JP6253094B2 - シールド掘進機の後部作業デッキ - Google Patents

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本発明は、シールド掘進機の後部作業デッキに関し、特に左右方向と上下方向に姿勢変更可能に装備し、曲進時にも左右方向の中心がトンネル中心からずれないように構成した後部作業デッキに関する。
シールド掘進機は前胴と後胴からなる胴部材を有し、後胴の内部にはセグメントを組み付けるエレクタ、組み付けたセグメントの形状を保持する形状保持装置、セグメントの組み付けに関連する作業等を行う作業者の足場となる後部作業デッキなどが装備される。
従来の通常のシールド掘進機100の後部作業デッキ101は、図7に示すように、後胴102に固定された支柱部材104から後方へ片持状に張り出すように配設されている。即ち、後胴102の前端部分の内側に環状フレーム103が固定的に装備され、この環状フレーム103に左右1対の支柱部材104が装備され、後部作業デッキ101の前端部が左右の支柱部材104に固定されて後方へ片持状に延びている。前記環状フレーム103と支柱部材 104の後側近傍部にはエレクタ105が装備され、その後方付近には形状保持装置106が装備されている。
他方、特許文献1には、第1,第2掘進機を連結してなるH&Vシールド掘進機であって、断面8字状のトンネルをスパイラル状に掘進可能なH&Vシールド掘進機が開示されている。このH&Vシールド掘進機の場合、第1,第2掘進機がスパイラル状に掘進する際に第1,第2掘進機が旋回しながら掘削する際に、各掘進機がその軸心回りに回転する関係上、第1,第2掘進機の後胴の内部に後部作業デッキが回転可能に夫々設けられている。
特開2013−133650号公報
図7に示す従来の後部作業デッキを装備したシールド掘進機の場合、シールド掘進機が曲進する場合に、掘進機後方から視て後部作業デッキは曲進方向とは反対方向に振られる。例えば、シールド掘進機が左方へ曲進した場合に後部作業デッキは掘進機後方から視て右方に振られる。そのため、後部作業デッキの左右方向中心はトンネルの中心からずれることになる。
後部作業デッキ上で作業する場合、後部作業デッキの左右方向中心とトンネルの中心とが一致していることが望ましく、前記のように曲進時に後部作業デッキが曲進方向と反対側へ振られると、後部作業デッキ上でセグメントの端部同士をボルト締結する作業などの作業性が低下する。また、下り勾配や上り勾配のあるトンネルを掘削する場合にも、後部作業デッキがトンネルの中心に対して上下にずれるため、後部作業デッキ上での作業性が低下する。
しかも、セグメントの形状保持装置等の付帯設備は、通常後部作業デッキに装備されているため、後部作業デッキの左右方向中心のトンネルの中心に対するずれが生じると、付帯設備の機能(形状保持機能等)が低下したり、操作が複雑化する等の問題が生じる。
特許文献1のH&Vシールド掘進機の後部作業デッキも、図7に示す通常の後部作業デッキと同様に、曲進時に後部作業デッキの左右方向中心がトンネルの中心からずれるため、上記と同様の問題がある。
本発明の目的は、左右方向と上下方向に自動的に姿勢変更可能なシールド掘進機の後部作業デッキを提供すること、曲進時に左右方向中心がトンネル中心からずれることのないシールド掘進機の後部作業デッキを提供することである。
請求項1のシールド掘進機の後部作業デッキは、前胴と後胴を備えたシールド掘進機の後部作業デッキにおいて、前記後部作業デッキの前端部の左右方向中央部に設けられ、前記後部作業デッキを前記後胴に固定された環状フレームに少なくとも左右方向と上下方向に回動可能に連結する1つの回動連結部と、前記後部作業デッキの後部を支持する左右1対の後部脚と、前記1対の後部脚の下端部に夫々装備され且つトンネル内面のセグメントの底部上を転動可能な左右1対のローラ部材とを備えたことを特徴としている。
請求項2のシールド掘進機の後部作業デッキは、請求項1の発明において、前記後部作業デッキの前端部に固定された左右1対の前部脚と、この1対の前部脚の下端近傍部に架着された架橋部材とを備え、前記回動連結部は、前記架橋部材の左右方向中央部を前記環状フレームに連結することを特徴としている。
請求項3のシールド掘進機の後部作業デッキは、請求項1又は2の発明において、前記後部作業デッキの後部の左右両端部に、トンネル内面のセグメントの側面に当接又は接近状に配置された鉛直軸心回りに回動自在の1対のガイドローラを設けたことを特徴としている。
請求項4のシールド掘進機の後部作業デッキは、請求項2又は3の発明において、前記左右1対の前部脚の下端部に、前記環状フレームの底部の内周面に接近状に形成された左右1対のストッパを設けたことを特徴としている。
請求項5のシールド掘進機の後部作業デッキは、請求項1〜4の何れかの発明において、断面矩形のトンネルを掘削するシールド掘進機に装備されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記のように、前記後部作業デッキの前端部の左右方向中央部を、前記環状フレームに少なくとも左右方向と上下方向に回動可能に連結する1つの回動連結部と、左右1対の後部脚と、1対の後部脚の下端部に夫々装備された左右1対のローラ部材とを備えたので、後部作業デッキが上下方向と左右方向に姿勢変更可能になり、1つの回動連結部と後部の左右1対のローラ部材で後部作業デッキが水平姿勢に保持され、直進時にも曲進時にも後部作業デッキの左右方向の中心がトンネル中心から左右方向にずれないように後部作業デッキの姿勢を適切に変更することができる。それ故、後部作業デッキ上の作業の作業性と作業能率を高めることができる。
しかも、後部作業デッキを環状フレームから後方へ片持ち状に延ばす構造ではなくなり、前端部の左右方向中央の1点と、後部の左右2点の3点で支持する構造になったため、後部作業デッキの構造強度面で有利になり、後部作業デッキを構成する諸部材の小型化を図ることができる。また、後胴を補強する支柱部材に後部作業デッキを片持ち状に連結する必要がないため、その支柱部材を小型化又は不要とすることもできる。
請求項2の発明によれば、前記のように、後部作業デッキの前端部に固定された左右1対の前部脚と、この1対の前部脚の下端近傍部に架着された架橋部材とを設け、前記回動連結部は、架橋部材の左右方向中央部を前記環状フレームに連結する。このように、後部作業デッキより上側に支柱が無い構造となっているため、当該部分に機器を配置し易い。
請求項3の発明によれば、後部作業デッキの後部の左右両端部に、トンネル内面のセグメントの側面に当接又は接近状に配置された鉛直軸心回りに回動自在の1対のガイドローラを設けたため、直進時にも曲進時にも、左側又は右側のガイドローラがトンネル内面のセグメントの側面に当接又は接近し、後部作業デッキの左右方向中心が常時トンネルの中心からずれないように自動的に姿勢変更がなされる。
請求項4の発明によれば、前記左右1対の前部脚の下端部に、前記環状フレームの底部の内面に接近状に形成した左右1対のストッパを設けたため、後部作業デッキが左方又は右方へ大きく傾いた際に、後胴とストッパとが接触し、後部作業デッキの姿勢を維持し易い。
請求項5の発明によれば、断面矩形のトンネルを掘削するシールド掘進機に装備される後部作業デッキであり、後部作業デッキの左右方向中心がトンネルの中心からずれないため、トンネルの上面のコーナー付近のセグメントの組み付けに付随するボルト締結等の作業も円滑に確実に行うことができる。
本発明の実施例に係るシールド掘進機の縦断面図である。 前記シールド掘進機の後部作業デッキの平面図である。 図1のIII −III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図1のV−V線断面図である。 曲進時の図2相当図である。 従来のシールド掘進機の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本実施例は、矩形断面のトンネルを掘削するシールド掘進機に本発明の後部作業デッキを適用した場合の一例であり、この後部作業デッキについて、図1〜図6に基づいて説明する。尚、以下の説明において、トンネル掘進方向を前方、この前方に向って左右方向を左右方向として説明する。
図1に示すように、シールド掘進機1は、前胴2aと後胴2bを含む胴部材2と、この胴部材2の前端側に装備されたカッターヘッド3と、カッターヘッド3の後側且つ前胴2aの前端部分の内側のカッターチャンバー4と、複数のシールドジャッキ5と、前胴2a内に装備された種々の機器(複数の中折れジャッキ、複数のカッター駆動モータを含むカッター旋回駆動機構、掘削した土砂や岩石片を排出する排土手段又は排泥手段等々)と、後胴2bの前端部の内面に沿うように固定された環状フレーム6と、後胴2bの内部とその後方側領域に配設された後部作業デッキ20などを備えている。
更に、上記シールド掘進機1は、環状フレーム6の後方近傍に配設された旋回リング7であって複数のローラにより回転自在に支持された旋回リング7と、この旋回リング7を回転駆動する回転駆動手段(図示略)と、旋回リング7に装備されたエレクタ8であってトンネルTの内面にセグメントSを覆工するエレクタ8と、このエレクタ8の後側近傍において1リング分のセグメントSの内周面を押圧用枠状体10Aを介して押圧することでセグメントSの形状を保持する形状保持装置10等を備えている。
図4に示すように、形状保持装置10の押圧用枠状体10Aは4つの押圧部材11〜14で構成され、押圧用枠状体10Aの左右幅を拡大、縮小するための上下1対の第1拡縮機構15と、押圧用枠状体10Aの上下幅を拡大、縮小するための左右1対の第2拡縮機構16も設けられている。
このシールド掘進機1は、矩形断面のトンネルTを掘削するもので、カッターヘッド3は矩形断面のトンネル掘削用の特殊構造のものであり、胴部材2は断面矩形(但し、4つの角部に丸みがある)のものである。
図1〜図3に示すように、後部作業デッキ20は、デッキ構造21と、左右1対の前部脚22と、これら前部脚22の下端部に形成された1対のストッパ22aと、1対の前部脚22の下端近傍部に架着された架橋部材23と、架橋部材23の左右方向中央部を環状フレーム6に連結する回動連結部24と、左右1対の後部脚25と、左右1対のローラ部材26と、左右1対のガイドローラ27とを備えている。
前記デッキ構造21は、トンネルTの内部空間の中段高さ位置に水平に配設されている。このデッキ構造21は、トンネルTの左右幅の約1/3の幅の中央部デッキ21aと、中央部デッキ21aの後部側約2/3部分の左右両側に一体的形成されて左右両側へ張り出した張出しデッキ21bとを有する。各張出しデッキ21bの左右幅は中央部デッキ21aの左右幅の約1/2である。デッキ構造21は、H型鋼からなる複数の骨部材と、デッキ構造21の上面の全面を覆う滑り止め鋼板又はエキスパンドメタルとで構成されている。
図2に示すように、複数の骨部材は、例えば、中央部デッキ21aの左右両端の第1骨部材31と、これら第1骨部材31の前部と後端部を連結する3本の第2,第3,第4骨部材32,33,34と、左右の張出しデッキ21bの外端部の第5骨部材35と、左右両側において第1,第5部材骨31,35を連結する3本の第6,第7,第8骨部材36,37,38 とを有する。例えば、第1骨部材31と第4骨部材34と第8骨部材38は、深さの大きなH型鋼で構成され、その他の骨部材は深さの小さなH型鋼で構成されている。
図1,図3に示すように、左右1対の前部脚22は、中央部デッキ21aの前端の左右両端部に固定されて下方へ環状フレーム6の内周面近傍まで鉛直に延び、1対の前部脚22の下端部には環状フレーム6の内周面に接近状に位置する1対のストッパ22aが形成され、これらストッパ22aの下端と環状フレーム6の内周面との間には小さな隙間(例えば、約5〜10cm程度の隙間)が形成されている。そして、前記1対の前部脚22の下端近傍部に左右方向向きの水平な架橋部材23が架着されている。
前記回動連結部24は、後部作業デッキ20の前端部の左右方向中央部を、後胴2bに固定された環状フレーム6に少なくとも左右方向と上下方向に回動可能に連結するものであり、十文字状の連結軸部材を有する自在継手と同様の構造に構成されている。この回動連結部24は、架橋部材23の左右方向中央部を環状フレーム6に連結するように設けられている。
図1,図2,図5に示すように、左右1対の後部脚25は、後部作業デッキ20の後部を支持するものであり、1対の後部脚25は、その上端が左右の張出しデッキ21bの後端の第8骨部材38の左右方向中央部の下面に固着されて鉛直に下方へ、トンネル内面のセグメントSの底部の上面近くまで延びている。 左右1対のローラ部材26は、1対の後部脚25の下端部に夫々装備され且つトンネル内面のセグメントSの底部上を前後方向に転動可能に構成されている。ここで、左右1対のローラ部材26を、例えばキャスター輪と同様のローラ部材に構成して、セグメントSの底部上を前後方向を含む種々の方向に転動可能に構成してもよい。
各後部脚25の下端に角筒状のローラ支持金具26aが固定され、各ローラ部材26は、ローラ支持金具26aに左右方向向きの水平な軸部材26bを介して回転可能に装着されている。尚、ローラ部材26は、金属、合成樹脂、硬質ゴム等で構成される。
後部作業デッキ20の後部の左右両端部に、1対のガイドローラ27が設けられており、トンネル内面のセグメントSの側面に当接させて配置され且つ鉛直軸心回りに回動自在のものである。左右の第5骨部材35の後端部の外面に外側へ水平に所定長さ突出する突出部材27aが夫々設けられ、各突出部材27aに角筒状のローラ支持金具27bが固定され、各ガイドローラ27は、ローラ支持金具27bに鉛直な軸部材27cを介して回転可能に装着されている。尚、ガイドローラ27は、トンネル内面のセグメントSの側面に近接状に配置してもよい。また、ガイドローラ27は、金属、合成樹脂、硬質ゴム等の何れか1又は複数の材料で構成される。
上記のシールド掘進機1の後部作業デッキ20の作用、効果について説明する。
後部作業デッキ20の前端部の左右方向中央部を、環状フレーム6に少なくとも左右方向と上下方向に回動可能に連結する1つの回動連結部24と、左右1対の後部脚25と、1対の後部脚25の下端部に夫々装備された左右1対のローラ部材26とを備えたので、後部作業デッキ20が上下方向と左右方向に姿勢変更可能になり、1つの回動連結部24と後部の左右1対のローラ部材26で後部作業デッキ20が3点支持にて水平姿勢に保持され、直進時にも図6に示す曲進時にも後部作業デッキ20の左右方向の中心がトンネル中心から左右方向にずれないように後部作業デッキ20の姿勢を適切に変更することができる。それ故、後部作業デッキ20上の作業の作業性と作業能率を高めることができる。
しかも、環状フレーム6に固定した支柱部材から後部作業デッキ20を後方へ片持ち状に延ばす構造ではなく、後部作業デッキ20の前端部の左右方向中央の1点と、後部の左右2点の3点で支持する構造になったため、後部作業デッキ20の構造強度面で有利になり、後部作業デッキ20を構成する骨部材31〜38の小型化を図ることができる。また、後胴2bを補強する支柱部材に後部作業デッキ20を片持ち状に連結する必要がないため、その支柱部材を小型化又は不要とすることができる。
後部作業デッキ20の前端部に固定された左右1対の前部脚22と、この1対の前部脚22の下端近傍部に架着された架橋部材23とを設け、回動連結部24は、架橋部材23の左右方向中央部を環状フレーム6に連結する。
そのため、後胴2bの内周付近に配置した環状フレーム6に回動連結部24を介して後部作業デッキ20を連結することができるから、後胴2b内空間の中段領域に後部作業デッキ20を連結するための支柱部材等を配置する必要がない。このように、後部作業デッキより上側に支柱が無い構造となっているため、当該部分に機器を配置し易い。
後部作業デッキ20の後部の左右両端部に、トンネル内面のセグメントSの側面に当接状に配置された鉛直軸心回りに回動自在の1対のガイドローラ27を設けたため、直進時にも、図6に示す曲進時にも、左側又は右側のガイドローラ27がトンネル内面のセグメントの側面に当接するため、後部作業デッキ20の左右方向中心が常時トンネルTの中心からずれないように自動的に姿勢変更がなされる。
左右1対の前部脚22の下端部に、環状フレーム6の底部の内周面に接近状に配設した左右1対のストッパ22aを設けたため、後部作業デッキ20の前部が左方又は右方へ傾くのを防止することができる。
断面矩形のトンネルTを掘削するシールド掘進機1に装備される後部作業デッキ20であり、後部作業デッキ20の左右方向中心がトンネルTの中心からずれないため、トンネルTの上面の左右のコーナー付近のセグメントの組み付けに付随するボルト締結等の作業も円滑に確実に行うことができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1)本発明の後部作業デッキ20は、断面円形のトンネルを掘削するシールド掘進機にも同様に適用することができる。
2)前部脚22と架橋部材23とを省略し、デッキ構造21の前端の左右方向中央部を環状フレーム6に設けた支柱部材に左右方向と上下方向に回動可能に連結する回動連結部を設けてもよい。
3)後部作業デッキ20の構造や平面視の形状は、前記実施例のものに限定されるものではなく、種々の構造や形状の後部作業デッキに本発明を適用することができる。
4)ガイドローラ27は、デッキ構造21の後端部に限らず、デッキ構造21の後部(後半部)の左右両端部に設ければよい。
5)前記ガイドローラ27をセグメントSの側面に当接状に配置する場合には、ガイドローラ27を左右方向へ小ストローク可動に装備して圧縮スプリングにより弾性付勢する構造にしてもよい。この場合、セグメントSの組み付け誤差やセグメントSの内側への変形に対処可能である。
6)前記ガイドローラ27はセグメントSの側面に所定の隙間を空けて近接する状態に設けることもできる。この場合、セグメントSの組み付け誤差やセグメントSの内側への変形に対処可能である。
7)その他、当業者であれば、前記実施例に種々の変更を付加した形態で本発明を実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、トンネルを掘削する種々のシールド掘進機に適用可能な後部作業デッキを提供するものである。
1 シールド掘進機
2a 前胴
2b 後胴
6 環状フレーム
20 後部作業デッキ
22 前部脚
22a ストッパ
23 架橋部材
24 回動連結部
25 後部脚
26 ローラ部材
27 ガイドローラ

Claims (5)

  1. 前胴と後胴を備えたシールド掘進機の後部作業デッキにおいて、
    前記後部作業デッキの前端部の左右方向中央部に設けられ、前記後部作業デッキを前記後胴に固定された環状フレームに少なくとも左右方向と上下方向に回動可能に連結する回動連結部と、
    前記後部作業デッキの後部を支持する左右1対の後部脚と、
    前記1対の後部脚の下端部に夫々装備され且つトンネル内面のセグメントの底部上を転動可能な左右1対のローラ部材とを備えたことを特徴とするシールド掘進機の後部作業デッキ。
  2. 前記後部作業デッキの前端部に固定された左右1対の前部脚と、この1対の前部脚の下端近傍部に架着された架橋部材とを備え、
    前記回動連結部は、前記架橋部材の左右方向中央部を前記環状フレームに連結することを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機の後部作業デッキ。
  3. 前記後部作業デッキの後部の左右両端部に、トンネル内面のセグメントの側面に当接又は接近状に配置された鉛直軸心回りに回動自在の1対のガイドローラを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド掘進機の後部作業デッキ。
  4. 前記左右1対の前部脚の下端部に、前記環状フレームの底部の内周面に接近状に形成された左右1対のストッパを設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のシールドの後部作業デッキ。
  5. 断面矩形のトンネルを掘削するシールド掘進機に装備されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のシールド掘進機の後部作業デッキ。
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