側に回動させて水平な使用位置にした際に圧接する深いカット面を形成した請求項3又は請求項4記載の自動車用テーブル装置。
  6. テーブルの使用位置を位置決めすると共に、テーブルを持つ操作者の手に使用位置又は格納位置を知らせる節度感を与えるクリック手段を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車用テーブル装置。
  7. クリック手段が、シャフトに一体的に固定されたシャフト側プレートと、テーブルと一体で回動するテーブル側プレートとから構成され、両者のいずれか一方にボス部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記ボス部に係合する小孔を形成した請求項6記載の自動車用テーブル装置。
  8. トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端の左右両側に各々回転不能状態で設けられたテーブル軸支用の短シャフトと、テーブルの前端の左右両側に各々設けられ且つ短シャフトが貫通する支持片と、短シャフトに一体的に固定されたシャフト側プレートと、シャフト側プレートを支持片に押圧させるための皿バネ又はスプリングと、該皿バネ又はスプリングを短シャフトの先端に固定するための固定具から構成され、支持片又はシャフト側プレートのいずれか一方にボス部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記ボス部に係合する小孔を形成した請求項6記載の自動車用テーブル装置。
  9. トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端の左右両側に各々設けられた一対のヒンジ片のうちの一方に形成された第1異形孔と、該一対のヒンジ片間で支持されるテーブル前端の膨出部に形成された第2異形孔と、ヒンジ片間に膨出部を軸支する短シャフトと、第1異形孔内に回転不能状態で位置する第1カム部と、第2異形孔内に回転不能状態で位置する第2カム部と、第1カム部と第2カム部とを圧接させる皿バネ又はスプリングと、該皿バネ又はスプリングを短シャフトの先端に固定するための固定具から形成され、第1カム部又は第2カム部のいずれか一方に凸部を形成すると共に、他方にテーブルの使用位置又は格納位置で前記凸部に係合する凹部を形成した請求項6記載の自動車用テーブル装置。
  10. トルク手段及びクリック手段が、スライダーの後端に設けられたテーブル軸支用のシャフトと、スライダーの後端に後向き状態で設けられたストッパと、該ストッパを後向きに付勢するスプリングと、テーブルの前端に形成され且つテーブルの使用位置又は格納位置で前記ストッパの先端と係合する係合部から構成される請求項6記載の自動車用テーブル装置。
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