JP3490377B2 - トンネル坑内の搬送装置 - Google Patents

トンネル坑内の搬送装置

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JP3490377B2
JP3490377B2 JP2000189984A JP2000189984A JP3490377B2 JP 3490377 B2 JP3490377 B2 JP 3490377B2 JP 2000189984 A JP2000189984 A JP 2000189984A JP 2000189984 A JP2000189984 A JP 2000189984A JP 3490377 B2 JP3490377 B2 JP 3490377B2
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清 勝沼
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寛 久保
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Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明はトンネル坑内の搬送装置
に係わり、特に、曲線走行を円滑に行うことを可能にし
たトンネル坑内の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド工法は、立坑から発進
したシールド掘進機により掘削されたトンネルの内周に
沿ってセグメントが組付けられ、そのセグメントの組付
けにより覆工を終了したトンネル坑内に、次回以降のセ
グメント等の資材や掘進時に発生する掘削ズリなどを搬
送する各種の搬送台車と、これらの搬送台車を牽引する
牽引車とを走行させるための搬送台車走行用設備が構築
される。
【0003】この搬送台車設備を使ったシールド掘削時
の後方支援工法の一例が、例えば特開平7−26900
号公報に開示されている。同公報に開示されたシールド
掘削時の後方支援工法は、シールド掘進機の掘進に伴っ
て、シールド掘進機の掘進部後方に覆工されるセグメン
トの凹状円弧をなす底部に、平坦面部を有する断面半円
形をなすプレキャストインバートを順次敷設して平坦な
走行経路を構築し、同プレキャストインバートの平坦面
部に搬送台車を自動走行させている。この搬送台車に
は、バッテリ、駆動モータ及び制御部が搭載されてい
る。更に、同搬送台車には前記走行経路に設けられた走
行指令手段であるバーコードを読み取るバーコード読取
り部が設けられており、同バーコードを読み取りなが
ら、前記制御部を介して速度制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の特開
平7−26900号公報に開示された搬送台車は、走行
経路であるプレキャストインバートの平坦面部を転動す
る前後の走行車輪を備えると共に、左右の走行車輪の間
に搬送台車本体から垂設された単一のガイド車輪を備え
ている。この単一のガイド車輪は垂直部材を介して垂直
軸線廻りを回動自在に支承され、前記排水溝の側壁面と
は所定の間隙をおいて配される。前記ガイド車輪は前記
プレキャストインバートの平坦面部に形成された排水溝
の側壁面をガイド面として転動し、前記搬送台車をトン
ネルの中心に沿って案内する。
【0005】この従来の搬送台車では、トンネルが略直
線状である場合には、前記ガイド車輪の働きにより車体
の進行方向がガイドされるため、所定の走行経路から逸
脱することなく走行する。しかしながら、単一のガイド
車輪は、前記排水溝の内外側の側壁面に左回転や右回転
の双方向の力を受けながら回動しようとするため、前記
ガイド車輪が円滑に転動せず、ガイド車輪としての機能
を失いやすい。
【0006】また、前記搬送台車には走行車輪の操舵機
構がないため、曲線状のトンネルでは滑らかに走行する
ことはできない。つまり、前記搬送台車にはセグメント
等の資材や掘削ズリなどの重量物を積載しており、曲線
状のトンネルでは、外側の走行車輪が大回りしようとし
て引きずられながら方向転換させられるため、同走行車
輪の磨耗が激しい。しかも外側の走行車輪が大回りしよ
うとするときに発生する偏向荷重をガイド車輪を介して
その支軸により全面的に受けることになる。このとき、
ガイド車輪は重量物の積載と相まって前記排水溝の外側
の側壁面に強く押し付けられて過大な力を受けることに
なる。
【0007】その結果、前記ガイド車輪の車軸はもとよ
り、特に車輪自体には必要以上の強度が要求されるよう
になる。また、前記ガイド車輪に操舵機能を十分に発揮
させようとすれば、ガイド車輪の径と前記排水溝の側壁
間のクリアランスを小さくしなければならない。そのた
め、ガイド車輪の加工精度が要求されるばかりでなく、
前記ガイド車輪は前記排水溝で転動が抑制され、排水溝
内をより大きな摩擦力をもって相対的に摺動しやすくな
る。この摺動時には、前記ガイド車輪の周面が前記排水
溝の左右側面に同時に摺接して相対的に走行するため、
抵抗が極めて大きくなり、前記走行車輪が前記排水溝に
沿って追従しにくくなるばかりではなく、前記走行車輪
と前記ガイド車輪との双方に不要な過重が作用し、双方
の車軸を短期間のうちに破壊させるおそれがある。
【0008】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、曲線走行時
における車体の方向を簡単な構造で機械的に且つ自動的
に制御することができると共に、曲線上を容易に且つ円
滑に走行することを可能にしたトンネル坑内の搬送装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本件請求項
1に係る発明は、トンネル坑内の走行車輪の走行床面に
形成された溝部をガイドとして走行し、資材や掘削土壌
類を搬送するトンネル坑内の搬送装置であって、搬送装
置本体と、車軸部の両端に回転自在に支持され、前記床
面上を転動する走行車輪と、前記溝部の左右側壁面に沿
って転動する左右一対のガイドローラとを備えてなり、
前記車軸部は前記搬送装置本体に対して垂直軸線回りに
回動自在に取り付けられ、前記ガイドローラは前記車軸
部の固設された支持部材を介して前記垂直軸線から搬送
方向の前後の少なくともいずれかに偏位して取り付けら
れてなることを特徴とするトンネル坑内の搬送装置にあ
る。
【0010】 既述したように、通常、トンネル坑が直
線上である場合には、走行車輪の方向がガイド車輪の走
行方向と合致して前記搬送装置本体は所定の走行経路を
逸脱することなく円滑に走行する。一方、前記搬送装置
本体が曲線上を走行するとき、搬送台車に操舵機能がな
いため外側の走行車輪が大きく旋回しようとして引きず
られながら方向転換するため、同走行車輪の磨耗も激し
く、しかも外側の走行車輪が大きく旋回しようとして
も、その動きをガイド車輪が規制する。このため、一般
的に従来の搬送装置にあっては、重量物の積載と相まっ
て、前記ガイド車輪は走行床面に形成された溝部の外側
の側壁面に強く押されて過大な力を受けるばかりでな
く、外側を走行する前記走行車輪に大きな摩擦力が加わ
り、両車輪ともに磨耗が激しく耐久性に問題がある。
【0011】 そこで、本発明によれば、トンネル坑内
の溝部の左右側壁面に沿って転動する左右一対のガイド
ローラが、搬送装置本体に対して垂直軸線回りに回動自
在に取り付けられた走行車輪の車軸部に、支持部材を介
して搬送方向の前後の少なくともいずれかに偏位して取
り付けられているため、溝部の側壁面に沿って転動する
2以上のガイドローラの進行に伴い、走行車輪を支承す
る車軸部中心として走行車輪が車軸部と共に回動し、
走行車輪を引きずることなく、左右のいずれかからも前
記ガイドローラに不要な力が加わらず抵抗が少なくな
り、このガイドローラは前記溝部の側壁面に沿って無理
なく円滑に転動する。
【0012】本発明にあって、上記支持部材に対するガ
イドローラの取付態様は、例えば前記車軸部の中央部に
単一の支持部材を不動に垂設して、その支持部材に所定
の間隔をあけて左右一対のガイドローラを取り付け、各
ガイドローラを前記溝部の左右側壁面に沿って転動させ
る。或いは、例えば前記車軸部の左右に一対の支持部材
を不動に垂設し、各支持部材に各ガイドローラを取り付
け、それぞれのガイドローラを前記溝部の左右側壁面に
沿って転動させるようにしてもよい。
【0013】2以上の前記ガイドローラは前記支持部材
を介して前記垂直軸線から搬送方向の前後の少なくとも
いずれかに偏位して取り付けられ、各ガイドローラの回
転中心と前記垂直軸線との間が所要の距離を隔てて設け
られているため、前記搬送装置本体が曲線上を走行する
とき、前記ガイドローラに作用する垂直軸線周りの回動
力は前記支持部材を介して大きな回転力をもって前記走
行車輪の車軸部に付与される。左右一対のガイドローラ
は、溝部の側壁面にそれぞれ独立して接触回転するた
め、前記搬送装置本体の走行時にも円滑な回転が保証さ
れ、同搬送装置本体を溝部に沿って確実にガイドする。
【0014】従って、前記搬送装置本体がトンネル坑内
を直線的に走行する場合は当然として、曲線上を走行す
る際には、前記走行車輪の向きが常に前記ガイドローラ
の走行方向と一致するように自動的に舵取りがなされ、
前記走行車輪と前記ガイドローラとを互いに同一方向に
動作させる。
【0015】更に、格別の操舵機構を不要として簡単な
構造で機械的に且つ自動的に前記走行車輪の方向を前記
ガイドローラの走行方向に容易に且つ円滑に合致させる
ことができる。同時に、前記走行車輪と前記ガイドロー
ラとの双方に加わる不要な過重を排除して、双方の車軸
の負担が軽減できる。
【0016】請求項2に係る発明は、前記走行車輪が少
なくとも前輪と後輪とを備え、前記ガイドローラが前輪
側及び/又は後輪側の各車軸部に取り付けられているこ
とにより、前記搬送装置の走行中に前記走行車輪の前輪
と後輪との双方或いは一方を直接に且つ自動的に操舵す
ることができる。前記搬送装置本体がトンネル坑内の前
記溝部からなる曲線軌道上を旋回するとき、前記走行車
輪が横滑りを生じたり、また前後の走行車輪に左右方向
の内外輪差を生じることもなく、小さな旋回半径で滑ら
かに走行させることができる。また、前記ガイドローラ
が前輪側及び後輪側の各車軸部に取り付けられていると
きには、前進時、後進時のいずれの場合においても、同
様の滑らかな走行が可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
であるトンネル坑内の搬送装置を下水道の掘削を例に挙
げて添付図面に基づき具体的に説明する。図1〜図8は
本発明の代表的な実施形態を示している。図1はトンネ
ル坑内の搬送装置の全体図であり、図2は同搬送装置で
あるセグメント台車の一例を概略的に示す側面図、図3
は図2の前面図であり、図4は同搬送装置である牽引車
の要部を正面からみた概略部分構造図、図5は図4の矢
視A方向からみた部分側面図であり、図6は図4の矢視
B方向からみた部分平面図であり、図7は同牽引車の変
形例を概略的に示す側面図であり、図8は同搬送装置で
あるズリ搬出台車の一例を概略的に示す側面図である。
【0018】これらの図において、符号10は本発明の
代表的な実施形態である搬送装置を概略的に示してい
る。同搬送装置10は、図示せぬ立坑から発進した同じ
く図示を省略したシールド掘進機により掘削された直線
や曲線線形のトンネル坑1内で資材や掘削土壌類等を搬
送する。本実施形態による搬送装置10としては、図1
に示すように、セグメント2等の資材を搬送する複数台
のセグメント台車20が掘進方向の前部に連結して配さ
れ、同じく掘削ズリ等を搬送する複数台のズリ搬出台車
30が掘進方向の後部に連結して配されており、最前部
の前記セグメント台車20と最後部のズリ搬出台車30
との間に、これらの台車20,30を牽引する牽引車4
0が配されている。
【0019】本実施形態によれば、前記トンネル坑1
は、その内周に沿って所要数のセグメント2,…,2が
リング状に組立てられ、そのセグメント2を順次組立て
ることにより覆工を行った円筒形をなす下水道が築造さ
れる。前記トンネル坑1の底面に敷設されたセグメント
2は平坦面部3を有する形状をなしており、同平坦面部
3の中央部にはトンネル坑1の軸心に沿って、連続する
単一の排水溝4が形成される。この平坦面部3は前記搬
送装置10の走行床面3とされている。前記排水溝4
は、本発明の特徴部の一部をなす後述するガイドローラ
25を案内する溝部4として効果的に利用しており、前
記搬送装置10の走行用ガイドとしての機能をも果た
す。
【0020】図2及び図3に示すように、前記セグメン
ト台車20は、搬送装置本体である車両本体21と同車
両本体21の床部の前、中、後部に取り付けられた3本
の車軸部22とを備えている。各車軸部22は同一の構
造を有しており、例えば中央部には外側に膨出するボッ
クス部22aをもつ円筒状ケーシング22bと、同ケー
シング22bに挿通されると共に、その両端を軸受けを
介して回転自在な図示せぬ支軸とを備えている。各支軸
の両端には前記走行床面3上を転動する走行車輪23が
支持されている。同走行車輪23はゴム製タイヤからな
り、前輪23a、中輪23b及び後輪23cにより構成
されている。図示例にあっては、前輪23a及び後輪2
3cの各車軸部22は、前記車両本体21に対して車幅
方向の中央部の垂直軸線回りに回動自在に取り付けられ
ている。
【0021】前記車両本体21のセグメント積載面はロ
ーラコンベアにより構成されており、このローラコンベ
アは左右一対のローラ取付片21aにセグメント移動用
の複数の回転ローラ21b,…,21bの軸端が回転自
在に支持されている。同車両本体21の両側縁部にはセ
グメント2を支持する左右一対のセグメント支持用パッ
ド21cが前後に二組ずつ備えられている。従って、こ
のセグメント台車20は一台で2個のセグメントを同時
に搬送できる。また、本実施形態では前記セグメントは
その周方向を車両本体21の車幅方向に向けられ、外周
面が前記ローラコンベアの移送面に向けられ、左右一対
の前記セグメント支持用パッド21cがセグメント2の
外周面を下方から支持する。また、前記車両本体21の
前後端には一対の連結器21d,21dがそれぞれ設け
られている。
【0022】前記車両本体21の走行車輪23の設置部
位には、図3に示すごとく左右一対の振れ止め用荷重受
部26,26が垂設され、左右一対の同荷重受部26,
26の下端部に車軸部取付用のフレーム部材27が架設
されている。前記荷重受部26は上記車軸部22の構成
部材であるケーシング22bの両側端部から上方に突設
された荷重受け台22cに弾性的に当接されており、こ
れらの走行車輪23の上下方向の振れを防止している。
同走行車輪23の各車軸部22の上記ボックス部22a
にはセンターピン28aを有するテーブル28が固着さ
れている。前記センターピン28aは図示せぬ軸受けを
介して前記フレーム部材27の中央部に回動自在に固定
され、前後左右の荷重を受けるようになっている。従っ
て、各車軸部22は前記センターピン28aを介して前
記フレーム部材27の中央部の垂直軸線回りを回動自在
とされる。
【0023】この第1実施形態にあっては、前輪23a
及び後輪23cの各車軸部22の下面にはそれぞれ前記
支持部材24を介して左右一対のガイドローラ25,2
5が取り付けられている。同ガイドローラ25は上記ト
ンネル坑1の溝部4の側壁面に沿って転動する。このガ
イドローラ25を取り付ける支持部材24は、前記セン
ターピン28aの垂直軸線上にあって、前記車軸部22
のボックス部22aから垂設された第1支持部材である
垂直軸部24aと同垂直軸部24aの下端に略水平に延
設された第2支持部材である板状のブラケット24bと
を有している。同ブラケット24bは前記車軸部22に
直交して前後の何れか又は双方に延設する。図示例にあ
っては、前記前輪23aの車軸部22に取り付けられた
ブラケット24bは前方向に向かって延びている。一
方、後輪23c側の前記ブラケット24bは後方向に向
かって延びている。
【0024】前記ブラケット24bの先端部には前記ガ
イドローラ25の一部が水平に遊嵌できる左右一対の遊
嵌溝24c,24cが形成されており、各ガイドローラ
25は同遊嵌溝24cの内部で垂直軸線回りで自由回転
するように軸支されている。第1実施形態にあっては、
前輪23aの車軸部22に取り付けられた前記ガイドロ
ーラ25は前記センターピン28aの垂直軸線から前方
向に偏位して取り付けられている。これとは逆に、後輪
23cの前記ガイドローラ25は前記センターピン28
aの垂直軸線から後方向に偏位して取り付けられてい
る。
【0025】ところで、上記トンネル坑1が直線上にあ
る場合には、ガイドローラを有する前述の従来の搬送装
置にあっても、既述したとおり走行車輪の方向は前記ガ
イドローラの走行方向と合致して前記セグメント台車は
所定の走行経路を逸脱することなく走行する。しかし
て、前記セグメント台車が曲線上を走行するとき、通
常、外側の走行車輪が大きく旋回しようとして引きずら
れながら方向転換するため、同走行車輪の磨耗が激増す
る。
【0026】しかも、外側の走行車輪が大きく旋回する
ことを前記ガイドローラが規制するため、セグメント等
の重量物の積載と相まって前記ガイドローラは上記溝部
の外側側壁面に強く押されて過大な力を受ける。これが
ため、前記ガイドローラと前記溝部とが相当の摩擦力を
もって相対的に摺動しようとする。その結果、大きな摩
擦力が加わり、前記車軸部や支持部材等を破損させると
いう不具合等がある。
【0027】これに対して、本実施形態では前記車軸部
22が前記車両本体21に対して垂直軸線回りに回動自
在に取り付けられると共に、2以上の前記ガイドローラ
25が前記車軸部22に固設された支持部材24を介し
て前記垂直軸線から搬送方向の前後の少なくともいずれ
かに偏位して取り付けられている。
【0028】すなわち、走行車輪23と左右の一対のガ
イドローラ25とが一体となって、車両本体21に対し
て垂直軸回りを自由に回転できるように構成されてい
る。左右の一対のガイドローラ25は、溝部4の左右側
壁面にそれぞれ独立して接触回転するため、車両本体2
1の走行時にも円滑な回転が保証され、車両本体21を
溝部4に沿って確実にガイドする。また、例えば前記セ
グメント台車20を旋回させるとき、前記走行車輪23
の向きも常に前記ガイドローラ25の走行方向と一致す
るように機械的且つ自動的に修正され、前記ガイドロー
ラ25が溝部4の側壁に沿って転動すると、前記走行車
輪23も前記ガイドローラ25の走行方向に追随して走
行し、自動的に操舵される。
【0029】本発明にあって、特に2以上の前記ガイド
ローラ25は前記車軸部22に固設された支持部材24
を介して前記垂直軸線から搬送方向の前後の少なくとも
いずれかに偏位して取り付けられており、各ガイドロー
ラ25の回転中心と前記垂直軸線Oとの間が所要の距離
を隔てて設けられているため、前記ガイドローラ25が
曲線状に曲がった溝部4を転動するとき、同ガイドロー
ラ25に作用する垂直軸線周りの回動力は、前記支持部
材24を介して大きな回転力をもって前記走行車輪23
の車軸部22に加わる。
【0030】このため、前記ガイドローラ25の動きに
従って前記走行車輪23を前記溝部4に沿って円滑に方
向転換させ、同走行車輪23が大きく旋回したり、また
同走行車輪23を左右に向いた状態で走行することな
く、前記ガイドローラ25と前記走行車輪23とは互い
に無理なく円滑に走行する。
【0031】従って、上記のごとき操舵機構を備えるこ
とにより、簡単な構造で機械的に且つ自動的に前記走行
車輪23の方向を前記ガイドローラ25の走行方向に容
易に且つ円滑に一致させることができる。加えて、前記
走行車輪23と前記ガイドローラ25との双方に不要な
過重が加わることなく、前記走行車輪23、前記車軸部
22や支持部材24等の負担を大幅に軽減することがで
きると共に、長期間にわたって前記車軸部22等の操舵
機構の性能を維持することができる。
【0032】図1、図4〜図6を参照すると、本発明に
係る搬送装置10の第2実施形態としての牽引車40が
示されている。上記第1実施形態では走行車輪23に本
発明の操舵機構を備えた構造であったものを、この第2
実施形態では前記操舵機構が取り付けられた前後の走行
車輪43a,43bのうち、後輪43bが駆動輪とされ
ている。一方、前輪43aは自由回転し、その操舵機構
も上記第1実施形態と実質的に同一である。なお、これ
らの図において、上記第1実施形態と実質的に同一の部
材には同じ部材名を付している。従って、これらの部材
に関する詳細な説明は省略する。
【0033】これらの図に示すごとく前記牽引車40は
運転室41aを有する車両本体41と、同車両本体41
の床部の前部及び後部に取り付けられた2本の車軸部4
2,42とを備えている。前記車両本体41の前後端は
連結器41d,41dを有している。前記運転室41a
には速度制御用レバー41bが設けられている。前記運
転室41aの後部側寄りにはバッテリ41cが搭載され
ている。
【0034】前記車軸部42も上記第1実施形態である
セグメント台車20の車軸部22と実質的に同一の構造
を備えている。各車軸部42は前記車両本体41に対し
て車幅方向の中央部の垂直軸線回りに回動自在にそれぞ
れ取り付けられている。各車軸部42の両端にはゴム製
タイヤからなる車輪43が図示せぬ軸受けを介して回転
自在に支持されている。
【0035】この第2実施形態にあっては、後部の前記
車軸部42の中央ボックス部42aに直付けされた走行
用電動機41eは上記バッテリ41cに接続されてお
り、中央ボックス部42aには走行用電動機41eの駆
動力を前記駆動輪43bに伝達する図示せぬギヤが内蔵
されている。更に本実施形態では、図示せぬ制御装置に
より、走行用電動機41eで余剰となる電気エネルギー
の一部を上記バッテリ41cに貯蔵しており、同バッテ
リ41cの消費量を軽減している。
【0036】図4〜図6に示すように、上記第1実施形
態と同様に前記駆動輪43bの車軸部42には左右一対
の振れ止め用荷重受部46,46が垂設されており、左
右一対の荷重受部46,46の下端部に車軸部取付用の
フレーム部材47が架設されている。前記荷重受部46
はケーシング42bの両側端部から上方に突設された荷
重受け台44cに弾接されている。前記ボックス部42
aにはセンターピン48aを有するテーブル48が固着
されている。前記車軸部42は前記センターピン48a
を介して前記フレーム部材47の中央部の垂直軸線回り
を回動自在に固着されている。
【0037】前記車軸部42の中央ボックス部42aの
下面には支持部材44を介してガイドローラ45が垂直
軸線回りを回転可能に軸支されている。同ガイドローラ
45は上記センターピン48aから後方に偏位して取り
付けられている。ブラケット44bの先端部には前記ガ
イドローラ45の一部が水平に遊嵌できる左右一対の遊
嵌溝44c,44cが形成されており、各ガイドローラ
45は同遊嵌溝44cの内部で垂直軸線回りで自由回転
するように軸支されている。
【0038】上記構成によれば、上記走行用電動機41
eを上記車軸部42のボックス部42aに直付けさせて
いるため、運転室41aには走行用の電動機を設置する
必要がなくなり、室内を広く且つ有効に活用できる。ま
た、前記ボックス部42a内にギヤを内蔵すると共に、
走行用電動機41eにボックス部42aに直付けするこ
とにより、上記操舵機構のユニット化を図ることがで
き、上記牽引車40の小型化が達成できる。しかも、簡
単な駆動構造で前記走行用電動機41eの動力に基づ
き、上記第1実施形態と同様に前記車両本体41を搬送
方向に上記溝部4に沿って円滑に自走させることができ
る。
【0039】図7は牽引車40の変形例を概略的に示し
ている。上記第2実施形態では前記車軸部42の中央ボ
ックス部42aに直付けされた走行用電動機41eの駆
動力を前記駆動輪43bに伝達する構造であったもの
を、この変形例では前記走行用電動機41eを運転室4
1aに設置すると共に、前記車軸部42のボックス部4
2aと走行用電動機41eとの間に伝達ギヤ機構を配し
てある。なお、同図において上記第2実施形態と実質的
に同じ部材には同一の符号と部材名を付している。従っ
て、これらの部材に関する詳細な説明は省略する。
【0040】同図に示すように、前記運転室41aの後
部側寄りには走行用電動機41e及びバッテリ41cが
搭載されている。前記車両本体41には水平軸41f及
び垂直軸41gを介して前記走行用電動機41eの駆動
力を前記駆動輪43bに伝達するギヤ機構41hが備え
られている。これにより、上記第2実施形態と同様に簡
単な構造で動力を伝達することができ、前記走行用電動
機41eの動力に基づき前記走行車輪23を搬送方向に
上記溝部4に沿って円滑に自走させることができる。
【0041】図8は、第3実施形態における搬送装置で
あるズリ搬出台車30の一例を概略的に示している。同
図において、上記第1実施形態に示した各部材に対応す
る部材に付された符号は、頭の数字「2」を「3」に統
一して使用する以外は同じであり、それぞれが実質的に
同一機能を有している。従って、これらの部材に関する
詳細な説明は省略する。
【0042】同図に示すように、上記ズリ搬出台車30
は、掘削ズリを積載するバケット型の車両本体31と同
車両本体31に対して垂直軸線回りに回動自在に取り付
けられた前後に2本の車軸部32,32とを備えてい
る。各車軸部32の両端には図示せぬ軸受けを介して前
後に一対の走行車輪33a,33bが回転自在に支持さ
れている。各走行車輪はゴム製タイヤからなる。前記車
両本体31の前後端には一対の連結器31d,31dが
それぞれ設けられている。各車軸部32の下面には上記
支持部材34を介して左右一対の上記ガイドローラ35
が取り付けられている。同ガイドローラ35は搬送方向
の前後の少なくともいずれかに偏位している。このよう
に、本実施形態における操舵機構は各種の搬送装置10
に効果的に適用できる。
【0043】図9は上記セグメント台車20の変形例を
概略的に示している。上記第1実施形態では上記車軸部
22の中央ボックス部22aに上記ガイドローラ25取
付用の単一の支持部材24を垂設した操舵機構であった
ものを、この変形例では所定の間隔をおいて一対の支持
部材24,24を車軸部22の左右に配してある。な
お、同図において上記第1実施形態と実質的に同じ部材
には同一の符号と部材名を付している。従って、これら
の部材に関する詳細な説明は省略する。
【0044】同図において、左右の前記支持部材24
は、上記振れ止め用荷重受部26とは同一垂直線上であ
って前記車軸部22の下面にそれぞれ垂設され、前記支
持部材24を介して単一のガイドローラ25がそれぞれ
取り付けられている。同ガイドローラ25は前記車軸部
22から前方向又は後方向に偏位して取り付けられてい
る。図示例によれば、前記ガイドローラ25は互いに対
向して配されており、凹凸状をなす溝部4の中央部に形
成された側壁面に沿って転動する。
【0045】この操舵機構はセグメント台車20を例に
挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、上記牽引車40やズリ搬出台車30にも適用でき
る。また、前記ガイドローラ25は各支持部材24を介
して互いに車体内側方向に対向して配されているが、互
いに車体外側方向に向いた状態で配することもできる。
【0046】図10は前記セグメント台車20の他の変
形例を概略的に示している。同図において上記第1実施
形態と実質的に同じ部材には同一の符号と部材名を付し
ている。従って、これらの部材に関する詳細な説明は省
略する。同図において、前記車両本体21のセグメント
積載面に配された左右一対のローラ取付片21aにはセ
グメント支持用部材21c−1が上記ローラコンベアの
移送方向と直交する方向に起伏自在に取り付けられてい
る。同セグメント支持用部材21c−1は車両本体21
の両側縁部に前後に二組ずつ備えられたセグメント支持
用パッド21cの前後内側に配され、セグメントの周端
面を前後方向から支持する。前記セグメント支持用部材
21c−1とセグメント支持用パッド21cとによりセ
グメントを確実に支持することができると共に、セグメ
ントの移送が安全になされる。
【0047】以上の説明からも明らかなように、本発明
に係るトンネル坑1内の搬送装置10によれば、トンネ
ル坑1内の溝部4の側壁面に沿って転動する2以上の各
ガイドローラ25,35,45が、支持部材24,3
4,44を介して車両本体21,31,41に対して垂
直軸線回りに回動自在に取り付けられた走行車輪23,
33,43の車軸部22,32,42に搬送方向の前後
の少なくともいずれかに偏位して取り付けられている。
これにより、図1に示すごとく複数台の列車構造をなす
各搬送装置10が連なり合って前記溝部4に沿って無理
なく滑らかに走行できる。
【0048】また、曲線線形に沿って走行していると
き、2以上の各ガイドローラ25,35,45の方向転
換を無理なく走行車輪23a〜23c、33a,33
b、43a,43bに伝えることができ、その結果、複
数台の各搬送装置10の向きも各ガイドローラ25,3
5,45の走行方向と合致するように順次自動的に修正
され、複数の各走行車輪23,33,43と各ガイドロ
ーラ25,35,45とを互いに同一方向に次々に動作
させることができる。
【0049】更に、各ガイドローラ25,35,45が
前輪及び後輪の双方の車軸部22,33,44に取り付
けられている場合は、各車両本体21,31,41の走
行中に前輪23a,33a,43aと後輪23b,33
b,43bとの双方を直接に且つ自動的に操舵すること
ができる。各車両本体21,31,41が上記溝部4を
旋回するとき、各走行車輪23,33,43が横滑りを
生じたり、前後の走行車輪23,33,43に左右方向
の内外輪差を生じることもなく、小さな旋回半径で円滑
に走行させることができる。なお、本発明は上記各実施
形態に限定されるものではなく、それらの実施形態から
当業者が容易に変更可能な技術的な範囲をも当然に包含
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるトンネル坑内
の搬送装置を概略的に示す全体図である。
【図2】同搬送装置であるセグメント台車の一例を概略
的に示す側面図である。
【図3】図2の前面図である。
【図4】同搬送装置である牽引車の要部を正面からみた
概略部分構造図である。
【図5】図4の矢視A方向からみた部分側面図である。
【図6】図4の矢視B方向からみた部分平面図である。
【図7】同牽引車の変形例を概略的に示す側面図であ
る。
【図8】同搬送装置であるズリ搬出台車の一例を概略的
に示す側面図である。
【図9】同セグメント台車の変形例を概略的に示してい
る。
【図10】同セグメント台車の更に他の変形例を概略的
に示している。
【符号の説明】
1 トンネル坑 2 セグメント 3 走行床面 4 溝部 10 搬送装置 20 セグメント台車 21,31,41 車両本体 21a ローラ取付片 21b 回転ローラ 21c セグメント支持用パッド 21c−1 セグメント支持用部材 21d, 31d, 41d 連結器 22,32,42 車軸部 22a,42a ボックス部 22b,42b ケーシング 22c,42c 荷重受け台 23,33,43 走行車輪 23a, 33a, 43a 前輪 23b 中輪 23c,33b 後輪 24,34,44 支持部材 24a,44a 垂直軸部 24b, 34b, 44b ブラケット 24c,44c 遊嵌溝 25 ガイドローラ 26,46 荷重受部 27,47 フレーム部材 28,48 テーブル 28a,48a センターピン 30 ズリ搬出台車 40 牽引車 41a 運転室 41b 速度制御用レバー 41c バッテリ 41e 電動機 41f 水平軸 41g 垂直軸 41h ギヤ機構 43b 駆動輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000172813 佐藤工業株式会社 富山県富山市桜木町1番11号 (73)特許権者 000230010 ジオスター株式会社 東京都文京区西片一丁目17番8号 (72)発明者 高橋 良文 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 山本 征彦 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組内 (72)発明者 武田 邦夫 東京都港区港南二丁目15番2号 株式会 社大林組内 (72)発明者 桐谷 祥治 東京都中央区日本橋本町四丁目12番20号 佐藤工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 徳行 東京都港区芝四丁目2番3号 ジオスタ ー株式会社内 (72)発明者 田中 秀樹 東京都港区芝四丁目2番3号 ジオスタ ー株式会社内 (72)発明者 勝沼 清 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会 社小松製作所内 (72)発明者 菊池 幸雄 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会 社小松製作所内 (72)発明者 久保 寛 神奈川県川崎市川崎区中瀬三丁目20番1 号 コマツエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−26900(JP,A) 実開 昭51−41886(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21F 13/02 E21D 11/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル坑内の走行車輪の走行床面に形
    成された溝部をガイドとして走行し、資材や掘削土壌類
    を搬送するトンネル坑内の搬送装置であって、 搬送装置本体と、 車軸部の両端に回転自在に支持され、前記床面上を転動
    する走行車輪と、 前記溝部の左右側壁面に沿って転動する左右一対のガイ
    ドローラとを備えてなり、 前記車軸部は前記搬送装置本体に対して垂直軸線回りに
    回動自在に取り付けられ、 前記ガイドローラは前記車軸部に固設された支持部材を
    介して前記垂直軸線から搬送方向の前後の少なくともい
    ずれかに偏位して取り付けられてなる、 ことを特徴とするトンネル坑内の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記走行車輪は少なくとも前輪と後輪と
    を備え、前記ガイドローラが前輪側及び/又は後輪側の
    各車軸部に取り付けられてなる請求項1記載のトンネル
    坑内の搬送装置。
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