JP3731723B2 - 坑内搬送システム及び積荷搬出入方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の技術分野】
本発明は坑内搬送システム及び坑内搬送装置の坑内搬送方法に係わり、特に、シールド掘進機により掘削されるトンネル坑内に敷設される単一の走行路上と前記立坑との間を往復動する自走式坑内搬送装置による坑内搬送システム及び坑内搬送装置の坑内搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
シールド工法は、立坑から発進したシールド掘進機により掘削されたトンネルの内周に沿ってセグメントが組み付けられ、そのセグメントの組付けにより覆工を終了した円筒状をなすトンネル坑内に、次回以降のセグメント等の資材や掘進時に発生する掘削ズリなどを搬出入させる各種の搬送台車と、これらの搬送台車を牽引する牽引車などを備えている。
【0003】
図9に示すように、例えば土圧式シールド工法にあっては、シールド掘進機1の後方は、同シールド掘進機1の掘進に従って前方に移動する各種の後続台車を後続させている。この後続台車には、例えばシールド掘進機1の後部近傍から後続して、シールド運転台車2、パワーユニット台車3、添加材・裏込め注入台車4、ホッパー台車5、トランス台車6に続いて、第1のバッテリ機関車7aに牽引された複数台のズリ搬出台車8,…,8等が配され、更に立坑10内の底面には第2のバッテリ機関車7bに牽引された複数台のセグメント台車9,…,9が待機している。
【0004】
トンネル坑20内に敷設された走行路には所望の場所に図示せぬ退避路が設けられており、前記立坑10の内部は同じく図示を省略した複数の領域に区分されて、各種の待機場所や退避路等が構築されている。図示例によれば、前記立坑10の最下段である底面は前記台車等の走行路と同一面上にあり、中段10aには走行レールや配管材等の資材置場、中央管理室等が築造されており、その上段10bには坑内電気設備等が設置されている。
【0005】
この土圧式シールドにあって、掘進時に発生する掘削ズリはスクリュコンベヤ1aから所要数のベルトコンベヤ11を経て前記ズリ搬出台車8に積み込まれ、シールド掘進機1後方の覆工の完成したトンネル坑20内を通り後方の立坑10に運ばれたのち、同立坑10の底面に設けられたズリビット10c内に一旦移し換えられ、地上に設置された土砂搬出機13により地上に運ばれたのち、土砂ホッパー14に移され、土砂運搬トラック15により適時に輸送される。或いは、地上に設置されたクレーン12aにより前記ズリ搬出台車8をズリを積載したまま地上に搬出される場合もある。
【0006】
一方、掘削ズリの搬出作業とは逆に、地上に設置されたセグメントヤード16に貯蔵されている未施工のセグメント17は、例えば同じく地上に設置されたクレーン12bにより立坑10内に降ろされて前記セグメント台車9に積載したのち、同セグメント台車9によりシールド掘進機1後方の覆工の完成したトンネル坑20内を通ってトンネル先端の組立て場所に運ばれる。
【0007】
シールド掘進機1により1回の掘進が終了すると、未施工のセグメント17は図示せぬエレクタにより所定の位置に組立てられる。組立てられたセグメントと地山との間に裏込注入を行い、地山の沈下防止等の作業を行う。こうして、掘進・山留め、掘削ズリの搬出、セグメントの搬入・組立てなどの作業を順次繰り返すことによりシールド工法によるトンネル工事が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、一般的な立坑10の内部には、既述したごとく複数台のズリ搬出台車8やセグメント台車9等が待機する待機場所、レールや配管材等の資材置場、中央管理室や電気設備等が設置されると共に、掘削ズリを一時的に貯留するズリビット10c、複数台の各台車8,9等の退避路などが構築されている。
【0009】
このような複雑な立坑10の築造工事にあっては、狭い作業空間内で作業を行わざるを得ないため、多大な労力、手間や時間等を必要とする。しかも、前述の諸設備等を収容するには立坑10の用地を充分に確保しなければならず、その開口も必然的に大きくなり、工事費が増大すると共に全体工期を遅延させ、市街地等では立坑10の築造工事自体を困難にする場合がある。
【0010】
また、立坑10内への資材の搬送作業にあって、例えば地上に設置されたセグメントヤード16に貯蔵されている未施工のセグメント17は、同じく地上に設置されたクレーン12bにより立坑10内に吊り降ろして前記セグメント台車9上に並列に積載するため、前記立坑10の開口内に同台車9の全積載面が露呈するよう積込みスペースを充分に確保しなければならない。しかも各台車8,9の連結台数が多くなればなる程、大きな搬出スペースを必要とする。この場合に、各台車8,9の編成形態をも考慮して、既述したごときシールド掘進機1による掘進やセグメント組立て等の作業サイクルと各台車8,9の動作とを順次に、或いは併行しながら行わなければならないため、上記トンネル工事や各台車8,9による搬送作業が煩雑になりやすい。
【0011】
本発明は、かかる従来の課題を解消すべくなされたものであり、その第1の目的は各種の搬送台車の待機スペースや搬出入領域を削減して発進立坑の開口を縮小することを可能とし、同発進立坑内の構造の簡略化を図った坑内搬送システムを提供することにあり、第2の目的は各種の搬送台車による搬送作業を円滑に且つ効率的に行うことを可能にした坑内の積荷搬出入方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
前記目的は、本件請求項1に係る発明の構成をなすシールド掘進機により掘削されるトンネル坑内に敷設された単一の走行路と発進立坑との間を往復動する坑内搬送装置による坑内搬送システムであって、前記坑内搬送装置は、牽引車を挟んで切羽側に複数のセグメント台車を着脱可能に一列に連結すると共に、坑口側に複数のズリ搬出台車を着脱可能に一列に連結した列車構成を備えてなり、前記立坑は、少なくとも前記牽引車、前記セグメント台車及び前記ズリ搬出台車を各1台ごとに順次搬出入可能な開口を有し、前記開口は全ての前記ズリ搬出台車を前記立坑から搬出した状態で、前記牽引車の後退限領域と同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の1個分のセグメント積載領域とを有してなることを特徴とする坑内搬送システムにより効果的に達成される。
【0013】
上記発明にあっては、発進立坑の開口は、少なくとも前記牽引車、前記セグメント台車及び前記ズリ搬出台車を各1台ごとに順次搬出入可能な大きさが必要である。しかも、同時に前記開口には全ての前記ズリ搬出台車を前記立坑から搬出した状態で、列車構成をとる前記牽引車及び複数のセグメント台車のうち、前記牽引車の後退限領域と同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車に積載される1個分のセグメントの積載領域とが前記立坑の開口領域内に確保される必要がある。かかる最小の開口条件が整えば、立坑とトンネル坑内との間における必要な台車の走行が可能となり、しかも立坑からの資材や掘削ズリなどの効率的な搬出入が達成できる。
【0014】
前記開口から搬入された坑内搬送装置は、トンネル坑内に敷設された単一の走行路上をシールド掘進機と前記発進立坑との間を自由に往復動する。本発明の坑内搬送システムによれば、前記発進立坑の開口から掘削ズリを搬出し、未施工のセグメントを搬入する最も効率的な搬出入を実現するには、本件請求項3に係る発明が有効である。
【0015】
すなわち、前記シールド掘進機の掘進により発生した掘削ズリ等を積載したのち、複数台の前記ズリ搬出台車を前記牽引車により空のセグメント台車と共に前記坑口側に移動させたのち、前記ズリ搬出台車を前記坑口側から地上に順次搬出する。全てのズリ搬出台車を搬出したのち、前記牽引車をその後退限領域に移動させると、同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の少なくとも1個のセグメント積載面が前記立坑の開口領域内に露呈する。このセグメント台車の露呈面に未施工のセグメントを地上から積載し、例えばホイストにより順次掘進方向前方のセグメント台車へと順次移送させる。複数台の前記セグメント台車に所要個数の未施工のセグメントを積載したのち、前記牽引車により前記切羽側に移動してズリ搬出台車の搬入空間を形成して、その搬入空間に空のズリ搬出台車を外部から順次搬入して前記牽引車に連結し、牽引車を駆動して前記セグメント台車とズリ搬出台車とを、次回のシールド掘進位置まで搬送する。
【0016】
このように、本発明によれば、牽引車を挟んで切羽側に複数のセグメント台車を着脱可能に一列に連結すると共に、坑口側に複数のズリ搬出台車を着脱可能に一列に連結した列車構成により自走させることができるため、長い列車構成にもかかわらず、従来のごとく複数台の各台車の待機スペースや退避路等の搬出入領域を必要とせず、従来の発進立坑よりも開口面積を小さくすることができる。その結果、立坑の築造による労力、手間や工事費等が軽減できると共に全体工期が短縮できる。また、従来のごとく前記搬出入領域を排除して、複雑で狭い作業空間構造を有する立坑を無理なく有効に利用することができる。
【0017】
請求項2に係る発明は、前記セグメント台車の積載面を搬送方向にセグメントを順次移送する移送面としていることを特徴としている。
かかる構成に基づき、全ての前記ズリ搬出台車を前記立坑から搬出した状態で、前記牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の少なくとも1個のセグメント積載面が前記立坑の開口領域内に露呈したとき、上記立坑の開口を介して最後尾の前記積載面に1個の未施工セグメントを積載したのち、同セグメントを移送面として構成された同積載面から最前列のセグメント台車の同じ積載面に向けて移送させる。この操作を、搬入される未施工セグメントごとに順次繰り返すことにより、開口空間が狭いにもかかわず、所望数の未施工セグメントを複数台の前記セグメント台車に円滑に且つ容易に積載することができる。
【0018】
このように、前記セグメント台車の積載面自体をセグメントを搬送方向に順次移送できる移送面としているため、従来の複雑で狭い作業空間構造を有する立坑からのセグメント搬入作業と比べると、極めて狭いが単純な作業空間構造を有する立坑を無理なく有効に使用できると共に、セグメント搬入作業の効率を著しく向上させることができる。
【0019】
本発明の坑内搬送システムを採用することにより、次回以降のセグメントや掘削により発生した掘削ズリ等の積載物が効果的に搬出入される。
その代表的な方法が、上述のように請求項3に係る発明による坑内の積荷搬出入方法であって、前記シールド掘進機の掘進により発生した掘削ズリ等を積載したのち、複数台の前記ズリ搬出台車を前記牽引車により空のセグメント台車と共に前記坑口側に移動させること、複数台の前記ズリ搬出台車を前記坑口側から地上に順次搬出すること、全てのズリ搬出台車を搬出したのち、前記牽引車をその後退限領域に移動させると共に、同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の少なくとも1個のセグメント積載面を前記立坑の開口領域内に露呈させること、前記セグメント台車の露呈面に未施工のセグメントを地上から積載し、順次掘進方向前方へと順次移送すること、複数台の前記セグメント台車に所要個数の未施工のセグメントを積載したのち、前記牽引車により前記切羽側に移動してズリ搬出台車の搬入空間を形成すること、前記搬入空間に、空のズリ搬出台車を外部から順次搬入して前記牽引車に連結すること、及び牽引車を駆動して前記セグメント台車とズリ搬出台車とを、次回のシールド掘進位置まで搬送することを含んでなることを特徴とする積荷搬出入方法にある。
【0020】
かかる構成によると、掘削ズリ等を運ぶときには、複数台のズリ搬出台車を前記牽引車により空のセグメント台車と共に上記坑口まで移動させる。これとは逆に、次回以降の未施工のセグメントを運ぶときには、複数台の前記セグメント台車を空のズリ搬出台車と共に上記切羽側に移動する。
【0021】
このように、単一の走行路と発進立坑との間で上記操作を繰り返すことにより重量物を運ぶ前記牽引車は、前記ズリ搬出台車による掘削ズリ等の搬出時には複数台の前記ズリ搬出台車を空の前記セグメント台車と共に牽引し、前記セグメント台車による未施工セグメントの搬入時には複数台の前記セグメント台車を空の前記ズリ搬出台車と共に牽引する。
【0022】
従って、異なった積載物に対して、単一の走行路と発進立坑との間を往復するとき、必ず積載物の一方を積載した状態で搬送するため、単一の牽引車により効率的な搬出入作業を行うことができることに加えて、少ない動力で重量の大きい異なった積載物を積載した複数台の車両を効率的に走行させることができる。従って、前記牽引車の駆動源を小さくすることができると共に、同牽引車の小型化が顕著に達成できる。
【0023】
また、単一の走行路と発進立坑との間で上記列車構成を編成することができるため、既述したごとく限られた狭小な作業空間内であっても、同一走行路上で単純に往復動作させるだけで、掘削ズリの搬出と未施工セグメントの搬入とからなる異なる搬送作業を素早く且つ円滑に繰り返すことができ、作業サイクルの短縮化と搬出入及び掘進作業の管理も容易となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜図8は本発明の代表的な実施形態を示している。図1は同坑内搬送装置による坑内搬送システムの一例を概略的に示す全体図であり、図2は同平面図であり、図3〜図8は同坑内搬送システムによる坑内の積荷搬出入作業の手順を概略的に示す断面図である。
【0025】
図1及び図2において、符号200は図示せぬ立坑から発進した同じく図示を省略したシールド掘進機により掘削された直線や曲線線形をなすトンネル坑である。シールド掘進機が推進すると、同シールド掘進機は図1及び図2において左方である推進方向(切羽側)にトンネルを掘削していく。このシールド掘進機が1回の掘進を終了すると、新たに掘削されたトンネル坑200の部分に図示せぬエレクタにより所要数のセグメント90,…,90がリング状に組立てられる。こうして、同シールド掘進機が推進するごとに、所要数のセグメント90を順次組立てて覆工がなされたトンネル坑200が築造される。このセグメント90の組立てと同時に、組立てられたセグメント90と地山との間に裏込め注入が行われる。
【0026】
このトンネル工事にあって、本発明の特徴部をなす坑内搬送装置による坑内搬送システムが導入され、次回以降の未施工のセグメント90等の資材や掘削時に発生した掘削ズリ等を効率的に搬出する。本実施形態によれば、前記トンネル坑200の底面に敷設されたセグメント90は内周面に平坦面部90aを有しており、同平坦面部90aの中央部にはトンネル坑200の軸心に沿って連続する単一の排水用の溝部90bが形成されている。この平坦面部90aは本発明の代表的な実施形態である列車構成をとる坑内搬送装置50の走行床面90aを構成する。前記溝部90bは後述するガイドローラを案内する走行用ガイドとしての機能をもつと共に排水溝として利用される。
【0027】
前記坑内搬送装置50は、覆工を終了したトンネル坑200内に敷設された走行床面90a上に発進立坑100の坑口側から搬入され、同坑口側と上記切羽側との間を牽引車6により牽引されて往復動する各種の台車70,80により構成されている。この坑内搬送装置50は、図1及び図2に示すように牽引車60を挟んで、切羽側にセグメント90等の資材を搬送する複数台のセグメント台車70を着脱可能に一列に連結すると共に、坑口側に掘削ズリ等を搬送する複数台のズリ搬出台車80を着脱可能に一列に連結した列車構成としている。
【0028】
前記セグメント台車70は掘進方向の前部に配されており、車両本体71と同車両本体71の床部の前部、中部及び後部に取り付けられた3本の車軸部72とを備えている。各車軸部72は同一の構造を有している。各車軸部72の両端には図示せぬ軸受部を介して上記走行床面90a上を転動する走行車輪73が図示せぬ軸受けを介して転動自在に支持されている。走行車輪73はゴム製タイヤからなり、前輪73a、中輪73b及び後輪73cにより構成されている。前輪73a、中輪73b及び後輪73cの各車軸部72は、前記車両本体71に対して車幅方向の中央部の垂直軸線回りに回動自在に取り付けられている。
【0029】
前輪73a及び後輪73cの各車軸部72の下面にはそれぞれL字状をなす板状の支持部材74が一体に垂設されている。同支持部材74の先端両隅部には左右一対のガイドローラ75,75の一部を水平に遊嵌できる左右一対の遊嵌溝が形成されており、各ガイドローラ75は前記遊嵌溝の内部で垂直軸線回りで自由回転するように軸支されている。従って、各ガイドローラ75は前記支持部材74を介して前記車軸部72に直交して前後の何れか又は双方に離間して配され、前記車軸部72から偏位して取り付けられている。前記ガイドローラ75の進行に伴い、前記走行車輪73を支承する車軸部72を中心として、走行車輪73が前記車軸部72と共に回動し、各ガイドローラ75は上記トンネル坑100の溝部90bの側壁面に沿って無理なく円滑に転動する。
【0030】
前記車両本体71のセグメント積載面はローラコンベア76により構成されている。このローラコンベア76は左右一対のローラ取付片76aに複数の回転ローラ76b,…,76bの軸端を回転自在に支持している。各ローラ76bは搬送方向に所定の間隔をおいて配されており、未施工のセグメント90が後方から押されることにより複数の連結された台車上を前方へと順次移送される移送面としている。
【0031】
この構成を備えることにより、後述するように全ての前記ズリ搬出台車80を前記立坑100から搬出した状態で、牽引車60を立坑100内に後退させ、最後尾の前記セグメント台車70の少なくとも1個のセグメント積載面が前記立坑100の開口101領域内に露呈したとき、上記立坑100の開口101を介して最後尾の前記積載面に1個の未施工セグメント90を積載したのち、同セグメント90を前記ローラコンベア76により最前列のセグメント台車70の同じ積載面に向けて移送させる。
【0032】
こうして、前記セグメント台車70の積載面自体をセグメント90が搬送方向に順次移送できる移送面としているため、立坑100を最小の空間にて構成でき、しかもその狭小な立坑100の作業空間を無理なく有効に使用できるため、セグメント搬入作業が効率的に行える。
【0033】
前記セグメント台車70は一台で2個のセグメント90,90を同時に搬送できる。そのため、その車両本体71の両側縁部には2個の未施工のセグメント90を支持する左右一対のセグメント支持用パッド77を前後に二組ずつ備えている。また、本実施形態では前記セグメント90はその周方向が車両本体71の車幅方向に向けられ、外周面の中央が前記ローラコンベア76の移送面に向けられ、左右一対の前記セグメント支持用パッド77がセグメント90の左右外周面を下方から支持する。また、前記車両本体71の前後端にはそれぞれ連結器78,78が設けられている。
【0034】
最後尾の前記セグメント台車70に連結する牽引車60は運転室61aを有する車両本体61と、同車両本体61の床部の前部及び後部に取り付けられた2本の車軸部62,62とを備えている。前記車両本体61の前後端は連結器68,68を有している。前記運転室61aには速度制御用レバー66が設けられており、前記運転室61aの後部側寄りには走行用電動機67a及びバッテリ67bが搭載されている。
【0035】
前記車軸部62は上記セグメント台車70の車軸部72と実質的に同様の構造を有している。各車軸部62は前記車両本体61に対して車幅方向の中央部の垂直軸線回りに回動自在にそれぞれ取り付けられている。各車軸部62の両端にはゴム製タイヤからなる車輪63が図示せぬ軸受部を介して回転自在に支持されている。図示例にあっては、前部の車輪63aは走行輪63aであり、後部の車輪63bは駆動輪63bとされている。各車軸部62の下面にはL字状をなす支持部材64を介して左右一対のガイドローラ65,65が取り付けられている。各ガイドローラ65は車軸部62に対して前記支持部材64を介して搬送方向の前後の少なくともいずれかに偏位して配される。前記駆動輪63bと走行用電動機67aとの間はギヤ機構69を介して連結されている。前記走行用電動機67aは前記バッテリ67bに接続されており、同電動機67aの駆動力を前記駆動輪63bに伝達する。
【0036】
上記ズリ搬出台車80は、前記牽引車60を介して掘進方向の後部に配されており、掘削ズリを積載するバケット型の車両本体81と、同車両本体81の前後に配され、車両本体81に対して垂直軸線回りに回動自在に取り付けられた2本の車軸部82,82とを備えている。この車軸部82は上記セグメント台車70の車軸部72と同様の構造とされている。各車軸部82の両端には図示せぬ軸受部を介して前後にゴム製タイヤからなる一対の走行車輪83a,83bが回転自在に支持されている。前記車両本体81の前後端には連結器88がそれぞれ設けられている。各車軸部82の下面にはL字状をなす支持部材84を介して左右一対のガイドローラ85,85が車軸部82に介して搬送方向の前後の少なくともいずれかに偏位して取り付けられている。
【0037】
ところで、一般的な従来の立坑の内部には、既述したように複数台のズリ搬出台車やセグメント台車等が待機する待機場所、レールや配管材等の資材置場、中央管理室や電気設備等の付帯設備が配備されると共に、掘削により発生した掘削ズリを一時的に貯留するズリビット、積載物を運搬する各種の台車等の退避路などが構築される。
【0038】
この立坑の築造工事は狭い作業空間内で複雑な作業を行わざるを得ないため、多大な労力、手間や時間等を必要とする。しかも、前記立坑内の狭い作業空間を考慮すると、立坑の用地を充分に確保しなければならず、その開口も必然的に大きくなる。このため、立坑の築造による工事費が増大すると共に全体工期を遅延させ、市街地等では立坑の築造工事自体を困難にする場合がある。
【0039】
また、立坑内への資材の搬送作業の一例として、例えば地上に設置されたセグメントヤードに貯蔵されている未施工のセグメントは、同じく地上に設置されたクレーンにより立坑内に吊り降ろされ、セグメント台車上に複数の未施工セグメントを並列に積載するため、前記立坑の開口領域内に同台車の全積載面が露呈するよう積込みスペースを充分に確保しなければならない。これがため、各台車の連結台数が多くなればなる程、大きな搬出スペースを必要とする。
【0040】
また、シールド掘進機による掘進やセグメント組立等の作業サイクルと各台車の搬出入等の動作とを順次に、或いは併行しながら行わなければならないため、各台車の連結台数が多く、またその編成形態が長くなればなる程、上記トンネル工事と各台車の搬送作業との作業サイクルが煩雑になりやすいという不具合などがある。
【0041】
かかる従来の課題は本発明の搬送システムにより解決される。すなわち、本発明にあっては立坑100の開口101を最小にできると共に、その開口101領域内とトンネル坑90内との間を必要台数の台車を走行可能とすることができ、前記立坑100からセグメント等の資材の搬入や掘削ズリなどの搬出が効率的に達成される。
【0042】
本実施形態の発進立坑100は、図6に示すように少なくとも前記牽引車60、前記セグメント台車70及び前記ズリ搬出台車80を各1台ごとに順次搬出入可能な大きさの開口101を有している。しかも、同開口101内の領域は、全ての前記ズリ搬出台車80を前記立坑100から外部に搬出した状態で、列車構成をとる前記牽引車60及び複数のセグメント台車70のうち、前記牽引車60の後退限領域と、同牽引車60の前面に連結された最後尾のセグメント台車70に積載される1個分のセグメント90の積載領域とが少なくとも確保されている必要がある。
【0043】
以上のごとく構成された本発明の坑内搬送システムと相まって、前記発進立坑100の開口101から掘削ズリを搬出し、未施工のセグメント90を搬入する最も効率的な搬出入方法が実現される。図3〜8は坑内搬送システムによる坑内の積荷搬出入作業の手順を概略的に示している。
【0044】
いま、前記発進立坑100から発進した図示せぬシールド掘進機によりトンネル坑200を1サイクル分を掘進するとき、その後方を追走してきた坑内搬送装置50の複数台のセグメント台車70に積載されている次回以降の複数の未施工セグメント90が、各セグメント台車70から前記シールド掘進機に装備された図示せぬエレクタの近傍に降ろされる。このとき同時に、掘削により発生した掘削ズリ等が図示せぬスクリュコンベヤから同じく図示を省略した所要数のベルトコンベヤを経て前記坑内搬送装置50の後部に連結された複数台の前記ズリ搬出台車80に積み込まれる。
【0045】
図示せぬエレクタにより、新たに掘削されたトンネル坑200の内周面に沿ってセグメント90を組立てるとき、前記シールド掘進機の掘進により発生した掘削ズリ等を積載した複数台の前記ズリ搬出台車80は、図3に示すように前記牽引車60により空の前記セグメント台車70と共にトンネル坑200内を坑口側A方向に走行させる。
【0046】
最後尾の前記ズリ搬出台車80が前記立坑100の開口領域101内に進入したのち、地上に設置された図示せぬクレーンにより前記ズリ搬出台車80を掘削ズリを積載したまま前記立坑100の開口101から地上に搬出する。このズリ搬出台車80の搬出操作は、図4に示すように全てのズリ搬出台車80について順次行われる。このとき、前記牽引車60により複数台の空の前記セグメント台車70も前記坑口側に順次移動する。開口101から地上に搬出された前記ズリ搬出台車80に積載されている掘削ズリは、図示せぬ土砂搬出機等により同じく図示を省略した土砂ホッパー等に移し換えられて排土される。
【0047】
全ての前記ズリ搬出台車80が地上に搬出されたのち、図5に示すように前記牽引車60をその後退限領域へと移動させると、同牽引車60の前面に連結された最後尾のセグメント台車70は少なくとも1個のセグメント積載面を前記立坑100の開口領域101内に露呈する。ここで、図6に示すように地上に設置された図示せぬクレーンにより最後尾の前記セグメント台車70の露呈面に1個の未施工のセグメント90を積載する。
【0048】
最後尾の前記セグメント台車70の積載面に配されたローラコンベア76に載せられた前記セグメント90は後方から前方に押し出されて、同ローラコンベア76上を最前列のセグメント台車70の積載面に向けて羽側B方向に移送させる。この操作を1個の未施工セグメント90ごとに順次繰り返す。また、例えば図示せぬホイストにより順次掘進方向前方のセグメント台車70へ順次移送させることもできる。
【0049】
図7に示すごとく全てのセグメント台車70上に所要個数の前記セグメント90が積載されると、前記牽引車60により複数台の前記セグメント台車70を前記切羽側Bに所定の距離だけ移動して、立坑100内にズリ搬出台車80の搬入空間を形成する。同搬入空間に前記ズリ搬出台車80を順次搬入しながら、図8に示すごとく前記牽引車60に連結する。全てのズリ搬出台車80を前記牽引車60に連結したのち、前記牽引車60を駆動して、前記セグメント台車70と空の前記ズリ搬出台車80とを切羽側B方向に走行させ、次回のシールド掘進位置まで搬送する。
【0050】
以上の説明からも明らかなように、前記牽引車60を挟んで切羽側に複数のセグメント台車70を着脱可能に一列に連結すると共に、坑口側に複数のズリ搬出台車80を着脱可能に一列に連結して列車構成とした搬送装置50を自走させることができるため、長い列車構成にもかかわらず、従来のごとく発進立坑内に掘削ズリを一時的に貯留したり、上記ズリ搬出台車やセグメント台車の待機場所や退避路等に待機させたりする必要がないため、複数台の各台車の待機スペースや退避路等の搬出入領域を必要としない。
【0051】
その結果、従来の発進立坑よりも開口面積を極端に小さくすることができるため、立坑の築造に必要な労力や手間、工事費等が削減できると共に、全体工期が短縮できる。また、上述のごとく従来のように余分な空間領域が排除されるにも関わらず、複雑で狭い作業空間からなる立坑を無理なく有効に利用することができる。
【0052】
また、掘削ズリ等を運ぶときには、複数台の前記ズリ搬出台車80を前記牽引車60により空のセグメント台車70と共に上記坑口側Aに移動する。これとは逆に、次回以降の未施工のセグメント90を運ぶときには、複数台の前記セグメント台車70を空のズリ搬出台車80と共に上記受羽側Bに移動する。
【0053】
すなわち、重量物を運ぶ前記牽引車60は前記ズリ搬出台車80による掘削ズリ等の搬出時には複数台の前記ズリ搬出台車80を空の前記セグメント台車70と共に牽引し、また前記セグメント台車70による未施工セグメント90の搬入時には、複数台の前記セグメント台車70を空の前記ズリ搬出台車80と共に牽引する。
【0054】
このように、単一の走行路90aと発進立坑100との間を単に1台の牽引車60により効率的な搬出入作業を行うことができることに加えて、牽引車60を駆動するときには、常に異なる積載物の一方が搬送され、全ての積載物を同時に搬送することがないため、前記牽引車60の駆動源を小さくすることができると共に、同牽引車60の小型化が効果的に実現される。
【0055】
また、単一の走行路90aと発進立坑100との間で上記列車構成を編成することができるため、既述したごとく限られた狭小な作業空間内であっても、同一場所で単純な往復動作を行えば、掘削ズリの搬出と未施工セグメント90の搬入とからなる異なる作業を素早く且つ円滑に繰り返すことができることから、作業サイクルを短縮することができると共に、搬出入と掘進作業との管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である坑内搬送装置による坑内搬送システムの一例を概略的に示す全体図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同坑内搬送システムによる坑内の積荷搬出入作業の一例を示す断面図である。
【図4】図3の次の作業を示す断面図である。
【図5】図4の次の作業を示す断面図である。
【図6】図5の次の作業を示す断面図である。
【図7】図6の次の作業を示す断面図である。
【図8】図7の次の作業を示す断面図である。
【図9】従来のシールド地下設備の配置例を概略的に示す全体図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機
1a スクリュコンベヤ
2 シールド運転台車
3 パワーユニット台車
4 添加材・裏込め注入台車
5 ホッパー台車
6 トランス台車
7a,7b バッテリ機関車
8 ズリ搬出台車
9 セグメント台車
10,100 立坑
10a 中段
10b 上段
10c ズリビット
11 ベルトコンベヤ
12a,12b クレーン
13 土砂搬出機
14 土砂ホッパー
15 土砂運搬トラック
16 セグメントヤード
17,90 セグメント
20,200 トンネル坑
50 坑内搬送装置
60 牽引車
61,71,81 車両本体
61a 運転室
62,72,82 車軸部
63,73 走行車輪
63a,73a ,83a 前輪
63b 駆動輪
64,74,84 支持部材
65,75,85 ガイドローラ
66 速度制御用レバー
67a 電動機
67b バッテリ
68,78,88 連結器
69 ギヤ機構
70 セグメント台車
73b 中輪
73c,83b 後輪
76 ローラコンベア
76a ローラ取付片
76b 回転ローラ
77 セグメント支持用パッド
80 ズリ搬出台車
90a 走行床面
90b 溝部
101 開口

Claims (3)

  1. シールド掘進機により掘削されるトンネル坑内に敷設された単一の走行路と発進立坑との間を往復動する坑内搬送装置による坑内搬送システムであって、
    前記坑内搬送装置は、牽引車を挟んで切羽側に複数のセグメント台車を着脱可能に一列に連結すると共に、坑口側に複数のズリ搬出台車を着脱可能に一列に連結した列車構成を備えてなり、
    前記立坑は、少なくとも前記牽引車、前記セグメント台車及び前記ズリ搬出台車を各1台ごとに搬出入可能な開口を有し、
    前記開口は、全ての前記ズリ搬出台車を前記立坑から搬出した状態で、前記牽引車の後退限領域と同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の1個分のセグメント積載領域とを有してなる、
    ことを特徴とする坑内搬送システム。
  2. 前記セグメント台車の積載面は搬送方向にセグメントを移送可能な移送面とされてなる請求項1記載の坑内搬送システム。
  3. 請求項1記載の坑内搬送システムによる坑内の積荷搬出入方法であって、
    前記シールド掘進機の掘進により発生した掘削ズリ等を積載したのち、複数台の前記ズリ搬出台車を前記牽引車により空のセグメント台車と共に前記坑口側に移動させること、
    複数台の前記ズリ搬出台車を前記坑口側から地上に順次搬出すること、
    全てのズリ搬出台車を搬出したのち、前記牽引車をその後退限領域に移動させると共に、同牽引車の前面に連結された最後尾のセグメント台車の少なくとも1個のセグメント積載面を前記立坑の開口領域内に露呈させること、
    前記セグメント台車の露呈面に未施工のセグメントを地上から積載し、掘進方向前方へと順次移送すること、
    複数台の前記セグメント台車に所要個数の未施工のセグメントを積載したのち、前記牽引車により前記切羽側に移動してズリ搬出台車の搬入空間を形成すること、
    前記搬入空間に、空のズリ搬出台車を外部から順次搬入して前記牽引車に連結すること、及び 牽引車を駆動して前記セグメント台車とズリ搬出台車とを、次回のシールド掘進位置まで搬送すること、
    を含んでなることを特徴とする積荷搬出入方法。
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